2023/05/13 試合結果

2023年5月13日 『STARDOM in CHIBA』

『STARDOM in CHIBA
5月13日(土)TKPガーデンシティ千葉観衆353人=満員)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○フキゲンです★

6分52秒
後方回転エビ固め

HANAKO●
吏南 レディ・C

◆5WAYバトル 15分1本勝負
桜井まい

6分23秒
庶民征伐

さくらあや

※もう三人は舞華、水森由菜、ラム会長

◆タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

9分33秒
テキーラショット→片エビ固め

スターライト・キッド
○鈴季すず 琉悪夏●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

11分32秒
変形フロントフェイスロック

ジェシー●
○ジュリア マライア・メイ

◆10人タッグマッチ 20分1本勝負
葉月

13分5秒
バックドロップホールド

天咲光由
コグマ 妃南●
○羽南 上谷沙弥
飯田沙耶 AZM
岩谷麻優 林下詩美

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

12分5秒
ヒザ十字固め

壮麗亜美
鹿島沙希 MIRAI●
刀羅ナツコ 朱里

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○安納サオリ

12分14秒
ポテリング

ジーナ
なつぽい 月山和香●
中野たむ 白川未奈

 

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○フキゲンです★

6分52秒
後方回転エビ固め

HANAKO●
吏南 レディ・C

 レディ・C&HANAKO組の現役女子レスラー最長身タッグが、吏南&フキゲンです★組とタッグで対戦。前日のNEW BLOOD8でNEW BLOODタッグ王座に挑戦したレディ組はベルト奪取ならず、その一方で吏南は壮麗亜美を破り悲願のフューチャー・オブ・スターダム王座を手に入れた。吏南には王者としての第1戦。レディが挑戦に名乗りを挙げており、その闘いぶりに注目だ。

 レディが吏南を先発に指名。しかし試合はフキゲンとHANAKOでスタート。HANAKOが手を上げて挑発すると、届かないフキゲンは足を踏みつける。HANAKOがロープに振るがフキゲンは付き合わずに喫煙ポーズ。大江戸隊が合体のビッグブーツ、2人で喫煙ポーズ。レフェリーは吏南を注意。吏南がHANAKOにヘアーホイップの連続。コーナーに追い込むと「ムダにでけえだろ」と挑発、レフェリーが止めに入ると「うるせえクソジジイ!」。ロープに振られたHANAKOがショルダータックル。レディが入り、逃げる吏南にコブラツイストを仕掛ける。吏南がエスケープすると、レディがチョークスラム狙い。吏南が切り返すとレディがエルボー。吏南もやり返しエルボーの応酬。レディの突進に吏南が払い腰、ドロップキック。フキゲンが入るとレディがかいくぐり控えの吏南を場外に落とす。レディはフキゲンにジャイアントスイング10回転。HANAKOがフキゲンにショルダータックル、アルゼンチンバックブリーカー、串刺しボディーアタック。フキゲンが返すと、HANAKOはブレーンバスターを狙う。フキゲンが切り返すと手が届かないがスライディングで倒す。吏南が入りクローズラインもHANAKOがかわしてレディがネックブリーカー。HANAKOがブレーンバスター、レディが吏南にチョークスラム。HANAKOがフキゲンを担ぐが丸め込まれる。返したHANAKOのビッグブーツをかわしフキゲンが丸め込むと3カウントが入った。

◆5WAYバトル 15分1本勝負
桜井まい

6分23秒
庶民征伐

さくらあや

※もう三人は舞華、水森由菜、ラム会長

 舞華、桜井まい、さくらあや、水森由菜、ラム会長が一度に激突する5WAYマッチ。舞華と桜井はドンナ・デル・モンドの同門。試合のカギを握るのは混沌の女王ラム会長か? そして、千葉市出身の貴婦人・桜井、試合後のマイクは?

