『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 11』
9月29日(金)品川インターシティホール(観衆357人)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
妃南 |
7分2秒 |
HANAKO |
※もう一人は田中きずな
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
琉悪夏 |
5分59秒 |
レディ・C |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
テクラ |
6分6秒 |
月山和香 |
※もう一人はセクシー・ダイナマイト・プリンセス
◆コズエン昇格査定マッチ 15分1本勝負 | ||
中野たむ |
12分22秒 |
水森由菜 |
◆パッション注入マッチ 15分1本勝負 | ||
高橋奈七永 |
14分33秒 |
星来芽依 |
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 | ||
<王者> |
11分59秒 |
<挑戦者> |
吏南 | 稲葉あずさ |
※第10代王者の吏南が3度目の防衛に成功
◆NEW BLOODタッグ選手権試合 3WAYバトル 20分1本勝負 | ||
<挑戦者組> |
14分57秒 |
<王者組> |
○羽南 | KARMA | |
飯田沙耶 | スターライト・キッド● |
※初代王者組のスターライト・キッド&KARMAが3度目の防衛に失敗。羽南&飯田沙耶が第2代王者組となる。
※もう一組はAZM&天咲光由
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
妃南 |
7分2秒 |
HANAKO |
※もう一人は田中きずな
waveから田中きずながNEW BLOODに2度目の参戦。今回は妃南、HANAKOと同時に闘う3WAYマッチへの登場となる。
ゴングが打ち鳴らされ3人がゆっくりと中央へ。HANAKOが両手を挙げて誘うと妃南が蹴りを入れて腕を取る。田中はHANAKOではなく妃南の腕を取る。田中がHANAKOを丸め込むとHANAKOが怒る。HANAKOと田中が妃南をコーナーへ。しかしHANAKOが田中にショルダータックル、妃南をコーナーに追い込むとまとめて串刺しボディーアタック、妃南に中央でショルダータックル。妃南が返すと、HANAKOがアルゼンチン狙い。妃南が切り返すがHANAKOがボディースラムで叩きつける。妃南が返すとHANAKOが逆エビ固め。田中がカットしエルボー連打、HANAKOが一発で吹っ飛ばす。田中がやり返してエルボーの打ち合い。田中がドロップキックを4連打。5発目をHANAKOがかわしてマットに叩きつけるが田中が返す。田中がワキ固めから腕十字。HANAKOが足を延ばしてエスケープ。田中の突進を妃南が妨害しネックブリーカー。HANAKOがカットすると田中と共闘狙い。しかし妃南が次々と払い腰。田中にSTOを決めるが2カウント。妃南が持ち上げようとするが田中がクリアーしネックブリーカー。妃南が返すと田中はクロスボディー。返した妃南がコーナーに振ると田中が誘ってコーナーから腕十字を決める。妃南がエスケープすると田中は「終わり!」と叫んでミサイルキック。HANAKOがバックを取るが田中が丸め込む。返したHANAKOがビッグブーツも妃南がカット。HANAKOは妃南にブレーンバスター、アルゼンチン狙い。妃南が切り返し、「もらった!」、外道クラッチを決めると3カウントが入った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
琉悪夏 |
5分59秒 |
レディ・C |
クイーンズクエストのレディ・Cと大江戸隊の琉悪夏が一騎打ちで激突。NEW BLOODの枠を超えるパワフルな攻防が期待される。
