2024/05/19 試合結果

2024年5月18日『STARDOM Flashing champions 2024』

『STARDOM Flashing champions 2024
5月18日(土)神奈川・横浜武道館(観衆927人)

第0試合15分1本勝負
△妃南 時間切れ引き分け 八神蘭奈△

5・12後楽園で4カ月ぶりに復帰した妃南が新人・八神蘭奈とシングルマッチ。後輩に胸を貸す形の妃南だが、カムバック戦では敗れているだけに、この試合の勝利は必須。双子の姉・吏南が保持するフューチャー・オブ・スターダム王座への挑戦に向けていいスタートを切りたいところだ。
 八神がタックルでグラウンドの攻防へ。バックの取り合いから腕の取り合いとなり、八神がヘッドロック。妃南がロープに振ると、八神のドロップキックをこらえて妃南がドロップキック。妃南がボディースラムの3連発で叩きつけ、キャメルクラッチ。八神がコーナーに振り串刺しでハイキック、ドロップキック。妃南が返すと、八神は腕十字へ。妃南がエスケープすると、八神がボディースラムを狙う。妃南がこらえてカウンターの払い腰。エルボーの打ち合いから八神がミドルキック連打。妃南がキャッチするが、八神がもう一発見舞ってダウンさせる。返した妃南が突進をかわし串刺しエルボー、ネックブリーカー。八神が返すと、腕十字を狙う。妃南が上になって押さえ込む。返した八神に妃南はバックブリーカーから逆エビ固め。残り3分。妃南が投げを狙うと八神が丸め込み。八神が腕十字に入るが、妃南の足がロープに届く。八神は「決めるぞ!」と絶叫し、ハイキック。妃南がブロックしSTOから逆エビ固め。八神はなんとかエスケープし、残り1分。妃南が投げを狙うと、八神がかわしてシザーズキック。八神は「終わり!」と叫んで蹴りにいくが妃南がラブカ。八神が返すと妃南はもう一発狙う。八神が丸め込みにいくが2カウント。そのままゴングとなり、時間切れ引き分けに終わった。

妃南コメント

 

八神蘭奈コメント

 

タッグマッチ15分1本勝負
△鈴季すず 時間切れ引き分け なつぽい
星来芽依 スターライト・キッド△

 鈴季すず&星来芽依組のクレイジースターとなつぽい&スターライト・キッド組がタッグで対戦。なつぽい&キッド組はALL TOGETHER日本武道館でタッグを組んでおり、大江戸隊追放後無所属のキッドは前回の後楽園でトリオを組んだクレイジースタート再び対戦する立場となる。無所属をエンジョイしたいとするキッドだが、いずれはユニットに入ることが求められてくる。この期間を使い、どのチームがもっとも適しているかを探していくことになる。
 星来がキッドを指名する形で試合がスタート。ロックアップと見せかけ星来が足を踏みつけロープに振る。キッドが振り返しコルバタも星来が立ち上がる。キッドはドロップキックで星来を倒し背中を踏みつけ突進。鈴季が乱入し連係で攻撃。星来はキッドのマスクをつかんでマットに叩きつけると、コーナーに追い込み鈴季とともに顔面を踏みつける。自軍コーナーに追い込むと、至近距離から串刺しドロップキック10連発。鈴季が「こいよ」とキッドを挑発、控えのなつぽいをリング下に落とす。鈴季はドロップキック、エルボー。星来がキッドにボディースラム。キッドがエルボー連打で向かっていく。ロープに振られると反転してボディーアタック。なつぽいが星来をかいくぐりアームホイップ、ドロップキック。鈴季が乱入すると、キッドも入りなつぽいとダブルでドロップキック。キッドが鈴季にその場跳びムーンサルト、同時になつぽいが側転プレスを星来に放つ。星来がなつぽいにドロップキック、替わった鈴季がなつぽいへ串刺しエルボー、串刺しニーアタック。なつぽいがエルボーを放つと、鈴季も対抗。鈴季がカウンターのエルボーも、なつぽいがドロップキック連打。なつぽいがコーナーからダイブすると、鈴季がかわしてニーアタック。キッドが鈴季に619、ドロップキック。クレイジースターが連係でキッドを攻撃。鈴季がSLKコールをしてその場跳びを狙うが。キッドがストレッチマフラー。鈴季がエスケープすると、キッドにサッカーボールキック、リング下を疾走し顔面キック。コーナーに上がった鈴季にキッドが雪崩式アームホイップ。なつぽいが場外の鈴季にプランチャで飛ぶ。10分経過。戻された鈴季にキッドがフィッシャーマン連発。しかし、鈴季の肩が上がる。キッドとなつぽいが合体を狙うが星来がカットし、鈴季が羽交い絞め、星来のコードブレイカーで合体し、キッドにセントーン。鈴季がキッドにジャーマン狙い。キッドが鈴季の突進にカウンターのキック。残り3分。鈴季がキッドのバックと取るがなつぽいが分断。なつぽいのアシストでキッドの不知火が鈴季に決まる。キッドとなつぽいが鈴季に合体ジャーマン。キッドが鈴季へムーンサルトプレス。しかし、星来のカットが間に合う。なつぽいは星来にポイ捨てジャーマン。全員がダウン。残り1分。鈴季がキッドにジャーマン。キッドが後方からドロップキック、スープレックスを狙うと鈴季が切り返す。鈴季がテキーラショットを決めるがキッドが返す。鈴季がバックを取り、星来がコーナーからコードブレイカー、クレイジースターの合体ジャーマンが決まるが、なつぽいがカット。結局試合は時間切れ引き分けに終わった。試合後には鈴季とキッド、星来となつぽいが視殺戦を展開した。

チーム両思いコメント

 

