2024/09/09 試合結果

2024年9月8日(日)『STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.』

『STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.』
2024年9月8日(日)東京・後楽園ホール (観衆1,022人)

 

 

 

 

 

5★STAR GP 2024 表彰式


 

 

 試合前に「5★STAR GP2024表彰式」がおこなわれ、新日本プロレス棚橋弘至社長がプレゼンターを務めた。
「ハイ、みなさん、あらためまして新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長、棚橋弘至です。ここにいる選手を中心にこれからもね、盛り上がっていくんですけども、こういった賞っていうのはレスラーのモチベーション、そういうものを上げていきますんでね、これからもみなさん温かい目で、そして熱い気持ちで応援していただいて、スターダムを盛り上げていってください。よろしくお願いします」

▼殊勲賞…羽南
羽南「殊勲賞いただきました~! 初めての賞です。メチャクチャうれしいです。今日、白いベルトの次期挑戦者決定戦あるので頑張ります。応援よろしくお願いします!」

▼敢闘賞…AZM
AZM「私、5★STARトロフィー6年連続6度目、取りました。やったー! そして、そしてたぶんシングルのトロフィー、私、コンプリートしました! ありがとうございます。まあね、来年の7年連続7度目のときには優勝というトロフィーのために頑張りたいと思います。ありがとうございました!」

▼技能賞…スターライト・キッド
キッド「惜しくも…惜しくも? いや、惜しくもでもないですね。優勝はできなかったんですけど、シングルプレーヤーとして、とても闘えた夏かなと思います。ここからワンダーのベルト目がけて突っ走っていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。ありがとうございます!」

▼ベストマッチ賞
※レッドスターズAブロック8・23仙台 舞華vs葉月
葉月「2年連続ベストマッチ賞、取ったぞ~! このベストマッチ賞は対戦(相手)あってこそなので、舞華、ベストマッチ賞ありがと!」
舞華「ベストマッチ賞、葉月と取れたということはね、FTC、これはなかなか縁が深まったというか、絆が深まったというか、11月2日ね、私たち、FTCでタッグ組みたいと思いますので、みなさんよろしくお願いしま~す!」

※レッドスターズBブロック8・15後楽園 岩谷麻優vs渡辺桃
桃はコメント拒否。
岩谷「後楽園ホールにお越しのみなさん、こんばんは~! ありがとうございます。えーっとね、この賞は桃のおかげ…でもあるから、まあ、ありがとうございます。5★STAR GP、自分は優勝できなかったですけど、最高の夏を過ごすことができました。本当に応援ありがとうございます。今日もみなさん、楽しめる準備はできてますか? よっしゃー! じゃあ、今日も盛り上がっていきましょう! ありがとうございました!」

※ブルースターズAブロック8・15後楽園 安納サオリvsスターライト・キッド
安納が不在のためキッドがトロフィーを2本受け取る。
キッド「なんとダブル受賞いただきました~! ありがとうございます。しかも私自身、ベストマッチ賞は初めてでして、今日はサオリはいないんですけど、ベストマッチ賞っていままでトロフィーは1本しかくれなかったんですね。でも今年からなんと2本になって、次はこれを懸けてサオリと闘うことになるのかなーなんて思ってたんですけど、ありがとうございます。2本用意してくださって。フフフ。サオリとはまたというか、引き分けだったので、決着をつけないといけないと思います。なので、そのシングルの際はぜひ見に来てください。ベストマッチ賞ありがとうございます!」

※ブルースターズBブロック大阪8・20鈴季すずvsテクラ
テクラ「ミナサン、スケベタチ、イイタイコトアルノデ、サンキューファックユー!バイバーイ!」
すず「ベストマッチ賞、3年連続受賞しました~。イエーイ、いやあねぇ、みんな鈴季すずのこと好きすぎだろ~! 私はこれからもベストマッチ賞ならず、優勝をね、目指したいと思いますんで、これからも応援よろしくお願いしま~す!」

▼準優勝…上谷沙弥
上谷「……(トロフィーを受け取らず棚橋にアッカンベー)。優勝以外ほしくなかったんで。全然!うれしくない!」

▼優勝…舞華
舞華「ということで、全勝優勝しました! 熱い夏は終わりましたけど、スターダムまだまだ、もっともっと、どんどんどんどん盛り上げて、熱い試合バンバン、全選手やってくれると思うので、みなさん一瞬たりとも目をそらさず、会場に来いよ! ありがとうございました!」

