『STARDOM in NAGOYA 2024』
6月8日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール(観衆665人)
シングルマッチ | ||
○小波 |
6分26秒、 メガンクルロック |
八神蘭奈● |
小波と八神蘭奈がゴッズアイ同門対決の一騎打ち。ストライカー同士による迫力ある攻防が期待される。
八神が握手を求めると、小波もクリーンに応じてゴング。ローで威嚇し合い、小波が首を取りにいく。バックの取り合いから小波がヘッドロックで締め上げグラウンドへ。八神が抜け出すと小波がミドルキック、サッカーボールキック。八神が返すと小波はコーナーに追い込み首筋を踏みつける。さらに左脚をロープにかけて締め上げ、そこにドロップキックを叩き込む。八神が返すと、小波はヒザをマットに叩きつける。返した八神がエルボー連打で向かっていく。小波は「もっとこいよ」と挑発し、串刺しニーアタック。もう一発と予告するが、八神が切り返しエルボーアタックからドロップキック。八神は予告してボディースラムの構え。小波が切り返してヒザを取る。八神が抜け出しミドルキックからボディースラム。小波が返すと、八神は腕十字へ。小波が切り返しヒザ十字固め。しかし、八神がエスケープ。小波がスライディングキックも2カウント。ミドルキックの応酬から八神が連打し突進。読んでいた小波がエルボーからフィッシャーマン。小波がバックを取ると八神が丸め込みの連続、ドロップキック、串刺しハイキック、サッカーボールキック。小波が返すと、八神の蹴りをキャッチしヒールホールドへ。そこからバックを取りジャーマンで叩きつける。八神が返すと小波がアンクルを取って締め上げる。八神がギブアップし、小波の勝利となった。
小波コメント
八神蘭奈コメント
6人タッグマッチ | ||
安納サオリ |
10分30秒、 起死回生 |
朱里 |
さくらあや | 壮麗亜美 | |
●玖麗さやか | ○鹿島沙希 |
コズミックエンジェルズの安納サオリ&さくらあや&玖麗さやか組とゴッズアイの朱里&壮麗亜美&鹿島沙希組が6人タッグマッチで対戦。ワンダー・オブ・スターダム王座を争った王者・安納と再戦を期待したい壮麗が再び相まみえる。また、6・21「NEW BLOOD13」で羽南&飯田沙耶組のNEW BLOODタッグ王座挑戦が決まったさくら&玖麗組にとってはタイトルマッチに向けてのチャレンジマッチ的意味合いもある。愛知県豊橋市出身の玖麗には地元凱旋的なカードにもなった。ベルトを懸けた闘いに向けて、ゴッズアイの壁に挑みながらチームワークを統一したい。
さくらが朱里を先発に指名。さくらはいきなりドロップキックを打ち込みエルボー連打。朱里が反転するが、さくらがすぐに戻してエルボー連打を続ける。朱里はニーの連打からヘッドロックでグラウンドへ。さくらが抜け出し玖麗が援護。朱里が返すとさくらがドロップキック、玖麗もドロップキックを決めて、さくらがサッカーボールキック。朱里は桜のドロップキックをかわしてサッカーボールキックのお返し。壮麗が自軍コーナーに固定し、逆水平の連打、ボディースラム。鹿島がさくらにストンピング連打、顔面を踏みつけボディースラム。勝ち誇る鹿島だが、2カウント。朱里が入ると、さくらのエルボー連打を受けて立つ。朱里がサッカーボールキックを連打。さくらはラリアットをかわしてドロップキック、安納とのタッチが成立。安納が向かっていくと壮麗が妨害に入る。安納はロープに振られるも2人にビッグブーツ、朱里へのインディアンデスロックから壮麗をフィッシャーマンで叩きつける。安納と朱里がエルボーの打ち合い。朱里がドロップキックからフロントネックチャンスリードロップ。壮麗が安納へショルダータックル、ダブルチョップ。安納が延髄斬りを決めて玖麗に託す。玖麗はスワンダイブ式アームホイップからドロップキック。ボディースラムの構えは壮麗が切り返して反対に叩きつける。