2023/10/08 試合結果

2023年10月8日 『STARDOM多治見大会』

『STARDOM多治見大会
10月8日(日)多治見市産業文化センター(観衆284人)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
メーガン・ベーン

6分4秒
F5→片エビ固め

テクラ

※もう一人はコグマ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○星来芽依

9分17秒
流れ星

天咲光由●
鈴季すず レディ・C

◆タッグマッチ 15分1本勝負
水森由菜

8分6秒
タイガースープレックスホールド

HANAKO●
○中野たむ 白川未奈

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

11分7秒
炎華落し→片エビ固め

葉月
○舞華 羽南●
ジュリア 岩谷麻優

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○渡辺桃

ひとでなしドライバー分秒
→片エビ固め

鹿島沙希●
琉悪夏 MIRAI
刀羅ナツコ 朱里

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
メーガン・ベーン

6分4秒
F5→片エビ固め

テクラ

※もう一人はコグマ

 コグマ、テクラ、メーガン・ベーンが一度に対する3WAYマッチ。コグマとテクラがユニットの枠を超えて共闘、メーガンのパワーを封じ込めにかかるか。テクラとメーガンには翌日の10・9名古屋に控えるアーティスト・オブ・スターダム戦に向けての前哨戦だ。

 メーガンがコグマの首をつかんでマットに叩きつける。テクラがメーガンに張り手を見舞い視殺戦。テクラとコグマがダブルのドロップキックも、メーガンがまとめてショルダータックル。メーガンはテクラに串刺しラリアット。コグマがカットに入るが弾き飛ばされる。再度コグマが向かっていくが同様に弾き飛ばされてしまう。メーガンはテクラをキャッチし、強引にブレーンバスター式ボディースラム。カバーに入るとコグマがバックを取ってカット。メーガンは涼しい顔でエルボー連打を受けて立つ。コグマが飛びつくがメーガンがコーナーに追い込み突進。コグマがかわすと串刺し攻撃もメーガンに睨まれあとずさり。意を決して串刺しボディアタックにいくがメーガンがキャッチし片足でカバー。コグマが返すとメーガンがニーの連打、突進をコグマがかわしエプロンに送り出すとテクラがスタナー。テクラとコグマがリング上。テクラが飛ぶとコグマがかわす。テクラがカバーもコグマが潜り抜ける。テクラのフィッシャーマンが決まるがコグマが返す。テクラがバズソーキックから突進するがコグマが丸め込み。テクラが返して丸め込みの応酬。テクラがエルボー、コグマがジャーマン狙い。テクラが切り返すがコグマがDDT。メーガンがコグマのカバーをカットしジャーマン。テクラが三角絞めにいくがメーガンがリフトアップしコーナーに乗せる。テクラは突進をかわしダイビングボディーアタック。メーガンがすぐに持ち上げてF5。3カウントが入りメーガンがテクラをフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○星来芽依

9分17秒
流れ星

天咲光由●
鈴季すず レディ・C

 鈴季すず&星来芽依組とクイーンズクエストのレディ・C&天咲光由組がタッグマッチで対戦。タッグリーグ戦にエントリーしている鈴季&星来組にはタッグリーグを意識しての闘いになりそうだ。一方、QQのレディと天咲が5★STAR GP覇者を相手にどんな闘いを仕掛けるかも見どころとなる。

 レディと星来で試合がスタート。探り合いからレディが両手を挙げて誘いをかける。星来がジャンプするも届かず。すると星来は脚を何度も踏みつけてロープワークに誘う。しかしアームホイップをこらえられレディが反対にアームホイップ。星来が飛びつくとレディがキャッチしジャイアントスイングでぶんぶん回す。さらにレディは串刺しビッグブーツもヒットさせる。天咲が入るとレディと合体、連係で星来を攻撃しダブルのドロップキック。天咲は星来にボディースラム。鈴季が乱入し天咲をロープワークでかく乱、星来とドロップキックの挟み撃ち。天咲が返すと星来はボディースラム、鈴季がリング下からドロップキックを天咲の側頭部に決める。天咲は鈴季をコーナーに追い詰めるが串刺し側転エルボーをかわされ、串刺しニーを食らう。鈴季の突進を止めて天咲がDDT、串刺し側転エルボー、背後からドロップキック。レディが鈴季にビッグブーツ、串刺しニーアタック、ニードロップ。鈴季が返すと、レディにエルボー、背後からニーアタック。星来がレディにエプロンからドロップキック、リングに戻ってもう一発。レディが返すとカウンターでビッグブーツ、ネックブリーカー。天咲が星来にドロップキック、DDT、背後からもう一発ドロップキック。返した星来に天咲はフェースロック。しかし星来がエスケープ。天咲の突進を星来が止めてエルボーの応酬。星来が丸め込みからドロップキック。天咲がかわして丸め込む。星来が返してラリアット、レディがロープに飛び乗った星来を撃墜し天咲のドロップキックとレディの河津落としが合体、ダブルのドロップキック。星来が返すと、天咲のラリアットをかわす、星来と鈴季が打撃の挟み撃ち、合体コードブレイカー。星来はフィニッシュを狙うが天咲が丸め込みから天橋立。しかし鈴季のカットが間に合う。星来が丸め込みも天咲が反転、鈴季のアシストから星来が丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
水森由菜

