2024/05/04 試合結果

2024年5月3日『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2024 in YAMAGUCHI~岩谷麻優 凱旋大会~』

『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2024 in YAMAGUCHI~岩谷麻優 凱旋大会~
2024年5月3日(金祝)
山口・KDDI維新ホール(観衆461人)

15分1本勝負
羽南

7分16秒、

ブロックバスターホールド

八神蘭奈●

 羽南と八神蘭奈がシングルマッチ。新人の八神がNEW BLOODタッグ王者で今年のシンデレラの羽南に挑む。打撃と関節技でどこまで追い込めるか、注目だ。
 ロックアップからバックを取り合い、羽南がヘッドロック。八神が取り返すと羽南が腕を捻り上げる。羽南はヘッドロックからグラウンドに移行、八神がヘッドシザーズにいくと羽南が脱出しドロップキック。羽南はボディースラムから逆エビ固め。八神がエスケープすると羽南が背後からのアタックを放ち押さえ込みの連続。しのいだ八神がエルボー連打で向かっていくと、羽南が受けて立つ。羽南は至近距離からドロップキック。羽南の突進をかわした八神がハイキックからドロップキック。羽南が返すと八神は腕十字へ。羽南がエスケープすると、八神の突進に払い腰。エルボーの打ち合いから八神がミドルキック連打で打ち倒す。しかし、羽南が返してみせる。羽南のボディーアタックをかわした八神だが、羽南が腕を取る。八神が上になりカバー、返されると腕十字を決める。羽南がエスケープすると八神がエルボー連打、羽南はカウンターでフェイマサ―。八神が返すと羽南はフィニッシュを宣言し、ブロックバスター狙い。八神が切り返し丸め込みへ。羽南が返すと丸め込みの応酬。羽南がエルボースマッシュからフェイマサ―へ。決まったと思われたが八神が肩を上げる。ならばと羽南はブロックバスターホールド。3カウントが入り、羽南が八神を破った。

羽南コメント

 

八神蘭奈コメント

 

15分1本勝負
〇飯田沙耶

8分54秒、

ラリアット→片エビ固め

玖麗さやか●

 コズミックエンジェルズの玖麗さやかが飯田沙耶にチャレンジするシングルマッチ。NEW BLOODタッグ王者でパワーファイターの飯田に挑む玖麗。期待の新星の奮闘に期待がかかる。
 探り合いから玖麗がタックル、首を取りにいく。グラウンドでバックの取り合いとなり、飯田がネックロックで立ち上がる。飯田がヘッドロック、ショルダータックル。もう一発狙うと、飯田がフェイントをかけてストンピング、背中にダブルチョップ。引き起こすと玖麗を持ち上げ四方に見せつけてからボディースラム。さらに、抵抗する玖麗に逆エビ固め。玖麗がエスケープすると、飯田はコーナーに追い込み逆水平の連打。玖麗が反転しエルボー連打でやり返す。終わったと見せかけさらに連打するとドロップキックも連発。こらえた飯田だがエルボードロップをかわされドロップキック連打を食らう。返した飯田に玖麗は「上げるぞ!」と叫んでボディースラムの構え。飯田がこらえてジャンピングチョップ、エルボードロップ。飯田がチョップも玖麗がカウンターでドロップキック、ボディースラム、ネックブリーカー。飯田が返すと、玖麗はスリーパー。飯田はかけられたまま玖麗をコーナーに叩きつける。しかし玖麗は離さずにスリーパーを継続。飯田が前方に投げつけ脱出すると、スライディングラリアット。玖麗がかわすが串刺しボディーアタック、ブレーンバスターを食らう。飯田がバックエルボーからスライディングラリアット。ギリギリで玖麗が返すと、飯田が狙いすましてラリアットへ。玖麗がかわしてジャックナイフ。飯田が返すと、玖麗はスピアを放つ。しかし飯田が肩を上げる。玖麗がエルボー連打も飯田がダッシュしてラリアット放つ。玖麗がもがくも3カウントが入り、飯田の勝利となった。

飯田沙耶コメント

 

玖麗さやかコメント

 

