2024/01/22 試合結果

2024年1月21日 『STARDOM AWARD 2023 in Takadanobaba Day.2』

『STARDOM AWARD 2023 in Takadanobaba Day.2
1月21日(日)ベルサール高田馬場(観衆391人)

試合結果

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
○天咲光由

8分37秒
天聖→片エビ固め

玖麗さやか●
レディ・C 水森由菜

※もう一組は吏南&八神蘭奈

◆シングルマッチ 15分1本勝負
桜井まい

6分6秒
エスカルゴ

フキゲンです★

◆タッグマッチ 15分1本勝負
月山和香

9分38秒
グラマラスドライバーMINA→片エビ固め

弓月
○白川未奈 飯田沙耶●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

11分23秒
グラウンド式朱雀

渡辺桃
MIRAI 琉悪夏●
○朱里 刀羅ナツコ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

14分7秒
バックドロップ→片エビ固め

HANAKO●
鈴季すず メーガン・ベーン
○ジュリア 舞華

◆13周年記念特別試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
上谷沙弥

19分44秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

葉月●
林下詩美 スターライト・キッド
羽南 AZM
○岩谷麻優 鹿島沙希

試合詳細レポート

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
○天咲光由

8分37秒
天聖→片エビ固め

玖麗さやか●
レディ・C 水森由菜

※もう一組は吏南&八神蘭奈

 クイーンズクエストのレディ・C&天咲光由組、水森由菜&玖麗さやか組、吏南&八神蘭奈組が3WAYで一度に対戦。レディ&天咲組は同ユニット、水森と組む玖麗は無所属だが、前日に八神がゴッズアイ入りを果たしたとあって、大江戸隊の吏南の感情がどうか。そのあたりが試合のカギとなりそうだが…。

 天咲、玖麗、八神が先発でスタート。慎重に手四つの構えに入り玖麗と八神が共闘を狙う。しかし天咲がまとめてフェースクラッシャー、レディを呼び込み連係で玖麗を攻める。レディのボディープレスを返した玖麗を水森がラリアットで援護。水森と玖麗がレディにダブルのドロップキックを放つ。玖麗がカバーするがレディがクリアー。水森がレディにダイビングショルダータックル。水森のカバーを八神がカットしエルボー連打で向かっていく。水森がヘッドバットで迎撃すると変型逆エビ固め。レディがカットし水森にコブラツイスト。しかし八神が背後からのミドルでカットし、水森にもミドルキックの連打。八神はレディと水森を次々と攻撃し、吏南に託す。吏南がレディにビッグブーツ、ドロップキック。レディが返すと吏南はノーザンの体勢。レディが切り返しビッグブーツ、ショルダータックル。天咲が吏南にドロップキック連打。吏南が返すと、水森が乱入し後方に投げ捨てる。玖麗がスワンダイブ式アームホイップから天咲にドロップキック。玖麗のブレーンバスター狙いを吏南がカット、八神のアシストを得て吏南が玖麗を追い込む。吏南は天咲もコーナーに振るが、玖麗がかわし吏南、天咲に串刺しドロップキック。天咲は玖麗にボディースラム、DDT。玖麗がカウンターのドロップキックも天咲が返す。玖麗はボディースラムで天咲をカバー。吏南がカットするが玖麗がスピアを放つ。吏南が玖麗にハイドレンジアの体勢。水森がカットすると、八神と吏南が合体を試みる。しかし水森がまとめてラリアット。水森が天咲を担ぐがレディがまとめてネックブリーカー。天咲は玖麗に天聖狙い。切り返した玖麗がジャックナイフも2カウントどまり。天咲が玖麗の突進を止めて変型DDT。玖麗が返すと天咲は「決めるぞ!」と絶叫し、天聖を放つ。玖麗が返せず天咲が3カウントをゲットした。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
桜井まい

6分6秒
エスカルゴ

フキゲンです★

 桜井まいとフキゲンです★がシングルで対戦。前日の高田馬場大会初日でフキゲンは星来芽依に敗れハイスピード王座奪取に失敗、機嫌を損ねているだけに超貴婦人・桜井には要注意の試合となりそうだ。桜井が新技エスカルゴを決めることができるか、それともフキゲンが超貴婦人を丸め込み前日の憂さを晴らすか?