キッド「今日は…、今日のチーム両思いはALL TOGETHER日本武道館とは違ったチーム両思いですけど、どうですか? ちょっと揃えてみちゃった。3年ぶりに着ちゃったよ」
なつぽい「黄色! メッチャ似合う。なんか懐かしいね」
キッド「ホント? まあこれも今もだからできる自由なSLKってことで、ちょっとウチらさ日本武道館が初タッグだと思ってたら違ったみたい(苦笑)」
なつぽい「ね、違ったんだね。いつだろ」
キッド「なんか写真遡ってたらさ、そう、たぶん2015年のデビューして1年ウチら経ってないくらいに2人で何かポーズしてる写真があったんだよ。リング上で」
なつぽい「よく探したね、さすがだね」
キッド「やばいよ、だからこれ3回目のタッグかも」
なつぽい「3回目なんだ。でもなんか、もっとやってる感じがするわ」
キッド「闘ってるからかな?」
なつぽい「だね」
キッド「でもチーム両思い、日本武道館と横浜武道館、すごくない?」
なつぽい「負けてないからね」
キッド「そうだよ。しかも今日、前タッグチャンピオンにドローだよ」
なつぽい「あのタッグ屋代表と言っていいほど今タッグチャンピオンと今の、元タッグパートナー?」
キッド「ちゃんとしゃべれ!」
なつぽい「タッグチャンピオン! 2人ともすごいタッグにうちらはドローだったってことだもんね」
キッド「負けてなかった」
なつぽい「単なる即席じゃないような気がする」
キッド「ここまで仕上げたからね。だからこそステップアップしていけちゃうタッグかも…なんてちょっと思っちゃったりもしたんだけど、でもまず今は私は自由に楽しむことが一番だから、このタッグがまた組めるかどうかもちょっと私の答え次第ってこともあるかもしれないけど、ごめん、たむちゃんにもラブコールを受けててさ」
なつぽい「知ってるよ。見ましたよ」
キッド「これ三角関係になっちゃうかもしれない(足をバタつかせる)」
なつぽい「なにそれ! これなに?(とマネる)ぽいは別に組んでもいいと思うよ。別にね。別に組みたい人と組めばいいと思う。まあ、きっちゃんのどういう判断をするかっていうのに、ぽいは楽しみにしてる」
キッド「まあ今日のタッグも、私の答えの中のプラス1になったということで…。楽しかった素直に」
なつぽい「楽しかった!」
キッド「勝てなかったのは悔しかったけど。またできるときが来るかな?」
なつぽい「来るかなー?」
キッド「チーム?」
2人「両思い!(ハートマーク)」

Crazy Starコメント

鈴季「マジかー! ちょっとさ、15分ドローだってよ」
星来「15分短いね」
鈴季「いや短いけどさ、なんか最近、スターライト・キッドは大江戸隊を抜けてすんごく楽しそ~にしているけどさ、アイツ本当は大江戸隊がいやだったんじゃない?」
星来「あ、本人が?」
鈴季「うん」
星来「ワンチャンあるかも」
鈴季「いや、まあね、でもね、スターライト・キッドは闘っても面白いし、こないだ組んでみてもまあまあ面白かった」
星来「息ぴったりだったしね」
鈴季「ぴったりだったかな?」
星来「だったよ。いい感じだったよ?」
鈴季「あっ、そう?」
星来「とくに2人」
鈴季「あっ、そう?」
星来「そう。そうそうそうそう」
鈴季「…らしんで、まあスターライト・キッドが今後どうなるか私には知ったこっちゃないけど、ちょっと楽しみに見といてやろうかな?」
星来「そうだね」
鈴季「うん。ということで、今日は勝てなかったので…」
星来「焼肉? 焼肉行く?」
鈴季「いいの?」
星来「行こうよ、焼肉!」
鈴季「いいの? 焼肉禁止じゃないの?」
星来「解禁、解禁」
鈴季「マジで? 今日勝ってないけど!?」

20分1本勝負
〇舞華

9分41秒、

みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

HANAKO●

 ワールド・オブ・スターダム王者の舞華にHANAKOが挑むE neXus Vの同門対決。いずれはやってきてほしいHANAKOの赤いベルト挑戦。その日が近い将来か。遠い将来か、舞華とのパワーのぶつかり合いに期待がかかる一戦だ。
 HANAKOが握手を求め、舞華も応じる。
ゴングとともにショルダーをぶつけ合い、舞華が「こいよ」と挑発。HANAKOも「こいよ」と挑発し、さらにショルダーをぶつけ合う。舞華が「コノヤロー倒れろ」とぶつけていくが、HANAKOが打ち勝つ。舞華は場外エスケープで間合いを取る。HANAKOが追いかけると舞華がリングインしエプロンのHANAKOに体当たり。舞華が場外に追いかけ、鉄柱に背中をぶつける。HANAKOは「殺気の勢いはどうした?」とリング下でエルボーを受けて立ち、背中をエプロンにぶつける。舞華はHANAKOをリングに戻しストンピング連打、コーナーに押し込むと背中に体をぶつけていく。さらに背中を踏みつけて挑発し、フットスタンプ。片足で舞華がカバーもHANAKOが返す。HANAKOがエルボー連打で向かっていくが、舞華は「きかねえよ」「もっとこいよ」。HANAKOが連打も舞華は倒れず、一発で倒す。HANAKOは舞華をコーナーに振ってコーナーポストに叩きつけ後方から串刺しボディーアタック、ショルダータックル。さらにボディースラムで叩きつけ、予告してもう一発。しかし、舞華が肩を上げる。HANAKOのニードロップをかわし舞華がラリアット。HANAKOが返すとエルボーの打ち合いに。舞華が受けて立ち、さらにエルボーの打ち合いとなる。舞華は「もっとこいよ」「もっとだよ」と挑発しながらエルボーを打ち合う。HANAKOが次第に沈んでいく。舞華が突進しようとするとHANAKOがエルボーを連打、舞華を引き起こしビッグブーツ、ブレーンバスター。舞華が返すと、HANAKOはアルゼンチンからコーナーに乗せてエルボー、雪崩式ブレーンバスターを決める。しかし舞華が返してみせる。HANAKOは舞華を引き起こし持ち上げる。舞華が切り返してカウンターのラリアット。HANAKOを起こすともう一発狙う。かわしたHANAKOがラリアット。返した舞華にHANAKOはアルゼンチンから前方に叩きつけるJPコースター。しかし舞華が返してみせる。HANAKOは舞華に突進もローリングラリアットを食らう。舞華「終わり」とが炎華落としを決めるが2カウント。舞華はコーナーに追い込み後方から串刺しラリアット、コーナーに乗せてランニングパワーボム、引き起こしてみちのくドライバー。3カウントが入り、舞華が勝利した。

