2024/08/07 NEWS

【5★STAR GP】AZM選手直撃インタビュー!「決勝でキッドとメインを飾る!」【シン・ナツオンナ決定戦】

今年も『5★STAR GP 2024』の夏がやってくる!
ということで、直前インタビューシリーズにAZM選手が登場!
初出場の思い出から、新ユニット結成まで、この夏への意気込みを激語りしています!
AZM選手と一緒に『5★STAR GP 2024』の夏を満喫しましょう!

■『5★STAR GP』初出場の思い出は…

 

――今年も『5★STAR GP』の季節がやってきました!

 

AZM 夏が来ましたね、私は6年連続出場ということで。いまでも初出場したとき(2019年)のことをメチャクチャ覚えてるんですよね。私はデビューしてからなかなか出場できなくて、いま振り返ると「子どもだったからなのかな」とか思ったりするんですけど。

 

――初出場のときでさえ、まだ16歳でしたね。

 

AZM そのときは出場予定だった外国人選手が諸事情で来れなくなって、「代打の決定戦でもするのかな?」とか思ってたら、自分が出ることになったのですごくうれしかったです。

 

――そのときに印象に残ってる試合は?

 

AZM 公式リーグ戦の中盤ぐらいに木村花(その年の優勝者)に勝ったんですけど、そこで私への見方を変えてくださるお客さまが増えたので、それが一番印象に残ってますね。

 

――今回、AZM選手は「RED STARS-B」に出場しますが、同ブロックの岩谷麻優、中野たむ、渡辺桃、星来芽依、飯田沙耶、稲葉ともかの各選手の中で、とくに気になるのは?

 

AZM 最初に目に入ったのは岩谷麻優選手。去年の10月の後楽園ホールで私のデビュー10周年記念試合の相手をしてくださったんですけど、そこであずみ寿司でフォールを取られるという屈辱的な負けかたをしまして(苦笑)。ここはやり返したいなと思ってます。

 

――“アイコン”岩谷選手は高き壁というか。

 

AZM そうですね、私はいまだに岩谷麻優を超えた人はいないと思っているので。私も生え抜きとして、やっぱり“アイコン”という存在を乗り越えたいですね。このブロックだと唯一、麻優さんだけがキャリアで先輩なんですよ。そういうのも踏まえて楽しみです。

 

――実績のある相手だと、たむ選手はいかがですか?

 

AZM たむちゃんはけっこう『5★STAR GP』で同じブロックになることが多いんですけど、勝ったり負けたりで五分五分だと思うんですよね。たむちゃんとの試合は向こうの世界に吸い込まれる感じで、いつも楽しくなっちゃうというか。あと、私の中では“白の王者”っていう印象が強くて、一番感情的な選手だと思ってます。

 

――ワンダー・オブ・スターダム王座は“感情のベルト”と言われることが多いですよね。

 

AZM 私はたまに「感情が見えづらい」って言われるんですけど、それを自分なりに改善しようと思うときに、たむちゃんの試合なんかを参考にするので、すごく気になる選手ですね。

 

――AZM選手は初戦となる8月10日の神奈川・横浜武道館では、因縁の渡辺桃選手が相手ということで観るほうも楽しみというか。

 

AZM やってるほうは楽しくないですよ!(苦笑)。渡辺桃はキッズファイターから一緒だったんですけど、裏切りやら何やら……。私がQueen’s Questを追放になったのを見てもわかるとおり、アイツはクソなんでね!

 

――積もり積もった鬱憤があると。

 

AZM 私はアイツとは楽しい試合したいと思わないし、いろんな意味で痛い思いをしてほしいですね……。ウザいっす。『5★STAR GP』はリーグ戦なんで、後半になるとキツくなってくるんですけど、初戦のピンピンの状態で当たれるのはいいですけど……。いや、なんかいいです、ソイツの話はもう。

 

■稲葉ともか選手には「やれんのかい?」

 

――星来選手が同ブロックなのも興味深いです。この取材時点でまだ新ユニットの名前は決まっていないですが、同門対決となりますね。

 

AZM すごく楽しみです! 芽依ちゃんは彼女が前の団体所属だったときからバチバチやり合って、私がハイスピードのチャンピオンだったときに挑戦してきてくれて、その試合がけっこう好評だったり。で、私は去年の4月の横浜アリーナで芽依ちゃんがプロレス復帰したときに、その相手を務めたんですけど(AZM&駿河メイvsスターライト・キッド&星来)、私が負けるというね。なので、芽依ちゃんもやり返したい相手です。

 

――では同じ生え抜きの飯田選手は?

