2024/01/21 試合結果

2024年1月20日 『STARDOM AWARD 2023 in Takadanobaba Day.1』

『STARDOM AWARD 2023 in Takadanobaba Day.1
1月20日(土)ベルサール高田馬場(観衆369人)

試合結果

◆ハンディキャップマッチ 15分1本勝負

4分29秒
鹿島へのF5→体固め

水森由菜●
メーガン・ベーン レディ・C●
鹿島沙希●

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

4分33秒
回転足折り固め

八神蘭奈
○AZM 玖麗さやか●

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
○吏南

4分16秒
pink Devil→片エビ固め

天咲光由●
琉悪夏 AZM

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

3分2秒
ジャーマンスープレックスホールド

吏南
○林下詩美 琉悪夏●

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
○上谷沙弥

6分36秒
旋風脚→片エビ固め

弓月●
林下詩美 飯田沙耶

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

12分17秒
スタースープレックスホールド

鈴季すず
○スターライト・キッド 桜井まい●
刀羅ナツコ ジュリア

◆月山和香復帰戦 タッグマッチ 15分1本勝負
HANAKO

10分7秒
炎華落とし→片エビ固め

月山和香●
○舞華 白川未奈

◆ハイスピード選手権試合 15分1本勝負
<王者>

4分54秒
後方回転エビ固めを切り返し→エビ固め

<挑戦者>
星来芽依 フキゲンです★

※第24代王者の星来芽依が3度目の防衛に成功

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>

16分50秒
ラリアット→片エビ固め

<挑戦者組>
壮麗亜美 葉月
○MIRAI 羽南●
朱里 岩谷麻優

※第31代王者組の朱里&MIRAI&壮麗亜美が初防衛に成功

試合詳細レポート

◆ハンディキャップマッチ 15分1本勝負

4分29秒
鹿島へのF5→体固め

水森由菜●
メーガン・ベーン レディ・C●
鹿島沙希●

 メーガン・ベーンの巨大な壁に鹿島沙希、水森由菜、レディ・Cが一度に挑むハンディキャップマッチ。鹿島、水森、レディにチームワークが生まれるか。それともバラバラでメーガンに挑むのか。いずれにしてもメーガンのパワーを攻略するのは至難の業と思われるが…。

 鹿島がパートナーに「倒すぞ」「絶対倒すぞ」と声をかけて肩を組む。ゴングが鳴ると鹿島だけ突進せず。レディと水森だけがエルボー連打。鹿島が声をかけるがやはり一人だけ突進せず。レディと水森がカウンターでショルダータックルを浴びる。メーガンは鹿島をコーナーに叩きつけ、串刺しで突進。鹿島がかわすと水森、レディが串刺し攻撃。鹿島が振られるが目前でリングを下りる。レディがメーガンのバックを取ると水森も加わりバックドロップ狙い。メーガンが振りほどくとまとめてバックフリップ。まとめてカバーするが鹿島がちょこんとカットする。メーガンのボディープレスを2人がかわして水森がラリアット、メーガンが返すとレディはジャイアントスイングを宣言、しかしメーガンが跳ね除ける。すると後方から水森がスリーパー。メーガンが振りほどき突進、水森とレディが止めて鹿島を呼び込む。3人で倒すがメーガンが返す。メーガンは鹿島を担ぐ。鹿島が起死回生を狙うもこらえられる。メーガンはレディと水森にラリアット、レディと水森にF5を見舞う。「ワンモア―!」とアピールすると、鹿島にもF5。3人まとめてカバーすると3カウントが入った。

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

4分33秒
回転足折り固め

八神蘭奈
○AZM 玖麗さやか●

 ゴッデス・オブ・スターダム王者の林下詩美&上谷沙弥組、飯田沙耶&弓月組、AZM&天咲光由組、琉悪夏&吏南組、八神蘭奈&玖麗さやか組が、5チームによる勝ち抜き戦で対戦。

