『STARDOM CINDERELLA TOURNAMENT 2024』
3月17日(日)滋賀県立文化産業交流会館(観衆344人)
試合結果
◆4WAYバトル 15分1本勝負 | ||
○鈴季すず |
3分38秒 |
桜井まい● |
※もう二人はMIRAI、レディ・C
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
HANAKO |
7分56秒 |
弓月● |
○月山和香 | 飯田沙耶 |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
八神蘭奈 |
6分31秒 |
さくらあや● |
○鹿島沙希 | 水森由菜 | |
朱里 | 中野たむ |
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○琉悪夏 |
6分39秒 |
ジーナ● |
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○AZM |
8分50秒 |
天咲光由● |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
○葉月 |
12分24秒 |
安納サオリ |
コグマ | 玖麗さやか● | |
岩谷麻優 | なつぽい |
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
6分31秒 |
星来芽依● |
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○羽南 |
9分27秒 |
スターライト・キッド● |
◆3WAYタッグバトル 30分1本勝負 | ||
白川未奈 |
13分27秒 |
上谷沙弥 |
○舞華 | 林下詩美● |
※もう一組は刀羅ナツコ&渡辺桃
試合詳細レポート
◆4WAYバトル 15分1本勝負 | ||
○鈴季すず |
3分38秒 |
桜井まい● |
※もう二人はMIRAI、レディ・C
鈴季すず、MIRAI、桜井まい、レディ・Cが一度に激突。予測困難な闘いで最後に勝ち名乗りを受けるのは?
全員が手四つの構えに行こうとすると、レディが手を上げて挑発。レディが鈴季、MIRAI、桜井をコーナーに追い込み突進するがかわされる。3人が次つぎとレディにエルボー、ドロップキック。レディがかわしてボディープレスもかわされる。MIRAIが握手を求めるとレディが応じる。MIRAIが丸め込むと2人がもめる。鈴季が突進するとレディとMIRAIが結託し逆水平の連打。そこに桜井が貴婦人マネーをばらまいて分断。桜井と鈴季がパラダイスロック狙い。鈴季が遅れると桜井が丸め込み。鈴季が返すと、桜井がパラダイスロック。レディを倒すと鈴季の上からダイビングエルボー。しかしかわされてしまう。レディが桜井にチョークスラム狙い。レディがこらえると鈴季がトラースキック。鈴季が桜井を丸め込むと3カウントが入った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
HANAKO |
7分56秒 |
弓月● |
○月山和香 | 飯田沙耶 |
STARSの飯田沙耶&弓月組と、E neXus Vの月山和香&HANAKO組がタッグで対戦。NEW BLOODタッグ王座挑戦を実現させるためにも、月山&HANAKOには王者・飯田の目を向けさせる必要がある。また、新人王を争った弓月とHANAKOの対戦も注目だ。
弓月とHANAKOが先発に立候補して試合がスタート。弓月がヘッドロックからドロップキック。飯田が介入しSTARSが合体。しかしHANAKOがまとめてクロスボディーで吹っ飛ばす。HANAKOは弓月に高々とボディースラム。2発目は四方に見せつけてから叩きつける。月山が弓月にヒップアタック連打。月山は弓月を踏みつけてからHANAKOにタッチ。向かってくる弓月にHANAKOが「こいよ!」と挑発しエルボー連打を受けて立つ。HANAKOは一発で弓月を吹っ飛ばす。しかし、弓月が腕を取り三角飛び式フェースクラッシャー、ドロップキック。飯田がHANAKOにショルダータックル。HANAKOがこらえてラリアット。飯田がかわしてショルダータックルからエルボードロップ。飯田のブレーンバスター狙いをHANAKOがこらえ、ショルダータックルからボディースラム。飯田がニードロップをかわすが、HANAKOが突進を止めてボディースラム、ニードロップ。月山が飯田にドロップキック。HANAKOが月山を持ち上げて飯田の上にヒップドロップ。飯田と弓月がジャンピングチョップの競演。弓月が月山にドロップキック連打。月山が返すと弓月がドロップキック、ボディースラム。弓月と飯田がドロップキックとエルボーの挟み撃ち。弓月が月山にエルボー連打。HANAKOがカットし月山を弓月の上に叩きつける。しかし弓月が肩を上げる。月山は極楽ドンを狙うが、弓月が丸め込み。ギリギリでHANAKOのカットが間に合う。月山が丸め込むと弓月が返す。月山がオースイにいくと弓月が返せず3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
