2024/09/29 試合結果

2024年9月28日『STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.2』

『STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.2』
2024年9月28日(土)東京・後楽園ホール(観衆1,176人)

 

 

 

 

 

 

6人タッグマッチ 15分1本勝負
〇なつぽい

9分29秒

フェアリアルギフト→片エビ固め

小波
さくらあや 吏南
水森由菜 稲葉あずさ●

 

 

 

 コズミックエンジェルズのなつぽい&水森由菜&さくらあや組とH.A.T.E.の小波&梨杏&稲葉あずさ組が6人タッグマッチで対戦。翌日の所沢大会でフューチャー・オブ・スターダム王座をかけて対戦する吏南とさくらには最後の前哨戦となる。
 吏南が早々と先発に名乗り。コズエンはチームでの結束を高めてからさくらが出てくる。ロックアップで吏南が押し込むと、さくらが反転してエルボーの打ち合いに。さくらがミドルキック連打、吏南がかわし後頭部をマットに叩きつける。しかし、さくらがカウンターのミドルキックからボディースラム。吏南が返すと、さくらの突進をあずさが妨害。吏南とあずさが連係で、さくらを攻め込む。吏南はさくらをコーナーに追い込み顔面を踏みつける。小波がさくらをロープに固定し、あずさとともに攻撃。小波はあずさにサッカーボールキック、片ヒザでカバーすると、さくらが返す。さくらのエルボー連打に小波は、「そんなもんか」と挑発。一発で吹っ飛ばして突進すると、さくらがかわして串刺し後ろ回し蹴り。水森が入ると小波と吏南が合体、水森は2人をマットに叩きつけ、なつぽいと合体プレスを狙う。すると背後からあずさがミドルキックでカット、小波が水森にPKを放つ。小波の突進に水森がドロップキック。なつぽいがダイビングボディーアタックから腕十字を狙う。しかし、小波がエスケープ。なつぽいのドロップキックをかわし、小波がランニングミドル。あずさがなつぽいに二段蹴り。なつぽいが返すと、あずさがサッカーボールキック。あずさがヒザ十字を決めるがコズエンがカット。H.A.T.E.が次々と串刺し攻撃をなつぽいに見舞い、小波がPK、あずさが二段蹴り。なつぽいが返すと、さくらがハイキック、水森がラリアット、なつぽいがジャックナイフ。吏南がさくらにビッグブーツ、さくらがハイキック。リング上はなつぽいとあずさ。あずさが逆さ押さえ込み、キックのコンビネーション。なつぽいが返すと、あずさがバックを取る。なつぽいが切り返し、ポイ捨てジャーマン。コズエンがトリオでカカト落とし、なつぽいがフェアリアルギフト。あずさが返せず、なつぽいがフォールを奪った。試合後にはテクラがリングに上がり、ベルトを誇示するなつぽいと視殺戦を展開した。

さくら「吏南、明日、ウチがアンタから勝ってフューチャー取ったるからな!」

吏南「おい、やれるもんならやってみろよ、楽しみにしてるよ!」

なつぽい「バイポーイ!」

 

 

なつぽい&さくらあや&水森由菜コメント

 

 

小波&吏南&稲葉あずさコメント

 

 

 


 

 

シングルマッチ 15分1本勝負
●向後桃

5分44秒

白鷺

HANAKO〇

 

 

 

