2024/11/18 試合結果

2024年11月17日『Historic X-over Ⅱ ~新日本プロレス×STARDOM合同興行~』

『Historic X-over Ⅱ ~新日本プロレス×STARDOM合同興行~』
2024年11月17日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場(観衆3,547人)

 

 

 

 

 

 

第0試合 タッグマッチ 15分1本勝負
〇HANAKO

9分57秒

JPコースター→片エビ固め

八神蘭奈
さくらあや 玖麗さやか●

 

 

 

 新日本プロレスとスターダムが2度目の合同興行で大阪初上陸。その第0試合は、スターダム勢によるカードとなる。HANAKO&さくらあや組vs八神蘭奈&玖麗さやか組によるユニットを超越した若手のタッグマッチ。HANAKOとさくらは23年3月25日、八神と玖麗は231225日デビュー。同日デビュー同士の選手がタッグを組む。

 さくらと玖麗が先発でスタート。玖麗がタックルにいき、グラウンドの攻防。玖麗が上になり、押さえ込みの連続からヘッドロック。さくらがロープに振り、玖麗のドロップキックをかわしてドロップキックからボディースラム、ミドルキック。HANAKOが玖麗にボディースラム。さくらがサッカーボールキック、HANAKOがボディースラム、さくらが控えの八神を落としてからサッカーボールキック、HANAKOが高々と四方に見せつけてボディースラムを連発。HANAKOとさくらは早いタッチワークで相手を攻め込む。さらにさくらが玖麗にミドルキック、ヘアーホイップ。髪をつかみ合い、さくらがコーナーに追い込むが。玖麗がカウンターのドロップキック。八神がドロップキックからエルボー連打。HANAKOが乱入するが、八神は分断してコーナーに追い込み、まとめてハイキック、さくらにドロップキック。さくらと八神がミドルキックの打ち合い。お互いに蹴りをキャッチしてから、八神がミドル、サッカーボールキック。さくらがミドルキック、サッカーボールキックのお返しをしてボディースラム。HANAKOが八神にショルダータックル、八神が突進をかわして串刺しエルボー、サッカーボールキック。玖麗がHANAKOHへドロップキック連打。HANAKOとさくらがミドルの競演も玖麗が返す。HANAKOは玖麗にアルゼンチン、トップロープに乗せてビッグブーツ、ブレーンバスターを狙うと、玖麗が背後からスリーパー。HANAKOは前方に叩きつけ、ストンピング連打。HANAKOの突進を玖麗がかわし、八神とドロップキックの挟み撃ち。玖麗がミサイルキック、スピアをHANAKOが受け止める。玖麗がもう一発スピアを放つが、2カウント。玖麗がときめきカッターにいくが、HANAKOが切り返しブレーンバスター。玖麗が返すと、HANAKOのアルゼンチンを丸め込む。八神のゼロ戦キックから玖麗が丸め込み。八神と玖麗をさくらがかいくぐり、ハイキック連打。HANAKOが玖麗を担ぎ上げJPコースター。玖麗が返せず、HANAKOが勝利した。

 

 

さくらあや&HANAKOコメント

 

八神蘭奈&玖麗さやかコメント

 

 


 

 

タッグマッチ 20分1本勝負
〇中野たむ

10分16秒

バイオレットスクリュードライバー→片エビ固め

朱里
安納サオリ 稲葉ともか●

 

 

 

 コズミックエンジェルズの中野たむ&安納サオリ組とゴッズアイの朱里&稲葉ともか組によるタッグマッチ。ともかはJUST TAP OUTからの参戦となる。

 朱里と中野が先発で対峙。探り合いからブレイクし、中野がバックを取る。朱里が切り返しロープに振るとアームホイップの応酬。朱里が中野をマットに叩きつけると、ともかが中野に二段蹴り。ともかが串刺しニーからサッカーボールキック。朱里もサッカーボールキックでつづき、スリーパーホールド。中野がエスケープしてエルボー連打、朱里が仁王立ちで受けて立つ。朱里はストンピング連打。中野はラリアットをかわしドロップキック。安納が朱里へミサイルキック。インディアンデスロックを決める乱入のともかにブレーンバスター。朱里が切り返しドロップキック、スタンディングギロチン。安納が返して朱里とエルボーを打ち合う。安納がドラゴンスクリュー、コーナーに上がると朱里が追いつき雪崩式ブレーンバスター。安納がポテリングにいくがカットされる。朱里が安納にハイキック、ニーアタック。しかし、中野のカットが間に合う。朱里の突進に安納が延髄斬り、ジャーマン。朱里もやり返し、膝蹴りを見舞う。ともかと中野が蹴りをかわし合い、ともかがフェースロック。ともかが蹴りの連打を中野に見舞うが2カウント。ともかの二段蹴りを中野がかわし、安納がドロップキックから中野がバックドロップ。中野はともかにブレーンバスターの体勢。ともかが切り返しミドルキック、朱里が担ぎ上げ、ともかがニー。ともかは中野に稲葉落とし。中野が返すと、朱里と稲葉の合体を試みると中野、安納がかわしてジャーマンの競演。ともかが中野にドロップキック。ともかが一撃必殺!ともか蹴りを狙うが、中野がかわす。中野Hあともかにバイオレットスクリュードライバーを敢行。ともかが返せず、中野が3カウントをゲットした。

