2024/07/13 試合結果

2024年7月12日『STARDOM in OSAKA 2024 Jul.』

『STARDOM in OSAKA 2024 Jul.
7月12日(金)エディオンアリーナ大阪 第2競技場(観衆335人)

 

 

◆シングルマッチ
〇羽南

5分28秒

ダンデライオン

●梨杏

 

 当初は八神蘭奈vs梨杏のシングルマッチが発表されていたが、壮麗亜美の欠場からカードが変更、羽南と梨杏のシングルマッチとなった。梨杏には元フューチャー・オブ・スターダム王者、現NEW BLOODタッグ王者に胸を借りる試合となる。
 梨杏が「お願いします!」と手を差し出すと羽南も「お願いします」と応じて第1試合がスタート。ロックアップからすぐに羽南が腕を取りにいくと、梨杏が回転して取り返す。腕の取り合いから羽南がヘッドロック。梨杏がロープに振ろうとするが、羽南がグラウンドへ持っていく。梨杏が丸め込みからドロップキックを連打、羽南が受けて立つ。羽南がカウンターのドロップキックを見舞い、ボディースラムで叩きつけると逆エビ固め。梨杏がエスケープすると、羽南はロープに乗せて後方からニーアタック。梨杏が返すと、羽南がコーナーに振って突進、梨杏がカットしコルバタからドロップキック。ボディースラムを狙うが反対に叩きつけられる。しかし梨杏は羽南に丸め込みからクロスボディー、ボディースラムで叩きつける。梨杏は「投げるぞ!」と予告も羽南が切り返して払い腰。梨杏がフィッシャーマンで叩きつけるが2カウント。梨杏の突進を羽南が止めてアームブリーカー。梨杏がサブミッション狙いを丸め込む。返された梨杏だがさらに丸め込みの連続、エルボー連打。羽南がカウンターでフェイマサ―、ダンデライオン。梨杏がギブアップし羽南の勝利となった。

 

羽南&梨杏コメント

 

 

◆シングルマッチ
〇鹿島沙希

7分20秒

ダブルアーム式フェースバスター→体固め

●さくらあや

 

 羽南vs鹿島沙希vsさくらあやの3WAYマッチが予定されていたが。壮麗亜美の欠場からカードが変更され、鹿島vsさくらの一騎打ちに。先日シングル初勝利を挙げたさくらが曲者相手に金星を狙う。
 ゴングが鳴らされると鹿島が握手を求める。さくらが恐る恐る応じると鹿島は「蹴り合いをしよう」。さくらが「ハイ」と答え、鹿島が「こいよ」と挑発、さくらがローの連打でコーナーに追い込む。鹿島は背を見せコーナーから離れない。鹿島がコーナーに振るが走れず、さくらがドロップキック、エルボー連打。鹿島は突進をかわし場外に送り出す。さくらが上がろうとすると鹿島が蹴落とす。さくらがロープを引いて鹿島を場外に落とす。鹿島はリングサイドで間合いを取る。戻ってきた鹿島がさくらにカウンターのキック、コーナーに追い込み顔面を踏みつける。コーナーに振られたさくらが切り返し、串刺し後ろ回し蹴り。鹿島が返すと、さくらのボディースラムを切り返し反対に叩きつける。さくらがミドルキック連打、鹿島が受けて立つがダウンさせられる。鹿島が返すと、さくらはダブルリストアームサルト。さくらはフィニッシュを予告してコーナーに上がる。鹿島が起き上がりデッドリードライブ。コーナーに上がるとこんどはさくらがデッドリードライブ、コーナーに上がると鹿島が再びデッドリードライブ。さくらももう一度デッドリードライブ。後ろから鹿島が丸め込む。返したさくらがミドルキックからコーナーに上がりダイビングニーアタック。鹿島がかわしてハイキック。さくらが返すと、鹿島はダブルアームの構え。さくらが丸め込みの連続で鹿島を追い込む。さくらの突進に鹿島が顔面蹴り。さくらが返すと鹿島はフィニッシュを宣言し、ダブルアーム式フェースバスター。3カウントが入り鹿島がさくらを破った。

 

鹿島沙希コメント

 

さくらあやコメント

 

 

