2024/02/11 試合結果

2024年2月11日 『STARDOM in FUJI 2024』

『STARDOM in FUJI 2024
2月11日(日)ふじさんめっせ(観衆506人=満員)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○弓月

9分27秒
ローリングアロー

玖麗さやか●
飯田沙耶 桜井まい

◆3WAYマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

8分29秒
Bドライバー→エビ固め

レディ・C

※もう一人はMIRAI

◆タッグマッチ 15分1本勝負
月山和香

11分36秒
炎華落とし→エビ固め

水森由菜●
○舞華 中野たむ

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
○天咲光由

14分7秒
天聖→片エビ固め

八神蘭奈●
上谷沙弥 鹿島沙希
AZM 壮麗亜美
林下詩美 朱里

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
HANAKO

17分23秒
サンダーストラック→片エビ固め

葉月●
○ジーナ 羽南
白川未奈 岩谷麻優

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
スターライト・キッド

17分41秒
スワントーンボム→片エビ固め

星来芽依
琉悪夏 鈴季すず
○刀羅ナツコ ジュリア●

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○弓月

9分27秒
ローリングアロー

玖麗さやか●
飯田沙耶 桜井まい

 STARSの飯田沙耶&弓月組と桜井まい&玖麗さやか組によるタッグマッチ。2・4大阪でフューチャー・オブ・スターダム王座に挑みベルト初挑戦を果たした弓月、同大会を体調不良により欠場した玖麗の二人には出直しを意味する試合となる。飯田と桜井がどうパートナーを引っ張っていくかが勝負のポイントか。また、2・17後楽園でNEW BLOODタッグ王座を争う王者・飯田と挑戦者・桜井には前哨戦となる。

 桜井はこの日が「デビュー4周年」とコールされる。試合前、飯田がNBタッグのベルトを桜井の面前で見せつける。飯田と桜井の先発でゴング。ロックアップから桜井が腕を捻り上げると、飯田も取り返す。桜井はヘッドロックにいくが、飯田が腕を取ってグラウンドに持ち込む。桜井が跳ね除け、視殺戦。弓月と玖麗がリングイン。ロープワークの攻防から玖麗がアームホイップ。飯田が乱入するとダブルで玖麗を攻撃し、ドロップキックで挟み撃ち。飯田が玖麗の背中にダブルチョップ、エルボードロップ。押さえ込みの連続を玖麗が返す。玖麗がエルボー連打、カウンターでドロップキック。桜井が飯田に串刺しビッグブーツ、ドロップキック。飯田が返すと、弓月が乱入し、ダブルでの攻撃を試みる。しかし、桜井がまとめてスタナー、パラダイスロック。弓月はエスケープするが、桜井は飯田を庶民呼ばわりして踏みつける。怒った飯田が「やってくれたな」と逆水平の乱れ打ち。桜井は飯田のジャンピングチョップをかわし、ビッグブーツ。桜井の突進に、飯田がジャンピングチョップ、バックエルボー。弓月がドロップキック連打を桜井に浴びせる。桜井がコーナーに振られるも、反転してミサイルキック。代わった玖麗がスワンダイブのアームホイップから背中へのドロップキック。弓月が返すと、玖麗はスリーパー。飯田と弓月が合体するが桜井が妨害し、玖麗が弓月にボディースラム。返した弓月に玖麗がエルボー連打。弓月がコルバタを放つと、玖麗とエルボーを打ち合う。飯田がカットし、弓月とエルボーとドロップキックの挟み撃ち。玖麗が返すと、弓月の突進を丸め込む。桜井が弓月の顔面へドロップキック、玖麗が押さえ込むが飯田のカットが間に合う。玖麗のスピアが決まるが、弓月が肩を上げる。玖麗の突進に弓月が払い腰。さら連続で丸め込むと、3カウントが入った。

