『5★STAR GP 2024 in SHIBUYA』
8月11日(日)東京・渋谷区スポーツセンター (観衆417人(満員))
第0試合 タッグマッチ | ||
〇妃南 |
8分8秒、 ラブカ→片エビ固め |
月山和香 |
レディ・C | 梨杏● |
ゴッズアイに加入したレディ・C&妃南組が月山和香&梨杏組とタッグマッチで対戦。
レディと梨杏が先発に名乗り。レディが手を上げて梨杏を誘う。梨杏は脚を踏みつけ、ロープに振られると見せかけで背中も踏みつけていく。梨杏のクロスボディーをレディが受け止めてジャイアントスイング10回転。妃南が巴投げ、レディがニードロップの連係。梨杏のエルボー連打をレディが「もっとこい」と受けて立つ。レディはエルボーで梨杏をダウンさせる。月山が介入しヒザへのドロップキック、梨杏は月山にタッチ。月山がヒップアタックをレディに連打。月山はエプロンからヒップアタック。梨杏とヒップバットの競演を見せる。レディが月山の手を引いてショルダータックル。月山が妃南をかいくぐりドロップキック。月山と梨杏が連係で妃南を攻撃。妃南が返すと、梨杏にボディースラム。梨杏が突進を止めてコルバタからドロップキック。妃南が返すと、梨杏はフィッシャーマンを狙う。妃南がこらえると梨杏はエルボー連打。妃南は一発で梨杏を吹っ飛ばす。しかし梨杏が先を読んでクロスボディー。ボディースラムで叩きつけるが、妃南がクリアー。梨杏がエルボーレ打、レディが乱入し妃南と合体フェースクラッシャー。しかし月山がカットする。妃南はフィニッシュを宣言も。月山のアシストから梨杏が丸め込み。梨杏の突進に妃南が払い腰、滞空時間を取ってラブカを決めると3カウントが入った。
妃南&レディ・Cコメント
月山和香&梨杏コメント
RED STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
舞華〇 |
9分6秒、 みちのくドライバーⅡ→片エビ固め |
水森由菜● |
2勝=4点 | 1敗=0点 |
開幕戦のセミファイナルでなつぽいとの初シングルを制し白星発進の舞華。対する水森由菜は5★STAR GP初エントリーで、これが初戦となる。
ゴングと同時にショルダータックルをぶつけ合い、水森の蹴りから舞華がフェイントをかけて打ち倒す。舞華はストンピング連打から仁王立ちで水森のエルボー連打を受けて立つ。舞華がエルボーで水森を倒し、ニーを顔面に突き立てる。さらに舞華が水森のエルボー連打を受けて立つ。舞華がビッグブーツで水森を倒すと、ブレーンバスターを狙う。しかし水森の方がブレーンバスターで叩きつけ、ラリアットを連打しギロチンドロップ。水森はコーナーに上がるが、舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスターを狙う。すると水森が抵抗しトップロープに右腕を叩きつける。水森がエプロンから誘い、アームブリーカーの連発。水森がコーナーに上がると舞華がブレーンバスターを4連発。水森が返すと、舞華とラリアットをぶつけ合う。水森が打ち勝ちもう一発ラリアット。場外に転落させると、プランチャで飛ぶ。水森は舞華をリングに戻してヘッドロックからラリアット。抱え上げるとハリケーンドライバー。舞華が返すと、水森は肩車。舞華が切り返しローリングラリアット。立ち上がった水森に炎華落とし。水森が返すと、舞華がみちドラ狙い。水森が丸め込みの連続。舞華が突進をキャッチしみちのくドライバー。もう一発決めると3カウントが入った。
舞華コメント
「5★STAR GP2戦目、水森、毎回毎回言ってるけど、まだまだオマエは熟しきれてねえ、スッパイパイナップルだよ。でもさあ、こんだけ私を楽しませたんだよ。すっごく素質あると思うけどねえ。なににくすぶってるかわからないけどさあ、もっとファイターとして、コズエンでのパワーファイターとしての道を、自分を貫き通せよ。この5★STARが終わってからじゃ遅い。途中でなんて遅いんだよ。一戦一戦自分で気づけ、自分で学べ。自分で変われ。待ってるよ。もっと楽しませてよ、水森。期待してるよ」
水森由菜コメント
RED STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月〇 |
9分19秒、 ネックハンギングを切り返し→回転エビ固め |
琉悪夏● |
2勝=4点 | 2敗=0点 |
前日の横浜武道館で白星発進の葉月と黒星発進の琉悪夏による公式戦。ラフの一面も持つ葉月が琉悪夏のヒール殺法をどう封じるか?