 向後桃とHANAKOがシングルマッチで対戦。HANAKOが先輩越えなるか、それとも向後が意地を見せるか。
 ロックアップからHANAKOが跳ね除け、もう一度組むとロープに押し込む。向後が前蹴りから腕を引くが反対に振られる。向後がボディーアタックで飛ぶがHANAKOがキャッチし投げの構え。しかし、反対に向後が投げてみせる。向後は右腕にエルボーを振り下ろし、マットに叩きつける。さらに右腕を攻撃し、右腕狙いでドロップキック。HANAKOが返すとエルボーをかいくぐるがキャッチされる。HANAKOはサイドスラムで叩きつけ、アルゼンチンからコーナーに叩きつけ串刺しボディーアタック、ニードロップ。向後がブレーンバスターを回避し変型コブラツイスト。HANAKOが払い除けて串刺しで突進。向後がかわして右腕をトップロープに叩きつけ、スワンダイブ式ミサイルキック、619、腕十字、三角絞め。HANAKOがリフトアップしマットに叩きつける。さらにHANAKOがビッグブーツ、ブレーンバスター。向後が返すと、HANAKOは「決めるぞ!」と叫んでアルゼンチンの構え。向後が丸め込むが2カウント。向後が飛びつき腕十字もエスケープを許す。向後がストンピング連打もカウンターのビッグブーツを食らう。HANAKOがアルゼンチン、JPコースター、白鷺にいくと向後がギブアップした。試合後、HANAKOは食い下がる向後を蹴飛ばしてリングを下りた。

 

 

HANAKOコメント

 

 

向後桃コメント

 

 

 


 

 

カルテット3WAYバトル 20分1本勝負
〇妃南

15分9秒

外道クラッチ

スターライト・キッド
八神蘭奈 鈴季すず
レディ・C 星来芽依
稲葉ともか 天咲光由●

※もう1組は舞華&ジーナ&月山和香&梨杏

 

 

 

 舞華&ジーナ&&月山和香&梨杏組のE neXus V、鈴季すず&星来芽依&スターライト・キッド&天咲光由組のネオジェネシス、稲葉ともか&妃南&レディ・C&八神蘭奈組のゴッズアイが8人タッグマッチの3WAYで激突。ユニット間の駆け引きが勝敗のカギを握りそうだ。また、翌日の所沢で一騎打ちをおこなう天咲と妃南には前哨戦となる。
 星来と八神がジーナに突っかかり試合がスタート。ジーナが星来とともに八神にドロップキック。星来とジーナが蹴り足をキャッチ、ブレイクするとロープに振り合い、ジーナが丸め込みからダイヤル固め。星来がジーナ、天咲が八神にドロップキック。鈴季が八神にサッカーボールキック、リング下から顔面蹴り。ネオジェネシスが八神をロープに固定して攻撃。キッドが八神にボディースラム、その場跳びムーンサルト。カバーを舞華がカットしリング下に投げ捨てる。月山と梨杏が八神にヒップバット連打の挟み撃ち。舞華が八神にボディースラム。八神がラリアットをかいくぐりドロップキック。レディがキッド、天咲、舞華にショルダータックル。舞華だけは倒れずレディとショルダーを打ち合う。月山が妨害するが、レディは舞華とまとめてコブラツイスト。妃南が天咲をパロ・スペシャルに捕らえる。レディは月山をコーナーに振りビッグブーツ、舞華をカバーするが2カウント。キッドが舞華にレディを投げつけ、ドロップキック。舞華がキッドにブレーンバスター狙い。キッドが切り返しコルバタで飛びつくが舞華が止める。舞華のラリアットをキッドがかわすと、「舞華ぶっ倒すぞ!」と宣言。舞華とキッドがエルボーを打ち合う。舞華「まだシングルやったことないだろ!」キッド「そういえばそうだな!」。エルボーの打ち合いにレディがカット。ともかが舞華にミドルキック、ニー。舞華がともかにパワースラム、ラリアット。キッドが舞華にダイビングボディーアタック。舞華がダウン。キッドはともかを捕まえてブレーンバスターの構え。月山がともかとともにブレーンバスターを狙う。鈴季、梨杏、妃南、天咲も加わると、天咲側が決めてみせる。キッドが舞華にジャンピングキック、ダイビングボディープレス。舞華がかわすと、キッドとともかにラリアット。舞華がキッドにローリングラリアット、ともかが舞華にハイキック。天咲が妃南とエルボーの打ち合い。妃南と天咲が梨杏にドロップキックの挟み撃ち。妃南は天咲に払い腰、ネックブリーカー。ジーナがカットに入り梨杏と合体プレス。月山とも合体プレスを決めるが2カウント。梨杏が天咲にクロスボディー、梨杏がコルバタ。ネオジェネシスが梨杏に串刺し攻撃、4方向からドロップキック。梨杏が返すと、天咲はDDT狙い。梨杏が切り返し丸め込む。舞華とジーナがラリアットの競演、キッドと星来が場外プランチャ。妃南が戻され天咲が変型DDTの連続。妃南が返すと、天咲は天聖狙い。妃南が切り返し外道クラッチを決めると3カウントが入った。