ロックアップから琉悪夏がロープに追い込むとレディが反転して顔面蹴り。ショルダータックルをぶつけると琉悪夏が受けて立つ。レディがエルボー、逆水平をコーナーに追い込み連打。レディはコーナーに振るが琉悪夏がショルダータックル。琉悪夏がチョップのお返しをしてヘアーホイップ、コーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。ボディースラムで叩きつけるとランニングボディープレス。レディが返すと琉悪夏は「さっきはどうした?」と蹴飛ばして挑発。レディがカウンターでビッグブーツ、ローリングチョップ、ネックブリーカー。琉悪夏が返すと、レディはチョークスラム狙い。琉悪夏がこらえるが、レディがコブラツイストで捕獲し締め上げる。琉悪夏がエスケープするとレディがビッグブーツ、琉悪夏がかわしてラリアット、クロスボディー、滞空時間の長いフィッシャーマン。しかしレディが返してみせる。琉悪夏が首を取ると、レディが切り返しジャイアントバックブリーカー。レディの突進に琉悪夏がラリアット。レディが立ち上がるがネックハンギングボムを食らう。返したレディに琉悪夏は冷凍庫爆弾投下。3カウントが入り琉悪夏がレディをフォールした。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
テクラ |
6分6秒 |
月山和香 |
※もう一人はセクシー・ダイナマイト・プリンセス
セクシー・ダイナマイト・プリンセス、月山和香、テクラがいっせいにぶつかる3WAYマッチ。国際色豊かな闘いが展開されそうだ。
セクシーがリング中央でセクシーをアピール。テクラがあきれたように「アナタセクシーダヨ」、「アナタノナマエハ」と言いかけると月山が「言っちゃダメだよ!」とカット。テクラがセクシーにロープで首4の字。割って入った月山もまとめて締め上げる。さらにテクラはまとめてネックブリーカー。テクラがセクシーのマスクに手をかけると月山が慌てて止めに入る、月山はセクシーの胸にテクラの顔面をこすりつけていく。セクシーがテクラにブロンコバスター、月山もつづくとセクシーがヒップをこすりつける。セクシーがカバーすると月山がカットしカバーを横取り。セクシーと月山がセクシーカバーの横取りを繰り返す。月山はセクシーを裏切り場外に落とすとテクラにヒップアタック。テクラが返すと月山は極楽ドンを狙う。テクラが切り返してエルボー、スピア。しかしセクシーがカットしテクラをコーナーに乗せてダブルチョップ、雪崩式フランケン。テクラがカットし回転エビ固め。月山がカットするがテクラが場外に送り出す。テクラが股間を連続して蹴り上げるがセクシーが仁王立ち。セクシーがテクラにキス攻撃。テクラもセクシーにキス攻撃、セクシーがダウン。テクラがマスクを剥ぐとマライア・メイ。テクラはマライアと月山の股間を蹴り上げ月山に毒グモデスドロップ。3カウントが入り、テクラが月山を破った。試合後、マライアが月山にセクシーのマスクを被せ一緒に退場。
◆コズエン昇格査定マッチ 15分1本勝負 | ||
中野たむ |
12分22秒 |
水森由菜 |
前回のなつぽい戦で健闘を見せた水森由菜が再度昇格査定マッチにチャレンジ。今回はリーダーの中野たむと直接対決する。なつぽい戦後に直接不合格を言い渡した中野が今回どんな判定を下すのか。コズミックエンジェルズ入りに向けて、水森はすべてをぶつけるつもりだが…。
水森の体重は「58・6キロ」とコールされる。ゴングが打ち鳴らされ中野の方からリング中央へ。水森が突進しテイクダウンを狙う。中野はグラウンドでネックロック。水森が切り返しヘッドロックからマウントを取る。腕十字の構えに行くと中野が切り返し腕十字。水森がエスケープも不十分、中野が離さず締め上げる。エスケープした水森が突進をかわしエルボー連打、ロープに固定し背後からラリアット、エプロンでハンマーギロチン。花道に出すとショルダースルーも、中野がフットスタンプ。中野は水森を持ち上げて花道上にボディースラム。ダウンの水森を置いて中野がリングイン。水森が這いつくばってリングに戻る。17カウントで戻った水森に中野がストンピング。中野は水森のエルボー連打を仁王立ちで受けて立つ。