コールが終わった瞬間に琉悪夏が襲い掛かり場外戦へ。リングに戻ると琉悪夏がショルダータックル、葉月の顔面を蹴りつけていく。葉月がコルバタ、ドロップキック。葉月のトペを琉悪夏がリング下からボックス殴打。さらにボディースラムからセントーン。葉月が返すとミサイルキック、コードブレイカー。琉悪夏が返すとロープに追い込み顔面ウォッシュ、ドロップキックで場外に落とす。葉月はあらためてトペスイシーダで場外に飛ぶ。リングに戻しミサイルキック、セントーン、フェースロック。琉悪夏が切り返しフェースロックにとる。葉月がエスケープすると、琉悪夏はクロスボディー、フィッシャーマンバスター。コーナーに上がると葉月が追いつき、予告して雪崩式ブレーンバスターを決める。しかし琉悪夏が1カウントで跳ね除けショルダータックル。葉月が葉・月ストラルで丸め込むが琉悪夏が反転。葉月が返すとブレーンバスター、ダイビングセントーンをセカンド、トップから放つ。しかし、トップからの一発をかわしてラリアット。葉月が返すと、琉悪夏はボックスを持ち出す。葉月が取り上げるがラリアットを食らう。葉月が返すと琉悪夏がネックハンギング、丸め込んだ葉月が3カウントを奪った。
葉月コメント
琉悪夏コメント
RED STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
〇愛海 |
9分57秒、 トライアングルランサーを切り返し→エビ固め |
小波● |
1勝1敗=2点 | 1勝1敗=2点 |
センダイガールズから参戦の愛海が5★STAR GP第2戦。前日の開幕戦では葉月に敗れ黒星スタート。2戦目はH.A.T.E.の小波とあって、葉月とは異なる苦戦も予想される。白星スタートを切った小波は連勝の開幕ダッシュを狙う。
愛海がドロップキック。コーナーに上がりポーズを決めると小波が妨害。小波は顔面をかきむしり、サッカーボールキック、ドロップキック。小波は愛海を場外に引きずり落とし、客席に投げつける。リングに戻すと左腕にエルボーを落とし、ロープにかけて締め上げる。愛海がニーアタックからフライングクロスチョップ、小波が両腕を取り締め上げると愛海が切り返す。小波が元に戻して締め上げると変型胴締めスリーパーに移行する。愛海がエスケープすると、カウンターでドロップキック、ノーザンライト。小波が返すと腕十字から腕固め。愛海がなんとかエスケープ。小波はフィッシャーマで叩きつけるが2カウント。小波がPKを打つが愛海が切り返し丸め込みからニーアタック。返された愛海はコーナーへ。小波が立ち上がり、コーナー上で変型卍固め、デッドリードライブ、ニーアタック。愛海が返すと、小波はトライアングルランサー狙い。愛海が切り返すが、小波がワキ固め。愛海がエスケープすると、カウンターのニーアタック。ダイビングボディープレスを小波がかわしハイキック連打。愛海が返すと、小波はトライアングルランサー。愛海が切り返し丸め込むと3カウントが入った。
愛海コメント
小波コメント
タッグマッチ | ||
なつぽい |
11分44秒、 グラウンドデスロック |
刀羅ナツコ〇 |
●中野たむ | 吏南 |
コズミックエンジェルズのメルティア中野たむ&なつぽい組がH.A.T.E.の刀羅ナツコ&吏南組とタッグマッチで対戦。前日開幕の5★STAR GPでは中野、なつぽいとも黒星発進。気心知れたタッグチームで調子を整えたいところだが、相手はH.A.T.E.。赤いベルトの王者ナツコには、5★STAR GPは高みの見物だろうが、髪を切られた中野としてはナツコへのリベンジは必須だ。
