2024/02/18 試合結果

2024年2月18日 『STARDOM in SHIBUYA 2024』

『STARDOM in SHIBUYA 2024
2月18日(日)ベルサール渋谷ファースト(観衆356人=満員)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○吏南

8分42秒
ジャックナイフ式エビ固め

HANAKO●
琉悪夏 月山和香

◆シングルマッチ 15分1本勝負
星来芽依

6分49秒
流星龍

桜井まい

※もう一人は羽南

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺桃

12分11秒
黒虎脚殺

玖麗さやか●
○スターライト・キッド 水森由菜
刀羅ナツコ 中野たむ

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○鈴季すず

9分43秒
ジャーマンスープレックスホールド

葉月
ジュリア コグマ●

◆10人タッグマッチ 30分1本勝負
○天咲光由

13分11秒
天聖→片エビ固め

八神蘭奈●
レディ・C 鹿島沙希
AZM 壮麗亜美
上谷沙弥 MIRAI
林下詩美 朱里

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジーナ

14分7秒
足4の字固め

弓月●
○白川未奈 飯田沙耶
舞華 岩谷麻優

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○吏南

8分42秒
ジャックナイフ式エビ固め

HANAKO●
琉悪夏 月山和香

 E neXus Vの月山和香&HANAKO組と大江戸隊の琉悪夏&吏南組がタッグで対戦。NEW BLOODタッグ王座を狙う月山和香&HANAKO組にとっては、ふだんの闘いを通じて王者の羽南&飯田沙耶に認めさせたい。説得力をもたらすためには勝つことが一番だろう。それだけに、若い大江戸隊との対戦は重要。フューチャー王者の吏南もいるだけに、月山、HANAKOには負けられない一戦だ。とはいえ、前日の後楽園で天咲光由に敗れた吏南にとってもフューチャー・オブ・スターダム王者としての勢いを取り戻したい闘い。前日の憂さを晴らすか?

 HANAKOと吏南が先発でスタート。ゴングとともにHANAKOが突進し、月山も加わる。ダブルで吏南を攻撃し、HANAKOがボディースラム。月山が吏南にヒップアタック連打。しかしダッシュを琉悪夏が妨害し、大江戸隊が合体。吏南が月山にヘアーホイップ、「テメエ新しいユニットに入って何が変わったんだよ?」と挑発し顔面を踏みつける。琉悪夏が月山にショルダータックル。月山が返すと、琉悪夏は「こいよ」と仁王立ち。月山がエルボー連打で向かっていくが、琉悪夏がチョーク攻撃。月山が突進をかわしヒップアタックからドロップキック。HANAKOが琉悪夏とショルダーをぶつけ合う。HANAKOがショルダータックルで琉悪夏、吏南を吹っ飛ばすと、2人をコーナーに追い込み串刺しボディーアタック。HANAKOのブレーンバスターを琉悪夏が切り返してクロスボディー。吏南がHANAKOに串刺しダブルニーアタック、ドロップキック。HANAKOが返すと、吏南は卍固め。月山が琉悪夏を止めてパロ・スペシャルを決める。月山が吏南をカットしHANAKOを救出。しかし吏南が月山を場外に送り出し、HANAKOとエルボーの応酬。HANAKOが吏南の突進を受け止めボディースラムからスリーパー。吏南がエスケープすると、琉悪夏が乱入しダブルで攻撃。吏南がダイビングダブルニードロップ、フィニッシュを宣言しハイドレンジアにとらえる。しかし、月山のカットが間に合う。吏南の突進を月山が阻止してHANAKOがバックブリーカー、ニードロップ。琉悪夏がカットすると、月山がかいくぐりHANAKOがショルダータックル。HANAKOが月山を琉悪夏に叩きつけると、HANAKOが吏南にビッグブーツ、ブレーンバスター。吏南が返すと、HANAKOは「決めるぞ!」と絶叫し、アルゼンチン狙い。吏南がジャックナイフで切り返し丸め込むと3カウントが入った。試合後、退場する大江戸隊を月山とHANAKOが襲撃、乱闘となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
星来芽依

6分49秒
流星龍

桜井まい

※もう一人は羽南

 星来芽依、羽南、桜井まい組が一度に闘う3WAYマッチ。前日のNEW BLOODタッグ王座戦で激突した王者の羽南と挑戦者の桜井が再び顔を合わせる。タイトルマッチでは「貴婦人を置いて」闘った桜井。再び貴婦人に戻ることが予想される中で、羽南といかに向き合うか。ハイスピード王者の星来が加わることで、予想困難なバトルが展開される。