壮麗は逆エビ固めに入るが、すぐに玖麗がエスケープに成功。壮麗は玖麗を担ぎ上げアルゼンチンへ。玖麗は鹿島にエルボー連打。さくらが乱入し玖麗と合体でドロップキック。玖麗が鹿島にネックブリーカー。鹿島が返すと、玖麗はスリーパー。しかし鹿島がなんとかエスケープ。さくらが鹿島を立たせて玖麗がミサイルキック。鹿島が返すと起死回生狙い。玖麗が切り返しさくらがミドルキック、玖麗が丸め込みからスピアを決める。しかし朱里のカットが成功。10分経過。玖麗は鹿島を引き起こし不知火を狙う。しかし鹿島が切り返し3カウントを奪ってみせた。試合後も玖麗は鹿島に向かっていくも、朱里と壮麗が割って入った。
God’s Eyeコメント
COSMIC ANGELSコメント
シングルマッチ | ||
◯コグマ |
8分36秒、 トップロープからの飛びつき式ヨシタニック→エビ固め |
羽南● |
6・22代々木でおこなわれるSTARS同士によるゴッデス・オブ・スターダム王座戦に向けての前哨戦が、2つのシングルマッチに分かれてマッチメークされた。現ゴッデス王者は葉月&コグマ組のFWCで、現NEW BLOODタッグ王者の羽南&飯田沙耶組が挑む図式だ。まずはコグマと羽南の一騎打ち。タイトル戦に向けての駆け引きが展開される。
ロックアップからすぐにバックを取り合い、コグマがヘッドロック。羽南がロープに振るとコグマがストップ、羽南がエルボー連打で襲い掛かる。羽南は気合を入れてロープに振ろうとするが、コグマが反転してサイドからドロップキック。羽南がすぐに返すとコグマはキャメルクラッチ。羽南がエスケープすると、コグマが背中を踏みつけてフットスタンプ。羽南が返すと、コグマが挑発しながら顔面を踏みつける。羽南が向かっていくがコグマが蹴り飛ばす。コグマは羽南にエルボーを打たせ顔面を蹴り上げる。コーナーに追い込まれた羽南が反転してボディーアタック。羽南はコグマの突進に払い腰、ランニングエルボースマッシュ。コグマが返すと、羽南は予告してボディースラムの抱え。コグマがこらえると羽南は腕十字に切り替える。しかしコグマの足がロープにかかる。羽南は後方からニーアタックも2カウント。羽南が爆ドロップを狙うとコグマが切り返し、丸め込みの応酬。コグマはDDTを狙うが、羽南がこらえてフェイマサ―。コグマはガンスタンから突進もブロックバスターホールドにとらえられる。返された羽南はフィニッシュを宣言し、バックドロップの体勢。コグマが切り返すと羽南がエルボー。コグマもやり返し、エルボーの打ち合いに。羽南が連打すると、コグマが崩れ落ちる。羽南の突進にコグマがエルボー。羽南がこらえるとコグマがノーザンライト。コグマは羽南を引き起こしジャーマンの構え。羽南が切り返し、エルボースマッシュの連打。後方からも打ち込みコーナーに乗せるとバックドロップの構え。コグマが回避も羽南がコーナーに駆け上がりエルボー連打。コグマも打ち返し、コーナーから飛びついて丸め込む。3カウントが入り、コグマが羽南をフォールした。
羽南コメント
コグマコメント
シングルマッチ | ||
◯葉月 |
10分24秒、 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め |
飯田沙耶● |
6・22代々木で争われるゴッデス・オブ・スターダム王座戦に向けて、STARS勢による2大シングルマッチが今大会で実現。コグマvs羽南につづき、こちらは葉月と飯田の一騎打ちだ。葉月はハイスピードのエキスパートでもあるが、最近では飯田もハイスピード王座に挑み新境地を切り開いている。持ち前のパワーで葉月の牙城を切り崩し、タイトルマッチへの弾みをつけたいところだが…。
