2023/09/23 試合結果

2023年9月23日 『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 仙台大会』

『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 仙台大会
9月23日(土・祝)アズテックミュージアム仙台産業展示館(観衆433人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

6分1秒
雷の如く→片エビ固め

水森由菜

◆シングルマッチ 15分1本勝負
ジュリア

6分45秒
STF

HANAKO

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

8分7秒
ネックハンギングボム→エビ固め

コグマ
星来芽依 飯田沙耶●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○羽南

7分18秒
バックドロップホールド

マライア・メイ
岩谷麻優 月山和香●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

13分51秒
ラリアット→片エビ固め

スターライト・キッド
○MIRAI 琉悪夏●
朱里 刀羅ナツコ

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<10点>

15分00秒
時間切れ引き分け

白川未奈<9点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鈴季すず<10点>

11分35秒
ジャーマンスープレックスホールド

葉月<8点>

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

6分1秒
雷の如く→片エビ固め

水森由菜

 9・20大阪で突然ジュリアのSTRONG女子王座に挑戦を表明した壮麗亜美。ジュリアは実績不足を指摘し拒否したものの、後日101後楽園でのタイトル戦が決定した。当初は林下詩美vs壮麗亜美vs水森由菜の3WAYマッチが発表されていたが、詩美の負傷欠場によりカードがシングルマッチに変更された。これはある意味で壮麗にとっては好都合でもある。パワーある水森を相手にストロングな試合を見せつけ、王者ジュリアをその気にさせるか?

 試合前、ストロング女子王者のジュリアが本部席に陣取り壮麗を見つめる。ジュリアに気づいた壮麗が水森と対峙しロックアップ。ともにショルダーをぶつけ合い、水森が連発。しかし壮麗が打ち勝ち水森を吹っ飛ばす。押さえ込む壮麗を反転し水森が丸め込みの連続。アームホイップを壮麗がこらえると水森はカニばさみからクロスボディーアタック、ランニングボディープレス、サマーソルトドロップ。壮麗が返すと、水森が「60.4キロ」ダイビングボディープレス。壮麗が返すとエルボーの打ち合い。壮麗がカウンターでラリアットを放ち逆エビ固め。水森がエスケープすると、壮麗はストンピング、エアプレーンスピンからマットに叩きつける。壮麗は「決めるぞ!」と叫んでバックを取る。水森が抜け出しラリアット。壮麗が返すと、水森はラリアット。壮麗がカットしブレーンバスター、ラリアット。しかし水森が返してみせる。壮麗は水森を引き起こしブルーサンダー。カバーにはいかず、雷の如くを決める。壮麗はジュリアを見つめながらカバー。3カウントが入り、壮麗が水森をフォールした。壮麗がジュリアにおそいかかり乱闘。HANAKOが割って入るとジュリアがクレームをつける。HANAKOはそのままリングに上がり、今日の対戦相手、私だろうがよ。上がってこい!」

そのまま第2試合のゴングが打ち鳴らされた。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
ジュリア

6分45秒
STF

HANAKO

 当初はテクラを交えたトリオを結成する予定だったジュリアとHANAKOがシングルマッチで対戦。林下詩美の欠場によりカードが変更になった形だが、HANAKOにとってはジュリアの胸を借りる絶好の機会。ジュリア相手にどこまで爪跡を残せるか。また、ジュリアにとっては3日前の大阪大会でAZMに不覚を取ったばかり。5★STAR GP連覇に向けてAZM戦の黒星を払拭したい。

