2024/08/26 試合結果

2024年8月25日『5★STAR GP 2024 in YAMAGATA』山形ビッグウイング

『5★STAR GP 2024 in YAMAGATA』
2024年8月25日(日)山形ビッグウイング 展示場 (観衆479人(満員))

 

 

 

 

 

 

 

ワールド・オブ・スターダム王座戦調印式


 

 

 試合前、8・31調布でおこなわれるワールド・オブ・スターダム選手権試合、刀羅ナツコvs中野たむの調印式がおこわれた。調印書にサインを入れ、王者・ナツコ、挑戦者・中野がコメント。

中野「ホントに悪夢だったよ、この1カ月、いや1年。アンタにヒザぶっ壊されて、8年伸ばし続けた髪も切り刻まれて、リーグ戦もここまで全敗。プライドも、なにもかもメチャクチャだよ。これでホントにベルトも取れなかったら、私はアンタにすべて奪われる。そのふてぶてしい顔を見るだけで吐き気がする。アンタさあ、言ったよね。ナツコからベルトを取るのはヒーローじゃなきゃいけないって。たむはね、ヒーローなんかじゃない、中野たむは中野たむだから。すべて、理不尽も受けきって、最後には勝つ。私は私でしかない。アンタだって、ヴィランでも、もちろんヒーローでもなんでもない。たむのすべてを奪おうとして、最後は無様に散っていく、ただの刀羅ナツコだ。なにやってくるかわからないけど、たむはアンタの闘い方ならすべて受けきって勝つ。中野たむをなめんなよ」

ナツコ「あのさ、かわいそうだからいままで言ってなかったけど、テメエは去年脚をやったのは、私がなにしたってわけじゃなくてテメエがテメエがやっただけなのね」

中野「あれがアンタのせいだとは一言も言ってないだろ」

ナツコ「言ってたろ。オマエのせいでどうのこうのって、無様にどうのこうのって。言っとけばいいよ、自分に返ってくるから。別にさ、今回の5★STAR、正直私は、結果がどうとかどうでもいいよ、正直ね。オマエが私と闘うのにふさわしいくらいかっけーヤツだなって、それを見たかったわけよ。なのにさ、ほかのヤツにも、みーんなに左脚攻められて、情けないよな。こんなんでいいのかな。去年の会見とかでもさ、団体にオマエが入ってきて何年たつか忘れたけど、けっこう長い間闘ってんじゃん。私はずっと、自分があのベルト取ったら、たむとやりてえと思ってたんだよ。なんかもうその気持ちもさ、なんていうかな、自分が指名したからには、もうちょっと勢いのいい中野たむ見れたんじゃないかなって、この1カ月。別にいいよ。私はすべてを受け入れるし、その上で無様に散るのはオマエだよ。私に途中あれだけ言われようとなにもしてこなかったヤツが勝てるわけねえじゃん。いまの私に。それといま、イスでアタマでもぶっ叩いてみる? オマエそれやれんの?」

中野「ぶっ叩かれたいってこと?」

ナツコ「いいよ」

両者立ち上がり、ナツコがイスを持つ。中野がイスを振り下ろすとナツコが奪い取って脳天殴打、ナツコはデスバレーボムで叩きつけ中野をKO。

ナツコ「たむ、こういうことだよ。オマエが闘うのは、確かにヴィランでもヒーローでもない、刀羅ナツコだ」

ナツコは大の字の中野にマイクを投げつけて退場。

中野「ホントに、必ず、真っ赤な一番星に返り咲きます。たむを信じてください!」

 

 

 

BLUE STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負
〇鈴季すず

5分6秒

テキーラショット→エビ固め

八神蘭奈●
3勝2敗1分=7点 2勝4敗=4点

 

 

 

 

 2勝2敗1引き分けの鈴季すずと2勝3敗の八神蘭奈による公式リーグ戦。前年度覇者の鈴季は五分の成績も、まだ決勝トーナメント進出の可能性は残している。一方の八神は鹿島沙希、前日には羽南を破る金星を挙げており鈴季とて侮れない存在になってきた。鈴季が連覇に向けて前進か、それとも八神が連日の金星をゲットするか?
 鈴季のリングインに八神がドロップキックの奇襲。エルボー連打を見舞うが、鈴季がこらえて顔面を踏みつけるとサッカーボールキック、リング下を疾走し顔面蹴り。八神が返すと、鈴季をかいくぐりドロップキック。ミドルキックを連打も鈴季がエルボー一発で吹っ飛ばす。八神もやり返していくが、鈴季が仁王立ち。八神がミドルで鈴季を倒し、串刺しハイキック、サッカーボールキック。鈴季が返すと八神が腕十字。鈴季がエスケープすると、八神がミドルキック。鈴季が串刺しエルボー、串刺しニー。返した八神がバズソーキックをかわし丸め込み。ハイキックをかわしてゼロ戦キック。鈴季が返すと、八神がハイキック。鈴季がかわしてバックを取る。八神が丸め込むが、鈴季が「させるか」とジャーマン。八神が立ち上がると鈴季が顔面蹴り。八神が返すと鈴季はテキーラショットを決める。3カウントが入り、鈴季が八神を破った。