手四つで慎重に組み合い、力比べへ。飯田が上になると、葉月が切り返す。飯田も切り返すが、葉月がヘッドロックへ。飯田が抜け出しショルダータックル。ラリアットをかわされた葉月が、アームホイップの連続からドロップキック。葉月はボディースラムからセントーン。飯田がすぐに返すが、葉月がフェースロックで締め上げる。飯田がエスケープすると、葉月はヘアーホイップから顔面ウォッシュ、右腕を捻り上げコードブレイカー。飯田が返すと葉月はアームロップ。飯田がエスケープすると、葉月がコーナーに追い詰め顔面を踏みつける。飯田のエルボー連打に葉月が仁王立ち、ビッグブーツで倒してみせる。葉月はブレーンバスターにいこうとするが、飯田がこらえて逆水平。葉月は「こいよ」と挑発し逆水平連打を受けて立つ。葉月は「きかねえよ!」「もっとこいよ!」「そんなもんか!」とエルボー連打、顔面を何度もマットに叩きつけていく。飯田が立ち上がり両手を後ろで組む葉月に逆水平連打、さらにジャンピングチョップ、バックエルボー、エルボードロップでたたみかけドラゴンスリーパーへ。葉月がエスケープし、カウンターでビッグブーツ、串刺しバックエルボー、コードブレイカー。飯田が返すと、葉月はダイビングセントーン狙いでコーナーへ。飯田が起き上がり、雪崩式パワースラムで叩きつける。さらに飯田ロケットを発射し、返されるとドラゴンスリーパーへ。葉月の足がなんとかロープにかかる。飯田は葉月を引き起こし、達者でなを狙う。切り返されるとラリアットからスパインバスター、ラリアット。葉月がラリアットをかわし「なめんじゃねえ!」とブレーンバスター。飯田が返せず、葉月が勝利した。その後、コグマと羽南も現れ葉月がマイク。
葉月「前哨戦だからってさ、シングルマッチ組んだの誰?マジで? 誰? (社長)ですよね、ですよね。だと思ってました。シングルマッチ頑張ったんで、給料アップお願いします。おい、飯田。後楽園よりかは遠慮なくぶつかってきてくれたと思うけど、飯田、もっと出せるよね。飯田魂大爆発させるんじゃないの? 口だけ?」
飯田「なわけねえだろ、おい! アッシが言葉だけの人間だと思ってるのか。有言実行あるのみ。それが、飯田沙耶であり、wing☆goriなんよ」
葉月「ただ今日の結果、どう? FWC2人とも勝っちゃったよ。このベルト、取りたいんだよね。しかもNEW BLOODのタッグ巻いてるんでしょ。ウチらに勝ちたいんだったら、FWCの闘い方をもっと研究してくるべきじゃない? ウチらはそんなまっすぐド直球で来たところで、そんな簡単に負けないよ」
飯田「ああ、チキショー。今日は確かにwing☆gori負けたよ。FWC2人に完敗だったと思うよ。確かに研究不足だったかもしれない。でも、たぶん、誰よりも2人の試合、セコンドで一番近く見てるのも我々wing☆goriなんだよ。だから、来週また大変なシングルありまして、さらにチャンピオンvs挑戦者の6人タッグ前哨戦もありまして、そして、代々木タイトルマッチありますけど、wing☆goriこんなんじゃない。もっと、もっと、もっと、FWCじっくり見て研究してきますよ。我々、暴れ羽ばたくのみ。そのベルト、このNEW BLOODタッグとともに巻いてやるよ」
FWCはwing☆goriにゴッデスのベルトを誇示。
FWCコメント
wing☆goriコメント
3WAYトリオバトル | ||
○岩谷麻優 |
13分11秒、 フロッグスプラッシュ→片エビ固め |
AZM |
向後桃 | 星来芽依 | |
スターライト・キッド | 梨杏● |
※もう1組は中野たむ&なつぽい&水森
岩谷麻優&向後桃&スターライト・キッド組とAZM&星来三&梨杏組、中野たむ&なつぽい&水森由菜組による6人タッグマッチ
の3WAY。この試合をユニットで闘うのは中野組のコズミックエンジェルズのみで、岩谷&向後のSTARSに無所属のスターライト・キッドが合流。また、AZM、星来に新人の梨杏が加わる異色トリオもこの試合に臨む。キッドが大江戸隊から追放されたあと、かつての古巣として声をかけたのがSTARSの岩谷だった。いまだ所属先を明らかにしていないキッドだが。この試合が今後の去就に影響を与える可能性は?
