『第13回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ仙台大会』
11月10日(金)チームスマイル・仙台PIT(観衆304人)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
7分15秒 |
琉悪夏 |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
白川未奈 |
8分11秒 |
HANAKO |
※もう一人は飯田沙耶
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
7分40秒 |
壮麗亜美 |
○鈴季すず | レディ・C● |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○MIRAI |
11分4秒 |
安納サオリ |
桜井まい | 水森由菜● |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
8分25秒 |
天咲光由● |
舞華【6点】 | AZM【4点】 |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
9分5秒 |
柊くるみ● |
○刀羅ナツコ【8点】 | 世羅りさ【5点】 |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○テクラ |
12分13秒 |
鹿島沙希● |
ジュリア【6点】 | 朱里【4点】 |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
7分15秒 |
琉悪夏 |
STARSの葉月と大江戸隊の琉悪夏がシングルで激突。元大江戸隊の葉月にはもともとヒールの血が流れているだけに、現大江戸隊の琉悪夏とのシングルは興味深いマッチメーク。葉月が己の原点を垣間見せるか、それとも現在のスタイルに徹したうえで琉悪夏から白星をゲットするか。
ゴングが打ち鳴らされ両者ゆっくりと探り合いながらロックアップへ。腕の取り合いから葉月がヘッドロック。琉悪夏がロープに振ってショルダータックル。葉月がカウンターでドロップキックを見舞うと顔面ウォッシュへ。しかし琉悪夏が先を読んでショルダータックル。琉悪夏はロープ際の攻撃に反則を主張、みずからは葉月の髪をつかんで反則攻撃。そのままコーナーに追い込むと葉月の顔面を踏みつけていく。さらに首を絞めてコーナーに追い込むと串刺しボディーアタック、ショルダータックル。琉悪夏は挑発しながら葉月の頭を蹴飛ばす。葉月はコーナーに振られると反転してミサイルキック、顔面ウォッシュをやり直す。琉悪夏が返すと葉月はDDT、セントーン、フェースロック。琉悪夏が切り返しフェースロックで締め上げる。しかし葉月の足がロープに到達。すると琉悪夏は低空のクロスボディー。返した葉月の腹部に琉悪夏がパンチ。葉月がドロップキックからビッグブーツ。琉悪夏が返すが葉月がコードブレイカー。葉月はフィニッシュを予告してコーナーへ。琉悪夏が立ち上がりフィッシャーマンで叩きつける。葉月が立ち上がるが琉悪夏がラリアット、滞空時間を取ってのフィッシャーマン。冷凍庫爆弾。葉月がかわすが琉悪夏がラリアット。返した葉月に琉悪夏はネックハンギング狙い。葉月が切り返して丸め込むと3カウントが入った。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
白川未奈 |
8分11秒 |
HANAKO |
※もう一人は飯田沙耶
当初はNEW BLOODタッグ王者、羽南&飯田沙耶組と白川未奈&HANAKO組のタッグマッチが予定されていたが羽南が急性虫垂炎のため、今大会から3大会を欠場。そのため、カードが白川未奈、飯田沙耶、HANAKOの3WAYマッチに変更された。
慎重に手四つの構え。飯田が突っかかり3人がぶつかり合う。白川がポーズを取れば飯田が筋肉を誇示。飯田とHANAKOが白川を蹴飛ばすと、HANAKOが飯田を持ち上げて白川にぶつける。HANAKOはそこから飯田をマットに叩きつけるとエルボーとチョップの応酬。飯田がロープに振るとHANAKOがショルダータックルで吹っ飛ばし逆エビ固めへ。白川がHANAKOの背中を蹴り上げてカット。HANAKOが白川をコーナーに追い込むが白川が飯田に延髄斬り、HANAKOにネックブリーカー。飯田と白川が打撃の打ち合い。白川がミドルキックで倒すとHANAKOが飯田にショルダータックル、2人まとめてラリアット。HANAKOは飯田にアルゼンチン、コーナーの白川にぶつけるとまとめて串刺しボディーアタック。