 星来と羽南が髪をつかみ合うと桜井が割って入る。星来、羽南が桜井の手を引くが左右で意見が合わず。すると星来と桜井で共闘し羽南にドロップキック。星来が桜井のカバーを妨害しブレーンバスターを狙う。桜井が切り返し星来にパラダイスロックを仕掛けると庶民扱い。そこに羽南がカットに入り、星来を飛び越えて桜井を攻撃。桜井も星来を飛び越え羽南とエルボーを打ち合う。動けない星来の上に桜井が羽南を叩きつけようとする。羽南が切り返すと、桜井は星来を踏み台にしてドロップキック、星来に向けてのフェースクラッシャー。これでようやく星来がパラダイスロックから解放される。羽南が桜井にボディーアタック、スリーパー。星来が羽南にスリーパーで数珠繋ぎ状態に。桜井がロープに逃れてブレイク。星来が羽南にクローズライン、羽南が払い腰からヘアーホイップ。星来もやり返すが、羽南がさらに連発する。羽南はランニングエルボースマッシュも星来が返す。星来と羽南がエルボーの打ち合い。桜井が入ってくるが、羽南と星来が排除。羽南が桜井をパラダイスロックも、桜井は自分で脱出し、まとめてミサイルキック、スタナー。桜井の突進を羽南がかわし星来がニーアタック、羽南が星来にスープレックス、星来が羽南にドロップキック、桜井が星来にマイパンロール。羽南がカットすると桜井がシザーズキック、パラダイスロック。桜井は星来にカウンターのドロップキック、星来が丸め込みも桜井が返す。星来が桜井にネックブリーカー、変型ドラゴンスリーパーの流星龍。桜井がギブアップし、星来の勝利となった。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺桃

12分11秒
黒虎脚殺

玖麗さやか●
○スターライト・キッド 水森由菜
刀羅ナツコ 中野たむ

 コズミックエンジェルズの中野たむ&水森由菜&玖麗さやか組と大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド組が6人タッグマッチ。新人で見習いの玖麗が大江戸隊の標的になることが予想されるだけに、中野&水森のアシストは必須。玖麗は期待に応えられるか?

 玖麗が「いきます」と中野を制して先発を買って出る。中野が玖麗の背中を叩いて送り出すと、玖麗がナツコと対峙。玖麗が向かっていくたびにナツコが払い除け、ヘッドロックで止めるとグラウンドにもっていく。玖麗が脱出し突進するとナツコがボディースラム。大江戸隊がトリオで玖麗を攻撃、ナツコのショルダータックルからキッドと桃がドロップキック、ナツコがセントーン、スリーパー。コズエンがカットに入るが大江戸隊が場外に排除する。ナツコは玖麗にバックフリップ。桃が玖麗にミドルキック、「どーした、クソ新人」と挑発し顔面を踏みつける。玖麗がエルボー連打で向かっていくと、桃がミドル一発で倒し、後方からサッカーボールキックを叩き込む。桃のボディースラムを玖麗が切り返し、中野のアシストからドロップキック。水森がナツコと桃にココナッツクラッシュ、中野がまとめてボディーアタック。中野と水森が大江戸隊を分断。桃のミドル連打を水森がこらえる。キャッチするとサイドスラムで叩きつける。水森のスライディングラリアットを桃がかわしてミドルキック。キッドが水森をかいくぐりボディーアタック、ドロップキック、その場跳びムーンサルトプレス。水森がエルボー連打、中野と合体ネックブリーカー。キッドが返すと、水森がギロチンドロップ。玖麗がスワンダイブ式アームホイップ、ドロップキック。キッドが返すと、玖麗がエルボー連打。キッドがヒザへのドロップキックからストレッチマフラー。玖麗が必死にエスケープ。キッドの突進を水森、中野がカットし、玖麗がドロップキック、ボディースラム。キッドが「なめんな!」とエルボーを叩き込むが、カウンターのドロップキックを食らう。玖麗がもう一発狙うがキッドがかわして桃がミドルキック。大江戸隊が玖麗に次つぎと串刺し攻撃、キッドがフィッシャーマンの連続。しかし、コズエンのカットが間に合う。キッドが黒虎天罰を狙うと水森がカット。玖麗がキッドにスピアから連続の押さえ込み。キッドが返すとフィッシャーマンズスープレックス。カバーを切り返し玖麗がジャックナイフで押さえ込む。返したキッドに玖麗はエルボー乱打。キッドがカウンターでヒザへのドロップキック、後方からダブルニーアタック。しかし、ギリギリで玖麗が返す。キッドはストレッチマフラー、桃が蹴りでエスケープさせず、キッドが黒虎脚殺。玖麗がギブアップし、キッドが勝利した。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○鈴季すず

