2024/02/15 試合結果

2024年2月14日 『STARDOM in KORAKUEN 2024 Feb.1』

『STARDOM in KORAKUEN 2024 Feb.1
2月14日(水)後楽園ホール(観衆690人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
MIRAI

8分36秒
サソリ固め

八神蘭奈

◆シングルマッチ 15分1本勝負
水森由菜

5分56秒
トロピカーナ

桜井まい

◆シングルマッチ 15分1本勝負
林下詩美

9分14秒
ジャーマンスープレックスホールド

レディ・C

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
フキゲンです★

12分3秒
ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め

天咲光由●
○吏南 上谷沙弥
琉悪夏 AZM

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
鹿島沙希

12分45秒
胴締めスリーパーホールド

安納サオリ
壮麗亜美 玖麗さやか●
○朱里 中野たむ

◆10人タッグ イリミネーションマッチ 30分
ジーナ

21分38秒
フィギュアーフォードライバーMINA→片エビ固め

弓月
HANAKO 葉月
月山和香 羽南
○白川未奈 飯田沙耶
舞華 岩谷麻優●

(1)●月山(4分3秒、ラリアット→片エビ固め)飯田〇
(2)〇ジーナ(6分45秒、サンダーストラック→片エビ固め)弓月●
(3)●HANAKO(9分13秒、セブンティーン)羽南〇
(4)●ジーナ(1159秒、葉・月ストラル)葉月〇
(5)〇舞華(1316秒、OTR)葉月●
(6)〇舞華(1550秒、みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)羽南●
(7)〇白川(1859秒、足4の字固め)飯田●
※EXV白川&舞華の二人残り勝ち。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
星来芽依

14分54秒
ノーザンライトボム→片エビ固め

渡辺桃
鈴季すず スターライト・キッド
○ジュリア 刀羅ナツコ●

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
MIRAI

8分36秒
サソリ固め

八神蘭奈

 ゴッズアイのMIRAIが、新メンバーの八神蘭奈に胸を貸すシングルマッチ。白いベルトも巻いたMIRAIにどこまで八神が迫れるか。打撃を基本にMIRAIを振り向かせたい。

 ゴッズアイのセコンドは全員が八神側のコーナーにつく。八神から「お願いします!」と握手を求め、MIRAIも応じて試合開始。グラウンドで腕を取り合い、八神が腕十字の構え。MIRAIが上になると、反対に腕を取る。八神が抜けてハイキックも、MIRAIがかわす。ロックアップでの力比べからMIRAIがロープに押し込む。MIRAIがクレーンにブレイクすると、八神がドロップキック。MIRAIはロープワークに付き合わず、ヘッドロック。グラウンドに持ち込み締め上げると、八神が立ち上げてロープに追い込む。MIRAIがヘッドロック、八神がロープに振るふりをしてヘッドロック。MIRAIが抜け出しショルダータックル、ボディースラム。MIRAIが「こいよ」と挑発し、八神がエルボー連打。MIRAIがボディースラムを放ち、仁王立ち。八神がボディースラムを狙うが、MIRAIが反対に叩きつける。MIRAIが再び仁王立ちしてボディースラムを3連発。八神が返すと、MIRAIはチンロックでギブアップを迫る。八神がエスケープしてエルボー連打で向かっていく。MIRAIが受けて立ち、一発で倒してみせる。MIRAIがコーナーに振り突進、八神がかわして串刺しエルボーもドロップキックはかわされる。しかしボディースラム狙いを丸め込み、ドロップキック。串刺しでも決めて、ボディースラムで叩きつける。八神はミドルキック連打、MIRAIがキャッチも、八神が蹴り直して腕十字。MIRAIがエスケープすると、八神が串刺しハイキック、ミドルキック。MIRAIがハイキックをかわしてバックドロップ、裏投げ。八神が返すと、MIRAIはラリアット。八神が蹴飛ばし丸め込むが2カウント。八神の突進にMIRAIがラリアットを打ち込みサソリ固めに入る。八神がエスケープしようとするが、MIRAIが腰を落とす。八神がギブアップし、MIRAIの勝利となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
水森由菜

