2024/10/19 試合結果

2024年10月19日『NEW BLOOD 16』

『NEW BLOOD 16』
2024年10月19日(土)東京・ベルサール新宿グランド(観衆236人)

 

 

 

 

 

 

シングルマッチ 15分1本勝負
〇愛海

9分6秒

ジャンピングニーアタック→エビ固め

梨杏●

 

 

 

 E neXus Vの梨杏がセンダイガールズの愛海とシングルマッチ。今年の5★STAR GPに参戦した愛海を梨杏がいかに迎え撃つか?
 ロックアップで組み合い、愛海がバックを取りにいく。梨杏が取り返すと、愛海が足を取ってグラウンドへ。梨杏がヘッドロック狙いを読んで切り返すが、愛海も切り返してアームホイップからドロップキック。愛海がフライングクロスチョップからもう一発ドロップキックを叩き込む。梨杏が返すと、愛海がボディースラム。梨杏が返すと、愛海がキャメルクラッチでギブアップを迫る。愛海は梨杏をロープに追い込み、「こんなもんか」「こいよ」と挑発。愛海がロープに振ると、梨杏がドロップキック連打。愛海が受けて立ち、ストンピング。愛海がドロップキックをやり返すが2カウント。愛海が足を取るが、梨杏が跳ね除けクロスボディー。愛海はロープに追い込んでフットスタンプから「フォー!」と叫ぶ。愛海が「全然きいてねえぞ」と挑発し、愛海のエルボー連打に仁王立ち。愛海は梨杏をロープに固定し、背中にドロップキック。愛海の突進に梨杏がコルバタ、ドロップキック連打。愛海が返すと、梨杏は予告してボディースラムの構え。愛海が切り返すが、梨杏がエルボー連打。愛海が崩れ落ちるとボディースラムで叩きつける。返された梨杏の突進を読んで愛海がエルボー。梨杏が切り返し丸め込む。愛海が返すと、梨杏の突進にジャンピングニーアタック、逆エビ固め。愛海がボディースラムからカバーするが、梨杏が肩を上げる。ならばと愛海が逆エビ固めで再度ギブアップを迫る。愛海がエルボーから「終わりだ」とジャンピングニー。梨杏が返せず、愛海が勝利した。

 

 

愛海コメント

 

梨杏コメント

 

 


 

 

タッグマッチ 20分1本勝負
〇八神蘭奈

13分15秒

パラディドル

さくらあや
レディ・C 玖麗さやか●

 

 

 

 今大会唯一のスターダム同士による対戦。ゴッズアイのレディ・C&八神蘭奈組とコズミックエンジェルズのさくらあや&玖麗さやか組がタッグで激突する。前日のセンダイガールズプロレスリング仙台大会で、さくらが仙女所属のYUNAを破りじゃじゃ馬トーナメント決勝進出を決めた。EvolutionのChiChiとの決勝戦を翌日に控え、さくらがどんな闘いを披露するか?
 さくらと八神が先発し、蹴りの威嚇。グラウンドに入るとバックの取り合い。さくらが腕を取り、ヘッドロック。八神が切り返しヘッドロックで締め上げる。グラウンドにもっていくが、さくらがヘッドシザーズ。八神が脱出すると、さくらがミドルキック、八神もやり返す。さくらがニーの連打、レディがさくらの突進をショルダータックルで妨害し、八神がサッカーボールキック。八神は「こいよ!」とさくらにサッカーボールを打たせる。こんどはさくらが「こいよ!」と八神にサッカーボールを打たせようとする。すると八神は蹴ると見せかけ腕を取る。さくらがエスケープすると、八神はボディースラム、サッカーボールキック。レディがさくらの足を取り、ジャイアントスイング11回転から左回しで10回転。レディがカバーの連続でさくらを追い込む。なんとか返したさくらだが、コーナーに追い込まれ逆水平連打を食らう。さくらが返してエルボー連打で向かっていく。レディが受けて立ち、一発でダウンさせる。レディの突進に、さくらがミドルキック。玖麗がレディにドロップキック、エルボー連打。玖麗がレディを振ろうとすると、八神が乱入。しかし、玖麗がドロップキック連打で八神を排除し、レディにもドロップキック、スリーパー。レディが立ち上がりコーナーに押し込む。しかし、玖麗はスリーパーをはずさず締め続ける。レディにブレイクされた玖麗が突進。レディは玖麗をマットに叩きつける。八神は玖麗にサッカーボールキック連打から腕十字。玖麗がエスケープすると、八神がミドルキック、エルボーの打ち合い。玖麗がカウンターのドロップキック、ボディースラム。八神が返すと、玖麗のネックブリーカー狙いを阻止してミドルキック連発。10分経過。乱入のさくらが玖麗と合体し、後方からダブルのドロップキック。さくらが串刺しニールキック、玖麗がネックブリーカー。八神が返すと、八神が腕固め。八神のハイキックをかわして、玖麗がスピア。返された玖麗が「いくぞ!」と絶叫しコーナーからミサイルキック。ときめきカッター狙いをカットして八神がコーナーに追い込む。レディと八神がさくらと玖麗に次々と串刺し攻撃、八神が玖麗にゼロ戦キック。八神はフィニッシュを宣言して蔵良にハイキック。玖麗が変え明日とさくらのハイキックから玖麗が丸め込む。八神が返すとカウンターでハイキック。「もらった!」と丸め込むと玖麗が返せず3カウントが入った。

