2024/07/05 試合結果

2024年7月4日『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN』

『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN
7月4日(木)東京・後楽園ホール(観衆796人)

◆シングルマッチ
○中野たむ

8分25秒、

バイオレットシューティング→片エビ固め

●梨杏

 中野たむと梨杏がシングルマッチで対戦。新人の梨杏がアメリカ帰りの中野の胸を借りる。
 梨杏が「お願いします!」と握手を求め中野も応じて第1試合がスタート。ロックアップで梨杏が押し込もうとするが中野は動じず、一気にロープに追い込む。梨杏がエルボーを連打しドロップキックも連発。さらにエルボーを連発するも、中野が滞空時間を取ってボディースラム。中野はサッカーボールキックから押さえ込むが梨杏が返す。中野はさらにボディースラムの3連発。最後の一発も滞空時間を長くして叩きつける。中野は梨杏を踏みつけながらダブルニードロップ。梨杏が返してエルボー連打、中野が「もっとこい」と受けて立つ。中野はエルボー一発で吹っ飛ばし逆エビ固め。梨杏がエスケープすると、中野が後方からニーアタック。梨杏がかわすが中野がショルダータックル。中野がバックを取ると梨杏が動きまくって逃れようとする。フィニッシュ狙いの中野はあらためてバックを取るが丸め込まれる。梨杏がドロップキック、フィッシャーマンの構え。中野がこらえると梨杏はエルボー連打、中野がカウンターのエルボー。コーナーに振られた梨杏が中野を止めてコルバタ、フィッシャーマンで叩きつける。中野が返してスピンキック。フィニッシュを宣言してタイガーの構え。梨杏が切り返すとスピンキックもかわして丸め込みの連続。5回丸め込まれた中野に梨杏がもう一度丸め込み。中野が返すとハイキックからバイオレットシューティング。3カウントが入り中野が梨杏をフォールした。

中野たむコメント

 

梨杏コメント

 

◆タッグマッチ
●月山和香

7分42秒、

ババーキラー2号

吏南
HANAKO ○稲葉あずさ

 E neXus Vの月山和香&HANAKO組が吏南&稲葉あずさ組とタッグで対戦。フューチャー・オブ・スターダム王座V9の吏南がJTOの稲葉あずさとタッグを結成。NEW BLOODタッグ王座取りを狙っている月山&HANAKOとしては勝って羽南&飯田沙耶の王者組にアピールしたいところだが…。
 あずさがHANAKOを指名し蹴りのかわし合い。HANAKOがショルダータックルで倒すと梨杏が介入しダブルで攻め込む。HANAKOがあずさにボディースラムを連発。月山が吏南を落としてからあずさにヒップバット連打、コーナーに上がるとHANAKOがあずさの顔面を月山のヒップに当てる。HANAKOはあずさの上に月山を投下。あずさが返すと打撃の連打で月山を倒す。吏南が入り、月山に串刺しダブルニーアタック、ドロップキック。突進を止め合い、月山が吏南にフェースバスター。HANAKOは吏南にショルダータックル、アルゼンチン。コーナーに叩きつけ串刺しボディーアタック、ニードロップ。吏南がHANAKOに卍固め。HANAKOがエスケープすると、吏南がビッグブーツ。HANAKOが返してエルボーを打ち合う。突進を止められたHANAKOだがビッグブーツ出吹っ飛ばすとブレーンバスター。吏南が返すと、HANAKOがアルゼンチン。しかし吏南が丸め込む。HANAKOの突進に吏南が払い腰。あずさがHANAKOにドロップキック。月山があずさにドロップキック。ヒップドロップ連発。あずさが返すと、月山は極楽ドン狙い。あずさがかわしてサッカーボールキック。月山が返すと、あずさにHANAKOがショルダータックル、月山がミサイルキック。そして月山が極楽ドンを決める。しかし吏南のカットが間に合う。月山とHANAKOが合体もあずさがかわす。あずさが月山に二段蹴り、グラウンドに持っていっき押さえ込むと3カウントが入った。

吏南&稲葉あずさコメント

 

月山和香&HANAKOコメント

 

