『第14回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ戦~ 羽南・吏南・妃南 下野市凱旋記念興行』
2024年11月30日(土)
栃木・石橋体育センター(下野市)(観衆508(満員)人)
羽南&妃南&坂村市長のあいさつ
羽南と妃南が一緒に入場
羽南「みなさん、こんにちは! 初めての私たちの下野凱旋大会、満員ありがとうございます! うれしすぎてどうしよう、ちょっと待って(笑)」
妃南「言いたいこと全部忘れちゃって…。私たちの知り合いの方(手を上げてください)? いっぱい。いっぱい。やっぱり私たち選手たちもみなさんに試合を盛り上げていただきたいので」
羽南「あったかい会場にしたいと思うので(応援の)練習してもいいですか? いま吏南いないので、吏南コールしていただいてもいいですかねえ?(吏南コール)これ応援の方法です。悪いヤツもいるんですよ。そういう人にはブーって思いっきりブーイングしてほしいので(妃南に)悪い人やってもらってもいいですかね」
妃南が羽南を蹴飛ばすと場内ブーイング。
羽南「ありがとうございます。私たちこの下野大会を開けるのは市長のおかげです。市長リングに上がってください!」
市長コールで、下野市の坂村哲也市長がリングへ。
坂村市長「まず、ここ下野市でスターダムの試合を開催していただくことを、まずはうれしく思います。心待ちにしていました。スターダムの方たちをはじめ、関係者のみなさまに心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。まず、今日参加をされます選手のみなさま、すべての選手のご健闘を心からお祈りいたします。みなさん、がんばってください。そして、ここ下野出身の三姉妹の、羽南さんと妃南さんと、そしてどこかにいらっしゃると思いますけど吏南さんと、みなさんの凱旋試合本当に待ちわびておりました。三姉妹のみなさんは下野市の希望の星です。これからの活躍をお祈りしております。ここふるさと下野市で今日はみなさんが見守るなか、思いっきり闘ってください。そして会場のみなさま、今日は最後の最後まで心ひとつに精一杯応援しましょう。みなさん、がんばりましょう!」
羽南「それでは市長も一緒にスタートお願いしていただいていいですか
妃南「これから栃木大会始まります」
羽南「下野大会って言ってよ!」
妃南「これからスターダム下野大会が始まります。レッツスタート!」
ブルーゴッデス公式戦 | ||
なつぽい |
9分11秒 あのwing |
月山和香 |
〇安納サオリ | 梨杏● | |
5勝1敗2分=12点 | 2勝5敗=4点 |
4勝1敗2引き分けのなつぽい&安納サオリ組と2勝4敗の月山和香&梨杏組によるタッグリーグ公式戦。すでに決勝トーナメント進出を決めているなつぽい&安納組だが、最終公式戦で確実に勝って、1位通過を近づけたいところ。対する月山&梨杏組は4連勝から4連敗。ここで元ゴッデス・オブ・スターダム王者組を破る金星を挙げれば、最終戦に五分とする可能性が出てくるが…。
梨杏が「いきます」と立候補し、なつぽいと対峙。ロックアップから梨杏が腕を撮りにいくと、なつぽいもやり返す。腕の取り合いから梨杏がヘッドロック。なつぽいが切り返してヘッドロック。梨杏がロープに振ってアームホイップ。なつぽいがカバーすると、返した梨杏がカバー。なつぽいが返してドロップキックを浴びせると、安納と合体、ドロップキックの挟み撃ち。梨杏が返すと、なつぽいはインディアンデスロックから腕を取る。安納も加わりダブルで鎌固めにいくと月山がカットに入る。なつぽいが梨杏にボディースラム狙い。梨杏が切り返してスタナー。月山がなつぽいへヒップアタック連打、ドロップキック。なつぽいが返すと、月山がヒップバットを梨杏と連打。月山のヒップアタックをなつぽいがかわしてネックブリーカー、腕十字。安納が月山へビッグブーツ、月山がエルボー連打。ドロップキックを安納がかわしてドロップキックからミサイルキック狙い。梨杏が止めに入るがなつぽいがリング下へ落とす。月山がデッドリードライブから安納に極楽ドンを決める。梨杏がタッチを申し出て安納へドロップキック連打を浴びせていく。梨杏の突進に安納がビッグブーツ。フィッシャーマン狙いを梨杏がこらえて月山がフェースバスター、梨杏がフットスタンプ。安納が返すと、梨杏が合体をかわして月山がなつぽいを場外に送り出す。梨杏が安納にフィッシャーマンの構え。安納が切り返してダブルリストから変型鎌固め。しかし、月山がカットする。梨杏と月山が安納に合体攻撃。月山の地獄突きから梨杏がクロスボディー、フィッシャーマン。月山が地獄突きでなつぽいを分断。梨杏が安納を丸め込む。安納が返すと、梨杏がエルボー連打。なつぽいがドロップキック、安納がフィッシャーマン。しかし、梨杏の肩が上がる。そして安納が、あのwingを決めると、梨杏がギブアップした。
なつ&さおりーコメント
がむしゃらファンタジーコメント
3WAYバトル | ||
〇刀羅ナツコ |
7分16秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め |
浜辺纏● |
※もう一人はさくらあや
さくらあや、浜辺纏。刀羅ナツコがいっせいに闘う3WAYマッチ。デビュー6戦目の浜辺には3度目の3WAY戦。さくら、ナツコにどこまで向かっていけるか?