八神「さくららからスリー取ったぞ! 自分、どうしてもNEW BLOODタッグのベルトがほしくて、レディさん一緒に挑戦してくれませんか?」

レディ「いいねえ! 蘭奈とだったら蘭奈のためにも頑張れると言いたいけど、蘭奈のためだけじゃなく自分のために、NEW BLOODタッグのベルトがほしい。一緒にベルト取ろう」

玖麗「今日、絶対に負けたくない、負けちゃいけない。蘭奈から負けたことは、ホントに悔しくて! ……。悔しいですけど、NEW BLOODタッグ、私たちは、さくららはタッグリーグ別々のチームで出場するんですけど、そこで必ず成長して、NEW BLOODタッグ巻くので」

さくら「タッグリーグそれぞれ先輩と組んで、いっぱいいっぱい成長して、2人でまたNEW BLOODタッグ挑戦しよう。なんかアンタらも挑戦するって言ってるけど、NEW BLOODタッグ巻くのは、ウチらやから」

八神「ウチらが先に巻いて、防衛戦いつでもやってやるよ」

 

 

八神蘭奈&レディ・Cコメント

 

さくらあや&玖麗さやかコメント

 

 


 

 

タッグマッチ 20分1本勝負
〇スターライト・キッド

11分49秒

黒虎脚殺

YUNA●
天咲光由 スパイク・ニシムラ

 

 

 

 ネオジェネシスのスターライト・キッド&天咲光由組と、センダイガールズプロレスリングのYUNA&スパイク・ニシムラ組とタッグで対戦。スターダムvs仙女の図式とも言えそうだ。ニシムラは祖父が日本人というアメリカ人で、センダイガールズプロレスリングのじゃじゃ馬トーナメント参戦で初来日。トーナメントでは敗退したものの、今回スターダムに初参戦。迎え撃つキッド&天咲組は初代&現フューチャー・オブ・スターダム王者組となる。
 天咲とYUNAが先発。ロックアップで組み合い、天咲が力を込めてロープに追い込む。YUNAがロープに振ってアームホイップ、ドロップキック。天咲がボディースラムで叩きつけ、自軍コーナーに叩きつける。キッドが「はじめまして!」とチョップを打つと天咲と連係。YUNAがが返すと、キッドがニークラッシャー、ニードロップ、その場跳びムーンサルト、右ヒザをロープにかけて締め上げる。天咲がYUNAに串刺しエルボーアタック、ヒザ十字。ニシムラがカットするが、キッドが場外に送り出す。天咲がYUNAにボディースラム。YUNAが天咲にエルボー連打。天咲もやり返すが、YUNAがドロップキック。ニシムラが天咲にショルダータックル連打。丸め込みからブレーンバスターの構え。キッドがカットも、虹村が2人をコーナーに追い込み串刺しラリアットの連打、まとめてブレーンバスター。天咲が返すと、ニシムラとエルボーの応酬。ニシムラが連打し、突進。天咲が腕を蹴ってフェースクラッシャー。キッドがニシムラをかいくぐりクロスボディー。ニシムラがキャッチし、ミドルキック連打。キッドが突進をかわすが、ニシムラが受け止めてボディースラムで叩きつける。YUNAがキッドにドロップキック連打。キッドが返すと、YUNAがアームブリーカー、ドロップキック、ワキ固め。キッドが先回りしYUNAにレッグツイスト。YUNAがエルボー連打、天咲がカットしキッドとダブルのドロップキック。キッドはYUNAへダイビングボディーアタック。YUNAが返すと、キッドがストレッチマフラー。YUNAがエスケープすると、キッドの突進にニシムラがビッグブーツ、YUNAがミサイルキック。キッドが返すと、YUNAがコーナーへ。キッドが雪崩式アームホイップ。YUNAがフィッシャーマン狙いを丸め込む。逆さ押さえ込みもキッドが返すが、YUNAが腕十字。10分経過。天咲がカットし、ニシムラをDDTで分断。YUNAの突進を止めてキッドがフィッシャーマン連発。YUNAが返すと、キッドはグラウンドでドラゴンスクリュー、ストレッチマフラー。黒虎脚殺を決めて締め上げると、YUNAがギブアップした。