 

 

中野たむ&安納サオリコメント

 

朱里&稲葉ともかコメント

 

 


 

 

6人タッグマッチ 20分1本勝負
星来芽依

10分41秒

ダイビングフットスタンプ→片エビ固め

小波
〇AZM 吏南●
天咲光由 琉悪夏

 

 

 

 ネオジェネシスの星来芽依&AZM&天咲光由組とH....の小波&琉悪夏&吏南組による6人タッグマッチ。どちらも第1回合同興行時には存在しなかったユニット。ネオジェネはギャルの要素を含む同世代の集まりで、H....はヒール軍、大江戸隊からの発展形。合同興行でのお披露目で、それぞれの存在感を発揮できるか。

 H....がゴング前に奇襲を仕掛け、ネオジェンをロープに固定して攻撃。小波が天咲にサッカーボールキックを入れ、顔面を踏みつける。吏南が天咲にヘアーホイップ、「このクソヤロー!」と顔面を踏みつけ、止めに入ったレフェリーを「クソジジイ」呼ばわり。天咲が吏南にエルボー連打、吏南がビッグブーツ。小波がぶら下がり式腕十字。琉悪夏が天咲にショルダータックル。天咲は琉悪夏にフェースクラッシャー。星来が琉悪夏にラリアットも、小波がロープワークを妨害。星来は小波と琉悪夏にまとめてミサイルキック。琉悪夏が返すと、星来がブレーンバスターを狙う。琉悪夏が切り返してクロスボディー。星来と琉悪夏がラリアットを打ち合い、琉悪夏が打ち勝つ。AZMが吏南のドロップキックをかわし、エルボーの打ち合い。吏南はAZMを走らせずに髪をつかむ。AZMもやり返すが、吏南が引き倒す。AZMがPKからドロップキックを吏南に放つ。吏南が突進をかわし、H....が次々とAZMに串刺し攻撃。吏南がダイビングダブルニードロップをAZMに決めるが2カウント。吏南はAZMにハイドレンジア。しかし、天咲がカットする。AZMと天咲が合体で吏南にスイングDDT、AZMがミサイルキック。吏南が返すと、AZMがダイビングフットスタンプ。吏南がかわして丸め込み。丸め込みの応酬に小波が介入。AZMが返すと、吏南の突進をかわしてあずみ寿司を狙う。切り返した吏南が丸め込むが2カウント。AZMがパワーボムの体勢、琉悪夏がボックスで殴打し、吏南がジャックナイフ。吏南がカウンターのビッグブーツ、AZMがブレーンバスター。吏南もお返しのブレーンバスター。吏南はピンクデビルを狙うが、AZMが切り返して、ネオジェネでドロップキックの挟み撃ち。天咲が天聖、AZMがダイビングフットスタンプ。吏南が返せず、AZMがフォール勝ちをゲットした。

 

 

NEO GENESISコメント

 

H.A.T.E.コメント

 

 


 

 

6人タッグマッチ 20分1本勝負
矢野通

8分5秒

ファイヤーボール→片エビ固め

ジェフ・コブ
ボルチン・オレッグ カラム・ニューマン
●タイガーマスク フランシスコ・アキラ〇

 

 


 

 

ミックスド8人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至

13分57秒

パイルドライバー→片エビ固め

ゲイブ・キッド〇
●田口隆祐 ドリラ・モロニー
羽南 刀羅ナツコ
飯田沙耶 上谷沙弥

 

 

 