 

 

God’s Eyeコメント

 

 

NEO GENESISコメント

 

 

 


 

 

6人タッグマッチ 20分1本勝負
中野たむ

10分42秒

ジャックナイフ式エビ固め

刀羅ナツコ
安納サオリ 上谷沙弥●
〇玖麗さやか 琉悪夏

 

 

 

 コズミックエンジェルズの中野たむ&安納サオリ&玖麗さやか組とH.A.T.E.の刀羅ナツコ&上谷沙弥&琉悪夏組が6人タッグマッチで激突。9・22上山大会では中野&安納&なつぽいのコズエンがナツコ&上谷&琉悪夏組を相手にアーティスト・オブ・スターダム王座を防衛したばかり。今回、なつぽいに代わり玖麗が入ることでどんな風景が現出するか。H.A.T.E.のリベンジマッチであり、安納に直接敗れた上谷の闘い方も注目される。
 玖麗が上谷を先発に指名。上谷が出てくるとゴングと同時にドロップキック3連打からエルボーを連打。しかし、上谷がカウンターのエルボーで玖麗を吹っ飛ばす。琉悪夏が玖麗にショルダータックル、ヘアーホイップ、串刺しボディーアタック。ナツコが玖麗へブレーンバスターを高速で決めると、セントーン投下。玖麗が返すと、ナツコはスリーパーホールド。胴締めに移行すると、コズエンがカットもH.A.T.E.が分断する、H.A.T.E.は玖麗をロープに固定して攻撃。玖麗は、ラリアットをかいくぐりナツコにドロップキック。中野がナツコにダイビングボディーアタック。琉悪夏が中野を止めてナツコがラリアット、ナツコと琉悪夏が合体も、ナツコが串刺し攻撃、まとめてDDT。安納がナツコにミサイルキック、ナツコがショルダースルー。安納がセントーンをかわすが、ラリアットを食らう。上谷が安納へ串刺しニーアタック、ドロップキック。上谷が腹部にパンチも安納のジャーマン、延髄斬りを食らう。玖麗が上谷にドロップキック連打、エルボーを連発。上谷が髪をつかんで一発で倒す。しかし、すぐに玖麗がエルボー連打でやり返す。上谷が受けて立つと玖麗がボディースラムの構え。上谷が反対に叩きつけるが、安納と中野がカットし、玖麗がボディースラム、ミサイルキック。玖麗のネックブリーカーを上谷がかわし、H.A.T.E.が串刺し攻撃、上谷がフィッシャーマン。玖麗が返すと、H.A.T.E.の合体をかわし、中野が場外へプランチャで飛ぶ。しかしかわされて、玖麗がリングに戻される。上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。玖麗が返すと、H.A.T.E.が次々と串刺し攻撃。ナツコがキャノンボール、上谷がミサイルキック。しかし、中野がカットする。上谷がフィニッシュを予告しスタークラッシャーの構え。玖麗が切り返しエルボー連打。玖麗のダッシュに上谷がカウンターの二段蹴り、スピンキック、旋風脚。決まったと思われたが、玖麗が肩を上げる。上谷のスタークラッシャーをかわし中野がスピンキック、玖麗が押さえ込む。上谷が返して二段蹴り、玖麗がカバーを上になる。上谷が返すと玖麗が丸め込みの連続。上谷も切り返しカバーの応酬に。玖麗が上になると3カウントが入った。試合後、上谷がレフェリーに抗議もあとの祭り。上谷が玖麗に襲い掛かり乱闘に。コズエンが玖麗を守るように援護。玖麗が這い上がり上谷に抱き着くが、上谷はそれを跳ね除けて退場した。

 

 

中野たむ&安納サオリ&玖麗さやかコメント

 