岡田太郎社長「本日は後楽園ホールにお集まりいただき、ありがとうございます。そして5★STAR GP、会場までお越しいただき、そしてワールドなどPPVなどでご覧いただき、ありがとうございました。目標として最初に話したのが離脱者ナシでというのが目標だったんですが、それ以上に離脱するのも顧みずに激しい闘いをしていただいた選手のみなさまに本当に感謝申し上げます。そして、ここに選ばれた素晴らしい成績、素晴らしい試合をしていただいたみなさまですが、ほかにも本当に負けず劣らずみんながすごい試合をしてくれました。なので、賞はこのメンバーですけども、出場選手、そしてそれを支えた選手全員、スタッフ全員の力で、5★STARは盛り上がったと思います。それが武蔵野の森の大歓声になったと思いますので、今後もこの熱さをスターダムのリングにもっともっと熱くして、いきますのでぜひみなさまこれからもご声援よろしくお願いします。本日もよろしくお願いします」

 

 


 

 

シングルマッチ 15分1本勝負
〇スターライト・キッド

7分18秒

黒虎脚殺

梨杏●

 

 

 

 スターライト・キッドに梨杏が挑むシングルマッチ。故郷・八戸への凱旋も控える梨杏がキッド相手にどんな爪跡を残すか。
 梨杏が「お願いします!」と握手を求めるとキッドもクリーンに応じる。梨杏がゴング直前にドロップキックの奇襲攻撃。アームホイップを決めてボディースラムの体勢。キッドがこらえてドロップキックをかわし、ニークラッシャー。キッドは右手を踏みつけてから右足にニードロップ、レッグロック。梨杏がエスケープすると、キッドは右脚をロープにかけてドロップキック。コーナーに追い込み突進すると、梨杏がかわしてコルバタを放つ。梨杏はドロップキック、ボディースラム。キッドが返すと、予告してフィッシャーマンの構え。キッドが切り返しボディーアタック、ドロップキック、その場跳びムーンサルトプレス。梨杏が返すと、梨杏がエルボー連打で向かっていく。キッドが受けて立ち、ヒザへのドロップキックからストレッチマフラー。梨杏がエスケープすると、カウンターでクロスボディーアタック。フィッシャーマンの体勢をキッドが切り返す。梨杏も切り返してフィッシャーマンを決める。キッドが返すと、梨杏の突進を止めてパイルドライバーの体勢。梨杏が切り返し丸め込みへ。キッドが返して変型ゴリーボム、ストレッチマフラーから黒虎脚殺に移行すると梨杏がギブアップした。

 

 

スターライト・キッドコメント

 

梨杏コメント

 

 


 

タッグマッチ 15分1本勝負
〇さくらあや

7分26秒

横入り式エビ固め

吏南●
玖麗さやか 琉悪夏

 

 

 

 コズミックエンジェルズのさくらあや&玖麗さやか組とH.A.T.E.の琉悪夏&吏南組がタッグマッチで対戦。ユニットの若手同士の試合でどんな結果が待っているか。とくにフューチャー・オブ・スターダム王者&NEW BLOODタッグ王者の吏南にさくらと玖麗がどう挑むかが注目される。
 ゴング前にさくら組がドロップキックの奇襲、吏南を孤立させ、次々と串刺し攻撃を見舞う。さくらのカバーを吏南が返して頭部をマットに叩きつける。吏南は「反則だろテメエ1」とレフェリーにクレーム。H.A.T.E.が合体攻撃でさくらを攻める。さくらが琉悪夏にエルボー連打、ラリアットをかいくぐりドロップキック。玖麗がスワンダイブ式アームホイップからドロップキック。ネックブリーカーの体勢は吏南が乱入して阻止。琉悪夏と吏南が串刺し攻撃を狙うが、玖麗がかいくぐり琉悪夏にネックブリーカー。琉悪夏が玖麗にセントーン。吏南が玖麗へドロップキック。吏南のダッシュに玖麗がドロップキックを放つ。さくらが串刺し後ろ回し蹴りからドロップキック。吏南が返すと、さくらは「上げるぞ!」と予告。吏南がこらえると、さくらはミドルの連打。吏南の突進にさくらがミドルキック、ボディースラム。吏南が返すと、さくらはエルボー連打。琉悪夏が乱入して吏南をアシスト、吏南がさくらをマットに叩きつけるが2カウント。玖麗が吏南をカットし、さくらとダブルのドロップキック、さくらがノーザンライト。吏南が返すと、さくらが三角絞め。吏南がエスケープすると、さくらはコーナーからニーアタック。吏南がかわし琉悪夏と合体、琉悪夏のラリアットから吏南がノーザンライト。さくらが返すと、吏南はダイビングダブルニードロップ。しかし、玖麗のカットが間に合う。吏南がさくらにピンクデビル狙い。さくらが切り返すと、琉悪夏がボックスで殴打。これをさくらがかわし、吏南を丸め込むと3カウントが入った。