八神蘭奈 |
6分31秒 |
さくらあや● |
○鹿島沙希 | 水森由菜 | |
朱里 | 中野たむ |
ゴッズアイの朱里&鹿島沙希&八神蘭奈組とコズミックエンジェルズの中野たむ&水森由菜がユニット入り志願のさくらあやを加えて6人タッグマッチで対戦。前日にはなつぽい、安納サオリ、水森由菜と組んださくら。今回はリーダーと直接組んで、正式メンバー入りに近づきたい。
さくらが先発に名乗りを挙げると、八神も立候補。水森が「がんばれ見習い」と送り出すと、リング下から鹿島が「ガンバレ蘭奈」と声をかける。八神のヘッドシザーズを返したさくらがドロップキック。コーナーへの突進はかわされ、八神がドロップキック、サッカーボールキック。八神が腕十字にいくが、さくらがロープに逃れる。さくらがミドルキックを決め、水森にタッチ。水森が八神を攻撃すると鹿島がカット。しかし中野がまとめてダイビングボディーアタック。中野と水森で合体攻撃。八神が水森にエルボー連打、水森がチョップを放つが、八神が串刺しニーアタック、サッカーボールキック。朱里が水森に串刺しニー、フロントネックチャンスリードロップ。水森がミドルキックをかわしラリアット、ギロチンドロップ。朱里が突進を止めて水森に腕固め。背後から中野がカット。中野と水森が合体も朱里と八神がドロップキック。さくらがコーナーに吹っ飛ばされた水森にタッチしてリングイン。鹿島がさくらに串刺しニーアタック、ダイビングフットスタンプ。鹿島の突進を水森が妨害し、中野とネックブリーカーの合体。さくらが押さえ込むが鹿島が返す。さくらが鹿島に後ろ回し蹴り、ドロップキック。鹿島が返すと、さくらがネックブリーカー。鹿島が蹴りをかわして丸め込む。さくらが蹴りをかわし鹿島に丸め込み。鹿島が返すとさくらがキックの連続。ハイキックが決まるがカットされる。コズエンがカカト落としの競演、「終わり!」と、さくらが鹿島に回し蹴り。かわした鹿島が起死回生で勝負を決めた。
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○琉悪夏 |
6分39秒 |
ジーナ● |
向後桃と月山和香からの白星で進んできたジーナと、コグマ&琉悪夏のFWCをオーバー・ザ・トップロープで連覇した琉悪夏による準々決勝。パワーファイター同士の対決だが、これまで同様に琉悪夏が大江戸隊のセコンドを利用する可能性がある。ジーナには要注意の一戦だ。
まずはロックアップで力比べ。もう一度組み合うと、ジーナがロープ際に追い込む。琉悪夏が反転し首を絞める。ジーナも反転してチョーク攻撃。ショルダーをぶつけ合うと琉悪夏がヘアーホイップ、ロープ際に追い込み後頭部を踏みつける。琉悪夏は片足でカバー、返されるとチョーク攻撃、セントーン、フェースロック。ジーナが琉悪夏の突進を止めてスイングDDT、ダブルアームスープレックス。琉悪夏が返すと、ジーナの突進を止めてエプロンに送り出しOTR狙い。エプロン越しにジーナが丸め込み。こらえた琉悪夏にジーナがグラウンドからハイキック。琉悪夏が返してエルボー連打。ジーナがエルボー、ラリアット。琉悪夏がこらえてラリアット。ジーナがこらえラリアットで琉悪夏を倒す。琉悪夏はすぐに立ち上がりラリアット。両者ダウン。ジーナが突進すると琉悪夏が止めてフィッシャーマン。ジーナが返すと、琉悪夏はネックハンギング狙い。ジーナが切り返しラリアット。返した琉悪夏にジーナはブレーンバスター狙い。琉悪夏がこらえるとジーナがハイキック、サンダーストラック狙い。琉悪夏がジーナをレフェリーに激突させると桃が乱入、ナツコがボックスで殴打、桃がBドライバー、琉悪夏が冷凍庫爆弾。3カウントが入り琉悪夏が準決勝進出一番乗り。
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○AZM |
8分50秒 |
天咲光由● |
玖麗さやかに勝利したAZMと、八神蘭奈と桜井まいを破った天咲光由が準々決勝でクイーンズクエスト02line同門対決。昨年準優勝の桜井から白星を勝ち取った勢いで、天咲がシンデレラへの階段を駆け上がるか、それともAZMが天咲の勢いを止め、初優勝に向けてギアを上げるか?