玖麗「やっと、やっと自分の力で…自分の力だけじゃないけど、自分の力で勝利することができました。上谷さんにデビュー戦のときの私とは違うというところが見せれたら戻ってきてくれるかなって思ってたんですけど、それは無理だったんですけど…。でも、自分の力で勝利することができました。ありがとうございます」

安納「あの歓声が、玖麗コールがうれしかったな」

中野「みんなが玖麗に夢を見てて、たむも玖麗に夢を見てる…(涙声)。本当にすごいよ」

安納「すごいな。私もな、ちょっと考えなあかんかな。このアーティストのベルトを輝かすために、あと自分自身のために」

中野「玖麗、自力初勝利本当におめでとう!」

玖麗「ありがとうございます」

中野「あ、いま何時ですか?たむ(神宮球場、ヤクルトvs阪神戦の)始球式行かなきゃ。ごめん、また後で祝勝会しよう。150キロ出してくるから!」

玖麗「これからも、もっともっと、もっともっと輝くところを皆さんにお見せできるように頑張るので、これからも私のことを見ててください。お願いします」

 

 

玖麗さやかコメント

 

 

上谷沙弥コメント

 

 

 


 

 

タッグマッチ 20分1本勝負
●葉月

18分14秒

ダイビングボディープレス→体固め

コグマ〇
羽南 飯田沙耶

 

 

 

 葉月&羽南組とコグマ&飯田沙耶組がSTARS同門対決のタッグマッチ。なつぽいに挑戦するもワンダー・オブ・スターダム王座奪取ならなかった葉月。東北&新潟ツアーではそのショックが拭えないまま、今回の後楽園大会を迎えることとなる。STARS同門の闘いによって、葉月の心境になんらかの変化があるのか。葉月&コグマ組、羽南&飯田組のタッグチームがパートナーを入れ替えての同門対決だ。
 コグマが葉月に握手を求める。葉月が応じて、羽南と飯田、コグマと羽南。飯田と葉月も握手をかわす。コグマが手を上げ先発に名乗りをあげ、葉月と対峙。慎重に探り合い、いったんブレイク。コグマは葉月をかいくぐりクマポーズ。クマポーズを繰り返すと葉月が蹴りを入れる。飯田、羽南も葉月を攻撃し、3方向からドロップキック。コグマと飯田が羽南を追い出す。コグマが葉月に滞空時間の長いボディースラム。飯田もボディースラムでつづき、逆エビ固めへ。葉月がエスケープすると、替わったコグマがヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。しかし、葉月がやらせずにカウンターでドロップキック。葉月はコグマに顔面ウォッシュを浴びせると、反対方向でも顔面ウォッシュ、セントーン。羽南がコグマにダイビングボディーアタック、ランニングエルボースマッシュ、串刺しエルボー。乱入の飯田をかわして払い腰、コグマにも払い腰。コグマが羽南にダイビングボディーアタック。飯田がショルダータックルでつづき、ロープに振り合い逆水平、羽南がフェイマサ―。葉月が飯田へミサイルキック、コードブレイカー、フェースロック。羽南がコグマのカットを阻止。飯田が羽南に逆水平、「やり返してこいよ!」と挑発する。葉月の逆水平を飯田が受けて立ち、チョップの打ち合いに。葉月の突進に飯田がジャンピングチョップ、バックエルボー、エルボードロップ、ドラゴンスリーパー。飯田の狙いを切り返して葉月がブレーンバスター、しかし飯田がラリアット。コグマが葉月を引き起こしてエルボー連打。10分経過。コグマが手を差し出し引き起こすと、張り手を打つように顔を差し出す。葉月が張り手を見舞いコグマとエルボーの応酬。コグマが連打すると、羽南が介入し打撃の挟み撃ち。葉月がコグマにエルボー連打、串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。コグマが返すと、葉月はフェースロック。エスケープしたコグマの突進に葉月が丸め込み。コグマも丸め込むが羽南がカット。葉月がコードブレイカー、コグマがジャックナイフ。葉月が返すとカウンターで二段蹴り、コグマがバックドロップ。飯田がラリアット。羽南が飯田にバックドロップ。葉月とコグマのエルボーが交錯し全員ダウン。葉月がコグマをコーナーに乗せてコードブレイカー、ダイビングセントーン。15分経過。コグマが返すと、葉月は垂直落下式ブレーンバスター。しかし、飯田がカットする。葉月は再度コーナーへ上がる。飯田がカットし雪崩式パワースラム。
コグマのダイビングボディープレスが決まるも、葉月が返す。コグマが担いで飯田が飯田ロケット。残り3分。羽南がカットすると、コグマがジャーマン狙い。葉月が葉・月ストラルで丸め込む。コグマがヘッドバット、飯田が垂直落下式ブレーンバスター、コグマがダイビングボディープレス。3カウントが入り、コグマが葉月をフォールした。