水森の突進に中野がエルボー。ダウンの水森に中野は逆エビ固め。水森がなんとかエスケープ成功。中野がストンピングから「しっかり」「どうした」と張り手連打。立ち上がった水森が張り手、中野も張り返す。水森がロープに振って顔面へドロップキック、ショルダースルー、ショルダータックル6連打。中野が返すと水森がラリアット。コーナーに上がった水森がダイビングボディープレスも中野が剣山カット、水森が向かっていくとスピンキック。中野がダッシュしニータック、バックドロップ。水森が返すと、中野がノーザンクロス。水森の動きが止まると中野がほどいて髪を持ち起ち上げようとする。しかし水森は動けず。水森が中野の足をつかんで立ち上がろうとするが倒れてしまう。中野が蹴りを入れて張り手。水森が立ち上がり張り手。中野が仁王立ちで連打を受けて立つ。水森はベイダーハンマー連打からラリアット3連打。しかし中野が返してみせる。コーナーに上がった水森がダイブも中野が蹴りで迎撃。水森がカウンターでラリアット、三角飛び式ラリアット。10分経過。ボディースラムで叩きつけると「いくぞ!」と叫んでコーナーからラウンディングボディープレス。中野が返すとジャーマン。水森が向かっていくと中野がハイキック3連打。返した水森に中野はブレーンバスターの構え、水森が切り返し叩きつける。中野がバイオレットシューティング連打。水森が返すと。中野は滞空時間を取ってのVSD。水森が返せず3カウントが入った。
中野「ゆなもん、たむの顔、ブスにしないでよ。もう、コズエン嫌になっちゃった? ホントに、身体もこんなに絞って、4カ月間、ホントによく頑張った! いままで、ありがとう。こらからは、コズエンの正規メンバーとしてよろしくお願いします!」
中野の握手に水森が両手で応じ、叫びながら崩れ落ちる。
中野「これからは、今日以上にもっともっと死ぬほど痛くて苦しい思いして、つらいことも悔しいこともいっぱいあるよ。もっともっとつらいことばっかだよ。でも、それを乗り越えて、もっと強くなって! あんたは、プロレスラーなんだから。ここを、コズエンに入ったことをゴールにしないで、ここがスタートだと思って、死ぬ気で頑張って、一緒に頑張ろう!」
水森「今日闘って、あらためてたむさんから学ばせてもらいました。ゆなもんはコズエンに入ってもっともっと強いレスラーになります!」
2人がハグをかわすと、セコンドのなつぽいと安納もリングへ上がる。
中野「レディース・アンド・ジェントルメーン! メイ・アイ・ハブ・ユア・アテンション・プリーズ! コズミック・エンジェルズ! コズエンの新メンバーを紹介します! 宇宙一の不沈艦、水森由菜!」
◆パッション注入マッチ 15分1本勝負 | ||
高橋奈七永 |
14分33秒 |
星来芽依 |
星来芽依がパッション注入マッチを高橋奈七永に志願したことで実現するシングルマッチ。星来は前団体在籍時代に奈七永と対戦。あの頃の気持ちを取り戻したいとして奈七永とのシングルマッチを要求した。10・9名古屋で鹿島沙希のハイスピード王座に挑む星来。タイプこそまったく異なるが、悲願のタイトル奪取に向けて気合いを入れるつもりだ。
奈七永がリングインすると背後から星来がドロップキック。場外に出た奈七永にエプロンからもドロップキック。場外戦になると奈七永が胸にチョップ。リングに戻しショルダータックル。星来がサッと起き上がりクロスボディー、フットスタンプ連打、星来の突進に奈七永が張り手、フロントネックロック。星来がフットスタンプから突進するが、奈七永がかわしてヒールホールド、インディアンデスロック。さらに首を取ってギブアップを迫る。奈七永は腕を取ってエスケープさせず。それでも星来はロープに到達。奈七永がサッカーボールキック、エルボードロップ。星来が返すと、奈七永はコーナーに追い込む。星来が反転し髪をつかむが奈七永は動かず。星来がエルボー連打、ヘアーホイップ。奈七永がヘアーホイップをやり返す。エルボーの打ち合いから星来がブレーンバスターの構え。奈七永が切り返し「いかせるか!」とボディースラム。