返した飯田にHANAKOはブレーンバスター狙い。飯田が切り返すがHANAKOがボディースラム、ブレーンバスター。しかし白川がカットもHANAKOが場外に送り出し、あらためて飯田にアルゼンチン。飯田が切り返しカウンターでジャンピングチョップ、バックエルボー。飯田は予告して飯田ロケット発射。しかし白川がカット成功。白川は飯田にDDT狙い。飯田が切り返すが白川がエルボー。飯田はラリアット。HANAKOがビッグブーツ。HANAKOは飯田を起こしてビッグブーツ。飯田が返すとHANAKOはファイヤーマンズキャリー、白川のキックを止めて飯田を白川の上に投げ落とす。飯田とHANAKOがエルボーの打ち合い。飯田が「もっとこいよ」と挑発。HANAKOがエルボー連打からビッグブーツ。HANAKOの突進を飯田がラリアットで迎撃。飯田が走ると白川がエプロンに送り出す。HANAKOのビッグブーツで飯田が場外、白川が丸め込み3カウントが入った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
7分40秒 |
壮麗亜美 |
○鈴季すず | レディ・C● |
ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦に参戦中の鈴季すず&星来芽依組と壮麗亜美&レディ・C組が対戦。どちらも優勝の可能性を残しており、別ブロックの両チームが決勝に進出すればこの2組が優勝を争うことになる。はたしてこの試合が前哨戦となるのか、こたえは11・12長岡で明らかになる。
星来が「走るぞ!」と宣言すると「走るぞ!」とレディも呼応して先発に名乗り。試合が始まるとロープに振り合い星来がレディをロープに振って走らせる。レディがアームホイップで星来を投げるもサイドからのドロップキックを食らう。レディが返すと、星来は「回すぞ!」と予告。しかし持ち上がらず、レディが反対にジャイアントスイングでグルグル回すこと10回転。壮麗がショルダータックルも星来が逆水平をかわしダッシュ。そこへ壮麗がダブルチョップを叩き込む。星来はカウンターでドロップキック。鈴季もつづいてドロップキック。鈴季がスピアも壮麗が止める。壮麗は鈴季を担ぎあげてサイドに叩きつける。レディが鈴季にビッグブーツ、リング下におりて星来にチョップ。リングに戻ると鈴季にもう一発チョップを見舞いコブラツイスト、河津落とし。チョークスラム狙いは鈴季が阻止してエルボーを打ち合う。鈴季の突進にレディがネックブリーカー。レディが走ると星来がカットし、鈴季がリング下からドロップキック。レディが返すと、鈴季が星来を呼び込む。しかし壮麗がカット。星来の突進を壮麗とレディが止めてマットに叩きつける。さらに鈴季にダブルのブレーンバスター。レディが鈴季にチョークスラム。しかし星来のカットが間に合う。レディの突進を鈴季がかわし星来がネックブリーカー、鈴季がドロップキック。返したレディに鈴季はサブミッション。鈴季はフィニッシュを予告してバックを取る。レディが切り返し袈裟切りチョップ。鈴季がバックを取ると星来のコードブレイカーから鈴季がジャーマン、バズソーキック。レディが返すと鈴季はサブミッション。レディがギブアップし鈴季の勝利となった。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○MIRAI |
11分4秒 |
安納サオリ |
桜井まい | 水森由菜● |
中野たむ&なつぽいが不在のコズミックエンジェルズを預かる安納サオリと水森由菜が4大会連続でタッグを結成。過去3大会は1勝2敗で、今大会ではタッグリーグ参戦中のMIRAI&桜井まい組と対戦。MIRAI&桜井のミライサクはタッグリーグ戦で優勝の可能性があり、11・18大阪でワンダー・オブ・スターダム王座を懸けて対戦するMIRAIと安納には前哨戦となる。
MIRAIと安納が先発で対峙。安納が蹴りに行くとMIRAIが止める。ロープワークに移行し安納がアームホイップ、カカト落とし、ドロップキックで先制。水森がMIRAIの背中にパンチ。MIRAIがラリアットをかわしエルボー連打。桜井がコーナーの上から「庶民代表」によびかけ水森にヘッドシザーズ。桜井はリング中央にもっていきパラダイスロック、「この庶民が!」と座り込む。桜井はエルボー連打、水森が「なめんな!」とドロップキック、ボディースラムで庶民の抵抗を見せる。替わった安納がドロップキック。MIRAIが入り桜井と合体。しかし安納が串刺し攻撃をかわし、まとめてミサイルキック。桜井が安納にエルボー連打、安納がビッグブーツ。桜井がカウンターのミドルキック。MIRAIがミサイルキック、串刺しラリアット、ショルダータックル。安納が延髄斬りからマウントパンチ連打。MIRAIが反転しマウントパンチをやり返す。