コグマ「葉月、どうだった?」

コグマが葉月にマイクを向ける。

葉月「プロレス、楽しいね」

コグマ「羽南、どうだった?」

羽南「楽しかったです!」

コグマ「飯田はどうだった?」

飯田「楽しかったです」

コグマ「その言葉が聞きたかった、ありがとう」

飯田「葉月さん、いまのアナタの背中、メチャクチャカッコいいっすよ。それでこそ私が憧れた葉月さんであり、越えたいと思った葉月さんです。お帰りなさい!」

飯田が葉月に覆いかぶさるとコグマ、羽南も追随。

葉月「なんかウチの心が死んでるときに、ウダウダ言ってきたヤツもいたけど…コグ、そしてSTARSのおかげでウチは目が覚めた。ありがとう。キッド、あ、出てこなくていいよ。どこかで聞いてるなら出てこないで。ウチはもう目覚めたからキッドとやる必要ないと思うけど、キッドがやりたいならウチは受けて立つよ、キッドはウチのこと嫌いだと思うけど、ウチはキッドのこと…大嫌いだよ、バカ! スキなわけねーだろ。ままま、こんなイライラした気持ちは、ちょっと今日持ち込みたくないから、今日は幸せな空間で終わらせたいです。明日9月29日、そう! 葉月の誕生日! ひとつお願いしてもいいですか、みんなに。みんなにハッピーバースデー歌ってほしい。いい?いい?いい? みんなでじゃあいくよ。せーの!」

「ハッピーバースデー」の合唱。

「27歳になった葉月、STARSでこれからトップ目指していくんで応援よろしくお願いします!」

 

 

STARSコメント

 

葉月「今日の試合見てわかったでしょ。ここ数日、心死んでたよ。死んでたけど今日の試合で葉月、復活しました!(コグマ、飯田、羽南が祝福)ただいま! 明日で27歳になるのでいろんな噂が、葉月の噂がチラホラあると思うけど…知ってる? 知らないか。知らないならいいや。まあね、私はスターダムで、そしてSTARSでトップに登り詰めていくんで、これからも応援よろしくお願いします。今日はあの締めでいきますよ。今を信じて、明日に輝け、We are…」

全員「STARS!」

 

 


 

 

タッグマッチ 30分1本勝負
岩谷麻優

13分23秒

ストームゼロ→片エビ固め

“タイムレス”トニー・ストーム〇
●AZM 白川未奈

 

 

 

