2024/08/24 試合結果

2024年8月23日『5★STAR GP 2024 in SENDAI』

『5★STAR GP 2024 in SENDAI』
8月23日(金)宮城・仙台PIT (観衆304人)

 

 

 

第0試合 3WAYバトル
○向後桃

4分30秒、

ネクターピーチ

梨杏●

※もう一人は玖麗さやか

 レディ・Cが体調不良により今大会と翌日の福島大会を欠場。よって対戦カードが一部変更。当初はレディ・C&妃南組vsさくらあや&玖麗さやか組のタッグマッチが予定されていたが、第0試合で向後桃vs玖麗さやかvs梨杏の3WAYマッチがおこなわれることになった。
 探り合いから向後が梨杏に「昨日の敵は今日の友」と話しかけ、梨杏は「今日の友?」と不思議そうな表情を浮かべる。それでも2人揃って玖麗を攻撃しハイタッチ。向後が梨杏に襲い掛かり丸め込む。返した梨杏に向後は「間違えた」と謝り、「気を取り直して」と再び共闘。と思わせて、梨杏が向後を丸め込んでエルボー連打、ドロップキック。梨杏が玖麗に指示を出して共闘。梨杏がドロップキック、玖麗がカバーすると梨杏が奪い取る。梨杏と玖麗がエルボーの応酬、そこに向後がドロップキック、2人まとめて619をお見舞いする。梨杏が返すと、向後はネクターピーチ狙い。梨杏が切り返すと突進を止めてコルバタ、ドロップキック。向後が返すと、梨杏がボディースラムの構え。向後がこらえるが、梨杏がフィッシャーマンを決める。向後が返すと、梨杏がバックスライドの体勢。玖麗がカットし、まとめて押さえ込む。梨杏が向後にクロスボディー。向後が返して梨杏にボディースラム。梨杏が返してエルボー連打、向後がカウンターでドロップキック。向後がネクターピーチを決めると梨杏が返せず3カウントが入った。

向後桃コメント

 

梨杏コメント

 

RED STARS-B 公式戦
○岩谷麻優

10分37秒、

エビ固め

星来芽依●
4勝1敗=8点 2勝1敗2分け=6点

 3勝1敗の岩谷麻優と2勝2引き分けの星来芽依による公式リーグ戦。両者とも優勝の可能性があり、ともに6点。岩谷は連勝がストップし、星来は2引き分けながらも負けがない状態。勝った方が決勝進出トーナメントに向けて大きな前進となりそうだ。
 星来がいきなりドロップキック。ロープワークの攻防となり岩谷がアームホイップ。星来もやり返し、ドロップキックが交錯する。星来が握手を求めると岩谷は「あやしいだろ、これ」と疑ってかかる。握手と見せかけ岩谷が蹴りを入れ、コーナーに振り合いドロップキック、サッカーボールキック。悶絶の生来に岩谷はキャメルクラッチでギブアップを迫る。コーナーに追い込むと両足をロープにかけて「足、短!」と逆水平、串刺しドロップキック、ストンピング連打、エルボー連打。星来もエルボー連打でやり返す。星来が丸め込みからフェイントをかけミサイルキック、ラリアット、変型キャメルクラッチ。岩谷がエスケープすると、星来はブレーンバスターの構え。岩谷がこらえてエルボー、バックの取り合いから岩谷がバックエルボー、トラースキック。悶絶の星来だが、岩谷の足にストンピング乱打、ネックブリーカー。岩谷が返すと、星来がコーナーへ。岩谷が追いつき、コーナー上でエルボーを打ち合う。岩谷は「もっとこいよ」と挑発しエルボーを受けて立つと、張り手を打ち込み、雪崩式ブレーンバスター、ミサイルキック。返した星来に、岩谷はフィニッシュを宣言しドラゴンの構え。星来が切り返すが岩谷がトラースキック。星来はカウンターのドロップキックで岩谷を場外に送り出して、エプロンをダッシュ。岩谷がカットし、リングに戻るとトペスイシーダ狙い。星来がスワンダイブ式ミサイルキックで回避し、高角度投げっぱなしジャーマン。岩谷が返すと、星来が組み付く。岩谷が切り返し十字固め。返した星来が流れ星の連続。イア谷が上になると丸め込みの応酬。岩谷がギリギリで返しドドンパで叩きつける。星来が返すと、バズソーキック。10分経過。岩谷はフィニッシュを宣言してドラゴンの構え。星来が切り返すが岩谷が上になり3カウントを奪った。