舞華&HANAKOコメント

舞華「今日はHANAKOが私とやりたいと言って、今日このカードが組まれたわけなんだけど、最近、細菌というかデビューしたときくらいかね、すっごくオマエは勝ち負けにこだわるよね。勝利が正義かもしれないけど、勝利したいヤツが正義かもしれないけどさ、オマエは負けてなにをした? 負けは、負けるヤツは勝利以上の価値のあるものを体に吸収して、そして強くなるんだよ。オマエは負けて悔しくて、ただじたばたじたばたあがいてもがいてるだけ。そこに手を差し伸べてくれるヤツもいれば、そんなヤツはただのお人好しよ、ホントに。それにわたしみたいになりたいとか、もう思わなくていいよ。オマエは、オマエなんだよ。オマエにしかない才能がある。そして、オマエは、もっともっと自分に自信を持て。自信を持てるなにかをオマエがしっかりとつかまない限りは、ずーっと同じことの繰り返しだよ。感情をちょっとずつ表に出してきたとは思うけどさ、まだまだまだまだ、今日何度私にもっとこいって言われた? 対戦相手でこんなにもっとこいっていうヤツいないよ。それくらいオマエは図体がデカいのに全然なにもできてない、何も体で表現できてない。悔しかったら自分の中にある正義をリング上でオマエの体を使って、それが正義だってことをみんなに、そして私たちに見せつけてよ」
HANAKO「ハイ」
舞華「どうだった、今日?」
HANAKO「闘ってみて、舞華さんはすごく高い壁だって思いました。私はいつか舞華さんを超えて、スターダムのトップに立ちたいって思ってたけど、いまのままじゃ全然足元にも及んでなくて、確かに舞華さんになりたい、あこがれてるだけじゃ超えられるはずがないんで、自分で自分のなりたい姿、理想像をもっと具体的に明確にして、舞華さんのもとで頑張りたいって思いました」
舞華「マジメか?」
HANAKO「すいません」
舞華「マジメかよ。いまこの発言聴いたでしょ。言ったからにはやらないといけないからね。ね。オマエはもっともっと修行が必要だな。それに伴ってE neXus Vはいまや白川がね、アメリカで頑張ったりと世界に羽ばたいてるということで、私たちもそろそろ想像を超えて世界に行っちゃおっよ。オマエにも絶対に世界はいい経験になると思うよ。ねえ。ということで、私たちはこれからもみなさんの、そしてファンの人たちに、そしてレスラーすらも想像を超えた世界に連れていきたいと思うので、みなさんお見逃しなく」

6人タッグマッチ20分1本勝負
白川未奈

13分12秒、

ダイビングダブルニードロップ→体固め

吏南〇
ジーナ フキゲンです★
●月山和香 稲葉あずさ

 白川未奈&ジーナ&月山和香組のE neXus Vと吏南&フキゲンです★&稲葉あずさ組が6人タッグマッチで激突。吏南&フキゲンの大江戸隊にJUST TAP OUTの稲葉あずさが加わることでどんな化学反応が起こるのか?
 月山とフキゲンが先発。フキゲンが四方にポーズを取り始めると月山が妨害しヒップアタック連打。吏南がカットしフキゲンと合体のビッグブーツ。あずさも加わり喫煙のポーズを決める。吏南が月山にヘアーホイップ、ロープに固定しクソババア扱い。あずさが白川もクソババア呼ばわりしロープに固定する。あずさが月山にボディースラム連発。フキゲンが月山にスポーツ紙殴打。月山が先を読んでフェースクラッシャー。ジーナがフキゲンにバックブリーカー、延髄斬り。吏南とフキゲンが合体するが、ジーナが鉢合わせにして吏南に変型カンパーナ、フキゲンを持ち上げる。フキゲンがブレーンバスターを予告するが、ジーナが反対に決めてみせる。フキゲンがあらためてブレーンバスター。ジーナが切り返そうとするがフキゲンが決める。あずさが白川と蹴りのかわし合い。あずさが二段蹴り、サッカーボールキック。白川が挑発し、あずさにサッカーボールキックのお返し。あずさが返すと、白川とエルボーの応酬。あずさがカウンターのアッパー。前蹴りを返されるとスタンディングヒールホールド。白川が切り返し4の字固め。しかし、大江戸隊がカットする。白川はニークラッシャーから足4の字狙い。吏南が白川にドロップキック。白川が返すと、吏南の突進をかわし延髄斬り。月山が吏南にミサイルキック、ヒップアタック。白川とジーナが合体プレス、月山のヒッププレスをジーナがアシスト。吏南が月山をかわすとフキゲンと串刺し攻撃で合体、吏南がノーザンライト。月山が返し10分経過。吏南が月山に卍固め。ジーナがカットし、ボディーアタック。白川が吏南にアームブリーカー、月山が極楽ドン。しかし、あずさがカットする。月山は吏南にスープレックス狙い。吏南が払い腰から月山にリバースブレーンバスター。しかし月山が返してみせる。吏南はピンクデビルを狙うが月山が丸め込む。吏南が返すと月山が丸め込みの連続。月山の突進に吏南がビッグブーツ、ダイビングフットスタンプ。月山がかわしてオースイもカットされる。白川とジーナが合体も分断される。あずさの蹴り、バックドロップから吏南がダイビングダブルニードロップ。3カウントが入り、吏南が月山をフォールした。

大江戸隊コメント

 