 10・5名古屋で岩谷麻優の保持するIWGP女子王座に挑戦するトニー・ストームが来日。ともにユニットの枠を超越し、岩谷がAZM、トニーは白川をパートナーに、タッグでの前哨戦をおこなう。かつては岩谷からワールド・オブ・スターダム王座を奪取し、再戦でも返り討ちにしてみせたとニー。AEWではAEW女子世界王者として白川の挑戦を退けた。が、同王座から陥落しただけに、こんどは岩谷のベルトを狙ってのスターダム登場。久しぶりの日本でどんな闘いを見せるのか。“タイムレス”となったトニーの闘いぶりが注目される。
 最後にトニーが入場。トニーが大きくアピールして岩谷と対峙する。トニーが岩谷をロープに追い込むと、岩谷が胸を突く。トニーは「ビッチ!」と罵倒し腕の取り合いに、岩谷がバックを取るとトニーがグラウンドへもっていく。トニーが首を取ると岩谷が腕を取ってヘッドロック。トニーがロープに振りショルダータックル。アピールするとニーの背後から岩谷が襲い掛かる。トニーのヘッドシザーズを岩谷が抜け出す。岩谷が蹴りを入れてタッチさせず自軍コーナーに拘束で連行する。AZMと岩谷でダブルのドロップキック。AZMがトニーを振ろうとするが、トニーがこらえる。トニーが高速でバックブリーカーを決めると白川とタッチ。白川がAZMに吊り天井。岩谷がカットも白川が場外に追いやる。白川はAZMにサッカーボールキック。トニーが腰をくねらせてAZMにヒップバット連打。白川が加わりヒップバットの挟み撃ち。トニーがエルボードロップ、替わった白川がAZMにネックブリーカー。AZMが返すと、白川がスピンキック、AZMがブレーンバスター。岩谷が白川へドロップキック、バックキック。腕を取ると、入ってきたトニーの腕も取り、まとめてアームホイップ、まとめてドロップキック。白川の突進をAZMが妨害し岩谷と合体。岩谷とAZMを白川が分断。トニーが岩谷にショルダータックル、ビッグブーツ、パンチの連打を見舞うとフィッシャーマン。パイルの体勢を岩谷がこらえ突進、トニーが止めてジャーマン。岩谷もジャーマン。トニーがすぐに立ち上がりエルボー。岩谷がトラースキックで両者ダウン。AZMがトニーを引き起こしPK、ドロップキック、ミサイルキック。トニーが返すと、AZMとエルボーを打ち合う。AZMが「なめんじゃねえ」と連打もトニーがノーハンドのヘッドバット。岩谷が入りトニーをリング下に送り出すと場外トペ。トニーを戻してAZMと岩谷が合体でダイビングフットスタンプ、ハイキック。AZMが「終わりだ!」とハイキック。白川がカット。AZMはトニーにダイビングフットスタンプもかわされ白川が延髄斬り。トニーと白川が合体を試みるが岩谷がカット、しかし白川とトニーが空中胴締め落とし、トニーがAZMにスパインバスター。
トニーがバックを取るがAZMが切り返しコルバタ、あずみ寿司。トニーが返すと、AZMのハイをキャッチしジャーマン、岩谷のカットにトニーがジャーマン。白川とトニーが合体の意思表示。尻を合わせて合図すると串刺しヒップアタックの競演。トニーがストームゼロ。3カウントが入りトニーがAZMをフォールした。試合後は岩谷がベルトを誇示。トニーがファイティングポーズで応じると岩谷がリングを下りた。

 

 

白川未奈&トニー・ストームコメント

 

トニー「さみしかったわよ。アナタ、いい香りするわね」

白川「わかってる、わかってる。私はいい香りがするのよ。私たち、すごくいいチームよね。こうやって後楽園ホールでスターダムのリングでトニーとタッグなんて、少し前では考えられなかったんですね。でもAEWとスターダムを行ったり来たりいろいろして、こういう結果が生まれて、私は最高に楽しい。アイムソーハッピー!」

トニー「私たちベストチームでしょ」

白川「ベストフレンド」

トニー「家族みたいよね!」

白川「ウィーアーグッドファミリー。アナタと私と、そしてマライア」

トニー「……。誰それ? そんな名前聞いたことなくってよ。人生通じてね」

白川「知らなかった? 私は水曜にあったばかりだけど。アメリカでね」

トニー「そう、思い出した! そうだったわね。……。そう、スペシャルマッサージにいかないとね。まず六本木に行きましょ。なにはなくとも、ハイボールでね。ハイボール、オネガイシマス!」

白川「ストロングゼロじゃないの」

トニー「ストロングゼロも大好きだけどね」

白川「たくさん、たくさん飲みましょ」

トニー「ストロングゼロたくさん? なんだか昔みたいね」

白川「IWGP(女子)については?」

トニー「マユイワタニはビッチ! マユはバカ。私がすぐに新しいチャンピオンになってやるからね。そして、マユイワタニの人生を一発で終わりにしてやるわよ! それじゃ、ストロングゼロを楽しみにしてるわ。じゃ、行きましょ。マッサージを予約してあるのよ」