5分56秒
トロピカーナ

桜井まい

 “超貴婦人”桜井まいと、泥臭い闘いでコズミックエンジェルズ入りを勝ちとり正式メンバーとなった水森がシングルで対戦。

 桜井が「お願いいたします!」と手を差し出すと、「OK、お願いします」と水森が応える。その手を引いて桜井が丸め込みの連続。水森が返すが、桜井がパラダイスロックの構え。水森が蹴飛ばし回避すると、予告してボディースラム。返した桜井に水森が逆エビ固め。桜井がエスケープすると、水森が「この貴婦人が!」とストンピング連打。エルボーの打ち合いから水森がブロックし突進、桜井がビッグブーツを叩き込み、パラダイスロック。「この庶民が!」と罵倒すると、サイドからドロップキック、ビッグブーツ。水森がロープ際でアームブリーカー、コーナーからダイビングボディーアタック、至近距離からのラリアットを乱打する。桜井が返してビッグブーツ連打。水森がこらえ、顔を突き出していく。桜井は水森の顔面を何度も蹴飛ばし突進。水森がカウンターでドロップキック、桜井もカウンターでお返し。水森が返すが、桜井がもう一発ドロップキック。桜井はフィニッシュを宣言してシャイニングバスターの構え。水森が切り返してラリアット、桜井が丸め込み。水森が返すと、桜井が丸め込みを狙う。水森が切り返して丸め込むと3カウントが入った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
林下詩美

9分14秒
ジャーマンスープレックスホールド

レディ・C

 クイーンズクエストの林下詩美とレディ・Cが同門対決のシングルマッチ。滅多に見られないカードで、レディが詩美の牙城にどこまで迫れるか、期待される。

 レディが突進しショルダーをぶつける。詩美が受けて立ち、ショルダータックルで倒してみせる。しかし、すぐにレディもショルダータックルで詩美を吹っ飛ばす。レディがボディースラムを狙うと、詩美が切り返し反対に叩きつけてからドロップキック。詩美がレディの顔面を蹴飛ばし、ボディースラムの連発。レディが1カウントで返すと、詩美が逆エビ固め。レディがエスケープすると、詩美が顔面を何度も蹴飛ばす。レディのエルボーに詩美も対抗。詩美がコーナーに振って、串刺しで突進。レディがかわして逆水平。詩美がやり返すと、レディがさらに逆水平の連打。詩美がコーナーに振って串刺しエルボー、レディがビッグブーツ連打。レディがコブラツイスト、詩美が切り返してエルボーも、カウンタターでネックブリーカーを食らう。レディが再びコブラツイスト、河津落とし、グラウンドコブラツイスト。詩美がエスケープすると、レディが背後、正面からビッグブーツを叩き込む。返した詩美にレディがチョークスラム。しかし、詩美が肩を上げる。レディがバックを取ると詩美が切り返し、背後から飛び乗ってスリーパー。レディがコーナーに押し込み、突進。詩美が止めてコウモリ吊り落とし。立ち上がったレディに詩美がエルボー。レディのエルボー連打で詩美がよろめく。詩美が至近距離からラリアット、詩美が走ろうとするとレディが足を引いて阻止、詩美が至近距離からラリアット、走り込んでラリアット。勝負ありと思われたが、レディが肩を上げる。詩美はレディを引き起こしジャーマン。3カウントが入り、詩美がレディをフォールした。試合後、詩美はレディに立ち上がれと仕草で支持。レディが立ち上がると、詩美がレディを引き寄せて抱きしめた。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
フキゲンです★

12分3秒
ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め

天咲光由●
○吏南 上谷沙弥
琉悪夏 AZM

 クイーンズクエストの上谷沙弥&AZM&天咲光由組と大江戸隊の吏南&琉悪夏&フキゲンです★組が6人タッグマッチで対戦。両ユニットの若手を中心としたぶつかり合い。勝ち名乗りを受けるのはQQか、それとも大江戸隊か?