アーティスト・オブ・スターダム王座次期挑戦者決定ガントレットマッチ各時間無制限1本勝負
出場チーム
葉月&コグマ&向後桃(STARS)
朱里&小波&鹿島沙希(God’s Eye)
AZM&レディ・C&天咲光由(Queen’s Quest)
水森由菜&さくらあや&玖麗さやか(COSMIC ANGELS)
刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ(大江戸隊)
●さくらあや

5分47秒、

チョークスラム→片エビ固め

レディ・C〇
〇AZM

3分43秒、

エビ固め

向後桃●
●天咲光由

3分57秒、

毒グモデスドロップ→片エビ固め

テクラ〇
〇渡辺桃

6分16秒、

ひとでなしドライバー→エビ固め

小波●

 現在、アーティスト・オブ・スターダム王座はE neXus Vの舞華&白川未奈&ジーナ組が保持。その次期挑戦者を決める試合が5チーム参加のガントレット戦でおこなわれる。参加チームは、STARSの葉月&コグマ&向後桃組、ゴッズアイの朱里&小波&鹿島沙希、クイーンズクエストのAZM&レディ・C&天咲光由、コズミックエンジェルズの水森由菜&さくらあや&玖麗さやか、
大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ組。ナンバーワンユニットの象徴であるベルトに挑む権利をつかむのは、どのユニットか?
 試合はリングにいる選手に権利があるノータッチルールで、OTRも採用される。水森組vsAZM組でがんトレット戦がスタート。水森とAZMが先発し、水森がコーナーに追い込んでOTRを狙う。AZMが戻り丸め込みからドロップキック。水森が丸め込みから逆片エビ固め。さくらとくららが同時に腕固め。レディが水森を落とすとさくらと玖麗が合体も、レディと天咲に分断される。AZMと天咲が玖麗にドロップキック。天咲のDDT狙いをかわしてさくらがエルボーの打ち合いに持っていく。玖麗がドロップキック、天咲がDDT。さくらと玖麗が合体し水森も合流のラリアット。天咲が返すと、コズエンがQQを鉢合わせに。水森がレディにダイビングショルダータックル、玖麗がドロップキック、さくらがダイビングニーアタック。さくらがレディにミドルキック連打。レディの突進をかわして、さくらがミドルキック。さくらのハイをレディがかわしAZMがミサイルキック、レディが串刺しビッグブーツ。さくらが返すと、レディがチョークスラムで3カウントを奪った。3組目はSTARS。ゴングを待たずにSTARSが奇襲を仕掛ける。レディを捕まえ連係攻撃。葉月が顔面ウォッシュ、ミサイルキック。レディがキャッチし、ジャイアントスイング10回転。AZMと向後がロープワークの攻防。AZMがブレーンバスター、向後が突進をかわしボディーアタック、619、STARSで合体フェースクラッシャーを狙うがカットされる。AZMとコグマが丸め込みの応酬。天咲がコグマと葉月にDDT。向後は天咲にミサイルキック。AZMが向後を丸め込むと3カウントが入った。
4組目は大江戸隊で、入場するなり天咲を捕獲。ナツコが天咲にバックフリップ。天咲はスイングDDTを狙うがエプロンに出される。ナツコの突進をレディがカットしネックブリーカー。レディが桃とテクラを鉢合わせにして天咲がDDT。AZMがレディの肩から桃にダイビングフットスタンプ。桃が返すと、QQの合体をカットし場外戦に持っていく。17カウントで天咲が戻され、大江戸隊が串刺し攻撃。テクラがカバーを引き起こし、天咲に毒グモデスドロップ。最後の登場はゴッズアイ。大江戸隊がゴッズアイを分断し、テクラが鹿島の足を踏みつけていく。大江戸隊がトリオで鹿島を持ち上げOTRで落とそうとするがカットされる。朱里、小波がナツコと桃にサッカーボールキック。テクラが朱里にトラースキック。朱里が突進を止めて腕固め。テクラが切り返しバズソーキック。大江戸隊が朱里に串刺し攻撃、テクラがエルボー。鹿島がカットし乱戦に。桃と小波がミドルを打ち合う。桃の突進に小波がニー。テクラが小波に蹴りを見舞い、ナツコがキャノンボール、桃が蒼魔刀。桃が小波をトップに乗せてハイキック、OTRを狙う。小波がこらえてハイをかわすとぶら下がり式腕十字。小波はミサイルキックも桃が返す。小波がバックを取ると桃がこらえる。鹿島のエルボーから小波がジャーマン。朱里と小波でキックの挟み撃ち。ゴッズアイがトリオでドロップキックを狙うが足を引かれる。小波の突進に桃がひとでなしドライバー。3カウントが入り、ナツコ組がアーティストの挑戦権を手に入れた。

大江戸隊コメント

ナツコ「アーティストの、今日は次期挑戦者を決める決定戦だっけな? なんていうか、やりがいがないっつーかさ、E neXus Ⅴのベルト持ってるヤツらの3人ぐらいが来るならまだしも、なんか今日とりあえずユニットの中で3人集まれるヤツをなんとなく集めて、ウチらいつもこの3人でやってるだろ? ゴールデンウイークにこの3人で全勝してきたよ。他のヤツらは? 何も感じなかったっていうか、何回やっても同じだし、逆にね、こんなこと言いたくなけれど、E neXus Ⅴとのアーティスト、試合の方が私は正直楽しみだよ。残念だ、本当に。どう2人は?」
桃「本当にすべてその通り。雑魚どもしかいねぇ。それだけ」
テクラ「E neXus V、ジーナ、マイカ、ミナ、ザンネンデスネ~」

COSMIC ANGELSコメント

 

STARSコメント

 

God’s Eyeコメント

 