◆タッグマッチ
〇飯田沙耶

9分26秒

ラリアット→片エビ固め

水森由菜
向後桃 ●玖麗さやか

 

 STARSの飯田沙耶&向後桃組とコズミックエンジェルズ入りの水森由菜&玖麗さやかがタッグマッチで対戦。両ユニットの代表チームで、白星を取りにいく。
 向後と玖麗が先発に名乗りを挙げて試合開始。バックの取り合いから向後がアームホイップ。玖麗がやり返すと向後がドロップキック。向後の突進を水森が妨害してボディースラム、コズエンが合体を試みるが飯田がドロップキックで分断し、向後と合体、玖麗にドロップキックの挟み撃ち。飯田が玖麗の背中にダブルチョップ。向後が入ると玖麗がエルボー連打。向後が一発で玖麗を倒す。向後の突進に玖麗はドロップキック。水森が向後にショルダータックル、控えの飯田も落として向後にフライングショルダータックル、ギロチンドロップ。水森の突進に向後がドロップキック、619。飯田が水森にドロップキック、逆水平連打。しのいだ水森が飯田とショルダーをぶつけ合う。水森がラリアットも飯田がかわしコーナーに叩きつけると飯田ロケット。水森がコーナーからのダイビングショルダータックルでお返し。両者ダウン状態から玖麗が入り、飯田にドロップキック連打、ボディースラム。STARSが合体を試みるが、コズエンがかわしてドロップキック、逆エビ固めの競演。玖麗がコーナーから飯田へミサイルキック。不知火狙いは飯田が切り返し、向後がクロスボディー、飯田がラリアット。しかし、玖麗が返してみせる。飯田がブレーンバスターを狙うが、水森がカットし玖麗がジャックナイフ。玖麗がエルボー連打、飯田がチョップで倒しラリアット。玖麗がかわしてスピアを放つ。飯田が返すと、狙いしましてラリアット、3カウントが入り、飯田が玖麗をフォールした。

 

飯田沙耶&向後桃コメント

 

水森由菜&玖麗さやかコメント

 

 

8人タッグマッチ
〇朱里

9分18秒

流炎→片エビ固め

刀羅ナツコ
小波 渡辺桃
八神蘭奈 琉悪夏
レディ・C ●フキゲンです★

 

 ゴッズアイの朱里&小波&八神蘭奈組に、元クイーンズクエストのレディ・Cが合流し、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏&フキゲンです★組と8人タッグマッチで全面対決。当初は壮麗亜美の出場が決まっていたが負傷により今大会から3試合を欠場することになった。よって壮麗のところには八神が入ることに。八神はwaveのリーグ戦Catch the WAVEでのヤングブロックでブロック1位となり、フューチャー・オブ・スターダム王座への挑戦も決めた。八神としてはこの試合に勝ってwaveのヤングブロックも制覇、札幌でおこなわれる吏南とのタイトルマッチに向けて弾みをつけたい。また、ゴッズアイと、QQから引き離されたレディにとって大江戸隊は共通の敵。朱里が元QQに呼びかけているとあってこの合体は納得のいく組み合わせでもある。また、ゴッデス・オブ・スターダム王者の朱里&小波組には桃の存在からタイトルマッチの前哨戦。7・23後楽園での初防衛戦では桃&テクラ組を迎え撃つが、テクラが不祥事により欠場中。とはいえ、かえって不気味であるのもまた事実だ。
桃が先発に名乗りを挙げゴッズアイからは小波が出てくる。ロックアップから桃が腕を取りにいくと小波が切り返し両腕をクロス。桃がミドルにいくが小波が阻止してダッシュ。琉悪夏がリング下から足を引いて場外戦になる。桃が小波をリングに戻し「それでもチャンピオンか!?」と挑発。フキゲンと琉悪夏がダブルのビッグブーツ、次々とセントーン。小波が返すと、琉悪夏の突進をかわしサッカーボールキック、ドロップキック。レディが琉悪夏にショルダータックル。レディはカットに入ったナツコにもまとめてコブラツイスト。レディが琉悪夏をかわすと八神の援護からレディがネックブリーカー。チョークスラム狙いを琉悪夏がこらえてラリアット、クロスボディー、ナツコにビッグブーツ。朱里がナツコにサッカーボールキック、ミドルキック連打。桃が妨害して乱入、ナツコがキャノンボール。朱里が返すと、コーナー上のナツコをレディが止めて朱里がデッドリードライブ、八神がドロップキック、朱里がフロントネックチャンスリー、腕十字。ナツコがリフトアップに朱里にラリアット。フキゲンが朱里に串刺し攻撃を狙うが向かっていくたびに足を出される。朱里はドロップキックもフキゲンが突進をかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃、フキゲンがダイビングセントーン。朱里が返すと、フキゲンがブレーンバスターを予告。朱里が読んでいて丸め込むとゴッズアイ、レディが次々と攻撃。朱里がフキゲンに腕固めもカットされる。桃とフキゲンが合体するが朱里が分断し小波とダブルでコードブレイカー、ニーアタック。流炎で落とすと3カウントが入った。