 天咲が吏南を指名も、フキゲンが先発で出てくる。ポーズをとるフキゲンを無視して天咲が控えの吏南にドロップキック。フキゲンが天咲を自軍コーナーに連行し、琉悪夏が目つぶし攻撃、ショルダータックル、滞空時間の長いボディースラム。吏南が天咲にヘアーホイップの連続、「テメエがベルト取れるか!」と顔面を踏みつける。フキゲンが天咲の鼻をつまんで攻撃、コーナーに追い込み突進するたびに足を出される。フキゲンはレフェリーにチョコをプレゼントし、コーナーに振らせる。しかし「賄賂渡してんじゃねえよ!」と天咲が足を出して阻止。フキゲンがブレーンバスターを狙うが、天咲がDDTに切り返す。上谷が大江戸隊を次々とかいくぐり、フキゲンにドロップキック。フキゲンは上谷の突進をかわし琉悪夏に託す。琉悪夏が上谷にボディーアタックの連打。上谷がニールキックを打ち込みAZMに託す。AZMのダイブを琉悪夏がかわし腹部へパンチ。AZMが琉悪夏にPK、ドロップキック。「ルチャできんのか」と挑発された琉悪夏はフライングクロスチョップを連発。AZMがブレーンバスターを狙うと、琉悪夏がショルダータックル。AZMが突進すると、琉悪夏がフィッシャーマン。AZMがブレーンバスターでお返し。天咲と吏南がエルボーの応酬。吏南が天咲に走らせずドロップキック。天咲が返すと、吏南がビッグブーツ、卍固め。丸め込みにいくが、天咲がクリアー。吏南が上谷をコーナーに追い込み突進。天咲がかわしてQQがキックの挟み撃ち、天咲がDDT。吏南が返すと、天咲は天聖狙い。吏南がこらえてビッグブーツ。大江戸隊を呼び込み、次々と串刺し攻撃。吏南が天咲にノーザンライトもカットされる。吏南がハイドレンジアに天咲をとらえる。天咲がエスケープすると、吏南はフィニッシュを宣言してピンクデビル狙い。上谷がカットし天咲が天橋立。しかし、大江戸隊がカットする。天咲は変型DDTを決めるが吏南が返す。吏南を引き起こすとあらためて天聖を狙う。琉悪夏がラリアットでカットし、吏南がリバースブレーンバスター、ダイビングダブルニードロップ。3カウントが入り、吏南が天咲を破った。試合後、吏南は天咲にフューチャー・オブ・スターダムのベルトを誇示。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
鹿島沙希

12分45秒
胴締めスリーパーホールド

安納サオリ
壮麗亜美 玖麗さやか●
○朱里 中野たむ

 ゴッズアイの朱里&壮麗亜美&鹿島沙希とコズミックエンジェルズの中野たむ&安納サオリ&玖麗さやかが6人タッグで対戦。玖麗は前回の2・12豊橋における凱旋試合でコズエン入りを志願。ひとまず見習いとして入ることが認められ、この日が正式メンバーになるためのスタートとなる。中野、安納との合体でどこまで気持ちを伝えられるか。

 玖麗が「いきます!」と先発に立候補。ゴッズアイからは「逃げんなよ」と鹿島が出てくる。するとコズエンはすぐに安納がリングイン。「ふざけんな」と鹿島が玖麗に詰め寄ると、安納が攻撃。鹿島が切り返し丸め込むが、返した安納がポテリング。鹿島が返すと安納がカカト落とし。玖麗がロープ際の鹿島を引き離そうとする。鹿島は「反則!」と叫んで離れない。怒った鹿島が玖麗をロープ際に追い込み「オマエ、ロープブレイクも知らねえのか」と攻撃。替わった朱里が「プロレスの厳しさを叩き込むぞ!」と、玖麗にサッカーボールキックを連発。押さえ込みの連続を玖麗がしのぐ。壮麗が玖麗に逆水平の連打。悶絶の玖麗を壮麗がカバー。玖麗が返すと、壮麗に首固め。中野と安納のアシストで玖麗がドロップキック。替わった中野が壮麗にダイビングボディーアタック。朱里が乱入すると。安納が壮麗と朱里にミサイルキック。中野と安納がニーアタックで競演。ブレーンバスターの掛け合いで、壮麗が中野を叩きつける。朱里が中野にドロップキック。中野と朱里がエルボーの応酬。朱里がジャーマン、中野のスライディングから安納がエプロンで加勢し、中野がジャーマン。朱里が返すと、中野はタイガーの構え。中野が朱里のハイキックをかわしてスピンキック。玖麗がタッチを申し出てスワンダイブのアームホイップでリングイン。朱里が返すと壮麗、鹿島が乱入して加勢、朱里がミドルキック。玖麗が返すと、朱里は腕十字、腕固め。中野と安納がカットすると、鹿島と壮麗も場外に落とす。中野がプランチャで舞うと、朱里がリングに戻され安納がミサイルキック。玖麗がドロップキックで続き、朱里にスリーパー。朱里がスリーパーに切り返すが、玖麗がエスケープ。朱里はニーアタックからコーナーへ。安納がカットし雪崩式フィッシャーマン、中野がバイオレットシューティング、玖麗がジャックナイフ。壮麗と鹿島が中野と安納を分断。リング上は玖麗と朱里。玖麗がボディースラムを狙うと、朱里が反対に叩きつける。朱里の突進に玖麗がスピアを叩き込むが2カウント。玖麗がエルボー連打、朱里がワキ固め。玖麗が逃れると朱里はスリーパー。胴締めに持ち込み締め上げると、玖麗がギブアップした。