◆6人タッグマッチ
○羽南

8分10秒、

ブロックバスターホールド

水森由菜
葉月 さくらあや
向後桃 ●玖麗さやか

 STARSの葉月&羽南&向後桃組とコズミックエンジェルズの水森由菜&さくらあや&玖麗さやか組が6人タッグマッチで対戦。コズエンはトロピカル審査をおこなった水森がさくら&玖麗を引っ張る形。シングル初勝利を挙げたばかりのさくらの闘いぶりがカギとなるか
 ゴングを待たずにコズエンが水森の号令と同時に奇襲攻撃。STARSが反転するも、コズエンがドロップキック。しかしSTARSも形成を逆転し、さくらにトリプルドロップキック。向後がさくらに串刺しドロップキック、アームホイップ。葉月がさくらに顔面ウォッシュ、ボディースラム。さくらのエルボー連打を葉月が受けて立ち、一発で吹っ飛ばす。さくらが立ち上がりミドルキック連打で反撃、カウンターのミドルで葉月を倒す。水森が葉月にダイビングショルダータックル。水森と葉月がエルボーの応酬。水森がチョップをお見舞いも葉月が丸め込み、向後の619から葉月がコードブレイカー。羽南がダイビングボディーアタックも水森が返す。水森が至近距離からラリアット、ギロチンドロップ。玖麗が羽南へドロップキック。さくらと合体し背中にドロップキック。玖麗の突進に羽南が払い腰。ブロックバスター狙いを玖麗が阻止してエルボー連打。ショルダータックルでコズエンが合体し玖麗がネックブリーカー。羽南が返すと、STARSが合体ネックブリーカー。玖麗が羽南に丸め込み、ラリアットをかいくぐりスピアを決める。羽南が返すと、カウンターでブロックバスターホールド。3カウントが入り羽南が玖麗を破った。

羽南&葉月&向後桃コメント

 

水森由菜&さくらあや&玖麗さやかコメント

 

◆タッグマッチ
AZM

8分48秒、

流れ星

白川未奈
○星来芽依 ●ジーナ

 新ユニット結成トライアウト中のAZMと星来芽依がタッグを結成し、E neXus Vの白川未奈&ジーナ組とタッグマッチで激突する。AZMと星来は星来がスターダムに来る前からハイスピード王座を争った間柄だけに、スピードを利用したファイトが期待される。対する白川はアメリカ帰り。AEW女子世界王座には届かなかったものの、その実力をアメリカで見せつけて帰国した。パートナーのジーナは舞華の保持するワールド・オブ・スターダム王座に挑戦。こちらもベルトには届かなかったとはいえ、シングルのベルトをいつとってもおかしくないほどの実力を代々木のビッグマッチで披露している。AZM&星来組がどんな連係で攻略をはかるかが注目される。
 白川と星来の先発でスタート。星来が突っかかり、白川のポーズを妨害。白川はドロップキックをかわし、カバーを返してポーズを決める。白川が星来のヒザをマットに叩きつけると、吊り天井。ジーナがロープに振ろうとするが、星来が崩れ落ちる。ジーナは星来を抱えてコーナーに連行。白川が入り、チョップを浴びせるとサッカーボールキック。星来がエスケープすると、白川はヒザにストンピング、星来がカウンターでクロスボディー。AZMが白川にフットスタンプもかわされジーナのショルダーを食らう。AZMは串刺し攻撃をかわし、まとめてアームホイップ、ドロップキック、白川のポーズをマネしてみせる。白川が返すとAZMはワキ固め。白川が丸め込みからカウンターでローリングエルボー。ジーナがAZMをかいくぐりダブルアームスープレックス、串刺しドロップキック。ジーナのチョップにAZMが悶絶。丸め込みにいくがジーナがクリアー。星来がジーナにラリアット、コーナーからのコードブレイカーをキャッチされる。ジーナがバックを取るが星来が切り返してドロップキック。星来とAZMがエプロンでドロップキックの挟み撃ち。リング内でもドロップキックの競演。ジーナが返すと、星来にブレーンバスターの構え。星来がこらえるがジーナがラリアット。星来が返すとジーナはノーザンの構え。星来が切り返すと白川とジーナが合体しニーをぶつける。ジーナがノーザンを決めるがAZMがカット。ジーナはフィニッシュを宣言して担ぎ上げる。AZMがコルバタでカットし星来が流れ星。3カウントが入り、星来がジーナをフォールしてみせた。

AZM&星来芽依コメント

 