 

朱里&小波&八神蘭奈&レディ・Cコメント

 

大江戸隊コメント

 

 

3WAYトリオバトル
白川未奈

13分52秒

タイガー・スープレックス・ホールド

〇中野たむ
ジーナ 安納サオリ
月山和香● なつぽい

※もう一組は岩谷麻優&葉月&コグマ

 

 STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ組とE neXus Vの白川未奈&ジーナ&月山和香組、コズミックエンジェルズの中野たむ&安納サオリ&なつぽい組がいっせいに闘う6人タッグマッチでの3WAY戦。全軍の入り乱れてのバトルが予想されるが、ベストメンバーで臨むコズエンでは安納に注目が集まりそう。白いベルトの他団体流出を許してしまった安納。3日後の仙女7・15後楽園では敵地に出向き白奪回を期すと同時に、岩田美香が同時に保持する仙女ワールド王座にも挑戦する。2冠を懸けてのタイトルマッチを控えており、白いベルトにはなつぽいがその勝者に挑戦する。それだけに、コズエンとしては快勝したうえで大一番に臨みたいところだろう。
 白川、安納が先発に名乗りを挙げ、STARSからは相談の末に葉月が出てくる。手四つの力比べから白川が腰をくねくねさせると安納と葉月が攻撃。白川がかわし安納のヒザにドロップキック。カバーすると葉月のセントーンをかわす。コーナーへの振り合いから白川が2人の手を取りポーズをとる。控えの選手たちが後方から頭を叩く。コズエンが白川の後方からドロップキックで競演、STARSが安納を孤立させてトリオで攻撃、ドロップキックの挟み撃ち。葉月が安納に顔面ウォッシュ。岩谷が安納にフットスタンプ、ジーナが岩谷にショルダータックル。白川が葉月とコグマにネックブリーカー。ジーナが月山を抱えて岩谷の上に落とす。白川もプレスさせるが岩谷が返す。月山が岩谷にヒップバット連打。岩谷が月山のヒップにカウンターのキック、月山をコーナーに追い込みSTARSとコズエンが次々と串刺し攻撃、岩谷がサッカーボールキック。月山が岩谷にエルボーもバックキックを食らう。月山はフェースバスターを決めてジーナに託す。ジーナが岩谷にラリアット。なつぽいが入りジーナと合体もチョップが誤爆。ジーナが岩谷となつぽいにチョップの連打。岩谷となつぽいが合体を試みるがジーナがまとめてバックブリーカーとカンパーナのサブミッションを決める。ジーナは岩谷にブレーンバスター。なつぽいをキャッチし岩谷に叩きつけまとめてカバー。コグマが入りなつぽいと合体、ジーナのラリアットをかわしドロップキックの挟み撃ち。さらにコグマとなつぽいが合体もクロスボディーが同士討ちとなる。白川がコグマをかわして延髄斬り、なつぽいにはエルボーを放ち、踏み台にしてコグマにボディープレス。なつぽいが白川とコグマにまとめてネックブリーカー。中野と白川が蹴りをキャッチ、コグマがまとめてクロスボディー。コグマの突進に白川と中野がトラースキックの競演。バックの取り合いから中野がスピンキック、白川がバックエルボー。白川が中野をカバーも、コグマがまとめてダイビングボディープレス。
混戦から全員がダウン状態。場外ダウンの月山以外が立ち上がりエルボー。再び全員ダウン。10分経過。月山がタッチを受けてリングイン。コグマ、中野にヒップアタック連打、まとめて串刺しヒップアタック。中野が返すと月山は極楽ドン狙い。中野がこらえると月山はヒップアタック。中野が2発目をかわしてバックドロップ、コズエンがカカト落としも月山がかわし中野を丸め込む。中野が返すと白川とジーナが合体プレス、ニーをぶち込む。月山が中野に極楽ドン。STARSがEXVへドロップキック、岩谷のトペと葉月&コグマのプランチャで場外弾。なつぽいもプランチャで続く。月山が戻され中野がバイオレットシューティング。月山が返すと、中野はタイガーの構え。月山が切り返しオースイもカットされる。コズエンがカカト落としで合体し中野がタイガー。3カウントが入り中野が月山を破った。
中野「宇宙のみなさん、そして大阪のみなさん、こんにちは! ありがとう。安納サオリ、なつぽい、中野たむ。この3人組、なんかすごくいい感じじゃないですか? 思いついちゃったんだけど、同じこと考えてるよね? あれだよね」
なつぽい「あれね」
中野「あれだよね。あれ。みなさん、これからもコズミックエンジェルズが、幸せにしてあげるから、これからも私たちを信じてついてきてください。私たちも、アナタたちも、デリシャース、う~~んま!」