 

 

鈴季すずコメント

 

八神蘭奈コメント

 

 

 

 

BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
〇朱里

7分7秒

紅蓮→片エビ固め

天咲光由●
4勝2敗=8点 1勝4敗1分=3点

 

 

 

 

 3勝2敗の朱里と1勝3敗1引き分けの天咲光由による公式リーグ戦。初優勝を狙う朱里としては天咲を確実に破り決勝トーナメント進出を決めたいところ。一方の天咲は前日の福島でスターライト・キッドとの同門対決で殊勲の引き分け。この勢いを持って朱里の足も引っ張れるか?
 天咲がヒザにドロップキック、DDT、背後からドロップキックの奇襲攻撃。朱里が串刺しニーアタックを連発も2カウント。朱里はスリーパーに捕らえるが、天咲がロープへ。
朱里がフロントネックチャンスリー、サッカーボールキック連発。天咲が返すと朱里の突進をかわしてフェースクラッシャー、スリーパー。朱里が逆片エビ固めにいくと、天咲がエスケープしエルボーで向かっていく。朱里が「こいや」「もっとこいや」と挑発し、受けて立つ。朱里の突進を止めて天咲がスイングDDT、変型DDT。朱里が返すと担ぎ上げられるも切り返してマットに叩きつける。朱里はサッカーボールキック、前からも蹴りをぶち込む。返された朱里はサソリ固め。エスケープしたい天咲を引っ張りリング中央へ。しかしなんとか天咲の手がロープに届く。朱里が担ぎ上げて山折り。天咲が返すと、朱里は流炎狙い、天咲が天橋立で切り返す。返されると高角度DDT、変型DDT。返した朱里に天咲はフィニッシュを宣言し天聖の構え。朱里がかわしてジャーマン。天咲が立ち上がると朱里がハイキック。天咲が返すと朱里は流炎を旋回して決める新技。3カウントが入り、朱里が勝利した。

 

 

朱里コメント

 

天咲光由コメント

 

 

 

RED STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負
●AZM

7分59秒

飯田橋

飯田沙耶〇
3勝1敗2分=8点 2勝4敗=4点

 

 

 

 

 1勝4敗の飯田沙耶と3勝0敗2引き分けのAZMによる公式リーグ戦。飯田はすでに優勝の可能性が消滅。一方のAZMは黒星なしで最終戦を迎えた。ここで2点を確実にゲットし、決勝トーナメントへの進出を決めたい。
 両者突進しロープワーク。飯田が持ち上げるとAZMがアームホイップ。AZMの突進を止めて飯田がヘッドロック。AZMがフェイントをかけミドルキック、ドロップキック、串刺しドロップキック。飯田が返すと、AZMがワキ固め。飯田がエスケープしてエルボー。AZMが「こいよ!」と挑発、飯田がエルボーを連打する。AZMが逆水平をかわしてPK。飯田が返すと突進を止めてボディースラム。返したAZMに飯田はバックエルボー、エルボードロップ、逆水平を背中と胸に連打する。飯田のジャンピングチョップをAZMがかわしてブレーンバスター。飯田もブレーンバスター、AZMがバズソーキック、飯田がラリアットで両者ダウン状態。飯田が突進を止めてコーナーに追い込み、串刺しボディーアタック。飯田ロケットをかわしてAZMがワキ固め、腕固め、腕十字。飯田がエスケープすると、AZMはフィニッシュを宣言しダイビングフットスタンプ。しかし、飯田が肩を上げる。AZMがパワーボムの構え。飯田がこらえてラリアット、スパインバスター。AZMが返すと、飯田は垂直落下狙い。AZMが切り返しあずみ寿司、飯田が切り返し丸め込み。飯田橋をAZMが切り返し丸め込み。AZMが飛びつくが飯田がかわして飯田橋で3カウントを奪った。

 

 

飯田沙耶コメント

 

「AZMからスリー取ったぞ、この野郎。飯田魂、最後まで大爆発サク裂だっただろう、コラ!あきらめない。準々決勝、決勝いけないけれど、だからってこのリーグ出たからには最後まであきらめない。それが飯田沙耶ってもんよ。よっしゃー!」

 

AZMコメント

 