岩谷麻優コメント

 

「5★STAR GP公式戦、今日も勝ったぞ!みんな最後の技ビックリしたでしょ。もう自分も何が何だか分かんない。分かんないけど、必死に押さえ込んで。必ずドラゴンかムーンサルトの対策はしてくるだろうと思ってたから、今日はあえてムーンサルトを出さずにドラゴンだけ出して、その攻略法を潰してやろうっていう。こっちの頭脳戦ですよ。AZMに負けちゃったのがもったいないし悔しいね。それがなかったらいまのとこ全勝でしょ。いや、それ負けてるからいまさらか。まだ優勝できる可能性、大ありでしょ。残り1試合、ラスト稲葉ともか。初めて闘うからどんな相手か分かんないけどね。IWGPの壁も岩谷麻優の壁もめちゃくちゃ上にあるからね。そこまで上りきれると思うなよ。ラスト、必ず勝ち抜いて決勝上がりたいと思います。優勝するのは岩谷麻優」

星来芽依コメント

 

「やばい、全勝してきたのに。…全勝じゃない、無敗してきたのに。今日この負けがでかい。どうしよう、本当にどうしよう(顔を覆う)。まだあと1試合、中野たむとの試合が残ってるんですけど、AZMさんとか他の人が同じ点数くらいいると思うので、次の試合、勝っても負けても…違うなんて言ったらいい。うー!頭がおかしい…。勝ちます。絶対に勝ちます。優勝するのはこの私ですから。やばいやばい」

 

RED STARS-A 公式戦
○小波

6分31秒、

トライアングルアームロック

水森由菜●
3勝3敗=6点 5敗=0点

 2勝3敗の小波と4連敗の水森由菜による公式リーグ戦。両者とも決勝トーナメント進出の可能性が消えてしまったが、H.A.T.E.の小波は得点争い関係なく相手を絶痛めつけにくるだろう。未勝利の水森としては、なんとか一矢報いたい試合となる。
 水森が入場と同時にドロップキックの奇襲。ショルダータックルからドロップキックで小波を場外に送り出すと、コーナーに上がる。小波が追いつきエプロンからリバースヘッドシザーズ。リング下に落とすと場外戦となり、客席に叩きつける。リングに戻すと、ロープ際で顔面を踏みつけ。水森がエルボーで向かっていくが、小波が「そんなもんか」と受けて立つ。小波がエルボーで吹っ飛ばし突進。水森がカウンターのドロップキックを食らわしラリアット。小波がかわして腕固めも、エスケープを許す。小波がスライディングキック、飛びつき腕十字、三角絞め。水森がリフトアップしマットに叩きつける。水森は「なめんな!」とマウントパンチの乱れ打ち、スライディングラリアット。「まだ!」と叫んで至近距離からラリアット。小波が返すと、担ぎ上げられた体勢で腕を固める。グラウンドに移行し締め上げるが、水森がエスケープに成功。小波がジャーマン、アームロック。トライアングルランサー狙いを切り返して、水森がバックドロップ、ラリアット。水森は「トロピカルヤッホー!」と絶叫し、前方に叩きつける。しかし、小波が返してみせる。水森は小波を肩車し前方に叩きつける。小波が反転し腕を取る。トライアングルアームロックで水森がギブアップし、小波の勝利となった。小波は3勝3敗でリーグ戦の全日程を終了。

水森由菜コメント

 