天咲が「お願いします」と握手を求める。AZMが応じると、天咲は手を引いてロープ際に追い込む。AZMがOTRを阻止しアームホイップ。天咲が「すいませんでした」と両手を差し出すとAZMが蹴りをぶち込み、サッカーボールキック。AZMはヘアーホイップでコーナーに追い込み顔面を踏みつける。さらに右腕にフットスタンプ、ロープに括りつけて締め上げる。天咲のエルボーにAZMがお返しして「こいよ!」と挑発。天咲がエルボー連打、AZMがしのいでサッカーボールキック。天咲がカウンターでドロップキック、DDT。AZMが返すと、天咲が側転エルボー。AZMがかわし、DDTも未遂に終わらせる。エルボーの打ち合いからAZMがブレーンバスター狙い。天咲が切り返し丸め込みからDDT。天咲の突進をAZMが止めてブレ―バスター。AZMがミドルキック、フットスタンプ。天咲が返すと、AZMはフィニッシュを宣言し、ダイビングフットスタンプ。しかし天咲がかわしてスイングDDT狙い。AZMがエプロンに出してハイキック。天咲がかわしロープ越しにフェースバスター。AZMが突進を止めて丸め込み。丸め込みの応酬からAZMがあずみ寿司、反転した天咲だが2カウントどまり。AZMが突進を止めてワキ固め、腕固め。天咲がエスケープすると、AZMがハイキック、ダイビングフットスタンプ。決まったと思われたが、天咲が肩を上げる。AZMが引き起こそうとするが、天咲はダウン状態。AZMの突進にDDT、丸め込み。AZMが返すとハイキック。天咲が立ち上がるとハイキックをかわして丸め込み。AZMがかわして丸め込みからヌメロウノ。天咲がギブアップしAZMの勝利となった。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
○葉月 |
12分24秒 |
安納サオリ |
コグマ | 玖麗さやか● | |
岩谷麻優 | なつぽい |
STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ組とコズミックエンジェルズの安納サオリ&なつぽいが見習いの玖麗さやかを引き連れて6人タッグマッチで対戦。葉月&コグマ組となつぽい&安納組は元ゴッデス・オブ・スターダム王者だけに連係はバツグン。ここで玖麗がどこまでアピールできるかが試合のカギを握りそうだ。
コグマがクマやりたい人を募ると、なつぽいが手を上げる。しかし、玖麗が前に出て先発に。コグマと一緒に玖麗もクマポーズ。コグマがハイタッチをして自軍コーナーに玖麗を連れていく。STARSが相手チームをリング下に落として岩谷が玖麗を押さえ込む。玖麗が返すと岩谷はボディースラムから逆片エビ固め。葉月が玖麗にヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。コグマが玖麗にボディースラム、ボディープレス、串刺しボディーアタック。しかし玖麗がかわし、安納となつぽいがドロップキック、玖麗がドロップキック。なつぽいがコグマにダイビングボディーアタック。岩谷がなつぽいのダッシュを阻止、しかしなつぽいが岩谷をロープに追い込み、コグマとまとめてリング下に蹴落とす。なつぽいはコグマを戻して相手のお株を奪うフットスタンプ。するとコグマがお返しのフットスタンプ。コグマがなつぽいのバックを取るが丸め込まれる。丸め込みの応酬からクロスボディーが交錯。安納と葉月がビッグブーツの打ち合い。葉月が安納にコードブレイカー、二段蹴り、DDT。安納が延髄斬りからジャーマンを葉月に決める。玖麗がスワンダイブ式アームホイップ、ドロップキック。葉月が返すと、玖麗がエルボー連打で向かっていく。葉月がボディースラム、セントーン。玖麗が返すと葉月はフェースロックへ。なつぽい、安納がドロップキックで玖麗を援護、玖麗は葉月にスリーパーを仕掛ける。葉月が立ち上がり、コーナーに叩きつける。しかし玖麗はスリーパーを離さずに締め続ける。葉月がエスケープすると玖麗は背中にドロップキック。葉月がカウンターでドロップキック。10分経過。葉月は串刺しエルボーアタック、コーナーに上がると安納がカットし玖麗がジャックナイフ。葉月が返すと、玖麗はボディースラム。なつぽいのトラースキックから玖麗が葉月にスピア。葉月が返すと、玖麗はエルボー連打。葉月が玖麗をかわし岩谷とトラースキックの競演、STARSが玖麗に合体フェースクラッシャー。葉月が押さえ込むがカットされる。ならばと葉月は玖麗にダイビングセントーン。玖麗が返せず、葉月が3カウントをゲットした。
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
6分31秒 |
星来芽依● |
飯田沙耶を破った星来芽依と、水森由菜を下した壮麗亜美が準々決勝で激突。スピードとパワーのぶつかり合いで勝利をつかむのは?