さくら「フューチャーチャンピオンからスリー取ったぞ! 次のフューチャー、ウチしかおらんよな!」

吏南「おいテメエ、今日で勝ったと思ってんじゃねえぞ! やってやるよ!」

 

 

さくらあや&玖麗さやかコメント

 

さくら「吏南さん、琉悪夏さんから、ウチらさくららがスリー取ったぞー! そして今日やっと、やっとやっと言いたかったことが言えた。今年はフューチャーのベルトに挑戦したいです。同期の中で一番遅くなっちゃったけど、これは自分が取る実力がついてから挑戦できるっていうふうにポジティブにとらえて、次、絶対、私がフューチャー取ります」
玖麗「今日、吏南さんと琉悪夏さんから勝ったっていうのは、すごいすごいすごいすごいすごい大きいことだと思うので、2人のベルトもあるし、フューチャーは私も狙ってるから、ちょっと複雑な気持ちだけど。でもパートナーとして、さくらさんがフューチャー取って、そのさくらさんから私が取ります」
さくら「絶対、取ろうな」

 

吏南コメント

 

「あー…さくら?さくらと玖麗、さっきリングで言った通りだよ。テメエ、今日で勝った気になってんじゃねえぞ。次のNEW BLOODでもなんでもいいよ。前哨戦組めよ。まあね、もうこのフューチャーのベルトは10回も防衛して、それで次の挑戦者がさくら。まあ…言葉は難しいけど、でも私は、いつかは覚えてないけど、さくらがナツコとシングルして、ナツコがまた闘ってやるよって言わせるさくらってどんなもんなのか、少しだけ興味があったから、まあ一対一で闘ってみてもいいんじゃないかなって思う。欠場もしてたしね。まあ、確かにいまのスターダムの中でやってないのはさくらくらいかな? まあ、やってやりますよ。12回目の防衛戦か。私はいつでもいいよ、やってやるよ」

 

 


 

3WAYバトル 15分1本勝負
〇白川未奈

11分39秒

グラマラスドライバーMINA→エビ固め

八神蘭奈●

※もう1人は飯田沙耶

 

 

 

 白川未奈が約1カ月のアメリカ遠征から帰国しスターダムに合流。その第1戦で飯田沙耶、八神蘭奈と3WAYマッチで対戦する。
 八神が「白川さんアメリカお疲れさまでした」と声をかけ丸め込む。飯田も加わり丸め込みの応酬。白川は2人を踏みつけてドロップキックもかわされる。八神と白川が共闘状態になると、白川が飯田と八神を鉢合わせにして両手を取りポーズ。白川はまとめてドロップキック。飯田と八神も白川へドロップキック。八神は飯田にドロップキックの連打、飯田がショルダータックル。飯田は八神にボディースラム、逆エビ固め。八神がブレーンバスターをこらえてドロップキック。飯田が返すと、八神が腕をロック。白川が八神にサッカーボールキックでカット。白川は2人をコーナーに追い込み飯田に突進、八神がかわすと白川がエルボー、延髄斬りをコーナーから放つ。白川は飯田を踏み台にして八神にボディープレス。白川のDDT狙いを八神がこらえてドロップキック。八神がハイキック、サッカーボールキック。白川が返すと八神は腕十字狙い。白川が切り返しニークラッシャーを連発。足4の字固めに入るが、飯田がエルボードロップでカットする。飯田は白川と八神に逆水平連打。白川と八神が共闘を試みるが飯田が逆水平で分断し、白川にバックエルボー。白川が返すとバックキック、飯田がニーアタック、ブレーンバスター。白川が返すと、飯田は予告して飯田ロケット狙い。八神がコーナーの飯田をデッドリードライブで落として白川に呼びかける。白川は「ハイ、なんでしょう」とダブル攻撃に応じるが、飯田ロケットをまとめて食らう。八神が飯田にエルボー、飯田も応戦。八神のミドルキックに飯田は逆水平。白川が八神を丸め込むと飯田がスライディングラリアットでカット。白川が飯田を丸め込み脚を取ると、入ってきた八神にDDT。白川は飯田にインプラントDDTも八神がカット。八神のゼロ戦キックが決まるが白川が返す。八神のキックをかわし白川が丸め込む。八神がサブミッションにいくが、飯田がカット。飯田の突進に白川がエルボー、バックブロー、八神をキックからグラマラスドライバーMINAで3カウントをゲットした。

白川「I’m back! ただ~いまっ! そして見える? チャンピオンになって帰ってきました! I’m the Undisputed British Women’s Champion! The US wants Mina, the UK wants Mina, And Japan wants Mina the most! うれしい~。いいですね、スターダムの試合。とっても心から楽しかったです。まあ私、来週も日本にいますし、みんな試合来て、あのチャントやってって言ったじゃん! 『MINA!MINA!SHIRAKAWA(ミナミナミナシラカーワ)!』。これをやりに来てくださーい。ありがとう、みんなでサプライズで作ってくれたボードも本当にありがとね、大好き」