手四つの構えでさくらと浜辺がナツコに向かっていく。ナツコが振りほどき、まとめてヘッドロック。さくらと浜辺がロープに振るが、ナツコがまとめてクロスボディー。さくらは場外転落。ナツコが浜辺にヘアーホイップの連続、コーナーに追い込み顔面を踏みつける。さらにナツコは浜辺にブレーンバスター、セントーン。返されたナツコは浜辺の顔面を蹴飛ばしていく。浜辺がエルボー連打で向かっていくが、ナツコがエルボースマッシュ。浜辺のドロップキックにつづきさくらもドロップキック、さくらが浜辺に呼びかけダブㇽのドロップキックを決める。さくらがハイタッチしようとすると浜辺が丸め込む。さくらが挑発するように、浜辺とエルボーの打ち合い。浜辺がダウンすると、さくらが起こしてドロップキック。浜辺がかわしドロップキックを3連発。浜辺がさくらをボディースラムで叩きつけるが2カウント。浜辺が一本背負いを狙うがさくらがこらえる。浜辺が一本背負いを決めるも、さくらがクリアー。浜辺が絶叫し向かっていくが、さくらがカウンターでミドルキック。ナツコがカットするが、さくらがドロップキック。2発目はナツコが浜辺を差し出しヒットさせる。ナツコは浜辺を捕まえるが丸め込まれる。浜辺は丸め込みの連続。ナツコがラリアット。さくらがカットしナツコにミドルキック連打。ナツコがショルダータックルでさくらをコーナーに追い込むと、浜辺も追い込んでキャノンボール。浜辺が返すと、ナツコはコーナーからフロッグスプラッシュ。浜辺が返せずナツコが3カウント奪った。
浜辺纏コメント
さくらあやコメント
タッグマッチ | ||
〇鈴季すず |
7分51秒 グランマエストロ・デ・テキーラ |
レディ・C● |
水森由菜 | 八神蘭奈 |
鈴季すず&水森由菜組とレディ・C&八神蘭奈組によるタッグマッチ。鈴季と水森がユニットの枠を超えて九州出身者同士の異色タッグを結成するが、チームワークが機能するかが問題となりそう。ゴッズアイのレディと八神はそこを突いて勝利を手繰り寄せたい。
水森が「九州出身タッグ」をアピールするが、「鈴木」よばわりされた鈴季が拒否反応。そこにゴッズアイが合体攻撃で分断、水森を孤立させる。レディが水森にジャイアントスイング10回転。八神が水森をロープに固定しローキック連打、ドロップキック、腕十字。水森が八神の両腕を取ってグルグルまわし、ドロップキック。水森は張り手で鈴季にタッチ。しかし、鈴季が勢いで場外転落。八神が襲いかかりカバーするが、試合の権利は鈴季に移行済み。鈴季が入って八神とレディをコーナーに追い込む。水森と鈴季がもめているうちにレディと八神がコーナーから逃れて合体。しかし鈴季がまとめてスピア。八神が突進をかわし鈴季にハイキック、サッカーボールキック、ドロップキック。レディが鈴季にショルダータックル、コブラツイスト。水森がカットに入るがレディが止めて、まとめてコブラツイスト。レディが鈴季にビッグブーツ。鈴季が返すと、レディにチョークスラム狙い。鈴季がこらえてサッカーボールキック、リング下から顔面蹴り。レディが返すと、鈴季の突進を八神が妨害し、レディと八神で連係攻撃。しかし、水森がラリアットでカットする。水森が指示を出し、鈴季がレディのバックを取る。水森がコーナーから飛ぶがレディがかわして同士討ち、レディがまとめてネックブリーカー、鈴季にバックブリーカー。鈴季が返すと、レディはチョークスラムの構え。鈴季が切り返して丸め込むと3カウントが入った。試合後、鈴季は水森に張り手。水森が怒るも強引に鈴季の手を上げ一緒に退場した。
鈴季すず&水森由菜コメント
八神蘭奈&レディ・Cコメント
レッドゴッデス公式戦 | ||
葉月 |