向後、水森が先発に名乗りを挙げると、星来も先発に。水森が手を取ろうとするが向後、星来も乗らずに共闘してドロップキックの挟み撃ち。と見せかけ星来は向後を丸め込む。水森がコズエンで合体し、トリオで星来にストンピング連打、ドロップキック。STARSTとキッドがコズエンをロープワーで翻弄しドロップキック。向後が星来にドロップキック。星来が返すと、梨杏が向後をカットしロープに固定、星来とAZMがエプロンでドロップキックの挟み撃ち、リング内でもドロップキックで競演。水森が星来を担いで交互にぶつけると、コーナーに追い込み突進。向後と星来が合体、向後が水森にボディーアタック。キッドが星来とロープワークの攻防。星来が握手を求めるとキッドが応じかけたところで水森がショルダータックルで分断。なつぽいがキッドと星来にボディーアタック、キッドがかわして星来にヒット。キッドはなつぽいとのダブルを宣言し。しかし、AZMが入り星来とミサイルキックで競演する。AZMとなつぽいがロープワークの攻防。AZMがワキ固めにとるがキッドがAZMにストレッチマフラー。水森がカットし、なつぽいと水森で合体。キッドがかわしSTARSでの619競演を決める。キッドと岩谷がコズエンにまとめてその場跳びムーンサルト。キッドとAZMがエルボーの打ち合い。なつぽいがAZMにドロップキック、キッドとの合体を宣言もAZMが切り返す。なつぽいとキッドが丸め込みの攻防、AZMも加わり、なつぽいとダブルでキッドを丸め込む。星来と梨杏がドロップキックで分断。AZMになつぽいがトラースキック、キッドがAZMを切り返し、なつぽいがポイ捨てジャーマン。キッドにAZMがブレーンバスター。中野、岩谷が梨杏を捕獲しダッシュ。しかし梨杏がかわして中野と岩谷が同士討ち、中野は岩谷と梨杏にDDT。中野が梨杏にサッカーボールキック、ニーアタック。梨杏が返すと、中野はブレ―バスター狙い。岩谷がカットし梨杏にバックキック、梨杏、星来、AZM、梨杏が次々と岩谷にドロップキック。岩谷がトラースキックもダイビングフットスタンプが梨杏にかわされる。コズエンが岩谷にカカト落とし。中野が岩谷にジャーマンもキッドがカット。10分経過。コズエンが向かっていくと梨杏のクロスボディーから星来とAZMがドロップキック。星来が場外へダイブし、中野がリングに戻される。梨杏がブレーンバスターを狙うと中野がこらえる。梨杏がエルボー連打、中野が一発で吹っ飛ばす。コーナーに振られた梨杏が中野をかわしてドロップキック、フィッシャーマン。岩谷がカットしトラースキック、梨杏が中野を丸め込むがカットされる。向後が場外ダイブ、岩谷がキッドと合体しかけるが失敗、岩谷がミサイルキック。キッドが梨杏を捕獲しフィッシャーマン、岩谷がフロッグスプラッシュ。梨杏が返せず岩谷が3カウントを奪ってみせた。
岩谷「名古屋のみなさん、こんばんはー! 中野たむ、中野たむ、オマエ(凶器を)隠し入れてんだろ?」
中野『スパナとか入れてねえよ!』
岩谷「レフェリーチェックしろよ。凶器入ってるって。痛すぎ」
中野「入ってない」
岩谷「ていうか、キッドはさあ、もうどうするか決めたの?」
中野「キッちゃん、たむは、(コズエン仕様のマスクを手にして)準備できてるよ」
なつぽい「ぽいも、ウチら両想いだもんね!」
中野「いつも片想いじゃん。なっちゃんはじゃあ覚悟あるの? マスク被る覚悟」
なつぽい「マスク被る覚悟? それマスク被るだけじゃなくてマスクマンやっていくってこと?」
中野「もちろん」
なつぽい「それは、覚悟ないかな。でも、ぽい、マスクマンのお友だちいる」
中野「お友だち?」
なつぽい「お友だちいる。その子だったら連れてこれるかも」
中野「わかった。じゃあさあ、次の大阪、ここ3人で組むよね。その人、連れてきて。マスクの友だちいるんでしょ。ホントにいるの?」
なつぽい「ホントにいるよ。いるけど、ちょっと聞いてみないとわからない。でもいいよ、わかった。大阪ね、連れてくるわ。わかった」
AZM「おい、そんなことどうでもいいんだよ!」
中野「どうでもよくないよ」
