2023/12/03 試合結果

2023年12月3日 『スターダム和歌山大会』

『スターダム和歌山大会
12月3日(日)ノーリツアリーナ和歌山(観衆202人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
桜井まい

8分9秒
シャイニングバスター→片エビ固め

弓月

◆シングルマッチ 15分1本勝負
白川未奈

8分44秒
インプラントDDT→片エビ固め

HANAKO

◆シングルマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

8分10秒
Bドライバー→エビ固め

水森由菜

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

8分13秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

スターライト・キッド
○舞華 琉悪夏●
ジュリア 刀羅ナツコ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

10分47秒
F5→片エビ固め

葉月
星来芽依 羽南
鈴季すず 飯田沙耶●

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
スカンジナビア・ハリケーン

13分37秒
ラリアット→片エビ固め

天咲光由●
壮麗亜美 上谷沙弥
○MIRAI AZM
朱里 林下詩美

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
桜井まい

8分9秒
シャイニングバスター→片エビ固め

弓月

 前日の名古屋大会で初のタッグマッチを経験したデビュー7戦目の弓月が再びシングルマッチ。今回は“貴婦人”桜井まいの胸を借りる。

 桜井のセコンドにはジュリア、弓月には羽南がつく。ゴングが打ち鳴らされ第1試合がスタート。桜井が腕を取ると弓月も取り返すが、すぐに桜井がヘッドロック。桜井が絞り上げグラウンドにもっていくと、弓月がヘッドシザーズ。桜井が抜け出しロープに振ると、弓月がドロップキック4連発。すべて桜井が受けて立ち、エルボー連打も受けて立つ。弓月の突進に桜井はドロップキックを放ち、パラダイスロックへ。そして「この新人庶民が!」と罵倒する。桜井はヘアーホイップからコーナーに追い詰め顔面を踏みつける。弓月のエルボー連打に桜井が、「もっとやりなさいよ」「そんなもんかしら」と挑発。なおも弓月がエルボーの連打。腕を取ると三角飛び式フェースクラッシャーからドロップキック。弓月がボディースラムを狙うが、桜井が反対に叩きつけSTFへ。弓月はなんとかロープに到達。桜井がビッグブーツを顔面に決めるが、弓月が返す。串刺しでも食らった弓月だが、2カウントで肩を上げる。弓月のエルボー連打を桜井が受けて立つ。桜井の突進を弓月がかわしてコルバタから豪快にボディースラム。桜井が返すと、弓月はスリーパーで捕獲。桜井がエスケープすると、スタンディングギロチン。返した弓月に桜井がビッグブーツ。もう一発放つが、弓月が返す。桜井はフィニッシュを宣言し、シャイニングバスターの構え。しかし、弓月が切り返し丸め込みの連続。桜井が返してビッグブーツ。しかし、弓月が払い腰。返されるも弓月は何度も押さえ込み。弓月の突進に桜井がビッグブーツ連発。弓月が返すと、桜井はシャイニングバスター。弓月が返せず、桜井が勝利した。

桜井「和歌山大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 新人の弓月? アナタ、お尻がまだまだ青いですわねえ。もう少し和歌山のおみかんのように熟したら、またおシングルいたしましょう。それでは和歌山の庶民のみなさまも、ごめんあそばせえ~」

◆シングルマッチ 15分1本勝負
白川未奈

8分44秒
インプラントDDT→片エビ固め

HANAKO

 白川未奈とHANAKOが一騎打ち。HANAKOにとってはチャレンジマッチ的試合だが、パワーで白川を圧倒する場面にも期待がかかる。また、白川が大型のHANAKOを切り崩し得意の足4の字固めに持っていく過程にも注目だ。