 第1試合の流れから試合がスタート。HANAKOがエルボー連打。ジュリアが丸め込みから腕を固める。ジュリアは「壮麗はどこいったよ?」。壮麗がリングサイドで試合を見守る。ジュリアはフライングメイヤーからコーナーに追い込みストンピング連打。HANAKOが向かっていくとジュリアはドロップキック。HANAKOがエルボー連打、ジュリアがやり返し突進。読んでいたHANAKOが向かっていくがジュリアがドロップキック。HANAKOはジュリアをキャッチし前方に叩きつける。ジュリアが返すと、HANAKOはブレーンバスター、エルボー連打。ジュリアが受けて立ちエルボー一発で吹っ飛ばすと串刺しエルボーアタック。2発目狙いにHANAKOがショルダータックル、串刺しビッグブーツ、ブレーンバスターで強引に叩きつける。ジュリアが返すと、HANAKOが逆エビ固め。ジュリアは「絞ってこい」と挑発。ジュリアが腕立てで返してエスケープ。HANAKOがストンピング連打からフィニッシュを宣言しアルゼンチン。ジュリアが切り返しスリーパー。HANAKOが前方に叩きつけるがジュリアが丸め込む。HANAKOが返すとジュリアがドロップキック、DDT。片足でのカバーをHANAKOが返す。ジュリアはフィニッシュを宣言してコーナーからミサイルキック投下。しかしHANAKOが返してみせる。するとジュリアはSTFへ。HANAKOがギブアップしジュリアの勝利となった。試合後、壮麗がリングに上がりジュリアに張り手を連打。ジュリアがやり返してエルボー、ストンピング連打。ジュリアはSTRONG女子を壮麗に誇示してリングを下りた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

8分7秒
ネックハンギングボム→エビ固め

コグマ
星来芽依 飯田沙耶●

 STARSのコグマ&飯田沙耶組と星来芽依&メーガン・ベーン組がタッグ対戦。鹿島沙希の保持するハイスピード王座挑戦が決まっている星来と元王者のハイスピードジニアス、コグマとの対戦は星来の調子を見るうえでも注目される。また、身体のサイズこそ異なるものの、飯田とメーガンのパワー勝負も見どころのひとつだ。

 コグマと星来の先発でスタートしハイスピードの攻防。飯田が入り星来に連係攻撃、ドロップキックの挟み撃ち。飯田が星来にエルボードロップ。メーガンがタッチを求めると飯田が阻止するが、同時に吹っ飛ばされる。コグマが星来にフットスタンプ。星来が返すと、コグマが串刺しボディーアタック、ガンスタン、DDT。メーガンがカットに入りコグマを投げ捨てる。メーガンは星来の手を引いてタッチ。正式にリングインするとエルボーでコグマを吹っ飛ばし担ぎ上げる。飯田がコーナーからダイブするがメーガンは2人まとめてバックフリップ。片足カバーをコグマが返すと、メーガンが引き起こしてコグマを振り回す。コグマはメーガンの突進をかわすがエプロンに送り出される。コグマはミサイルキックもメーガンがこらえる。飯田がメーガンにショルダータックル連打。メーガンが受けて立つと飯田は逆水平連打。メーガンがカウンターでジャンピングラリアット。飯田が返すと、ラリアット連打。メーガンがキャッチしボディースラム。飯田がセントーンをかわしラリアットもメーガンが1カウントでクリアー。飯田がビッグブーツをかわしコグマとダブルのドロップキック。しかしメーガンがまとめてラリアット。飯田が返すと、メーガンがネックハンギング狙い。飯田が切り返しチョップの連打。メーガンが受け止めてスタンプホールド。コグマがカットするとメーガンが場外のコグマに星来を投げ捨てフィニッシュを予告、ネックハンギングボムで飯田を叩きつけ3カウントを奪った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○羽南

7分18秒
バックドロップホールド

マライア・メイ
岩谷麻優 月山和香●

 STARSの岩谷麻優&羽南組とクラブビーナスの月山和香&マライア・メイ組によるタッグマッチ。5★STAR GP最終戦9・30横浜で最後の公式戦をおこなう羽南とマライアには前哨戦でもある。羽南とマライアは5★STAR GP出場者最後の枠を決めるランブル戦で生き残り出場権をゲット、ドリームタッグフェスティバルではタッグを組みコスチュームを交換した両者。前哨戦では一騎打ちを意識した闘いを展開するか?