 ロックアップと見せかけ桜井がかいくぐると、フキゲンは「デース」、桜井が貴婦人のポーズ。ロープワークを拒否して桜井が「無礼者!」と蹴りを見舞うがフキゲンがよけてみせる。ならばと超貴婦人が貴婦人ポーズ。背後からフキゲンが忍び寄りスリーパーにとらえる。フキゲンが串刺し攻撃を仕掛けるたびに桜井が足を出す。怒ったフキゲンは花道を去っていく。桜井が追いかけると、サミングをかわしてエルボー、花道上でパラダイスロックを決めて、フキゲンを庶民呼ばわり。吏南がパラダイスロックを解くと、戻ってきたフキゲンがスポーツ紙で桜井を殴打する。桜井はフキゲンをロープに追い込みビッグブーツ、ドロップキック。フキゲンがサミング攻撃から「庶民ブレーンバスター」を宣言。しかし桜井が切り返し「貴婦人バスターですわ!」と宣言、しかしフキゲンがブレーンバスターを決める。フキゲンは丸め込みの体勢も桜井が切り返してエスカルゴ。フキゲンがギブアップし桜井の勝利となった。

桜井「高田馬場大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今日は、フキゲンとの真剣勝負に勝ちましたわ! でも、アナタ、庶民のくせになかなか強いわよねえ。アナタとこれからもお互い高め合っていけそうですわ。これからも、よろしく」

フキゲンがスポーツ紙で桜井を殴打。

桜井「なにすんのよ! この庶民が! おぼえておきなさい。あ、失礼いたしました。それじゃあ、みなさま、このあと撮影会くる方、そちらでお会いしましょ。それじゃあ、ごめんあそばっせ」

◆タッグマッチ 15分1本勝負
月山和香

9分38秒
グラマラスドライバーMINA→片エビ固め

弓月
○白川未奈 飯田沙耶●

 前日の高田馬場大会初日にて月山和香が復帰、クラブビーナス再始動と思われたが、舞華&HANAKOを巻き込み新ユニットが結成された。よってこの試合は、白川&月山組にとって新ユニットの始動となる。対するは飯田沙耶&弓月組。弓月は前週の大阪大会でSTARS入りを志願し認められた。前日はガントレット戦だったため、これが事実上のSTARS初戦、さらには2・4大阪で吏南のフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦、初のタイトルマッチが控えるだけに弾みをつけておきたいところだろう。

 新ユニット結成の白川が安藤リングアナのマイクを奪い、「クラブビーナス」ではなく「未奈、和香、HANAKO、舞華イズヒアー!」と自軍をセルフコール。月山が先発に名乗りを挙げ、弓月と対峙。ロックアップから弓月が腕を取ると、月山も取り返す。月山がヘッドロックでグラウンドにもっていくと、弓月が抜け出しロープワークに誘う。しかし、月山がヒップドロップ。白川が介入し相手チームを分断すると、月山がヒップバット連打。白川が弓月にサッカーボールキック連発からボディースラム。弓月が返すと白川がネックロックで自軍コーナーに連行。月山が弓月の両腕を締め上げる。飯田がカットすると弓月とダブルでドロップキック。弓月が月山に三角飛び式フェースクラッシャー。飯田が月山にドロップキック、ボディースラム、バックエルボー。「なめんな!」月山が返すが逆水平連打を浴びる。月山は飯田にクロスボディーアタック、替わった白川がヒザへのドロップキックからニークラッシャー。足4の字狙いを飯田が切り返すが、ドロップキックを食らう。飯田が返すと、白川がネックロック。弓月がカットし白川に払い腰、飯田と合体しドロップキックとバックエルボーの競演。返した白川に飯田がブレーンバスターの構え。白川が切り返すが串刺しラリアットを食らう。飯田はあらためてブレーンバスターを決めるが、白川の肩が上がる。飯田はフィニッシュを宣言してキン肉バスターの体勢。白川がこらえると、月山がドロップキックでアシストし、白川がヒザ裏にドロップキック、足4の字固め。飯田がエスケープすると白川はもう一度狙う。飯田が切り返すが、白川がエルボー、コーナーからアームブリーカーでダイブ。飯田が返すと、白川がグラマラスドライバー狙い。飯田が切り返し、丸め込みの連続。白川が返すと、飯田にローリングエルボー、飯田がラリアット。飯田の突進に白川がバックブロー。返した飯田に白川はグラマラスドライバー。3カウントが入り、白川が飯田を破った。

 