 新日本プロレス本隊の棚橋弘至&田口隆祐にスターダムのSTARS“wing☆gori”羽南&飯田沙耶が合体、ゲイブ・キッド&ドリラ・モロニー&刀羅ナツコ&上谷沙弥組と対戦する。新日本社長の棚橋がみずからミックスドマッチに臨み、WAR DOGSとH.A.T.E.が合体する悪のチームにどう対処するか。
 棚橋が先発を買って出てナツコと睨み合う。しかし男女での対戦は認められず。それでも田口と上谷が出てきて上谷が田口の顎を撫でまわす。田口と羽南がタッチをして、試合は羽南と上谷でスタート。上谷が羽南をかいくぐるが、羽南がボディーアタック。田口が出てきて上谷の目の前で腰を振り回すが、レフェリーが注意。モロニ―が出てくると田口はガッカリの表情。気を取り直して田口がヘッドロック。モロニ-がショルダータックル、田口がヒップアタック、モロニ―がこらえると田口はドロップキック。飯田が筋肉を誇示してモロニ―に逆水平連打。モロニ―は自分のTシャツを引き裂き飯田を倒すと、場外に送り出す。上谷が田口を客席に叩きつける。田口はイスの上で横になる。モロニ―が飯田を担いでリングに戻す。ナツコが飯田にブレーンバスター。ゲイブはアリーナの壁に田口を叩きつける。飯田がナツコに逆水平連打。ナツコが蹴り飛ばし、串刺しで突進。飯田がかわして飯田ロケットを発射。棚橋がモロニ-にフライングエルボー、上谷を場外に落とすとナツコの足をつかんでドラゴンスクリュー。棚橋はモロニ-を寝かせてダイビングサマーソルトドロップ。モロニ-が返すが棚橋がドラゴンスクリュー。羽南がタッチを申し出て棚橋と交代。羽南がモロニ―にボディーアタックもキャッチされバックブリーカーを食らう。ナツコが羽南にセントーン、エルボー。羽南と飯田がサンドイッチ攻撃、羽南がフェイマサ―。ナツコが返すと、羽南と飯田がダッシュ。上谷が脚を引き、ナツコがまとめてキャノンボール。上谷がスワンダイブ式プランチャで場外に飛ぶ。ナツコがスワントーンボムも羽南がかわしてフェイマサ―、バックを取るがナツコがこらえてラリアット。羽南がバックドロップを決めて田口に託す。ゲイブがヒップアタックをキャッチ、田口があらためてヒップアタックを決めブレーンバスター連発。3発目を切り返したゲイブだが、ロープ越しのヒップアタックを食らう。田口がゲイブの足を取りにいくが、ゲイブが切り返し前方に叩きつける。ゲイブがサポーターをはずし突進、棚橋を落として羽南を捕まえる。飯田が背後から襲いかかる。モロニ-が飯田、ゲイブが羽南を捕獲し担ぎ上げる。棚橋がカットしモロニ―にスリングブレイド。羽南がゲイブにドロップキック、田口が丸め込みの連続、延髄斬り。ナツコが田口の前でストップをかける。田口が下半身をまさぐると棚橋がカット、ナツコが棚橋に毒霧噴射、上谷が背後から田口にローブロー。ゲイブが田口にパイルドライバーで3カウントを奪った。

ゲイブ「オイシャチョーシャチョー。シャチョーダイジョーブ? ダイジョーブジャナイ!」

ゲイブが棚橋をリングサイドで襲撃。そしてナツコが場外でダイノジの棚橋にマイク。

ナツコ「おい棚橋! このまま楽しい試合やって引退して、社長?させるかー! またやろうぜ、棚橋ちゃーん」

 

 

棚橋弘至&田口隆祐&wing★goriコメント

 

WAR DOGS&H.A.T.E.コメント

 

 


 

 

KOPW2024争奪戦~ハードコアルール~ 時間無制限1本勝負
〇グレート‐O‐カーン

21分13秒

エリミネーター→体固め

鈴季すず●

 

 

 