 

 

白川未奈コメント

 

八神蘭奈コメント

 

飯田沙耶コメント

 

 


 

6人タッグマッチ 20分1本勝負
岩谷麻優

8分36秒

テキーラショット→エビ固め

鈴季すず〇

コグマ AZM
●向後桃 天咲光由

 

 

 

 STARSの岩谷麻優&コグマ&向後桃組とネオジェネシスのAZM&鈴季すず&天咲光由組が6人タッグマッチで対戦。新ユニットのネオジェネシスには、個人闘争の5★STAR GPを経てあらためてユニット再始動ともいえる試合となる。
 コグマがクマやりたい人を募るがネオジェネシスがリングを下りる。天咲が嫌々先発。天咲はバツマークを作るがクマポーズのコグマが接近。天咲が突き飛ばすとブーイングを浴びる。天咲は「わかった、やろう!」とクマポーズに応じる。コグマがハイタッチを求めると天咲が恐る恐る応じる。コグマは天咲をコーナーに追い込みボディーアタック、キャメルクラッチを決めて、岩谷と向後が再度からドロップキック。向後が天咲にボディースラム連発。岩谷が天咲にサッカーボールキック。天咲がエルボー連打、岩谷が受けて立ち、やり返す。天咲が岩谷にドロップキック、DDT。AZMと鈴季が合体し岩谷にドロップキック。岩谷が返すと、AZMはワキ固め。AZMが岩谷に突進も、かわされてドロップキックを食らう。向後がAZMにスワンダイブ式ミサイルキック。619をかわしてAZMがブレーンバスター。鈴季が向後にリング下からドロップキック。向後が返すと、鈴季がサッカーボールキック。ネオジェネシスが次々と串刺し攻撃を向後に見舞う。まとめてのドロップキックは向後が阻止して鈴季にドロップキック。エルボーの打ち合いを岩谷がドロップキックでカットし、向後が619,コグマが抱えてSTARSが合体フェースクラッシャーを鈴季に決める。向後が鈴季にネクターピーチ狙い。天咲がDDTでカットし、鈴季とAZMが合体フェースクラッシャー。鈴季はフィニッシュを宣言しバックを取る。向後が切り返し丸め込む。向後の突進に鈴季がトラースキック、テキーラショット。3カウントが入り鈴季が向後をフォールした。試合後の鈴季は、エアギターのポーズを披露。

 

 

鈴季すず&AZM&天咲光由コメント

 

岩谷麻優&コグマ&向後桃コメント

 

 


 

8人タッグマッチ 20分1本勝負
朱里

13分1秒

頭部へのニー→片エビ固め

刀羅ナツコ
鹿島沙希 渡辺桃
妃南 小波〇
●レディ・C 上谷沙弥

 

 

 

 ゴッズアイの朱里&鹿島沙希&妃南&レディ・C組とH.A.T.E.の刀羅ナツコ&渡辺桃&小波&上谷沙弥組が8人タッグマッチで激突。赤いベルトを落としたナツコ、5★STAR GP決勝戦で舞華に敗れ優勝を逃した上谷。とくにこの2人の闘いぶりが注目される。また、フューチャー・オブ・スターダム王座奪取ならなかった妃南にも出直しの試合。レディ・Cとともに、ゴッズアイのメンバーとして再起を図る。
 朱里と小波が視殺戦を展開し両者が突っかかると、両軍の乱闘となり試合開始。場外戦から上谷が妃南をリングに上げてストンピング連打。ロープに固定すると上谷とナツコが攻撃。上谷はカカト落としから片足カバー。ナツコが妃南を捕獲し、桃がボディースラム。妃南が返してエルボーで向かっていくが、桃が「なんだそのエルボーはよお!」。ナツコが妃南にブレーンバスター、逆エビ固め。妃南がエスケープするが、ナツコがフットスタンプ。ナツコが妃南のエルボー連打を受けて立つ。ナツコはエルボー一発で倒して突進。妃南が止めると鹿島が介入して妃南の払い腰を引き出す。朱里がナツコにドロップキック。ナツコと桃が合体クローズライン、朱里が分断しナツコにDDT。ナツコが返すと、朱里は腕十字、腕固め。すると小波がカットに入る。朱里と小波が睨み合い、ナツコがショルダータックル、串刺しラリアット、ラリアットをもう一発。朱里が返すと、ナツコのヒップドロップをかわしてコードブレイカー。ナツコはカウンターでクロスボディー。レディが上谷の手を取りエルボー連打。上谷がスピンキック、エルボー、ストンピング連打、張り手。レディがカウンターでビッグブーツ連打、コーナーに乗せてカナディアンバックブリーカー。上谷が切り返しニールキック。上谷はレフェリーを利用し、レディを困惑させてドロップキック。小波がレディにドロップキック、腕固め。朱里がカットすると、小波とエルボーの応酬。レディがショルダータックル、コブラツイスト、河津落とし。10分経過。小波が返すと、レディはチョークスラム狙い。小波が切り返すと、鹿島がカットしレディと妃南でネックブリーカー。レディが小波を捕獲するがH.A.T.E.が乱入して串刺し攻撃の連続。小波がレディにPK。朱里に桃、小波がハイキック。小波はレディの腹部にパンチ。レディがチョークスラム。しかしH.A.T.E.のカットが間に合う。小波と桃がダブルニーで競演、小波がレディにニーをぶち込むと3カウントが入った。