9分23秒 120%スクールボーイ |
上谷沙弥● |
〇コグマ | 小波 | |
7勝1敗=14点 | 3勝4敗=6点 |
6勝1敗の葉月&コグマ組と3勝3敗の小波&上谷沙弥組がタッグリーグ公式戦で激突。葉月&コグマ組はすでに決勝トーナメント進出を決めており、この試合で勝利すれば1位通過も決定する。対する小波&上谷組は残り2戦で決勝トーナメントに駒を進める可能性を残している。ここで勝って翌日の最終公式戦に望みをつなげたい。H.A.T.E.の小波&上谷が、勝つためにどんな手段に出るかも注目される。
ゴングを待たずにH.A.T.E.が奇襲攻撃、場外戦にもっていく。上谷がコグマをリングに入れてロープに固定、そこに小波も加わり左右から蹴飛ばしていく。小波がコグマの顔面を踏みつけ、控えの葉月を落としてコグマにサッカーボールキック。小波は片足でカバー、コグマが返す。小波はコグマをコーナーに追い詰め顔面を踏みつける。コグマは小波をかわしてクマポーズからDDT。葉月が小波を踏み台にして上谷を落とすと、小波へミサイルキック、フェースロック。しかし上谷がカットして小波と合体。葉月が切り返して、まとめてアームホイップ、ドロップキック。コグマが加わり、顔面ウォッシュの競演。小波が返すと、フルネルソンを切り返してワキ固め。葉月が切り返すが、小波がぶら下がり式腕十字、頭部へドロップキック。葉月が返すと小波がフィッシャーマン。上谷が葉月へ串刺しニーアタック、ドロップキック。コグマが上谷に串刺しボディーアタック。葉月がミサイルキック、コグマがダイビングボディーアタック、スリーパー。しかし、小波がカット。上谷がコグマの突進をかわし、小波と串刺し攻撃、小波のミドルから上谷が二段蹴り。コグマが返すと、上谷がカウンターのパンチ。バックの取り合いからコグマがガンスタン。コグマと葉月が上谷に合体ネックブリーカーを狙う。上谷が鉢合わせにして小波がまとめてミサイルキック。上谷がコグマにフィッシャーマン。コグマが返すと、上谷はコーナーへ。葉月がカットし上谷に雪崩式ブレーンバスター、コグマがダイビングボディープレス。上谷がかわすとコグマに二段蹴り。小波と上谷が蹴りの合体、上谷がコグマにスタークラッシャー狙い。コグマが切り返して上谷の蹴りをかわすとジャーマン。上谷が着地も小波のハイキックが誤爆。コグマが上谷を丸め込み、3カウントを奪ってみせた。試合後、コグマは上谷の保持するwaveレジーナ王座のベルトを持って退場した。
FWCコメント
レッドゴッデス公式戦 | ||
〇AZM |
9分42秒 あずみ寿司 |
朱里● |
天咲光由 | 鹿島沙希 | |
3勝4敗=6点 | 3勝4敗=6点 |
3勝3敗の朱里&鹿島沙希組と2勝4敗のAZM&天咲光由組によるタッグリーグ公式戦。ともに残り2試合で、朱里&鹿島組は決勝トーナメント進出の可能性があり、AZM&天咲組には優勝の可能性が消えてしまった。朱里&鹿島組としては確実に勝利して翌日の最終戦に臨みたい。一方のAZM&天咲組はここで勝てなければ負け越しが決定。ゴッデス王座を狙って既存のチームとして参加しているだけに、朱里&鹿島組の足を引っ張りたいところだが…。