 過去には蝶野正洋vsジョアニー・ローラーのシングルマッチこそあったものの、50年以上にわたる新日本プロレス史上、男女がシングルでタイトルを懸けて対戦するのは今回が初めて。スターダムのエディオンアリーナ大会に姿を現したグレート‐O‐カーンの女子選手との対戦をアピールしたことがきっかけとなった。これにより、オーカーンが保持するKOPWを懸けて鈴季すずとの対戦が決定した。試合は反則裁定なしのハードコアルールで、デスマッチ&ハードコアユニット、プロミネンスからスターダムに乗り込んできた鈴季にとっては得意の試合形式でもある。対格差は歴然ながら、鈴季が勝てばオーカーンは辮髪と髭を切らなくてはならない特別ルール。それだけに、男子デスマッチファイターとも闘ってきた鈴季にはなおさらやりがいのある闘いとなりそうだが…。
 オーカーンはユナイテッドエンパイアのメンバーとともに入場。オーカーンは腕を組んで鈴季と対峙。鈴季がイスを投げるが、オーカーンはそれを投げ捨てる。鈴季がイスで殴打しようとするが、オーカーンが受け止める。視殺戦で鈴季がエルボー、オーカーンは後ろで手を組んで、エルボー一発で吹っ飛ばす。オーカーンは滞空時間を取ってブレーンバスター。オーカーンが鈴季を投げつけると、脚をキャッチして反り上げる。鈴季が向かっていこうとすると、オーカーンがストンピング連打。オーカーンが投げを打ち、鈴季のエルボー連打に仁王立ち。オーカーンは髪をつかんで手刀を振り落とす。オーカーンがショルダータックルも鈴季が返す。モンゴリアンチョップからオーカーンがコーナーで鈴季の上に座る。モンゴリアンチョップからカバーするが2カウント。鈴季がオーカーンの突進をかわし、イスで殴打。鈴季はプラスチックフォークの束を口に入れ、リングサイドを疾走してドロップキック。ステイプラーを取り出すと自らの頬に突き刺す。それを見てドン引きのオーカーンに鈴季がスタナー。ブレーンバスターの構えはオーカーンがこらえ、鈴季とエルボーを打ち合う。鈴季がオーカーンの額にステイプラーを3度突きあてる。10分経過。オーカーンはたまらずリング下。そこに鈴季がイスで殴打、客席に投げつける。鈴季はオーカーンを連れてリングサイドを徘徊、フォークで額をめった刺し。トラッシュ缶を頭に被せてイスで殴打。花道に連れ出すと、予告してブレーンバスターの構え。オーカーンが切り返しネックロックからブレーンバスターで花道に叩きつける。オーカーンがスリーパーで捕獲したまま花道を戻る。リングに入れると、ビッグブーツ。鈴季が返すと、オーカーンがレッグロック。15分経過。鈴季が返すと、オーカーンが引き起こす。鈴季は股間にステイプラー攻撃からカバー。しかしカウントは2どまり。鈴季はテキーラショットを決めるがオーカーンがクリアー。鈴季はトラッシュ缶を入れてオーカーンのバックを取る。ジャーマンを狙うがオーカーンが脱出してダッシュ。鈴季がかわしてジャーマンを決めるが2カウント。鈴季はイスの上にフォークボードを乗せる。ラダーでオーカーンを突き飛ばしてからラダーに上り、フォークボードへの雪崩式ブレーンバスターを狙う。しかし、オーカーンがボードの上に突き落とす。オーカーンは鈴季を起こしスリーパーからバックブリーカー、旋回してマットに叩きつけるが鈴季が返す。20分経過。オーカーンはラダー、トラッシュ缶を置き、アイアンクロー。エリミネーター狙いを鈴季がこらえる。しかしオーカーンはあらためてトラッシュ缶の上へのエリミネーター。最後はクローしながらの体固めで、オーカーンが鈴季をフォールした。試合後、オーカーンはコーナーに上がりベルトを誇示。

 

 

グレート‐O‐カーンコメント

 

鈴季すずコメント

 

 


 

 

ミックスドタッグマッチ 30分1本勝負
タイチ

22分37秒

フェアリアルギフト→片エビ固め

クラーク・コナーズ
〇なつぽい テクラ●

 

 

 