 

 

小波&渡辺桃&上谷沙弥コメント

 

朱里&鹿島沙希&妃南&レディ・Cコメント

 

 


 

ワンダー・オブ・スターダム次期挑戦者決定戦 3WAYバトル 30分1本勝負
〇葉月

12分54秒

葉・月ストラル

羽南●

※もう1人はテクラ

※葉月が次期ワンダー・オブ・スターダムの挑戦者となる

 

 

 

 なつぽいの保持するワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦権をかけた3WAYマッチが葉月vs羽南vsテクラでおこなわれる。かねてから白いベルトを狙い、5★STAR GPでの最終公式戦でなつぽいと引き分けた葉月。リーグ戦でベスト4入りを果たし、白いベルトへの挑戦をアピールした羽南。そして元ドンナ・デル・モンド同門のテクラ。誰が来てもなつぽいへの挑戦者にふさわしいなかでチャンスをつかむのは誰か?
 3人が慎重に手四つの構え、羽南と葉月が蹴飛ばすがテクラがまとめて後頭部を叩きつける。葉月と羽南が走ろうとするとリング下からH.A.T.E.が足を引く。ナツコが葉月、テクラが羽南を捕獲し場外で襲い掛かる。テクラは葉月をテーブルに叩きつけ、棚橋に向かい「なにが社長だ、バカヤロー!」と悪態をつく。テクラが羽南をリングに戻してフェースロック、トラースキック。羽南がエルボーで向かっていくとテクラが仁王立ち、腹部へのパンチと顔面への蹴りを連打。葉月が羽南を踏み台にテクラにエルボー、羽南に顔面ウォッシュ、サードロープにノドを打ちつける。葉月がフルネルソンの構え。羽南が切り返し払い腰、後方からニーアタック、入ってきたテクラをエルボースマッシュで場外に落とし、プランチャで飛ぶ。羽南は葉月をリングに戻し、ランニングエルボースマッシュ。葉月が返すと、羽南とエルボーの打ち合い。テクラのクロスボディーを2人でキャッチ。葉月がテクラに二段蹴り、羽南が葉月にフェイマサ―、テクラがまとめてスピア。3人がダウン状態。エルボーを打ち合い立ち上がると、テクラが2人にアイアンクロー。テクラの突進を葉月が阻止して羽南がエルボースマッシュ、葉月がクロスフェース。羽南がエスケープすると、葉月がビッグブーツ、エプロンに出るが琉悪夏が妨害。テクラが葉月に場外へフットスタンプ。テクラが葉月を鉄柱に固定しテーピングを巻き動けないようにする。テクラは羽南へダイブ。羽南がかわすがスピアを食らう。10分経過。テクラが羽南にサブミッション。場外ではSTARSとH.A.T.E.がやり合う。テクラが二段蹴り、トラースキック、ハイキック。葉月が生還しセントーンでテクラのカバーをカット。葉月は羽南へダイビングセントーン。しかし、羽南が返してみせる。葉月は予告して羽南に垂直落下狙い。羽南が切り返しブロックバスターホールド。葉月が返すと、羽南はフィニッシュを予告しバックを取る、葉月が切り返すとテクラのイス攻撃を阻止、羽南を引き起こし垂直落下狙い。羽南が切り返し丸め込むがギリギリで返される。そして葉月が丸め込むと3カウントが入った。試合後は葉月と羽南が握手をかわした。

葉月「3WAY制して葉月が白の挑戦権ゲットしたぞ~! なつぽい、見てたよね? ウチがしっかりスリーとってその白いベルト挑戦するよ」

客席で見ていたなつぽいが白いベルトを肩にかけてリングへ。

葉月「これでウチは6度目の挑戦。なつぽいは初防衛戦? しっかりなつぽいが欲しくて、欲しくてやっと取れたその白いベルト、次はウチがこの腰に巻くよ」

 

 

葉月コメント

 