 

中野たむ&安納サオリ&なつぽいコメント

 

 

◆シングルマッチ
〇スターライト・キッド

16分16秒

黒虎脚殺

●天咲光由

 

 スターライト・キッドと天咲光由が一騎打ち。クイーンズクエストを追放されたAZM、天咲に声をかけたのが新ユニット結成を発表したスターライト・キッドだった。キッドは鈴季すず(欠場中)&星来芽依との新ユニットをスタートさせており、AZM&天咲ともお試し的にチームを組んだ。そして今回、天咲の気持ちを確かめるためにあえてシングルで対戦する。この試合後、天咲がどんな決断を下すのか、注目される。
 握手は交わさず、探り合いから手四つの構え。キッドが腕を取り捻り上げると、天咲が取り返して腕の取り合い。キッドがスリーパーを仕掛けエスケープさせず。天咲が切り返し腕を取るがキッドがすぐに取り返し足を取る。天咲が抜け出し睨み合い。天咲がヘッドロック、キッドがロープに振るとドロップキックをかわしニークラッシャー。キッドは右ヒザを踏みつけ、ニーを落とすと、掛け声なしでその場跳びムーンサルトプレス。さらに脚をロックし締め上げる。天咲がエスケープすると、キッドは右ヒザを蹴り飛ばしてフットスタンプ。キッドは「やり返してこいよ」と挑発し、エルボー連打を受けて立つ。キッドはヒザへのドロップキック、天咲がキッドをかいくぐりDDT、コーナーに追い込み串刺しエルボーアタック、ドロップキック。キッドが返すと、天咲はすぐにサブミッション。キッドがエスケープすると天咲はストンピング連打、キッドが先を読んでクロスボディー。天咲がエルボー、キッドもやり返す。腕を取り合いエルボーの応酬。天咲が手数で上回るが、キッドも連打でやり返す。グラウンドでもキッドがエルボー連打。天咲がキッドをかいくぐりDDT、コーナーに上がるとキッドがドロップキックで場外に落とす。ケブラーダ狙いを天咲が足を引いて阻止。場外戦となり、天咲が飛びつきDDT狙い。キッドがかわしヒザにドロップキック。キッドは「やれんのか」と引き起こす。天咲はエプロンを蹴ってスイングDDT、キッドをリングに戻すと、コーナーからフェースクラッシャー。キッドが返すと、天咲は「決めるぞ!」と叫んで天聖を狙う。キッドが切り返しフィッシャーマンを連発。天咲が返すと、キッドはコーナーに上がる。天咲が追いつくがキッドが落とす。天咲が駆け上がりキッドを叩きつける。
10分経過。天咲の突進にキッドがドロップキック。天咲がすぐに立ち上がり後方からドロップキック、スイングDDT、変型DDT。しかし、キッドが返してみせる。天咲はキッドを引き起こし、天聖。キッドが寸前でかわして後方に叩きつける。グラウンドでドラゴンスクリュー、ストレッチマフラー、黒虎脚殺でギブアップを迫る。中央に引き戻し締めるが、天咲がエスケープ成功。キッドは天咲を振るが、天咲が倒れる。ヒザを押さえる天咲にキッドは「やれんだろ」と挑発し、エルボーを顔面に打たせる。天咲が立ち上がり連打、キッドがエルボー連打のお返し。天咲がかいくぐりドロップキック、キッドも後方からドロップキック。キッドはコーナーに上がり、旋回式ダイビングボディープレス。天咲が返すと、キッドはストレッチマフラー、天咲が切り返し丸め込む。15分経過。天咲の突進をキッドがキャッチ、天咲が丸め込むが2カウント。キッドが黒虎天罰を滞空時間を取って決めるとストレッチマフラー、黒虎脚殺。天咲がギブアップしキッドの勝利となった。
キッド「天咲光由、新ユニットは同世代だらけだけど、仲良しこよしってわけでもなく、ライバルもいるし、個々となれば思いっきり闘う。まだ光由は加入してはないけど、今日私はそう思って、厳しく光由と闘ったんだよ。シングルして、どう感じた? 気持ち、伝わった?」
天咲「厳しさ、すごく伝わった。それと同時に、いまのままじゃダメだって思い知らされた。いままでの天咲光由とは違う、新しい天咲光由、見つけたいし、新しくなりたい、強くなりたい。新しい場所で、てっぺんに咲きたい! これから、お願いします」
キッド「いいじゃん、光由。自分の意志で伝えてくれてありがとう。一緒に強くなろう!これからよろしく。光由」
キッドが手を差し出すと天咲が応じてハグをかわした。