 試合が始まり全員が慎重に手四つ。舞華が足を出しヘッドロック。舞華と桜井がドロップキックで会長とさくらを吹っ飛ばす。水森が舞華にショルダータックル合戦を挑む。舞華が呼び込みビッグブーツもかわされてDDMが同士討ち。水森がフライングショルダータックルを決めDDMの手を上げる。するとDDMが合体のバックドロップ。2人で片足カバーをすると会長とさくらがカバー。会長は水森とさくらに指示を送り舞華をコーナーに追い込む。会長が水森を裏切り丸め込み。水森が舞華、桜井、さくらをコーナーに追い込み、会長が水森にボディーアタックをさせてから丸め込む。桜井が会長と水森をドロップキックで分断。桜井が会長に首4の字。舞華も加わると水森がまとめて逆エビ固め。さくらが入り水森にドロップキック。舞華がさくら、会長、桜井にボディースラム。水森はボディースラムを回避するが舞華が3人めがけてブレーンバスター。慌てて3選手が逃げることに成功。会長が舞華にボディーアタック。水森がボディープレス。さくらがカットすると、水森がエルボー連打。桜井が水森にビッグブーツ、さくらにドロップキック。さくらが桜井にハイキック連打でダウンさせる。しかし舞華がカット成功。会長と水森が舞華のラリアットを食らう。桜井がさくらにドロップキック。さくらが返すと桜井は変型ブレーンバスターホールド。さくらが返せず桜井が勝利した。

桜井「千葉大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう。今日はとてもカオスな5WAYでございましたわ。わたくしはこの後、東京へ戻り5つ星のホテルで高級ディナーをいただきますけど、アナタたち庶民は5粒の落花生で我慢しなさい。それでは、ごめんあそばっせ!」

◆タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

9分33秒
テキーラショット→片エビ固め

スターライト・キッド
○鈴季すず 琉悪夏●

 このところタッグを組む機会の多い鈴季すず&星来芽依組がこの日もチームを結成、スターライト・キッド&琉悪夏組の大江戸隊と対峙する。キッドと星来のハイスピード対決、琉悪夏と鈴季にはラフファイトが期待される。

 キッドと星来が先発でスタート。ロックアップから星来がロープに振ってロープワークの攻防。キッドがアームホイップで投げると星来がやり返す。鈴季が乱入しキッドにタッチをさせず、星来との連係で攻め込む。星来がキッドへ突進もリング下から琉悪夏が足を引く。キッドは星来の顔面を踏みつけ琉悪夏に託す。琉悪夏が星来にショルダータックル連打、キャメルクラッチ。そこへキッドがドロップキックを叩き込む。キッドが「さっきはオマエよくも足を踏んでくれたな」とやり返す。ロープに振られた星来がなんどもキッドをかいくぐりドロップキック。鈴季がキッドの背中にニーアタック連打。コーナーに追い込むとまとめて串刺し攻撃。鈴季は「一発食らえ!」とキッドをまねるが怒ったキッドがエルボー連打。鈴季も応戦しエルボーの打ち合い。鈴季がジャーマンを狙うがキッドがエルボー、ボディーアタック。キッドは「これがホントの一発食らえ!」とその場飛びムーンサルト。琉悪夏が鈴季にショルダータックル、セントーン、フェースロック。琉悪夏の突進を鈴季がかわしてスピア。鈴季の突進を琉悪夏がかわしラリアット、キッドがボディーアタック。琉悪夏がフィッシャーマンの体勢でキッドがコーナーからダイブ。しかし星来のカットが成功。琉悪夏は鈴季にフィッシャーマンの構え。鈴季が切り返しバックを取る。琉悪夏が切り返すと星来がネックブリーカー、鈴季がハイキック。鈴季がキッドを捕獲し星来のコードブレイカーと合体。琉悪夏が腹部へのパンチからフィッシャーマン。鈴季が返すと、琉悪夏の突進にハイキック。テキーラショットを決めると3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