キッド「YUNA選手、スパイク・ニシムラ選手、今日は出ていただき、ありがとうございます。いや、久しぶりにドロップキック連発なんて食らっちゃって、最近の若手はいい勢いですねえ! スパイク選手の蹴り、なんかヒザ入って痛えし! ぜひまたNEW BLOOD、待ってますよ」

天咲「実はこのタッグ、このフューチャー・オブ・スターダム初代チャンピオンと現チャンピオンなんですう~!」

キッド「実は、そうなんですよ。まあね、こうしてスターダムとか他団体選手だとか、新しい世代がどんどん出てきてホントに、女子プロレスの未来は明るいなって思います。まあ、私も若いんですけどお~」

天咲「若いんですけどお~」

キッド「じゃあ、フューチャーのチャンピオンになって帰ってきたんだかあ、光由が最後、言っちゃってください」

天咲「いま勢いあるのはいっぱいいるかもしれないけど、その先頭を走るのは私たちネオジェネシスなんで、これからも応援、よろしくー!」

 

 

スターライト・キッド&天咲光由コメント

 

YUNA&スパイク・ニシムラコメント

 

 


 

 

タッグマッチ 20分1本勝負
〇稲葉ともか

10分36秒

稲葉落とし→片エビ固め

狐伯
妃南 炎華●

 

 

 

 ゴッズアイの妃南&稲葉ともか組とwaveから参戦の狐伯&POP王者・炎華組とタッグで対戦。狐伯はNEW BLOODに続くタッグリーグ戦にもエントリー。リーグ戦ではハイスピード王者・星来芽依と組む狐伯の動きが注目される。
 妃南と炎華の先発でスタート。慎重に探り合い、手四つの構えから力比べ。妃南が上になると、炎華がブリッジで返していく。妃南が蹴りを入れて、ヘッドロックからグラウンドへ。炎華が抜け出し、ドロップキック、ストンピング連打、ドロップキック。ともかが炎華にボディースラム。妃南がボディースラムでつづく。ともかもボディースラム、妃南がもう一度ボディースラムで叩きつける。炎華が返すと、妃南が「こいよ」「もっとこいよ!」とエルボー連打を受けて立つ。妃南が一発で倒してロープに振るが、炎華が「なめんじゃねえ!」とコルバタからドロップキック。狐伯がドロップキック連打、コーナーに上がると、ともかが阻止。妃南も上がるが、狐伯がフェースクラッシャー、ミサイルキック。妃南が返すと、狐伯はブレーンバスター。ダブルアームの体勢を妃南がこらえるが、狐伯が妃南をかいくぐり、ドロップキック連打。妃南が「なめんな!」と払い腰。ともかが狐伯にニーの連打、PK。狐伯が返すと、ともかが一撃必殺!ともか蹴り狙い。狐伯がかわしてサイドからドロップキック。炎華がドロップキック連打、側転エルボードロップ、ドロップキック。ともかが炎華の腕をロック。しかし、炎華がエスケープ成功。ともかが二段蹴りからワキ固め。炎華が丸め込むが、2カウントどまり。さらに連続で丸め込むが、ともかが返してみせる。ともかがサッカーボールキック、腕十字。狐伯がカットし、ともかにスタナー、炎華がダイビングボディーアタック。ともかが返すと、炎華がミサイルキック。妃南が払い腰を決めて、ともかが押さえ込む。狐伯がカットすると、妃南がネックブリーカー。ともかが炎華を稲葉落とし狙いで持ち上げるが、炎華が丸め込む。ともかが返して押さえ込み。炎華が返すと、ともかは稲葉落とし。これで3カウントが入り、ともかが炎華を破ってみせた。

 

 

稲葉ともか&妃南コメント

 

狐伯&炎華コメント

 

 


 

 

NEW BLOODタッグ選手権試合 20分1本勝負
〇吏南

18分15秒

ハイドレンジア

月山和香
稲葉あずさ HANAKO●

※第3代王者が初防衛に成功

 

 

 