8分6秒
タイガースープレックスホールド

HANAKO●
○中野たむ 白川未奈

 コズミックエンジェルズの中野たむ&水森由菜組が前日に引き続きタッグで登場、白川未奈&HANAKO組と対戦する。白川は元コズエンとあってリーダー中野、正式メンバーとなったばかりの水森とどんな闘いを展開するか。また、ユニットリーダーでもある白川がHANAKOとの越境タッグでどうパートナーをリードするかにも期待がかかる。

 白川がマイクを奪い取り、自分自身だけではなくHANAKOもコール。名乗りを挙げたHANAKOと水森の先発で試合がスタート。ロックアップでの力比べでHANAKOがロープに追い込みロープワークへ、水森のアームホイップをHANAKOが拒否すると中野が乱入し連係で攻撃。HANAKOが返すと、水森がダッシュ。そこへ白川がヒザへのドロップキック、HANAKOがボディースラムで叩きつける。水森が返すとHANAKOが逆エビ固め。水森がエスケープするとHANAKOがストンピング連打。替わった白川がネックブリーカーからローキック連打。水森が気合いを入れてエルボー連打、白川がミドルキックで倒すが2カウント。白川がストンピング連打、水森がカウンターでドロップキック。中野はタッチを受けずに水森に闘わせる。白川が控えの中野を落とすとHANAKOを呼び込む。しかし水森が白川、HANAKOにラリアット。水森は中野とタッチ。中野が白川にダイビングボディーアタック、白川がローリングエルボー。白川がDDTを狙うと中野が切り返す。白川が蹴り足をつかむと中野が「未奈、明日頑張れよ!」と張り手、白川は「テメエは防衛しろ!」とやり返す。張り手の打ち合いから白川が連打し突進、中野のトラースキックをつかんで白川がエルボー。中野が返すと白川はHANAKOに託す。HANAKOは中野にショルダータックル4連打からアルゼンチン。コーナーに叩きつけ体をぶつける。中野が返すと、HANAKOはブレーンバスターの構え。白川がカットしHANAKOがビッグブーツ、ブレーンバスター。しかし水森のカットが成功。HANAKOは中野を引き起こしアルゼンチン。中野が切り返し丸め込む。返したHANAKOに水森がダイビングショルダータックル、中野がバイオレットシューティング。白川がカットするが水森がラリアットで分断。中野がデスティニーハンマーもHANAKOが肩を上げる。中野はHANAKOを引き起こしタイガースープレックスの構え。これを決めると3カウントが入り、中野がHANAKOをフォールした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

11分7秒
炎華落し→片エビ固め

葉月
○舞華 羽南●
ジュリア 岩谷麻優

 STARSの岩谷麻優&葉月&羽南組とドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&桜井まい組が6人タッグマッチで激突する。翌日の10・9名古屋ではアーティスト・オブ・スターダム王座をかけて対戦するジュリア&桜井と舞華。同門対決を前に、まずはSTARSを相手にするこの試合をどう乗り切るか?