 試合前、マライアがクラブビーナスをコールすると、相手の羽南も「クラブビーナスのヤングライオネス」としてコールする。羽南はあらためてSTARSの羽南としてコールされる。マライアが羽南を呼びよせてハグ。月山が「ちょっと待った。オマエまだ入ってないだろ」と2人を分ける。試合は月山と羽南でスタート。ロックアップでの力比べから羽南がロープに追い込む。月山が蹴りを入れマライアとドロップキックの挟み撃ち。月山は羽南にヒップアタック連発。羽南は月山の突進を払い腰で止めて岩谷と合体。連係で月山を攻め込みドロップキックの挟み撃ちをやり返す。岩谷が月山にボディースラム、サッカーボールキック。月山が返すと、岩谷の突進にクロスボディー。マライアが岩谷にドロップキック、逆水平チョップの連打、雪崩式フランケン、ミサイルキック。返した岩谷が串刺し攻撃をかわしてドロップキック。羽南がマライアにランニングエルボースマッシュ。マライアのチョップに場内がどよめく。羽南もやり返しエルボーの応酬。羽南がダッシュするとマライアがカウンターでビッグブーツ。月山が羽南にニーアタック、ヒップアタック。羽南が返すがボディーアタックをかわされる。しかし岩谷が妨害し羽南がフェイマサ―。月山が返してパロ・スペシャル。マライアが岩谷のカットを阻止、月山が締め続ける。羽南がこらえると月山が丸め込みからドロップキック。マライアと合体し連係で攻撃。月山が極楽ドンを決めるが岩谷がカット。月山は羽南にスープレックスの構え。羽南がこらえてエルボースマッシュ、ブロックバスターホールド。羽南がフィニッシュを宣言しバックドロップ狙い。岩谷がエルボーで援護し羽南がフェイマサ―、バックドロップホールド。3カウントが入り羽南が月山をフォールしてみせた。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

13分51秒
ラリアット→片エビ固め

スターライト・キッド
○MIRAI 琉悪夏●
朱里 刀羅ナツコ

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&鹿島沙希組と大江戸隊の刀羅ナツコ&スターライト・キッド&琉悪夏組が6人タッグマッチで全面対決。この試合ではやはり大江戸隊を脱退した鹿島と追放した大江戸隊の闘いが焦点か。鹿島は、朱里を盾にサバイバルをはかる?また、翌日の三条大会で一騎打ちをおこなう朱里とキッドには5★STAR GP前哨戦だ。

 MIRAIとナツコが先発でゴング。睨み合いからナツコが誘い、手四つで力比べ。MIRAIが切り返しヘッドロック。ナツコが髪をつかんで切り返しグラウンドにもっていく。首の取り合いからMIRAIが腕を蹴り上げる。MIRAIの突進をナツコがかわして場外に送り出す。場外戦となり、大江戸隊がゴッズアイを圧倒。リングに戻るとナツコがMIRAIに水を噴射。キッドがヘアーホイップからボディースラムの構え。MIRAIがこらえてエルボー連打もキッドが「なめんな!」と一発で吹っ飛ばす。MIRAIをコーナーに追い込み大江戸隊がいっせいに攻撃。ナツコが中央に戻しボディースラム、セントーン。MIRAIが返すと、ラリアットをかいくぐりショルダータックル。しかしナツコがこらえて反対にショルダータックルで吹っ飛ばす。ナツコがキャメルクラッチを決めてキッドがドロップキック。ナツコとキッドが合体を試みるがMIRAIが分断し、鹿島とタッチ。鹿島がナツコにフェースクラッシャー。ナツコが返すと、鹿島と朱里が合体。ナツコがかいくぐり、鹿島のフェースクラッシャーがかわされ朱里に決まってしまう。朱里と鹿島が口論をおっぱじめる。ナツコが攻撃すると朱里と鹿島がキックで挟み撃ち。ナツコが鹿島にカミカゼ、琉悪夏がセントーン。しかし鹿島がかわしてみせる。琉悪夏のフィッシャーマンも鹿島がかわしてコルバタ、ビッグブーツ。MIRAIが琉悪夏にショルダータックル連打。琉悪夏がこらえるがMIRAIがドロップキック。MIRAIが串刺しエルボー連打、串刺しラリアット、ミサイルキック。琉悪夏が返してラリアット、ナツコがキャノンボール、琉悪夏がクロスボディー。MIRAIが返すと10分経過。キッドがMIRAIにダイビングボディーアタック。ナツコと琉悪夏がサンドイッチラリアット連打。琉悪夏がフィッシャーマンを決めるが、ゴッズアイのカットが間に合う。琉悪夏がネックハンギングを狙うがMIRAIが切り返しサブミッション。ゴッズアイもサブミッションで援護する。琉悪夏が返してMIRAIの突進にネックハンギングボム、冷凍庫爆弾。しかしMIRAIがかわし朱里がニーアタック、鹿島がビッグブーツ、MIRAIがフェースバスター。琉悪夏が返すと、MIRAIはダイビングボディーアタック。しかしキッドのカットが間に合い残り2分。琉悪夏とMIRAIのラリアットが連続で交錯。かわし合いからMIRAIがラリアット。琉悪夏がすぐに立ち上がるがもう一発食らう。MIRAIがさらにもう一発ラリアット。琉悪夏が返せずMIRAIが勝利した。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<10点>