ハイスピード選手権試合15分1本勝負
〈王者〉

11分10秒、

フランケンシュタイナー→エビ固め

〈挑戦者〉
〇上谷沙弥 飯田沙耶●

※第26代王者が初防衛に成功。

 ハイスピード王座を初奪取した上谷沙弥に飯田沙耶がハイスピード初挑戦。ともにフューチャー王座をかけて闘ってきた間柄だが、今回はベルトをかえて久しぶりにシングル王座を争うことになる。
 ゴングと同時に両者突進し上谷が蹴りを入れロープワークに。上谷がアームホイップ、飯田が走りラリアットも上谷がかわしてみせる。飯田がタックルでコーナーに追い込むと両者がドロップキック。両者笑みを浮かべ、上谷が「こいよ」と手を上げる。飯田が手を伸ばすが届かず。飯田は「まかせろ」とスクワットをはじめジャンプ。手四つの構えにもっていくと。飯田が上になる。上谷が返すが、飯田が上になり上谷がブリッジ。しかし飯田が押し倒し、ロープに振ってジャンピングチョップ。上谷が場外に出ると、飯田がエプロンから飯田ロケットを予告して発射させる。8カウントで上谷が戻ると飯田がカバー。上谷が返すと、飯田はスリーパー。上谷がエスケープすると、飯田が逆水平連打。飯田が押さえ込むと上谷がすぐに肩を上げる。飯田が予告してボディースラム。上谷が返すと飯田は両足を取る。上谷が切り返すが、飯田がバックエルボー、後ろから前からラリアット。上谷が飯田の突進を止めるも、両者ともダウン状態に。上谷が気合いを入れて串刺しニー、ドロップキック。飯田が返すと、上谷がエルボー。エルボーの打ち合いから上谷が連打、飯田がスタナーから前方にヘッドシザーズ気味に叩きつけると串刺しアタック。上谷が振るが飯田が前方に叩きつける。上谷が返すと、飯田が飯田岩。上谷が立ち上がり旋風脚。かわした飯田が丸め込みも、上谷が切り返して丸め込みの応酬。上谷が飛びつき丸め込みの連続。飯田が丸め込むが2カウント。飯田がスピアから飯田橋狙い。上谷が蹴り上げるが飯田がラリアット。飯田がラリアット、エプロンの上谷が突進にスワンダイブ。飯田がかわしてラリアット。飯田が上から振り下ろしてラリアット、ノーザンライト。上谷が返すと飯田は引き起こして達者でな狙い。上谷が切り返し二段蹴り、旋風脚の連続。飯田が返して10分経過。上谷は飯田を引き起こし、スタークラッシャーを狙うがブレーンバスターで叩きつけられる。上谷が返すと、飯田はラリアット狙い。上谷が先を読む。上谷がフランケンで丸め込むと3カウントが入った。

飯田沙耶コメント

「あ~、ダメだったあ。ハイスピード、オマエが新しくそのハイスピードというチャンピオンの道、今日闘って、歴代のチャンピオンとは違う、その防衛ロード、なんか築けるような気がしたよ、上谷なら。その防衛ロードに、アッシはまた挑むよ。オマエの目の前にまた立って、また今日とは違う飯田沙耶、ハイスピードゴリラを見せてやるから、オマエ、フェニックス、早かったけど、飯田もなかなかだっただろ。また次、挑戦させてくれ」

上谷沙弥コメント

「ハイ、みんな見てましたか? ハイスピードフェニックス、早くて華麗で、そして情熱的で。でもそんな試合ができたのは相手が飯田沙耶だったから。それは間違いない。もっと欲しくなったでしょ、このハイスピードのベルト! まあね、私たち可能性は無限大なんで、なんだってできるし、なんだってなれる。オマエの行く道、すべて私が立ちはだかってやるから、今日みたいな熱い闘い、またやろう。そしてね、私、ハイスピードのベルト、これからも私色に染めて、そしてクイーンズクエスト、私しっかり引っ張っていくので、まだまだみなさん見ていてください。ハイスピードフェニックスの絶景を」