11分32秒
変形フロントフェイスロック

ジェシー●
○ジュリア マライア・メイ

 ジュリア&テクラ組とマライア・メイ&ジェシー組によるインターナショナルなタッグマッチ。桜井まいを加えたトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座挑戦が決まったジュリア&テクラのバリバリボンバーズにはタイトルマッチに向けて弾みをつけたい試合である。

 マライアがテクラを指名し試合がスタート。マライアは「クラブビーナスに入りなさいよ」と誘いをかける。「デモセクシージャナイヨ」とテクラ。すると背後からジェシーがテクラに襲い掛かる。テクラはジェシーにエルボー。ジェシーも応戦しテクラをコーナーに追い込むと顔面を踏みつける。ジェシーとマライアがテクラを連係で攻め込む。マライアはテクラに「セクシースパイダー」と声をかける。テクラは「シャラップ!」とエルボー連打。マライアはテクラをロープ越しにコブラツイスト。バックの取り合いからマライアがスープレックス。「クラブビーナス!」と挑発されたテクラがマライアに強烈なエルボー。テクラは「DDM!」を主張。マライアが打撃の連打を浴びせていく。テクラが反撃し打撃の連打。替わったジュリアがマライアに串刺しエルボー。マライアがジェシーを呼び込みクローズライン。ジュリアがかわすとまとめてDDT。ジュリアはマライアにSTF。マライアがエスケープすると、ジュリアの突進をかわしコーナーに乗せてハイキック、雪崩式フランケン、ミサイルキック。ジェシーがコーナーに振り串刺しニーアタック、エルボーアタック。さらに顔面をロープにこすりつけていくとエルボードロップ。抱え上げられたジュリアが切り返して変型卍固め。ジェシーがマットに叩きつけると、テクラが割って入りジュリアとDDTの競演。ジュリアがジェシーを掲げテクラがフェースクラッシャー。ジュリアとテクラでエルボーの挟み撃ち。ジェシーが返すと、ジュリアはブレーンバスターの構え。ジェシーが切り返しカウンターのニーアタック、マライアがミサイルキック。ジェシーが抱え上げジュリアをマットに叩きつける。10分経過。ジェシーがジュリアにジャーマンも2カウント。ジェシーはジュリアを引き起こしもう一発狙う。ジュリアが切り返し足をロック。ジュリアはネックロックで締め上げる。テクラがマライアのカットを阻止。ジェシーがギブアップし、ジュリアの勝利となった。

◆10人タッグマッチ 20分1本勝負
葉月

13分5秒
バックドロップホールド

天咲光由
コグマ 妃南●
○羽南 上谷沙弥
飯田沙耶 AZM
岩谷麻優 林下詩美

 STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南&飯田沙耶組とクイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM&妃南&天咲光由組が10人タッグマッチで全面対決。両ユニットによる激しいノンストップバトルが展開されそうだ。