6人タッグマッチ20分1本勝負
〇朱里

11分38秒、

腕固め

ジーナ
小波 月山和香
鹿島沙希 梨杏●

 ゴッズアイの朱里&小波&壮麗亜美組とジーナ&月山和香&梨杏組による6人タッグマッチ。4・27横浜でのハイスピードタイトルマッチで負けずして王座陥落、足首を痛めた鹿島には3大会ぶりの復帰戦。小波がカムバックして初めてタッグを組むことにもなる。小波のフリー参戦時にはゴッズアイ入りしたばかりの鹿島とひと悶着あったが、小波が所属になった今、チームワークがどうなるか。対するジーナ組はE neXus Vが新人の梨杏を迎え入れる形だ。
 「足が痛い」とする鹿島を朱里がおんぶしてゴッズアイが入場。コールされた鹿島がジーナを指して挑発する。ジーナはレフェリーに「サキをチェックして」と注文を付ける。月山が小波が出てくるようにアピール。鹿島はサッとリングを下りる。試合は月山と小波でスタートし、小波がいきなりストンピング連打。腕を取ると月山が切り返し丸め込みの連続。月山が突進すると小波がミドルキック。月山がドロップキックを決めるとジーナが梨杏、月山を次々と小波の上に叩きつける。梨杏がドロップキック連打。小波が受けて立ちミドルキックで倒してみせる。朱里が梨杏にコーナー際でストンピング連打、中央に連れていきサッカーボールキックを連発。鹿島が「いきまーす」と名乗りを挙げてリングイン。鹿島は「コラ新人、これがプロレスだよ!」と凄み、押さえ込みの連続。梨杏が返すと鹿島は「上げるなと言ってんだろ!」替わった小波が梨杏のエルボー連打に仁王立ち、エルボー一発で倒してみせる。小波がロープに振ると、梨杏がかいくぐりドロップキック。ジーナが小波にコルバタ、串刺しボディーアタック、串刺しドロップキックを決める。小波が返すと、ジーナは打撃の連続からダブルアームスープレックス。小波が返すと、ファイヤーマンズキャリーの体勢。鹿島がカットしようと入るがチョップで悶絶。しかしエプロンで妨害し小波と合体。しかしかわされ鹿島はリング下に避難。リング内では小波と朱里がぶら下がり式腕十字で競演。小波はジーナにフィッシャーマン。朱里がジーナにドロップキック、串刺しニーアタック、DDT。ジーナが返すと、ダブルアームスープレックス。梨杏がタッチを申し出てドロップキックの連打を朱里に見舞う。朱里が受けて立つが、梨杏がエルボー連打に移行。梨杏の突進をかわし朱里が腕を取る。月山がカットしジーナと連係攻撃、梨杏がドロップキック。朱里が返すと、梨杏がフィッシャーマンを狙う。朱里がこらえると梨杏はエルボー連打。朱里が突進をかわし、小波が串刺しアタック、「足が痛い」と訴える鹿島を朱里が持ち上げて梨杏にぶつける。朱里はアームロックに梨杏を捕らえる。梨杏がエスケープし、10分経過。朱里がサッカーボールキック、PKもEXVがカット。梨杏がミドルをかわし丸め込みの連続。梨杏が朱里の突進を止めてコルバタもニーアタックを食らう。梨杏が返すと、朱里は腕十字から腕固め。梨杏がギブアップし朱里が勝利した。

God’s Eyeコメント

 

ジーナ&月山和香&梨杏コメント

 