 AZM&天咲組vs八神&玖麗組でガントレット戦がスタート。天咲と八神が先発し、腕の取り合い。天咲がヘッドロックからグラウンドにもっていくと、八神が脱出しドロップキック。天咲はドロップキックをやり返してボディースラム。AZMが八神に串刺しドロップキック。八神が返すと、AZMがサッカーボールキックを叩き込む。八神もサッカーボールキックをやり返すが、AZMももう一発。AZMは八神にサッカーボールキックを打たせる。しかし八神が腕十字へ。あせったAZMが体を入れ替え押さえ込む。返した八神がカウンターでミドルキック、サッカーボールキック。玖麗がスワンダイブでアームホイップを決め、ドロップキック。AZMが返すと玖麗はスリーパー。玖麗が突進するとAZMがかわし、天咲が側転エルボー、AZMがハイキック。返した玖麗にAZMはミサイルキック。玖麗が返すと、AZMがダイビングフットスタンプ。しかし、玖麗がかわして八神のミドルキックから玖麗が丸め込む。AZMが返すと玖麗がエルボー連打。AZMが背後から飛びつき丸め込むと3カウントが入った。

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
○吏南

4分16秒
pink Devil→片エビ固め

天咲光由●
琉悪夏 AZM

 3組目は琉悪夏と吏南。入場するなり襲いかかり、琉悪夏がAZMにヘアーホイップ、顔面を踏みつける。AZMのエルボー連打を琉悪夏が受けて立ち首を絞める。AZMが琉悪夏をマットに叩きつけドロップキック。天咲がAZMと合体し、フェイントをかけてダブルのドロップキック。琉悪夏が天咲にカウンターでクロスボディー。吏南が天咲に串刺しダブルニーアタック、ビッグブーツ。天咲が返すと、吏南とエルボーを打ち合う。天咲がDDTを連発。吏南が返すと、天咲が天聖を狙う。吏南が切り返し琉悪夏がラリアット、吏南が丸め込むが2カウント。吏南が天咲にリバースブレーンバスター。勝利を確信も天咲が肩を上げる。吏南はピンクデビルの体勢、AZMがハイキックでカットし天咲が天橋立。しかし、琉悪夏のカットが間に合い、AZMにラリアットで分断、天咲が天聖の構えに入ると琉悪夏がボックスで殴打し、吏南がピンクデビルから押さえ込む。天咲がフォールされAZM組が退場に。

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

3分2秒
ジャーマンスープレックスホールド

吏南
○林下詩美 琉悪夏●

 4組目は詩美&上谷組。詩美組が合体し吏南にフェースバスター、ドロップキック。上谷が吏南にボディースラム、吏南が上谷に払い腰からドロップキック。琉悪夏が上谷にクロスボディー。上谷が返すと、琉悪夏の突進にドロップキック。詩美が琉悪夏にラリアット連打。琉悪夏が返すと、詩美がバックを取る。琉悪夏が切り返し突進をかわすと、大江戸隊が串刺し攻撃、琉悪夏がフィッシャーマンバスター。琉悪夏のネックハンギングを詩美が切り返し上谷のアシストを得て、コウモリ吊り落としを決める。琉悪夏が返すと、詩美が上谷を呼び込みミサイルキックとジャーマンで合体。詩美がフィニッシュを宣言しジャーマン。琉悪夏が返せず3カウントが入った。

◆ガントレットタッグマッチ 15分1本勝負
○上谷沙弥

6分36秒
旋風脚→片エビ固め

弓月●
林下詩美 飯田沙耶

 最後の入場が飯田&弓月組でリングインと同時に襲いかかり、ダブルのドロップキック。飯田が詩美にエルボードロップ3連打。飯田がタッチを求める弓月を送り出す。弓月は詩美にエルボー連打、詩美が突進を止めてボディースラム。上谷がタッチを求めるが飯田が阻止、弓月が詩美にドロップキック。飯田は詩美にエルボーアタック、逆水平の乱打。詩美がこらえるが、飯田はもう一発逆水平。詩美が突進を止めて飯田にバックフリップ。上谷が飯田に串刺しニーアタック、ドロップキック。飯田が返すと、上谷とエルボーの応酬、飯田が前後からラリアット連打。弓月が上谷にコルバタ、ドロップキック3連打。返した上谷がボディースラム。飯田が上谷をカットし、弓月が払い腰。飯田のエルボーと弓月のドロップキックが合体。弓月が上谷に三角飛び式フェースクラッシャー。上谷が返すと、弓月がエルボー連打。上谷がニールキック、スワンダイブ式ボディーアタック。しかし、飯田がカットする。上谷はフィニッシュを予告し、スタークラッシャーの構え。弓月が切り返し、丸め込み。上谷が返すと、詩美が飯田を外に出して合体でマジックキラーを決める。上谷は弓月に二段蹴り。弓月が向かっていくと上谷がスピンキック、旋風脚。弓月が返せず上谷がフォール勝ち。詩美&上谷組が勝ち残った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