桜井「飯田、羽南。アンタたちの庶民タッグから、わたくしとちゃんさまが後楽園で、タッグのベルトかっさらって差し上げるから覚悟しておきなさい」

飯田「ああ、待ちに待った防衛戦。17日、後楽園ホール。待ち望んでたからなあ、こちとら。こっちが庶民なら、テメエらなんだ?」

桜井「御貴族タッグよ」

飯田「貴族かなんだか知らんけど、庶民は庶民でチャンピオンシップ防衛してやるよ」

桜井「早くお帰り。早く帰ってちょうだい!」

飯田「ありがとうございました!」

桜井「あらためまして、ふじさんめっせにお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! わたくしごとですが、今日はわたくしのおデビュー4周年でございますわ。ホントね、めでたい日に試合が見られるなんて、アナタたち庶民は光栄に思いなさい! そうそう、あとね、明日、玖麗の凱旋みたいだから応援よろしく。それじゃ、ごめんあそばっせ!」

 

桜井のコメント

「NBタッグベルト、ずっと挑戦者待ち望んでたみたいだけどね、わたくしたちもね、ずっとずっとずっと首を長くして待ってたのよ! だから、まあ、アナタたち庶民からベルトを奪って、さらにそのベルトを輝かせてあげるから、覚悟してなさい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」

◆3WAYマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

8分29秒
Bドライバー→エビ固め

レディ・C

※もう一人はMIRAI

 クイーンズクエストのレディ・C、ゴッズアイのMIRAI、大江戸隊の渡辺桃が一度に対戦する3WAYマッチ。スタイルの異なる選手たちの闘いで、最後に勝ち名乗りを受けるのは?

 探り合いからレディが両手を高く上げて挑発。すると、MIRAIと桃がレディを無視するように腕を取り合う。桃がMIRAIにヘッドロックを決めると、レディが桃の頭を叩いてヘッドロック。桃が切り返し、MIRAIとレディを踏みつける。レディとMIRAIが逆水平連打の競演を桃にぶつける。桃は場外エスケープ。すると、MIRAIとレディがチョップを打ち合う。レディの突進にMIRAIがカウンターのダブルチョップ。レディが返すと、MIRAIのバックドロップ狙いを阻止、MIRAIの突進にビッグブーツを叩き込む。レディは、MIRAIへのジャイアントスイング10回転。カバーに入ったレディを桃が押さえ込む。レディが返すと桃は、串刺しドロップキック、ミドルキック、ブレーンバスター。レディが桃にコブラツイスト。桃が脱出し、MIRAIがレディにミサイルキック。MIRAIは2人まとめてリバーススプラッシュ式エルボードロップ。桃がMIRAIにミドルキック連打。桃とMIRAIがエルボーの打ち合い。MIRAIは桃にバックドロップ。桃が返してMIRAIと再びエルボーの応酬。レディの介入を2人がかわす。MIRAIと桃が合体を試みるが、レディがまとめて河津落とし。さらにまとめてチョークスラムを狙う。切り返したMIRAIだがチョークスラムを食らう。桃の突進も止めてレディがチョークスラム。桃がバックにまわりスリーパーからマットにレディを叩きつける。蒼魔刀もヒットさせるが、MIRAIがカット。MIRAIがレディにラリアット、桃がハイキックからBドライバー。3カウントが入り、桃がレディをフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
月山和香

11分36秒
炎華落とし→エビ固め

水森由菜●
○舞華 中野たむ

 E neXus Vの舞華と月山和香がタッグを組み、コズミックエンジェルズの中野たむ&水森由菜組と対戦。舞華と月山が2人だけで組むのは初めて。同じユニットになっただけに今後はこのチームも頻繁に組まれることが考えられる。まずはこの試合で白星を手に入れたい。対する中野は、2・4大阪で復帰。同大会で赤いベルトの初防衛に成功した舞華は、前王者とのタイトル戦をすでに意識。まだ具体的にはなっていないものの、両者によるワールド・オブ・スターダム王座戦は絶対にやっておかなければならないだけに、ベルトを懸けての闘いを意識した前哨戦の闘い模様にもなりそうだ。はたして中野のヒザの調子はどうなのか?