朱里が「いく?」と呼びかけると、鹿島が応じる。するとAZMが「私がいきましょう」と先発に。鹿島が手を差し出し「お願いします!」。AZMが躊躇するが、鹿島が観客に握手コールを要請。コールとともにAZMが応じると鹿島が手を引く。AZMはあずみ寿司にいくが、鹿島が返して起死回生。返された鹿島は朱里にタッチして天咲と向き合う。バックと腕の取り合いから天咲がAZMと合体、ダブルのドロップキックを決める。朱里が返して天咲にスリーパー。天咲がエスケープすると朱里がサッカーボールキック連発。朱里は鹿島と無理やりタッチ。鹿島が出てきてサッカーボールキックも自分にダメージが。なんとかカバーする鹿島だが、天咲が返す。鹿島はタッチを朱里に求める。朱里は天咲にニーの連打から押さえ込みの連続。天咲が朱里にエルボー連打で向かっていく。朱里は前蹴りで天咲を倒しストンピング連打。朱里の突進を天咲がかわしてバックエルボーアタック。AZMが朱里へミサイルキック。ブレーンバスター狙いを鹿島がカットし朱里と合体を試みる。しかしAZMがまとめてドロップキック、2人の腕を取る。AZMは朱里に串刺しで突進。朱里がかわすがAZMが丸め込む。朱里がワキ固めから腕固め。AZMがエスケープすると、朱里とエルボーを打ち合う。AZMの突進に朱里がニー、鹿島を呼び込み連係攻撃。しかし蹴るのは朱里のみ。鹿島は朱里をAZMの上に乗せる。AZMが返すと、朱里をかいくぐりブレーンバスター。朱里がカウンターのミドルを決めて鹿島に託す。鹿島はAZMをカバーするが2カウント。鹿島がタッチしようとするがAZMが丸め込み。あずみ寿司狙いを鹿島が反転。AZMが返すと丸め込みの応酬。鹿島と朱里が合体を試みるが、AZMがかわして天咲がまとめてDDT。天咲のドロップキックからAZMが鹿島にバズソーキック。かろうじて鹿島の方が上がると、AZMがダイビングフットスタンプ。
カバーを鹿島が反転し丸め込む。返したAZMがあずみ寿司、鹿島が返すがAZMがもう一度あずみ寿司で3カウントを奪った。
02lineコメント
凹アネコン凸コメント
レッドゴッデス公式戦 | ||
岩谷麻優 |
10分29秒 モモンパ |
中野たむ |
〇向後桃 | 玖麗さやか● | |
3勝5敗=6点 | 3勝4敗=6点 |
2勝5敗の岩谷麻優&向後桃組と3勝3敗の中野たむ&玖麗さやか組がタッグリーグ公式戦。岩谷&向後組はすでに決勝トーナメント進出と勝ち越しの可能性もなくなった状態。しかし、向後の成長具合をはかる意味でもこのままでは終われないだろう。この最終戦が、このチームの意義を問われる一戦となりそうだ。一方の中野&玖麗組は出遅れたものの、前週の大会で連勝して決勝トーナメント進出の可能性が浮上した。逆転優勝に向けて、まずは残り2試合すべて勝つことが求められる。
また、IWGP女子王者・岩谷とワールド・オブ・スターダム王者・中野の対戦も注目だ。
向後が先発を買って出ると、玖麗と対峙。玖麗がタックルにいくと、グラウンドでバックの取り合いに。向後がアームホイップから背中にドロップキック。向後はボディースラムで玖麗を叩きつけてカバー。岩谷が中野を落としてから玖麗にストンピング、逆片エビ固めでギブアップを迫る。岩谷は玖麗をコーナーに追い詰めて串刺しドロップキック、サッカーボールキック。玖麗が返すと、「やり返せ!」と声をかける中野を「うるせえな!」と蹴飛ばし、玖麗を挑発。玖麗は岩谷にカウンターのドロップキック。中野が岩谷にネックブリーカー。向後がエプロンで中野を蹴ってカットすると岩谷と合体。しかし中野がかいくぐり、まとめてドロップキック。岩谷が返すと、中野とハイキックのかわし合い。中野が串刺し攻撃にいくが岩谷がかわしてドロップキック。向後がスワンダイブ式ミサイルキック、スイングネックブリーカー。中野が返すと向後の突進をかわしバックドロップ、ニーアタック。玖麗が向後へドロップキック連打、ボディースラム。向後がネックブリーカーを切り返してカウンターのドロップキック。岩谷を呼び込み、619の合体を狙う。玖麗がかわすと中野とドロップキックの競演。