白川組のコメント

白川「昨日、新しいユニットを舞華とHANAKOと私たちも入ってやるということで。クラブビーナスという形がなくなるのは、私自身、自分で作ったので苦しいですけど、一人で闘ってる間にカードが組めない。ずっとシングル第1、第2とかであと3WAYとか。その状況がすごく悔しくて。その状況を、前座の番人ってXで言われちゃったりして。それもすごく悔しかったので。クラビビーナスのことは本当に大事だし悔しいけど、新しいものをやって爆発させて、かならず2024年、スターダムを私たちが盛り上げます。約束します。気合入ってるんで。よろしく!」

月山「お願いします!」

白川「で、新しいユニットの名前ですけど、なんと…昨日決まったんですけれども、せっかくなので私と舞華が組むときに発表したいと思います。お楽しみに」

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

11分23秒
グラウンド式朱雀

渡辺桃
MIRAI 琉悪夏●
○朱里 刀羅ナツコ

 前日の高田馬場大会初日にてSTARSの岩谷麻優&羽南&葉月組を破りゴッデス・オブ・スターダム王座初防衛に成功したゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美組が、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組と6人タッグで激突。新メンバー八神蘭奈を迎え入れたゴッズアイには新しいスタートでもあり、この試合の結果内容によっては大江戸隊の挑戦も考えられる。ゴッズアイとしては新章のスタートを快勝で飾りたいところだが…。

 壮麗と琉悪夏が先発。ロックアップでの力比べで始まり、壮麗がロープに振ってショルダーをぶつけ合う。リング下からナツコが壮麗の足を引っ張り場外戦へ。花道で大江戸隊がサンドイッチ攻撃を狙うがゴッズアイが切り返し逆転、ナツコをリングに戻して壮麗がボディースラム、壮麗とMIRAIが逆水平の連打を見舞う。MIRAIが琉悪夏にチンロックからキャメルクラッチ。琉悪夏が返すと、MIRAIがエルボー連打。琉悪夏がやり返すとカウンターでクロスボディー。ナツコがセントーンもMIRAIがかわす、しかしナツコがラリアット、壮麗にショルダータックル。朱里とMIRAIもまとめて寝かせてセントーンを決める。ナツコのラリアットをMIRAIが丸め込む。ナツコとMIRAIがエルボーの打ち合い。MIRAIがバックドロップで叩きつけるがカウンターでスピアを食らう。桃と朱里がミドルキックの打ち合い。朱里がコードブレイカー、ハイキックをかわしてジャーマン。桃が突進をかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃、ナツコがバックフリップ、琉悪夏がクロスボディー、串刺しラリアット、ショルダータックル。朱里が返すと、琉悪夏はフィッシャーマン狙い。朱里がワキ固めから腕固め。朱里がフロントネックチャンスリーも琉悪夏が返す。MIRAIがドロップキック、壮麗がラリアット、朱里がバズソーキック。朱里の突進を桃が止めて琉悪夏がクロスボディー、ナツコがキャノンボール。琉悪夏がフィッシャーマン、リバースプラッシュ、10分経過。朱里は琉悪夏に雪崩式ブレーンバスター。ナツコと桃の合体をMIRAIと壮麗がカットしラリアット。ゴッズアイが琉悪夏に合体パワーボム。朱里が腕十字から腕固め、グラウンド式で朱雀に移行。琉悪夏がギブアップし、朱里の勝利となった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