白川未奈コメント

 

◆10人タッグマッチ
●朱里

11分6秒、

毒グモ・デス・ドロップ→片エビ固め

刀羅ナツコ
小波 渡辺桃
鹿島沙希 ○テクラ
八神蘭奈 琉悪夏
妃南 フキゲンです★

 朱里&小波&鹿島沙希&八神蘭奈のゴッズアイに元クイーンズクエストの妃南が合流し、刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&琉悪夏&フキゲンです★の大江戸隊と全面対決。大江戸隊に敗れてQQ追放となった妃南だけに、リベンジには絶好の機会。またゴッズアイからも誘われており、妃南の動向が注目される闘いだ。
 八神と琉悪夏が先発に立候補し、試合開始。ロックアップで組み合うと、八神がロープに振ろうとするも琉悪夏が動じず。琉悪夏がロープに振ると八神のドロップキックをこらえてショルダータックル。琉悪夏と桃が合体し八神を攻める。琉悪夏のクロスボディーを八神が返す。テクラが八神にトラースキック。ナツコが八神にブレーンバスターを連発。琉悪夏と合体しマットに叩きつけると、ナツコがボディープレス。八神が突進をかわし串刺しハイキック、サッカーボールキック。妃南がナツコに串刺しエルボーアタック、ネックブリーカー。ナツコがラリアットも妃南が払い腰で叩きつける。妃南が投げようとするとナツコがこらえて爆フリップの構え。ナツコが妃南の丸め込みをこらえフキゲンが乱入、替わった桃が妃南に串刺しドロップキック、ミドルキック。妃南がSTOを決め小波に託す。小波が桃にスライディングキック、桃がミドルキック連打。小波が蹴りをキャッチしスタンディングヒールホールド。桃が抜け出すも、小波がミドルキック。桃が小波にチキンウイング。小波が切り返しジャーマン。桃がハイキックで小波がダウン。朱里とテクラが蹴りをかわし合う。朱里がドロップキック、串刺しニー、フロントネックチャンスリー。テクラが返すと朱里がワキ固め。ゴッズアイがサブミッションで大江戸隊を捕獲も、鹿島とフキゲンだけはバックの取り合い。朱里が串刺しニーアタックをテクラに連打。テクラがラリアットをかわすと大江戸隊が大挙乱入しテクラがエルボー。朱里が返すがテクラが蜘蛛絡み。しかし鹿島がカットに入り、妃南が払い腰。八神のサッカーボールキックから朱里とテクラが挟み撃ち。テクラが返すと、朱里はスリーパー。すると桃がカットする。乱戦からリング内は朱里とテクラ。テクラがスピアを放つが2カウント。10分経過。小波のハイが朱里に誤爆しテクラがトラースキック。テクラと桃でバズソーキックの挟み撃ち。テクラが抑えて桃がバットで殴打する。テクラが朱里に毒グモデスドロップを決め3カウントをゲットした。
テクラ「ゴッズアーイ、シュリカラースリーカウント、トッタヨー。ジャア、ゴッデスオブスターダム、チョーダイ。チョーセンシマスヨ!」
桃「挑戦する。それだけ。じゃあな!」
テクラ「シュリ、アナタハゼッタイアイドルジャナイ。アナタハツヨイオンナデショ。(小波へ)アナタ、フッ…ワルイナア」

渡辺桃&テクラコメント

 

鹿島沙希&八神蘭奈&妃南コメント

 