9分43秒
ジャーマンスープレックスホールド

葉月
ジュリア コグマ●

 ジュリア&鈴季すず組とSTARSのFWC葉月&コグマ組によるタッグマッチ。負傷欠場だったコグマは前日の後楽園大会で約4カ月ぶりに復帰。勝敗には関わらなかったとはいえ、ブランクを感じさせない動きを見せた。そして迎えるカムバック2戦目でジュリア&鈴季組と対戦。ジュリア組による厳しい攻めが予想されるだけに、コグマには今後に向けての試金石となりそうだ。

 前日のSTRONG女子王座戦で刀羅ナツコに髪を切られたジュリアはニューヘアスタイルで登場。鈴季が「クマゴロー」を呼び出す。コグマは「指名した? ってことはクマやりたいってことでしょ」とクマポーズを取り始める。「バカかオマエは」と小突いた鈴季にはブーイング。コグマは鈴季を捕まえキャメルクラッチ、強制クマポーズを作らせる。ジュリアがカットし、コグマに串刺し&ダブルで攻撃。ジュリアが「なにがクマじゃ! オマエは人間なんだよ!」と攻撃。コグマがジュリアにDDT。葉月が入り、ジュリアに串刺しエルボーアタック、コードブレイカー、フェースロック。鈴季が乱入するが、葉月はまとめてセントーン投下。葉月とコグマが顔面ウォッシュで競演。ジュリアが葉月にドロップキック。鈴季が葉月に串刺しエルボーアタック、串刺しニーアタック。エルボーの打ち合いから鈴季がカウンターのエルボー。ジュリアと鈴季が合体を試みるが、葉月がまとめてコードブレイカー。コグマのプランチャと葉月のトペスイシーダが同時に炸裂。鈴季がリングに戻され、葉月とコグマで合体ネックブリーカー。ジュリアがコグマにスープレックス、エプロンに出すと鈴季がリング下から蹴りをぶち込む。さらにミサイルキックを叩き込むが、コグマが返す。鈴季がジュリアを呼び込むが、コグマと葉月がダブルのドロップキック、鈴季に次つぎと串刺し攻撃。コグマが鈴季を持ち上げ、葉月がコーナーからコードブレイカー、コグマがダイビングボディープレス。しかし、鈴季がヒザを立ててカットする。コグマが鈴季にジャーマン、鈴季がコグマにジャーマン。コグマの突進をジュリアがカットし、鈴季とダブルのバックドロップ、ニー。コグマが返すと、鈴季がバズソーキック、コグマが丸め込むがジュリアのカットが間に合う。鈴季がコグマにジャーマン狙い。コグマが切り返すが鈴季がロコモーション式でジャーマン。コグマが返せず、鈴季が3カウントを奪ってみせた。試合後、鈴季は四方に向けて、そしてコグマに向けてクマポーズ。ジュリアがコグマをとらえると葉月が止めに入る。鈴季も加わり一触即発。

◆10人タッグマッチ 30分1本勝負
○天咲光由

13分11秒
天聖→片エビ固め

八神蘭奈●
レディ・C 鹿島沙希
AZM 壮麗亜美
上谷沙弥 MIRAI
林下詩美 朱里

 クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C&天咲光由組とゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希&八神蘭奈組が10人タッグマッチで対戦。ユニット総力戦でどんな闘い模様が展開されるか、そして、最後に勝ち名乗りを受けるのは?