星来はつま先を攻撃し、痛がる奈七永にドロップキック、エプロンからのフットスタンプとドロップキック、中央でもう一発ドロップキック。星来はブレーンバスターの構えも奈七永が切り返しスリーパー。星来がエルボー連打、奈七永がバックドロップ、延髄斬り。奈七永がコーナーに上がると星来がドロップキックで撃ち落とす。場外でもドロップキック連打。花道の奈七永を星来が引き戻しミサイルキック。星来がコーナーに上がるが奈七永が追いつき雪崩式ブレーンバスター。10分経過。奈七永のスライディングラリアットをかわし星来が丸め込む。返した奈七永がフェースロック。星来がエスケープするとエルボー連打、奈七永がラリアットで倒すが2カウント。残り3分。奈七永が持ち上げようとするが星来が切り返す。奈七永がラリアットも星来がドロップキック。星来が丸め込むが奈七永が押し潰してカバー。星来が返すと奈七永は至近距離からのラリアット。残り2分。奈七永が持ち上げようとするが星来がブレーンバスターで叩きつける。星来のドロップキックが顔面へヒット。奈七永が返すと星来の突進にラリアット、アックスギロチンドライバー。しかし星来が肩を上げ残り1分。奈七永がスライディングエルボー。返した星来に奈七永はクインビーボム、3カウントが入り、奈七永が星来をフォールした。
奈七永「パッショーン! 芽依、芽依、おいオマエ、まだパッション残ってるか? パッション残ってんのか?」
星来「残ってる」
奈七永が拍手も…。
奈七永「…ってバカ! パッション残して試合負けてんじゃねえよ! おい、まだまだできんだろ。まだまだできんだろうが。オマエのプロレスできなかった時間、その悔しい気持ち考えたら、負けて悔しい気持ち、屁でもねえよな? おい、目を開けろ!」
星来「開いてるよ!」
奈七永「目閉じたら死ぬぞ! 今日は芽依といまこのタイミングで試合できてよかったよ。オマエはまた次に会えれば、こんなもんじゃないと思うんだよね。ハイスピード、取って来いよ。私が挑戦…はしないけどたぶん、またチャンピオンになってでかくなった芽依と闘いたい。私からは以上です」
星来「自分に悔しい。正直、この試合の前、めちゃくちゃ恐怖がありました。怖かったし、緊張もしたし、でも、今日、奈七永さんと試合して、もう怖いものないです。必ず10・9ハイスピードのベルト勝ち取って、パッションあふれる芽依の、芽依にしかできないプロレスで、絶対上にいってみせます。そしたら、そのときはまたシングルマッチお願いします」
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 | ||
<王者> |
11分59秒 |
<挑戦者> |
吏南 | 稲葉あずさ |
※第10代王者の吏南が3度目の防衛に成功
「NEW BLOOD8」で壮麗亜美を破り第10代王者となった吏南が、「9」「10」に続き「11」でも防衛戦。今回フューチャー・オブ・スターダム王座に挑むのは、JUST TAP OUTの稲葉あずさ。あずさは姉ともかとのタッグでNEW BLOODタッグ王座に挑むも初戴冠はならなかった。しかし、あずさはスターダム後楽園大会に単身乗り込み挑戦をアピール。これが認められ、今回の挑戦が実現した。あずさが勝てば同王座史上初めてベルトが他団体に流出することとなる。はたして、アネゴエをめざすあずさがそれを実現させるか、それとも吏南が防衛記録を3に伸ばすか?
あずさが二段蹴り、吏南はあずさの蹴りをかわして笑みを浮かべる。探り合いからあずさが腕を取ってグラウンドへ。ヒールホールドにいくが吏南が回避。吏南の突進にあずさがキック。吏南は走ろうとするあずさの髪を引いて倒すと、ヘアーホイップの連続。吏南は「テメエクソガキだな」とあずさをコーナーに追い込み踏みつける。あずさが向かっていくと吏南が前蹴りを放ち「こいよ」と挑発。むかっていくあずさの顔面を蹴飛ばし吏南がボディースラム。あずさが返すと吏南はワキ固めでギブアップを迫る。さらに右手をサードロープにかけて攻撃。あずさが打撃の連打からミドルキック。吏南が返すと、あずさはスタンディングヒールホールド。吏南がエスケープするとあずさは左脚をロープにかけて蹴り上げる。