 HANAKOが握手を求めると、白川が応じて試合がスタート。ロックアップでの力比べでHANAKOがロープに押し込みエルボー連打。HANAKOが突進すると、白川がバックを取る。HANAKOが取り返しマットに叩きつけ、白川にアームホイップをさせず。白川の突進にHANAKOがショルダータックル。ボディースラムを狙うが、白川が切り返してサイドからドロップキック、サッカーボールキックを連発。悶絶するHANAKOを白川が押さえ込む。HANAKOが返すと、白川は首4の字固め。HANAKOがエスケープすると、白川がエルボー連打を受けて立つ。白川が一発でHANAKOを倒して突進。しかし、HANAKOがキャッチしボディースラムで叩きつけ、アルゼンチンバックブリーカーへ。コーナーに追い込むと串刺しボディーアタック、ニードロップ。返した白川にHANAKOは逆エビ固めでギブアップを迫る。白川がエスケープすると、HANAKOのブレーンバスター狙いを阻止して突進。しかし、HANAKOが体当たり。白川がコルバタ式河津落としから、HANAKOをかわしてコーナーから延髄斬り。返したHANAKOに白川はDDTの構え。HANAKOが持ち上げコーナーに追い込むと、背中へのショルダーを連打する。さらにブレーンバスターを決め押さえ込むが、2カウント。返されたHANAKOは「決めるぞ!」と叫んでアルゼンチン。丸め込んだ白川をHANAKOが丸め込む。白川が返してカウンターのローリングエルボー。白川はHANAKOを引き起こしバックブロー。返したHANAKOに白川は狙いすまして延髄斬り、フィニッシュを予告しインプラントDDT、かと思いきや、HANAKOが丸め込む。返した白川があらためてインプラントDDTを決めると、3カウントが入った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

8分10秒
Bドライバー→エビ固め

水森由菜

 コズミックエンジェルズの水森由菜と大江戸隊の渡辺桃がシングルで激突。今大会でコズエンは水森ただひとり。ユニットを守るべくリングに上がるが、対戦相手が桃とあって苦戦は免れそうにない。

 探り合いから桃がタックルでグラウンドにもっていく。水森が切り返し、首の取り合い。桃がバックを取ると、再び腕の取り合いへ。水森が左腕をひねり上げるが、桃がヘッドロックで締め上げる。水森がロープに振ると見せかけアームホイップ。クロスボディーを桃がかわしてミドルキック。桃はボディースラムも、水森が1カウントで返す。桃がヘアーホイップからコーナーに追い詰め全体重を乗せていく。桃はミドルキックの連打を浴びせ、「どうした、おら?」と挑発。水森がエルボーで向かっていくが、桃がミドルキック一発で倒してみせる。桃の突進を水森がかわし、「なめんな!」とドロップキック、ショルダースルー。桃が返すとエルボーの打ち合い。桃のラリアットを水森がヘッドバットで迎撃。水森が突進すると、桃がドロップキックからブレーンバスターを3連発。しかし水森が返してみせる。桃のミドルキック連打を水森がこらえるがダウン。水森はPKをかわしてラリアット3連打。桃が返すと、水森がスタナーから丸め込む。返した桃に水森は串刺しラリアット、セカンドロープからのラリアットを決める。桃が返すと、水森はボディースラムからダイビングボディープレス。かわした桃が蒼魔刀。水森が返すと、桃はチキンウイングフェースロック。水森がエルボー、ミドルをブロックしてラリアット。桃がカウンターでハイキック。返した水森に桃はBドライバー。水森が返せず、桃が3カウントをゲットした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

8分13秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

スターライト・キッド
○舞華 琉悪夏●
ジュリア 刀羅ナツコ

 ジュリア&舞華&テクラ組のドンナ・デル・モンドと刀羅ナツコ&スターライト・キッド&琉悪夏組の大江戸隊が6人タッグマッチで全面対決。

 テクラとキッドが先発。キッドがヘッドロックに取り、テクラがロープに振ってハイスピードなロープワーク。テクラがドロップキックをかわしてカバーも、すぐにキッドが返す。ナツコとジュリアが対峙。エルボーを打ったジュリアがダッシュすると、ナツコがショルダータックル、セントーンの連打。ジュリアが蜘蛛の巣を狙うと大江戸隊が乱入も、DDMが止めてサブミッションで援護する。ジュリアはナツコへの蜘蛛の巣をキープ。ナツコがエスケープすると、すぐにジュリアがドロップキック。舞華がナツコにショルダータックル。ナツコも応戦し、ショルダータックルのぶつけ合い。舞華が打ち勝つが、ナツコもすぐにやり返す。ナツコの突進を舞華が止めるが、ナツコが押し潰す。琉悪夏が舞華にセントーン。舞華が返すと、琉悪夏はフェースロック。エスケープした舞華に琉悪夏がクロスボディーアタック。舞華が返すと、琉悪夏がフィッシャーマン狙い。そこへテクラが乱入して、舞華がブレーンバスターを狙う。琉悪夏がこらえると、舞華の突進をかわし大江戸隊が次々と串刺し攻撃、キッドのドロップキック、ナツコのエルボースマッシュから琉悪夏がフィッシャーマンを決める。返された琉悪夏はコーナーに上がり冷凍庫爆弾。しかし舞華がかわし、ジュリアとテクラが合体ネックブリーカー。舞華がブレーンバスターもナツコのカットが間に合う。乱戦から舞華が琉悪夏にみちのくドライバー狙い。琉悪夏がこらえてラリアット。舞華が立ち上がり、ラリアットのお返し。琉悪夏が向かってくると、舞華がもう一発ラリアット。琉悪夏が返すと、舞華はみちのくドライバー。3カウントが入り、舞華が琉悪夏をフォールしてみせた。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