「苦手な3WAYを制したのは、この葉月です。まあ、白いベルトへの思いがテクラ、羽南よりも上だったってことじゃないの?この勝利は。次、白いベルト6度目の挑戦。6度も挑戦している人、いる? 次こそは必ず私の腰に巻いて、みんなと一緒にまた新しい夢のつづきを進めていきたいと思います。なつぽい、またシングルマッチでバッチバチにやり合おう。やり合ったうえで勝つのは、私。しっかり私がベルトを取りたいと思います」

 

羽南コメント

 

「5★STAR GPでベスト4入りして殊勲賞もいただいたのに、負けの結果だし、H.A.T.E.にやられて葉月さんに負けて、まだまだなんだなって感じますねホントに。情けないです。もっと考えます」

 

テクラコメント

 

 


 

6人タッグマッチ 30分1本勝負
中野たむ

15分40秒

白鷺

舞華
なつぽい 月山和香
●水森由菜 HANAKO〇

 

 

 

 コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&水森由菜組とE neXus Vの舞華&月山和香&HANAKO組が6人タッグマッチで対戦。8・31調布では中野が刀羅ナツコを破りワールド・オブ・スターダム王座を奪回し、舞華が5★STAR GP初優勝を成し遂げた。メイン後、舞華が赤いベルトへの挑戦を表明し、9・14大阪を指定。タイトルマッチが正式に決まったため、この試合は前哨戦となる。また、アメリカ修行に出ていたHANAKOが帰国第1戦。修行の成果をこの試合で出せるかどうか、注目される。
 HANAKOはロングヘアーにニューコスチュームで登場。HANAKOが先発に名乗りを上げ、コズエンからはなつぽいが出てくる。なつぽいがHANAKOをかいくぐりバックを取る。HANAKOがヘッドロックでしめあげて離さない。なつぽいがヘッドロックに切り返すと、ロープに振ると見せかけ肩の上に持ち上げる。なつぽいが切り返しクロスボディー。HANAKOがキャッチしボディースラム。HANAKOと月山が合体プレス。なつぽいが返すと、月山がヒップバット連打。なつぽいがヒップアタックを空振りさせ、ヘアーホイップ。中野が舞華を威嚇、月山に串刺しエルボー、カカト落とし。中野のカバーを舞華がカットすると両軍がリングへ。コズエンが月山を孤立させ連係攻撃、トリオでのドロップキックを決める。水森が月山にショルダースルー、なつぽいが背中にドロップキック。月山が返すと、なつぽいがエルボー連打に仁王立ち。月山がカウンターでクロスボディー。舞華がなつぽいに串刺しラリアット、ショルダータックル。ブレーンバスター狙いはコズエンがカット。舞華が水森にラリアット、中野にショルダータックル、なつぽいが舞華に変型卍固め、ドロップキック。中野が舞華へダイビングボディーアタック。舞華が返すと、中野が頬杖をついて接近。舞華はヒジを立てて中野を見つめる。中野が「立場が逆になっちゃったね」。舞華は「ふざけんじゃねえ」と中野のエルボーを受けて立つ。中野も受けて立ち、エルボーの応酬に。舞華がカウンターでパワースラム。中野がジャーマン、舞華がラリアット。中野がすぐに返してスピンキック。舞華がこらえてラリアット、中野が止めて両者のエルボーが交錯。中野がスピンキック、ハイキック。舞華がカウンターでラリアット。両者ダウン。10分経過。HANAKOをかいくぐり水森がダイビングショルダータックル。HANAKOが串刺しボディーアタック、バックブリーカー。ニードロップ。ジャイアントバックブリーカーの構えにいくがカットされる。水森がHANAKOのブレーンバスターを切り返すと、メルティアが合体し舞華となつぽいにトラースキック、場外へプランチャ。HANAKOに水森がラリアット連打。HANAKOが返すと、水森はダイビングボディープレス狙い。舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター。中野が舞華にバイオレットシューティング、月山にスピンキック。HANAKOが水森へビッグブーツ。水森が2発目をかわしラリアット。HANAKOが返すと、水森はラリアット狙い。HANAKOがカットしブレーンバスター。しかし、水森が肩を上げる。HANAKOは水森を引き起こしアルゼンチン。水森が切り返しなつぽいのアシストからスーパーガール。舞華が中野にバックドロップ、なつぽいへラリアット。HANAKOが月山を水森の上に落とす。水森が返すとHANAKOはアルゼンチンから前方に叩きつける。白鷺(変型スリーパー)で締め上げると水森がギブアップした。

HANAKO「後楽園ホールにお越しのみなさん、こんにちは。HANAKOです。ただいまー! 約1カ月間、アメリカ行ってきました。いろんなこと吸収してきたんで、ここスターダムでこれからメッチャいっぱい暴れまわったるわ~!」