AZM「おいキッド、マスク被る被らない。ずいぶん楽しそうだけど、その前にALL TOGETHERシングルマッチあるだろ。そんな楽しそうでいいのかなあ。マスク脱ぐ脱がないとか言って、私のいないところで許さないからな。しっかりALL TOGETHER、私がオマエ潰してやるよ」
AZMがキッドにマイクを渡そうとすると星来が横取り。
星来「失礼します。キッドさん、芽依もキッドさんとシングルやりたいです。代々木のカード決まってないですよね? キッドさんも決まってないですよね」
キッド「決まってないですね」
星来「ですよね。じゃあぜひ、芽依とシングルお願いします」
キッド「ちょっとちょっと、私、モテ期到来? OK、OK。まずは来週ALL TOGETHER、おいAZM。聞いてる? 来週ALL TOGETHERで、まずはAZM。そして(6・)22代々木、芽依ちゃんとシングル、OK、OK、やりましょう! 大阪もね、どうなることか。でも、今日はまだ答えは出さないけど、私の決断を楽しみにしていてください、以上!」
STARSコメント
AZM&星来芽依コメント
梨杏コメント
COSMIC ANGELSコメント
スターライト・キッドコメント
6人タッグマッチ | ||
上谷沙弥 |
12分8秒、 蜘蛛絡み |
刀羅ナツコ |
●レディ・C | 渡辺桃 | |
天咲光由 | テクラ○ |
※試合後ナツコが6.22代々木での大江戸隊とQueen’s Questの最終決戦を宣言。
クイーンズクエストの上谷沙弥&レディ・C&天咲光由組と大戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ組が6人タッグマッチで全面対決。6・2後楽園で舞華&白川未奈&ジーナ組のアーティスト・オブ・スターダム王座に挑むもベルト取りに失敗した大江戸隊には憂さを晴らす試合となりそうだ。また、QQへの加入を提示した上谷、誘われた桃の動向も気になるところである。この試合で大江戸隊がノーを突きつけるか、それとも…。
上谷がパートナーを制して先発に。ナツコが桃の前に立ち試合がスタート。ナツコは上谷をコーナーに追い込み突進。上谷がかわして串刺しニーアタック、ナツコがショルダータックル。上谷がスクっと立ち上がりドロップキック。レディが入り、上谷とともにナツコをマットに叩きつける。天咲が援護し上谷がニードロップ。ナツコは上谷にショルダースルー、ロープに追い込み顔面を踏みつけるとブレーンバスター、セントーン。上谷が返すと、ナツコがバックフリップ。テクラが上谷の後頭部を蹴り上げる。連発と見せかけ上谷が警戒すると、テクラは頭を小突いてみせる。桃が天咲とレディを場外に送り出すと、上谷にミドルキック連打、ボディースラム。上谷が返すと、桃は「入れたかったんじゃねえのか、私のこと」「しっかりやれよ」と挑発しながらストンピング連打。上谷がエルボー連打も、ナツコが妨害。ナツコと桃をかいくぐり上谷がドロップキック。桃はレディと天咲を場外に送り出して上谷にミドルキック連打。桃に走らせず上谷がスピンキック。上谷と桃が手を引いてエルボーを打ち合う。桃がミドルで上谷をダウンさせ突進、しかし上谷がニールキック。天咲が桃にドロップキック、DDT、背後からドロップキック。桃が返すと、天咲はサブミッション。ナツコがカットし桃と合体も、DDTを食らう。桃が天咲のDDT狙いを切り返す。天咲はコーナーから桃にフェースクラッシャー。桃が返すと、テクラのアシストを得て桃がミドルキック。テクラが天咲にヘアーホイップ、ブレーンバスター。天咲が返してDDT。レディがテクラにショルダータックル。ナツコが乱入しテクラと合体、しかしレディがまとめてコブラツイスト。テクラがビッグブーツをかわすと、レディの顔面を攻撃しビッグブーツ。レディが突進をかわし上谷と天咲がサンドイッチ攻撃、レディがビッグブーツ。テクラが返すとレディが三角絞めも、桃がカット。レディはテクラにチョークスラム狙い。ナツコがカットし大江戸隊が次々とレディに串刺し攻撃。10分経過。レディが返すとテクラがダブルアームの構え。レディがこらえるとテクラが顔面蹴りの連打、トラースキック。レディが突進を止めてチョークスラム。しかし、桃がカットする。ナツコが上谷と天咲にキャノンボール、桃がテクラとレディにトラースキックの挟み撃ち。テクラがさらに連発し、レディにサブミッション。レディがギブアップし、テクラの勝利となった。