14分7秒
バックドロップ→片エビ固め

HANAKO●
鈴季すず メーガン・ベーン
○ジュリア 舞華

 この日が日本ラストマッチとなるメーガンがゆっくりと歩を進めリング中央へ。星来が先発でメーガンと対峙。ゴング直後に星来がドロップキック7連打。さらにコーナーに振ろうとするがメーガンが肩に乗せる。星来が丸め込もうとするが、メーガンがこらえてネックハンギングで締め上げる。脱出した星来が飛びつくが、メーガンが回避。星来がかいくぐりドロップキックからヘッドロック。メーガンが投げるが星来が着地する。メーガンは星来のダイブをキャッチし後方に投げ捨てる。メーガンは自軍コーナーに星来を追い込み、HANAKOにタッチ。HANAKOは星来にボディースラム。星来がHANAKOをコーナーに追い込むと、鈴季とともに串刺し攻撃からダブルのドロップキック。HANAKOが鈴季の突進をキャッチしてボディースラム。舞華が鈴季に串刺しラリアット、ボディースラム。入ってきたジュリア、星来も続けてボディースラム。メーガンを呼び込むと、メーガンが舞華を3人の上にボディースラムで叩きつける。舞華もメーガンを持ち上げて3人の上にボディースラム。舞華は鈴季にブレーンバスターの構え。鈴季が切り返しサッカーボールキック、エプロンに設置すると、場外を走ってドロップキック。舞華が返すと鈴季にカウンターでパワースラム。舞華の突進を鈴季がかわすがラリアットを食らってしまう。鈴季はすぐに立ち上がりニー。両者ダウン状態からタッチし、ジュリア対メーガンに。ジュリアがエルボー連打にいくと、メーガンがやり返す。ジュリアのビッグブーツをこらえてメーガンがショルダータックル。メーガンがジュリアを持ち上げると、ジュリアが切り返して蜘蛛の巣の体勢。メーガンがコーナーに追い込んで突進。ジュリアがダイブするがメーガンがキャッチする。星来がカットし、ジュリアがエルボー、星来がダイブするとメーガンが受け止める。しかし、ジュリアのアシストから星来がネックブリーカー。ジュリアと星来が合体するも、メーガンが鉢合わせにして、まとめてバックドロップ。メーガンがジュリアにライガーボム。メーガンはカットに入った鈴季をリフトアップし場外に投げ捨てる。さらにジュリアにF5。ジュリアが空中で切り返すが、メーガンがすぐにフライングラリアットを打ち込む。HANAKOがジュリアにショルダータックルの連打、串刺しボディーアタック。ジュリアがHANAKOにネックロック。ジュリアがコーナーに上がると、舞華がカットしHANAKOに投げ渡す。HANAKOにジュリア組がドロップキック。メーガンがジュリア、舞華が鈴季、HANAKOが星来にブレーンバスター。HANAKOはジュリアに逆エビ固めでギブアップを迫る。ジュリアがなんとかエスケープに成功。メーガンが入り、HANAKOと合体のチョークスラムを放つ。残り3分。HANAKOは「決めるぞ!」と絶叫し、ジュリアにアルゼンチンバックブリーカー。しかし鈴季と星来がドロップキックでカットし、トリオでフェースクラッシャー、バックドロップを決める。メーガンが鈴季にスタンプホールド、星来がメーガンを場外に送り出してプランチャ、ジュリアがHANAKOにミサイルキック。HANAKOが立ち上がりビッグブーツ、ジュリアがカウンターでドロップキック、ニーアタック。HANAKOが返すと、ジュリアがバックドロップで叩きつける。これで3カウントが入り、ジュリアが勝利。試合後にはメーガンが星来を抱き寄せた。そしてジュリアがマイク。

ジュリア「高田馬場にお集まりの諸君、ごきげんよう! みんな、みんな、知ってる人、多いと思うけど、今日は、メーガンラストマッチ。メーガンしゃべって」

メーガン「Today was my last match in Stardom. And I am very sad about that.Being here was able to compete with some of the best wrestlers in the entire world and I am very grateful for that

舞華「ハイ、え~、今日で私は最後の試合です。ホントにとても寂しいですけど、スターダムは世界的に有名なレスラーがいて、そういう人たちと試合ができたこと、とても感謝しています」

メーガン「But I dont think I am done here. So I don’t want this to be a good bye. I want this to see you soon

舞華「え~と、しかし、え~、これで最後じゃないと、メーガンは思ってます。だから、さよならじゃない。必ずまた会いましょう」

メーガン「Maika, my first tag partner, my best tag partner. アリガトーゴザイマス、マイカ。アリガトーゴザイマス、スターダム。アリガトーゴザイマス、ジャパン。ダイスキー」

 

ジュリア組のコメント

ジュリア「そうだよ、(星来とは)はじめましてじゃん。お世話になってます」

鈴季「いつもお世話してる側です」

星来「いつもお世話してます。大変でしょう」

鈴季「なんでだよ?」

ジュリア「なんもないところで転ぶの」

星来「あります」

鈴季「やめてよ、私の恥ずかしい話するの、2人してさあ」

ジュリア「いやなんか、すごいホントになんだろう、新鮮だった。新鮮だったし、これはこれで私はこういう形がたまにあってもいいんじゃないかと、ちょっと思っちゃったね。また組むかもしれないから、よろしく。こんな感じ。そしてメーガンが、2人は組んでたでしょ」