 

スターライト・キッド&天咲光由コメント

 

 

◆タッグマッチ
舞華

12分39秒

流れ星を切り返し→エビ固め

AZM
〇上谷沙弥 ●星来芽依

 

 黄金世代の舞華と上谷沙弥がタッグを結成。前回の後楽園大会に引き続き、再び同じコーナーに立つ。相手はスターライト・キッドがスタートさせる新ユニットに入った星来芽依と、勧誘されているAZM。このふたりとなればハイスピードのスタイルで闘うのはもちろん、相手に現ハイスピード王者の上谷がいるだけにさらなる加速も期待される。上谷と星来には札幌でおこなわれるハイスピード王座戦の前哨戦だ。また、ひとりQQの上谷が現赤いベルトの王者と組むことでどんな化学反応が起こるのか。舞華は前回の後楽園では白川未奈とともに上谷のEXV入りも歓迎する意思を示している。この試合をおこなうことで上谷に心境の変化は訪れるのか、それともひとりQQをあらためて貫くか。
 上谷と星来がドロップキックをかわし合いロープワークの攻防。星来がクロスボディー、上谷がブリッジで返してドロップキック。AZMが入り星来と合体を試みるが、舞華が乱入しショルダータックル。星来に串刺し攻撃。舞華がキャッチし上谷がマットに叩きつける。舞華が星来にボディースラムを連発。星来が返すと、舞華が仁王立ちでエルボー連打を受けて立つ。舞華は一発で倒し、串刺しラリアット、ショルダータックル。ブレーンバスターは星来が拒否して、丸め込みからクロスボディー。AZMが飛ぶと舞華がキャッチ、エプロンに送り出す。AZMはすぐに戻ってドロップキック。舞華が返すと、AZMがワキ固め。舞華がリフトアップしコーナーに追い込むとパワースラム、ブレーンバスター。上谷がAZMの前に仁王立ち。AZMのエルボー連打を受けて立つ。AZMは「上谷。オマエも来いよ!」と叫びながら連打。AZMの突進に上谷がエルボー、上谷が突進するとAZMが止めてブレーンバスター、上谷が回し蹴り、AZMがロープに振ると星来が入ってドロップキック連打で競演。星来が上谷にラリアット、ネックブリーカー。上谷が返すと、星来は変型キャメルクラッチ。星来の突進を舞華がカットし上谷がスープレックス。星来が返すと、上谷がエルボー、星来がドロップキック。上谷と舞華が合体も星来とAZMがかわしてスワンダイブのミサイルキック。AZMが舞華へのダイビングフットスタンプ、星来が上谷へのプランチャで場外に飛ぶ。星来が上谷をリングに戻しマットに叩きつけるが2カウント。AZMが入り、星来とともに上谷をコーナーに乗せ、ダブルの雪崩式狙い。舞華が止めるとまとめてパワーボム、上谷が星来にミサイルキック。星来が返すと、上谷はフィニッシュを宣言してスタークラッシャー狙い。星来が丸め込み。上谷が二段蹴り、旋風脚。星来が丸め込み。AZMが飛びつき星来が流れ星。上谷が切り返し3カウントが入った。
上谷「星来芽依、ハイスピードスター、芽依とのタイトルマッチならハイスピードの限界を超えた試合ができると思うし、たとえぶっころがされても、今日みたいにぶっころがしてやるよ!」
星来「今日はぶっころされた。でも札幌は、そうはいかないよ。一度やられたことは二度とさせないし、芽依天才だから。たとえぶっころがえされたとしても 芽依がとにかくぶっころがす」