◆タッグマッチ
○岩谷麻優

11分3秒、

スタンディングドラゴンスリーパー

スターライト・キッド
コグマ ●天咲光由

 鈴季すず&星来芽依とともに新ユニット結成をぶち上げたスターライト・キッドは、元クイーンズクエストのAZMと天咲光由にも声をかけた。明確な返答こそ保留しているAZMと天咲だが、この日は新宿大会からの流れにより二手に分かれてタッグを結成。AZM&星来芽依組が白川未奈&ジーナ組と対戦する一方でキッドは天咲とのタッグで岩谷麻優&コグマ組と対戦する。無所属になったばかりのときには岩谷からも誘われていたキッド。新ユニットを正式にスタートさせるためにも岩谷&コグマ組からの勝利が求められるが…。
 コグマが「クマやりたい人」を募集。キッドが天咲を下げて先発に。コグマがクマポーズを始めるとキッドが乗ると見せかけて足を踏む。キッドがロープに振ると、コルバタを決め天咲と合体。しかしコグマがまとめてクロスボディー。コグマがボディースラムから天咲を踏みつけていく。天咲が返すと、コグマはキャメルクラッチの体勢で強制クマポーズにして頭をグリグリ。岩谷が天咲にフットスタンプ、振りかぶってのチョップを決める。岩谷もキャメルクラッチを決めて、コグマが横からドロップキック。岩谷が逆片エビ固めにいくがエスケープを許す。天咲が岩谷にエルボー、岩谷がボディースラム。コグマが天咲のエルボーを受けて立つ。天咲がDDTを決めキッドに託す。キッドがコグマにコルバタ。岩谷が介入しコグマと合体。キッドがかわし、まとめてコルバタ。さらに2人まとめてその場跳びムーンサルト。コグマが返すと、キッドをかいくぐりクマポーズ。キッドが怒ったふりをしてポーズを決める。背後からコグマが捕まえDDT。クマポーズとともにキッドをカバーする。キッドが返すと、コグマはコーナーへ。キッドが雪崩式アームホイップで強引に叩きつける。コグマのジャーマンを決め。岩谷と天咲がリングイン。天咲がDDTからドロップキック。岩谷が返すとバックエルボーからコグマがネックブリーカー、合体ボディープレス。天咲が返すと、キッドがダイビングボディーアタック、天咲とキッドでドロップキックの競演、天咲がDDT。岩谷が返すと、天咲は天聖を狙う。岩谷が切り返してジャーマン、スタンディング・ドラゴン・スリーパー。しかしキッドがカットする。岩谷がフィニッシュを宣言し、ドラゴン狙い。天咲が切り返し天橋立もコグマがカットし場外に飛ぶ。天咲がエルボー連打、岩谷がトラースキック。岩谷は天咲を引き起こし、スタンディングのドラゴンスリーパー。天咲がギブアップし、岩谷が勝利した。

岩谷麻優&コグマコメント

 

スターライト・キッド&天咲光由コメント

 

◆タッグマッチ
安納サオリ 20分時間切れ引き分け 岩田美香
なつぽい 愛海

※安納が、岩田が宣言している7.15仙女後楽園でのワンダー防衛戦に名乗り。
※岩田はそれに呼応し、センダイガールズワールドシングル王座もかけた二冠戦で迎えうつことをアピール。