 なつぽいとテクラの遺恨が新日本&スターダム合同興行にも飛び火した。なつぽいのワンダー・オブ・スターダム王座をめぐりクリーンファイトをアピールしていたテクラだが、タイトル戦を前にクラーク・コナーズを介入させる裏切り行為。タイトルマッチ後、今大会を前にした後楽園大会でもコナーズを呼び寄せた。そして今回、テクラ&コナーズでタイチ&なつぽい組と対戦する。なつぽいとテクラはこの試合で決着をつけることができるのか、それとも?
 背後からH.A.T.E.がタイチとなつぽいに襲いかかり、コズミックエンジェルズと乱闘。リング上はタイチとコナーズで試合開始。タイチがローキック、コナーズがエルボーで打撃の応酬。タイチが場外に出てコナーズを鉄柱に叩きつける。テクラがタイチの前で両手を広げてアピール。なつぽいがタイチを制してテクラと向かい合う。なつぽいとテクラがロープに振り合い、テクラが髪を引いて倒す。なつぽいがドロップキックをテクラへ連打。なつぽいが走るとコナーズがリング下から足を引くコナーズが場外フェンスを持ち出しタイチを殴打。テクラも場外でなつぽいを捕獲し、コナーズがタイチ、テクラがなつぽいを同時で客席に叩きつける。テクラはなつぽいを鉄柱に叩きつけリングへ戻る。なつぽいは19カウントでギリギリ生還。テクラがカバーするが、なつぽいが返す。テクラとなつぽいがエルボーの打ち合い、テクラが連打を受けて立つ。テクラが挑発して売ってこさせるとブロックして場外に落とす。リング下ではコナーズがストンピング連打。コナーズがなつぽいをリングに戻し、テクラがコーナーに叩きつける。テクラはコーナーでなつぽいの顔面を攻撃。テクラがレフェリーを引き付けると、コナーズもなつぽいを攻撃する。なつぽいがテクラの蹴りをかいくぐりクロスボディーアタック。タイチとのタッチを試みるがコナーズが妨害。テクラはフェースロックからなつぽいの口を引き裂きにかかる。なつぽいはテクラをかいくぐりドロップキック。しかし、コナーズがまたもやタッチを妨害。なつぽいはコナーズをかいくぐりタイチへのタッチが成立。タイチがコナーズにビッグブーツを連発。テクラがエプロンから対Tの背中を蹴飛ばす。タイチがテクラを睨みつけるとコナーズが攻撃。タイチが回し蹴りでコナーズを倒すが、コナーズがロープに振って体当たり。コナーズが張り手を連打。タイチが突進をかわしハイキック。コナーズがキックをかわすが、タイチもかわして顔面を蹴り上げるとストレッチプラム。テクラがカットするとタイチが髪をつかんで睨みつける。タイチはコナーズが向かってくるのを予測しラリアット。バックドロップ狙いをコナーズがこらえてDDT狙い。タイチが切り返すがコナーズがパワースラム、タイチがバックドロップ。両者ダウン状態からタッチが成立。テクラの突進を読んで、なつぽいがドロップキックを連打。15分経過。なつぽいの足をテクラが引いてコーナーに上がらせず。なつぽいが蹴り上げてコーナーに上がると、テクラが追いつき下から張り手、コーナー上で打撃の応酬。テクラが雪崩式ブレーンバスター、背筋で起き上がり、ダイビングフットスタンプ。なつぽいがかわしマットに叩きつけるが2カウント。なつぽいは腕十字から腕固め。テクラがエスケープすると、なつぽいは腕を蹴り上げフィニッシュを宣言。しかし、コーナー上のなつぽいにコナーズが介入。タイチがカットしなつぽいがフェアリアルギフト、テクラがかわしてスピアも2カウント。テクラが毒グモデスドロップを狙うが、なつぽいがフェアリーマジック。コナーズがカットしレフェリーが突き飛ばされる。テクラとコナーズがなつぽいを攻撃。テクラがカーブストンプ、20分経過。テクラがタイチの前に立ってエルボー。タイチがダウン。テクラがなつぽいを立ち上げコナーズがスピアを狙う。タイチがカットし、テクラとコナーズが同士討ち。コナーズがなつぽいを立ち上げる。なつぽいが向かっていくが、コナーズが張り手で倒す。コナーズがスピア狙いで突進すると、なつぽいがトラースキック。回し蹴り、トラースキック。さらにタイチとトラースキックを競演し、なつぽいがフェアリアルギフトをテクラに投下。テクラが返せずなつぽいが勝利した。

 

 

タイチ&なつぽいコメント

 

クラーク・コナーズ&テクラコメント

 

 


 

 

IWGP女子選手権試合 60分1本勝負
〇岩谷麻優

24分13秒

二段式ドラゴン・スープレックス・ホールド

渡辺桃●

※第3代王者が8度目の防衛に成功

 

 

 