 

AZM 飯田はいい意味でスターダムっぽくて好きです。練習生の頃から見てるんですけど、最初はスターダムのイメージがわかなくて。なんか格闘派っぽいっていうか、それはそれでいい意味でスターダムっぽさがなかったんですよ。でも、気づけばキラキラ輝いていて、STARSっぽくていいんじゃないですかね。

 

――“ゴリマッチョ”になってから覚醒したというか。

 

AZM そうですね。私よりちょっと小さいくらいなのに、あれだけ筋肉を維持し続けるのは難しいことだと思うので。最近は飯田と絡んでないのでシングルやるのが楽しみです。

 

――稲葉ともか選手は『JUST TAP OUT』から『5★STAR GP』に乗り込むかたちになります。

 

AZM ともかちゃんはじつは同い年なんですよ、ある意味“02LINE”で。所属じゃないので関わる機会はないんですけど、同い年として気になってました。私、子どもの頃からプロレスをやってるからなのか、同い年にヘンな感情があるんですよ、「やれんのかい?」みたいな(笑)。べつにケンカするわけじゃないんですけど、中学生が他校の生徒とすれ違うだけで意識しちゃう感じで。ニュアンスとして伝わるかどうかわからないですけど(笑)。

 

――あの空手仕込みの打撃はいかがですか?

 

AZM 彼女が鈴季すずや舞華とやった試合を観たんですけど、「蹴り、ヤバッ!」って思いました。でも、私もシュートボクシングで蹴りを習ったので、そのあたりもバチバチできるのかなと思ってます。

 

■“朱里キラー”と呼ばれているので

 

――べつのブロックについても伺いたいんですが、「RED STARS-A」の印象は?

 

AZM ここはたいへんそうですね。なつぽいが現時点で白(ワンダー・オブ・スターダム)のベルトへの挑戦が決まってるじゃないですか(※7.27札幌で安納サオリに挑戦)。その結果次第なのもありますけど、勢いがあるイメージなのでこのブロックの中で上がってくる気がします。彼女は丸め込みも得意ですし、こういうリーグ戦になるとそういう技術が武器になるので。でも、赤(ワールド・オブ・スターダム)のチャンピオンの舞華もいるからな~(※7.28札幌で刀羅ナツコを相手に防衛戦)。ここは予想難しいですね。いっそ全員ドローになって誰も上がってほしくないです(笑)。

 

――では、「BLUE STARS-A」はいかがですか?

 

AZM 私、朱里と戦いたかったんですよ。じつは朱里とも毎年のように戦っていて戦績は五分五分で、一部から“朱里キラー”と呼ばれているので。ジーナに関しては私、チョップを二発食らっただけで血だらけになったんで、あの手は凶器として封印してほしい(苦笑)。コグマは独自の世界観というか、ぶっ飛んでて一番何してるかわからない怖さがありますね。

 

――AZM選手にとって同門であり、ライバルのスターライト・キッド選手もこのブロックです。

 

AZM 私はキッドとの試合でメインを飾りたい気持ちは変わらないので、ここは迷わずキッドに上がってきてほしいなと思います。私とキッドで最後を飾る、それがスターダムのためにもやらなきゃいけないことじゃないかと思いますし。

 

――やはり特別な存在なんですね。残りは「BLUE STARS-B」になります。

 

AZM ここはギャルが多いですね(笑)。(鈴季)すずは去年優勝した経験もありますし、満を持しての復帰でコンディション的にもいいんじゃないですかね。

 

――すず選手は7月23日の後楽園ホール大会で復帰しますね。

 

AZM 上谷(沙弥)は一人でQueen’s Questを背負ってくれて、他団体(『WAVE』)のリーグ戦でも優勝してるので勢いありますよね。羽南も『Cinderella tournament』に優勝してるし、ここのブロックもすごいですね! 八神(蘭奈)も上谷と同じ他団体のリーグ戦に出て揉まれて、すごくいい経験をしたと思います。

■合同興行では飯田沙耶&ジェフ・コブ組が観たい!