 鹿島がゴッズアイから押し出される形でAZMと対峙。試合が始まるとAZMが突っかかる。AZMがあずみ寿司で丸め込むと慌ててゴッズアイがカットする。鹿島が起死回生で丸め込むとこんどはQQが慌ててカット。天咲と八神がヘッドロックの取り合い。天咲がドロップキックを放ちボディースラムで叩きつける。詩美も続いて八神にボディースラム。上谷が八神の背中にドロップキック、鹿島がカットに入る。レディが八神にフェイントもまじえて逆水平を連打する。詩美とレディが合体ドロップキック。八神がレディをかわして串刺しニー、サッカーボールキック。MIRAIがレディをかいくぐりショルダータックル、串刺しラリアット。コーナーに上がると詩美がデッドリードライブでカット。壮麗がMIRAIと合体し詩美、レディを攻撃。レディが返すと、MIRAIにビッグブーツ、ショルダータックル。上谷がMIRAIへ串刺しニーアタック、ドロップキック。MIRAIが上谷にバックフリップ。朱里が上谷へサッカーボールキック、PK、腕十字、ワキ固め。朱里と上谷がエルボーの打ち合い。上谷の二段蹴りを朱里がかわすが、スピンキックを食らう。朱里はニーアタックを上谷に連打。朱里がコーナーに上がると詩美がカットしアルゼンチン、上谷の二段蹴りから詩美がバックフリップ、上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。朱里がスープレックス狙いを切り返しジャーマン、コードブレイカー。上谷がニールキックを決めると、上谷と朱里がダウン状態、八神がチェンジを申し出て天咲にドロップキック。天咲もドロップキックをやり返す。エルボーの打ち合いから八神がミドルキック、ドロップキック、ボディースラム、サッカーボールキック。腕十字狙いは天咲がエスケープして回避。ならばと八神が腕へのドロップキック。ミドルキックを連打し天咲をコーナーに追い込む。天咲が突進をかわすとQQが次々と串刺し攻撃。天咲が天聖を狙うが、八神がこらえる。ゴッズアイが次つぎと天咲を攻撃。八神が腕十字に入る。天咲がハイキックを切り返すが、八神が丸め込み。八神の突進を詩美が妨害し、AZMとサンドイッチ攻撃。天咲が八神にDDT。混戦からQQが5人で八神へドロップキック。天咲が変型DDTを決めるが、八神が返す。天咲はフィニッシュを宣言し天聖を放つ。3カウントが入り、天咲が八神をフォールした。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジーナ

14分7秒
足4の字固め

弓月●
○白川未奈 飯田沙耶
舞華 岩谷麻優

 E neXus Vの舞華&白川未奈&ジーナ組とSTARSの岩谷麻優&飯田沙耶&弓月組が6人タッグマッチで激突。新日本2・23札幌にてIWGP女子王座を懸けて対戦する岩谷と白川には最後の前哨戦だ。2・14後楽園での前哨戦ではイリミネーションマッチで最後に白川が岩谷にフォール勝ち、挑戦者が先手を取る形になったが、今回はどうか。岩谷と白川の当事者同士による攻防はもちろん、岩谷にとっては赤いベルトの王者・舞華の存在も脅威となるだろう。また、ジーナと飯田のパワフル対決にも期待がかかる。新人・弓月のスピードがどのようにEXVをかく乱するかも見どころとなりそうだ。