 22年11・20有明アリーナでの第1回合同興行で初代王者が決定したIWGP女子王座。王座決定戦でKAIRIに敗れ、初代王者の座を逃した岩谷だが、昨年4・23横浜アリーナでメルセデス・モネを破り悲願の王座奪取に成功した。以来、1年半にわたりベルトを守り抜いている。あれから2年、岩谷は王者として8度目の防衛戦に臨む。挑戦者は14年11・16でデビューし、キャリアがちょうど10年となる渡辺桃。これまで、桃は岩谷とシングルのベルトを懸けて何度も対戦してきたが、岩谷への挑戦では勝ったことがない。かつてはワンダー・オブ・スターダム王座の最多防衛記録も作った桃が、現在IWGP女子の防衛記録を更新し続ける岩谷の牙城を崩すことができるのか。岩谷がSTARS一筋でアイコンと呼ばれる存在なら、桃はベビーからヒールへとスタイルを変えながら団体の中心で闘っており、昨今では海外、他団体での試合も増えている。スターダム生え抜き同士のタイトル戦は、団体を象徴する者同士による闘いだ。
 両者ゴングが鳴らされてもコーナーから動かず。ゆっくりと歩を進め探り合い。桃がタックルでバックを取り、岩谷がグラウンドへ。岩谷のヘッドシザーズを桃が抜けて視殺戦。桃はロープワークに付き合わず。岩谷がアームホイップからドロップキックも桃がかわす。桃の蹴りを岩谷がかわしてコルバタ、ドロップキック。岩谷が低空ドロップキックをね狙うとH.A.T.E.のセコンドが足を引いて場外に引き出す。桃も場外に出てフェンスに叩きつける。場外戦で桃がミドルキックを打ち込みリングに戻す。桃は片ヒザでカバー。岩谷が返すと桃はサッカーボールキックから顔面を踏みつける。さらにミドルキックから後頭部を踏みつけていく。岩谷がエルボー連打で向かっていくが、桃がミドルキックで倒してみせる。岩谷は桃の突進をかわしドロップキックもかわされて反対にドロップキックを食らう。場外に出るとH.A.T.E.のセコンドが攻撃。岩谷は桃を蹴飛ばすが琉悪夏が妨害、琉悪夏のボックスをかわして岩谷がリングに戻り、高速でトペスイシーダ。岩谷は桃をリングに入れてフットスタンプ、ミドルをつかんでドラゴンスクリュー、ドロップキック。桃が返すと、岩谷がサッカーボールキック連打、バックキック。ロープに固定すると背中にドロップキックを放つ。岩谷は片足でカバー。桃が返すと、カウンターでドロップキック、串刺しドロップキックの連打。さらにミドルキックの乱れ打ち。10分経過。桃がブレーンバスターの連発、ロープに乗せてハイキック。エプロンに出すとBドライバー狙い。岩谷が切り返すが、桃がBドライバーをエプロンで決める。桃は岩谷をエプロンに戻す。すると岩谷が、エプロンでドラゴンスープレックス。両者場外へ転落。17カウントで2人とも生還するが、リング上でもダウン状態。桃がロープを伝って立ち上がりミドルキック。
テキーラサンライズ狙いは岩谷が阻止してハイキック、桃もハイキック、岩谷がカウンターでトラースキック。両者ダウン状態から立ち上がり、岩谷がドロップキック、ミサイルキック、フロッグスプラッシュ。しかし、桃の肩が上がる。15分経過。岩谷が予告してドラゴンの構え。桃がロープに逃れると、岩谷が突進。桃がキャッチも岩谷がパイルの構え。桃が切り返してマットに叩きつける。桃がコーナーから蒼魔刀も2カウント。桃が再びコーナーに上がると、岩谷が下から張り手、コーナーに上がってエルボー、桃もやり返す。岩谷がヘッドバット、張り手、雪崩式フランケンシュタイナー、トラースキック3連打。桃を引き起こし、ドラゴンスープレックス。桃が返すと、岩谷はムーンサルトプレス。しかし、桃がかわして突進。岩谷が止めてパイルドライバー、ムーンサルトプレス。決まったと思われたがH.A.T.E.がレフェリーの足を引いて3カウントを阻止。岩谷がセコンドのいる場外を見て振り返ると桃がハイキック。20分経過。桃がバットで岩谷を殴打と思いきや、投げ捨ててキック。岩谷を起こしてミドルキックの連打を浴びせていく。桃の突進に岩谷がトラースキック。フブキラナ狙いでコーナーに飛び乗ると桃が蹴って宙吊りにし、さらに蹴りをぶち込む。桃はテキーラサンライズ、顔面蹴り。岩谷が肩を上げると、桃がピーチサンライズ。岩谷が返すと、桃がピーチサンダー狙い。岩谷が切り返すと桃はハイキック。岩谷が高速でジャーマン、フブキラナ、バズソーキック。返した桃に岩谷は。二段式のドラゴン狙い。桃が切り返しピーチサンダー。岩谷が返すと、桃がレフェリーに詰め寄る。そして岩谷が桃の突進を止めて二段式ドラゴンスープレックス。3カウントが入り、岩谷が桃を奪った。