6人タッグマッチ20分1本勝負
●鈴季すず

12分22秒、

120%スクールボーイ

葉月
星来芽依 コグマ〇
天咲光由 向後桃

 鈴季すず&星来芽依&天咲光由組と葉月&コグマ&向後桃組による6人タッグマッチ。ゴッデス・オブ・スターダム王者の鈴季&星来組にクイーンズクエストの天咲が合流することでどんな化学反応が生まれるか。5・5福岡でのゴッデス王座戦を控えるクレイジースター鈴季&星来組とFWC葉月&コグマ組にはタイトルマッチに向けての前哨戦。大一番を前に、まずはこの試合で先手を取りたいところだ。
 天咲と向後の先発でスタート。腕の取り合いから向後がヘッドロックで締め上げグラウンドへ持っていく。天咲が切り返すが向後がドロップキック。STARSが合体攻撃で天咲を攻める。3方向からドロップキックを決めるが、天咲が返す。向後がボディースラムを狙うと、天咲が反対に叩きつける。星来が向後にヘアーホイップ。コーナーに追い込むと、鈴季とともに顔面を踏みつける。星来は向後にボディースラム。鈴季が向後の顔面を蹴飛ばしキャメルクラッチ。星来がロープ間を往復し、あえてのチョップ。鈴季がカバーするが2カウント。天咲が向後にボディースラム、向後はカウンターのドロップキックから619をヒットさせる。葉月が天咲を飛び越え控えのクレイジースターを落とすと、天咲へミサイルキック、顔面ウォッシュ、フルネルソンバスター。返した天咲がDDT。星来が葉月にラリアット、ネックブリーカー。葉月が返すと、鈴季が乱入しクレイジースターで合体攻撃。星来の突進を葉月が止めてミサイルキック、すでにタッチしていたコグマがダイビングボディーアタック。コグマと星来が丸め込みの応酬。コグマが返すと星来がかいくぐりドロップキック。鈴季がコグマに串刺しエルボーアタック、串刺しニーアタック、サッカーボールキック。鈴季はリング下を疾走し、コグマの顔面を蹴り上げる。返したコグマがエルボー連打。向後がドロップック、葉月がコードブレイカーでアシストし、コグマがDDT。鈴季が返すとコグマはコーナーへ。天咲が止めて、クレイジースターが雪崩式で前方に叩きつける。鈴季組が3方向からドロップキック。コグマが返して鈴季とエルボーの打ち合い。鈴季が挑発しエルボー連打。コグマが崩れ落ちると葉月が介入しDDT、ドロップキックの競演。天咲がまとめてDDT、向後にドロップキック。全員がダウン状態。鈴季がコグマにジャーマン。コグマがすぐに立ち上がり丸め込みも、トラースキックを食らう。鈴季はテキーラショットを決めるがカットされる。鈴季がバックを取り、星来がミサイルキック、鈴季がジャーマン。コグマが返すと、鈴季はフィニッシュを予告しバックを取る。コグマがジャーマンを切り返し丸め込むと、鈴季が3カウントを奪われた。

STARSコメント

 

鈴季すず&星来芽依&&天咲光由コメント

 

3WAYタッグバトル20分1本勝負
安納サオリ

10分20秒、

毒グモデスドロップ→片エビ固め

刀羅ナツコ
水森由菜 渡辺桃
●さくらあや テクラ〇

もう一組は、上谷沙弥&AZM&レディ・C

クイーンズクエストの上谷沙弥&AZM&レディ・C組、コズミックエンジェルズの安納サオリ&水森由菜&さくらあや組、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ組が一度に激突する6人タッグの3WAYマッチ。QQでは林下詩美退団後、上谷がハイスピード王者となった。大江戸隊はテクラを迎え入れスターライト・キッドを追放。ユニット闘争が新局面となるなかで、主導権を握るのはどのチームか? また、翌日の同門対決を控える安納と水森のチームワークは?
水森が「ヤッホー!」と先発に名乗り。水森、AZM、テクラで試合がスタートも、AZM、テクラはコーナーから動かず。水森がひとりでリングを走り「トロピカルヤッホー」ポーズ。するとテクラとAZMが水森を排除し闘いを始める。水森が隙を突いてAZMを丸め込み。AZMの蹴りをキャッチしバックの取り合い。水森とAZMが丸め込みの応酬。水森に振られたAZMがエプロンのテクラに襲いかかり、リングに入れる。水森とAZMが合体を試みるが、テクラがまとめてスピアを食らわす。レディと上谷が合体も、桃がかわしてナツコがクロスボディー。桃がAZM、ナツコが水森をボディースラムで重ね、ナツコがまとめてセントーン。テクラがAZM、水森をまとめてタランチュラ。テクラとAZMがエルボーの応酬。テクラが水森にエルボー。水森とAZMがテクラにサンドイッチ式でドロップキック。大江戸隊がレディと安納を捕獲も、安納がミサイルキック、レディがネックブリーカー。レディはテクラにジャイアントスイング15回転。上谷が安納にニーアタック、ドロップキック。安納と上谷が蹴りをかわし合う。安納の突進に上谷がスピンキック、安納が突進をかわし延髄斬り、ブレーンバスター。さくらがタッチを申し出て、上谷、テクラに串刺しドロップキック、後ろ回し蹴り。もう一発狙うとテクラがかわして上谷のみにヒット。さくらがテクラにドロップキックを決めるが2カウントどまり。さくらがボディースラムの構えも、テクラが反対に叩きつける。さくらは1カウントでクリアーし、エルボー連打。テクラが受けて立つと、上谷がまとめてスワンダイブ式ボディーアタック。上谷はさくらに向かっていくがミドルキックを食らう。さくらをかわしてQQがキックの挟み撃ち。しかし、ドロップキックの競演はかわされる。さくらがテクラを丸め込み。返されるとエルボー連打。テクラがカウンターのスピアを決めるが、水森がカット。ナツコがコズエンにまとめてキャノンボール、テクラと桃がさくらにキックの挟み撃ち。テクラはカバーを自分で上げて毒グモデスドロップ。3カウントが入り、テクラがさくらをフォールしてみせた。