壮麗の突進を星来が丸め込み、流れ星にもいくが2カウント。壮麗のショルダータックルからエルボーの打ち合いへ。星来が壮麗をかいくぐりフットスタンプ。壮麗がかわすと星来が横からドロップキック。星来の突進に壮麗がショルダータックル、担ぎ上げエプロンに送り出す。壮麗が突進するが、星来がリングインしドロップキックから背中に飛び乗りスリーパー。壮麗がコーナーに叩きつけ脱出、串刺しボディーアタック、ショルダータックル。壮麗が逆水平の連打、アルゼンチン、コーナーに宙吊りにして串刺しボディーアタック。壮麗の突進を壮麗が丸め込み。星来が丸め込みからトラースキック。エプロンに出て横からドロップキック、セカンドロープに飛び乗ると壮麗が止めてブレーンバスター。星来が返すと、壮麗がリフトアップしロープ際にもっていく。星来が切り返すが、カウンターのラリアットを食らう。しかし星来もカウンダ―でドロップキック、流れ星、壮麗が返すと、星来がセカンドロープへ、壮麗がOTR狙い。壮麗の突進に星来がロープを引いて両者ともエプロン。星来がバックを取るが、壮麗がこらえる。星来がコードブレイカー、壮麗がバックを取る。星来がこらえると、壮麗はエプロンでブレーンバスター。星来が場外に転落し、壮麗の勝利となった。
◆シンデレラトーナメント2024 準々決勝 15分1本勝負 | ||
○羽南 |
9分27秒 |
スターライト・キッド● |
HANAKO、MIRAIを破った羽南と、弓月、鈴季すずを退けたスターライト・キッドによる準々決勝。「シンデレラに一番近い女」羽南が勢いに乗り準決勝にコマを進めるか、それともキッドが羽南の野望を粉砕し、優勝を射程距離に捕らえるか。
ゆっくりと歩を進めリング中央へ。ロックアップから羽南が押し込むと、キッドがセカンドからボディーアタック、ドロップキック。キッドはその場跳びムーンサルトプレス。羽南が返すと、払い腰から背中にニーアタック。羽南のエルボーにキッドが対抗、羽南が崩れ落ちるが、立ち上がってドロップキック。羽南がダッシュするとリング下から琉悪夏が足を引っ張る。琉悪夏のボックス攻撃を飯田が阻止して場外に連れていく。「一対一で中でやるぞ」とキッドが羽南をリングに戻し、ドロップキック。羽南もドロップキックのお返し。キッドが不知火を狙うが、羽南が切り返しボディーアタック。キッドがあらためて不知火を決めるも、すぐに羽南がランニングエルボースマッシュ。両者ダウン。起き上がった両者が突進し、キッドがドロップキック。キッドがコーナーに上がると、羽南が止めてバックドロップの構え。キッドが振りほどくが、羽南がエルボースマッシュ、バックドロップ、フェイマサ―。しかし、キッドが肩を上げる。羽南はキッドを引き起こす。キッドがエルボー連打、羽南がダッシュを止めてエルボースマッシュを突き上げ、ノーザンライト。返したキッドに羽南はバックドロップ狙い。キッドがこらえてスイングDDT、旋回式ダイビングボディープレス。羽南が返すと、キッドはムーンサルトプレス。しかし羽南がなんと肩を上げる。キッドは羽南を引き起こし、タイガー狙い。羽南がこらえブロックバスター、バックドロップ狙い。キッドが切り返しドロップキック。キッドは羽南を引き起こす。羽南がバックドロップ。キッドが立ち上がり黒虎天罰の構え、羽南が切り返しキッドが丸め込む。返した羽南が丸め込むと3カウントが入った。羽南が上から勝ち誇ると、キッドは羽南を突き飛ばして退場した。羽南は「優勝するぞ!」と絶叫。
◆3WAYタッグバトル 30分1本勝負 | ||
白川未奈 |
13分27秒 |
上谷沙弥 |
○舞華 | 林下詩美● |
※もう一組は刀羅ナツコ&渡辺桃
ゴッデス・オブ・スターダム王者の林下詩美&上谷沙弥組が、E neXus Vの舞華&白川未奈組、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃組を一度に迎え撃つ3WAYタッグマッチ。現在、鈴季すず&星来芽依組が挑戦をアピールしているタッグ戦線だが、この試合で詩美組が敗れるようなことがあれば、勝者チームが挑戦権をつかむ可能性もある。そしてこの試合は、3・20名古屋でおこなわれるワールド・オブ・スターダム王座に向けて最後の前哨戦。前日に引き続き、王者・舞華と挑戦者・詩美が激しい火花を散らしそうだ。また、赤いベルトへの挑戦をアピールし続けている桃の出方も注目される。