 岩谷とジュリアが先発と思いきや、舞華がジュリアを下げて前に出る。試合は岩谷と舞華でゴング。舞華がヘッドロックを仕掛けると岩谷がロープに振るがショルダータックルを食らう。岩谷がアームホイップからドロップキック。STARSが合体し舞華に連係で攻め込む。トリオのドロップキックは舞華がかわしDDMが合体。岩谷を捕まえるとジュリアと舞華で意見が分かれる。そこを桜井がドロップキック。「(舞華が)やればいいよ」とジュリアが下がり、舞華が岩谷にボディースラム連発。コーナーに追い込むと岩谷の顔面を踏みつける。舞華が自軍コーナーに戻りジュリアとタッチと思わせ視殺戦。舞華は強く桜井にタッチ。桜井は「なにすんのよ!」と舞華にクレームも岩谷を攻撃し、アイコンを庶民呼ばわり。替わったジュリアが岩谷をコーナーに追い込んで顔面を踏みつける。岩谷がドロップキックをジュリアに決めて葉月に託す。葉月はDDMを分断し相手コーナーからミサイルキック、フルネルソンバスター、フェースロック。舞華と桜井がカットするが葉月がまとめてDDT、STARSが顔面ウォッシュで競演。葉月がジュリアにブレーンバスター狙い。しかしジュリアが反対に切り返して叩きつける。桜井が葉月にミサイルキック、串刺しビッグブーツ、ドロップキック。葉月が返すと岩谷のアシストを得てコードブレイカー。羽南が桜井にニーアタック、ダイビングボディーアタック。羽南の突進に桜井がカウンターのキック。舞華が羽南に串刺しラリアット連打、ショルダータックル、ブレーンバスター。羽南が返すと、岩谷、葉月が乱入、羽南がフェイマサ―。返した舞華に羽南はバックドロップ狙い、ジュリアと桜井のドロップキック挟み撃ちが舞華に誤爆。DDMが場外に出されて岩谷と葉月がトペスイシーダの競演。さらにSTARSが合体フェースクラッシャー、羽南がブロックバスターホールド、しかし桜井のカットが舞華を救出。羽南が突進し背後からランニングエルボースマッシュ。ジュリアがカットし羽南にエルボー、舞華のダイビングラリアット。ジュリアがバックを取り舞華のチョークスラムと合体。しかしSTARSがカット成功。10分経過。桜井が岩谷と葉月にスタナー。リング上は舞華と羽南。舞華の突進を羽南がかわしてエルボースマッシュ、丸め込み。舞華が返すとローリングラリアット、炎華落とし。羽南が返せず舞華が3カウントをゲットした。

舞華「ジュリア、ジュリア、ついに明日がアーティスト戦。私がオマエから3カウントを奪わないとなんの意味もないんだよ。必ずおオマエからそのベルト、そしてこれからの私の未来のためにも必ず勝ってやるよ」

ジュリア「舞華にジュリアの壁の分厚さを明日教えてしまうことになると思う。その試合でどんな意味を持たせるか、全部アンタしだいだよ」

ジュリアがベルトを掲げ舞華と睨み合う。舞華は先にリングを下りて一人で退場。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○渡辺桃

ひとでなしドライバー分秒
→片エビ固め

鹿島沙希●
琉悪夏 MIRAI
刀羅ナツコ 朱里

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&鹿島沙希組と大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組による6人タッグマッチ。翌日の10・9名古屋でワンダー・オブ・スターダム王座をかけて対戦するMIRAIと桃には前哨戦となる。この試合は5★STAR GPでかつて同王座の最多防衛記録を作った桃が現王者MIRAIを破ったことで挑戦を表明。桃は白いベルトには興味がないとしているが、5★STAR GP最終戦のバックステージでは「前哨戦を組め」と要求、どんなたくらみでMIRAIに挑むかも注目される。さらに元大江戸隊の鹿島に大江戸隊がどんな勝負、制裁を仕掛けるか?