15分00秒
時間切れ引き分け

白川未奈<9点>

 4勝2敗1引き分けの舞華と4勝3敗の白川未奈による5★STAR GP公式戦。大混戦のブルースターズにあってどちらも決勝進出の可能性を残している。この試合が始まる時点では1引き分けの舞華がわずかに白川を上回っている状態だ。勝った方が決勝進出に望みをつなぎ、負ければ絶望的となるこの一戦。勝者はどちらか?

 ジュリアがHANAKOをどけて舞華のセコンドに着く。握手は交わさず試合がスタート。ロックアップからすぐに舞華がロープに追い込む。白川がクリーンをアピールすると舞華が胸を攻撃。白川がヒザへのドロップキックを決めると舞華が場外エスケープ。エプロンの舞華がエルボーからブレーンバスターを決める。エプロンに叩きつけられた白川がリング下に転落、舞華が追いかけ、すぐにリングに戻してみせる。舞華はコーナーに振って串刺しラリアット、ショルダータックル。白川が返すと舞華はキャメルクラッチから額を攻撃。ブレーンバスター狙いを白川が切り返しエルボーの打ち合いからヒザへのドロップキック。白川は舞華にローキック連打。ダウン状態の舞華に左ヒザへドロップキック、ニークラッシャー。足4の字狙いを舞華が切り返すが白川がヒザへのドロップキック。白川の突進に舞華がラリアット、パワースラム。舞華は白川を引き起こしブレーンバスター。白川が返すと、舞華はスリーパー。胴締めに移行するがロープ際でエスケープを許す。舞華の突進を白川がロープを引いてかわす。エプロンの舞華が「もう一発だ」とブレーンバスターを狙うが白川がエプロンに出てヒザへのドロップキック、ニークラッシャー。舞華は場外転落。白川が追いかけ、リング下でニークラッシャー。リングに戻すと、白川が舞華のヒザにキック連打、ニークラッシャー。舞華が返すと、足4の字をかわしてパワーボムで叩きつける。舞華がラリアットも白川がかわしエルボー。エルボーの打ち合いから舞華が連打も白川が左右の張り手、打撃の連打。白川の突進に舞華がラリアット。白川を立ち上げると山茶華で叩きつける。白川が返すと、ミドルをキャッチし持ち上げて旋回、マットに叩きつける。舞華はフィニッシュを宣言し、炎華落としの体勢。白川がリバースDDTで切り返すが両者ダウン状態。ともに立ち上がり白川がローリングエルボー、舞華がラリアット、白川がドラゴンスクリュー、「終わり!」と足の4の字固めに入る。舞華がエスケープすると白川がロープに乗せてDDT。舞華が返すと、10分経過。白川はフィニッシュを宣言し舞華を立ち上げインプラントDDTを狙う。舞華がこらえるが白川がバックブロー、狙いすまして延髄斬り。舞華が返すと、白川はインプラントDDTを決める。しかし舞華の肩が上がる。白川はフィギュアフォードライバーを狙うが舞華が切り返しコーナーに乗せるとエルボー、雪崩式ブレーンバスター。残り3分。白川が返すと、舞華はみちのくドライバーⅡ狙いも、白川が丸め込み。舞華がローリングラリアット。舞華がパワーボムで投げ捨てるが白川が返してみせる。舞華は白川を立ち上げてみちドラ狙い。白川が切り返し足4の字固めに入る。残り1分。白川は舞華にエスケープさせず中央にもっていき、さらに締め上げる。両肩がついた舞華だが2カウントであげる。さらに白川が締め上げるがそのままタイムアップ、時間切れ引き分けとなった。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鈴季すず<10点>