10分47秒
F5→片エビ固め

葉月
星来芽依 羽南
鈴季すず 飯田沙耶●

 鈴季すず&星来芽依&メーガン・ベーン組と葉月&羽南&飯田沙耶組のSTARSが6人タッグマッチで激突。前日の名古屋大会で赤いベルト挑戦権利証をかけて対戦した鈴季と葉月が再び対戦。敗れた葉月にはリベンジマッチで、赤いベルトへの挑戦権を守った鈴季には最高峰王座に最も近い者としての闘いが求められる。

 葉月がパートナーを制して鈴季との対戦に名乗り。両者エルボーを寸前で止めると、葉月が戻るように指示。すると星来が加わり、ダブルで葉月を攻め込む。星来が葉月に滞空時間の長いボディースラム。羽南、飯田が乱入し、STARSで星来を攻撃、トリプルドロップキックを食らわす。葉月は星来をロープに追い込み顔面ウォッシュ。葉月が「お返しだ!」とボディースラム。羽南が星来の後方からニーアタック。星来が張り手を打つと、髪の毛をつかんで睨み合う。羽南が張り手をやり返し、ロープに振って払い腰。星来が突進をかわし「一発食らえ!」とドロップキック。鈴季も羽南にドロップキック。鈴季と試合権利のない羽南がエプロン越しにやり合う。鈴季とメーガンが羽南と飯田に串刺し攻撃。鈴季は羽南のボディーアタック、ランニングエルボースマッシュを食らう。葉月が鈴季を踏み台にしてメーガンと星来をリング下に落とすと、鈴季にミサイルキック、フェースロック。鈴季と葉月がエルボーの応酬。フルネルソンバスターを決めた葉月だが、セントーンを鈴季にかわされリング下からのドロップキックを食らう。葉月が返すと、鈴季はスクラップバスター。メーガンが葉月にビッグブーツ。葉月が返すとメーガンが持ち上げる。切り返した葉月にヒップドロップも、かわしてコルバタ、ビッグブーツ。飯田がメーガンにラリアット連打。メーガンが仁王立ちで受けて立つ。飯田はビッグブーツをかわし、ドロップキック、逆水平連打。メーガンが飯田ロケットをキャッチしてバックフリップ。飯田がエルボー連打も、メーガンは動じず。飯田が前後からラリアットで倒すが、1カウント。飯田はブレーンバスターの構えも、メーガンが切り返し突進、STARSがトリオでドロップキック。葉月が場外へトペスイシーダを狙うが、戻ってきたメーガンがフライングラリアット。鈴季組がトリオで飯田にキック。しかし、STARSのカットが間に合う。メーガンが葉月と羽南にラリアットで排除、メーガンが星来をリフトアップして場外のSTARSに投げ捨てる。メーガンは飯田を担いでスクラップバスター。飯田が返すと、メーガンはF5へ。飯田が返せず、メーガンが3カウントをゲットした。試合後にもメーガンは飯田にもう一発ボディースラム。食らった飯田は大の字に…。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
スカンジナビア・ハリケーン

13分37秒
ラリアット→片エビ固め

天咲光由●
壮麗亜美 上谷沙弥
○MIRAI AZM
朱里 林下詩美

 朱里&MIRAI(和歌山大会当日が誕生日)&壮麗亜美のゴッズアイにスカンジナビア・ハリケーンが合流。ハリケーンには朱里との異種格闘技戦でぶつかって以来、初めてのタッグマッチとなる。対するは林下詩美&上谷沙弥&AZM&天咲光由組のクイーンズクエスト。現時点でのベストメンバーで、しかも詩美と上谷は前日の名古屋大会で舞華&メーガン・ベーン組を破りゴッデス・オブ・スターダム王座に就いたばかり。MIRAI&壮麗組もゴッデス王座を狙っていると思われるだけに、ベルトも意識した闘いになりそうだ。