安納が元に戻してマウント連打。MIRAIが腕を取って腕十字を決める。安納がエスケープすると、MIRAIがブレイクを無視してストンピング連打。MIRAIの突進を安納が止めてバックを取る。安納はロープを蹴り上げ再度バックを取る。MIRAIがラリアットも安納がジャーマン。両者ダウン。水森がMIRAIにダイビングショルダータックル、ドロップキック。MIRAIが返すと、水森はラリアットをヘッドバットで迎撃しショルダースルー。串刺しラリアットをMIRAIが足を出してカット。安納が乱入しコーナー上のMIRAIを止めて雪崩式フィッシャーマン。水森がラリアットを叩き込むが2カウント。水森がダウン状態のMIRAIに向けてコーナーに上がる。しかし桜井が貴婦人マネーをばらまきカット。桜井とMIRAIが合体フェースクラッシャー。水森が返すとMIRAIはミラマーレでギブアップを迫る。水森がエスケープすると、エルボーの打ち合い。MIRAIがカウンターのドロップキックからサイドに落とすと桜井を呼び込みキックとラリアットで挟み撃ち。MIRAIが裏投げも安納がカット。MIRAIが水森にラリアット。水森がかわし安納がジャーマン、水森がスーパーガール。MIRAIのラリアットを安納がかわすと、MIRAIもかわして安納にラリアット。MIRAIは水森にラリアット。しかし水森がかわして反対にラリアット。MIRAIが返すと水森を抱え上げて前方に叩きつける。水森が返すとMIRAIはラリアットを叩き込む。水森が返せずMIRAIが3カウントをゲットした。
安納「なあMIRAI、どうよ? 来週、そのベルトを懸けての防衛戦があるけど、ちょっとは支持出た? 支持ついた? そんな簡単にはつかないよな。安心して。大阪で、私がアンタの肩の荷おろしたるわ」
MIRAI「支持? 支持ねえ…東北のみなさん、ただいまー!(拍手に)あれ? 支持、なんか支持支持、支持支持、言ってますけど、先週に引き続き今日の前哨戦、2回目勝ちました。どっちも負けてることに関して、どうお考えですか? そんなんじゃ、このベルト絶対に取れない。だって、だってさあ、このベルト、あの中野たむから取ったんですよ。もうこのベルトには一生、指ひとつ触れさせません」
安納と水森はリング下へ。
桜井「わたくしも一言よろしいでしょうか。庶民エンジェルズのゆなもんこと、いなかもん! アナタ、初心者マークが取れたと思ったら、おダンスの練習ばっかりじゃなあい。この庶民エンジェルズの恥さらしが! とっとと帰りなさい」
水森「見とけよ。次、見とけよ!」
桜井「あらためまして仙台大会にお越しの超庶民のみなさま、ごきげんよう! たくさんの歓声ありがとうございます。え~、あ、そうそう、わたくしねえ、こちらの仙台銘菓、萩の月、とってもわたくしの御口に合いましたわあ! アナタたち超庶民は、一番町で安酒でも飲んで帰りなさい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
8分25秒 |
天咲光由● |
舞華【6点】 | AZM【4点】 |
2勝1敗の舞華&メーガン・ベーン組と2勝2敗のAZM&天咲光由組によるタッグリーグ公式戦。11・5牛久を体調不良で欠場した天咲には復帰戦でもある。AZM&天咲組にとって舞華&メーガンのパワーが脅威となることは間違いない。しかしAZMと天咲が若さとスピードでどれだけ相手チームをかく乱できるか。11・12長岡でのAZM組は中野たむ&水森由菜組からの不戦勝が確定のため、この試合が事実上の最終公式戦。ここで勝っても現在トップの岩谷麻優&羽南組に敗れているため決勝進出の可能性はないものの、白星で有終の美を飾りたいところだ。
舞華と天咲が先発で試合開始。ロックアップから舞華がロープに押し込みブレイクの振りをして蹴りを入れる。天咲が中央にもっていき投げようとするが舞華が阻止。しかし天咲がロープに振ってドロップキック。AZMが入りダブルのドロップキックを舞華に見舞う。舞華が返すと、天咲の動きを読んでショルダータックル。メーガンが天咲にボディースラム、入ってきたAZMにもボディースラム。さらに舞華も2人の上に叩きつける。すると舞華もメーガンを持ち上げて2人の上にボディースラム。メーガンが天咲を自軍コーナーに連行しストンピング連打。舞華が串刺しラリアット、ショルダータックル。天咲が返すとエルボー連打で向かっていく。舞華が受けると天咲がDDTで叩きつける。AZMが入り控えのメーガンに向かっていくが、メーガンは仁王立ち。AZMは舞華をかいくぐりドロップキック。メーガンにビビりつつも舞華をカバー。舞華が返すとAZMが両腕をロック。ブレーンバスター狙いを切り返し舞華がAZMを叩きつける。メーガンがAZMにラリアット。AZMがかいくぐるがメーガンがエルボーで倒す。