6人タッグマッチ
●妃南

11分31秒、

pink♥devil→片エビ固め

刀羅ナツコ
月山和香 琉悪夏
さくらあや 吏南〇

 当初は刀羅ナツコ&琉悪夏&吏南組vs月山和香&向後桃&梨杏組の6人タッグマッチが発表されていたが、レディ・Cの体調不良による欠場からカード変更。妃南&月山和香&さくらあや組vsナツコ&琉悪夏&吏南組となった。妃南、月山、さくらはユニットの枠を超えてH.A.T.E.に挑む。8・31調布でフューチャー・オブ・スターダム王座を争う吏南と妃南には前哨戦だ。
 さくらと琉悪夏の先発で開始。ロックアップから腕を取り合い、琉悪夏がヘッドロックでグラウンドへ。さくらが抜け出し、ロックアップで力比べ。琉悪夏がロープに追い込み髪をつかむ。さくらが反転しエルボー連打。さくらの突進に琉悪夏がショルダータックル。吏南が介入しクローズライン。連係攻撃から琉悪夏がカバー。吏南がさくらにヘアーホイップ、「このクソババア!」と顔面を踏みつける。ナツコがさくらの顔面に水を噴射しブレーンバスター。ナツコは「おらどうした、がんばれ」ともう一発ブレーンバスター。さくらが返すとナツコがストンピング連打。さくらが突進をかわしナツコにミドルキック、串刺し後ろ回し蹴り。さくらはボディースラムを狙うがナツコがこらえる。さくらと妃南がダブルのドロップキック、さくらがナツコをボディースラムで叩きつける。替わった月山がドロップキック。月山は琉悪夏と吏南にヒップアタック、ナツコにはフェースクラッシャー、ヒップアタック。ナツコが返すと、コーナー上の月山にデッドリードライブ。月山はダイビングボディープレスをかわすもバックフリップ、セントーンを食らう。吏南が月山にビッグブーツ、ドロップキック。月山がカウンターでクロスボディー。妃南が吏南に串刺しエルボーアタック、ドロップキック。吏南が返すと、エルボーの打ち合い。妃南が連打し突進すると琉悪夏がショルダータックルで援護し、吏南がノーザンライト。妃南が返すと、吏南がダイビングフットスタンプ。妃南がかわして月山とさくらが援護、吏南をマットに叩きつけるが2カウント。吏南が妃南にジャックナイフ。妃南が返してサイドに叩きつける。しかしH.A.T.E.のカットが間に合う。妃南は吏南にラブカ狙い。吏南が切り返し突進をかわすとH.A.T.E.が次々と串刺し攻撃。ナツコのハリケーンドライバーから吏南がダイビングダブルニードロップ。妃南が返すと吏南がハイドレンジアでギブアプを迫る。10分経過。吏南がピンクデビルを狙うが妃南が切り返す。琉悪夏がショルダータックル、ナツコがキャノンボール、吏南が
叩きつけるが2カウント。吏南はピンクデビルを決めると妃南が返せず3カウントが入った。
吏南「おい妃南、テメエ栃木でたった一回勝ったくらいで調子乗ってんじゃねえぞ! 8月31日5★STAR GP決勝の日に、私はこのフューチャーの防衛戦を決勝よりもおもしろい試合しようと思ってるんで。テメエにその覚悟はあんのか、おい!」
妃南「覚悟? そんなのあるに決まってんだろ! 必ず31日、私がそのベルトを取って、その日最高の女になってやるよ!」
吏南「楽しみにしてるよ」

吏南コメント

 

妃南&月山和香&さくらあやコメント

 