 

大江戸隊コメント

 

COSMIC ANGELSコメント

 

Queen’s Questコメント

 

ワンダー・オブ・スターダム王座次期挑戦者決定戦
〇壮麗亜美

18分55秒、

雷の如く→片エビ固め

なつぽい●

※壮麗が5.18横浜武道館で行われる、ワンダー・オブ・スターダム王座戦の挑戦者となる。

 安納サオリが4・27横浜で羽南を破りワンダー・オブ・スターダム王座防衛に成功。試合後、挑戦に名乗りを挙げたのがコズミックエンジェルズの同門であるなつぽいと、ゴッズアイの壮麗亜美だった。安納は勝った方の挑戦を受けるとし、今大会での次期挑戦者決定戦が決定。安納への挑戦権をつかむのは、なつぽいか、それとも壮麗か?
 ゴングと同時に壮麗がラリアットも、なつぽいがかわす。なつぽいのドロップキック、壮麗のエルボードロップともかわされる。視殺戦から壮麗が手を上げて挑発。なつぽいは足を踏みつけ手四つにもっていく。力比べから壮麗が上になると、なつぽいが押し戻す。壮麗が再び上になり、なつぽいを叩きつける。なつぽいがすぐに返すが、壮麗がバックドロップ。壮麗はヘアーホイップの連続でなつぽいをマットに叩きつける。コーナーに固定すると逆水平連打を浴びせる。さらに串刺しボディーアタックを放つが2カウント。壮麗は逆エビ狙い。なつぽいがこらえると、壮麗はマットに叩きつけてから逆片エビに入る。なつぽいがなんとかエスケープに成功。壮麗はストンピング連打から引き起こし、予告してボディースラム狙い。なつぽいが切り返し、アームホイップ、ドロップキック。壮麗が突進を止めて場外に投げ捨てようとする。なつぽいが切り返しドロップキックで壮麗を場外に送り出す。なつぽいがコーナーに上がると壮麗が追いつきエプロンにデッドリードライブ。場外でダウンのなつぽいを壮麗が攻撃。エプロンに額を叩きつけると、ヘッドロックで締め上げる。壮麗が戻すが、なつぽいはマットを転がりリング下にエスケープ。壮麗がなつぽいを引き起こし、場外マットにボディースラム。ブレーンバスター狙いは、なつぽいが切り返す。しかし、壮麗がショルダータックル。壮麗が持ち上げると、なつぽいがフェースクラッシャー。なつぽいはコーナーに上がり、場外プランチャで舞う。17カウントでなつぽいが壮麗をリングに戻すも両者ダウン状態。なつぽいが立ち上がり気合いを入れると、顔面へドロップキック。コーナーに上がるとフェアリアルギフト。壮麗がかわしてエルボースマッシュ。 両者ダウン状態から壮麗が立ち上がりエルボーを打ち込む。なつぽいもやり返し、エルボーの応酬。10分経過。倒されたなつぽいがエルボーのお返し。さらにエルボーを打ち合い、壮麗が「こいよ!」と絶叫。なつぽいが連打し腕を蹴り上げると、変型卍固めで飛びつく。グラウンドでもなつぽいが締め上げるが、壮麗がエスケープ成功。なつぽいは右腕をロープにかけて蹴り上げると、もう一度ニーで蹴り上げる。バックを取られた壮麗が抜け出しラリアット。なつぽいがかわして飛びつき腕十字。壮麗がリフトアップし、パワーボム。なつぽいが立ち上がりポイ捨てジャーマン、壮麗がブレーンバスター。壮麗が引き起こしアルゼンチンバックブリーカー。コーナーに宙吊りにして串刺しボディーアタックを連発。15分経過。壮麗がラリアットも、なつぽいが返す。壮麗は「決めるぞ!」と絶叫し、首を絡めての変型アルゼンチン。こらえるなつぽいを壮麗が投げ捨て、もう一度引き起こすとバックを取る。なつぽいが切り返しフェアリングリング。壮麗が返すとなつぽいがマヒストラル。飛びついてみせるが壮麗が肩車。なつぽいが丸め込むが、壮麗が上になりカバー。なつぽいが返すと壮麗がブルーサンダー、ラリアット。返したなつぽいに壮麗はラリアット。ギリギリでなつぽいが返すと、壮麗はフィニッシュを予告し、雷の如くを決める。3カウントが入り、壮麗が安納への挑戦権をゲットした。
壮麗「おいおいおい、安納サオリ、見てんだろ! 白いベルトの次期挑戦者は、私、壮麗亜美だー! 空気はねえ。読むもんじゃねえんだよ。作るもんなんだよ! いつがいいかなあ? 5月18日、横浜武道館、私が安納サオリから白いベルトを取って、次期挑戦者になつぽいを指名してやるよ!」
ダウン状態のなつぽいがリングを下りると、安納がリングへ。
安納「壮麗、アンタ、ホンマ空気読めへんな。いいよ、わかった。こっから私は、アンタしか見えへん。時期挑戦者・壮麗亜美。このワンダー・オブ・スターダムのベルト、防衛するの、安納サオリやから」
安納が壮麗にベルトを誇示してリングを下りる。
壮麗「私が必ず横浜武道館で白いベルトを巻いて、みんなが見たくて見たくてたまらねえ安納サオリvsなつぽい、実現させてやらねえからなー!」