 飯田と天咲の先発で開始。ロックアップから腕の取り合い。飯田がヘッドロックで締め上げると天咲がロープに振りドロップキック。すぐに飯田がショルダータックルで天咲を吹っ飛ばす。STARSが天咲を捕まえ連係攻撃、5人で一斉にドロップキック。葉月が天咲に顔面ウォッシュ、高々とボディースラム。岩谷がフットスタンプからサッカーボールキックを天咲に放つ。返した天咲に岩谷がキャメルクラッチ。そこへ葉月がドロップキック。コグマが天咲にボディースラム、フットスタンプ。天咲のエルボー連打をコグマが受けて立つ。天咲がコグマの突進をかわし串刺し側転エルボーからドロップキック。上谷がコグマにスワンダイブ。コグマがかわすと上谷はコグマと葉月にドロップキック。上谷がコグマの突進をかわしリング下のSTARSへプランチャを放つ。AZMが上谷と合体しコグマにドロップキック。コグマが待ったをかけジャンケンで勝った方が攻撃しようと提案。コグマが裏切り攻撃するとAZMがやり返す。ブレーンバスターの掛け合いはどちらも譲らずコグマがAZMにガンスタン。飯田がAZMにショルダータックル、コルバタを止めてフットスタンプもかわすとジャンピングチョップ。詩美が飯田に串刺しエルボー、ドロップキック。飯田が詩美にショルダータックル連打。詩美が受けて立ち、ショルダータックルで吹っ飛ばす。すぐに飯田もショルダータックルを決め、ブレーンバスターの体勢。詩美が切り返しジャーマン、飯田がスパインバスター。妃南と羽南が姉妹対決。羽南がクロスボディーからノーザンライトの構え。妃南が切り返して払い腰で叩きつける。岩谷がトラースキック、羽南と飯田が合体のネックブリーカー。羽南が妃南にノーザンライトもカットされる。STARSが合体フェースクラッシャーを狙うがQQがドロップキックでカット。妃南が羽南に大外刈り。羽南がダッシュすると上谷がDDT。QQのドロップキックがかわされSTARSが5方向で場外弾を決める。さらにリングに戻ると妃南を捕まえ合体フェースクラッシャー、羽南がフェイマサ―。しかしギリギリで妃南が肩を上げる。羽南はフィニッシュを宣言しバックドロップ狙い、妃南が外道クラッチに切り返すが2カウント。羽南が突進を止めて後方に投げつけると、バックドロップホールド。3カウントが入り羽南が妃南をフォールした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

12分5秒
ヒザ十字固め

壮麗亜美
鹿島沙希 MIRAI●
刀羅ナツコ 朱里

 朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイと刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組の大江戸隊による6人タッグマッチ。ユニットのベストメンバーと言っても差し支えない構成だけに、どちらも負けられない闘いだ。とくに5・27大田区でのゴッデス・オブ・スターダム王座戦に臨む王者MIRAI&壮麗組と挑戦者ナツコ&桃組には前哨戦。タイトルマッチに向けて激しい駆け引きが展開される。

 ゴングを待たずに壮麗がナツコに突っかかり、そのまま試合開始。壮麗のエルボー連打をナツコが受けて立ち、ラリアットをぶつけ合う。ナツコは桃と合体し壮麗を連係で攻め込む。ナツコは壮麗にセントーン、バックフリップ、腕十字。壮麗が抜け出すとナツコは「腕どうした?」と右腕を攻撃。桃が壮麗の右腕をけりあげ「腕いてえのか?」「どうした?」と挑発。壮麗にエルボー連打にナツコが「そんなもんだなオマエはな」と仁王立ち。壮麗が向かっていくとナツコがラリアット4連打。朱里がカットするが場外に落とされる。鹿島が壮麗を自軍コーナーで捕獲。壮麗が鹿島にボディーアタック、バックフリップ。朱里が鹿島にドロップキック。桃が乱入も朱里がバッククラッカー、ナツコにDDT、鹿島にフロントネックチャンスリー、サッカーボールキック。朱里は鹿島にタッチさせずストンピング連打。鹿島はコルバタを決めて桃にタッチ。桃が朱里にブレーンバスター。朱里と桃がエルボーの打ち合い。MIRAIが桃にフェースクラッシャー、変型バックドロップ、腕十字。桃がエスケープすると、MIRAIが桃をコーナーに振り突進もかわされる。大江戸隊が次々とMIRAIに串刺し攻撃。ナツコが前方に落とすと桃が蒼魔刀。MIRAIが返すと、桃はチキンウイングフェースロック。朱里が桃にスタンディングギロチン、MIRAIと壮麗が桃を前方に叩きつける。桃とMIRAIが蹴りをかわし合う。桃とMIRAIが打撃の打ち合い。桃がMIRAIを挑発しエルボー連打を受けて立つ。桃はローキック連打。MIRAIがラリアットからダッシュも足を引かれる。桃がMIRAIにボックス殴打。ナツコがMIRAIの右足にセントーン。桃がレッグロックで締め上げる。MIRAIがエスケープすると、壮麗と合体もナツコがラリアット。桃がMIRAIを持ち上げナツコが叩きつける。桃はヒザ十字を決めるとMIRAIがギブアップを喫した。