H.A.T.E.がリングインしようとしたところでメルティアが襲撃、場外で攻撃を続ける。しかし、ナツコが赤いベルトで中野の左ヒザを殴打。鉄パイプでも左ヒザを攻撃する。吏南が中野をリングに戻し、ナツコが左脚への攻撃を続ける。ナツコは中野にブレーンバスター、左ヒザへのストンピングを連打。吏南が中野の左脚にその場跳びボディープレス。吏南の突進を読んだ中野だがカウンターのビッグブーツを食らう。吏南のラリアットをかいくぐり中野がネックブリーカー。なつぽいもネックブリーカーで続いて腕十字。すぐにナツコがカットする、なつぽいはH.A.T.E.の合体を阻止してまとめてドロップキック,吏南にダイビングボディーアタック、腕十字。吏南が払い腰でなつぽいをマットに叩きつける。ナツコがなつぽいにセントーン。ヒップドロップをなつぽいがかわしてドロップキック。中野がナツコへダイビングボディーアタック、ニーアタック。ナツコが中野の突進をかわすと吏南と次々に串刺し攻撃、ナツコがバックフリップ、左脚を取ってストレッチマフラー、しかしなつぽいがカットする。メルティアが合体し、ナツコにドロップキックの挟み撃ち。しかし場外から吏南が脚を引き、ナツコが中野にキャノンボール。コーナーに上がるとなつぽいがカットし場外プランチャ。なつぽいがナツコをリングに戻し中野がバックを取る。ナツコが払い除けるがスピンキックからジャーマンを食らう。ナツコが返すと、中野が突進。ナツコがイスを投げつけ左脚にストレッチマフラー。中野がなんとかエスケープし10分経過。ナツコはフィニッシュを宣言し、コーナーからフロッグスプラッシュを左脚に見舞う。さらに足をロックするがなつぽいがカット。ナツコと吏南が中野にバックドロップ、ナツコ変型ヒザ十字。中野がギブアップしナツコが勝利した。
刀羅ナツコ&吏南コメント
ナツコ「中野たむ、さっきはなんだ? 私のない髪を、全身の毛をむしり取ってどうと書こうとか言ってたけど。私はさっきあの場で言った通りエンターテイナーだから言わせてもらうよ。スターダムナンバーワンのエンターテイナーだから言わせてもらう。このベルトを取るヤツというのは、私がスターダムでヒールナンバーワンのように、スターダム内でナンバーワンヒーローがこのベルト取るべきじゃねえのか? いや、取らせねえ。取らせねえけど、私たぶん、いまスターダム内ナンバーワンヒーローだ。上半期、(中野たむは)なんの話題を作った? 私が絡んでやったから最近久しぶりにメディアに名前が挙がったんだろ。まずはありがとうございましたからだな。もう言うことはねえよ」
なつぽい&中野たむコメント
中野「ナツコ、私は逃げも隠れもしない。この脚がぶっ壊れようと髪の毛むしり取られようと、なにをなくしてもいい覚悟で、このリングに立ってる。5★STAR GP優勝はアンタの持つ赤いベルトにたどり着くための道だ。なにをしてきてもいい。この脚を折られたって私の心は折れない。ごめんね、なっちゃん。ありがとう」
なつぽい「かわいいね」
中野「なっちゃんが凄腕の美容師さんを紹介してくれたから。よかった。ありがとう」
なつぽい「たむちゃんがおもいっきりやりきれなかったこと、私がたむちゃんのことずっとそばにいて支えるから、大丈夫。泣かないの!」
中野「ウソ泣きじゃないよ」
なつぽい「わかる(笑)」
中野「ありがと」
RED STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
〇稲葉ともか |
12分1秒、 一撃必殺ともか蹴り→片エビ固め |
渡辺桃● |
1勝1分=3点 | 2敗=0点 |
JUST TAP OUTの稲葉ともかとH.A.T.E.の渡辺桃による公式リーグ戦。ともかは星来芽依と引き分け、桃はAZMに敗れ黒星発進。この試合で勝った方がリーグ戦初白星を得ることとなる。キックを得意とする者同士の一騎打ち。蹴り勝つのはどちらか?