 

 

岩谷麻優&AZMコメント

 

AZM「私は、次期このベルトに挑戦したくて、いっぱい頑張ってきたなかでトニーに負けて、すごく悔しいけど、トニーから防衛してもらって次あらためて私が挑戦表明させてください」

岩谷「待ってるよ、いつでも」

AZM「お願いします」

岩谷「お願いします」

AZMが退席。

岩谷「まあ、今日の前哨戦、6年ぶりにトニー・ストームと試合して、ちょっとあの頃がどうだとかわからないけどむちゃくちゃ力強いね、パワーがすごい。そして、独特な間合いというかこっち迄飲み込まれそうになっちゃいそうな雰囲気があるというか、今回この前哨戦、負けてしまいましたけども、まだあと1回、前哨戦があって、そこからタイトルマッチ。まあまあまあ、前哨戦なんかべつに負けても…悔しいけど、前哨戦で負ける分にはまだいい、タイトルマッチで勝てばいい。ちょっと一個一個の技とか気をつけないとね。タイムレス? そのワールドに引き込まれないように気を付けて、自分自身のアイコンのプロレスをしたいと思います。そしてその先にAZMちゃん、いやもうAZM? またタイトルマッチやりたいですね。今年も駆け抜けていきます」

 

 


 

 

ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
〇渡辺桃

14分11秒

ピーチサンライズ

朱里
テクラ 鹿島沙希●

※第34代王者が初防衛に成功。

 

 

 

 

 小波の裏切りによりゴッデス・オブ・スターダム王座を失ってしまった朱里。リベンジとなる今回は鹿島沙希をパートナーに新王者の渡辺桃&テクラ組に挑む。H.A.T.E.の策略にハマってしまった朱里だが、リベンジを果たし、裏切った小波との一騎打ちに持ち込めるか。それともH.A.T.E.が初防衛を果たし、朱里たちの先を行くか。鹿島の奮闘に期待がかかるが…。
 朱里とテクラが先発。テクラが寝ころび挑発、バックの取り合いに。朱里がヘッドロックもテクラもやり返す。桃と鹿島が入り、鹿島がコルバタ、鹿島が突進すると桃がロープを引いて場外戦にもっていく。リングに戻った桃は鹿島に仁王立ち、「やり返してみろよ」と挑発する。桃はミドルキック連打、朱里が後ろから蹴飛ばしカットする。テクラが鹿島の後頭部にトラースキック。鹿島がテクラに張り手。テクラが連発でやり返し突進、鹿島がカウンターのキックを放ち朱里に託す。朱里がテクラにフロントネックチャンスリー、桃にDDT、まとめてドロップキック、テクラにスタンディングギロチン。朱里の突進にテクラがエルボー、ビッグブーツ。エプロンからもビッグブーツを放つ。テクラがエルボーも朱里がコードブレイカー、ワキ固め。カットに入る桃に、鹿島が変型卍固めで阻止。朱里はテクラに腕固め。朱里の突進をテクラがかわしてスピア。桃と朱里がミドルの打ち合い。鹿島が桃をコーナーに詰めてミドルキックの乱れ打ち。10分経過。H.A.T.E.がダブルで鹿島を攻撃。鹿島は桃の足を引いて走らせず。桃が払いのけてコーナーに上がると、下から鹿島が昇竜拳。コーナーに上がって雪崩式フランケン。朱里と鹿島がキックの競演。しかし、テクラがカットする。鹿島は桃にダブルアームの体勢。桃が切り返し、チキンウイングフェースロック。ダウンの鹿島を桃が引き起こしPK。鹿島が返すと、桃はBドライバー狙い。鹿島が丸め込むがテクラがカットする。桃とテクラがバズソーの挟み撃ち。朱里がカットすると、H.A.T.E.は朱里を捕獲し分断。テクラが場外へプランチャ、戻された鹿島に桃が蒼魔刀。鹿島が返すが蹴りを食らう前に崩れ落ちる。桃は「終わりか、おい!」。ダウンの鹿島を桃が引き起こす。鹿島がパンチも桃がBドライバー。鹿島と朱里でバズソーの競演、しかし桃が鹿島にBドライバー。テクラが朱里へダイビングフットスタンプ、テクラが鹿島にエルボー。桃のハイキックが誤爆し、鹿島が起死回生。桃が返すと顔面蹴り。鹿島が返すと、桃がピーチサンライズ。3カウントが入り、桃が鹿島をフォールした。