メーガンの突進をAZMがかわして飛びつく。メーガンはコーナーにAZMを追い込み抱え上げるとリフトアップスラム。片足でカバーするがAZMが返す。メーガンがランニングボディープレス。かわしたAZMが「投げてやる!」とブレーンバスターの構え。メーガンが切り返すがAZMがミサイルキック。天咲がドロップキック4連打でつづく。さらにエルボー連打もメーガンがDDTを阻止してパワースラム。AZMがカットするが、メーガンは天咲に串刺しボディーアタック。天咲がAZMのアシストを得てスイングDDT。メーガンが返すと、天咲はAZMと合体。しかしメーガンが天咲を担ぎあげAZMのダイブもキャッチし後方に投げ捨てる。天咲が天橋立で丸め込むが舞華がカット。舞華が肩車しメーガンがダイビングラリアット、そして天咲にF5。3カウントが入り、メーガンが天咲をフォールした。
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
9分5秒 |
柊くるみ● |
○刀羅ナツコ【8点】 | 世羅りさ【5点】 |
3勝1敗の刀羅ナツコ&渡辺桃組と2勝0敗1引き分けの世羅りさ&柊くるみ組によるタッグリーグ公式戦。どちらもリーグ戦好調で決勝進出の可能性が残されている。ヒールの大江戸隊とハードコアユニット、プロミネンスの直接対決とあって大荒れ必至。勝ってリーグ戦を優位に運ぶのはどちらのチームか? また、桃のひとでなしドライバー、ナツコのキャノンボールを柊も得意としているだけに、この攻防も注目となりそうだ。
世羅はこの日でデビュー11周年とコールされる。ゴング前に大江戸隊が奇襲を仕掛けるが、プロミネンスが凶器を奪い取る。世羅が「本日デビュー11周年」をアピールして場外戦にもっていく。世羅がナツコをリングに戻し顔面を蹴飛ばす。ナツコがスピアを見舞い桃にタッチ。桃が世羅に串刺しドロップキック連発。ブレーンバスターの構えを世羅が切り返すがミドルキックを食らう。世羅が左右のエルボー連打。世羅の突進をナツコが足を引いて阻止。しかし桃も柊に足を引かれる。プロミネンスが合体してダブルのブレーンバスター、柊がフットスタンプ、世羅がダブルニードロップ。桃が返すと、柊がドロップキック、サマーソルトドロップ。桃がミドルキック連打、回転エビ固め。柊が返すと桃が前後からミドルキック連打。ナツコがセントーンも柊がかわす。ショルダーをぶつけ合うとナツコが柊の顔面をかきむしる。柊がナツコにショルダータックル。ナツコが突進をかわし桃と串刺し攻撃で合体、ショルダータックルで柊を吹っ飛ばす。ナツコが持ち上げようとするが柊がこらえる。ナツコはエルボーも柊がパワースラム。世羅が大江戸隊の凶器を盗むが桃が背後からバットで殴打し、ナツコがラリアット。柊が返すとナツコのキャノンボールをかわしコーナーに追い込む。世羅がまとめて串刺しダブルニー、柊がキャノンボール。ナツコが返すと、柊は「終わりだ!」とラリアット。しかし桃のカットが間に合う。柊はフィニッシュを宣言しコーナーへ。ナツコが起き上がり毒霧噴射、雪崩式ショルダースルー。桃がバズソーキック、ナツコがデスバレーボム。しかし世羅のカットが間に合う。ナツコがスワントーンボムを決めると柊が返せず3カウントが入った。
桃「クソ仙台よお、この刀羅ナツコが勝ったぞ、コラ! 言うことあるんだろ、ナツコ?」
ナツコ「ああそうだな。ああ、オマエらのなかにも、うすうす気づいてるヤツいると思うんだけど、いまのゴッデスのチャンピオンというのは2人とも欠場してる。そもそも、ウチらなんのためにやってんだよ? ただの絆の確かめ合いじゃねえぞ。このタッグリーグを勝ち抜いてゴッデスのベルト奪うためにやってんだろ。なあ。正直言う、このままだといまのチャンピオン、返上して空位になるかもしれねえじゃん。そしたら、もう次に巻くのはウチらエクストララージしかないってこと。つまり、このリーグ戦も優勝狙ってるってことだから。最終戦は白川と月山。オマエたち2人は、震えて眠れ」
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○テクラ |
12分13秒 |
鹿島沙希● |
ジュリア【6点】 | 朱里【4点】 |
ドンナ・デル・モンドのジュリア&テクラ組、ゴッズアイの朱里&鹿島沙希組がゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦の公式戦で激突。両チームとも2勝2敗で、どちらにも決勝進出、優勝の可能性がある。この試合で勝利し2点を獲得した方がリーグ戦で有利なるのは確実。ジュリア組は連敗スタートも2連勝で体勢を立ち直した。そこでついた勢いをこの試合でも持続させることができるか、それとも朱里と鹿島の連係がマフィアベラのリズムを狂わせるのか?