「5★STAR公式戦、最終戦。このまま負けなしでいくつもりだったんだけど、飯田魂にやられたな、おい。5★STAR始まって桃に勝ってたむに勝って、そしてアイコンに勝って。もちろん自信がないと言ったらウソになりますよ。自信だらけ。なのに、今日負けたー! ああ、くそ!まだ私がどれくらいの順位にいるか全くわからないんだけど、今日の最終戦全て終わって様子見てって感じかな。まあ、これでもし行けたら絶対5★STAR、優勝してやるから待っとけ!」

 

 

 

RED STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
〇舞華

8分57秒

みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

愛海●
6勝=12点 2勝3敗1分=5点

 

 

 

 

 5連勝中の舞華と2勝2敗1引き分けの愛海による公式リーグ戦。すでに決勝トーナメント進出を決めている舞華は全勝でリーグ戦を終えられるか。それとも仙女の愛海が元赤いベルトの王者相手に番狂わせを起こすか?
 愛海が「お願いします!」と手を差し出すと、舞華が「正々堂々と」と握手に応じる。愛海がヘッドロック、舞華が振ろうとするが離さないでグラウンドへ。愛海はキャメルクラッチに移行し、「フォー!」でつかんでいた髪を離す。レフェリーに向かってポーズした愛海の背後から舞華が攻撃しグラウンドのヘッドロックへ。愛海がヘッドシザーズで切り返しギブアップを迫る。舞華がエスケープすると、愛海が「こいよ!」と挑発。「バカか」と舞華が突進するが愛海がかわしてドロップキック、フライングクロスチョップ、ドロップキック、「フォー!」の雄叫び。愛海は舞華をコーナーに振るがかわされてラリアット、ショルダータックルを食らう。舞華は逆エビ狙いも愛海がロープへ。ロープをつかんで離さない愛海を揺さぶる舞華。舞華が話してスライディングラリアット、山茶華。担ぎ上げられた愛海が抵抗し卍固めへ。舞華がエスケープすると、愛海がニーアタック、エルボー連打。愛海の突進を読んで舞華がラリアット、愛海は「ふざけんな!」とカウンターでニーアタック、舞華がラリアット。両者ダウン状態から舞華が立ち上がりラリアット、愛海がかわして回転足折り固め、ダブルニーアタック。舞華が返すと、愛海がコーナーへ。舞華が上がり雪崩式ブレーンバスター、ブレーンバスター3連発。しかし、愛海が肩を上げる。舞華が「終わり!」と炎華落としを決めるが2カウント。舞華はみちのくドライバー狙い。愛海が切り返しニーの連打。舞華がカウンターでラリアット、ローリングラリアット。愛海が返すと、舞華はみちのくドライバー。3カウントが入り、舞華がリーグ戦全勝となった。

 

 

舞華コメント

 

「初めての愛海とのシングルマッチ、おもしろいヤツ、ふざけたヤツかなとか思っちゃったけどそんなことないね。すごいね、体力、筋力、気持ち。闘ってわかるものってあるなとあらためて思いました。なんだろう? 5★STAR GPだけじゃ物足りないよね。もっともっと、また違う機会で、もっとじっくりアイツのことを知っていきたいと思います。そして、これでレッドスターズA全日程終了。全勝です。誰が上がってくるかわからないですけど、いまの私は誰にも止められないと思うよ。誰が私を止めてくれるの? 必ず優勝したいと思います」

 

愛海コメント

 

 

 

RED STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
●水森由菜

7分43秒

ネックハンギングボム→エビ固め

琉悪夏〇
6敗=0点 1勝4敗1分=3点

 

 

 

 

 5連敗の水森由菜と0勝4敗1引き分けの琉悪夏による公式リーグ戦。両者とも優勝戦線から早い段階で脱落。今後のためにも最後の公式戦で白星を挙げておきたい。
 水森が場外戦を仕掛けリング下でエルボーを打ち合う。琉悪夏が水森を客席に叩きつける。琉悪夏は水森をリングに戻す。すぐにリング下に落として鉄柱へ。水森がかわし、リングサイドを疾走してショルダータックル。水森は琉悪夏を戻してダイビングショルダータックル。琉悪夏がカウンターでショルダータックル、セントーン、フェースロック。水森がエスケープすると、琉悪夏がクロスボディー、腹部へパンチ。水森が串刺しラリアット連打。両者のラリアットが何度も交錯し、琉悪夏が打ち勝つ。水森が立ち上がりラリアット3連打、ダイビングボディープレス。琉悪夏が返すと、水森はフィニッシュを予告。琉悪夏が切り返すが、水森がハリケーンドライバー。水森がコーナーに上がると琉悪夏が追いつきフィッシャーマン。水森がラリアット、琉悪夏がカウンターでラリアット。ネックハンギングを水森が切り返し丸め込む。琉悪夏が返すと、フィッシャーマンバスター。2カウントであえて引き起こし、ネックハンギングボム。水森が返せず琉悪夏が勝利した。

