2023/12/05 試合結果

2023年12月5日 『JRA有馬記念 presents YEAREND TOUR 2023〜STARDOM in HIROSHIMA〜』

『JRA有馬記念 presents YEAREND TOUR 2023〜STARDOM in HIROSHIMA〜
12月5日(火)広島県立広島産業会館(観衆236人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド 

8分21秒
黒虎脚殺

弓月

◆シングルマッチ 15分1本勝負
白川未奈

8分7秒
グラマラスコレクションMINA

テクラ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

8分5秒
スタークラッシャー→片エビ固め

HANAKO●
○上谷沙弥 壮麗亜美

◆シングルマッチ 15分1本勝負
メーガン・ベーン

6分10秒
F5→片エビ固め

水森由菜

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

7分41秒
ひとでなしドライバー→片エビ固め

葉月
琉悪夏 羽南●
刀羅ナツコ 飯田沙耶

◆タッグマッチ 15分1本勝負
AZM

15分00秒
時間切れ引き分け

星来芽依
林下詩美 鈴季すず

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
桜井まい

11分31秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

スカンジナビア・ハリケーン●
○舞華 MIRAI
ジュリア 朱里

 

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド 

8分21秒
黒虎脚殺

弓月

 デビュー8戦目の弓月が大江戸隊のスターライト・キッドに挑む。キッドのテクニックとラフに新人の弓月がどこまで迫れるか。

 握手は交わさず、試合開始のゴング。ロックアップから腕の取り合いとなり、キッドがヘッロックからグラウンドに持っていく。弓月が反転してカバーするが2カウント。キッドがそのまま起き上がると、弓月がロープに振ってドロップキック。かわしたキッドが弓月のヒザにドロップキックを決める。キッドは右ヒザをマットに打ち付けレッグロック。変型キャメルクラッチの体勢から右ヒザにストンピング。ロープ際でも弓月のヒザを踏みつけていく。キッドは「どうしたんだ、オラ」「やり返してみろよ」と挑発。キッドは観客に「終わらしちゃっていいですか~?」と問いかける。しかし弓月が、コルバタから串刺しドロップキック。キッドが返すと、弓月は予告してボディースラム狙い。キッドが切り返しコーナーに振るが、弓月が突進をかわす。しかしキッドが頭部をコーナーに叩きつけ、ダイビングボディーアタック。キッドは片足でカバー。返されると、その場跳びムーンサルトプレス。返した弓月にキッドはストレッチマフラー。弓月がエスケープするが、キッドが「新人しっかりしろよ!」と挑発し、踏みつける。キッドが「こいよ!」と挑発、弓月が腕を取り三角飛びフェースクラッシャー、ドロップキック。ボディースラムの掛け合いで弓月が投げることに成功。さらにエルボーを乱打していくが、キッドがフライングエルボーアタック。キッドのフィッシャーマン狙いを弓月が丸め込む。弓月の突進にキッドがハイキック、ブレーンバスターホールド。弓月が返すと、キッドの突進をかわし変則的な丸め込み。キッドがギリギリ返すと足をキャッチして黒虎脚殺狙い、こらえる弓月だが、キッドが逃さず黒虎脚殺へ。弓月がギブアップし、キッドの勝利となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
白川未奈

8分7秒
グラマラスコレクションMINA

テクラ

 かつてSWA世界王座を争った白川未奈とテクラが日本では久しぶりのシングル対決。この試合からライバル関係が再燃するか。

 白川が自分で自分をコールすると、テクラも対抗してリングアナからマイクを奪い、自身をコールする。ゴングが打ち鳴らされると、慎重に手四つの構えから力比べ。テクラが回転して蹴りを入れロープワークに誘う。テクラがフェイントをかけるが、白川がアームホイップ。テクラもやり返しカバーの応酬に。テクラがロープ際で誘いドロップキックをかわすと、エプロンから顔面を蹴飛ばしていく。白川が返すと、テクラの突進にドロップキック。さらに右ヒザをマットに打ち付けていく。白川は右ヒザに狙いを定めニークラッシャー。テクラが返すと、足4の字狙いを阻止。白川はテクラの右ヒザにストンピング連打。テクラがエルボーも、白川が右ヒザを集中攻撃。白川の突進をかわしテクラがスピアを放つ。返した白川にテクラはサブミッション攻撃。白川がエスケープすると、テクラが頭部への蹴りからカバー。白川が返すと、テクラはブレーンバスター、ダイビングボディープレス狙い。白川がかわすが、テクラが串刺しエルボー。白川はカウンターのエルボー、ヒザへのドロップキック、足4の字固め。しかし、テクラがロープに到達。白川はトップロープに乗せてネックブリーカーも2カウント。白川は、グラマラスドライバーのポーズを見せテクラを持ち上げる。テクラが切り返し、カウンターのエルボーから丸め込む。白川が返すと、テクラがバズソーキック。白川がバックエルボーからグラマラスコレクションで丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