RED STARS-B 公式戦
●飯田沙耶

11分12秒、

ピーチサンライズ

渡辺桃〇
1勝4敗=2点 2勝4敗=4点

 飯田沙耶と渡辺桃による公式リーグ戦。両者ともすでに優勝の可能性は消えたものの、お互いのプライドをかけた意地の張り合いとなりそうだ。とくに桃にはアメリカでのSTRONG女子王座挑戦が控えており、リーグ戦最終戦のこの試合で有終の美を飾りたい。それとも勝敗関係なしの暴走でH.A.T.E.らしいデモンストレーションを敢行するか?
 飯田がタックルにいくと桃がグラウンドで上になりヘッドロック。飯田のヘッドシザーズを桃が抜け出し、睨み合い。飯田が手を上げて桃を誘う。桃は「バカが」「いくわけねえだろ」と足を踏みつける。さらに背中へのストンピング連打。飯田は「ふざけんな!」とショルダータックル。桃がカウンターでドロップキック、ロープに追い詰め顔面を踏みつけるとボディースラム。飯田が返すと、桃が背中を蹴飛ばしていく。桃は頭を踏みつけながら「自慢の筋肉どうした?」と挑発し、ミドルキックを連打。飯田は桃をかわして逆水平連打を浴びせる。さらにジャンピングチョップからバックエルボー、エルボードロップ。桃が返すと、飯田はドラゴンスリーパー。桃がエスケープすると飯田がミドルキックをブロック。桃がスライディングラリアットをかわし、ラリアットも阻止。桃の蒼魔刀を飯田がかわしてラリアット。飯田のラリアットをブロックして桃が裏投げ、蒼魔刀。桃はコーナーに上がるが、飯田が下からヘッドバットで突き上げ、雪崩式パワースラム。桃がミドルキック、飯田が逆水平の応酬。飯田のチョップをブロックし桃がミドルキック、飯田がブレーンバスター、スパインバスター、飯田ロケット発射、串刺しボディーアタック。達者でな!を狙った飯田だが桃がかわしてコーナーから蒼魔刀。飯田が返すと、桃はチキンウイングフェースロック、Bドライバー。10分経過。返した飯田が桃のミドルを阻止してラリアット。桃が突進を止めてひとでなしドライバー。飯田が1カウントで返してカバー、飯田橋狙いを桃がかわして顔面を蹴り上げる。飯田が立ち上がりラリアット。桃がかわしてピーチサンライズを決めると3カウントが入った。桃は2勝4敗でリーグ戦全日程を終了。

渡辺桃コメント

 

「なんだよ。いいだろ、消化試合同士? 気持ち悪いクソゴリラだな。こっちはオマエに構ってる暇はないんだよ。メルセデス・モネとのストロング王座戦懸かってるんだよ。5★STAR GPのことはもう終わり。次はストロング。そこだけ」

飯田沙耶コメント

 

「渡辺桃…。オマエとシングル、おととしか。おととしの5★STAR。オマエからスリー取ったのに今日は取られちまった、ちくしょう。くっそ…海外行くか知らないけど、オマエ次はアッシが渡辺桃、テメエからスリー取り返してやる」

RED STARS-B 公式戦
●中野たむ

11分36秒、

一絞足殺ともか絞め

稲葉ともか〇
5敗=0点 3勝敗2分=8点

 4連敗中の中野たむと2勝0敗2引き分けの稲葉ともかによる公式リーグ戦。3連敗で刀羅ナツコのワールド・オブ・スターダム王座への挑戦が決まった中野。その後も敗れており、いまだ白星がない状態。いくらタイトル挑戦のチャンスを得たからといってもこのままの状態で8・31調布を迎えるわけにはいかないだろう。一方の稲葉は優勝の可能性があるなかでの中野との対戦。ここでも白星をつかめば、元赤いベルトの王者・中野からの勝利と優勝に向けて大きく前進とダブルの価値ある勝利となるが…。
 握手は交わさず試合がスタート。ロックアップからバックを取り合い、蹴りのかわし合いから中野がネックブリーカーを連発し、串刺しエルボーアタック、前後からミドルキック、カカト落とし。ともかが返すと、中野がサッカーボールキック。ともかが立ち上がりお返しを狙うが、中野がもう一発。中野はニーアタックからエプロンで場外への投げを予告。ともかがこらえて二段蹴り、中野がかわしてリングに入ろうとすると、ともかが左脚を攻撃しドラゴンスクリュー。中野は場外転落。10カウントでリングに戻るが、ともかがドラゴンスクリューを連発。コーナーに振られた中野が途中でダウン。ともかはスタンディングヒールホールドからヒザ十字固め、サッカーボールキック。中野が返すと、ともかに張り手、ともかは左脚へローキック。中野が再び張り手、ともかが左脚へローキック。ともかは打撃の連打、左脚へローキック、PK。中野が返すと、一撃必殺ともか蹴り狙い。中野がかわして後方からバイオレットシューティング。タイガー狙いをともかが切り返すがスピンキックを狙う。両者のハイキックが交錯しダウン。8カウントで立ち上がりともかが回し蹴り、中野がスピンキック、ジャーマン。ともかが返すと中野はタイガー狙い。ともかが切り返しヒザ十字固め。中野がなんとかエスケープに成功。ともかが持ち上げようとすると、中野が切り返しトラースキック、ともかがカウンターのハイキック、ニーで蹴り上げるが2カウント。ともかがみちのくドライバーを決めるが中野が返す。一撃必殺ともか蹴りを中野がブロックも次の一発を食らう。ともかはアキレス腱固め。ともかが右脚もクロスして両脚を絡めて絞り上げると、中野がギブアップした。