 

 

琉悪夏コメント

 

「ハイハイハイ、5★STAR終わった! 何点だっけ?あ、3点! でも2021年は0点で終わってたから、これは成長。3点は成長です。まあ、どうでもいい。3点取ってやったーぐらいの感じ。まあ次タッグリーグ始まるから。タッグリーグ、楽しみ。以上」

 

 

水森由菜コメント

 

「いまの自分の実力が知れるのがこの5★STAR GPだったら、0点のいまも弱いですか?(涙)全然成長してないですか?悔しい…悔しい! 私は絶対這いつくばって這いつくばって上ってやるから、覚悟しとけ。ゆなもんはこんなもんじゃない、こんなもんじゃない!」

 

 

 

BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
〇鹿島沙希

3分43秒

起死回生

テクラ●
3勝3敗=6点 2勝4敗=4点

 

 

 

 

 鹿島沙希とテクラの公式リーグ戦はどちらも2勝3敗。すでに決勝トーナメント進出の可能性は消滅しており、最後の公式戦でどんな闘いを仕掛けていくのか。今後も続くユニット闘争に向けての駆け引きが展開されそうだ。鹿島は8・20大阪で上谷沙弥の連勝をストップさせており、テクラは前日の福島で世羅りさからの反則勝ちで相手の足を引っ張った。足の引っ張り合いで最後に笑うのは?
 鹿島の入場をテクラが背後から攻撃。試合が始まるとテクラがエルボーで片足カバー。テクラはエルボー連打から場外に送り出す。テクラが追いかけ、コスチュームのベルトで殴打、絞首刑に。場外で鹿島がダウン。テクラがエプロンからフットスタンプ。テクラは鹿島を客席に投げつけていく。テクラは本部席の岡田社長を睨みつける。テクラが鹿島をリングに戻す。鹿島が丸め込むと3カウントが入った。試合後、テクラが鹿島を暴行もあとの祭り…。

 

 

鹿島沙希コメント

 

テクラコメント

 

 

 

タッグマッチ15分1本勝負
刀羅ナツコ

10分21秒

ダイビングダブルニードロップ→体固め

アナ・ジェイ
〇吏南 妃南●

 

 

 

 

 刀羅ナツコ&吏南組とアナ・ジェイ&妃南組によるタッグマッチ。8・31調布でフューチャー・オブ・スターダム王座をかけて対戦する吏南と妃南には3大会連続の前哨戦。過去2大会はいずれも両者の間で決着がついており、1勝1敗。記録のかかるタイトルマッチに向けて先手を取るのはどちらか?
 吏南と妃南の先発でスタート。と思いきや、妃南とアナが突進し吏南に連係で攻撃。妃南が吏南にボディースラム3連発。アナが串刺し後ろ回し蹴り、エルボーアタック。妃南が吏南にバックブリーカー。吏南が返すと、妃南の突進を髪を引いて止めて背中にドロップキック。「なめんじゃねえぞ!」とロープに追い詰め、顔面を踏みつける。さらに背中へドロップキックも、妃南が返す。ナツコがバックフリップからセントーン。妃南が返してエルボー連打で向かっていく。払い腰をナツコがこらえてブレーンバスター。妃南がナツコをかいくぐり払い腰。アナがナツコにエルボー連打、後ろ回し蹴り。吏南が乱入するがアナがまとめて串刺しエルボー。ナツコがアナにクロスボディー。吏南がアナにビッグブーツ、ドロップキック。アナが返すと、吏南の突進にニー。妃南が串刺しエルボーアタック、ドロップキック。吏南が返すと、妃南とエルボーの応酬。ナツコが乱入してラリアット、ダブルでバックドロップ。妃南が返すと、吏南はダイビングフットタンプ。妃南がかわしアナがDDT、妃南が変型ロックボトム。吏南が返すと、妃南はラブカ狙い。吏南が切り返しピンクデビルを狙う。妃南がこらえるとナツコがアシスト、吏南が丸め込む。妃南が返して吏南に大外刈り。吏南が妃南にノーザンライトも2カウント。吏南がピンクデビルを狙うが妃南が切り返し外道クラッチ。ギリギリで吏南が返すと、アナと妃南が合体。しかしナツコがまとめてラリアット。吏南が妃南にハイドレンジアから叩きつける。妃南が返すと、吏南がピンクデビルを狙う。妃南が切り返しネックブリーカー。妃南の突進をナツコがパイプ殴打、デスバレー、吏南がダイビングダブルニードロップ。3カウントが入り、吏南が妃南を破った。