8分5秒
スタークラッシャー→片エビ固め

HANAKO●
○上谷沙弥 壮麗亜美

 クイーンズクエストの上谷沙弥&天咲光由組が壮麗亜美&HANAKO組とタッグで対戦。壮麗が新人のHANAKOをどうコントロールするかも試合のキーポイントになりそうだ。4カ月ぶりのカムバックを果たし林下詩美とのタッグでゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得した上谷の復調ぶりが見られそうだ。

 HANAKOが「お願いします!」と握手を求める。上谷が天咲を差し出すと、天咲はHANAKOの手を叩いて先発に。HANAKOがエルボー連打、天咲がカウンターのエルボーも、HANAKOがカウンターでショルダータックル、ボディースラム。壮麗が天咲にボディースラム。HANAKOも続いて天咲にボディースラム。壮麗が再びボディースラム。天咲が返すと、壮麗は逆エビ固め。天咲がエスケープすると、壮麗は逆水平。天咲がロープに振られるも、壮麗を止めてDDT。上谷のスワンダイブを壮麗がかわし、HANAKOと合体。しかし、上谷がまとめてフランケンシュタイナーからドロップキック。上谷がフィッシャーマンの構えにいくと、壮麗がこらえてショルダータックル、アルゼンチンバックブリーカー、コーナーに宙吊りにして串刺しボディーアタック、ラリアット。HANAKOが上谷にショルダータックル3連発、アルゼンチン、コーナーに叩きつけ串刺しボディーアタック、ニードロップ。上谷が返すと、HANAKOがブレーンバスター狙い。上谷が切り返してニールキック。天咲が入り、上谷と串刺し攻撃で競演。しかし壮麗が介入し、ダブルのショルダータックルでQQを分断。HANAKOが上谷にアルゼンチン。切り返した上谷に壮麗がカットに入り、HANAKOとリフトアップして叩き落とす。HANAKOが上谷に高々とブレーンバスター。天咲がロープに振られるも、まとめてDDT、上谷がHANAKOにボディープレス。HANAKOが返すと、上谷はフィニッシュを宣言してスタークラッシャーの構え。HANAKOが切り返しラリアット、ビッグブーツ。しかし、上谷が返してみせる。HANAKOがエルボー連打から突進すると、上谷が二段蹴り。HANAKOが立ち上がると上谷がスピンキック。返したHANAKOに上谷はスタークラッシャーを決める。3カウントが入り、上谷がHANAKOをフォールした。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
メーガン・ベーン

6分10秒
F5→片エビ固め

水森由菜

 メーガン・ベーンと水森由菜が一騎打ち。メーガンのパワーに水森のパワーがどこまで迫れるか。パワフルなぶつかり合いが注目される。

 ロックアップで組み付いた水森をメーガンが弾き飛ばす。水森がエルボー連打からロープに振ろうとするが、メーガンがエルボーで倒す。水森がショルダー連打で向かっていくも、メーガンがショルダーで吹っ飛ばす。水森はメーガンの足にストンピング連打。コーナーから飛んできた水森を受け止めて、メーガンがマットに叩きつける。メーガンがニー連発からビッグブーツ、ダブルアームスープレックス。水森が返してエルボー連打。メーガンが受けて立ち、エルボーのお返し。水森は「負けてたまるか!」と、さらにエルボー連打。メーガンが一発で倒してバックを取る。水森が切り返し、背後からドロップキック。コーナーに上がると、メーガンが腕を取る。しかし水森が切り返し、ロープ越しにアームブリーカー。こらえたメーガンがスリーパー、エプロン越しに持ち上げ前方に叩きつけるとラリアットへ。返した水森にメーガンがセントーン。水森がかわしてボディープレスも、1カウント。跳ね返したメーガンが、水森を担ぎあげる。水森が切り返すが、メーガンがコーナーに追い込み逆水平。水森が突進をかわしジャックナイフ。メーガンが返すと、水森がラリアット連打。しかし、メーガンが仁王立ち。メーガンはカウンターのフライングラリアット。水森を引き起こすと、担ぎ上げてF5へ。水森が返せず、メーガンが3カウントをゲットした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