 舞華と中野の先発で試合がスタート。首の取り合いから腕の取り合いへ。中野がヘッドロックでグラウンドにもっていく。舞華が切り返すと、中野がドロップキック。両軍が入ると、コズエンがドロップキックとネックブリーカーの競演。中野が舞華を押さえ込むが、2カウント。水森が舞華に串刺しで突進。舞華がかわすと月山を呼び込み、次々と串刺し攻撃を浴びせていく。月山が水森にヒップバット連打。水森が返してドロップキック。中野が月山へダイビングボディーアタック。背後からニーアタック。月山が返すと、中野がバックを取る。もがく月山に中野がバックキック。月山が中野にドロップキック。替わった舞華が中野にショルダータックル。「ベルトよく似合ってるよ!」(中野)「タイトルマッチから逃げんなよ!」(舞華)「逃げるわけねえだろ!」(中野)舞華と中野が言葉とエルボーの応酬。舞華が高々とブレーンバスター。舞華の炎華落とし狙いを中野が切り返し、スピンキック。両者ダウン状態から水森が入り、舞華にラリアット連打。舞華が返すと、水森がギロチンドロップ。水森の突進に舞華がパワースラム、スリーパー。月山はパロ・スペシャルで中野のカットを阻止。舞華がラリアット連打、水森がこらえてラリアット連打。舞華がこらえブレーンバスター狙い。水森が切り返し、中野がスピンキック。舞華が返すと、水森がラリアット。しかし、舞華が返してみせる。水森はコーナーに上がるが、月山がカット。舞華がダイブをかわしてラリアット。水森が返すと、炎華落とし狙い。水森が切り返し担ぎ上げると、中野がトラースキック、水森がサイドに叩きつける。舞華が返してラリアット。水森が立ち上がると、舞華が旋回式ラリアット。舞華が炎華落としで水森を叩きつけると3カウントが入った。試合後は、舞華が赤いベルトを誇示して中野と視殺戦を展開した。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
○天咲光由

14分7秒
天聖→片エビ固め

八神蘭奈●
上谷沙弥 鹿島沙希
AZM 壮麗亜美
林下詩美 朱里

 クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM&天咲光由組と朱里&壮麗亜美&鹿島沙希&八神蘭奈組のゴッズアイが8人タッグマッチで全面対決。激しいユニット闘争で勝ち名乗りを受けるのは、どのチームか? ゴッズアイの新人・八神のリードが試合のカギを握りそうだ。

 鹿島が八神に「見とけよ」と言って先発、いきなり詩美に倒される。詩美がバックを取ると鹿島が起死回生狙い。詩美が切り返し、スライディングラリアット。鹿島がかわしてコルバタ、八神にタッチ。詩美が八神のドロップキックをかわす。上谷とAZMが連係で八神を攻撃。八神が返すと、AZMがヘアーホイップ。天咲が八神に串刺し側転エルボーアタック、ボディースラム。上谷も続いて八神にボディースラム、押さえ込みの連続。八神がエルボー連打、上谷が「そんなもんか!」と受けて立つ。八神がハイキックからサッカーボールキック。朱里が上谷にドロップキック、上谷をかいくぐり詩美を場外に出すと、上谷にフロントネックチャンスリー。上谷が朱里にスピンキック、ニールキック。朱里がAZMにサッカーボールキック。壮麗がAZMにショルダータックル、アルゼンチンバックブリーカー、ラリアット。AZMと壮麗がチョップの応酬。詩美とAZMが合体し壮麗を攻撃、AZMがPK。壮麗が返すと、AZMはワキ固め。AZMのダイブを壮麗が受け止める。ブレーンバスター狙いをAZMが切り返し、反対に叩きつける。壮麗がブレ―バスターのお返しからラリアット。両者ダウン状態から、タッチを受けた天咲と八神がリングイン。エルボーの打ち合いで八神が打ち勝つ。天咲がやり返しにいくと八神がブロックし串刺しで突進。天咲がかわし、QQが合体で攻撃。八神が返すと、天咲の突進を朱里が止めて壮麗がラリアット、八神がサッカーボールキック、腕十字。八神は天咲の左腕をロープにかけてドロップキック。天咲と八神が再びエルボーを打ち合う。天咲がDDTも、八神が返す。天咲のDDTを切り返し、八神が腕十字。しかし、QQがカット成功。詩美とAZMがキックの挟み撃ち、QQ全員でドロップキック、天咲がDDT。ゴッズアイのカットが間に合うが、QQが分断。天咲が天聖を狙うが、八神が切り返しミドルキック連打。天咲がDDTから天聖を決めると3カウントが入った。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
HANAKO