12分17秒
スタースープレックスホールド

鈴季すず
○スターライト・キッド 桜井まい●
刀羅ナツコ ジュリア

 ジュリア&桜井まいのタッグに鈴季すずが合流してトリオを結成、刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド組の大江戸隊と6人タッグで激突する。ドンナ・デル・モンドを解散させたジュリアだが、桜井は「ジュリアについていく」と今後も組んでいくことを申し入れた。ジュリアと鈴季は積極的でこそないものの、カード編成上、タッグを組むことに異論はない。このトリオによってなにかが生まれるのか、注目される。

 桜井が「わたくしがいきます!」と名乗り。大江戸隊からは「ヤダよ」と言っていたナツコが「わたくしがいきます」と先発に出てくる。ロープワークでスタート、ナツコのラリアットを桜井がかわすが、後方から攻撃される。ナツコが貴婦人ポーズをリング上で披露し、場外戦に。桜井がリングに戻され、大江戸隊がトリオで攻撃。ナツコのセントーンを桜井が返す。ナツコは桜井にバックフリップ。桃が桜井を「負けてるぞ貴婦人」と挑発し蹴り上げる。桃はミドルキック連打、串刺し攻撃を桜井がかわしてブルドッキングヘッドロックからパラダイスロックを決める。桜井は桃を庶民呼ばわりし身動きが取れないようにする。鈴季が桃にドロップキック、ナツコと桃のクローズラインをかいくぐりスピアを決める。鈴季はリング下から桃にビッグブーツ、ジュリアが桃を抑えて援護する。ジュリアと鈴季が桃にフェースロック。ジュリアは「重いなコイツ」と言いながらも桃を後方に投げつける。桃は「ふざけんな!」とミドルキック連打、ブレーンバスター。キッドがジュリアにダイビングボディーアタック、その場跳びムーンサルト。ジュリアがファルコンアロー、桜井がビッグブーツ、ドロップキック。キッドが返すと、桜井はSTF。キッドがビッグブーツをかわし619、桜井がかわしドラゴンスリーパー。キッドが切り返しドラゴンスリーパーへ。桜井が脱出も、キッドがコルバタ。桜井がビッグブーツからスタンディングギロチン。キッドが返すと、桜井に大江戸隊が次々と串刺し攻撃。コーナーに上がったキッドをジュリアと鈴季がカットし、雪崩式ブレーンバスター。桜井がキッドにノーザンライト。10分経過。キッドが桜井にドロップキック、桜井もやり返すとエスカルゴへ。しかし、桃がハイキックでカット。ジュリアと鈴季が桃への合体を試みるがナツコがまとめてラリアット。ナツコが桜井を担ぎあげ叩きつけると、キッドが旋回式ダイビングボディープレス。桜井が返すとキッドがスタースープレックス。桜井が返せず、キッドが3カウントを奪ってみせた。

試合後には大江戸隊がトリオで貴婦人ポーズを決めた。

◆月山和香復帰戦 タッグマッチ 15分1本勝負
HANAKO

10分7秒
炎華落とし→片エビ固め

月山和香●
○舞華 白川未奈

 欠場していた月山和香が昨年1112長岡以来、2カ月ぶりの復帰。白川未奈とのクラブビーナスを復活させ、舞華&HANAKOの大型コンビと対戦する。復帰戦でいきなり赤いベルトの王者・舞華との対戦になる月山。パートナーの白川は赤いベルトへの挑戦権を懸けたトーナメントで舞華との対戦ならず敗退しているだけに、王者にインパクトを残しておきたいところ。と同時に、クラブビーナス再始動もアピールしておきたい。対する舞華は2・4大阪で上谷沙弥を迎える初防戦が決まっているだけに、負けられない。また、舞華と組むHANAKOもこの大型タッグで何を吸収するか。今後への糧にもしたい闘いだ。