桃がともかをかいくぐり、2度目でロックアップ。しかしすぐに桃がブレイク。ともかが左腕を取り締め上げ顔面へビッグブーツ。ロープに振られた桃が場外におりて間合いを取る。ともかはエルボー連打、桃が反転し、エプロンに叩きつけると客席に放り投げる。
桃はともかをリングに戻し、ノドを踏みつける。ボディースラムで叩きつけると、頬を叩きながら挑発。桃はミドルキック、ともかがカウンターで二段蹴り、串刺しニーアタック、ミドルキック、串刺しニーアタック、サッカーボールキック、顔面へのニー。桃が返すと、ともかはスタンディングヒールホールド、サッカーボールキック。桃がブレーンバスター連発。ともかが返すと桃が後方からドロップキック、正面からダブルニーアタック。ともかが返すと桃はチキンウイングフェースロック。桃がテキーラを決めるが、ともかがすぐにみちのくドライバー。両者ダウン。エルボーの打ち合いから桃がミドルキック。ともかもミドルでやり返す。ミドルキックの応酬からともかが桃をダウンさせる。桃が返すと、ともかが一撃必殺ともか蹴り狙い。桃が切り返しバズソーから顔面蹴り上げ。ともかが返すと、桃はチキンウイングフェースロック。両者の蹴りが2度交錯、ともかがハイキックから顔面を蹴り上げるも、桃が返す。ともかがフィニッシュを狙うが桃が止めてBドライバー。ともかがカバーを反転するが2カウント。ともかは桃を引き起こし、みちのくドライバー、一撃必殺ともか蹴り。3カウントが入り、ともかが桃をフォールした。
稲葉ともかコメント
「ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンの渡辺桃に勝ちました。勉強してきたつもりだったけど、やっぱり悪くて強いですね。でも、蹴りでは私絶対負けないんで。でも、悔しかった。このスターダムのリングで余裕勝ちできるぐらい、私自身強くならないとなと思いました。昨日、そして今日、まだ2戦しかしてないのに正直いって体のダメージがすげえ。さすがスターダムの選手だなって思います。悔しいけど、まだ明日も残ってるので。明日もしっかり勝ってもう2点、いただきます。一撃必殺ともか蹴り。押忍!」
渡辺桃コメント
「おい、昨日から何がなんだかわかんねえよ。でも、AZMのせいなんだろ。アイツだろ。アイツのせいなのはわかってんだよ、クソが!」
RED STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
△星来芽依 | 時間切れ引き分け | AZM△ |
2分=2点 | 1勝1分=3点 |
ハイスピード王者・星来芽依とAZMによる公式リーグ戦は発足したばかりのネオジェネシス同門対決。開幕戦では星来が稲葉ともかと引き分け、AZMは桃を破る好スタートを切った。激闘必至のハイスピードのエキスパート同士による一騎打ち。はたして、その結末は?