 MIRAIと桃が先発で対峙。ロックアップで桃がロープに追い込むとブレイク。探り合いからMIRAIが腕を取って絞り上げると、桃がやり返し腕の取り合い。MIRAIがロープ越しに桃の腕を締め上げ蹴り上げる。桃が髪を引いてMIRAIを倒すと場外戦に持っていく。桃がMIRAIを鉄柱に叩きつけ、琉悪夏は鹿島、ナツコが朱里を場外でいたぶる。MIRAIが桃を客席に投げつけようとするが、桃が反対に叩きつける。桃はリングにMIRAIを戻しロープ越しに左腕を攻撃。左腕を踏みつけ、自軍コーナーで捕獲。替わった琉悪夏もMIRAIの左腕を攻撃。MIRAIが琉悪夏にドロップキックを決め朱里にタッチ。朱里が琉悪夏にドロップキック。ナツコが乱入し琉悪夏と合体、朱里がかわしてナツコにコードブレイカー、琉悪夏にダブルアームスープレックス。琉悪夏が返すとコンプリートショット、セントーン。朱里が返すと、バックキックもラリアットを食らう。琉悪夏はカウンターでクロスボディー。ナツコが朱里へ串刺しラリアット連打。朱里がキャノンボールをかわし突進するがショルダータックルで吹っ飛ばされる。ナツコはキャノンボールを成功させるも2カウント。朱里がヒップドロップをかわし前後からミドルキック。MIRAIが入るが桃がカットしリングイン。桃がミドルキック、ナツコがバックフリップ、桃が蒼魔刀。MIRAIが返すと、桃がミドルキックを打ち込み仁王立ち。MIRAIがエルボーで向かっていくが桃がミドルキックを叩き込み「どうしたチャンピオン?」と挑発。桃がミドルキック連打、MIRAIが立ち上がるが桃が左腕を蹴り上げる。MIRAIがバックドロップからミサイルキック。桃が返すと、MIRAIは羽根折り固め、ミラマーレ。桃がエスケープし10分経過。桃がテキーラの構えもMIRAIが切り返し変型裏投げ。桃が返すとMIRAIはラリアット、しかし桃がミドルで迎撃しハイキック。桃の突進にMIRAIがラリアット。両者ダウンから鹿島がリングイン。鹿島は桃に顔面蹴り、串刺しニーアタック、フットスタンプ。桃が返すと、鹿島はダブルアームの構え。こらえられるがコルバタを決める。桃が突進をかわしミドルキック連打。返された桃だがチキンウイングフェースロック。鹿島がエスケープすると、桃の突進を朱里が妨害しMIRAIがフェースバスター、鹿島を呼び込み、鹿島がダイビングフットスタンプ。しかし桃の肩が上がる。鹿島は桃を引き起こしマイエンブレム狙い。桃が切り返すが鹿島が昇竜拳。桃が突進をかわし大江戸隊がいっせいに串刺し攻撃、ナツコと琉悪夏がラリアットの挟み撃ちを連続で決める。桃がBドライバーもMIRAIがカット成功。しかし桃がMIRAIを投げっぱなしテキーラで排除。鹿島が起死回生もナツコがカット。桃のハイキックをかわし鹿島が起死回生狙い。こらえた桃がハイキックからひとでなしドライバー。鹿島が返せず桃がフォール勝ちをゲットした。

桃「あ~疲れた、ちょっと水ちょうだい。それで、クソつまんねえMIRAIちゃん、クソ優等生のMIRAIちゃん、今日もつまんなかったねえ。お客さんもそうだよね。全然盛り上がってねえもん。オマエのせいで。で、明日、名古屋。明日もクソつまんねえMIRAIでくるんだったら、秒殺だからな。おぼえとけよ、オマエ。このベルト持って私がこの世で一番面白いベルトにしてやるよ、オマエの代わりに」

桃が水を白いベルトにぶちまける。

MIRAI「ベルトに水ぶっかけて踏みつけることしかできねえ、しょっぱいしょっぱい渡辺桃さん。そんなんじゃ、いまの白いベルトはアナタには振り向きませんよ。明日は魂込めて!しっかりオマエをぶっ潰してやるよ、コノヤロー!」

MIRAIがリングを下りる。

桃「だからさあ、つまんねえんだよ、すべてが。早く帰れ、ボケ! 早く帰れって言ってんだろ」

MIRAIが退場。

桃「明日もこの私が、リングに、最後にリングに立ってるのが現状だから、テメエらもよく見とけ、クソヤローども!」

桃のコメント

「ハイハイハイハイ、見たまんま。あのクソ弱え鹿島沙希に勝ったところで威張るわけでもないけどさあ、MIRAIがウチのナツコも琉悪夏にも勝てなかったのは事実だよね、チャンピオンだよね、どうしちゃったの? 最後もさあ、ベルトに水ぶっかけてんのにあれだけかよ? だからつまんねえって言ってんだよ。なあ、もっと感情出したいんだったらすべて出せばいいじゃん。こんだけやっても出ねえんだったら、明日は秒殺だよ」

MIRAIのコメント

「ベルトに水ぶっかけて踏みつけることしかできない、しょっぱいしょっぱい渡辺桃。今日の前哨戦、唯一の前哨戦、負けました。けど自分は明日試合の前に今日闘えてよかったなと思います。最初はMIRAIの泣き顔が見たいって挑戦してきたけど、でもこのベルトすごいすごいほしそうですね。あのときしょっぱいしょっぱい言われながらもメインでこのベルト守り抜いてたあのときの気持ち、アナタはおぼえているんですかね? どんな夢を描いてたのかわかんないけど、そのときの気持ちがあるなら明日それをしっかり出してきてください。もし薄っぺらい感情でくるんだったら、もう二度とこのいまの白いベルトはアナタに振り向かないと自分は思います。明日はもっともっと魂と魂でぶつかり合いましょう。そして明日しっかり闘い終わった後に笑顔でいるのは、このMIRAIです」

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