舞華「HANAKO、お帰り。HANAKOがね、1カ月いなかった間、ちょっといろんなことがあって…。ねぇ、全敗チャンピオンの中野たむ。オマエさ、去年だろ? ケガしてリタイヤして、5★STAR全敗。まだ呪いがかかってんじゃないの~? その呪いも、ベルトも、14日大阪で私が全部奪い取ってやるよ」

中野「呪い? 呪いがかかってるのはアンタの方なんじゃないの? チャンピオンを倒してない。ずっとカッコ仮のチャンピオンだったよね? 9・14大阪で正真正銘、スターダムのトップは誰なのか、決着つけましょう」

舞華「オマエ、なかなか言うじゃん。でも、知ってた? これ最後の前哨戦なんだよ。まだ物足りないっしょ! 来週の13日、名古屋NEW BLOOD、そこで本当に最後の前哨戦やってくれるよねぇ?」

中野「いいよ。でもでも残念ながら、たむと舞華ってぜんぜんニューじゃないのよ。そんなことない? いやあ、心苦しいし、やっぱり新しい血をどんどん育てていきたいので、たむは…かわいい玖麗と組む。いいよね? そっちは? ニュー? ニュー?」

舞華「こっちだってな、HANAKOと月山がいるんだよ~!(拒否されて)こっちには、まだ梨杏がいるんだよ~! 梨杏、来い! 上がって来い! こっちには梨杏がいるんだよ」

梨杏が無理やりリングに上げられる。

中野「イヤがってるよ?」

舞華「イヤじゃないよな」

舞華が梨杏を強引にうなずかせる。

舞華「よし! これでNEW BLOOD名古屋、カード決定ということでよろしいでしょうか! 言っとくけど、オマエの物は私の物だから」

中野「この世の物は、ぜ~んぶたむの物だから!」

HANAKO「オイ、ちょい待てやあ! 今日の主役はウチやろがい。なにしゃべっとんねん、ずっと。負けたもんは、はよ帰れ! 帰れ、帰れ、帰れ!」

梨杏がマイクを渡される。

梨杏「ちょっと、よくわからないけど、頑張ります!」

HANAKO「てなわけで、これからどうぞよろしくお願いします!」

 

 

舞華&月山和香&HANAKOコメント

 

HANAKO「帰国後一発目、勝ちました」

月山「お帰り」

HANAKO「ただいま、ただいま」

舞華「お帰り」

HANAKO「あの技はアメリカで同じ京都出身の中邑(真輔)さんにいただいた大事な技です。もっと日本で暴れまわってあの技磨いて、もっともっといろんな選手から勝ってやりたいと思います」

舞華「いいねぇ、NEW BLOODは月山とHANAKOが組むの?」

月山「ハイ、ちょっと勝手に決めて、勝手に社長に連絡したんで、まだ相手決まってないですけど、既読がついているんでオッケーっていうことですね」

舞華「なるほどね」

月山「OK?」

舞華「いいよ、いいよ。そんなね大事なタッグを崩してまで前哨戦、最後のね。まあ梨杏は結構、私も指導してるし、まあまあまあまあ、E nexus Ⅴでもいいんじゃないかなとか思ったり、思わなかったり…。まあNEW BLOOD、私はあんま出たことないけど、ちょっと今回ばかりは前哨戦、最後の前哨戦です。しっかりと勝って中野たむの呪いとか、あの赤いベルトもしっかりと私が抜き取って、奪い去りたいと思います。じゃあ! HANAKO、お帰りということで、酒でも飲みに行くか!」

HANAKO「やったー!」

月山「まだジーナのハイスピードあるから、まだまだ」

 

中野たむ&なつぽい&水森由菜コメント

 

水森「この1カ月、すごいもがいた。もがいたけど、こうやってHANAKOの勢いに負けて、私はもっとどう頑張ったらいいかわからなくなりました」

中野「ゆなもん、負けることは悪いことでも、恥ずかしいことでも全然ない。負けて負けて負けて負けて、無限に負けた先に本当の強さがあるの。たむも5★STAR GP全敗チャンピオンって言われたけど、その先にこの赤いベルト取り戻した。だからいまの気持ちを持っていれば絶対強くなる。大丈夫。たむもね、このベルト取り返して、たむロード闘わなきゃいけないヤツがいっぱいいる。去年タイトルマッチやり損ねたヤツ、試合途中でダメになっちゃったヤツ、負けたヤツに復讐、全分全部回収していく。なっちゃん、9・14、防衛しようね」