17分23秒
サンダーストラック→片エビ固め

葉月●
○ジーナ 羽南
白川未奈 岩谷麻優

 舞華とともにE neXus Vを結成した白川未奈が岩谷麻優の保持するIWGP女子王座への挑戦を表明、2・23新日本のリングでおこなわれることが決定し、今大会で前哨戦が組まれた。試合は岩谷&葉月&羽南組のSTARSと白川&ジーナ&HANAKO組のEXVによる6人タッグマッチ。岩谷と白川の駆け引きに加え、この試合はジーナのスターダム復帰戦。パワフルファイターのジーナが久しぶりのリングでどんな闘いを見せるのか。HANAKOとの初チームにも期待がかかる。

 白川が「岩谷!」とIWGP女子王者を呼び出す。するとジーナが白川を抑えて先発を買って出る。STARSからは岩谷を抑えて羽南が立候補。試合は羽南とジーナでスタートする。グラウンドの展開で始まり、羽南がヘッドロック、ジーナがヘッドシザーズ。葉月とHANAKOがリングインし、HANAKOがロープに振られることを拒否、腕をマットに叩きつける。ジーナが葉月に逆水平連打。白川も葉月にチョップを見舞うとサッカーボールキック。葉月が返すと、白川は逆片エビ固め。羽南がカットするがHANAKOが場外に送り出す。白川は葉月にボディースラム、替わったHANAKOも葉月へボディースラムの連続、あえて四方に見せつけてから叩きつける。葉月が返すと、STARSが合体、3方向からドロップキックを浴びせ、葉月がセントーン、羽南が後方からニーアタック。HANAKOがコーナーから反転して飛んだ羽南をキャッチし、マットに叩きつける。しかし羽南が次々と払い腰を決め、STARSで顔面ウォッシュ。HANAKOが羽南にボディーアタック、突進を止めてボディースラム。白川が羽南へ串刺しエルボーアタック、ドロップキック、打撃の連打。羽南がコーナーに振られるも反転してボディーアタック。岩谷が白川にサッカーボールキック。キックのかわし合いから岩谷が突進すると、白川がヒザへのドロップキック。白川は足4の字を狙うが、岩谷が切り返す。白川は岩谷のヒザをマットに叩きつけ、ニークラッシャー、ローキック連打、左ヒザへのストンピング連打。岩谷がエルボー連打、白川もやり返してエルボーの応酬。岩谷がコーナーに振られるが崩れ落ちる。しかし、突進をかわしドロップキック。白川の足4の字固めを葉月がカット。白川はヒザへのドロップキックも、カウンターでトラースキックを食らう。白川がバックドロップ、岩谷がジャーマン、白川が裏拳。両者ダウンからタッチ。ジーナが葉月にショルダータックル。羽南が介入し葉月と合体。しかし、ジーナがまとめてネックブリーカー。ジーナと葉月がエルボーの打ち合い。ジーナが葉月を受け止め、旋回してマットに叩きつける。葉月が返すとカウンターでコードブレイカー、ミサイルキック、フェースロック。ジーナがエスケープすると、葉月はブレーンバスター狙い。HANAKOが葉月にラリアット、ジーナが白川を葉月の上に叩きつける。ジーナは葉月を抱え上げるが丸め込まれる。葉月と羽南がサンドイッチ攻撃、ジーナが返すと、STARSが合体フェースクラッシャー。葉月がコーナーに上がるとHANAKOがカットしブレーンバスター。白川が場外へプランチャで飛び、戻された葉月にジーナがバックキック、張り手、担ぎ上げてマットに叩きつける。トリオでのプレスからジーナがサンダーストラック。3カウントが入り、ジーナが葉月をフォールしてみせた。