 月山とHANAKOが先発に立候補し握手を交わす。ロックアップで組み合うとHANAKOがロープに押し込む。ブレイクし再度ロックアップ、月山がヘッドロックからグラウンドにもっていく。HANAKOがヘッドシザーズ。月山が抜け出し背後からドロップキック、「投げるぞ!」と宣言するが、反対にボディースラムを食らう。舞華が入り、月山にボディースラムを連発。舞華は片足でカバー。返した月山を自軍コーナーに連行し、HANAKOとともに顔面を踏みつける。HANAKOが月山にボディースラム、逆エビ固め。月山がエスケープするがHANAKOがエルボー連打、月山はカウンターでクロスボディー。白川が舞華を外に出し、HANAKOに串刺しエルボー、ドロップキック。HANAKOの突進を白川がかわし延髄斬り。白川はDDTを狙うがHANAKOがコーナーに押し込み串刺しボディーアタック、ニードロップ。舞華が白川にショルダータックル連発。白川が打撃の連打、舞華が「こいよ」と挑発する。エルボーの応酬からブレーンバスターを掛け合う。どちらも決めさせないが、舞華が白川にバックドロップ。白川もバックドロップをやり返しエルボー。月山がミサイルキック、ニーアタックを舞華に見舞う。舞華がコーナーに振ると月山がダイブ。返した舞華に月山が極楽ドン狙い。舞華が切り返すが、さらに月山が切り返しパロ・スペシャル。白川はHANAKOのカット狙いを足4の字で止める。月山は舞華にドロップキック、舞華がカウンターでパワースラム。月山が返すと、舞華はスリーパーホールド。白川がカットし、舞華に突進。舞華がかわすが、白川が腕を取ってマットに叩きつける。月山が極楽ドンを決めるが、HANAKOがカット。白川と月山が合体も、HANAKOがまとめてショルダータックル。舞華とHANAKOが合体で月山にチョークスラム。しかし、月山の肩が上がる。月山のオースイをHANAKOがカット。月山が舞華に突進するがラリアットを食らう。そして舞華が炎華落とし。月山が返せず、舞華がフォール勝ち。

舞華「月山、久しぶりの試合どうだった? オマエが欠場してる間、白川一人でクラブビーナス必死に守ってたよ。そんなクラブビーナスだけど、正直もう機能してないんじゃない? こんなんだったら、なくしたほうがオマエもラクできるんじゃない?」

白川「ああ? クラブビーナス一人で守ってきたよ。和香もケガしていなくなっちゃって、海外から来てくれたみんなもいろんなところにいっちゃってて、一人で悔しい思いをしながら闘ってきたよ。それでスターダムの全体を見て何をやるべきか。たしかにいろいろいろいろ考えたよ。なんか新しいことやらねえととなって、考えたよ。でもさ、人に解体だ解散だ言うけどさ、あんたもさ、DDMがなくなって、メーガン、明日に帰るんでしょ。一人じゃん。アンタもね。でも舞華一人? ちょっと待って、あれ、もしかして。ちゃんみなと組みたいの?」

舞華「クラブビーナス、私が? マジで? 無理だよ。クラブビーナスには入らない。ただ白川、オマエとは組んでみたいと思ってたんだよね。この際、私らで新しいもの作らない? ここにいるHANAKOも一緒に。HANAKO、HANAKO。オマエはどうしたい?何がしたい? 何を考えてんだ?。どうなりたい? 泣くな。おまえの気持ちをいまここで言え!」

HANAKO「私は舞華さんみたいに強くなって(涙)、見返してやりたい! お願いします」

舞華「ということだ。どうかな?」

白川「新しいことね。舞華とHANAKO。おもしろいね。和香、おまえは何がしたい。何を思ってる。ここで言え!」

月山「泣かないよー! 私はNEW BLOODのタッグベルト取りたい。HANAKO、これから一緒に組んでいかない?」

2人が握手。

白川「OK。2024年、イチから新しいものやろうぜ、舞華! そしてね、実はこんなことになるまえに、私いっこサプライズを用意してたの。シー・オールソー・ケイムバック・トゥ・スターダム、ジーナ!」

ジーナが登場し、リングへ。

白川「こうやってスターダムのリングを選んで戻ってきてくれることは、すっごく幸せなことだから。ありがとう」

ジーナ「タダイーマ、ジャパーン!」

白川「ということで、ジーナも一緒によろしくね」

舞華とジーナが握手。

白川「OK、2024年、まくってくぜよろしくね、エンプレス」

舞華「よろしく、ビーナス」

 