なつぽい「絶対に赤、白、持ち続けよう。ウチらが最上級だからね」

中野「うん」

なつぽい「私もさっきこのベルトの次の挑戦者、葉月さんに決まりました。誰が来ても本当に激しい試合になるなって、楽しみな試合になるなって思ってたけど、葉月さん、ウチらにもう前哨戦はいらないっていうか、ないんだけど、NEW BLOODはちょっと特殊なアレだったけど、ウチらはもう最高の前哨戦をしたから決着をつけましょう。あと今日の闘い見てたけどテクラ、私はあんな試合をしたいわけじゃないよ。それだけ言っとく。絶対やろうね。バイポーイ!」

中野「バイポイってなに!?」

水森「トロピカル、バイバイ!」

 

 


 

ハイスピード選手権試合 15分1本勝負
△星来芽依

15分

時間切れ引き分け

ジーナ△

※星来芽依が初防衛に成功

 

 

 

上谷沙弥を破りハイスピード王座を奪回した星来芽依が初防衛戦。挑戦者は8・31調布で飯田沙耶を破りアピールしたジーナだ。ジーナがこのベルトに挑むのは初めて。どんなスタイルにも対応してきたジーナだけに、星来にとっては厄介な相手。チョップに注意しながら相手のパワーをかいくぐり、防衛なるか。それとも赤の奪取はならなかったジーナが一転、ハイスピードの王者に君臨するか?
 星来が握手を求めるとジーナが応じると見せかけコーナーに上がる。星来もコーナーに上がってポーズを決める。ジーナが突進すると星来のドロップキックをかわしアームホイップ、星来とロープワークを展開しジーナがコルバタ。星来もやり返すがジーナが立ち上がりドロップキックが交錯する。ジーナが手を差し出し、いい試合しようと握手を求める。ジーナが襲い掛かり変則的なロープワーク。星来の突進を止めてコーナーに宙吊りにしてドロップキック。しかし星来がかわして後方からドロップキック。突進を読んだジーナがエプロンへ。場外に出ると星来のコードブレ
イカーをキャッチジーナが戻ると星来が飛びついてコードブレイカー、エプロンからドロップキック、ネックブリーカー。ジーナが返すと星来がフェイントをかけて足を踏む。星来の突進をジーナが止めて逆片エビ固め。ジーナはセコンドのキッドに指を突き立てる。星来がなんとかロープに手を伸ばすがジーナが離してしまう。さらに腕も取って締め上げるジーナだが、星来がエスケープに成功。ジーナがエルボー、ドロップキック。星来が返すと、ジーナはブレーンバスターをトップロープの反動を利用して叩きつける。逆さ押さえ込みから丸め込み。星来が返してセカンドからコルバタ、狙いすましてドロップキック。ジーナが返すと、星来がバックを取る。ジーナが切り返しキックをかわし合う。星来が「もらった」と飛びつくがジーナが二段式でジャーマン。ジーナはもう一発ジャーマン。星来もジャーマンをやり返し、10分経過。両者ダウン。ヒザを着いた状態でエルボーを打ち合い、星来が崩れ落ちかける。星来が連打しジーナも応戦。残り3分。星来の連打にジーナがチョップ。星来が飛びついて丸め込みの連続。ジーナが飛びついて回転エビ固め。星来が切り返しジーナはダイヤル固め。星来が返して押さえ込みの応酬。ジーナがダイヤル固めを継続も星来が返す。ジーナがテクさすクローバーを変型で決める。残り1分。ジーナが引き起こして突進しラリアット。星来がかわすがジーナがラリアット。星来が返すと、ジーナの突進にトラースキック。ジーナもやり返す。ジーナがローリングラリアット。星来が返すと、ジーナがサンダーストラック狙い。星来が切り返し叩きつけたところでタイムアップとなった。

ジーナ「メイ、接戦だったね。今日、試合してくれてありがとう」

握手をかわしジーナが退場。

星来「ジーナ、サンキュー。悔しいよ。タイトルマッチでメインイベントで決着つけられなくて、本当に悔しい。けど、防衛しました。ジーナと今日闘って、ジーナみたいにスターダムには隠れハイスピードファイターがほかにもたくさんいるんじゃないかなって思いました。自分はハイスピード界もっともっと盛り上げていくために、いまいろんなことを考えているので、みなさん楽しみに見ていてください。芽依のアレやっていいですか? じゃあいきますよ、メイに恋する5秒前!」

 

 

星来芽依コメント

 

「引き分けでしたけど、防衛することができました。ああ、ホントにヤバかった、ジーナのあのあのあのあれ、あの絞るヤツ、ホントにヤバかった。芽依、死んじゃうかと思った。
今日、今回こういう形で終わってしまったんですけど、まあ今日闘ってスターダムにはジーナみたいな隠れハイスピードファイターが
たくさんいると思うので、そこを自分からどんどん攻めていきたいなって思うのと、いまいろいろ考えていることがあるので、そのうちみなさんにお伝えできたらなと思いますので」

 

ジーナコメント

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