『5★STAR GP 2024 in OSAKA』
8月20日(火)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場 (観衆509人)
BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
●天咲光由 |
8分2秒、 クイーンスレイヤー |
アナ・ジェイ〇 |
1勝3敗=2点 | 2勝3敗=4点 |
1勝2敗の天咲光由と1勝3敗のアナ・ジェイによる公式リーグ戦。開幕戦では安納サオリを破り好スタートを切ったアナだが、その後は3連敗。ここで2点を獲得できなければ敗退確実だけに負けられない闘いだ。対する天咲も崖っぷち。アナに勝利し優勝戦線にとどまりたい。
握手は交わさず試合がスタート。ロックアップからアナが天咲を突き飛ばす。再度ロックアップにいくとアナが天咲をグラウンドに叩きつける。天咲は「ワンモア」とロックアップと見せかけヘッドロック。アナが頭をポンと叩いて抜け出すとエルボー連打。天咲がエルボー連打のお返しからDDT、串刺しエルボーアタック。アナがエルボーから串刺しでバックキック。頭部をコーナーに叩きつけていくと、首筋を踏みつけていく。ロープに振られた天咲がヒザへドロップキック、DDT、背中にドロップキック。アナが返すと天咲はサブミッション。アナがエスケープすると、ロープ越しにスリーパー。強引にリングに戻して締め続ける。天咲がエスケープすると、ラリアットをかいくぐるがバックキックを食らう。天咲が突進し高角度DDTを決める。アナが返すと、天咲は変型DDT狙い。アナが切り返しDDTからグラウンドで変型スリーパー。天咲がなんとかエスケープに成功。アナは「カモン!」と挑発しながら天咲の顔面を蹴飛ばす。エルボーの打ち合いから天咲が飛びついてスイングDDT。変型DDTを強引に決めるが、アナが返す。天咲がフィニッシュを宣言し天聖狙い。切り返したアナがゴリーボム。天咲が返すと、アナがフィニッシュを宣言しスリーパー。グラウンドにもっていき胴締めに。天咲がギブアップしアナが勝利した。
アナ・ジェイコメント
天咲光由コメント
BLUE STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
●八神蘭奈 |
8分46秒、 羅紗鋏→片エビ固め |
世羅りさ〇 |
1勝3敗=2点 | 3勝2敗=6点 |
1勝2敗の八神蘭奈と2勝2敗の世羅りさによる公式リーグ戦。八神は開幕戦でゴッズアイ同門の鹿島沙希を破ったあとは連敗。対する世羅は連敗スタートも連勝で立て直しに成功。八神から2点を挙げれば決勝トーナメント進出の可能性が増大する。
八神がドロップキックで先制しミドルキック連打。世羅がキャッチするがカウンターのハイキックを食らう。世羅が返して場外へエスケープ。八神が「こいよ!」と挑発。戻ってこない世羅を追いかけ場外へ。しかし、これは世羅の罠。「バカが」と八神を捕まえ客席に叩きつけると、イスを投げつける。反対側の客席にも叩きつけてからリングに戻す。世羅は両足を取りながら顔面を踏みつけ、逆エビ固めへ。世羅は「動けよ」と挑発し、カンパーナで揺さぶっていく。八神がギブアップを拒否すると、世羅は背中を踏みつけダブルニードロップ。八神のエルボー連打に世羅が仁王立ち。世羅が一発で八神を吹っ飛ばす。世羅のラリアットをかわして八神がドロップキック、串刺しキック、サッカーボールキック。世羅が返すと八神は腕十字。世羅が串刺しエルボー、串刺しダブルニーアタック。八神が返すと、世羅のダブルニードロップをかわしてミドルキック連打。世羅がキャッチし抱え込み式逆エビ固め。八神がエスケープすると、世羅がシュバインで叩きつける。返した八神に世羅やダイビングダブルニードロップ。羅紗鋏を狙うが八神が切り返す。世羅が押し潰すが2カウント。世羅が左右のエルボーを連打、八神がかわしてエルボー、ゼロ戦キック。世羅が返すと、八神はバズソーキック狙い。世羅がかわしてマットに叩きつけるが、八神が返す。ならばと世羅が羅紗鋏。八神が返せず世羅が勝利した。試合後、八神が世羅に向かっていくが返り討ちに。