 6・22代々木でワンダー・オブ・スターダム王座から陥落してしまった安納サオリ。白いベルトが初めて他団体に流出してしまった。しかもみずから臨んだ岩田美香との決着戦に敗れ、安納はこれ以上ないほど意気消沈。試合後にはなつぽいが奮起を促したのだが、安納のショックは大きかった。すると前回の後楽園大会で岡田太郎社長が今大会での仙女招へいをアナウンス。岩田と愛海が参戦し、安納&なつぽい組と対戦する。岩田は安納との再戦を仙女後楽園大会でおこなうことを希望しているが、この試合で安納の気持ちがどうなるか? 
 コールされた岩田が安納の面前で白いベルトを誇示してみせる。なつぽいが安納を制して先発に名乗り。岩田の視線は安納に向けられる。すると仙女からは愛海が立候補。愛海がゴング直前にドロップキック。なつぽいがかわすとグラウンドで首を取り合う。愛海がコーナーに追い込みブレイクと見せかけ串刺しドロップキック。なつぽいがドロップキック、愛海もクロスチョップからドロップキックのお返し。愛海の「フォー!」になつぽいは「ぽーい!」で返答。安納が入りなつぽいとキックの挟み撃ち。安納がビッグブーツから変型鎌固め。そこはなつぽいがドロップキック、安納がカカト落とし。安納の動きを読んで愛海がドロップキック。岩田が入り安納の髪をつかんで挑発、ミドルキックの連打を浴びせる。岩田は串刺しニーアタックからサッカーボールキック、なつぽいが岩田へのドロップキックで場外に送り出すと、リング下で安納が岩田にエルボー。リングに戻すが岩田が分断してみせる。岩田がエルボー、安納がやり返して打ち合いに。安納が崩れ落ちるが、立ち上がって連打。しかし岩田がミドルで打ち倒す。愛海が安納へミサイルキック、腕十字。安納がエスケープすると、愛海をかわしてビッグブーツ。愛海がバッククラッカーも2カウント。愛海がコーナーに上がるとなつぽいが止めて安納がデッドリードライブ、ドロップキック。なつぽいが愛海にネックブリーカー、愛海をかいくぐってヒザへのドロップキック。ドロップキックをもう一発。しかし岩田がカットに入る。なつぽいは2人まとめてドロップキック。安納を呼び込み愛海にクローズライン。しかし愛海がかいくぐり、まとめてドロップキック。愛海はなつぽいにジャンピングキック。岩田がなつぽいにミドルキック連打。なつぽいが返すと、岩田が髪をつかんで挑発。なつぽいもつかみ返してエルボーの打ち合いに。なつぽいがバックキックも岩田が突進を止めてボディースラム。両者の蹴りが交錯すると安納がタッチを求める。安納は岩田にエルボー連打、ビッグブーツでダウンさせる。岩田がロープに振ってドロップキック、ブレーンバスター、ミドルキック連打。なつぽいがダッシュをカットし安納がビッグブーツ、フィッシャーマン狙い。安納となつぽいでキックの挟み撃ち、安納がフィッシャーマンを決める。安納は岩田を引き起こし、バックを取る。愛海がミサイルキックでカット、安納が岩田に延髄斬り、愛海がジャンピングニー、岩田を呼び込むが、なつぽいがまとめてボディーアタック。安納が岩田、なつぽいが愛海のバックを取る。岩田と愛海がドロップキックも安納となつぽいがジャーマン。両チームがダウン状態に。リング上は安納と岩田。15分経過。岩田がエルボー、安納もやり返す。安納が連打し、マウントでも連打する。岩田が下から蹴り上げ安納に飛びつき腕十字の構え。安納がブロックも、愛海がダイビングボディープレスを見舞い腕十字が決まる。安納のフェースロックをなつぽいが蹴りまくって懸命のカット。岩田はなつぽいを吹っ飛ばし、間何に振る。愛海がコードブレイカー、岩田が三角蹴り。安納が返すと岩田は雷音の構え。安納が切り返しジャーマン。安納がミサイルキック、なつぽいがフェアリアルギフト投下。安納がジャーマン。両者ダウン状態から、安納が立ち上がる。岩田を引き起こすとハイキックをかわし張り手の連打。岩田も張り手からニーもかわされる。安納がポテリングも2カウント。岩田がエルボー、安納もやり返すと岩田がハイキックからカバー。しかし安納が返してみせる。安納は雷音を切り返し丸め込む。安納がニーを放ちカバーしたところでタイムアップとなった。
安納「岩田、なつみ、みなさん、ごめん。もう一回わがまま言っていい? 次は勝つ。岩田美香に勝つ! そのスターダムのワンダーのベルト、私が取り返す!」
岩田「やっと戻ってきたな。安納サオリはそうでないとなあ、いけねえんだよな。ただ、オマエのワガママのゴール? それは、私から勝つことじゃねえよ。この岩田美香から気持ちよく負けることだ。前回、私が言ったことおぼえてるか? 7月15日、仙女の後楽園で、この白いベルトを懸けて闘おう。おぼえてるよな。ただ、もっと刺激ほしくねえか? 仙女の最高峰のベルト(仙女ワールド王座)、これも懸けて、2冠戦で闘うぞ。なあ、安納サオリ」
なつぽい「いい、すごくいいと思う! いいねえ。だけど、7・15この結果がどうなろうと、私はこの(白い)ベルト、次は私の番だと思ってるから。今月末、札幌一日目(7・27)、ここで私がこのベルトに挑戦したいと思ってる。この気持ちはもう止められないし、もう誰にも邪魔させないからな!」
愛海が割って入る。
愛海「この気温、44度、44度、フォー、フォー! はじめまして。センダイガールズプロレスリングの愛海フォー!みなさん、この夏もっともっと熱くなりますよねえ。そうです、そうです、5★STAR GPに出場します! 今日、闘ってぽーいじゃなくてポーイだったけど、この夏ブロック同じですよね、闘いまっフォー!」
なつぽい「ぽーい!」

安納サオリ&なつぽいコメント

 

岩田美香&愛海コメント

 