 

壮麗亜美コメント

 

なつぽいコメント

 

6人タッグマッチ20分1本勝負
〇岩谷麻優

18分56秒、

ムーンサルトプレス→片エビ固め

舞華
中野たむ 白川未奈
スターライト・キッド HANAKO●

 山口県美祢市出身の“家出レスラー”岩谷麻優の凱旋大会。岩谷麻優&中野たむ&スターライト・キッド組と、E neXus Vの舞華&白川未奈&HANAKO組が6人タッグマッチで激突する。4・27横浜で大江戸隊がスターライト・キッドを追放、救出に現れたのが中野だった。中野はキッドとの共闘をアピールし、4・29福山と4・30高知でタッグを組んだ。2大会とも大江戸隊に敗れたが、福山大会で「キッドの戻ってくるのはSTARSじゃないの?」と呼びかけたのが岩谷。キッドはもともと試合に敗れたことでSTARSから大江戸隊に強制移籍された過去がある。岩谷は「選ぶのは自分自身」としながらも、山口大会でのトリオ結成を提案した。これにより、岩谷&中野&キッドのチームが決定、このトリオは、全員がSTARS時代の20年9・22大阪でアーティスト王座に挑んで以来の結成となる。今大会での相手は大江戸隊ではないものの、だからこそかえって冷静な試合ができるのではなかろうか。岩谷凱旋となる大会で実現する夢のトリオ、その先でキッドが去就の決断を下すのか?
 岩谷と白川が先発に名乗り。場内マユコールから両者がロックアップで力比べ。白川がもう一回を示唆も、あえて蹴りを入れてグラビアポーズ。岩谷もポーズをとるようなムードに。困惑の岩谷だがトリオで白川を捕まえ連係攻撃、3方向からドロップキックを決めてみせる。岩谷は白川にサッカーボールキック。白川が返すと、岩谷の突進に舞華、白川がドロップキック。舞華が岩谷をコーナーに追い詰め、顔面を踏みつける。さらにロープに固定し、白川とともに攻撃。HANAKOが岩谷にボディースラムを連発し逆エビ固め。白川が岩谷にサッカーボールキック。岩谷がエルボーで向かっていくと白川も応戦。岩谷は白川の突進をかわしドロップキック。中野が入り、白川にボディーアタック、ニーアタック。HANAKOが乱入し白川を援護。しかし、中野がかわしキッドがまとめてネックブリーカー、中野とキッドでドロップキックを競演。白川が中野に延髄斬りも2カウント。
白川と中野がキックのかわし合い。白川はニークラッシャー、中野の突進にローリングエルボーを食らわす。白川の河津落としとHANAKOのビッグブーツが合体。舞華の突進を中野がかわしてネックブリーカー。キッドが舞華に串刺しで突進。エプロンに出されるが、額をコーナーに叩きつけダイビングボディーアタック。しかし、舞華が受け止めてフォールアウェースラム。舞華はキッドにブレーンバスターの構え。キッドが切り返しストレッチマフラー。舞華と白川が合体を試みるが、岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷とキッドで619を決めると、その場跳びムーンサルトも同時に決める。10分経過。キッドが舞華にフィッシャーマンの構え。舞華がこらえてラリアット。舞華の突進にキッドがエルボー、舞華はパワースラム。舞華はフィニッシュを宣言して炎華落とし狙い。キッドが切り返しドロップキック、スイングDDT。しかし、舞華がカウンターでラリアット。岩谷が舞華にミサイルキックも2カウント。岩谷は予告してドラゴンの構え。舞華が切り返すが岩谷がジャーマンを放つ。舞華が返すと中野が指示を出して合体、しかし舞華がまとめてラリアットでなぎ倒す。舞華は岩谷にロックボトム。HANAKOが岩谷にショルダータックル、串刺しボディーアタック、ボディースラム。岩谷が返すと、HANAKOはアルゼンチン。岩谷が切り返すが舞華がラリアット、白川、HANAKOがボディープレス。HANAKOが岩谷を起こしてブレーンバスターの構え。