コールが終わると鹿島がサッとリングを下りる。バカ負けの朱里が先発でジュリアと対戦。朱里がグラウンドにもっていきネックロック。ジュリアが切り返し、腕の取り合い。ジュリアがヘッドロックにとると朱里が切り返してヘッドロック。ジュリアがグラウンドでヘッドシザーズも朱里が脱出し睨み合い。朱里は鹿島を呼び込みタッチ。ジュリアもタッチをかわしテクラがリングイン。ロープに振り合い、テクラが鹿島を誘ってキック。鹿島のドロップキックがヒットもテクラがタッチさせず。テクラとジュリアが合体し、鹿島を連係攻撃。テクラが鹿島にボディースラム。ジュリアも鹿島にタッチさせず、髪をつかんでコーナーに追い込む。ジュリアが押さえ込むが鹿島が返す。鹿島がコルバタ、背中へのミドルキック。朱里がジュリアにドロップキック。テクラが乱入も朱里がかいくぐりテクラにコードブレイカー、ジュリアにニーアタック、フロントネックチャンスリー。ジュリアと朱里がエルボーの打ち合い。朱里がミドルキック連打もジュリアがキャッチし後方に投げ捨てる。テクラが朱里にドロップキック、変型卍固め、ビッグブーツ。鹿島が朱里の命を受けてリングイン、テクラに串刺しニー、ダイビングフットスタンプ。テクラが返すと、鹿島はダブルアームの構え。テクラが切り返すと鹿島と朱里が合体フェースクラッシャー、鹿島がダブルアームスープレックスホールド。テクラが返すと鹿島のダイビングフットスタンプをかわしジュリアと合体フェースクラッシャー、エルボーの挟み撃ち。鹿島が返すと、テクラがサブミッション。しかし朱里がサッカーボールキックでカットする。朱里と鹿島が合体を試みるがジュリアとテクラがDDT。テクラが鹿島にエルボー、鹿島が蹴りをかわして昇竜拳。コーナーに上がるとジュリアが止めてテクラが雪崩式ブレーンバスター、ジュリアがミサイルキック。場外に落ちた鹿島にテクラがプランチャ。10分経過。テクラは鹿島をリングに戻してバズソーキック。「オワッタ」とテクラがカバーも鹿島が返す。意識朦朧の鹿島をテクラが見下ろす。鹿島が起死回生で丸め込むがジュリアがカット。ジュリアのファルコンアローからテクラがダイビングボディープレス。鹿島が返せずテクラが3カウントをゲットした。
ジュリア「おい鹿島沙希大丈夫か、鹿島沙希大丈夫か!?」
朱里「大丈夫だよ!」
ジュリア「しっかりしろ、おい! がんばれ」
鹿島が朱里に背負われて退場。
ジュリア「見たか、おい。これが、それだけマフィアベラが強えってことだよ。わかったか、おい。スターダムはいまちょっと、いろいろあるよね。(場内苦笑に)いろいろあるんだけど、私の思ってることは、スターダムが一番盛り上がればいい、ただそれだけ。スターダムが一番であれば、それでいいんだよ!」
テクラ「センダーイ! アンタたちが見てるのは(近未来の)ゴッデス・オブ・スターダムのチャンピオン。スターダムでもっともクールなチャンピオンだ。なぜなら私たちこそが、マフィアベラだから!」
ジュリア&テクラのコメント
ジュリア「ハロー仙台」
テクラ「ハロー仙台。マフィアベラ、2点追加になったね。サキとシュリから勝ったね。明日はなに? 明日は? 同じカード?」
ジュリア「明日も同じカード? 明後日は? 明後日は私たち最後の公式戦」
テクラ「アサッテハプロミネンスカモシレナイ。ムカシノナカヨシカモシレナイネ。ムカシムカシムカシ。アサッテモマタ2ポイントゲット」
ジュリア「よくわかんなくなってくるけど、まあいいや。いまゴッデスのリーグ戦中だよね。私たちは最初に2試合落としてるけど、あとは全部ここまで来てるから最後も勝つ。ただそれだけ。世羅、くるみ。何でここに来たのか再びね、もう1回試合して、もう1回確かめさせてよ。アリベデルチ」