◆10人タッグ イリミネーションマッチ 30分
ジーナ

21分38秒
フィギュアーフォードライバーMINA→片エビ固め

弓月
HANAKO 葉月
月山和香 羽南
○白川未奈 飯田沙耶
舞華 岩谷麻優●

(1)●月山(4分3秒、ラリアット→片エビ固め)飯田〇
(2)〇ジーナ(6分45秒、サンダーストラック→片エビ固め)弓月●
(3)●HANAKO(9分13秒、セブンティーン)羽南〇
(4)●ジーナ(1159秒、葉・月ストラル)葉月〇
(5)〇舞華(1316秒、OTR)葉月●
(6)〇舞華(1550秒、みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)羽南●
(7)〇白川(1859秒、足4の字固め)飯田●
※EXV白川&舞華の二人残り勝ち。

 STARSの岩谷麻優&羽南&飯田沙耶&葉月&弓月組とE neXus Vの舞華&白川未奈&月山和香&ジーナ&HANAKO組が10人タッグのイリミネーションマッチで全面対決。新ユニットEXVの結束力を試す試合でもあり、新日本プロレス2・23札幌でIWGP女子王座を懸けて対戦する岩谷と白川にはタイトルマッチに向けた前哨戦でもある。前回の2・12豊橋ではSTARSとEXVが6人タッグで対戦しており、STARSが勝利、岩谷と白川の間での決着はつかなかった。岩谷と白川は3大会続けての対戦となり、タイトルマッチを前にさらなるヒートアップが期待される。

 STARSが突っかかる形で試合がスタート。鉢合わせ寸前でストップし、全員でドロップキック、顔面ウォッシュ。岩谷が白川にサッカーボールキック。月山が飯田にドロップキック、ヒップバット連打。飯田がジャンピングチョップ、バックエルボーでやり返す。HANAKOが飯田をカットし、月山がDDT、極楽ドン。白川と月山が合体も、飯田が阻止、STARSが合体フェースクラッシャーを見舞う。月山が返すと、飯田はブレーンバスターの構え。月山が切り返してオースイも羽南にカットされる。飯田と羽南が合体攻撃、飯田がラリアット。月山がフォールされ失格。飯田と舞華がショルダーをぶつけ合う。弓月がジーナにエルボー連打、コルバタ、ドロップキック。ジーナが返すと、弓月にハイキック。弓月は場外に落ちそうになるが、STARSが受け止めリングに戻す。ジーナが弓月にダブルアームスープレックス。白川とジーナが合体し、ダブルでマットに叩きつける。ジーナが弓月にサンダーストラックで退場させる。HANAKOが羽南を呼び込みショルダータックル。羽南が突進をかわしてランニングエルボースマッシュ。HANAKOが返すと、羽南とエルボー合戦。ジーナが羽南にラリアット、HANAKOとの合体DDT。羽南が返すと、ボディーアタック。HANAKOがキャッチしエプロンで体当たり。羽南がこらえると岩谷がスリングブレイド、羽南が丸め込んでHANAKOを失格させる。10分経過。ジーナが葉月に突進。葉月がかわしてSTARSが次々と串刺し攻撃。葉月がジーナにフェースロック、DDT。ジーナが突進をかわしエプロンに送り出す。ジーナは戻ってきた葉月にスタンプホールド。舞華と白川が加わり、ジーナとトリオで葉月に合体ボディープレス。ジーナが葉月を担ぐと飯田がカット、葉月が丸め込んでジーナが失格。舞華と葉月がエルボーの打ち合い。舞華が打ち勝つが、葉月がブレーンバスター。舞華が突進をキャッチしパワーボムで投げ捨て葉月が失格。舞華が岩谷にパワースラム、ブレーンバスター。炎華落とし狙いを岩谷が阻止してジャーマン。舞華が岩谷の蹴りを止めてパワーボム。ラリアットを阻止して岩谷がドドンパ。羽南が入り、白川にタッチさせず。羽南と飯田が打撃の挟み撃ち、羽南がフェイマサ―。しかし舞華が肩を上げる。15分経過。羽南が舞華にバックドロップ、舞華が突進を止めてみちのくドライバー。羽南が失格。舞華は飯田にブレーンバスター。飯田が立ち上がりラリアット。飯田がもう一発狙うと白川がヒザへのドロップキックでカット。正式に白川が入り、飯田のヒザにドロップキック連打。白川はニークラッシャーも、飯田が丸め込む。白川が返すと飯田がスパインバスター、ラリアット。返した白川に飯田は達者でなを狙う。白川が切り返すと岩谷が援護し飯田が飯田岩狙い。白川が阻止して下から張り手、雪崩式アームホイップ、ヒザの後ろにドロップキック、足4の字固め。飯田がギブアップして退場に。リング上は岩谷、舞華と白川。舞華と白川がコーナーに振って突進、岩谷がかわして舞華をドロップキックで場外に。岩谷はコーナーに上がるが、戻ってきた舞華が雪崩式ブレーンバスター。20分経過。白川がインプラントDDT。岩谷が返すと丸め込み。白川が返すと舞華がラリアット連打。白川がフィギュアフォードライバーを決める。岩谷が返せず白川が3カウントをゲットした。