 

 

妃南コメント

 

 

 

BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
●安納サオリ

3分16秒

120%スクールボーイ

コグマ〇
3勝2敗1分=7点 3勝3敗=6点

 

 

 

 

 3勝1敗1引き分けの安納サオリと2勝3敗のコグマによる公式リーグ戦。仙女ワールド王者でも安納は前日、仙女の仙台大会でDASH・チサコを破り王座防衛に成功。仙女王者としてスターダムの5★STAR GPに戻ってくる。しかもここで勝てば決勝トーナメントにも進出できるとあって、コグマを相手に確実に白星を狙いたい。前日のコグマはアナ・ジェイを破り2勝目を獲得。すでに優勝戦線から脱落しているものの、安納の足を引っ張り存在感を示したい。
 ゴングが打ち鳴らされ、両者ゆっくりと歩を進める。慎重に手四つで組み合い、力比べ。コグマがクマポーズにいこうとすると安納が投げを打つ。ノーザンで叩きつけるが2カウント。安納が極楽固め、グラウンドで締め上げるが、コグマがエスケープ。安納はコーナーに上がる。コグマが接近し下からエルボー連打。コグマが雪崩式ガンスタン。エルボーの打ち合いで立ち上がり、安納がジャーマン、コグマがラリアットをかわしジャーマン。コグマのラリアットをかわして安納が手を引くがコグマが丸め込むと3カウントが入った。
安納は本部席で星取りを確認、そのまま本部席で次の試合を待った。

 

 

コグマコメント

 

安納サオリコメント

 

「この夏の過酷さ、スターダムのシングルマッチの過酷さをすごく感じる。終わってしまったなあ。私は昨日、決まったことがある。岩田美香、私は岩田美香に、言いたいこといっぱいある。これから言っていく。岩谷は言いたいから」

 

 

 

BLUE STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
〇スターライト・キッド

10分31秒

黒虎脚殺

ジーナ●
3勝1敗2分=8点 2勝4敗=4点

 

 

 

 

 2勝3敗のジーナと2勝1敗2引き分けのスターライト・キッドによる公式リーグ戦。ジーナは前日の福島で朱里に敗れ優勝戦線から脱落。一方のキッドは天咲光由との同門対決で引き分け失点に等しい結果を出してしまったが、優勝の可能性はまだ残している。そのためにも、ジーナからの白星が何よりも必要だ。
 ジーナが押し込み逆水平。キッドがかわしてロープワーク、ジーナをかいくぐりコルバタを決める。ジーナはショルダータックルから片足カバー。キッドが返すと、ジーナはもう一度片足で踏みつけニーをあてていく。キッドが返すと、ジーナがドロップキック。キッドが返すと、ジーナがダブルアームスープレックス、串刺しドロップキック。返したキッドにジーナはボディーアタックをキャッチ。しかしキッドが叩きつけレッグスクリュー、右ヒザを踏みつけて、その場跳びムーンサルトプレス。ジーナが突進をかわしてロープ越しにドロップキック。キッドは場外転落。ジーナが飛ぼうとするがキッドがかわす。エプロンのジーナにキッドはレッグブリーカー連打。キッドはストレッチマフラーにいくがジーナがエスケープ。ジーナがバックキック、キッドがヒザを蹴り上げドロップキック。キッドは「オマエが食らえ」とダブルチョップ連打。ジーナが旋回してバックブリーカーで叩きつける。ブレーンバスター狙いをキッドが切り返し、スイングDDT狙い。ジーナが止めてブレーンバスター。ジーナがチョップを連打、キッドが悶絶。キッドが突進を止めてフィッシャーマン連発。ジーナが返すと、キッドが旋回式ダイビングボディープレス。返したジーナにキッドがストレッチマフラー。ジーナが振りほどき、バックブリーカーからサンダーストラック。キッドが返すと、ジーナがラリアット。返したキッドにジーナはフィニッシュを予告し担ぎ上げる。キッドが切り返しモモ☆ラッチ狙いで飛びつく。ジーナがかわしてジャーマン。キッドが返すと、ジーナが担ぎ上げる。キッドが切り返しスイングDDT。右足を踏みつけてーンサルトプレス、ドラゴンスクリュー、ストレッチマフラーから黒虎脚殺でギブアップを奪った。この結果、朱里とキッドがブロック1位。直接対決の結果により、朱里が1位、キッドが2位で決勝トーナメント進出となった。

 

 

スターライト・キッドコメント

 