ハイスピードのロープワークを展開し、星来が握手を求める。AZMが応じると星来が脚を踏みつける、AZMは星来に走らせずにエルボーを叩き込む。AZMはサッカーボールキックを連打、串刺しドロップキックからサブミッションで動きを止める。星来がエスケープし、エルボーの応酬。AZMが串刺しで突進、星来が読んでいてドロップキック。しかし、AZMがかわしてみせる。星来もAZMの動きを読みラリアット、ネックブリーカー。AZMが返すと、星来のブレーンバスターを切り返し、再びエルボーの応酬に。AZMがリング下から星来を蹴り上げ、エプロンからダイビングフットスタンプ。AZMのダイビングフットスタンプを星来がかわしコードブレイカー。AZMがハイキック、星来がネックブリーカー。両者ダウン状態からAZMが場外戦に誘う。17カウントでカムバックし、AZMがブレーンバスター。エルボーの打ち合いから星来がローリングソバット。星来がボムの体勢に入るとAZMが丸め込みの連続、星来も丸め込みの連続へ。星来の流れ星をAZMが切り返す。あずみ寿司を星来が反転。星来がトラースキック、テキーラ狙いをAZMが切り返しあずみ寿司。AZMがハイキックも星来が肩を上げる。AZMはダイビングフットスタンプ。星来が返すと、AZMはカナディアンデストロイヤーを狙う。星来が切り返しマヒストラル。AZMが返すと、白羽流れ星。AZMが切り返し腕をロック。腕固めをしのいだ星来がAZMと丸め込みの応酬。AZMがジャーマン、星来がドロップキック、ジャーマン。AZMがカナディアンデストロイヤーを決めたところでタイムアップとなった。
星来芽依コメント
「今日、念願のAZMさんとのシングル。ドロー。2日続いてドローという結果が本当に悔しいんですけど、AZMさんとここまでボコボコにぶっ転がし合えたのはすごく自分の中で自信になったし。自分はあきらめずにAZMさんとこのベルト(ハイスピード)を懸けてシングル。防衛(記録を)超すときにシングルを自分はあれ……あれします、あれ。誰か翻訳してください」
AZMコメント
「クソー、15分ドロー。お互いハイスピードが得意だから、まあ15分まではいかないだろうと思ったんだけどね。まあそこが今日のドローになってしまった…ほぼ負けと同じですね、敗因ですね。芽依ちゃんと同門対決になって、実はずっと芽依ちゃんのことを追いかけてたし、大好きで同じユニットになれてすごくうれしいし、しかもここ渋谷でーす。メッチャ、ネオジェネシスにぴったりな会場なんじゃなかったの? 次はまた渋谷のどこかの会場でネオジェネシスみんなで組んで闘いたいな」
RED STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
岩谷麻優 |
12分41秒、 ムーンサルトプレス→エビ固め |
飯田沙耶 |
2勝=4点 | 1敗=0点 |
岩谷麻優と飯田沙耶の公式リーグ戦は、STARS同門対決。岩谷は前日の開幕戦、メインで中野たむを破り好スタートを切った。対する飯田はこれが初戦。岩谷が連勝スタートか、それとも飯田がアイコン撃破の番狂わせを起こし、台風の目に躍り出るか?
「お願いします」と飯田から握手を求め、岩谷もクリーンに応じる。ロックアップでの力比べから飯田がロープに押し込みブレイク。飯田はショルダータックル、ボディースラム、スライディングバックエルボー、エルボードロップ。岩谷が返すと、飯田の突進をかわしてドロップキック連打、ダイビングフットスタンプ。飯田が返すと、岩谷が顔面を踏みつけ、バックを取る。飯田が切り返し、丸め込みからドロップキック。飯田はコーナーに追い込み逆水平の連打。チョップの打ち合いで、岩谷が振りかぶってチョップを放つ。飯田は逆水平連打で応戦。岩谷がダウン状態で間合いを取ると、飯田は「チョップなしで言ってやるよ」と言いつつ、岩谷の突進にチョップを放つ。岩谷は「裏切者!」と叫ぶも飯田がジャンピングチョップ。岩谷はトラースキック、飯田がすぐに立ち上がりラリアット。岩谷が返すと、飯田は後方から串刺しラリアット。飯田岩を決めるが、岩谷が返す。飯田はドラゴンスリーパーでギブアップを迫る。岩谷がエスケープを試みるが、飯田が中央に引きずり戻す。岩谷がなんとかエスケープに成功。飯田の達者でな!を岩谷が着地。10分経過。岩谷がフロッグスプラッシュも、飯田が返す。岩谷は飯田のバックを取り、変型ドラゴンスリーパー狙い。飯田がロープに逃れるとラリアットで岩谷を一回転させる。飯田は垂直落下式ブレーンバスター。岩谷が返すと、飯田ロケットをトラースキックで迎撃。飯田が立ち上がり向かっていくと岩谷がキャッチしパイルドライバーからムーンサルトプレス。飯田が返せず、岩谷が勝利した。