鈴季「メーガンとは、メーガンが参戦した当初からずっと組んで、アイツのバケモノ級の強さとか、その反面、すごい優しい一面をもってるところとか、すごくよくわかってる。まあでも私はメーガンと15分引き分けのままだから、いつかまたメーガン、日本に来るなり、私がオマエのところに行ってもいいよ。いつか、シングルで絶対決着つけような、メーガン。シーユース―ン。締めてよ、最後」

星来「締めれないよ。ハイ、みなさんありがとうございました。今日初めて(ジュリアと)組んで自然と(ジュリアの)やりたいんだろうなということがわかるっていうか」

ジュリア「やりたいことわかった? 私もなんか」

星来「それが楽しかったです。そして最後メーガンと試合ができて。あんなボコボコにされて楽しいって言えるあれじゃないですけど、よかったです。帰ってきたときはもっと芽依がパワーつけて、並べるように頑張ります」

ジュリア「メーガンと? じゃあいっぱい牛乳飲んで。そうだな、私はメーガンとタイトルやったり、シングル2回やったのか。でもメーガンと絶対にまたどこかで闘う気がするんだよね。その日を楽しみにしてるから、まだありがとうって言葉は次のために私は取っておく。というわけで、アリベデルチ、またな」

鈴季「また、またな」

星来「あばよ」

 

舞華組のコメント

HANAKO「メーガンさんは、私にとって、目標というか先生というか、無所属で一緒に闘ったり、闘わせていただいたり、そういうなかでたくさんのことを学ばせていただきました。これからいつ来られるかわからないですけど、その間、私がメーガンさんの代わりになれるような強いレスラーを目指して頑張ります」

メーガン「アリガトゴザイマス、サンキュー」

舞華「オマエ、英語で言えよ(笑)。なんでノースピークなの? ノースピークイングリッシュなの? まあ、そうね。あのう、ホントにメーガンには感謝してる。メーガン、ユーセントバイミー…サンキューソーマッチ。うわ~…」

メーガン「スターダムでの半年間は、人としてもレスラーとしても人生を変えてくれた時間だった。だからこの場を去るのは寂しいけれど、これをさよならにしたくはない。なぜなら、ディバインキングダムは永遠だから、きっと私は帰ってくる。アリガトゴザイマス」

◆13周年記念特別試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
上谷沙弥

19分44秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

葉月●
林下詩美 スターライト・キッド
羽南 AZM
○岩谷麻優 鹿島沙希

 岩谷麻優&羽南&林下詩美&上谷沙弥組vs葉月&AZM&スターライト・キッド&鹿島沙希組は「スターダム13周年記念日特別試合」と銘打たれた8人タッグマッチ。STARSの岩谷&羽南とクイーンズクエストの詩美&上谷が合体し、対するはSTARS、QQ、大江戸隊、ゴッズアイの混成軍となる。ユニットこそシャッフルの形だが、スターダム生え抜き同士による闘いは、13周年を記念するにふさわしい豪華カードだ。