ナツコ「上谷! いつまで桃に執着してんだよ? オマエごときが、大江戸隊の渡辺桃の心を動かせると思うなよ。毎度毎度、大江戸隊に絡みやがってよ。もう、うんざりや! 飽き飽きだ。だから、考えた。6・22の代々木、大江戸隊vsクイーンズクエスト、最終決着だ。ああ、最後だから、また敗者が抜けるルールでもいいし、もっと華やかにユニット解散するとかでもいいし。そのへんのところは岡田(社長)! オマエに任せるよ。華々しくしてくれよ。あと、調印書忘れんなよ。必ず会見までに作ってこいよ。上谷、オマエ自称リーダーなんだろ。腹くくれよ。オマエのせいで、クイーンズクエストなくなるかもな」
Queen’s Questコメント
タッグマッチ | ||
○舞華 |
13分39秒、 みちのくドライバーⅡ→エビ固め |
白川未奈 |
HANAKO | ジーナ● |
舞華&HANAKO組と白川未奈&ジーナ組がE neXus V同門対決のタッグマッチ。HANAKOを除く3人が現アーティスト・オブ・スターダム王者でもある。この試合は6・22代々木に決定したワールド・オブ・スターダム王座戦に向けての前哨戦。EXV同門による赤いベルト戦はジーナのアピールによって実現が決定。王者・舞華と、赤いベルトに初めて挑む挑戦者ジーナの攻防が注目される。
舞華とジーナが手を差し出すも寸前で握手はせず。試合が始まると、舞華とジーナがロックアップで力比べ。舞華がヘッドロックにいくとジーナがロープに振ってアームホイップ、舞華のヘッドシザーズを抜けてジーナがバックドロップ、アームホイップ。舞華が腕十字も、すぐにジーナがエスケープ。舞華の突進をかいくぐりジーナがコルバタ、ドロップキック。白川がジーナと合体し、ドロップキックの連続で競演。舞華が返すと、白川がサッカーボールキック連発。ジーナが舞華にボディースラムを3連発、旋回式サイドスラム。白川が舞華をコーナーに叩きつけ、「久しぶりにいこうか」と吊り天井。さらにドラゴンスリーパーでギブアップを迫る。舞華が向かっていくが、白川がエルボー。舞華が連打も白川がバックにまわってエルボー。白川の突進に舞華がパワースラム。HANAKOがタッチを求めてリングイン、白川にショルダータックル、アルゼンチン。ジーナと白川をコーナーに追い込んで串刺しショルダータックル、白川に串刺しビッグブーツ。白川が返すとHANAKOのブレーンバスターを切り返しドロップキック。2発目をHANAKOがかわしてニードロップ。舞華と白川がエルボーの応酬。舞華が連打もローリングエルボーを食らう。白川は舞華の突進をかわしてエルボー、延髄斬り、DDT。ジーナと舞華がショルダーをぶつけ合う。ジーナがかいくぐりショルダータックルで舞華を吹っ飛ばす。舞華が返すと、ジーナはブレ―バスター狙い。舞華がこらえるとジーナはトラースキックをぶち込む。舞華がコーナーに振るも、ジーナがかわしてドロップキック、強引に丸め込む。返した舞華がスリーパー。10分経過。HANAKOがカットに入った白川を場外に送り出し、舞華と合体でジーナにバックブリーカー。舞華はジーナに炎華落としの体勢。ジーナがこらえるが舞華はラリアット。もう一発狙うと、ジーナがブロックしラリアット、チョップの連打。舞華がジーナをコーナーに乗せ雪崩式ブレーンバスター。ジーナはすぐに立ち上がりラリアット。舞華も立ち上がりローリングラリアット。ジーナが返すと、舞華のラリアット狙いを白川が阻止。白川はバックブローを放ちジーナと合体。マットに叩きつけるが舞華が返す。ジーナは舞華を引き起こし、担ぎ上げる。舞華が切り返してカウンターでみちのくドライバー。3カウントが入り、舞華がジーナをフォールした。