7分41秒
ひとでなしドライバー→片エビ固め

葉月
琉悪夏 羽南●
刀羅ナツコ 飯田沙耶

 STARSの葉月&羽南&飯田沙耶組と大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組が6人タッグマッチで全面対決。羽南&飯田のNEW BLOODタッグ王者組と、1229両国で林下詩美&上谷沙弥組の持つゴッデス・オブ・スターダム王座に挑むナツコ&桃組によるタッグ戦線の闘いでもある。

 羽南と琉悪夏の先発でスタート。琉悪夏が羽南をかわしてショルダータックルで先制。すると、STARSが乱入し連係で琉悪夏を攻撃しトリプルドロップキック。すぐに琉悪夏とナツコが合体し、羽南にショルダータックル、セントーンを浴びせる。桃が羽南にボディースラム、ミドルキック、顔面を踏みつける。ナツコが羽南のエルボー連打を仁王立ちで受けて立つ。羽南はラリアットをかわすが、ナツコが払い腰をこらえてストンピング連打。ナツコの突進に羽南が払い腰を決めて葉月に託す。葉月はナツコにドロップキック、フェースロック。琉悪夏がカットし、ナツコと合体。葉月が連係をかわして飯田、羽南とともに大江戸隊に顔面ウォッシュ。葉月とナツコがエルボーの応酬、ナツコが葉月にバックフリップ。桃が葉月に串刺しドロップキック。2発目と見せかけミドルキック、ブレーンバスター。葉月が返すと、飯田のアシストからコードブレイカー。羽南が桃の後方からニーアタック。桃がボディーアタックをかわしてミドルキック。大江戸隊が串刺し攻撃を狙うが、飯田が阻止。ナツコと琉悪夏を同士討ちにし、羽南がボディーアタック。羽南は桃にエルボー、葉月と飯田の合体から羽南がフェイマサ―。返した桃がテキーラの構え。羽南がかわしてエルボースマッシュ、桃がカウンターでハイキック。羽南が2発目をかわし丸め込むが、カットされる。飯田と葉月にナツコと琉悪夏がラリアット、羽南にサンドイッチラリアット、桃がハイキック。羽南が返すと、桃はひとでなしドライバーを決める。羽南が返せず、桃が3カウントを奪ってみせた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
AZM

15分00秒
時間切れ引き分け

星来芽依
林下詩美 鈴季すず

 鈴季すず&星来芽依組とクイーンズクエストの林下詩美&AZM組がタッグで激突。星来とAZMのハイスピード対決はもちろん、鈴季と詩美の対戦や、鈴季vsAZM、星来vs詩美などどの組み合わせをとっても興味深い組み合わせだ。