 

――『5★STAR GP』以外の話題も少し伺いたいのですが、やはり新ユニットへの思いが気になるところです。

 

AZM これまでQueen’s Questのときは、私はユニットのためにがんばってきたほうだと思ってるんですけど、新ユニットではユニットのことも考えつつ、一回自分のためにがんばりたいなって思いますね。それはハイスピードを落としてからシングルのベルトに届いていないので。ベルトを持ってないと自信がなくなっちゃうタイプなので、また腰に巻いて「私は天才なんだ!」と自分に言いたいです。

 

――個としてもがんばりたいと。

 

AZM あと、新ユニットのメンバーたちはみんなギャルの要素が強いので、私もそのあたりを強化していきたいなと(笑)。渋谷とか行って本物のギャルにメイクとか教えてほしいですね、つけま3枚つけたいです(笑)。

 

――そのほか、今年は11月17日(日)に2年ぶり2度目の『Historic X-over』が、大阪府立体育会館・エディオンアリーナで開催されます。

 

AZM 私、前回の『Historic X-over』に出たときは、ミックスドマッチとかじゃなくスターダムとしての6人タッグだったんですよ。私はやっぱり女子プロレスラーなので、女子同士で女子の試合を見せたいっていう気持ちが強いんですけど、お祭り的な大会なので、そのお祭り気分を味わいたいなっていうのもあって。逆にみなさんは、私が誰と組んでるのが観たいのかなって聞きたいですね。ちなみに私は飯田沙耶&ジェフ・コブ組とか観たいです(笑)。

 

――パワー系タッグですね(笑)。

 

AZM まあ、キャッチフレーズつながりで考えると、私は“高速爆弾娘”で、高橋ヒロム選手が“TIME BOMB”なので“爆弾タッグ” もおもしろいのかなって。そのほかにもぜひファンの声を聞いてみたいですね。

■毎年『5★STAR GP』で賞をもらっているのは私だけ!

 

――さて、『5★STAR GP』に優勝すると赤いベルトに挑戦するケースが多いですが、AZM選手がいま狙っているものは?

 

AZM 私はずっとSTRONG女子のベルトがほしいと言ってきてるんですけど、いまはAEWのメルセデス・モネが持っていて。やっぱ他団体なので優勝しないと安易に口に出せないのかなと思いますけど、モネとはシングルで再戦したいと言い続けてるので。

 

――AZM選手は2023年4月に新日本プロレスのリングにて、葉月選手を含めた3WAYでモネ選手に挑戦しましたが、そのときはモネ選手の前にフォール負けを喫してるので、そのリベンジをしたいと。

 

AZM あとはスターダムにあるベルトだと赤と白、それとIWGP女子のどれが一番自分に似合うかを考えたときに、そもそも私はこれまでその三つに執着したことがないんですよね。誰が持ってるかで、いつも狙うベルトを決めてるというか。でも、こうやってあらためて考えると、全部ほしいなとも思います(笑)。言いたくないですけど、安納サオリがシングルで2本のベルトを持ったのを見てカッコいいなと思いましたし、私も欲張りたいです。

 

――安納選手の姿を見て欲が出てきたと。

 

AZM 現状、赤が舞華、白が安納、IWGP女子を岩谷麻優が持っていて、この中で誰から獲りたいかって言ったら、やっぱり私は岩谷麻優。『5★STAR GP』で優勝したら文句なしで挑戦できると思うので。岩谷麻優に『5★STAR GP』でも勝って、そのまま優勝した勢いであのベルトも獲ってしまおうと思います! 私は海外で試合することが楽しいんですけど、IWGPとSTRONGはその近道になるかなと思うので。

 

――では、最後にあらためて『5★STAR GP』への意気込みをお願いします。

 

AZM 私は6年連続6度目の出場で、しかも過去5年はすべて賞をいただいてるんですよ(技能賞=2019、20、23年/殊勲賞=2021年/敢闘賞=2022)。これは私だけだと思うので、この6年目は新たに優勝トロフィーをもらって、私が“夏女”に輝くので楽しみにしていてください!

大会情報

『5★STAR GP 2024〜開幕戦〜』
2024年8月10日(土)
神奈川・横浜武道館
FC有料会員先行入場 2:30PM
開場 2:45PM
試合開始 4:00PM
https://wwr-stardom.com/schedule/20240810_yokohama/

対戦カードはこちら▼
https://wwr-stardom.com/news/240803-2/

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