舞華「ジーナ、今日はとりあえず私の勝ちってことで。いやあ、ホント、このまんま今日はとりあえずだけど、前哨戦。そしてタイトルマッチ。私がオールウィンしてやるよ」
ジーナ「マイカマイカマイカ。今日は接戦だったよ。ベルトが私に近づいているよ。ヨヨギ」
舞華「楽しみにしてるよ。もっともっとギア上げてこいよ」
ジーナ「マタアシタ」
白川「また明日だって、アシター」
舞華「今日ご来場のみなさん、そしてPPVをご覧のみなさん、東スポの記事で心配かけてしまったけど、見ての通りピンピンだ! 見ての通り、私はね他人の5倍以上の重力とアドレナリンドバドバだから、どんだけケガしても、必ずこのリングに立って試合をして、そして勝つことがプロレスラーだと思ってます。そして、それこそが女帝舞華なのだー! そして今日、闘ってくれた白川、お帰り」
白川「ただいまあ。ホントにいま自分がどこにいるかわからなくなっちゃうんだよ。ここは、エヌエージーオーワイエー、名古屋!」
舞華「元気いっぱいの白川、なんとアメリカでタイトルマッチ決めてきたみたいなんだけど、ホント、あれ?」
白川「イエーイエーイエーイエーイエーイエーイエー。アイ・ゴット・ザ・ビッグチャンス。ミナ・ウォント・エーブリシング! インジュラーイ、アイ・ウイル・カムバック・ジャパン・アズ・ザ・AEWウーメンズワールドチャンピオン」
舞華「ちょっとなんて言ってるかわからないけど」
白川「絶対にいまのわかるでしょ。みんな拍手してくれたの。7月、AEWの世界女子チャンピオンになって帰ってきてあげるよって言ったの。みんな日本からいっぱい(エールを)送ってね」
舞華「そう。EXVはいまホントちょっとね、忙しいんだよね。でも私たち、白川はベルト、そして私とジーナはこのベルトを懸けて闘います。後悔のないように、同門対決ですからね。ジーナとはおもいっきり、今日以上にぶつかっていきたいと思います。ジーナ帰った? そう。いやあ、せっかくみんなで締めたかったんだけど、ジーナは気が強いからさ。気の強い女は、私はとってもとってもドタイプなので、これはホントにホントに楽しみということで」
白川「バチバチしたゴツゴツした試合を世界に見せてください」
舞華「オフコース。それじゃあ、(人数が)ちょっと少ないけど、EXVで名古屋大会締めたいと思います。今日お越しのみなさん、そしてPPVをご覧のみなさん、またお会いしましょう、その日まで、さらばだ!」
E neXus Vコメント
舞華「名古屋、メインで、そうかE neXus V対決だよね」
白川「闘いだからアナタのぎっくり腰の負傷」
舞華「性格の悪い女(笑)。それでこそE neXus Vですから。まあそんな前哨戦、無事に私が勝利したんですけど、今日からE neXus Vのもうひとり月山が欠場ということで」
HANAKO「ハイ、私が月山の分まで頑張るから、早くパワーアップして帰ってこいよ!」
舞華「言われてるぞ。月山もいま頑張ってる最中だし私たちE neXus V全体でこのスターダムを盛り上げていこうと思います。まずは前哨戦、組むこともあるんだよね、もちろんね。そうなんだよ。今日の感じちょっとうまくいくかわかんないけど、まあまあどうなっても私たちはバチバチにやり合うのは変わりないので、それでも私がねじ伏せてやろうかなと思います。試合っていうのはね、闘いというのはね、厳しいのでね。今日のオマエらみたいによ(笑)。傷口を」
白川「闘いというものは痛いし、厳しいし、最終的には自分との闘いだねって最近渡米するたびに思うわけですよ。あっち行くとホントにアメリカのスケールのデカさをホントに痛感して。試合するたびにホント悔しい思いになって、ホント毎回胃がキリキリしながら、誰も日本人いないなか絶対にチャンスつかむと決めていって、やっとの思いでベルト挑戦、AEW女子世界王座、チャンスをつかんだので必ずモノにして、7月、AEWウーマンズワールドチャンピオンとして日本に帰ってきます。E neXus Vが世界に証明しよう、私たちが最高だということを。舞華が今日最後、さらばだで締めたから、もう一回やろう」
全員「E neXus V「E neXus Vイズ・ヒアー!」
ジーナコメント