舞華&白川&月山のコメント

舞華「リング上でも言った通り、クラブビーナスには絶対に私は入らない。ということは、我々で新しいものを作っていくしかないんじゃないかなと。そこらへんは白川と」

白川「まあ私、柔軟な頭だから。いろいろ一人で闘ってみてカードも組めないってこともすごく実感したし、私がケガしたら終わりだったんで。やっぱりいっぱい人がいるっていうのはすごくいいことだし、2024年クラビビーナス第2章しなきゃって思ってたから、それがやっぱり舞華っていうこの女帝がいることで一新して新しいことをやって、でっかくパーンといけたらなと思ってたし。私は正直、まあ間にひめかがいたからっていうのはあるけど、まあね、気になってたよ」

舞華「新しいユニットになるんだよね? 本当に急きょすぎて、名前とかまだ何も決まって…」

白川「あんたがクラブビーナスでいいって言ったらよかったじゃん」

舞華「それはごめん、無理。踊れねえし。ということで、おのおのユニット名を今日中に出して」

白川「OK、今日中ね」

舞華「明日ぐらいには発表したらいいかな、なんて思ってるんだけど」

白川「じゃあ今日考えよう。飲みながら」

舞華「OK」

白川「ということで、クラブビーナスで私ができなかったこととかをここでやって、HANAKOも絶対強くする。月山ももっと修行させる。そしてジーナももっともっと活躍してもらって、世界を目指していくのは変わらないね」

舞華「うん、OK」

白川「ということでユニット名を考えよう」

舞華「リーダー? やっぱ私かな」

白川「いやいや、私だよ」

舞華「え?」

白川「二本柱だよ」

舞華「二本柱で。っていうことになるのかな?」

白川「いまのところ」

舞華「まあ譲らないからね」

白川「私も譲らないです。クラブビーナス、イヤだと言われたので。そこらへんは自分たちがいい闘いをしていって、メンバーとかがどう思っていくかみたいな」

舞華「周りが勝手に決めていくんじゃないのかな。ここは勝負だよ」

白川「そうっすね。自分もベルトを取りにいきたいと思います」

月山「2カ月お休みをありがとうございました。スターダムの欠場者が多い大変な時期にお休みをするのはとても心苦しかったんですけども、おうちでちょっと落ち込みつつ、病みつつ、落ち込みつつ、未奈さんの試合たくさん見ました。戻ってきました!」

白川「はい、ありがとう」

月山「戻ってきたら仲間がたくさん増えました。今日の試合、正直しょっぱなから痛くて痛くて」

白川「しょっぱなから私はあんたのヘッドロックにはちょっと…なんで。そういうとこ! 修行。ね、舞華。大事でしょ」

舞華「そうだね。私も入ったということで」

白川「そうだよ、厳しいよ」

舞華「オマエ覚悟しとけよ。いいな」

月山「ハイ」

舞華「5倍以上強くしてやるよ。逃げんなよ」

月山「ハイ! 5倍、はい5倍心が強くなって、体も強くなって、これからやっていきたいと思います。ジーナも帰ってきました」

ジーナ「アイムバック! ワタシハニホンガダイスキデス!」

白川「頑張ろう! OK!」

◆ハイスピード選手権試合 15分1本勝負
<王者>

4分54秒
後方回転エビ固めを切り返し→エビ固め

<挑戦者>
星来芽依 フキゲンです★

※第24代王者の星来芽依が3度目の防衛に成功

 1・13大阪での6人タッグマッチでフキゲンです★が星来芽依の流れ星を切り返してフォール勝ち。試合後、フキゲンがハイスピード王座挑戦を表明し、王者の星来が受諾、タイトルマッチがおこなわれることになった。どちらも丸め込みを得意としており、スリリングな丸め込み合戦は必至だ。

 星来のドロップキックをフキゲンがかわす。ロープワークからフキゲンが場外に星来を投げ捨てると、エプロンからスポーツ紙で殴打。場外戦でフキゲンが凶器攻撃。フキゲンが先に戻り、戻ってきた星来をスポーツ紙で殴打。コーナーに振ると串刺し攻撃。しかし、星来が足を出してカットの連続。星来が突進、フキゲンがレフェリーを巻き込むが星来がドロプキック、ネックブリーカー。フキゲンが返すと、星来がコーナーへ、フキゲンが追いつくと星来が落とす。フキゲンがもう一度上がり雪崩式ブレーンバスターを宣言。宣言通りに決めるとダイビングセントーン。星来が返すと、フキゲンがバックを取る。星来が切り返し突進もフキゲンが丸め込み。星来が切り返し丸め込みの連続から応酬へ。フキゲンが星来を引き起こすとソバットをかわし丸め込み。「もらった!」と星来が丸め込むが、フキゲンが丸め込み。星来がカウンターのソバットから打点の高いドロップキック。フキゲンが上になるが星来が返す。フキゲンが丸め込むと星来が上になり3カウント。フキゲンはスポーツ紙を投げ捨て退場した。