 羽南&飯田沙耶組を破りNEW BLOODタッグ王者となった吏南&稲葉あずさ組が初防衛戦。相手はE neXus Vの“ライス・オア・ブレッド”月山和香&HANAKO組だ。若手王座の2冠王だった吏南はフューチャー・オブ・スターダム王座から陥落しただけに、初防衛戦で敗れるわけにはいかない。HANAKOはアメリカ修行の成果を活かすためにも、月山とともに悲願のベルトがほしい。月山、HANAKOとも勝てば初戴冠だが…。
 月山が先発に名乗りを挙げ、あずさと対峙。ロックアップから月山が腕を取り、あずさもやり返す。腕の取り合いから月山がヘッドロック。あずさが腕を取り、ヘッドロックへ。月山がロープに振ろうとするが、あずさが締め続ける。あずさはフェイントをかけ、さらにヘッドロックを継続。月山がアームホイップ、ドロップキック。HANAKOが入り、月山とダブルで攻撃する。合体ヒップドロップをあずさが返す。月山が走ると、リング下から吏南が足を引いて場外戦にもっていく。吏南がHANAKO、あずさが月山を場外でいたぶる。あずさが月山をリングに戻し、ボディースラムからサッカーボールキック、返した月山の顔面を踏みつけていく。吏南が月山にヘアーホイップ、コーナーに追い込み顔面を踏みつける。月山がエルボー連打、吏南が「こいよ!」と受けて立つ。吏南の突進に、月山がコンプリートショット。HANAKOが吏南、あずさにショルダータックル。吏南をアルゼンチンで担ぎ上げ、コーナーのあずさに激突させると、まとめて串刺しボディーアタック。吏南が突進をかわし、「なめんじゃねえ!」とビッグブーツ、ドロップキック。あずさのビッグブーツをHANAKOが受けて立つ。あずさは二段蹴りで倒してPK。ブレーンバスター狙いをHANAKOがこらえて、反対にボディースラム。月山があずさにヒップアタック連打、クロスボディー、パロ・スペシャル。吏南とあずさが連係で月山を攻め込む。あずさが顔面へ二段蹴り。しかし、月山の肩が上がる。あずさがアネゴエを狙うが、月山が逆さ押さえ込み。丸め込みの連続にいくが、あずさがしのぎ切る。あずさが二段蹴り、月山が張り手。吏南とHANAKOが技をかわし合う。HANAKOがカウンターのショルダータックル、ボディースラム。吏南が返すと、HANAKOはアルゼンチン。10分経過。吏南が卍固めも、HANAKOがコーナーに追い込み突進。吏南がかわすと、あずさと吏南が連係攻撃。吏南はコーナーに上がり、ダイビングダブルニードロップ。HANAKOが返すと、吏南はもう一発。HANAKOがかわすと、乱入のあずさをバックフリップ。月山が場外へプランチャで飛ぶ。HANAKOが吏南をリングに入れてアルゼンチンで絞り上げる。コーナーに乗せると、肩から担いで後方に叩きつける。しかし、3カウントには至らず。HANAKOは吏南を引き起こしアルゼンチン。「もらった!」と切り返した吏南がハイドレンジアにいくが、月山がカット。吏南とあずさがダブルの攻撃をかわし、吏南がHANAKOにトラースキック、ハイドレンジアでギブアップを迫る。HANAKOがなんとかロープに到達。吏南がダイビングダブルニードロップを決めるが、月山がカットする。吏南はあずさを呼び込み、クローズライン。HANAKOがかわしてクロスボディー、月山が吏南にミサイルキック、HANAKOがブレーンバスター。しかし、吏南が返してみせる。HANAKOが吏南にアルゼンチン、吏南が切り返し、払い腰。吏南の突進にHANAKOがビッグブーツ、アルゼンチン、JPコースター、白鷺。しかし、あずさのカットが間に合う。HANAKOは吏南を引き起こそうとするが動かず。HANAKOは、その場ボディープレス。返した吏南が逆さ押さえ込み。HANAKOが返すと月山が吏南の突進を妨害し、ダブルで攻撃。あずさがカットし、吏南と合体。あずさの二段蹴りから吏南が叩きつけるが、HANAKOが返す。残り2分。吏南がハイドレンジアで締め上げると、HANAKOがギブアップした。

吏南「NEW BLOODタッグ、私とあずさで初防衛成功したぞ! この、このベルト取ってから防衛戦やるまでに、ちょっと、ちょっと時間あいちゃったけど、タッグチャンピオンとして、私はまだまだNEW BLOOD盛り上げていきます。そして、HANAKOと月山、今日、今日闘ってみて、まあべつにわかってはいたことなんだけど、オマエらが嫌っていうほど、うざいぐらいの負けず嫌いさは伝わってきたよ。でもなあ、私から言わせれてみれば、アメリカ一回行って、結果がちょっとついてきたくらいで、このベルト簡単には取らせたくなかったから、オマエらがまたやりたいって言うんだったら、私たちはいつでも防衛戦、受けてやるよ」