白川「ハロー、シズオーカー! ジーナカムバックトゥザワールドワンダーリングスターダム! 今日はIWGP(女子)の前哨戦ということもありまして、インターナショナルレスリンググランプリ、IWGP。そう、私がそのIWGP巻いて、このスターダムを本当のワールドワンダーリング、そう、世界のリングにしてみせます。スターダムを応援、女子プロレスを応援してくれるファンも、スターダムのリングも私は守る。スターダムは大丈夫、なぜならば、白川未奈がいるからでーす! 白川ウェーブ起こすから、みんなついていきてね!」

EXVのメンバーがリングに上がる。

ジーナ「アリガトウゴザイマス。いまここでリングに上がっているのが、スターダムの未来」

 

白川組のコメント

白川「IWGP(女子)前哨戦たくさんありますけど、まず一発目、勝利したということで、IWGPのベルト、ホントに私、IWGPという名前にすごく惹かれるものがあって、201210・8新日本プロレスさんの両国国技館にてファンになってプロレスファンになって、だから私はいま、プロレスラーとして闘ってます。あのセルリアンブルーのリングでタイトルマッチできるのホントに最高だし、インターナショナルレスリンググランプリ、インターナショナルの名のつくベルトを私が巻いて、スターダムを世界に必ず持っていきたいと思います。私は必ずスターダムを引っ張って、そしてスターダムを守ります。これから白川ウェーブが起こりますが、ついてきてください。白川未奈はファンもスターダムも守ります。安心してください」

ジーナ「帰ってきたよ。帰ってきた。最初の試合はやっぱり(白川と)組みたかった。EXVがスターダムの未来、私たちが未来」

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
スターライト・キッド

17分41秒
スワントーンボム→片エビ固め

星来芽依
琉悪夏 鈴季すず
○刀羅ナツコ ジュリア●

 ユニット無所属のジュリアがこの日も鈴季すずと合体。その鈴季は星来芽依とのクレイジースターでジュリアと組む。対するは、刀羅ナツコ&スターライト・キッド&琉悪夏組の大江戸隊。キッドと琉悪夏には、新日本プロレス2・17幕張でラ・ハロチータ&ジュビア組と対戦する前に弾みをつけておきたい試合だ。