岩谷「大阪大会にお越しのみなさん、こんばんは……。渡辺桃…きつかった……。桃、昨日、プロレス10周年なんだってね。10周年おめでとう。そして今日、こんなすごいプレッシャーのある中、バチバチに攻めてくれてありがとう。桃の桃の強さが身に沁みてわかりました。これからも敵だけど、よろしく」

桃「おい、負けてよお、ありがとう? 負けてありがとうだとか、よろしくだとか言われるのが一番ムカつくんだよ、クソアイコン! なにが10周年おめでとうだ。テメエはなあ、私の10年をもってしても倒せねえんだよ。待っとけよ、10年、また10年後、いや50年後、100年後、テメエのこと必ず超えるからよお。待っとけ、クソが!」

桃がリングを下りる。

岩谷「いつでも、高い壁でいるから、いつでも待ってるよ。みなさん、今日このリングでIWGP(女子王座)を持ってるのは、この岩谷麻優だ! (曲がかかる)待って! この試合勝ったら、言いたいことがあった。……。今年の1・4出れなくて、すっげー悔しかった。すごい見下されてるような気がした。でも、今日で8度目の防衛成功。来年の1・4は、このベルトを懸けて試合がしたいです! みなさん、スターダムの上の人たち、新日本の上の人たち、お客さん、今年の岩谷麻優、このベルトの価値上げましたよね! 1・4東京ドーム出る資格ありますよね! この…」

AZMが出てくる。

AZM「まずは岩谷麻優、防衛おめでとうございます。1・4って言ってたなあ。その挑戦者、このAZMでどうですか?」

岩谷「はあ、逆指名しようと思ったのに、言われる前に出てきちゃった? AZM、ずいぶんとお待たせしました。AZMちゃんではなく、AZMとこのベルトを懸けて、1・4やりたいです。まだ出れるのかどうか、カードが決まるのかどうかわからないけど、みなさんのこれからの発信とかで大きく変わってくるかもしれないから、この試合が見たい人は…。なに?」

AZM「いま、岡田社長が絶対やるって言いました! OK出たよ」

岩谷「早いって。OK、言ったら出れるもんなんですか? アハハ。でも、1・4、王者・岩谷麻優対挑戦者AZM、みなさん東京ドームでお待ちしてます!」

 

 

岩谷麻優コメント

 

 


 

 

ミックスドタッグマッチ 30分1本勝負
ザック・セイバーJr

21分23秒

旋回式みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

エル・デスペラード
〇舞華 スターライト・キッド●

 

 

 