あずさは「なめんなクソババア!」と絶叫、丸め込むが吏南が返す。あずさは左脚へエルボードロップ連打。吏南がエスケープすると、あずさは背中へのキック。前からも蹴りにいくが吏南がかわして丸め込む。あずさの突進に吏南が払い腰、串刺しダブルニーアタック、ドロップキック。あずさが返すと、吏南が大外刈り、ダイビングダブルニードロップ。あずさかがかわし、強烈なローキックからヒザ十字。吏南がエスケープすると、あずさが左脚をロープにかけてニーアタック。顔面にも放ち、もう一発ミドルキック。あずさが左右のニーを連打しブレーンバスター。あずさが突進すると吏南がカウンターのキック。あずさの突進を止めて吏南がビッグブーツ、ノーザンライト。吏南がコーナーに上がりダイビングダブルニードロップを決める。しかし、あずさが肩を上げる。吏南はあずさを引き起こしハイドレンジア、10分経過。あずさがエスケープするとハイキック。吏南が返すとあずさがニーも2カウント。あずさがアネゴエにいくが吏南がマットに叩きつける。返したあずさがカウンターでハイキック、吏南が「終わり!」と叫んでピンクデビル。あずさが返せず吏南の防衛となった。
吏南「フューチャー、3度目、防衛したぞ! 稲葉あずさ、これがデビュー6カ月で15歳、バケモンっすよね、マジ。まあね、試合前だから別に言うことじゃないと思って言ってなかったんですけど、あずさはデビュー前からずっと吏南と闘いたいとか、組みたいとか言ってくれてて、まあね、今日はもうベルト懸けて闘ったから、次は一緒にババア狩りでもしますか」
吏南の握手にあずさが応じてハグをかわす。
吏南「ってことで、防衛したんでね、次のNEW BLOODは、関西。私、普段遠征とかで関西行ってないんですよ。でも、NEW BLOODってなったら吏南必要ちゃいます? まあね、やるなら防衛戦でしょってことで、関西出身の天咲? HANAKO? まあどっちでもいいよ。挑戦したかったら返事ください。以上です。ありがとうございました」
◆NEW BLOODタッグ選手権試合 3WAYバトル 20分1本勝負 | ||
<挑戦者組> |
14分57秒 |
<王者組> |
○羽南 | KARMA | |
飯田沙耶 | スターライト・キッド● |
※初代王者組のスターライト・キッド&KARMAが3度目の防衛に失敗。羽南&飯田沙耶が第2代王者組となる。
※もう一組はAZM&天咲光由
トーナメントを勝ち抜き初代王者となったスターライト・キッド&KARMA組の3度目の防衛戦。今回はNEW BLOODタッグ王座戦で初めての3WAY戦で、羽南&飯田沙耶組とAZM&天咲光由組が同時挑戦。王者組には不利な形式だが、キッド組が防衛か、それとも新王者が誕生か?
羽南が先発を買って出て、AZMに向かっていったキッドと視殺戦。AZMがカットするがKARMAが分断。天咲と飯田が合体と見せかけ天咲を丸め込む。KARMAが天咲と飯田にネックブリーカー、飯田にエルボー連打から顔面を踏みつけドロップキック連打。飯田が返すと、KARMAはスリーパー。羽南がカットしKARMAを攻撃。天咲がKARMAをコーナーに追い込むが側転エルボーがかわされ、AZMがまとめてアームホイップ。キッドがAZMとエルボーの打ち合い。AZMのキックをキッドがかわしてエルボー。AZMとキッドが合体しかけるが飯田が分断。KARMAが突進も飯田がジャンピングチョップ、飯田と羽南がKARMAにクローズライン。KARMAがかわし、キッドがまとめてコルバタで場外に送り出す。キッドはコーナーに上がるがAZMがハイキックでカットし、マリンスパイク。キッドがかわすがAZMがブレーンバスター。AZMはキッドにダイビングフットスタンプ。キッドがかわすと飯田がAZMに飯田ロケット。羽南がキッドを攻撃し飯田とエルボーの挟み撃ち。羽南と飯田が合体でキッドを叩きつけ羽南がキッドにヒザ十字。しかしKARMAがカットに入る。飯田と羽南が合体もKARMAと天咲がドロップキック。キッドが天咲、KARMAが羽南にフィッシャーマンの競演。KARMA、キッドがコーナーから旋回式ダイビングボディープレス。