稲葉ともかコメント

 

「中野たむに勝ったぞ、おら。でもよ、自分自身、この勝ち方はちょっと悔しいのと、確かに今日勝ちにこだわった。だから中野たむの負傷してる足を狙った。中野たむは強い。めちゃくちゃ強い。オマエらも分かるだろ、中野たむは強いんだ。だから何が何でも勝ちにこだわりたかったから、痛めてる足を狙った。勝ったのは勝てたのは嬉しい。でも、ちょびっとこんな自分が悔しいです。でも、勝ちは勝ち。2点取った。いまのとこ負けなし。残り1戦、山形、岩谷麻優。今の私はお前らが思ってる以上に強いぞ。IWGPチャンピオンの岩谷麻優、ぶっ倒す。一撃必殺ともか蹴り、押忍」

中野たむコメント

 

「稲葉ともか。蹴りも絞め技も、プロレスラーとしての心も、まっすぐな目も、本当に一級品だね。強かったぁ。悔しい。5★STAR、過酷だ。毎年毎年過酷だと思ってたけど、8年目の今年が一番辛い…。心も体も。でも、ここで逃げたら去年と何も変わらないから。ヒーローにもプロレスラーでもなくなっちゃうからさ。たむはもう何からも逃げない。たむを信じてください」

RED STARS-A 公式戦
◯なつぽい

12分56秒、

腕ひしぎ逆十字固め

愛海●
4勝1敗=8点 2勝2敗1分=5点

 3勝1敗のなつぽいと2勝1敗1引き分けの愛海による公式リーグ戦は、白いベルトの王者に仙女の愛海が挑む図式。リーグ戦でともに優勝の可能性があるだけに、どちらも負けられない闘いだ。とくに愛海にはホームリングのある仙台とあって、DASH・チサコが安納サオリの仙女ワールド王座に挑む翌日の仙女PIT大会に弾みをつける結果を残したい。
 なつぽいから手を差し出し、愛海も応じる。ロックアップから愛海が押し込みエルボーを叩き込む。なつぽいがロープワークに誘いアームホイップ。愛海がドロップキックをかわしカバー。愛海がドロップキックを見舞い、ヘアーホイップで「フォー!」。なつぽいもやり返し[ポ~イ!]。愛海がもんきーフリップ、なつぽいがストンピング連打、背後からドロップキック、インディアンデスロックから腕を取る。愛海がエスケープすると、なつぽいがアームブリーカー、顔面を踏みつけるとボディースラム。返した愛海がニーアタック、フライングクロスチョップ、ドロップキック。愛海の突進を読んだなつぽいがクロスボディー、腕十字。愛海がエスケープすると、なつぽいがドロップキック狙い。愛海がロープを引いて阻止、エプロンに出してドロップキック、場外へエプロンからミサイルキック。「まだまだいくぞ!」と場外でドロップキック。リングに戻し、ミサイルキック。しかし、なつぽいが肩を上げる。愛海がノーザン狙い。