桃「ハァ~、あーっぶねぇ。あぶねー。なぁ、ちょっと待って。鹿島沙希、オマエのことバカにしてたけどよ、テメエやんじゃねえかよ、オイ。オマエのこと見直したよ…とでも言うと思ったか、バカが! オイ、テメエみたいなな、クソダコはな一生走り回って逃げている人生でいいんだよ。さっさと帰れ、クソが!!」

テクラ「シュリサーン、カシマサン、オツカレサマデシタ。カエロ、カエロ、カエロ。マタヤローネ」

桃「まあまあまあ、ゴッデスは軽く防衛~。当たり前。こんな結果当たり前なわけ。で、(10・5)名古屋? テクラさ、白いベルトなんでしょ?」

テクラ「ソーダネ、ナツポイトノシアイ、ガンバローネ。ホワイトノテクラ、タノシミニシテイマース!」

桃「なんか真面目だね。いいよいいよ、いいよ。全然いい、好きなようにやってもらって、私のタッグパートナーなことは変わらないからね。まあ今日防衛して、昨日はクソ仙女に出て、今度はクソディアナに出て、オイ、なんだよ、私、忙しすぎねーか? おかしいだろ。忙しくても世界が、世界の女子プロレス界がよ、H.A.T.E.いや、渡辺桃を求めてるんだよな。わかってる、わかってる。いいよいいよ。テメエら、私が全女子プロレス界、制覇するとこ見てろよ、クソども!」

 

渡辺桃&テクラコメント

 

テクラ「オツカレサマデシタ、オツカレサマデシタ、モモサンオメデトーゴザイマス」

桃「おめでとうございま~す」

テクラ「イイチャンピオンデス。ネエ!」

桃「あんなクソ雑魚、私たちの相手にならないってわけ。もっといないの、タッグ? ねぇ、強くて、カッコよくて、いいタッグチームいないの? ってかさ、忙しくない?」

テクラ「ケッコーイソガシイデスネ」

桃「そうだよね。テクラもいろいろあるよね?」

テクラ「キノウモナンカアッタネ」

桃「昨日もあった」

テクラ「サイアク」

桃「で、タッグリーグもある」

テクラ「タッグリーグもある! サイアク!」

桃「ゴッデス・チャンピオンにとってはクソ忙しいわけ。なのに他団体も入れられて、オイどうなってんだよ、クソ会社がよ! いい、いい。いいよ。求めてんだろ? それを。なぁ、私を求めてるんだろ? いいよ。全部の団体、ぶっ壊してやるよ。それだけ。テクラは?」

テクラ「ソレダケ? テクラハ、マアネ、ゴッズアイハ、ガンバッタホウガイイネ。チョットシンパイシタ、ヨワスギルカラ。デモ、モモノキックガツヨクテ」

桃「あっ、大丈夫、大丈夫、大丈夫!」

テクラ「ツギノオオキイシアイハ、ナゴヤネ。ナツポイトスル。テクラモイソガシイヨネ。スゴイイソガシイカラコレモガンバッテ。ホワイトノテクラニ…タノシミダネ。モウヒトツベルトモッテクルヨ」

桃「うん、うん」

テクラ「イソガシイ、ショーガナイ。キョウハカエロウ」

桃「帰ろう」
テクラ「オツカレサマデシタ」

 

 

朱里コメント

 

「ゴッデス…今日2人で巻きたかった。でも今日届かなかった。でも絶対に諦めない。私は沙希と一緒にゴッデスのベルトが巻きたい! 絶対にあのベルト、2人で巻いてみせる。タッグのリーグ戦、私は沙希と凹アネコン凸で出ます。そして結果をつかみとってみせる!」

 

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