 

星来のコメント

「みなさん、3度目の防衛、成功しました。ありがとうございます。ちょっと待って…(トロフィーが)受け取ったときから壊れてたぞ。そうだ、そうだ、芽依が壊したわけじゃない。そうだ、芽依は壊してない。3度目の防衛成功したということで、ちょっと自分は、どうしても闘いたいハイスピードの選手がいるんですよ。葉月さん、自分はハイスピードやる葉月さんを尊敬してますし、超えたいなって、いつも思ってます。シンガポールでシングルやったときも自分は葉月さんに勝てず、逆に取られてしまい悔しかったんで、ここで自分にチャンスをください。葉月さん、自分とやりましょう。ぜひお願いします」

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>

16分50秒
ラリアット→片エビ固め

<挑戦者組>
壮麗亜美 葉月
○MIRAI 羽南●
朱里 岩谷麻優

※第31代王者組の朱里&MIRAI&壮麗亜美が初防衛に成功

 1・13大阪でおこなわれたSTARSとゴッズアイの6人タッグマッチにて羽南が壮麗亜美から初フォール勝ち。試合後、羽南が朱里&MIRAI&壮麗組の保持するアーティスト・オブ・スターダム王座への挑戦を表明した。このときの羽南は勢いでアピールしたためパートナーを決めていなかったが、後日“ジャンケン”にてトリオを選定、岩谷麻優&葉月&羽南組にて挑むことになった。1・3横浜でのトーナメントを制しドンナ・デル・モンドからベルトを奪ったゴッズアイが初防衛か、それともSTARSが勝利し、羽南に初めてのアーティスト王座をもたらすか。

 壮麗と羽南が先発し、壮麗が逆水平。羽南がコーナーに振られると、反転してボディーアタック。STARSが合体で壮麗を攻め込み、トリオでドロップキックを決め、羽南がボディープレス。岩谷が壮麗にサッカーボールキック、壮麗がショルダータックル。MIRAIが入り壮麗と合体、岩谷にダブルで逆水平の連打を浴びせる。朱里が岩谷にサッカーボールキック、ストンピング連打。岩谷がボディースラムを切り返し、壮麗と朱里をまとめてアームホイップ。岩谷と羽南がダブルのドロップキック。葉月が朱里に串刺しエルボー、ミサイルキック。岩谷と葉月がコルバタから場外へトペスイシーダ、リングに戻してSTARSで顔面ウォッシュ。葉月が朱里にフルネルソンバスター、セントーン、フェースロック。朱里が突進をかわし、葉月にダブルアームスープレックス、サッカーボールキック。壮麗が葉月にショルダータックル、逆水平連打、アルゼンチンバックブリーカー、コーナーに宙吊りにして串刺しボディーアタック。葉月が返すと、壮麗を回転エビ固め。返した壮麗に、葉月と羽南でドロップキック。葉月は予告して、ブレーンバスターの構え。壮麗がこらえると葉月がエルボー連打、壮麗がコードブレイカーを止めてパワーボム。葉月が壮麗をブレーンバスター。羽南が壮麗にランニングエルボースマッシュ3連打。壮麗が返すと、羽南は予告してブロックバスター狙い。壮麗がこらえて至近距離からショルダータックル。岩谷と葉月がアシストし、羽南がフェイマサ―。壮麗が返すと羽南はブロックバスター狙い。壮麗がこらえてエルボーの打ち合いに。壮麗の突進を止めて羽南がブロックバスター。壮麗がブレーンバスター。羽南のダッシュに壮麗がラリアット。10分経過。羽南、壮麗ともダウン状態。MIRAIがタッチを受け、羽南にドロップキック。羽南が飛びつき腕十字もカットされる。岩谷と葉月がドロップキックでゴッズアイを場外に送り出し、羽南がプランチャで飛ぶ。MIRAIが戻され、STARSが合体フェースクラッシャー。空振りとなるが、もう一度挑戦して決める。羽南がMIRAIにブロックバスターホールド。MIRAIが返すと、羽南がバックドロップの構え。MIRAIがこらえるが、羽南が投げ切る。STARSがMIRAIにロケット発射。しかしMIRAIがかわして壮麗が2人まとめてラリアット、MIRAIが羽南にラリアット。MIRAIは羽南に変型ロックボトムも羽南が反転してカバー。MIRAIが返すと羽南を前方に叩きつける。岩谷がスリングブレイド、羽南が丸め込むがカットされる。羽南はMIRAIを引き起こしバックドロップホールド。しかし、壮麗のカットが間に合う。羽南はスリーカウントを主張。壮麗のラリアットをかいくぐり羽南がエルボースマッシュ。ゴッズアイが次つぎと串刺し攻撃。MIRAIが羽南を担ぎあげ旋回式ミラマーレショック。しかし、STARSのカットが成功。壮麗が岩谷を担いで場外に投げ捨てる。ゴッズアイが羽南を持ち上げ壮麗のパワーボムと朱里&MIRAIのフェースクラッシャーが合体、MIRAIが羽南にラリアットで3カウントが入った。