11分35秒
ジャーマンスープレックスホールド

葉月<8点>

 葉月と鈴季すずによる5★STAR GP公式戦。ともに4勝3敗で優勝戦線にとどまりながらも、ここで負ければ脱落となる一戦でもある。両者とも現在首位をいく刀羅ナツコとの直接対決で勝利しており、ナツコが12点のままで葉月が残り2戦2勝ならナツコを上回ることができる。中野たむと朱里も決勝進出の可能性を残しているが、葉月と鈴季にとってはまずこの試合で2点を獲得することが何よりも必要。鈴季は最終公式戦が上谷沙弥のため不戦勝となることが確実で、これが事実上最後の公式戦。鈴季が葉月を破り上谷からの不戦勝が加わると12点でナツコと並び、直接対決で上回る。はたして勝負の行方は?

 ゴングと同時に両者突進。技をかわし合い蹴りが交錯、両者ダウンからヘッドスプリングで立ち上がりロープワーク。葉月がドロップキックから顔面ウォッシュ、反対方向でも顔面ウォッシュを決める。鈴季が返すと、葉月がボディースラム。セントーン。鈴季が返すが葉月がストンピング連打、顔面を連続で蹴っていく。鈴季がやり返そうとするが葉月が顔面ビッグブーツ。コーナーに振られた鈴季が突進をかわしロープに乗せるとスライディングジャーマン、ミサイルキック。葉月が返すと、鈴季は足、首、腕をロック。葉月がエスケープすると、鈴季はエプロンに設置しリング下からドロップキック。しかし葉月がかわし反対にドロップキック、場外へトペ、リングに戻してビッグブーツ、DDT、フェースロック。鈴季がエスケープすると、葉月はコーナーに上がる。鈴季が「なめんじゃねえぞ!」と立ち上がりコーナーへ。鈴季がエルボー連打。葉月がエルボーで落とすが鈴季が下から張り手、コーナーに上がりさらにエルボー連打、雪崩式フランケン。葉月が立ち上がりビッグブーツ、鈴季のエルボーで両者ダウン。9カウントで立ち上がりエルボーの打ち合い。葉月が連打し鈴季が崩れ落ちる。葉月の突進を鈴季が止めるが葉月がDDT。カナディアンからサイドに叩きつけるが鈴季が返す。葉月が串刺しエルボー、コーナーに乗せてコードブレイカー、ダイビングセントーン。しかし鈴季が返してみせる。葉月は鈴季を引き起こし、垂直落下狙い。鈴季が切り返し丸め込むが2カウント。鈴季が葉月の突進を止めてジャーマン。10分経過。鈴季が顔面を蹴り上げるが葉月がコードブレイカー。鈴季は倒れず顔面蹴り。葉月が返すと後方から鈴季がニーアタック。返した葉月に鈴季はテキーラショット。しかし葉月が返してみせる。鈴季はフィニッシュを宣言しバックを取る。ジャーマンをロコモーション式で狙うが葉月が丸め込みから葉・月ストラル。鈴季が返すと、突進を止めてロコモーション式ジャーマン。3カウントが入り、鈴季が葉月から勝利した。試合後、鈴季が握手を求めるが葉月は張り手を打ち込みリングを下りた。

鈴季「勝ったぞー! この葉月戦に私はかかってたんだよ。上谷が欠場して、私の不戦勝。プラス2点ということで。最終戦はな、最終戦は、ほかのヤツらの点数でどうなるかわかんねえけどよ、ここにいるヤツら、鈴季すずが5★STAR優勝する姿、見えたんじゃねえの!? というわけで、今日見に来た仙台のヤツら、そして、鈴季すずを応援しているヤツらは全員、9月30日に横浜武道館に集合すること、わかったかー!? 鈴季すずの今後に乞うご期待!」

鈴季のコメント

「よしよしよしよしよし、鈴季すずは連敗してもそこから連勝する、そういう星に生まれてきてんだよ。今日は葉月、オマエの強烈な張り手で、鼓膜が破れました! そんな葉月は私はなんか近しいものを感じるから、これからも当たっていきたい相手なんですけどねえ、最終戦、上谷とやるはずだった最終戦、私は今回の5★STAR関係なく上谷とはもう一回やりたいと思ってるから。早く復帰しろよ、オマエは。鈴季すすが5★STAR優勝して、悔しい気持ちでサッサと復帰してこいよ、上谷」

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