 キッドを除く全員が握手を交わす。鹿島はリングを下りて姿を消しにかかる。試合は上谷と葉月でスタート。上谷がロープワークに誘い、葉月がアームホイップ、ドロップキック。AZMとキッドがリングインするが、葉月は鹿島とタッチ。キッドと葉月が合体を試みるが息が合わず、鹿島が上谷をAZMに投げるが、こちらも息が合わず。キッドが「おいおい、ダメダメじゃねえかよ」「もういいよ」と花道で愚痴をこぼす。詩美が鹿島にドロップキック。羽南が鹿島にボディースラム、ドロップキック。羽南は鹿島にカバーの連続も3カウントには至らず。葉月とAZMが合体するが、岩谷がカットしアームホイップ狙い。キッドが妨害し、葉月とAZMが岩谷と羽南に顔面ウォッシュを浴びせる。AZMが羽南にドロップキック連打。羽南が蹴りをつかんでノーザンライトスープレックス。AZMが後方から飛びついて丸め込む。AZMと羽南がエルボーの応酬。羽南のダイビングボディーアタックを読んだAZMが先回りして雪崩式で腕を取る。鹿島とAZMが詩美と羽南を鉢合わせにするが、ともに払い腰を食らうことに。詩美がAZMに串刺しエルボー。AZMがラリアットをかいくぐりコルバタ。キッドも詩美にコルバタ。ボディーアタックを詩美がキャッチしコーナーに追い込むと串刺しエルボー、ショルダータックル。キッドがコルバタ、鹿島とキッドが詩美へのフェースクラッシャーで合体、キッドがその場跳びムーンサルトプレス、ストレッチマフラー。岩谷と詩美がキッドへドロップキック、AZMの突進に岩谷と詩美がショルダータックル、岩谷と詩美がコーナーに上がるとキッドとAZMが雪崩式アームホイップ。AZMとキッドがコーナーに上がりダイビングフットスタンプと旋回式ムーンサルトが同時に決まる。キッドは詩美にスタースープレックス狙い。詩美が切り返すと、旋回して叩きつける。10分経過。詩美がキッドにジャーマン狙い。キッドが切り返しドロップキック、詩美がエルボー、キッドが飛びつくが詩美がジャーマン。詩美はキッドにアルゼンチン狙い、キッドが切り返しDDT。葉月が岩谷にコードブレイカー、フェースロック。岩谷がエスケープすると、葉月が串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。返した岩谷に葉月はブレーンバスター狙い。岩谷が切り返しエルボーの応酬に。葉月が連打し、岩谷が沈んでいく。岩谷が突進すると詩美と上谷がカットし岩谷を加えてドロップキック。岩谷と羽南が合体し、岩谷がコーナーに上がる。鹿島がカットすると葉月が雪崩式ブレーンバスター。葉月を飛び越えAZMがフットスタンプ。葉月が「決めるぞ!」と叫びコーナーに上がるが、上谷が雪崩式フランケンシュタイナー。乱戦から岩谷が葉月にトラースキック。15分経過。岩谷が葉月に串刺しドロップキック、キッドらが次々と岩谷に串刺し、合体攻撃。キッドのスープレックスから葉月がダイビングセントーン。しかし上谷のカットが間に合う。詩美がAZMをバックフリップ。飯田がリングインすると詩美が場外に投げ捨て、岩谷、上谷、羽南が場外ダイブ。岩谷が葉月に羽南のアシストを得てドドンパ。ドラゴンの構えを葉月が切り返す。岩谷がさらに切り返しムーンサルトもかわされる、葉月が丸め込むが羽南がカット。岩谷が葉月にドラゴンスープレックスもキッドがカットする。岩谷と羽南が合体し、葉月にフェースクラッシャー。岩谷がムーンサルトプレスを決めると3カウントが入った。

岩谷「高田馬場の大会のみなさん、こんばんは! 無事に13周年記念大会、記念試合、スターダム岩谷麻優、ここスターダムのリングが無事に13周年を迎えます! まあ、旗揚げは1月23日、123で覚えやすいんですけど、あと2日後で無事に13周年を迎えられる。本当に日頃からみなさんがこうやってスターダムを応援してきてくれてるからです。本当に応援ありがとうございました。今日はあんまりこうやって組むことがないメンバーでの試合だったんですけど、みなさんどうでしたか? またこのメンバーで試合できる日を願ってます。またみんなで試合しましょう。本日は…え、どうしようこれ。一言ずつどうぞ」

詩美「こう見渡すとスターダム育ちの生え抜きで試合ができたこと、メチャクチャうれしく思います。きょうは無事に13スウ(噛む)…岩谷が移った! 岩谷とはいつも闘ってばかりだけど、たまにはこうやって組むのもいいんじゃないかなと思いました。ありがとうございました」

羽南「私が麻優さんもスターダムもSTARSも引っ張っていける存在になりたいと思います!」

鹿島はマイクを向けられるも拒否。

岩谷「本日は記念だから全員で締めたいと思います。いったん今日、メインで試合したこの4人で…この8人でやろう。いま締め…。ちょっと待った、ダメだ、アタマが回らないや。羽南お願いします」

羽南「えー!?

岩谷「だって引っ張っていってくれるんでしょ」

羽南「13周年もスターダムはキラキラ輝いて、美しく頑張ります! よし、締めましょう。いまを信じて明日に輝け、ウィー・アー・スターダム!」

岩谷組のコメント

岩谷「今日はスターダム13周年記念大会、無事に勝利を収めることができたんですけども、このチーム、STARSとQQ、なかなか組む機会がないこのチーム、メチャクチャ面白かったのではないでしょうか? 楽しかったね」

羽南「楽しかったです。詩美と柔道ムーブできたし」

詩美「ありがとうございます」

羽南「ここ、揃ってたんじゃないですか?(上谷に)もう、グッドフェニックスでした」

上谷「グッドフェニックス(笑)」

詩美「楽しい時間でした。これからもスターダムみなさん、楽しんでいけたらなと思います」

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