MIRAI「ゴッズアイがアーティスト初防衛に成功しました! STARS、メッチャ強かったね。でも、今日勝ったのはゴッズアイ。これからも魂こめてこのベルト、ゴッズアイみんなで守っていきます」

壮麗「おい、羽南、羽南、羽南、羽南、羽南、羽南。今日、私はオマエから直接スリー取れなくて心底悔しい! でもな、またすぐ必ずオマエから直接スリー取ってやるよ!」

羽南が突き飛ばすと、壮麗が髪をつかむ。

壮麗「オマエのその階段とやら、私が対角にいる限り、ぶち壊し続けてやるから。今度はしかるべきときに、しかる場所で、シングルでぶち壊してやるよ!」

八神が登場しリングへ。

八神「朱里さん、今日、私は朱里さんに話したいことがあってここに来ました。きょうも同期のHANAKOがユニットに入ったり、弓月もユニットに入ったりしていく中で、自分ももっともっとここで成長していきたいなと、今日思いました。そして、朱里さんのそばで学びたいと思いました。私もゴッズアイでもっともっと強くなりたいです。どうかゴッズアイに入れてください。みなさんはどう思いますか?」

朱里「蘭奈、メチャクチャうれしいよ。待ってましたー! みなさん、ゴッズアイでいいですよね! MIRAI、亜美、沙希、いいかな? OK? じゃあこれから蘭奈、ゴッズアイでよろしく! 沙希もリングにお願いします。今日、初アーティスト防衛して、蘭奈がゴッズアイに入ってくれて、最高の日になりました! じゃあゴッズアイの締めをやりたいと思います。いきます。自分に負けるな、限界を超えろ、ゴッズアイ! みんなサラマポ。ありがとうございました!」

朱里組のコメント

MIRAI「ゴッズアイがアーティスト初防衛に成功しました。自分、一個訂正したいことがあるんですけど。会見のときにこのベルトを3人で守りたいと言ったんですけど、今日試合しててセコンドの沙希の声とか聞こえてきたり、今日、蘭奈が新しく入ったりして、3人だけのベルトじゃないなと思って。3人というのを訂正して、ゴッズアイみんなでこれからもこのベルトを守っていきたいと思っています」

壮麗「今日はアーティストのベルト。ということはMIRAIが言うように、ユニットのベルトだと思うので、すごく防衛できたことは嬉しいんですけど、マイクで言った通り、羽南から直接スリーを取れなかったのはすっごく悔しいです。マイクで言った通りなんですけど、しかるべき場所でしかるときにシングルでぶちのめしてやりたいなと思います」

朱里「沙希、蘭奈(を呼び寄せる)。今日、蘭奈がゴッズアイに入ってくれて、蘭奈が新しい風をゴッズアイで吹かせてくれると思うので、楽しみにしてて。頑張っていこう」

八神「はい。ゴッズアイで頑張ります」

朱里「じゃあ5小波、ともか、ななみ。ゴッズアイみんなで頑張っていきます。ありがとうございました」

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