KARMAのカバーを羽南が返す。キッドとKARMAが羽南を持ち上げるがAZMがスワンダイブ式ミサイルキック。天咲がKARMAに天橋立。天咲が場外へプランチャ、AZMが花道でキッドにサッカーボールキック。AZMと天咲がKARMAに串刺し攻撃、天咲がスイングDDT、AZMがダイビングフットスタンプ。しかし飯田がカット。飯田の突進にAZMと天咲がドロップキック。天咲がKARMAを捕獲、しかしKARMAが天咲にブレーンバスター狙い。そこに飯田がまとめてラリアット。飯田はコーナーのAZMに雪崩式パワースラム。AZMが返すと、飯田はブレーンバスター狙い。AZMが切り返し飛びつくが飯田が止める。キッドがまとめてダイビングボディーアタック。キッドは飯田を引き起こしフィッシャーマン狙い。飯田が切り返すとラリアット、キッドが2発目をブロックし張り手。しかし足のダメージで走れず。改めてダッシュするが飯田がスパインバスター。飯田コールのなか飯田がラリアット。キッドがかわして後方からダブルニーアタック。飯田が返すと、キッドはコーナーからムーンサルトプレス投下。しかし羽南がカット成功。KARMAが飯田を引き起こしキッドと合体で叩きつける。キッドが飯田にタイガーの構え。飯田が飯田橋もカットされる。AZMがキッドに飛びついてあずみ寿司。しかし羽南がカット成功。AZMが羽南を丸め込み。返した羽南にAZMがバズソーキック。AZMが丸め込むが羽南が反転して上になる。AZMが返すと羽南がバックドロップ。羽南がキッドを引き起こしバックを取る。KARMAがミサイルキックも誤爆し羽南がキッドを丸め込む。羽南がヒザ十字。キッドがなんとかエスケープ。羽南はキッドを引き起こし、ブロックバターホールド。羽南が絶叫しキッドにバックドロップ狙い。天咲がカットし羽南にDDT。天咲の突進をKARMAが妨害しキッドが黒虎天罰。羽南が返して丸め込むと3カウントが入った。
羽南「私たち、wing☆goriが、チャンピオンになりました! やっとだね、飯田ちゃん…(涙)。キッドからスリー取ったけど、今日のキッド、本調子じゃなかった気がする。ちゃんと、調子に戻ったキッドからまたスリー取りたいと思います!」
飯田「wing☆goriで、ようやくベルト、巻いたぞー! 私はベルト、フューチャー取って以来、おそらく約2年半ぶり。2年半ぶりのベルトを、こうして羽南さんと巻けたこと、ホントに…うれしく思います(涙)。このベルト、まだまだ未開拓な部分が多くて、自分たちがこのベルトを巻いたことによって、自分たち自身も、このベルトも、一緒にベルトとともに成長して、上へ、上へもっと、暴れまくりましょう! これからも、wing☆goriで、大爆発するんで、見逃すんじゃねえぞ! そして、今日参戦してくださった選手のみなさま、どうぞリングへ、お上がりください!」
奈七永が飯田の背中を叩いて祝福すると、飯田が「パッショーン!」と叫ぶ。
羽南&飯田「若さを信じて、明日に輝け、NEW BLOOD 11!」
羽南&飯田のコメント
羽南「wing☆goriがNEW BLOODのタッグチャンピオンになりました! ようやく、やっと、ホントにやっと」
飯田「ずっと組んで、ずっと、タッグリーグから始まったこのwing☆gori、タッグリーグ出ても全然成果が出なくて、メチャクチャ悔しい思いを毎年毎年ずっとして、自分がケガしてそのときは羽南さんがひとりで自分の意思を継いで頑張ってくれて、復帰してようやくまた再び組んでようやくこうやって自分たち、自分たちの努力が形になったというか、自分たちがようやく自分たちの力で手にした。それがこのベルトだと思ってます」
羽南「私はずっとキッドから取りたいって、キッドからこのベルトを取りたいってずっと言ってて、それがやっとかなって、ホントにうれしいけど、ホントにさっきも言った通りキッドが本調子じゃなかったと思うの、私。だから調子よくなって完全なるスターライト・キッドにまた私が勝ちたいと思います。飯田ちゃんとこうやって組めて、やっとかなったこのベルト大切に大切に防衛して、2人でこのwing☆goriの色に染めていきたいと思います」