桃「おいおいなんだよこれ、なあ。クソチャンピオンども、こんなもんかよ、オマエ。なあ、まだ、まだほんのちょっとしかその足攻めてないけど、もうギブアップなんだあ。そっか。それで、27日までもつの? その足も、その壮麗の腕も果たして持つのかねえ。ねえ、ナツコ」

ナツコ「おい、ウチらのことどう思ってるか知らねえけど、いままでやってきたヤツらと全然違えからな。テメエの足がどうなろうが、この先しばらく欠場しようが、こっちは知ったこっちゃないんだよ。壮麗、オマエも仲間のこと守れないくらいなら、しゃしゃってんじゃねえよ。泣くくらいならサッサと帰れよ。そんな覚悟でベルト持ってたの? 優しいヤツらだけじゃねえぞ、スターダムは」

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○安納サオリ

12分14秒
ポテリング

ジーナ
なつぽい 月山和香●
中野たむ 白川未奈

 中野たむ&なつぽい&安納サオリ組のコズミックエンジェルズと白川未奈&月山和香&ジーナ組のクラブビーナスが6人タッグマッチで対戦。5・27大田区で赤白のベルトを懸けて対戦する中野たむ(ワールド・オブ・スターダム王者)と白川(ワンダー・オブ・スターダム王者)には2冠戦に向けての前哨戦となる。なつぽいと安納はKAIRIを加えたトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座を保持、5・27大田区ではジュリア&桜井まい&テクラ組との初防衛戦を控えている。安納は5・9大阪で正式にコズエン入りを表明、白川との遭遇も注目の顔合わせだ。

 中野と白川が睨み合うと月山が割って入り先発を志願。中野と月山で試合がスタートし、中野がロープに押し込む。月山が反転しエルボー連打。メルティアが合体し安納も加わると3人で背中にドロップキック。安納が月山に鎌固め、背中を踏みつけダブルニードロップ。なつぽいが月山にヘアーホイップ、背中にドロップキック。月山がカウンターのクロスボディー。ジーナがなつぽいにドロップキック、旋回式サイドバスター。さらに、なつぽいをリフトアップしマットに叩きつける。白川が控えの中野を落としてからジーナとドロップキックの競演。なつぽいが返すと、白川と打撃をかわし合う。なつぽいが白川にドロップキック、スイングネックブリーカー。中野が白川に串刺しエルボー、白川がエルボー。エルボーの打ち合いから白川がハイキック。トラースキックをキャッチし足4の字固め。中野を起こすとニークラッシャーを狙う。しかし中野がバックドロップ、バイオレットシューティング。タイガーの構えを白川がかわして延髄斬り。中野のスピンキックで白川がダウン。中野もダウン状態に。月山が安納にドロップキック。安納はコーナーに上がるがジーナが妨害し延髄斬りで場外に落とす。月山がプランチャで続くと白川とジーナが合体ボディープレスを安納に見舞う。月山が安納に極楽ドン。カットされた月山が安納にスープレックス狙い。10分経過。メルティアが月山にドロップキック、ネックブリーカー、トラースキック。安納がジャックナイフで丸め込む。月山が返すと安納がミサイルキック。返した月山が白川のエルボーを誤爆させ安納をカバー。コズエンがジャーマンで競演も月山が返す。安納はフィッシャーマンも2カウント。安納は勝利を確信しバックを取る。月山が切り返すがさらに安納がポテリングで切り返すと3カウントが入った。