タッグマッチ20分1本勝負
岩谷麻優

21分17秒、

たいようちゃん☆ボム→エビ固め

中島安里紗
●羽南 藤本つかさ〇

 4・27横浜BUNTAIにアイスリボンの藤本つかさが登場、「禁断の扉」を開くために対戦をアピールした。藤本のパートナーは8月23日での引退を発表したSEAdLINNNGの中島安里紗で、藤本&中島のベストフレンズでスターダムマットに参戦する。藤本のスターダム参戦は13年4・29両国での6人タッグ以来で、中島は13年12・29後楽園で紫雷イオと2冠戦を闘って以来。以後もアイスリボンがスターダムのサンダーロック(イオ&岩谷組)と対戦する機会が実現しかけるも消滅してしまった過去がある。そして今回、岩谷が選んだのは羽南。スターダムの現在を見せつけるつもりだが…。
 岩谷と藤本の先発でゴング。ロックアップから腕を取り合い、藤本がグラウンドへ。すぐに岩谷が切り返して再びロックアップ。岩谷がロープに振ると見せかけてコルバタ、ドロップキック。羽南が中島を落として岩谷と合体、羽南が後方からニーを浴びせダブルのドロップキック。藤本が羽南にサッカーボールキック、顔面を踏みつけヘアーホイップ。中島が羽南にヘアーホイップの連続、コーナーに追い詰め顔面を踏みつけるとドロップキック。藤本が羽南にコブラツイストも岩谷がカット。藤本は岩谷をリング下に落とし、羽南をロープに固定しドロップキック。羽南がすぐに返すと藤本は中島に託す。中島が羽南にエルボー、羽南もやり返すと中島が受けて立つ。中島がエルボーで羽南を倒す。羽南がコーナーに振られると反転してボディーアタック。岩谷が中島にドロップキック、2発目は中島が足を出すも倒してみせる。エルボー連打から突進すると藤本が妨害。岩谷はまとめてアームホイップ、ドロップキック。岩谷が中島をかわし顔面へドロップキック。岩谷が中島にノーザンライト。中島が返すと、岩谷がバックを取る。中島が取り返し強引にジャーマン、ビッグブーツ。ジャーマン。藤本が岩谷にミサイルキック、中島も続く。さらに串刺しドロップキックもダブルで競演。藤本が岩谷を肩車。岩谷が切り返しジャーマンで叩きつけるとトラースキック。羽南が落とされ、中島がジャーマン。藤本が立つ前の岩谷の腹部にドロップキック。中島が岩谷の顔面を蹴飛ばしていく。エルボーの打ち合いから岩谷のハイを中島がつかんで後方に叩きつける。中島はコーナーに上がるが羽南が止めに入る。岩谷が上がると下から藤本がドロップキック、中島が宙づりにして藤本がマリンスパイク。中島がフットスタンプも岩谷が返す。10分経過。中島が岩谷を引き起こし、フィニッシュを宣言してバックを取る。岩谷がこらえると中島の突進にスリングブレイド。岩谷がエルボー、トラースキック、フロッグスプラッシュ。羽南がタッチを申し入れリングイン、中島にランニングエルボースマッシュの連打。中島が返すと、羽南はブロックバスターの構え。中島がこらえるとエルボーの打ち合い。羽南の連打を中島がこらえて左右のエルボー連打。羽南が崩れ落ちるがカウンターの払い腰。中島がすぐに立ち上がると羽南が飛びつき腕十字。岩谷は藤本にカットさせず。羽南の突進に中島がビッグブーツ、投げっぱなしドラゴン。藤本が羽南にニー連打、サッカーボールキック連打。前からの蹴りをかわした羽南だが、中島の蹴りを食らう。藤本のジャックナイフを羽南が返す。藤本が羽南をコーナーへ。羽南がかわし岩谷とダブルで串刺しエルボー、ダブルのドロップキック。藤本が返すと、羽南がダンデライオン。しかし中島がカット。岩谷と羽南の突進に中島と藤本がドロップキック。コーナーに上がると岩谷が中島。羽南が藤本を落とす。岩谷のトペと羽南のプランチャが同時に決まる。羽南が藤本にフェイマサ―。藤本が返すと、岩谷と羽南が合体フェースクラッシャー、羽南がブロックバスター。しかし、中島がカット。羽南がバックを取るが藤本が切り返しミドルキック、中島がフットスタンプ、ダブルでキックの挟み撃ち。しかし羽南が返してみせる。藤本は羽南に極楽固め。岩谷がサッカーボールキックでカット、岩谷と藤本がエルボーの打ち合い。藤本が岩谷をダウンさせると羽南がエルボー連打。エルボーの打ち合いから藤本の突進を止めて羽南がバックドロップ。中島のエルボーから藤本が飛びついてフランケン。羽南が返すと藤本がPK。しかし岩谷がカットする。20分経過。藤本が羽南を叩きつけるが2カウント。藤本は岩谷を肩車しジャパニーズオーシャン、中島が大文具フットスタンプ。藤本の延髄を羽南がかわしセブンティーン。藤本が返して延髄斬り。返した羽南に藤本がバックキック、たいよちゃん☆ボム。3カウントが入り、藤本が羽南をフォールした。
岩谷「ベストフレンズ、メチャメチャ強すぎるって! 久しぶりに心が折れました。まだまだ、まだまだやっぱりスターダムでやり残したことたくさんあるんだって実感しました。自分より強い相手、必ず倒す。だから、次、藤本つかさ、IWGP(女子)かけて私と闘ってください」
藤本「わかってるよ、岩谷麻優はこんなもんじゃないって。わかってる。ぜひ、そのベルト?どのベルト? 今日はないけど、IWGPぜひやらせてください。だけど、一つ条件があります。次に対戦するときはウチのリングに来い」
岩谷「もちろんいつでもどこでも、どこでもアナタと闘えるならどこのリングでもいい。あとは会社に任せます。あと、中島安里紗!オマエ、たぶん肋骨、折れたわ、オマエのフットスタンプのせいで、絶対やまいった。オマエ、引退先延ばしにしろよ、オマエ」
中島「引退先延ばしにしねーからよ、あと3カ月待ってるから。オマエじゃなくてもいいや。今日のところはウチらの圧勝ってことで、3カ月待ってるから。リングはスターダム、アイスリボンだけじゃない、シードリングもあるんで、そこんとこヨロシク!」

ベストフレンズコメント

藤本「ゾンビと言われてるだけあって、やってもやっても壊れないっていうのわかったから。ドンドンやりたくなっちゃって、結果ボコボコにしちゃいました」
中島「これがたぶんスターダムラストだと思うんですけど、ちょっともの足りなかったので。これで終わりでいいのかな、アイツらっていう。私はこれでもいいけど」
藤本「これだけかかわってなかった期間が多かったので。まったくかみ合わないところもあったし、やっぱりプロレスラーだなって思ったところもあったし。私はいろんな意味で楽しかったです。羽南に対しても、骨のあるヤツだなと思いました。これが最後だと思うので、羽南に対しては。これから頑張ってくださいって感じですかね」
中島「一番怖いんだけど、これから頑張ってくださいって(笑)」
藤本「ふふふ。IWGP、まさかね、私期間限定復帰なので、指名されるとは思わなかったので。いただけるものはいただこうかなと。ただ、今日ベルト持ってなかったよね」
中島「そうなんだ。そういうとこじゃない、結局」
藤本「ベルト持ってたらね、挑戦するってわかりやすいのに」
中島「そういうところにチャンピオンとしての素質が見えるんじゃないかなと思いますね」
――スターダムのいまを感じたいといっていたが?
藤本「そういう意味では羽南がいることが納得というか、安納ともシングルやったりして、すごい活躍してるなとは思いますけど。ウン、でも、今日の試合がすべてというか。だと思います」
――IWGPの舞台はウチのリングでと条件を付けたが?
藤本「ハイ。毎回私たちがスターダムのリングに上がるというのもフェアじゃないというか。どうしてもやりたいんだったら、次はウチに来いと。ウチに上がる度胸があるのかと。それを問いたいと思います」