「よっしゃー! ジーナに勝ったということで、私の勝ち点8、2位通過です! マジでよかった。朱里の1位通過が確定してしまって、あと一枠しかないってとこだったんですけど、なんと、ここはコグマに感謝をしたらいいといったところでしょうか。サオリとはワンダー、そして2点をかけて闘ってきたけど、最後は直接対決ではなかったけど私がここはサオリに勝てたということで、まずメチャクチャこれはうれしいしシングルプレーヤーとしての強さにこだわってきた私の5★STAR GPの夏、頑張ったね自分と褒めてあげてもいいかなと思います。昨日、光由に思いっきり首をやられて、ジーナもパワーもすごいから危ないところもあったんですけど、ここは気持ちでぜってー負けられないという。それが結果につながったと思います。1位通過、ブルーの反対側は上谷って決まってんでしょ。私にとっては都合のいい相手なんじゃないの。上谷だけには、闇に落ちようが負けたくない気持ちに変わりはないから」

 

 

 

RED STARS-A 公式リーグ戦 15分1本勝負
△葉月

時間切れ引き分け

なつぽい△
3勝2敗1分=7点 4勝1敗1分=9点

 

 

 

 

 3勝2敗の葉月と4勝1敗のなつぽいによる公式リーグ戦。勝った方が決勝トーナメント進出。なつぽいが勝てば文句なしの進出で、葉月が勝てばなつぽいと同点。直接対決で葉月が勝つことになるため、葉月が上位となる。
 なつぽいがゴング前に背中にドロップキック、場外に落としてプランチャを狙う。葉月が上がってエプロンへデッドリードライブ。葉月がトペを狙い走るとなつぽいがエプロンで立ちふさがる。葉月がロープを開けてリングに招く。なつぽいが入ろうとしたところで葉月が攻撃。なつぽいがロープに振り、葉月も応戦しDDT、セントーン。葉月はなつぽいへ顔面ウォッシュ、フェースロック。なつぽいがエスケープすると、葉月が顔面を蹴飛ばしていく。エルボーの打ち合い、葉月が「なめんじゃねえ!」と打ち倒す。なつぽいが返すと、葉月が串刺しエルボー、なつぽいがアームホイップ、ドロップキック。葉月の突進をかわし、なつぽいがドロップキック、ボディーシザーズから両腕を取る。体制を入れ替え腕を締め上げるが葉月の足がロープへ到達。なつぽいはアームブリーカー、ロープに右腕をかけて蹴り上げると、ドロップキック狙い。葉月が先回りし、コーナーに追い込み串刺しエルボー。スワンダイブをなつぽいがエルボーで落として場外プランチャ。19カウントで葉月が生還。ダウンの葉月をなつぽいが引き起こしてエルボー。葉月もやり返しエルボーの応酬。葉月が二段蹴り、なつぽいがビッグブーツ。葉月もやり返し、ビッグブーツを顔面に打ち合う。10分経過。なつぽいがストンピング乱打。葉月が顔面へ二段蹴り。なつぽいが張り手。葉月もやり返す。葉月が打ってこさせ、エルボー連打。なつぽいが沈んでいくが突進を止めてポイ捨てジャーマン連打、ネックブリーカー、ジャックナイフ。葉月が反転、葉・月ストラル狙いに、なつぽいがマヒストラル。返されたなつぽいが腕十字。葉月がエスケープ、なつぽいが腕にニーアタック、コーナーに上がると葉月も上がってヘッドバット。葉月は雪崩式ブレーンバスター、ダイビングセントーン。なつぽいがかわして腕十字、腕固め。残り1分。葉月がエスケープ、なつぽいはマットを叩いて悔しがる。フェアリングリングを葉月がこらえるとなつぽいがトラースキック、フェアリアルギフト投下。葉月がかわしコードブレイカー、葉月が垂直落下もカバーしたところで時間切れとなった。この結果、ブロック1位は舞華、2位がなつぽいとなり決勝トーナメント進出が決まった。

 

 

なつぽいコメント

 

葉月コメント

 

「なつぽいと白のチャンピオンと、ドロー。ドロー、結果ドローやけど、なつぽいは引き分けても9点で、レッドスターズA上がっとるわけやし、負けでしょ。15分で仕留めきれなかったのがいまのウチの実力。ただ、白いベルト、ウチはいままで何度もやってきたけど、何度やって何度負けても、まだあきらめきれない。しっかり自分のいまの実力をしっかりわかったうえでこれからも私は白いベルト、狙って突き進んでいきたいと思います」

 

 

 

RED STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負
〇岩谷麻優

4分23秒

回転足折り固め

稲葉ともか
5勝1敗=10点 3勝1敗2分=8点

 

 

 

 