中野「クラブビーナス、未奈、白いベルト取ってから連敗ばかりだね。白いベルト取って満足しちゃった? ユニットとして、足りてないんじゃない?」

白川「満足してたらねえ、3冠なんて目指してないんだよ! クラブビーナス、メチャクチャ考えてるよ。世界からチャレンジして、勇気出してきてくれてる彼女たちの人生背負う覚悟でやってるよ! 絶対この赤いベルト、手に入れるよ。たむは、防衛ゼロ回。残念だったね。たむは私を大きく育てすぎたよ! たむの夢を終わらせるのは、この私。タムロードイズゲームオーバー」

クラブビーナスが退場。

中野「宇宙のみなさん、そして千葉のみなさんこんにちは! こうしてみなさんの声援が届くようになって、ホントにホントに、前まで以上に力をもらってます、私たち。ホントにありがとう! 名前を呼んでくれるのも、こんにちはの一言も、ホントに一つひとつ心にしみわたって、明日も頑張って闘っていこうと思える、本当にありがとう! 私、必ず赤いベルトを守って2冠チャンピオンになって、そして、なっちゃんとサオリちゃんはアーティストチャンピオンをもってまた千葉に帰ってきます。みなさん新生コズエン、まだまだ超高速運転の新生コズエンに搭乗する準備はできてますか。レディースアンドジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ、ウェルカムアボード、コズミックエンジェルズ! 本日の搭乗員を紹介します。サオリ、なつぽい、たむ。そして千葉のみなさん。ウィーアースーパーデリシャス、ウィーアーベスト、ウィーアーナンバーワン。私たちもアナタたちもデリシャース、ウ~~ンマ!」

白川組のコメント

白川「たむの夢を終わらせるのは、私。たむは私を大きく育てすぎたんだよ。絶対に赤も取って、そしてもっともっと次、狙ってく」

月山「たむさん、いや、中野たむ。大掃除されてよかったよ!」

ジーナ「クラブビーナスが勝ってシャンパンで祝杯よ」

白川「シャンパンでまた大合唱しよう。クラブビーナス・イズ・ヒアー!」

中野組のコメント

中野「新生コズエン、負けなしです!」

なつぽい「すごい!」

中野「ありがとう、なっちゃん、サオリちゃん。ホントに、ずっと前から一緒にいるみたい」

なつぽい「いるもん」

中野「そっか。未奈はさ、たむロード終わらせるって言ったけど、未奈には終わらせられないでしょ、誰にも終わらせられないけどね。なんでかって? 未奈はニセ中野たむだからだよ。たむと同じように、たむがコズエンを作ってSTARSから独立したように、コズエンの中でクラブビーナスを作って独立して、たむみたいにずっとなりたいと言って情念のファイトスタイルやらツイッターでの投稿、煽り方、全部たむの背中を追っかけてるだけじゃん。ユニットのことを考えてる? 考えるのはリーダーとして当たり前だろ。どんだけ、どんだけアタシが未奈のことを考えてきたか。アンタのずっとずっと先にいるんだよ。アンタには、中野たむを超えられない。ニセモノはホンモノに勝てないんだよ」

なつぽい「よかった」

中野「なにが?」

なつぽい「なんかさ、さっきさ、●◇△※××って言ってたからさ、たむちゃんがなんか暴走してたのマイク」

中野「ウソ?」

なつぽい「ね。●◇△※××って言ってたからさ、なんかちょっと未奈ちゃんの言葉聞いてるのかと思ったの。よかった全然聞いてなくて」

中野「……。聞いてないことはないんだけど(笑)。ありがとう」

なつぽい「たむちゃん無敵だもん。今日もね、ニセたむちゃんを撲滅したもんね(笑)。なんて言うの? 撲滅?」

中野「ニセたむ撲滅運動続けていきます、みなさんよろしくお願いします。ありがとう。なっちゃんとサオリちゃんがいてくれるから。なんか言ってよ」

安納「そやな」

中野「ばいぽーい」

なつぽい「ばいぽーい」

安納「明日か…」

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