あずさ「おい、クソババア! おい、前回闘ったときよりはテメエら強くなってると思うけど、まだまだウチらは防衛していくでしょう。何回挑戦しにきても、この結果は一緒なんで、よろしく」

HANAKO「今日は負けたけど、またすぐそのNEW BLOODタッグ、取りにいってやるよ! 次はゼッテー吏南からスリー取ったんねん。絶対落とすなよ、それ!」

月山「私たち、あきらめ悪いからさ。……。ライス・オア・ブレッドが取るまで、そのベルト絶対守れよ、クソガキ!」

吏南「ずっと守っててやるよ、クソババア!」

レディ・C&八神蘭奈が登場。

八神「吏南、あずさ。次のそのベルトの挑戦者は、私たちです。そのベルト、私たちに挑戦させてください」

吏南「……。お客さんの反応はなに? 八神はクソマジメでおもしろくはないが、ただオマエのプロレスセンスと蹴りは、私はちょっとだけ認めてあげてるから。レディ・C、オマエはやる気あんのか?」

レディ「もちろん、まあ八神のためじゃなくて、私は自分自身のためにそのベルト、吏南、オマエからはぎとる。私はフューチャーのベルトはもう未練はないけど、オマエにあのフューチャーで負けてから、ほかのベルトになかなか挑戦する勇気がなくなった。けど、八神が今回、私とそのベルトに挑戦したいと言ってくれた。私はその気持ちに応えたいし、オマエから取ることで、このNEW BLOODの最前線、いや、私がNEW BLOODのトップに行って、代わりに盛り上げてやるよ」

あずさ「オメエら、吏南吏南吏南吏南うるせえんだよ。タッグチャンピオンは吏南様とあずさ様なんだよ。テメエらに負けてたまるか、ボケ」

レディ「前回負けたの誰だっけ?」

あずさ「1回取って調子に乗んなよ、ハゲ!」

レディ「ハゲてねえよお、おい! まだ20代だよまだ」

あずさ「クソババアじゃねえかよ」

レディ「楽しみにしてるよ」

吏南「邪魔だあ! じゃあ今日は、私が勝ったんで締めます。今日NEW BLOOD出てきたヤツ全員リングに上がってこい! 今日はYouTube配信あるみたいだけど、YouTubeで見ているオマエら、しょうもないコメント書くくらいだったらNEW BLOOD直接会場に見にこいよ、バカヤロー! 今日見にきてるクソジジイ、クソババアどもはみんな、センスがあるお客様だあ。おいオマエら、私が先頭に立ってNEW BLOODおもしろくしてくるから、またオマエら見にこいよ、わかったかあ? OK。今日はNEW BLOOD16…けっこうやってんなあ。若さを信じて明日に輝け、NEW BLOODシックスティーン!」

 

 

吏南&稲葉ともかコメント

 

吏南「NEW BLOODタッグのベルトを初防衛成功。ただ、なんかまだまだウチらももっともっとできるし、HANAKOと月山ももっともっとできる。ウチらはまだこんなもんじゃないから。HANAKO、アメリカ行って強くなって結果出して、それはわかってたけど、ただ私だってフューチャー落としてからのこのNEW BLOODタッグのベルトの防衛戦、私だって負けるわけにはいかなかったんだよ。また、また、すぐでもいいよ。いつでも、いつでもやってやるよ」

あずさ「初めてNEW BLOOD(タッグ)を巻いて、初めて、初めての防衛戦成功しました。勝ったのはうれしいけど、自分はまだまだできるし、防衛もまだまだしていこうと思ってる。そして挑戦してきたレディと八神? 八神は同期として負けられねえよ。そしてレディ、レディはなんかフューチャーとか前回やってたみたいだけど、吏南吏南吏南吏南吏南吏南、マジムカついたよ。アイツ、マジぶっ殺す!」

 

 

月山和香&HANAKOコメント

 

月山「NEW BLOODタッグ、勝てませんでした。また挑戦するって言ったし、吏南とあずさも、いつでも受けてやるって言ってたから。ベルトには近づいてるよね? 大丈夫。もっともっと練習して、もっともっとタッグ力高めて、もっと経験積んで、また、また挑戦しよう。そして絶対取ろう」

HANAKO「今日負けたけど、絶対また挑戦して吏南からあのNEW BLOOD(タッグ)、絶対に取ります」

月山「応援してくれたみんな、ごめん。でも待ってて! 絶対取るから、ね」

HANAKO「ハイ」

月山「待ってて!」

 

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