白川「E neXus Vイズヒアー! 2・23札幌、来週、あともう少し、ゾクゾクしてきたよお。岩谷麻優、スターダムの歴史は岩谷麻優の歴史、かもしれないが、だからこそだね。歴史をひっくり返す。そして、新しいスターダムを引っ張るのは、白川未奈。23日、ギブアップでも今日みたいに3カウントでも、いろいろ考えてるよ。でも最後に立ってるのは、この私。白川ウェーブ、感じてみるか?」

岩谷「…………。白川未奈、今日は完敗。今日は、今日は、今日は負けたよ。今日は負けた。波に乗ってる、それは今日痛感した。白川未奈が新しいユニットを作って、このベルトを巻いて波に乗りたい、そんな気持ちは伝わったけど、このベルトIWGP(女子)の壁は、まだまだ高いよ。そんな波じゃ、このIWGPも取れないし、岩谷麻優の壁も乗り越えられないよ。2月23日、キッチリと岩谷麻優の壁!岩谷麻優の覚悟!それを味わわせてやる」

白川「全部その壁ぶち壊してやるよ。ファンに弱音を吐くようなチャンピオンに団体は任せられない」

岩谷「誰だってねえメンタル病むときもあるんですよ。アイコン岩谷麻優だって!たまには弱音はいてもいいじゃん! でも、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。23日また笑顔で会いましょう。このチャンピオン姿で」

STARSが退場。

白川「私は、どんなときも明るく貪欲に進むよ。それが白川未奈だからね。23日政権交代だよ、岩谷麻優。23日札幌、私はチャンピオンになる。そして舞華、スターダムのワールドベルト並べてE neXus Vで、スターダムを世界にアピールしていきます! お楽しみに」

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
星来芽依

14分54秒
ノーザンライトボム→片エビ固め

渡辺桃
鈴季すず スターライト・キッド
○ジュリア 刀羅ナツコ●

 ジュリア&鈴季すず&星来芽依組と大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド組が6人タッグマッチで激突。ジュリアとナツコにとっては2・17後楽園でおこなわれるSTRONG女子王座戦に向けての最後の前哨戦だ。前回の2・12豊橋では、ジュリア&桜井まい組がナツコ&桃組と両者リングアウトでジュリアとナツコが壮絶な乱闘を展開、その前の2・11富士大会では、6人タッグながらナツコが王者・ジュリアから直接フォールを奪っている。決戦に向けてどんな駆け引きが展開されるか? 今回もまた、大荒れの予感がする。