 星来とキッドの先発でゴング。星来のドロップキックをキッドがかわし、ハイスピードなロープワークの攻防。キッドが場外にエスケープすると大江戸隊が乱入し場外戦にもっていく。星来がリングに戻され、ナツコが水を噴射。大江戸隊が星来をロープに固定して攻撃。ナツコが星来にブレーンバスター、キャメルクラッチ、キッドがドロップキックで加勢する。琉悪夏が星来にヘアーホイップの連打。星来が丸め込みからドロップキックを琉悪夏に見舞い、鈴季とタッチ。ジュリアが琉悪夏を捕獲し、鈴季が串刺し攻撃の連続。ナツコがカットし琉悪夏と合体も、ジュリアがカット成功。ジュリアが琉悪夏を抑え、鈴季がリング下からビッグブーツ。琉悪夏が返すと、鈴季がニーの連打。琉悪夏がコンプリートショットからセントーンを鈴季に決める。キッドが鈴季にダイビングボディーアタック、その場跳びムーンサルト。星来が乱入し鈴季と合体ドロップキック。鈴季はキッドのバックを取る。キッドが切り返し、蹴りのかわし合いからキッドが鈴季にストレッチマフラー。鈴季がエスケープすると、キッドがヒザへのドロップキック。鈴季がキッドをマットに叩きつけ、ジュリアに託す。ジュリアがキッドにエルボー、ヘッドシザーズ。キッドがエスケープすると、ジュリアが後方に投げ捨てる。キッドがジュリアにフィッシャーマン連打。ナツコがジュリアに串刺しラリアット連打、ショルダータックル。セントーンをかわしたジュリアが星来と合体も、ナツコのクロスボディーを食らう。ナツコは2人まとめてセントーンの餌食に。ジュリアがナツコに飛びついて蜘蛛の巣を仕掛ける。鈴季と星来もサブミッションで大江戸隊を捕獲。ナツコがエスケープしようとすると、ロープ寸前でジュリアが解いてドロップキック。ナツコが返すと、ジュリアがエルボー。乱入したキッドがジュリアにコルバタ、琉悪夏がクロスボディー、ナツコがキャノンボール、ハリケーンドライバー。15分経過。ジュリアが返すと、ナツコはコーナーへ。鈴季と星来がカットし、ジュリアが雪崩式ブレーンバスター。星来がローリングソバット、鈴季がニーアタック、ジュリアがジャーマン。しかし、大江戸隊のカットが間に合う。ジュリアと鈴季、星来が合体を試みるがナツコが阻止、大江戸隊が合体。ジュリアが切り返すとナツコにイタリアンフック、ドロップキックをナツコがかわしてレフェリーに誤爆させる。桃がバットでジュリアを殴打、キッドのジャンピングキック、琉悪夏がチョークスラム、ナツコがスワントーンボム。3カウントが入り、ナツコがジュリアをフォールした。

ナツコ「ジュリア、最近、ウチの団体ホントによくねえことでばっかで盛り上がるな。 私がSTRONG(女子)に挑戦表明した。オマエら見てろ。どこだ、アイツは? 私はオマエの持ってるSTRONGのベルト挑戦表明したんだよ。オマエがイエスという権利はなし。私がやると言ったら、もうやる!決定! そして、日時だ。待て待て。日時まで決めるぜ。2月17日、来週の後楽園ホールで、メインで、STRONG、決定でいいよなあ。いいな。じゃあ、明日、また今日と違って前哨戦になるだろうけど。アリベデルチ、また明日」

琉悪夏「2月17と言えば、対戦勝手に組まれたんだけど、名前忘れちゃった。新日本プロレスファンタスティカマニア。決まってるよね。勝手に決められたけど、まあ頑張りたい」

キッド「勝手に決められたのかもしんねえけど、私は申し出るつもりでいたよ。だって、スターダム唯一の、私、マスクウーマンですからあ。2月17日、ナツコSTRONG、私たちスターダム後楽園ホールからの新日本プロレスファンタスティカマニア幕張、オマエら続けてこいよ」

ナツコ「おい、いまスターダムってとんでもねえくらい治安悪いんだけど、それ以上につまりこの2月、全部かっさらっていくのは、ウチら大江戸隊だ。オマエら、震えて眠れ」

大江戸隊のコメント

キッド「217日の話題が今日はわんさかわんさか出てきましたね。ウチらはスターダム後楽園ホール大会からの新日本プロレスファンタスティカマニア。2試合。まあでも、STRONG決まって。(琉悪夏は)初めて新日本?」

琉悪夏「初めて新日本かな」

キッド「私はスターダム唯一のマスクーマンとして。勝手に決められてたのかもしれないけど、そんなこと私は申し出るつもりでいました。だから、大江戸隊の存在感、ガツンと見せつけて。ハロチータ? ジュビア? なんかチャンピオンらしいけどさあ、大江戸隊の存在感を見せつけてやって、ちゃんと新日本プロレスに爪跡残して帰るぞ。で、同じ日に」

ナツコ「STRONG挑戦しちゃうもんねえ。先週から言ってるだろ。変な話題でかき消しやがってよお。アイツが何言ったかわかんねえけど、まあこれ見てるオマエらも反則がどうのこうのとかちっちぇえこと言ってんじゃねえよ。結局、要は勝ちゃあいいんだよ。勝ちゃあそれが、全部だよ」

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