アイコンタクトコメント

岩谷「あー…! 完敗…!久しぶりに…強かったね。ベストフレンズ」
羽南「すいません」
岩谷「いやいやいや! 今日は、あれが長年のタッグパートナーなのか、やっぱいろんな歴史を作って、ずっと歩んできたあの2人。そう簡単には倒せなかった」
羽南「でも…これで終わりになるのはイヤです。引退されちゃうから、次がない可能性のほうが高いから。でも、麻優さんとタッグ力あげたいと思ったし、自分がすごい力不足で。ホントにすいませんでした」
岩谷「違う。今日は、逆に羽南に引っ張ってもらった。アイツら、いやあの人たち危なすぎるよ。こわいって…! またこのアイコンタクトとしての越えなきゃいけないチーム、それが見つかったし。いまのスターダムのアイコン、未来のアイコン、この2人、まだまだ先しかないね。まだ上っていく壁、みつけたから。これからも自分たちが、これからのタッグの未来作っていこう。必ずやり返すから。それまで引退するなよ、中島安里紗」
羽南「絶対、私は次につなげます。次、次につなげるんで、全部。これも全部未来のためのステージにしてみせるんで。アイコンタクト、これからもお願いします」
岩谷「お願いします!」
羽南「ありがとうございました」

AEW TBS選手権試合30分1本勝負
〈王者〉

17分9秒、

ベイブ・ウィズ・ザ・パワーボム→エビ固め

〈挑戦者〉
〇ウィロー・ナイチンゲール 中野たむ●

※第4代王者が2度目の成功。

 AEWのテレビ王座を保持するウィロー・ナイチンゲールが来日し、中野たむの挑戦を受ける。中野には降ってわいた大チャンス。これをモノにしてAEW登場のチャンスをつかみたいところだ。
 慎重に握手をかわして試合がスタート。ロックアップで組み合いウィローが押し込んでブレイク。中野がかいくぐりローキック、ウィローは「もっとハードにこい」。もち上げるとコーナーに叩きつけ突進。中野がかわすとウィローがエルボー、中野がかいくぐりアームホイップ狙い。ウィローがこらえてショルダータックル、クロスボディー。中野が返すとウィローがビッグブーツ、セントーン。中野が返すと、ウィローがコーナーに追い込み串刺しヒップアタック、ラリアット、コーナーからミサイルキックで飛ぶ。ボディースラムを連発したウィローだが、3発目を中野が回避しバックへ。ウィローが切り返し後方に叩きつける。中野が返すと、ウィローがサブミッション。中野が反転も返される。ウィローがマットに叩きつけ、ニーに腹部を落とす。中野が返すとウィローがブレーンバスターの構え。中野が丸め込みからドロップキック。中野が手を引くがウィローがこらえる。中野はエルボー連打、ウィローが串刺しボディーアタック、コーナーに上がると中野が蹴飛ばし場外に落とす。中野はプランチャで宙を舞う。リングに戻すと、ミドルキック連打。中野がバックキック、ウィローが持ち上げると中野が切り返してヒップドロップをかわす。中野は後方からバイオレットシューティング、サブミッション。ウィローが持ち上げてコーナーに叩きつける。ウィローは中野をコーナーに挙げて雪崩式ブレーンバスター、垂直落下。中野が返すと、ウィローが手を引く。中野が下から何度も蹴飛ばして脱出。中野の張り手にウィローはエルボー。中野が張り手、ウィローはチョップ。張り手とチョップの応酬。中野が左右で連打し突進。ウィローが先を読んでスピアを放つ。10分経過。ウィローはコーナーに上がろうとするが中野が追いつきバックドロップで落とす。中野が突進もウィローはスパインバスター。中野がかいくぐるがビッグブーツを食らう。ウィローはブレーンバスター狙う。中野がこらえてネックロックでグラウンドへ。中野はサブミッションから逆片エビ固め。ウィローがエスケープすると、中野がタイガーの構え。切り返したウィローがラリアットも中野がジャーマン。中野がハイキックからもう一発ジャーマン、角度を変えてバイオレットシューティング3連発。バックを取りタイガーも決めるが2カウント。引き起こすと腕を取りトワイライトドリーム狙い。ウィローがこらえると中野が手刀、カカト落とし、気合を入れてコーナーへ。ウィローが追いつき抱えるとバックフリップ、ラリアット。中野が立ち上がっていくがラリアットを食らう。15分経過。さらに立ち上がった中野にもう一発ラリアット。ウィローがコーナーへキャノンボール。中野が返すと、ウィローはガットレンチパワーボム狙い。中野が切り返すと丸め込み。中野が突進するとラリアットを食らう。ウィローがデスバレーボムも2カウント。ウィローは中野を引き起こし、ベイブ・ウィズ・ザ・パワーボム(ガットレンチパワーボム)。3カウントが入り、ウィローの防衛となった。

ウィロー・ナイチンゲールコメント

「正確にはこれが私のスターダムっデビュー戦じゃないよね。これは2度目の参戦。でもジャパンでのスターダムとなると初めてになる。ヨコハマブドーカンで試合をするのは初めてね。そして、タムナカノと初対決。爆発しそうな闘いだったよ! アンタが大好きになったよ。アンタのキュートなお顔を殴ってやったわよ。そしていまここにあるのがAEW TBS王座のベルト。私はこのベルトがなんであるかを見せつけるためにジャパンに来たの。私と闘えて感謝しなさい。確かに汗をかいたよ。だけどさ、勝ったのは私。だからタム、これで終わりじゃないよね。まあ、この業界はクレイジーだからホントのところは誰にもわからないけどさ。でも今日は私の方が強かったってこと」

中野たむコメント

「前髪ある? かわいい? カラコン取れて、1個だけあった、なんも見えない? かわいい? ブスですか? あ~、ウィロー・ナイチンゲール、かわいくて、強かった! 世界ってすごいなあ。でもね、今日負けたけど、だからこそっていうかなんか、よりいっそうあのベルトが魅力的に見えた。チャンピオンになって26日アメリカで試合しようって、してやるって思ってたけど、26、(メルセデス・)モネからちゃんと防衛して、ウィロー、もう一回挑戦させてよ。なんかさ、すごい悔しいけど意外と落ち込んでません。全然落ち込んでない。落ち込んだことないから! とんでもない地獄たくさん見てきたんで、まだまだ這い上がりますよ。絶対、たむロードここからなんで、まだやんなきゃいけないこともあるからね。ありがとうございました」