AZM「まあまあ、ぶっころがすとか置いといて、上谷、ここはちゃんと話そう。あれからQQ追放?なんていうの? 強制脱退されて、あれからお互いすごく悩んでメチャクチャ考えていろいろ大変だったけど、いまこうやって上谷には仲間がいて、私も助けてくれる仲間がいて、お互い、いい方に進んでいると思う。私は今日で決めた。もう迷わない。だからこれからお互い違う道かもしれないけど、QQをこれからもよろしく」
上谷「AZMさん、ありがとうございます。そして、舞華。赤いベルト戦、まずは7月15日、稲葉ともか、しっかり防衛して、大江戸隊の刀羅ナツコ、私もしっかり後押しするから防衛してね」
舞華「上谷、もちろん7月15日はしっかりと赤いベルト防衛して、札幌の刀羅ナツコ。大江戸隊はね、武器だの介入だの、いろいろあると思うから、これから、いや今日この日から、べつにQQで一人QQでいいよ。でも、私のセコンドについてほしい。どうかな?」
上谷「もちろんだよ。私がしっかり支えるから」
舞華「大阪のみんな、今日は楽しかったですか? いろいろあった上谷ですけど、もう100%元気やる気十分元気ということで、締めてもらいたいと思います。ちょっと考えたんだよね。限界を超えて世界へ」
上谷「Bow down to the queens!そして」
舞華「みんなさらばだ!」

 

上谷沙弥&舞華コメント

 

AZM&星来芽依コメント

 

星来「やらかしました。やらかしました。噂のマイクですよ。すいません。一度やられたらもう2度はないという天才なので。しかも、すすきの、違う、札幌は私が女子プロレスラーとして生まれた地でもあるので」
AZM「そうなの? すごいじゃん。思い出の土地」
星来「なので、ベルトを取りたいと思います」
AZM「マイクで言った通り、上谷には仲間ができたと思う。そして私もこうして信頼できる仲間ができたと、もう迷わないと言ったということは、私も正式に勧誘されているので、入りたいと思います!」
キッドと天咲が入ってくる。
キッド「え、初耳!」
AZM「聞いてなかったの、マイク?」
キッド「ごめん。光由の足がヤバくて」
AZM「さっき言った通り、私はもう迷わないということで、私は、上谷にQQを任せて私は新ユニットに入りたいと思います!」
キッド「光由も(入ると)聞いてた?」
AZM「聞いてたよ」
天咲「私も、入らせていただくことになりました」
AZM「今日はいろいろ揃ったっていう」
キッド「ヤバいね。ヤバいね。よかった」
AZM「あり寄りのありということで」
キッド「あり寄りのありの正式の答えが出たということで、あとはすずの復帰を待ってます」
AZM「ユニット名も決めないと」
キッド「どうする? すずも入れて、すずもいてちゃんと決めたいから、作戦会議。まず明日この4人でタッグがあるんだけれども、ちゃんと加入してくれたんで、正式メンバーとして始動していきまっせ。明日は大和アリーナ、初めての会場らしい、私たちがやるのはね」
AZM「名もなきユニット」
キッド「なにも決まってないけど、私はいろいろ伝えないといけないと思うし、やったるぜい!」
全員「オー!」

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