岩谷「渋谷のみなさん、こんばんは! きついって。2日連続メインイベント。飯田、ある意味、昨日より今日の方がしんどかった。飯田、本当、強くなったね。同じSTARSとして仲間でいてくれること、あらためて心強いなって思いました。飯田、ありがとう」
飯田「麻優さん、やっぱりアナタは強いや。私がスターダムに入ってからずっとエースでいて、STARS、私が入ってくるのもアナタが勧誘してくれて、アナタがずっと私の成長を見守ってくれて。だから私はフューチャー取れて、復帰できて、NB(タッグ)取れて、そして今年5★STAR GP出れてます。まだまだ麻優さんに手が届かないけど、だけど、ずっとスターダムのアイコンである麻優さん、私は同じユニットで後輩としてあなたをいつか必ず超えたいです。だからまだまだ厳しいご指導、お願いします」
2人が握手。
岩谷「しんみりするマイクやめてよ(笑)。今日、本当に昨日も横浜武道館あったし、2連戦で2日とも見に来てくれたお客様とか今日も見に来てくれたお客様とか、いま地震とか南海トラフとか、みんながみんな不安があるなかで今日スターダムというリングを見に来てくれたことが本当に心強くてうれしいです。ありがとうございます。マジで何が起こるかわからない、いつ地震がくるかもわからない。そんな中でスターダムのリングはいつでもいつまでもずっと輝き続けていくので、これからもスターダム、見守ってください。みんなと一緒にこの夏乗り切って、来年も再来年もスターダム、トップを走り続けて、スターダムの、女子プロレスのナンバーワン、否、新日本を超える世界のナンバーワンのプロレス団体になるので、そこまで皆さんついてきてください! 今日は5★STAR GPでシングルの祭典なので、一人で締めたいと思ったんですけど、せっかくの同門対決メインイベント、飯田、一緒に締めようや。だって今日のお客さん、飯田の方の声援の方が多かったけんね。悔しいな(笑)。でも、これからもSTARSで切磋琢磨して頑張っていきましょうや。っていうか、こもも(向後桃)も(セコンドに)おるやん。今日リーグ戦なかったけど、せっかくだからこももを見に来たっていうファンの人もおるんやからさ、リングに上がって一緒に締めようや。チョップいたあ…。飯田、締め頼むわ」
飯田「麻優さんに任務をいただいたので、私が締めます。みなさんSTARSの締め、覚えてますよね。いまを信じて、明日に輝け、ウィー・アー・STARS!」
岩谷麻優コメント
「飯田沙耶、きついって…。キャリア13年間の中で、人生で一番胸が赤くなりました。それと同時に胸が熱くもなりました。飯田のチョップは心臓がビックリしました。もう闘いたくないです。同じSTARSでよかったなと思いました。意気消沈」
飯田沙耶コメント
「2年ぶりの5★STAR GP、初戦。初戦の麻優さん、きついって、強いって。そりゃそうだよ。STARSのリーダーであり、IWGP女子チャンピオンであり、スターダムのアイコンである麻優さん、強いって。でも、しっかりダメージは食らわせて。麻優さんとは過去に2回シングルやったことあるけど、それよりいまの方が強くなっている飯田を見せつけられたんじゃないかなと思います。麻優さんもそう言ってくださったし、それは私の自信にとてもつながりました。麻優さんのもとで成長できてよかったと思ってます。でも、明日まだ気を抜いてられないんだよ。明日も5★STAR公式戦、明日は中野たむ、たむさんよ。明日もメインを務めます。気持ちを切り替えて、たむさんを飯田魂大爆発サク裂でぶっ倒しますよ。今日はできなかったけどな」