舞華、詩美、桃が先発でメインがスタート。手四つの構えから桃が2人にミドルキック。詩美が舞華とショルダータックル、桃がカットするが詩美と舞華がショルダータックル。舞華と詩美がエルボーの打ち合いも、桃が詩美にドロップキックで分断、舞華に「オマエだよ!」とヘアーホイップの連続。桃は舞華を「クソチャンピオン!」と罵り顔面を踏みつける。舞華が桃にエルボー連打。舞華が突進するとナツコが妨害しダブルで攻撃。舞華が返すと桃はチキンウイング。詩美がミサイルキックでカットも桃がサッカーボールキック。ナツコが詩美にセントーン、舞華を担いで詩美に叩きつける。さらにナツコはまとめてセントーン投下。ナツコの突進に舞華と詩美がドロップキックで競演。白川と上谷が入ると大江戸隊に次々と串刺し攻撃。上谷がまとめてフランケンを決めると白川とドロップキックの競演で大江戸隊を場外に蹴散らす。上谷が白川に鎌固め。桃が舞華、詩美がナツコを止める。上谷の突進に白川がヒザへのドロップキック、ニークラッシャー連発、足4の字固め。しかしナツコがセントーンを投下しカット。白川はナツコのヒップドロップをかわすがラリアット、キャノンボールを食らう。ナツコがコーナーに上がるが、舞華がカットしデッドリードライブ、白川が河津落とし。ナツコが返すと、白川とエルボーの打ち合い。上谷が飛んでくるが、白川とナツコがかわす。上谷はナツコに二段蹴り。詩美がナツコへラリアット連打。ナツコが返すと、詩美と上谷がドロップキックの挟み撃ち。白川がカットし、ナツコをコーナーに追い込む。詩美がナツコに串刺しエルボー、白川が詩美に延髄斬り、ナツコにネックブリーカー。舞華が詩美にパワースラム。ショルダーのぶつけ合いにナツコが乱入、舞華と詩美が共闘しかけるとナツコがまとめてクロスボディー。桃が舞華と詩美に串刺しドロップキック。詩美がかわし舞華に命中。桃は詩美を排除し舞華に狙い。舞華が突進するとナツコアカットしサンドイッチ攻撃、桃がハイキック。舞華が返すと、桃にブレーンバスター、大外刈り。詩美がカットし、舞華を捕まえる。白川がカットし舞華と合体、しかし詩美がまとめてドロップキック。詩美と上谷が合体攻撃、上谷が場外へスワンダイブ式プランチャ。白川も続いてプランチャ。詩美が舞華にラリアット、「終わりだ!」と叫んでバックを取る。舞華が切り返すが詩美がもう一度トライしてジャーマンを決める。舞華が返すと、詩美はハイジャックボムの構え。そこへ桃がバットで殴打。白川が大江戸隊にミサイルキック。舞華が詩美を押さえ込むと3カウントが入った。試合後は大江戸隊が詩美、舞華を暴行。
舞華「詩美、今日は、大江戸隊が邪魔で、なかなか一対一でやる機会なかったけど、残すところは、あとは名古屋大会。そこは誰にも邪魔させない。私とオマエで、どっちかが潰れて立てなくなるまで潰し合いしようぜ」
舞華はベルトを見せつけると手を差し出す。詩美が応じると舞華が手を引いて起ち上げる。詩美がリングを下りて上谷と退場。
舞華「ダメージが多いから、もう締めたいと思います」
白川「今日もたくさんお客さん来ていただいて、一緒に声を出してくださいますか」
舞華「限界を超えて世界へ…」
EXV「E neXus Vイズヒアー!」
舞華&白川組のコメント
白川「今日も勝利!」
舞華「桃、オマエの悔しい気持ちわかるけどさ、遅いんだよねえ。遅いんだよ。なかなかひかれないね、オマエには。まあでも、最後の(詩美との)前哨戦、こんな終わり方で全然納得いかないからさ、名古屋、林下詩美と思いっきりどっちかが立てなくなるまで、一対一で潰し合いたいと思います。アイツも思ってること一緒だと思うから。アイツと、なんていうんだろうね。一個の、またひとつの決着を名古屋でつけたいと思います。よろしくね」
白川「よし、明日はオフだからね、癒してあげるよ。連れていきたいところあるから」
舞華「ホント? 酒あるかな?」
白川「お酒もある」