世羅りさコメント
八神蘭奈コメント
BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
●朱里 |
10分33秒、 首固め |
コグマ〇 |
2勝2敗=4点 | 2勝2敗=4点 |
2勝1敗の朱里と1勝2敗のコグマによる公式リーグ戦。コグマの変化球的スタイルに朱里がどう立ち向かうか。コグマが勝てば両者とも五分の星となるが…
ロックアップと見せかけコグマがクマポーズを繰り返す。朱里が後ろから蹴りを入れると、コグマがロープワークに誘ってドロップキック。キャメルクラッチを決めると朱里に強制クマポーズ。朱里がエスケープすると、朱里をかいくぐりコグマが後方からクマポーズ。怒った朱里がサッカーボールキック。朱里は「なにが強制クマだ!」と怒りのキックを連打する。コグマが返すと朱里はサッカーボールキックも連打。エスケープしようとするコグマを引っ張り強引に押さえ込みの連続。腕十字に取るが、コグマの足がロープに届く。朱里の「こいや」という挑発にコグマは目の前でクマポーズ。コグマはフェースクラッシャーを決めて串刺しボディーアタック、背中を踏みつけフットスタンプ。朱里が返してワキ固め、コグマがかいくぐり丸め込む。朱里がドロップキック、串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリー。コーナーの朱里にコグマも上がってエルボーの打ち合い。コグマはトップロープに朱里の顔面を叩きつける。場外転落の朱里にコグマがエプロンからプランチャ。しかし、朱里がミドルキックで迎撃。朱里のハイキックをコグマがカット。朱里は3度目のトライでミドルをヒットさせると、サッカーボールキックも打ち込む。コグマが返すと朱里は腕十字から腕固め。コグマがエスケープすると、朱里がニーアタック。コーナーの朱里にコグマが追いつき雪崩式ガンスタン。朱里がニーを突き上げ、担ぎ上げる。コグマが120%スクールボーイ。朱里が返すと投げっぱなしジャーマン。コグマが立ち上がりジャーマンをやり返す。朱里がハイキック、狙いすましてニーアタック。しかし、コグマの肩が上がる。朱里が旋回して流炎でサイドに叩きつけるが、2カウントどまり。朱里はフィニッシュを宣言し、再度流炎を決める。するとコグマが反転し丸め込む。朱里が返せず、3カウントが入った。
コグマコメント
朱里コメント
BLUE STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
〇鹿島沙希 |
6分45秒、 起死回生 |
上谷沙弥● |
2勝3敗=4点 | 3勝1敗=6点 |
1勝3敗の鹿島沙希と3連勝の上谷沙弥による公式リーグ戦。H.A.T.E.入りし、リーグ戦も快走する上谷。鹿島からも着実に2点を挙げ、決勝トーナメントを手繰り寄せたいところ。対する鹿島はすでに3敗しており、優勝の望みは限りなく薄い。とはいえ、上谷の連勝をストップさせれば大きなインパクトを残すことができる。起死回生の罠にはめ、鹿島が足を引っ張るか。それとも上谷が連勝街道を走り続けるか?