◆6人タッグマッチ
舞華

17分52秒、

スタークラッシャー→片エビ固め

稲葉ともか
〇上谷沙弥 壮麗亜美
飯田沙耶 レディ・C●

 一人クイーンズクエストの上谷沙弥だが。舞華と飯田沙耶と組むことで黄金世代のトリオが結成される。対するはゴッズアイの壮麗亜美&稲葉ともかにレディ・Cが加わるトリオ。このトリオが一人QQの上谷になにをもたらすか。代々木以来初めての対戦となる上谷とレディの遭遇も注目される。また、この試合はJTOのリングでおこなわれる舞華vsともかの前哨戦にもなる。ホームリングでの一戦を前に、ともかがどんな手を使って舞華を攻めてくるかが注目される。
 舞華、ともかの先発でゴング。探り合いから舞華アGグラウンドに持っていく。舞華がフロントネックロックからヘッドロック。ともかが切り返すと両者立ち上がり視殺戦。ともかがヘッドロック。舞華がフェイントをかけてショルダータックル。上谷がともかにニータック、ドロップキック。ともかが二段蹴りを放ちレディにタッチ。レディは上谷にジャイアントスイング10回転。上谷が返すがレディがカバーの連続。レディはタッチをさせずに滞空時間の長いボディースラム。壮麗が上谷をコーナーに設置し串刺しボディーアタック、逆片エビ固め。上谷がエスケープすると、壮麗のラリアットをかいくぐりニールキック。飯田が壮麗にドロップキック、バックエルボー。壮麗が返すと、飯田のブレーンバスター狙いをレディが阻止。しかし飯田がまとめてチョップの連打。こらえた壮麗とレディが合体も、舞華がまとめてラリアット、飯田がまとめて飯田ロケット。返した壮麗に飯田はブレーンバスターの構え。壮麗がこらえると飯田はコーナーに押し込み逆水平の連打を浴びせる。壮麗が飯田の突進をキャッチしアルゼンチンバックブリーカー。コーナーに宙吊りにすると串刺しボディーアタック、ラリアット。ともかが控えの舞華を蹴落とし、飯田に二段蹴り、ワキ固め、正拳突き。飯田がチョップをカットしラリアット。舞華があずさに串刺しラリアット、ショルダータックル、ブレーンバスター。ともかがミドルキック連打。舞華がキャッチするも、ともかがミドルからフェースロック。エルボーの応酬から舞華がラリアット、ともかがニー。舞華がラリアット、ともかが逆さ押さえ込みから腕十字。10分経過。ともかは舞華に前後からのミドルキック。舞華が返すと、ともかは一撃必殺とも陰り狙い。舞華が読んでいてパワースラム、ともかの蹴りをラリアットで迎撃、ともかがハイキックで両者ダウン。上谷とレディがリングイン。かわし合いから上谷が笑みを浮かべてエルボー、レディがショルダータックル、コブラツイスト、河津落とし。上谷がカウンターでドロップキック。上谷の突進を壮麗が妨害しレディがニードロップ。しかし飯田がカットする。舞華が壮麗にラリアット、飯田がともかにラリアット、上谷が場外へスワンダイブ式プランチャ。レディが戻され上谷がミサイルキック。レディが返すと、上谷は「決めるぞ!」と叫んでスタークラッシャーを狙う。レディが切り返しエルボー連打、ネックブリーカー。15分経過。返した上谷にレディはチョークスラムを狙う。上谷が切り返し至近距離からドロップキック。壮麗が入りレディと合体ブレーンバスター。レディが上谷を引き起こし、チョークラム。コーナーに振られた上谷がレディのビッグブーツを食らう。コーナーに乗せると、フィニッシュを宣言し、チョークスラム狙い。上谷が切り返すがレディが丸め込む。返した上谷が二段蹴り。レディが立ち上がるが上谷がスピンキック、旋風脚。しかし2カウントどまり。舞華と飯田がラリアットで壮麗とともかを分断。黄金世代がトリプルドロップキック、上谷がスタークラッシャー。3カウントが入り、上谷がレディをフォールした。
上谷「レディ、QQの言葉、誰を信じるかは自分で決めろって言葉があるでしょ。これからは、レディの信じた道、突き進んでいってね。いままで、ありがとう」
レディ「上谷さん、こちらこそ大好きなQQ、そして、大好きなリーダーになってくれて本当にありがとうございました。ホントはもっと一緒にたくさん試合したかったし、もっともっととなりで闘っていきたかった。けど、今日でQQへの未練は絶ちます。私はショートカットでデビューして、この伸びた分の髪の毛は全部QQとの思い出です。(レディがハサミで髪を切る)これが私の決意です。ありがとうございました!」
上谷がレディの手を上げて握手。
ともか「レディ・Cのその覚悟、すげえなあ、おい! 私もJTOとスターダムを背負う覚悟を持って舞華、オマエに挑む。オマエから3カウント取って、舞華のすべてを奪ってやるよ!」
舞華「ともか、オマエのその覚悟、どんくらいか知らんけど、このベルトそしてこのスターダム、メチャクチャ重たいよ。7月15日、オマエのその覚悟どんなもんか楽しみにしてるよ」
飯田「ハイハイハイ、みなさん言いたいこと終わりましたか。思い残すことはない? 本日、この黄金世代がメイン勝利しましたよ。ここは飯田が締めたいとこなんですが、今日勝利したのは上谷だからさ、上谷に締めてもらおうよ」
上谷「みんなありがとう。今日はこの黄金世代と闘えたということで最後の締め、Bow down to the黄金世代で終わりたいと思います。いまを信じて明日に輝け、誰を信じるかは自分で決めろ、Bow down to the黄金世代!」