 4勝1敗の岩谷麻優と3勝0敗2引き分けの稲葉ともかによる公式リーグ戦。どちらも決勝トーナメント進出がかかる重要な闘いだ。
 ともかが蹴りの連打で先制。蹴りのかわし合いから、ともかがフェースロック。岩谷がエスケープすると、「麻優!」と叫んでともかがキック。一撃必殺ともか蹴りを狙うが岩谷がかわす。岩谷が狙いすましてトラースキック、「終わらせるぞ!」とひき起こすがハイキック、ニーを食らう。ともかはみちドラを決めるが岩谷が返す。一撃必殺を再び岩田院がかわし回転足折り固めで3カウントを奪った。

 

 

岩谷麻優コメント

 

「ギリギリ、ギリギリ3カウント取りました。これで10点。今日で10点。首位? 1位ですか? 1位? 予選1位? マジか、うれしい。この前の星来芽依との試合でめっち ゃ首が痛くて今日は押さえ込むのに必死で。メンタル的にちょっときつい闘いだったけど、1位だよ。予選1位。あとはもうあれするから。優勝して、王冠とマント被って、アイツをIWGP(女子)のベルトに逆指名したいと思うので、期待してみなさん楽しみにしててください」

 

 

稲葉ともかコメント

 

「負けた…。決してナメてたわけじゃないし、気を抜いてたわけじゃない。でも、負けた。今日まで負けなしで来たのに、さすがIWGP女子チャンピオンの岩谷麻優ですね。悔しい。今日、岩谷麻優に勝てたらブロック1位通過だったのに、悔しい。悔しすぎて言葉が出てきません。でも、まだこの後の試合で結果が決まるはず。稲葉ともかは止まらない。稲葉ともか、キテるから。一撃一殺ともか蹴り、押忍!」

 

 

 

RED STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ

12分19秒

流星龍→レフェリーストップ

星来芽依〇
6敗=0点 3勝1敗2分=8点

 

 

 

 

 5連敗の中野たむと2勝1敗2引き分けの星来芽依による公式リーグ戦。いまだ白星のない中野が全敗で終えるか、それとも一矢報いるか。8・31調布で刀羅ナツコの赤いベルトに挑む中野。なんとしても星来から2点を獲得し、調子を上向きにしたいところ。しかし、星来もほかの選手と同様左ヒザを狙ってくることが考えられる。星来にも優勝のチャンスがあるだけに、中野には厳しい闘い必至だ。
 星来が蹴りを入れ、ともに振り合う。ロープワークから星来がクロスボディー。中野の蹴りをかわした星来だがドロップキックをかわされる。視殺戦から星来が握手を要請。中野は慎重に応じるが星来が足を踏む。中野が寸前でかわして「大人をなめんなよ」と串刺しエルボーアタック。前後から蹴りを入れてカカト落とし。星来が返すと、中野がコーナーで宙吊りスリーパー、ダイビングボディーアタック。中野が星来のドロップキックをかわしてドロップキック。星来がドロップキックを決めて中野が場外転落。星来がコーナーに駆け上がると中野が追いついてコーナー上でエルボー連打。カカト落としを星来が止めてレッグブリーカー、中野が転落。星来は左脚をエプロンに乗せてフットスタンプ。星来が中野をリングに戻してレッグロック。中野がなんとかエスケープに成功。星来が左脚をロープにかけてドロップキックを連打。ロープに振られた中野が転倒。エルボーの打ち合いから星来がフェイントをかけて足を踏む。星来がドロップキックも、中野がこらえてバックドロップ。中野の突進をかわし星来がジャーマン。中野もジャーマン。丸め込みの応酬から中野がジャーマン。中野がタイガーの構え、星来が切り返すが中野がスピンキック。星来がドロップキック。中野がスピンキック、星来がヒザへドロップキック、スタンディングヒールホールド。中野がかわすと星来が丸め込みの連続。中野が丸め込むも星来が返す。中野の突進に星来がドロップキック、変型弓矢固めから両腕を取り、ドラゴンスリーパーに移行。レフェリーがゴングを要請し星来の勝利となった。この結果、レッドスターズBブロックは稲葉ともか、星来、AZMが並び、直接対決でも引き分けのため、8・28新宿で決勝トーナメント進出をかける巴戦をおこなうことになった。

AZM「(巴戦とトーナメント準々決勝で)3試合? キツすぎるでしょ! でも、私レッドスターズ、岩谷麻優を倒した女です!ってことは私が優勝するしかないでしょ!」

稲葉「同い年のこの3人の闘い、すっげぇ楽しみだけど、もちろん勝つのはこの私だ。そして、レッドスターズAブロック1位通過した舞華。あのときのリベンジを舞華に果たして5★STAR優勝するのはこの私、稲葉ともかだ。稲葉ともかキテる!押忍!」