上谷が鹿島をかいくぐるとリング下におりる。鹿島は「逃げんのか?」と挑発。鹿島がリング下におりると「いつも逃げてんのはオマエだろ」と上谷。コーナーに振り合い、上谷が鹿島を鉄柱に叩きつける。上谷はイスを持ち出し、リング中央で座り込み「上がってこいよ」。鹿島が戻ると、上谷がイスに顔面を叩きつけドロップキック。上谷のチンロックを鹿島がエスケープ。上谷はロープに固定して鹿島を攻撃。ブーイングを浴びせる観客に「バーカ」と言い放つ。上谷は顔面を踏みつけてノドにストンピング。「やり返してみろ」「全然きかねえよ」と挑発。鹿島が向かっていくと「もっとこいよ」と仁王立ち、ストンピング乱打。上谷がコーナーに振ると、鹿島が反転してアストロシザーズ。鹿島が「なめんな!」とコルバタ、ビッグブーツ。鹿島が打撃の連打で上谷を倒すが2カウント。鹿島の突進に上谷がドロップキック。鹿島がカウンターのトラースキックで両者ダウン。鹿島が串刺しニー、上谷がニールキック、スープレックス。鹿島が返すと上谷はフィニッシュを宣言、スタークラッシャーを狙う。鹿島がこらえると上谷はスピンキック、改めてフィニッシュを宣言も鹿島がダウンで起き上がれず。上谷が強引に起こすと鹿島が起死回生で3カウントを奪った。試合後、上谷はなにやらクレームをつけダウン状態の鹿島にストンピングをぶち込んだ。
鹿島「おい上谷、オマエが変わったってなあ、 なんかしたってなあ、なにしたってなあ、私はオマエの背中を見て逃げることはしねえんだよ。オマエの誤算だったな。私は、私のこの鹿島沙希のプロレスで、オマエからまた3カウント取ってやるからなあ! 私は今日勝ったけど、ひとつ、まだやり足りないことがあるんだよ。この5★STAR GP期間中いつもやってる、スマパチの宣伝をしてねえ! 勝ったから、いましてもいいよねえ。(ボードを手に)『スマパチ北斗の拳』、絶賛稼働中、なにとぞ…」
鹿島沙希コメント
BLUE STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
〇鈴季すず |
11分9秒、 テキーラショット→エビ固め |
テクラ● |
2勝1敗1分=5点 | 1勝3敗=2点 |
1勝1敗1引き分けの鈴季すずと1勝2敗のテクラによる公式リーグ戦。昨年度覇者の鈴季はここまでまったくの五分。史上初の連覇を成し遂げるためにもテクラには負けられない。元アイスリボン同士による一騎打ちで、どんな結末が待っているか?
ゆっくりと歩を進めていったん分かれると、両者突進しエルボーの打ち合い。鈴季が連打し突進すると、テクラがロープを引いて場外に落とす。テクラもおりて場外でエルボーの応酬。テクラは凶器で何度も鈴季を殴打し、場外マットへブレーンバスター。客席に鈴季を叩きつけ、先に戻る。テクラは戻ってきた鈴季の顔面を踏みつけ、後頭部にトラースキック。鈴季が返すと、テクラはフェースロック、口を裂きにかかる。鈴季が左右の張り手、サッカーボールキック。左耳下から流血の鈴季がエプロンで顔面を蹴り上げると客席に叩きつけ、場外マットにボディースラムでお返ししてみせる。鈴季は「なにがヘイトじゃこら」と挑発し顔面蹴り。テクラをリングに戻すと、コーナーに追い込みエルボー、串刺しエルボーアタック、串刺しニーアタック。テクラが返すと、鈴季がニー連打。テクラがカウンターのエルボー、ビッグブーツ、エプロンから側頭部にビッグブーツ。テクラがブレーンバスターを狙うと、鈴季が切り返し反対に叩きつける。テクラが唾を吐きつけると、鈴季がエルボーで倒してみせる。鈴季がコーナーに上がるとテクラが追いつき、エルボーの打ち合い。テクラが宙吊りから起き上がりエルボー、スパイダージャーマン、ダイビングフットスタンプ。鈴季が返すと、テクラが毒グモデスドロップ狙い。鈴季がこらえるとテクラがトラースキック3連発。鈴季が蹴りをかわして丸め込み。テクラがキックをかわし丸め込み。鈴季がかわすとジャーマン。テクラがスピアも鈴季がすぐに立ち上がりエルボーが交錯。鈴季がバックキックでテクラを吹っ飛ばし、バズソーキック連打。テクラが起き上がりバズソーをキャッチ。鈴季が手キラーショットを決めると3カウントが入った。
鈴季「大阪のみんな、勝ったぞ、おい! テクラよ、オマエ、見ないうちに、あんなにかわいかったテクラちゃんが、こーんなに悪くなっちゃって、耳ちぎられちまったよ! でもなオマエ、オマエは、一度も鈴季すずに勝ったことないだろ。おい、ヒールになってイキイキする前に、この鈴季すず様を倒してから調子に乗れよ、バーカ!」