ワンダー・オブ・スターダム選手権試合30分1本勝負
〈王者〉

24分33秒、

ジャパニーズオーシャンスープレックスホールド

〈挑戦者〉
〇安納サオリ 壮麗亜美●

※第20代王者が3度目の防衛に成功。

 安納サオリと壮麗亜美の初シングルにワンダー・オブ・スターダム王座のベルトがかけられる。安納は白いベルト3度目の防衛戦で、壮麗の白挑戦は2度目となる。今年のシンデレラ・トーナメントで準優勝の壮麗は、優勝者・羽南が安納に挑む姿を見て自身のチャレンジを決めた。そして王者から課せられたなつぽいとの次期挑戦者決定戦を制し、権利を獲得。以後の前哨戦は当事者同士で1勝1敗。そして迎える決着戦、ベルトを懸けた初シングルで待っている結末とは?
 握手は交わさず、ゴングが鳴ってもコーナーから動かず。壮麗からゆっくりと歩を進め安納と睨み合う。壮麗がエルボー連打、安納がラリアットをかいくぐるが、ショルダータックルを食らう。壮麗がボディースラムからコーナーに設置し、串刺しボディーアタック。壮麗が逆エビにいくが、安納がすぐにエスケープ。そうれは安納をロープ際に追い込み、背中にニーを突き立てながらチンロック。エプロンに出ると逆水平連打。安納は「もっとこいよ!」と挑発、壮麗がさらに逆水平を連打する。壮麗はエプロンでブレーンバスターの体勢。安納が切り返しエルボーを打ち合う。安納がキックの連打で壮麗をリング下に落とす。リングに戻すと、安納が首4の字でブリッジ、首4の字固め、ビッグブーツ、張り手の連打。壮麗が一期に向かっていきコーナーに追い込みエルボー連打。止めに入るレフェリーをどけてヘアーホイップの連続。場外に送り出すと、客席に叩きつけると場外マットにボディースラム。リングに戻すとマウントパンチの連打。担ぎ上げアルゼンチンで揺さぶっていく。コーナーに宙吊りにすると、串刺しボディーアタック。ラリアットは安納がかわしてカカト落とし。エルボーの応酬から壮麗の張り手で安納がダウン。笑みを浮かべながら安納が立ち上がると壮麗がもう一発、安納がダウン。10分経過。安納がチョップの連打。コーナーに上がると壮麗が追いつき雪崩式ブレーンバスター。コーナーに乗せられた安納が切り返し、反対にフィッシャーマン、壮麗がブレーンバスター、安納が延髄斬り。かわされた安納だがフィッシャーマン、延髄斬り。壮麗がラリアット。両者ダウン状態。先に起きた壮麗がマウントを取りエルボーの連打。安納がダブルアームスープレックス、サブミッション。壮麗がこらえきると安納はコーナーからミサイルキック。反対方向からもう一発。しかし、壮麗がかわして抱え込み式逆エビ固めでギブアップを迫る。15分経過。壮麗は、エスケープさせずに中央に引き戻し逆片エビ固め。しかし、安納の手がロープに到達。壮麗が変型のアルゼンチンで絞り上げ、旋回して後方に叩きつける。安納が返すと、壮麗が後方からラリアット連打。前方から放つと安納がかわしてポテリング。壮麗が返してブルーサンダー。返した安納がポテリングを狙うが、壮麗が反転し押さえ込む。壮麗が安納をコーナーに乗せて雪崩式ブルーサンダー。引き起こすと旋回式ブレーンバスター。しかし、安納が返してみせる。20分経過。壮麗は安納を引き起こし、雷の如くを決める。勝負ありと思われたが、安納が返す。壮麗がアルゼンチンを狙うと安納が切り返す。安納は壮麗の手を引きながら顔面蹴りの連打。安納がジャーマンも2カウント。安納はタンタンドルを狙うが壮麗が切り返す。安納のジャーマンを立ち上がり壮麗がラリアット。安納が返すと、壮麗はラリアットへ。安納がかわしてドラゴンスープレックス。しかし壮麗の肩が上がる。安納は回し蹴りを連発し、トラースキック、バックを取ってジャパニーズオーシャンスープレックス。壮麗が返せず安納が3カウントを奪ってみせた。
安納「壮麗、オマエ、ちょっと、強すぎ。オマエさ、これからも空気読まずにいけよ。そんな強くてさ、そんなに、なつみにも勝って私の目の前に現れて、オマエはそのまま進め。それがいい」
壮麗「オマエに言われなくても、そうしていくよ! こんどは、マイクしゃべれないくらい、もっともっとグチャグチャにしてやる。だからそのベルト、まだまだ防衛しろよ!」
壮麗がリングを下りる。
安納「なつみ」
なつぽいがエプロンに立つ。
安納「お待たせ。もう少し待っててくれる。なつみもいまじゃないと思ってない?」
安納が手を出し、2人で指切り。なつぽいがリングを下りる。
安納「今日、会場にお越しのみなさんPPVでご覧のみなさん。ありがとうございます。何度だって言わせてください。私がワンダー・オブ・スターダムのチャンピオン、スターダムの安納サオリです!」

壮麗亜美コメント

「2度目の白いベルトの挑戦も取れなかった。安納サオリ、次はもっともっとグシャグシャにしてやるから。その白いベルト、防衛し続けろよ!」

安納サオリコメント

「壮麗…、カッコいいってさ、シンプルやけどいいよな。私はカッコいいって単純に好き。だからお互いもっとカッコよくなろう。そのときはまたやり合おうよ。シングルマッチではじめてのメインイベント。いや、タイトルマッチじゃなかったらここでなつみと(手首を指刺し)コレつけてやったな。なつみとこのベルト懸けてきっと…。なつみもいまじゃないと思ってるし、お互いわかってる。じゃあ私もそろそろこのベルトとともに動き出すかな。じゃあそれでは…アタシが安納サオリでした」

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