 詩美と鈴季が先発で対峙。ロックアップでの力比べでスタートし、詩美がロープに追い込む。詩美が腕を捻り上げると、鈴季が取り返す。腕の取り合いから鈴季がヘッドロック。詩美が脱出し、鈴季の蹴りをかわして視殺戦。AZMと星来がハイスピードなロープワークの攻防。星来がAZMにストンピング連打。控えの詩美を落としてから鈴季を呼び込み、AZMに次々と串刺し攻撃、ダブルのドロップキック。鈴季はAZMにヘアーホイップ、エプロンに出すとリング下からドロップキック、キャメルクラッチ。そこへ星来がロープ間を走り、あえて張り手を浴びせる。星来がAZMを自軍コーナーで攻撃。AZMがエルボーで向かっていくと、星来もやり返す。AZMがドロップキック。替わった詩美が星来を捕まえるも、鈴季が乱入。しかし、詩美が星来を担ぎあげコーナーの鈴季にぶつけ、2人まとめてドロップキック。星来が詩美を丸め込みからドロップキック。鈴季が詩美の後方からニーアタック連打。詩美の突進を鈴季がかわし、ロープに乗せるとスライディングジャーマン。鈴季がコーナーに上がるとAZMがカット、詩美が鈴季をアルゼンチンからバックフリップ、スライディングラリアット。鈴季が返すと、詩美はフィニッシュを予告してバックを取る。鈴季がロープに逃れると詩美の突進にトラースキック。詩美がカウンターのエルボーからバックを取る。鈴季が切り返し、テキーラ狙い。詩美が切り返し投げっぱなしジャーマン。すぐに鈴季も投げっぱなしジャーマンをやり返し、両者ダウン。星来とAZMがかわし合い。AZMが強引に丸め込むが、2カウント。AZMと星来のドロップキックが交錯すると、エルボーの打ち合い。AZMがフェイントをかけて張り手。星来もやり返し、AZMの突進を丸め込むと鈴季とドロップキックの競演。星来はAZMにエプロンからドロップキック、リングに戻ってドロップキック。しかし、AZMの肩が上がる。星来はグラウンドでスリーパー。AZMがエスケープすると、星来はフィニッシュを予告してコーナーに振る。しかし、AZMがかわして詩美がドロップキック、星来を担ぎあげAZMがコーナーへ。鈴季がカットし星来がエプロンへ。詩美がエプロンに上がり星来を場外の鈴季に投げ捨てる。AZMがリング下の星来にエプロンからキック、リングに戻すとミサイルキック。残り2分。星来が返すと、AZMがバックを取る。詩美が入ってエルボー、AZMがブレーンバスター。星来が返すとAZMは腕固め。AZMはダイビングフットスタンプを命中させるが、星来が返す。AZMがあずみ寿司も、鈴季のカットが間に合う。鈴季と星来が詩美にキックの競演。星来のコードブレイカーから鈴季がジャーマン、星来が流れ星。AZMがカットすると、星来に変型投げっぱなしジャーマン。ここでタイムアップとなり、時間切れ引き分けに終わった。

AZM「おい、星来芽依、15分ドローだと?ちょっとハイスピード巻いて、調子いいんじゃないの? ねえ。いいよ、オマエがこの私のハイスピードの歴史を超えることに、私はチャレンジャーとしてオマエにハイスピード挑戦してやるよ。それまでちゃんと防衛回数稼いどけよ、バーカ!」

星来「おい、AZM、AZM。芽依はAZMの防衛記録、必ず超すから。その超すときに、逆にAZMを指名するからな。ぶっころがしてやるよ」

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
桜井まい

11分31秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

スカンジナビア・ハリケーン●
○舞華 MIRAI
ジュリア 朱里

 12・3和歌山でゴッズアイ入りを宣言したスカンジナビア・ハリケーンが朱里&MIRAIと組んでユニット入り第2戦。今回の相手はジュリア&舞華&桜井まい組のドンナ・デル・モンドとなる。ジュリア、舞華、桜井が格闘技ベースのハリケーンとどんな闘いを展開するか。また、ハリケーンと朱里&MIRAIの連係も注目される。

