11月1日(水)、会見がおこなわれ、11・18エディオンアリーナ大阪第1競技場大会『STARDOM GOLD RUSH2023~しらんけどスターダム~」の一部対戦カードを発表、出場選手が意気込みを述べた。なお、タイトルマッチ調印式は11月16日(木)、大阪市内某所での特別調印式であらためておこなわれ、開始時間などの詳細は後日発表される。
記者会見詳細レポート
▼ハイスピード選手権試合
〈王者〉星来芽依vs〈挑戦者〉花園桃花
星来「みなさん、こんばんは。第24代ハイスピードチャンピオン星来芽依です。11月18日、芽依のデビュー記念日で、初防衛戦ということで花園桃花選手、今日いらっしゃってないんですけど、芽依が、大阪といえば、パッと思い浮かんだのが花園選手。一回も試合もしたことないんですけど、話したことも。でも試合は、何度か見たことがあります。なので、そんな花園ワールド、気をつけないといけないんですけど、花園ワールド以上に星来ワールドを爆発させて、超超超超超ハイスピードで、花園桃花をぶっ壊したいと思います。あとひとつ、小川さん、小川さん。ちょとひとつふたつご相談があるんですけど。いま芽依は、本気でハイスピードの歴史を変えたいと思ってます。なので、いま試合時間30分1本勝負じゃないですか。それを15分1本勝負、場外カウント10秒に、変更していただきたいです。小川さん、お願いします。お願いします。前向きにお願いします。ということで、18日初防衛戦で芽依が勝って、最高のデビュー記念日にしたいと思います!」
▼異種格闘技戦UWFルール
朱里vsスカンジナビア・ハリケーン
朱里「世界に通用するモノが違う女、朱里です。まず最初に私事なんですが、10月26日でプロレスデビューして15周年になりました! ありがとうございます、ありがとうございます。というわけで、11月18日、私の対戦相手は、スカンジナビア・ハリケーン、世界最強を自負する選手が名乗りを挙げてくれました。彼女の強さを感じつつ、自分の培ってきたものをぶつけます。UWFルールで海外の選手と試合をするのは初めてになります。世界最強女子プロレスラーになる第一歩だと思っています。私の試合をして、勝利します」
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉MIRAIvs〈挑戦者〉安納サオリ
安納「絶対不屈彼女、安納サオリです。う~ん…私が年々思うことなんですけど、自分のまわり、たとえば、友だちとか好かれる人とか、応援してくれる人とか。その人たちを見てると自分の鏡なのかなって、すごく思うようになってて。私、高校生のときってけっこう見た目派手やったから、好かれる人とかもすごい派手で。中途半端な行動とかしてるときは中途半端な関係の人とかが多くて、自分のまわりを見て、いまの自分を知るっていうことは、あながち間違いじゃないのかなって。なんでそんなふうに思ったかというと、ずっと見てたベルト、私にとってホントにメッチャ遠いなって思う白いベルト、そのベルトが自ら近づいてきた。触れれる距離まできた。これって私が白いベルトのレベルにまできてるってことちゃう? それを11月18日、証明してみせるわ」
MIRAI「ゴッズアイ新格闘プリンセス、リアルシンデレラ。そして第19代ワンダー・オブ・スターダム王者のMIRAIです。いままでこの白いベルト2回防衛してきました。そして次は、3回目の防衛戦。相手は、安納サオリです。5★STAR GPで初めてシングルをして負けてしまって、メチャ悔しかったんですけど、でもなんかクールに包まれている感じを剥がしたくなって、試合もメチャクチャ楽しくて、なんかこうもっともっと闘いたい、もっともっと関わっていきたい、そう思わされる選手でした。なので、自分は試合後のコメントでもこの白いベルトを懸けて闘いたいというのを言ってましたし、今回の防衛戦、相手として現れてくれて、自分はとてもうれしいです。安納サオリは、なんかこのベルトにメチャメチャ触れてくるんですよ。メチャクチャ触ってくる。まあ、それだけこの白いベルトを持っているというか、この白いベルトがほしいのかなと思うし、自分から言わせてもらうと、この白いベルトにこんなに触れさせてるのは、安納サオリだけだよってところですかね。あと、やっぱ安納サオリはほかの団体でも最前線で闘ってる選手で、そんな選手が挑戦したいと思うベルト、このスターダムの白いベルトを巻いてるっていう重みをすごい感じます。すごい重みを感じる。でも、その重みに潰されたら自分自身ダメだと思うので、気負いすぎず、この白いベルトとともに自分は輝いていきたいと思います。安納サオリは、クールにすごい包まれている印象です、自分の中では。だからなんかこう、自分とは真逆な感じがするなって思うけど、自分のやられても何度でも立ち上がるこのリアルシンデレラの部分と、絶対不屈彼女っていう部分にはなにか共通点があるのかなと、自分の中では思ってて。なんかこう、外から見た感じじゃわからない、心の中の共通点があるんじゃないかなと自分は思います。なので、やっぱりこのクールに包まれているのを剥がして、いままで見せたことのない安納サオリの心の中を引き出して、そして、魂込めて!しっかり防衛したいと思います」
安納「あのさあ、すごい質問していい? 素朴な質問。これバカにしてるとかじゃなくて。いい? あのさあ、なんでMIRAIってそんな支持がないの? なんかすごいさ、かわいいし、愛されるし、強いし。でもなんか、白いベルトのチャンピオンとしての支持がないなって私は感じたのね。それは、自分でも感じてるんかな? 私はそう思ったの。でも私は、プロレスラーとしてMIRAIが好き。だから安心して。そんな泣かんでいいって。安心して。私が、アンタの肩の荷おろしたるわ」
MIRAIが立ち上がり安納と視殺戦。MIRAIがベルトを掲げると安納が頬をつかんでから立ち去る。
MIRAI「絶対に防衛します」