 新日本プロレスとスターダムの合同興行。2回目にして初めてとなる大阪大会のメインを飾るのは、ザック・セイバーJr&舞華組vsエル・デスペラード&スターライト・キッド組によるミックスドタッグマッチだ。ザック&舞華の共通点は、ともに今年シングルの祭典を制覇した者同士ということだ。ザックがG1クライマックス、舞華は5★STAR GPを初優勝。そしてザックはIWGP世界ヘビー級王座に到達し、11・4大阪エディオンアリーナで鷹木信悟を破り防衛に成功したばかり。ザックと組む舞華は史上初の全勝優勝となった5★STAR GPにつづき、現在開催中のゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦でも無敗をキープ、シングル&タッグの全勝優勝が現実味を帯びている。そんななかでのミックスドタッグでザックのテクニックと舞華のパワーがどんな競演を見せるのか。同時に、デスペラードとキッドの合体も注目される。ともに覆面レスラーであり、デスペラードにとってはこれがDDT7・21両国以来となる負傷欠場からの復帰戦。デスペラード&キッドのスピードがテクニック&パワーをいかにして翻弄するかが、この試合の大きなみどころとなりそうだ。
 試合前、キッドがザックを見上げる。デスペが手を差し出しザックと握手。ほかの選手たちも握手をかわすが、舞華とキッドは睨み合う。試合はザックとデスペの先発でスタート。バックの取り合いからグラウンドへ。ザックが腕を取ろうとすると、デスペが切り返して立ち上がる。すると、ザックがブリッジをして切り返す。ロックアップからデスペがチョップ、ザックがヘッドロック、ともにショルダーをぶつけ、デスペがマフラーホールド狙いもザックが切り返す。舞華とキッドが対峙。ロックアップで力比べを展開、舞華が押し込むと、キッドがアームホイップを狙う。舞華がこらえるとキッドがドロップキック。キッドの突進に舞華がショルダータックル、控えのデスペに向かっていく。キッドが舞華を止めてデスペと合体。ザックが入ってくると、合体でストレッチマフラー。キッドは舞華にニークラッシャー、ロープに追い込み顔面を踏みつける。さらに右足をロープにかけてドロップキック、控えのザックにエルボーを見舞う。キッドはなおもザックにエルボー連打。その間、デスペが舞華の顔面を踏みつける。キッドが舞華のヒザを攻撃、舞華はエルボー連打で向かっていく。ブレーンバスター狙いをキッドが切り返してドロップキック。キッドの突進を止めて舞華がパワースラム。デスペがザックとチョップ、エルボーの打ち合い。ザックがデスペをかいくぐり後頭部にドロップキック。フルネルソンの構えをデスペがかいくぐるとザックがコブラツイスト。切り返しの応酬からザックが腕を蹴り上げる。デスペはザックを後方に叩きつける。ザックが逆さ押さえ鋳込み。デスペが切り返してマットに叩きつけるが2カウント。10分経過。デスペがダブルアームの体勢、ザックが切り返し卍固め。ザックが切り返しストレッチマフラー、ザックが腕を取って絞り上げる、デスペが切り返すも、ザックが腕を固めて反り上げる。キッドがカットに入り、顔面を何度も蹴ってドロップキック。ザックがデスペにミドルキック連打。デスペがスパインバスターで叩きつけピンチェロコ狙い。しかしザックが切り返してみせる。キッドが舞華にボディーアタック、ドロップキック、その場跳びムーンサルトプレス。舞華が返してバックドロップ。舞華がフォールアウェースラム、ブレーンバスター狙い。キッドが切り返すとバックの取り合い。デスペのアシストでキッドがリバースDDT、キッドは場外のザックにダイブ。舞華がデスペにブレーンバスター狙い。デスペがこらえるも舞華が投げ切ってみせる。15分経過。キッドが舞華へムーンサルトプレス。舞華が返すと、キッドはタイガースープレックスの構え。舞華が切り返し串刺しラリアット、コーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスター。さらにブレーンバスター3連発。返したキッドに舞華はみちドラ狙い。キッドは切り返して丸め込む。舞華が返うして突進、デスペが止めてキッドがヒザへのドロップキック。キッドが舞華、デスペがザックにストレッチマフラー。デスペとキッドが舞華を引き起こす。舞華がキッドを持ち上げるがデスペがカット。コーナーでザックがデスペを攻撃しキッドの前に立ちはだかる。キッドがザックにエルボー、張り手の連打から飛びつく。ザックがキャッチしてデスペにスリーパー、舞華がデスペへラリアット。20分経過。ザックと舞華がドライバーで競演。舞華がキッドに旋回式でみちのくドライバーⅡ。3カウントが入り、舞華がキッドをフォールした。

舞華「今日、会場にご来場のみなさん。PPVをご覧のみなさん、新日本プロレスもすげーけど、スターダムもすげーだろ! デスペさん、デビュー前に一度ね、コーチしていただきましたよね。そのたった一回かもしんないけど、デスペさんの言葉でここまで大きくなりましたー! 今日は闘ってくださってありがとうございます。そして、ザック。サンキューフォートゥデイマッチね。ありがとう」

ザック「キッド、メチャイタイヨ。デスペ、オカエリナサイネ。デキソウナオマイカサンナジチームデヨカッタネ。コワイヨ、コワイヨ。ミナサン、ライネンノヒストリッククロスオーバーハ、マダワカラナイネ。デモキョー、タノシカッタヨ。タノシカッタ! ツギノチャンス、スターダムトシンニホンノタイカイハ、ヤリマショウ。マイカサン、サイゴニオネガイシマス」

舞華「サンキュー。ハイ、まあ、まあ、クロスオーバーね、次いつやるかわからないけど、最後はねえ、みんなそろってハッピーエンドで終わりましょうよー! 年末年始、今日発表されましたけど、我々スターダム、そして新日本プロレス、リングのみなさんで、年末年始もっともっと盛り上げたいと思うので、みなさんよろしくお願いします! オマエが来い。来てください。じゃあ、次あることを願ってクロスオーバー2、みなさんありがとうございました!」

 

 

ザック・セイバーJr&舞華コメント

 

エル・デスペラード&スターライト・キッドコメント

 

 

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