なつぽいが切り返しネックブリーカー、ジャックナイフ。愛海が反転し、逆エビ固め。なつぽいがエスケープすると、愛海がコーナーへ。なつぽいも上がると愛海がバックドロップ、ダイビングボディープレス。なつぽいがかわして、ダイビングボディーアタック。カバーを愛海が反転、返したなつぽいがヘッドシザーズから腕を取る。10分経過。愛海の足がロープへ。なつぽいが腕を蹴り上げ、ドロップキック。「まだ!」と叫んで突進すると愛海がカウンターでジャンピングニー。なつぽいがダッシュするが愛海がニー。なつぽいがトラースキック、ポイ捨てジャーマン。残り3分。なつぽいがフィニッシュを宣言し、フェアリングリング狙い。愛海が切り返し丸め込む。返したなつぽいがバックラッシュから腕を取る。腕十字が決まると愛海がギブアップした。
なつぽい「仙台のみなさん、やっぽーい! やっぽーい! やっぽーい! いやあ、愛海ちゃん、ヤバいね。仙女さんはさ、怪物がいたりとか、なんかしゃべるたびに巻き舌になるヤンキーみたいなのいたりさ、フォーとか奇声発する変なヤツもいたり、知れば知るほど興味が沸くよ。今日はギリギリだったけどリーグ戦だからね、ホームとか関係ない。必ず1点でも落とさず次に向かわないといけないから、今日は勝ちにいったよ。なに? なんかしゃべりたそうだね」
愛海「なつぽいさん、そうですよ。そうだ明日、明日、ここ仙女のホームで仙台PIT大会があります! みなさんぜひお越しくだフォー! なつぽいさんに言いたいことがあるんですよ。今日はありが、ぽい」
なつぽい「私も愛海ちゃんに言いたいことがあります。今日はありが、フォー!」
愛海「今日の空気はフォーですよね。そうだ、そうだ、今日はフォーですよ。レッツフォー!」
なつぽい「ばいぽーい」

愛海コメント

 

「今日なつぽいさんとやって負けたし、情けない自分を見つめ直すきっかけをくれたこの5★STAR。だけどまだあと一日残ってて、仙女を背負ってきているので。最後まで闘い抜きたいと思います。今日はありがとうございました」

なつぽいコメント

 

「5★STAR、8点目かな?何点だろう?たぶん8点目かな?獲得しました。仙台、フォー!のホームだったと思うんだけど、空気は読むもんじゃない、作るもんなんだって、どっかの誰かさんに言われたことあるからさ。今日は空気読まず、ちゃんと2点獲得しにいきました。愛海ちゃん、フォー!とぽいの闘いはまだ始まったばっかり。これからもっともっとお互いに成長して強くなって、また絶対にやりましょう。愛海ちゃんの強さ、奇声、スターダムの全部に伝わっていると思います。ぽいも絶対に負けません! そのときまで、ばいぽーい!」