 ジュリアの入場を花道で大江戸隊が襲撃し、そのまま場外戦で試合がスタート。ジュリアがナツコにイスを投げつける。鈴季がキッドをリングに入れてガウンで殴りつける。ジュリアがキッドにドラゴンスリーパー、マスクに手をかけるとナツコが乱入、ジュリアとやり合う。ジュリアはキッドに串刺しエルボー。鈴季がキッドに串刺しニーアタック。キッドが返すと、鈴季とエルボーの打ち合い。鈴季が仁王立ちで受けて立つ。キッドが連打し突進すると星来が妨害し、鈴季とダブルのドロップキック。鈴季の突進にキッドがドロップキック。星来はキッドにタッチをさせず、エプロンからドロップキック、リング内でもドロップキック。キッドが返すと、星来のダイブをかわしてボディーアタック、その場跳びムーンサルト。桃が星来に串刺しドロップキック、ジュリアのカットを誤爆させ、星来にブレーンバスター、チキンウイングフェースロック。星来が桃にローリングソバット。鈴季が桃に背後からニーアタック連打。桃がサッカーボールキック連打。鈴季がリング下から桃にドロップキック。桃が返すと、キッドのドロップキックから桃とダブルニーアタックの挟み撃ち、桃が蒼魔刀。鈴季が返すと、桃はBドライバーの構え。鈴季が切り返して丸め込む。ジュリアとナツコがリングインし、エルボーの打ち合い。ナツコが乱打し場外に投げ捨てる。ジュリアがすぐに戻り、エルボーの打ち合い。ナツコがもう一度落とすと、ジュリアが戻って髪の毛をつかみ合う。ナツコがサミングから突進もリング下から足を引かれる。10分経過。場外戦から大江戸隊がジュリアをリングに戻す。キッド、桃が串刺し攻撃、ナツコがキャノンボール。ジュリアが返すと、ナツコはコーナーへ。鈴季と星来がカットし、ジュリアが雪崩式ダブルアームスープレックス。ナツコが返すと、ジュリアはバックドロップ。返したナツコにジュリアはサブミッション。すると桃がバットで殴打。鈴季と星来が合体も、キッドがまとめて場外へプランチャ。ナツコが戻されたジュリアにハリケーンドライバーの構え。ジュリアが切り返し突進するが、ラリアットを食らう。ジュリアが返すと、ナツコはデスバレーボム、スワントーンボム。ジュリアがかわして突進。桃のバットがナツコに誤爆。鈴季と星来がナツコを捕まえ、ジュリアがニー、星来のコードブレイカーと鈴季のジャーマンが合体。ジュリアがノーザンライトボムで叩きつけると3カウントが入った。

ジュリア「後楽園ホールにお集まりの諸君、ごきげんよう! おい、おい、STRONG(女子)前哨戦、今日勝ったのはこのジュリアだよ、おい。オマエなあ、タイトルマッチでどんな手を使ってくるか知らねえけどよ、せいぜい楽しみにしとくよ。オマエは反則やらなにやら、よく考えてよく磨いておけ、バカヤロー」

ナツコ「負けました、負けました。負けましたよ。でも、前哨戦だったからって必ずタイトルマッチで勝つとは限らないからな、オマエ。あまり多くは言わないでおくよ。17日、ここ(後楽園)で、アリベデルチ、またな」

ジュリアはベルトを誇示。大江戸隊が退場。

ジュリア「今日は、こんなど平日のバレンタインデーだというのに、みなさんお集まりいただきありがとうございます。みなさん今日はここに来るしか予定がきっとなかったんでしょうけど、スターダムどうでしたかあ!? この世界に通じるSTRONGのベルトをジュリアがまだまだ防衛してやる。そしてウチら3人が、女子プロレスもっともっとおもしろくしてやるよ。アリベデルチ、またな!」

ナツコのコメント

ナツコ「いやあ、なんだっけ、ジュリアのノーザンライトボムだっけ? 初めて食らったけど、超強烈って感じ。2度と食らいたくないね。さっきリングでも言った通り、べつにね、前哨戦で勝ったくらいで、まあ負けたのは認めるよ。べつに。でも、こないだね、ウチらジュリアに勝ったの。だから1勝1敗、これでおあいこ。今日勝ったからって17日必ず勝つとは限らない。まあ、言いたいのはそれだけよ」

ジュリア組のコメント

ジュリア「ハイ、前哨戦。いや、このさあ、タイトルマッチが決まる前からウチら何回大江戸隊と闘ってるの? 毎週闘ってるよね。だからさ、オマエが何をしようとしてるか、オマエが何を考えているか、わかっちゃったような。それを裏切るような、テメエが裏切ってくれるようなテメエの闘いを楽しみにしてるよ。気づけば、9度目の防衛戦。この私の大事な大事なSTRONGのベルト、取れるものなら取ってみろよ。全然テメエのことなんか怖くもねえし、楽しみにいてるよ。(鈴季&星来へ)今日、ありがとう。前回やられたから、今日の前哨戦は、3人でしっかり勝った。サンキュー」

星来「ハッピーバレンタイン」

鈴季「今日、バレンタイン」

ジュリア「じゃあたまったチョコレートいただきに行きますか?」

鈴季「いただきに行きましょう!」

ジュリア「楽しみにしてるよ、アリベデルチ」

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