岩谷が切り返し、中野と岩谷がトラースキックで競演。岩田院とキッドがコーナーに上がるがカットされる。舞華がコーナーの岩谷に雪崩式ブレーンバスター。HANAKOが顔面ビッグブーツも岩谷が肩を上げる。EXVが岩谷に「山口タワー(ビーナスタワー)」。15分経過。中野が舞華にジャーマンで全員ダウン状態。岩谷とHANAKOがエルボーの応酬。HANAKOが岩谷の突進を止めてブレーンバスター。返した岩谷にHANAKOは高角度バックドロップ。しかし中野のカットが間に合う。EXVが合体を試みるも、岩谷組が切り返して3方向からボディーアタック、ドロップキックで場外に送り出す。さらに3方向からプランチャで飛んでみせる。岩谷がHANAKOにドドンパ。HANAKOが返すと、コーナー上のキッドが岩谷の肩からダイブ、岩谷がムーンサルトプレスを放つとHANAKOが返せず3カウントが入った。
岩谷「山口大会のみなさん、ただいまー! 無事に無事に勝ったけど、ちょっとダメージが多くて、いったんまかせる」
岩谷がキッドにマイクを投げる。
キッド「いつも通りの岩谷麻優で安心しました。やっぱり、ずっと一緒にやってきただけあって、いつ組んでも完璧にできちゃうもんですねえ! こうして少しずつ、私がしたいことを、するべきことの答えを見つけたいと思います。今日はありがとうございました」
中野「宇宙のみなさん、そして山口のみなさんこんにちはー! 今日は少しだけあの頃に戻ったような気もするし、でも、いまの3人の強さをとなりで感じられて、すごくすごく楽しかったです。キッちゃん、麻優さん、ありがとう。(岩谷に)もうしゃべれる?」
岩谷「ありがとう。ありがと、ありがと。あらためまして本日はお越しいただき、本当にありがとうございました。ホントに選手みんなが裏口で言ってました。山口県はホントにあったかい場所だねって。ホントに、自分山口県で生まれられてホントによかったです。お母さん、ありがとう! そして山口凱旋大会、こういう記念の試合だからこそ、この3人で組めてよかった。たむちゃん…」
中野「なに?」
岩谷「ありがとう。そしてキッド、裏切られてくれてありがとう。じゃなかったら組めないもん(笑)。でも、いつでも(STARSに)戻ってきていいんだからね。キッドの出す答えに何も言わない。ただ単に待ってるから。それだけ。今日はホントにお越しいただき、ありがとうございました。『家出レスラー』も公開、17日、ぜひみなさん足を運んで見ていただけたらうれしいです。今後ともスターダムをよろしくお願いします。ありがとうございました!」
岩谷&中野&キッドが3人でポーズ。キッドが先にリングを下りて、ひとりで退場した。

 

 

岩谷麻優&中野たむ&スターライト・キッドコメント

岩谷「今日は山口凱旋大会ということで、ホントにドリームマッチと言いますか、ふだんなかなか組めない3人で組んだんですけど、楽しかった。ホントに楽しかった。いまはそれぞれの道で頑張ってるから、自分の思うまま進んでいけばいいと思う。また組むときがあればいいですね。本日はお越しいただきありがとうございました!」
岩谷が退席。
キッド「取り残された…。まあ、ちょっと懐かしい気持ちになったよね」
中野「うん。あの頃に戻ったような気もするし、でも、いまの3人の強さというのを肌で感じて私は、楽しかった…けど、キッちゃんは?」
キッド「楽しくないと言ったらウソになる。ハハ。楽しかった。こういうところから私がするべきこととかを答えを見つけていきたいと思ってる。けど…」
中野「キッちゃんが一番輝く道を選んだらいいと思う。けど、たむには、キッちゃんが必要。それおぼえといて」
キッド「まだ言わないでおこう…」

 

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