 ジュリアがハリケーンを先発に指名してメインがスタート。ロックアップからジュリアが腕を取ると、ハリケーンが回転して取り返す。ジュリアも応戦し足を取るとグラウンドへ。ハリケーンがネックロックもジュリアがヘッドロック。脱出したハリケーンがハイキック、ジュリアがかわして髪をつかみ合う。朱里が桜井にヘッドロック。桜井が切り返すとロープワーク、桜井が「道をふさぐな、この無礼者が!」と朱里の背中を踏みつける。「誰が無礼者だ⁉」と朱里。桜井が向かっていくと朱里の蹴りをかわして貴婦人ポーズ。しかしサッカーボールキックをまともに食らってしまう。朱里とMIRAIが桜井にダブルのドロップキックを浴びせ、朱里がサッカーボールキックを連発。ハリケーンが桜井にニーの連打から投げを打ってグラウンドへもっていく。ハリケーンがグラウンドでエルボー連打、ネックロック。MIRAIが桜井のエルボー連打を受けて立つ。MIRAIが逆水平、串刺しエルボーアタック連打。桜井が突進をかわしフェースクラッシャー、パラダイスロック。「この庶民が!」と罵倒するが桜井もダウン。タッチを受けたジュリアが控えのハリケーンとやり合う。朱里とジュリアがコーナーに振り合い、ハリケーンとジュリアがブレーンバスターを掛け合う。ジュリアが成功しコーナーのMIRAIに直撃させる。さらにジュリアがMIRAIにブレーンバスター。返したMIRAIがショルダータックルを浴びせ朱里に託す。朱里がジュリアにドロップキック、フロントネックチャンスリードロップ、腕十字、腕固め。ジュリアが脱出しスープレックス、ドロップキック。舞華が朱里に串刺しラリアット連打、ショルダータックル、ブレーンバスター。舞華の突進を朱里がかわしコードブレイカー、PK。ハリケーンがコーナーからミサイルキック、串刺しニーアタック、スイングDDT。舞華がハイキックをブロック。ハリケーンが打撃の連打から舞華をかいくぐりスリーパー。ゴッズアイがDDTのカットをサブミッションの競演で阻止。舞華がエスケープすると、ハリケーンがニールキック。舞華が返すと、ジュリアと桜井がハリケーンをカット、舞華が担いでジュリアがネックブリーカー。ハリケーンが返すと、舞華はフィニッシュを予告してみちドラ狙い。MIRAIがカットしジュリアがニーアタック、ハリケーンもニーアタックで続く。乱戦から舞華とハリケーンが立ち上がる。舞華がハイキックをかわしラリアット、ハリケーンがスタナーも舞華がラリアット。ハリケーンが返すと舞華がみちのくドライバー。3カウントが入り、舞華がハリケーンをフォールした。

舞華「広島、DDMが勝利したぞ! 私は1229両国国技館、すずと赤いベルトやるんですけど。すず、見てんのわかってんだよ。こっちこい」

鈴季が花道に現れる。

舞華「両国国技館、次はオマエがこうなる番」

舞華が襲いかかり、鈴季を客席に投げつける。鈴季も反撃し場外乱闘。鈴季がエルボーを放ち立ち去ると舞華が追いかける。残されたジュリアと桜井がリングに上がる。

ジュリア「…広島の諸君ごきげんよう! ゴッズアイにどうやら新しいメンバーが入ったようじゃねえかよ。スカンジナビア・ハリケーン。おいおい、なかなかおもしろい選手、だね。ドゥーユーライクジャパン?」

ハリケーン「アブソリュートリー、アイラブジャパン。アメージング、フードイズグレート。ビューティフル。アイライクオールモーストエブリシングアバウトジャパン。バットノットライクユー」

ジュリア「日本は好きだけど、ジュリアは好きじゃないって言ったかテメエ!」

ジュリアがハリケーンの首を絞めると朱里が止めに入る。

朱里「まあまあ落ち着いて」

ジュリア「落ち着いてるよ」

朱里「とりあえず帰ろう」

ゴッズアイが退場。

ジュリア「じゃあ最後は、貴婦人、締めて」

桜井「あらためまして広島大会にお越しの超庶民のみなさま、ごきげんよう! ジュリア、広島と言えば何かしら?」

ジュリア「広島と言えば…今日いなかったけど、小波」

桜井「違うわよ! お好み焼きでしょ」

ジュリア「ハイ、お好み焼きね」

桜井「この県のお好み焼きは、麺でかさ増しをしてるってと聞いたわ」

ジュリア「かさ増しだったのか!?

桜井「調べに行きましょ。そして、アナタたち庶民、よく聞きなさい。このツアー中、大阪に行きますので、広島と大阪、どちらがニセのお好み焼きか、この超貴婦人様の肥えた舌で判断して差し上げますわ! それじゃあ、ごめんあそばっせ!」

DDMのコメント

ジュリア「ハイ、広島大会、DDM勝ちましたが、舞華どっか行っちゃったね」

桜井「ちょっと心配ですわ」

ジュリア「アハハ、アハハハ。どこ行ったんだよ、おい。まあいいよ。いいよ。ゴッズアイにスカンジナビア・ハリケーンが入ったと。日本に来て朱里とやってから私は気になってたから、こんどは私と闘おうよ、ハリケーン。じゃあ、お好み焼きを確認しに行く。広島のお好み焼きは麺でかさ増ししてるんだって?

大阪のお好み焼きはどうなってるの?」

2人で去りながら。

桜井「大阪は、粉よ、粉」

ジュリア「全部、粉? 粉の方が…」

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