RED STARS-A 公式戦
○舞華

14分39秒、

変形みちのくドライバーII→片エビ固め

葉月●
5勝=10点 3勝2敗=6点

 4連勝中の舞華と3勝1敗の葉月による公式リーグ戦。ともに好調同士で、ブロック1位をかけての闘いとなりそうだ。
 試合がスタートするとエルボーを打ち合い、葉月が連打。笑顔の舞華に葉月がドロップキック、顔面ウォッシュ。舞華が返すと、葉月がセントーン。コーナーに叩きつけ、串刺しエルボーアタック、ミサイルキック、フェースロック。舞華がエスケープすると、葉月がニーの連打、舞華がパワースラム。葉月が返すと、舞華がスリーパー。葉月がエスケープすると、舞華がラリアット、ショルダータックル。ブレーンバスター狙いを葉月が阻止してエルボーを打ち合う。葉月が突進を読んでエルボー、舞華も先回り。葉月が二段蹴りで場外に落とすとトペスイシーダ。リングに戻すとミサイルキック、フェースロックでギブアップを迫る。エスケープ寸前の舞華を中央に戻してさらに締め上げる。舞華の足がロープに到達。葉月は「決めるぞ!」と絶叫しコーナーへ。舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスター狙い。葉月がこらえてコーナー上でフットスタンプ、雪崩式ブレーンバスター。もう一度上がると舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスターを決めると、そのままブレーンバスター3連発。10分経過。両者ダウン状態からエルボーの応酬。葉月が首筋へ連打し、舞華が沈んでいく。葉月の突進に舞華がローリングラリアット、炎華落とし。しかし葉月が返してみせる。残り3分。舞華はフィニッシュを宣言してみちドラ狙い。葉月がDDTで切り返し、串刺しエルボーアタック、コードブレイカー、ダイビングセントーン。葉月は「まだ!」と絶叫し前方に叩きつける。しかし舞華の肩が上がる。葉月は垂直落下狙い。舞華がラリアット、葉月の突進を止めてみちのくドライバー。葉月が返すと、舞華がみちドラ狙い。葉月が葉・月ストラル狙い。舞華が持ち上げてみちドラ。これも葉月が返してみせる。葉月は腕を絡めてみちのくドライバー。3カウントが入り、舞華が勝利した。
舞華「いて…。ちょっと勢い余りすぎちゃった。葉月、みんな知ってる? これたぶん、初めてのシングルマッチだよ。葉月、オマエマジでマジで熱い女だよ。ホントにこの5★STAR GP中で、一番私の中の炎がメラメラメラメラ、楽しくて楽しくてしょうがななったよ。オマエが同じ福岡出身で、私はホントにうれしい。11月2日ね、みんな知ってる? 福岡大会が決まってます。闘ってもよし、組んだことあるかな? 組んでもよし。私はその11月2日、葉月、オマエとタッグを組んで一緒に福岡に帰りたい」
葉月「舞華、初シングル。オマエ、強えな。やっぱり赤いベルト巻いてただけあるよ。今日は負けた。けど、次シングルやるときは、ウチが必ず舞華から3カウント奪う。で、11月2日が福岡? ウチも初めて聞いたし、たお客さんも初めて聞いた? 聞いてない」
舞華「決まってるよね」
葉月「でも発表してないよね」
舞華「福岡ではしてます。ポスター貼ってます。11月2日福岡でやります」
葉月「やるんだね。やるんだね。じゃあそのときは、舞華がタッグ? タッグっていうかさ、FWCプラス舞華。FTCでいんじゃない。フクオカトリプルクレイジー、どうですか」
舞華「いいじゃん。いいじゃん、同じようなネイルの色してるしさ。じゃあこれは、決定ということでよろしいでしょうか! これで11月2日、福岡大会」
葉月「私たち地元福岡。舞華、葉月そしてコグマ。地元の3人で盛り上げて、お祭り騒ぎにしていきたいと思います! というわけで私はしんどいので帰ります」
葉月が退場。
舞華「長々ありがとう。ということで、仙台大会にお越しのみなさん、今日の試合楽しみましたか! 今日見ての通り、5★STAR GP熱い女がメチャクチャぞろぞろ、このスターダムにはいます。でも、私いまのところ全勝ということで、このまま全勝優勝したいと思います! 次、来るときはスターダム初の全勝優勝者として仙台に帰ってくるので、みなさんそのときまで、さらばだ!」

舞華コメント

 

「5★STAR GP後半戦じゃない、残るところあと1試合。しんどい。でも、葉月、マジ、マジでメラメラしてるね。やっぱすっごく楽しい。勢い余っちゃってさ、11月2日のこともなんか暴露しちゃったし、勝手にFTCでなんて言ったけど、それは嘘じゃないから。ホントに福岡出身、こんなに切磋琢磨できるライバルだね。ユニットは違うけど、そこは福岡凱旋3人で帰らせて。みんなも待ってると思う。でもその前に、5★STAR ありますね。残るは愛海。愛海にも勝利して
新宿で、このままいけば私1位通過だから、レッドスターズBの2位の人とやるのかな?わからないけど。そこでも勝って、31日武蔵野の森、両方勝ってスターダム初の全勝優勝者に必ず私がなります。清々しく今年こそは私の夏にして見せたいと思います。以上です。あ~疲れた」

葉月コメント

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