舞華&上谷沙弥&飯田沙耶コメント

上谷「今日はあの代々木大会から2週間たって初めて元QQの相手、レディ・Cとあたったんだけど、この前はごめんしか言えなかった。でも今日、リング上で闘いの上で、そして最後に言葉でも伝えたいことを伝えることができて、これでお互い前に進めるなと感じました。レディもリング上で意思を見せてくれたので悔いはない。これからそれぞれの道で頑張っていきます」
舞華「まだ一人で?」
上谷「まだ、まだ一人で頑張りますよ!」
舞華「いやあ私はねえ、いろんなところで言ったけど全然別にオマエの居場所はどこにでもあるし、E neXus Vはそれも大歓迎ですよ」
飯田「STARSももちろんウエルカムですよ」
上谷「私はQQなので」
舞華「今日はたまたまこのメンバーだけど、まあ、黄金世代は切っても切れないし、ユニットを越えた絆があると信じたい。これだけ闘って今日も意外と息バッチリだったねえ」
飯田「バッチリ、バッチリ」
上谷「最後みんなでね、みんなQQの一員かな。ドロップキックでみんなで」
舞華「いや、それはちょっと違うかなあ」
飯田「それはまた別としてね」
舞華「まあ、オマエが居場所がなかったらいつでも。ユニットに入るとかじゃなく、今後もタッグ組んでいこうよ」
飯田「ありですね」
舞華「あり寄りのありだな」
飯田「あり寄りのあり」
舞華「まあ、QQには入らんけどねえ」
舞華が退席。
飯田「まあ、ハイ、私はSTARS飯田沙耶でやっていくので、待ってるよ」
飯田が退席。
上谷「……」
上谷もQQフラッグを持ち退席。

稲葉ともか&壮麗亜美&レディ・Cコメント

 

レディ「クイーンズクエストを追放されて、初めて上谷沙弥と対戦して、ホントにホントにQQにいたい気持ちで思ったけど、これでやっと未練を絶つことができました。この髪の毛は私がデビューしたときはショートで、デビュー戦がQQの先輩がセコンドについてくれてその思い出が詰まった髪の毛なので、これでスッキリ切ってQQとお別れを告げたいと思います。ありがとうございました」
ともか「レディ・Cの覚悟、髪の毛って女の命と言われるくらい大切だからすげえ覚悟だなって思いました。私もそれ以上の覚悟を持って舞華に挑みます。正直このタイトルマッチ、頑張れというコメントもあれば、反対な
意見のコメントも多かった。でも、私はそんなアンチコメントになんか負けないし、舞華のすべてを奪う。もちろん、赤いベルトを巻いてスターダムを背負っていきます。7月15日JTO、ここ後楽園ホール大会、最後にリングに立っているのはこの私、いま一番きてる女、稲葉ともかだ。一撃必殺とも陰り、押忍!」

 

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