星来「まずは芽依勝ったから。勝ちました!新宿で複雑な形式の試合があるってことなんですけど、(稲葉を見て)たぶんついてこれないと思う。速すぎて。フフフ。芽依は天才なので、AZMさんもぶっころがして、稲葉ともかもぶっころがして絶対優勝したいと思いますので、みなさん新宿、集合!押忍!」

 

 

星来芽依コメント

 

星来芽依コメント
「芽依のブロック最終戦、中野たむに勝ったぞー!芽依はね、いろいろ研究してきたんです。自分で一人作戦会議して、今の中野たむの状況を勉強してきたから、これはわかった。あとはさっき発表があったんですけど、AZMさん、稲葉ともか、芽依が新宿でなんとかルールみたいな。複雑やつなんですけど、芽依は天才なんで、みんなぶっ転がして優勝したいと思います。新宿集合!」

 

 

中野たむコメント

 

 

 

BLUE STARS-B 公式リーグ戦 15分1本勝負
●上谷沙弥

9分55秒

バックドロップホールド

羽南〇
4勝2敗=8点 3勝2敗1分=7点

 

 

 

 

 4勝1敗の上谷沙弥と2勝2敗1引き分けの羽南による公式リーグ戦。上谷は鹿島沙希に足を引っ張られるも4勝でこのブロックのトップを走る。対する羽南は前日の福島で八神蘭奈に敗れあとがなくなった。どちらも負けられない一戦で白星を挙げるのは?
 羽南がドロップキックで奇襲をかける。リング下に羽南が追いかけるが、上谷が先に戻る。上谷が下におりて羽南を客席に叩きつける。上谷はイスをリングに入れて座り込む。羽南が戻ると、イスに頭部を打ちつけてドロップキック。上谷はヘアーホイップの連続から顔面を踏みつける。ロープに固定して攻撃すると片足でカバー。「羽南、そんなもんか」と挑発し、向かってくる羽南に仁王立ち。顔面をかきむしり、チンロック。上谷の突進をかわして羽南が後方からニーアタック、場外に出してプランチャで飛ぶ。リングに戻るとランニングエルボースマッシュ。ブロックバスター狙いを上谷がこらえるとエルボーの応酬。上谷が連打するが羽南が払い腰。上谷がカウンターのパンチを腹部に入れるが羽南が後方に投げつける。しかし、上谷がニールキック。羽南のバックドロップを上谷が着地し、串刺しニーアタック、スワンダイブ式ボディーアタック。羽南が返すと、上谷がスープレックス。上谷はフィニッシュを宣言してスタークラッシャーを狙う。羽南が切り返しフェイマサ―連打。上谷が返すと、羽南はフィニッシュを宣言しブロックバスターホールド。返された羽南は「終わりだ!」と叫んでバックドロップの構え。上谷が切り返しフランケンも羽南が丸め込みの連続。上谷が返すとカウンターの二段蹴り、旋風脚。返した羽南に上谷はフィニッシュを予告してスタークラッシャー狙い。切り返した羽南がバックドロップホールドの連続。上谷が返せず羽南が3カウントを奪ってみせた。この結果、上谷がブロック1位、2位に羽南と鈴季が同点で並ぶことに。

羽南「上谷から3カウント取った!だけど私は2位だから進出?」

8・28新宿で同点2位の羽南と鈴季すずが進出者決定戦をおこなうと発表。

鈴季「話、聞いてた? オマエと私は同点だから。しかもさ、開幕戦で決着ついてないでしょ。決着つけようよ。ああ、新宿楽しみだな。おまえら新宿こいよ」

羽南「私が今日みたいなバックドロップホールドでおまえからも3カウント奪ってやるよ」

鈴季「怖い怖い。おまえきょう素敵なバックドロップホールドで勝ってたんで、締めていいよ」

羽南「今日、私がメインで勝ったから締めます! どうしよう…。いまを信じて明日に輝け、ウィー・アー・スターダム…じゃなくて、違うのにします。ちょっと難しいかもしれないですけど、いいですか? 『走れメロス』ってご存じですか? それの羽南バージョンでどうです。新しい挑戦してみます。いきますよ!いくぞ、走れ、はなーん!」

 

 

羽南コメント

 

「ハイ、上谷から勝ちました。私が初めて黒星をつけたと思ったら先を越されていました…(実際、最初に黒星をつけたのは鹿島沙希)。まあいいですよ。今日のこのリーグ戦最終戦のメインで私の試合が組まれるくらい私は期待されているということですよね? 2位決定戦ですずから勝って、そして勝ったら、次は朱里と。1日2試合。その2人と…。ああ、もうやるしかないんで!ああだこうだなんて言わないですよ。私は走りますよ。ハタチの羽南はもっと爆速です!」

 

 

 

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