 壮麗が先発に立候補し、上谷との対戦でメインのゴング。グラウンドでバックと首の取り合い。壮麗がヘッドロック。上谷のヘッドシザーズを壮麗が抜けてロープワーク。壮麗はドロップキックをかわすが、上谷もラリアットをかわし視殺戦。天咲のドロップキックをハリケーンがかわしビッグブーツ、ネックブリーカー。天咲が返すと、ハリケーンが打撃の連打。MIRAIが壮麗を呼び込み天咲に逆水平連打の競演。朱里が天咲にサッカーボールキック連発、スリーパー。天咲がエスケープすると、朱里が「やり返して来いよ」と挑発。天咲のエルボー連打を朱里が受けて立つ。朱里はキック一発で天咲を倒すと、コーナーに追い込みストンピング連打。コーナーに振られた天咲が突進をかわして串刺し側転エルボー、ドロップキック。詩美が朱里にドロップキック。MIRAIが介入し朱里とクローズライン。しかし、詩美がかわし上谷と合体、ダブルでMIRAIと朱里を分断する。詩美を飛び越えて上谷が朱里にフットスタンプ、詩美がカバーも朱里が返す。AZMが朱里に「天咲のお返し!」とサッカーボールキック。朱里は「痛えな」とお返し。AZMももう一発放ち、あえて朱里にサッカーボールキックを打たせてみせる。朱里もAZMにサッカーボールキックを打たせる構え。そこを背後からAZMが「アホか」と丸め込む。返した朱里がサッカーボールキックを打ってからハリケーンに託す。ハリケーンがAZMに打撃の連打、ドロップキック、フェイントをかけてカバーする。AZMが返すと、ハリケーンがエルボー連打。ハリケーンの突進を詩美と上谷がカットし、天咲がドロップキック、AZMがミサイルキック。ハリケーンが返すと、AZMが丸め込みから腕を極める。しかし、ゴッズアイがカットに入る。ハイキックのかわし合いからAZMがダウン、ハリケーンの突進にAZMがブレーンバスターを決める。ハリケーンがAZMを抱えバックフリップ。AZMとハリケーンのハイキックが交錯しダウン。替わったMIRAIが天咲に突進。天咲がかわすとQQが介入し、天咲がドロップキック。10分経過。MIRAIが天咲のラリアットをかいくぐりショルダータックル、串刺しエルボー。天咲がDDT。MIRAIが返すと、QQが4人でドロップキック。天咲がMIRAIにスイングDDT。天聖をMIRAIが切り返し、ゴッズアイが連続攻撃、MIRAIの押さえ込みをAZMが返す、MIRAIはバックドロップから右腕でラリアット。引き起こすとミラマーレショックを狙う。天咲が切り返して天橋立。混戦から天咲がMIRAIのヒザへドロップキック、DDT。丸め込むが、MIRAIが返す。天咲の突進を止めて前方に叩きつけると、MIRAIがレフトハンドラリアット。3カウントが入り、最後はMIRAIが天咲をフォールした。

MIRAI「24歳一発目、勝利しました! 和歌山のみなさんご来場ありがとうございます。24歳のMIRAIも、このベルトとともにこの仲間とともに頑張っていくので、みなさん応援よろしくお願いします」

朱里「MIRAIおめでとう。そして、そしてですね、今日からなんと、スカンジナビア・ハリケーンがゴッズアイのメンバーとして組むことになりました! お互い技術交流して、強く強くなっていきたいと思います」

ハリケーン「オネガイシマス。まず第一に、みなさんの歓迎に感謝します。ゴッズアイの一員になれて、とても光栄です。いままで一人で闘ってきましたが、それも長すぎたと思います。そして気づきました。私にはナカマが必要だったのだと思います。そうですよね。心から本当にありがとうございます。ホントニドーモアリガトウゴザイマシタ」

朱里「よろしくお願いします!」

MIRAI「自分に負けるな限界を超えろ、ゴッズアイ、魂込めて、ロックオン!」

ゴッズアイのコメント

MIRAI「和歌山大会、今日自分誕生日で24歳、一発目勝利で飾ることができました。ありがとうございます。24歳もどんどんどんどんパワーアップしていくので、みなさんよろしくお願いします」

朱里「そしてですね、今日からなんとスカンジナビア・ハリケーンがゴッズアイの仲間として組むことになりました。こうやって技術交流してお互い強くなっていきたいと思います。一言コメント、プリーズ」

ハリケーン「もちろん。とても光栄です。ここにいるみんなと同じサイドに立って闘えることがとてもうれしい。とても楽しみです。ホントニドーモアリガトウゴザイマシタ」

朱里「この巡業中ね、一緒にどんどん組んでいくので今日から全勝目指していきたいと思います。やるぞ!」

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