 白川が岩谷を指名する形でスタート。白川がヒザへのドロップキックを見舞うと、岩谷がローキック。白川もやり返すと、スピーディーナバックの取り合いから視殺戦。舞華と飯田がショルダーをぶつけ合う。舞華が打ち勝つと、飯田がすぐに起き上がり舞華を吹っ飛ばす。舞華もやり返すが、ボディースラム狙いを切り返され反対に叩きつけられる。STARSが舞華を捕獲しトリオで攻撃。3方向からドロップキックを見舞い、弓月が投げを狙う。しかし舞華が反対にボディースラム。舞華とジーナが滞空時間を取って弓月にダブルのブレーンバスター。ジーナは弓月に逆水平連打、ハイキック、延髄斬り、ロープに乗せてDDT。弓月が返すとジーナにコルバタ、ドロップキック。飯田がジーナに串刺しエルボー、逆水平連打。舞華とジーナが合体を試みると、岩谷が加勢し飯田とダブルのジャンピングチョップ。飯田がジーナにスリーパー。ジーナはかけられたまま何度も飯田をコーナーにぶつけて脱出。飯田がジーナにカウンターのドロップキック。岩谷がドロップキックで続くが、ジーナがダブルアームスープレックス。白川が岩谷に串刺しエルボーアタック、ドロップキック。岩谷が返すと白川とエルボーの打ち合い。張り手をかわし合い、白川の一発がヒット。しかし岩谷がトラースキック、ドラゴンスープレックス。白川がローリングエルボー。両者ダウンから岩谷が立ち上がり、弓月にタッチ。弓月は控えを落として白川にドロップキックの3連打。さらにエルボーを連打し、白川を倒す。弓月はボディースラムを狙うが、こらえた白川がヒザへのドロップキック、3種のニークラッシャーから足4の字狙い。弓月が切り抜けると、岩谷と飯田が乱入し白川を攻撃。弓月は白川の腕を取り三角飛び式フェースクラッシャー、ボディースラム。白川が返すと、弓月が連続で押さえ込み。10分経過。白川がドロップキックをかわして足4の字固め。そこへ岩谷がダイビングフットスタンプでカットに入る。STARSが白川に合体フェースクラッシャー。弓月がカバーするがカットされる。岩谷と飯田がジーナ、舞華にドロップキックで場外に送り出す。岩谷がトペで飛ぶも、かわされて飯田に誤爆。弓月が白川にエルボー連打、舞華とジーナがカットし、弓月を叩きつける。白川がインプラントDDTもSTARSのカットが間に合う。白川がフィニッシュを予告するが弓月がローリングアロー。舞華が岩谷にラリアット、弓月が白川に払い腰。白川が投げさせずにドラゴンスクリュー、足4の字固め。弓月が反転も白川が戻して締め上げる。こらえた弓月だが、ついにギブアップ、白川の勝利となった。

白川「E neXus Vイズヒアー! 弓月、はじめての足4の字はどうだった?」

弓月「メッチャ痛いです」

白川「そう、メッチャ痛いんだよ。でもホント、前哨戦をこんなたくさんやるのってすごくなんか久しぶりというか、そんな感じだよね。でもね岩谷麻優はねSTARSで闘ってるときメチャクチャ笑顔で楽しそうだよね。岩谷麻優の100%で来てもらって勝たないと私には意味がない。23日、札幌、私がIWGP(女子)、インターナショナルレスリンググランプリ巻いて、白川未奈、そしてE neXus Vを、そしてスターダムを世界に示す」

岩谷「白川未奈、オマエなんかまだまだ顔じゃねえんだよ。23日、IWGPの高い壁だけじゃなくて、岩谷麻優自身の壁、オマエに現実味合わせてやるから、また札幌で楽しみにしといてね、逆に」

STARSが退場。

白川「まあね、岩谷麻優と私は、まったく違う人生を歩んできたよね。それでも結局私は、岩谷麻優の島にたどり着いた。でもさ、私はいつも言ってるけど、いくつになっても、いつからでも、スタート、チャレンジしてもそれは遅くないと。夢は必ずかなうと言ってる。私はそれを23日、IWGP戦で証明してみせる。OK。締めましょう。ジーナ、すごい怒ってるの? ごめんね、全部日本語でしゃべったからだよね。ソーリー、アイスピークジャパニーズオンリー」

ジーナ「スゴイ」

白川「まあねえ、こうやって世界の仲間たちも引っ張って、そして世界に行くんだよね」

舞華「そうね(苦笑)」

白川「まあいいです、いいです。舞華と私はひとつずつ、ひとつずつ仲良くなっていくからね。ねえ舞華。じゃあ2人でマイク使おう。OK」

舞華「想像を超えて世界へ!」

白川「E neXus Vイズ」

EXV「ヒアー!」

舞華組のコメント

白川「いつもより前哨戦がたくさんあったので、じっくり攻めてくることもできたし、ホントに岩谷麻優とはあまり関わりはなかったけど、私がスターダムに来てもうホントに、ホントにしょうもない白川未奈だったときにね、怒鳴られて喝を入れられてから、その相手を倒しにタイトルマッチいく。こんなことも当時の私は想像して…いや、想像してたな、想像してたな、想像してましたな。まあホントね、私は身体もメンタルもバッチリ。あとは勝って、ファンのみんなを笑顔にするだけなんで、23日岩谷麻優をギブアップ、もしくは3カウント、どちらかの未来が私には見えてるんで」

舞華「(白川は)しっかりと夢をかなえていく女だと私は思ってる。23日行けないけど」

白川「がんばってくる。E neXus Vイズ…」

EXV「ヒアー!」

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