テクラ「スズキスズ、モウ5ネングライアナタノカオヲズットミルノ、メンドクサインダヨ。ダケドー、アナタハゼンゼンアイドルジャナイ。ワルグチダヨ。このクソヤローが。コノギャルノヤツダッタラ、コッチ(サポーターのH.A.T.E.のロゴを指さし)オシエテネ」
テクラが握手求めると鈴季は張り手。
鈴季すずコメント
テクラコメント
BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
〇安納サオリ |
12分31秒、 スペシャルポテリング |
ジーナ● |
3勝1敗1分=7点 | 2勝2敗=4点 |
2勝1敗1引き分けの安納サオリと2勝1敗のジーナによる公式リーグ戦。開幕戦ではアナ・ジェイに敗れてしまった安納。もう一人の外国人選手であるジーナは日本のプロレスに順応、AEWから参戦のアナにも勝利しているだけに、厳しい闘いが予想される。この試合に勝った方が決勝トーナメントに向け大きく前進することになりそうだ。
慎重にロックアップで組み合い力比べ。ジーナが押し込み、両腕をロープに絡めてチョップ。安納がかわし、再度ロックアップ。ジーナが腕を取り、安納が取り返す。ジーナはレフェリーを使って切り返す。足を出して安納にはレフェリーを使わせず。安納がヘッドロック、ジーナがロープに振りショルダーをぶつけ合う。安納がカウンターのビッグブーツもジーナがこらえてショルダータックル。安納がアームホイップ、ジーナのチョップをかわして安納がチョップ。もう一発決めるがジーナがショルダータックルで安納を倒してドロップキック、ダブルアームスープレックス、串刺しドロップキック。安納が返すと、ジーナがブレーンバスターの構え。安納がこらえるも強引に叩きつける。安納が返すと、ジーナがエルボー、ドロップキック。安納が返すと、ジーナが脚を取って逆エビ固め。安納がなんとか手を伸ばしエスケープに成功。しかしジーナが手を引いて逆エビを継続。安納がブレーンバスター。ジーナがカウンターでエルボー、エプロンに送り出しハイキック、延髄斬り。安納が場外に転落するとジーナはプランチャを敢行。安納をリングに戻しカバーするが2カウント。エルボーの打ち合いから安納が連打、ジーナが崩れ落ちる。ジーナがチョップを打ち込み安納が悶絶。安納もチョップをやり返す。チョップの打ち合いでジーナがコーナーに追い込み連打。ジーナの突進に安納が延髄斬り。安納はコーナーからミサイルキック、ジーナが突進をキャッチしサンダーストラック。10分経過。両者ダウン状態からジーナが起き上がり、担ぎ上げる。安納が切り返し、ノーザンライトから極楽固め。ジーナの足がロープへ。安納はバックを取るがジーナが切り返す。安納がビッグブーツ連打、ジーナがラリアット。安納が返すと、ジーナはヘッドバット、ジャーマンスープレックス。安納が返すとジーナをかわしてジャーマン。ジーナがトラースキック、フライングラリアット。残り3分。ジーナがラリアットも安納がかわしてスペシャルポテリング。3カウントが入り安納がジーナを破った。
安納「7点ゲットー! (アザが)赤い? 私さ、今年の夏も日焼けせえへんと決めてたのに、肌真っ赤や。ジーナ、ジーナズテクニックブラボー。サンキュー。大阪のみなさん、配信をご覧のみなさん、今日はありがとうございます! 夏も、もう後半となってきましたが、夏らしいことしてますか? いまやな。今日5★STARこそが、夏やな。私が夏女になります。それでは、安納サオリでした!」
安納サオリコメント
「過酷な試合じゃない5★STAR GPなんてないよな。次は、コグマ。コグマとは、強制クマでしか闘ったことない。やるわけないやろ。私は“コアラ派”や。そして、24日、仙女、仙台PIT、私はこのセンダイガールズワールドシングルのベルトをかけてDASH・チサコと闘う。チサコはいつも約束を守ってくれる。1回目のチサコから出された小指。2回目の私から差し出した小指。ベルトをかけて闘える。私は、このリーグ戦、このベルトとともに入場してスターダムのリングやで、スターダムのリングやけど、仙女のことも背負って闘ってる。どんどん大事になってくるし、だからこそ守りたい、守る。やりたいことを見つかった。24日、仙女、仙台PIT、行ってきます」