中野と玖麗はコーナーからのスリーパーでも競演し、いっせいにダイブ。さらに中野がコーナー、玖麗がエプロンからプランチャで場外に飛ぶ。玖麗が向後を戻してミサイルキック。返された玖麗だがスリーパーで向後を捕獲。向後がエスケープすると、玖麗が突進。向後がかわし岩谷が介入。しかし玖麗は二人をコーナーへ。そこに岩谷がトラースキック、向後が玖麗をカバー。返された向後はフィニッシュを宣言し玖麗を捕獲。玖麗が切り返してスピアを決める。向後が返すと、玖麗が丸め込む。カットした岩谷が中野を分断し向後に指示。向後がトラースキックから玖麗にスイングDDT。10分経過。玖麗が返すと、向後は狙いを定めて飛びつくと玖麗をマットに叩きつけ3カウントを奪った。
Peach☆Rockコメント
ときめき♡ぷりんア・ラ・モードコメント
ブルーゴッデス公式戦 | ||
〇星来芽依 |
12分14秒 リバースシューティングスター |
渡辺桃● |
狐伯 | テクラ | |
4勝3敗1分=9点 | 4勝2敗1分=9点 |
4勝1敗1引き分けの渡辺桃&テクラ組と3勝3敗1引き分けの星来芽依&狐伯組がタッグリーグ公式戦で激突。ゴッデス・オブ・スターダム王者でもある桃&テクラ組には決勝トーナメント進出を確定させたい試合だろう。ここ2試合は1敗1引き分けと白星から遠ざかっており、タッグ王者のメンツにかけても負けられない闘いとなる。対する星来&狐伯組は、これが最終公式戦。団体の枠を超えた同期タッグがゴッデス王者を破り公式戦の有終の美を飾るか。ここで勝てば決勝トーナメント進出の望みが出てくるだけに、このチームを継続させるためにも何としても白星をゲットしたい。
星来と狐伯がゴングを待たずにドロップキック。桃を捕まえるがダブルで走るとリング下からテクラに足を引かれる。場外戦でH.A.T.E.が圧倒。桃が星来を客席に投げつける。狐伯はテクラを鉄柱に叩きつける。桃が星来をリングに戻しミドルキック、サッカーボールキック。テクラが星来の顔面を踏みつけ、後頭部を蹴り飛ばす。星来が連打をかわそうとすると、テクラは「バカ―」と言い放ち頭部を叩く。星来のエルボー連打をテクラが「モットモット」と胸を突き出し受けて立つ。星来がエプロンからドロップキック、ネックブリーカー。狐伯が出てくると桃が乱入してテクラと合体、狐伯が切り返してまとめてドロップキック。カバーを返したテクラが狐伯の首を絞める。狐伯が切り返してエルボー。テクラがブロックするが、狐伯がエルボースマッシュ、テクラがスピア。桃が狐伯にPK。狐伯が返してミサイルキック。星来が桃へラリアット、ミサイルキック。桃が返すと、桃とブレーンバスターの掛け合い。決めたのは星来の方。星来は桃へ串刺しで突進。テクラが乱入し次々と串刺し攻撃、桃が蒼魔刀、チキンウイングフェースロック。星来と狐伯の合体をH.A.T.E.が分断、しかし、星来と狐伯はDDTとミサイルキックで競演し、星来が桃をカバー。桃が返すと、星来がローリングソバット、桃がハイキックで両者ダウン状態。10分経過。桃が突進を止めてパイルドライバーの構えにいくと星来が丸め込み。テクラが星来にスピア、桃とテクラがバズソーキックの挟み撃ち。狐伯がカットもテクラがエルボーで排除。桃はフィニッシュを宣言して星来にテキーラの構え。星来が切り返すが桃が顔面を蹴り上げる。星来がカバーを丸め込むがテクラのカットが間に合う。星来がテクラにドロップキックで分断、桃に突進するがキャッチされひとでなしドライバーを食らう。星来が返すと、桃がピーチサンライズ狙い。星来が切り返し流れ星で丸め込むと3カウントが入った。試合後、桃とテクラは星来と狐伯を暴行して退場。
星狐コメント
羽南・吏南・妃南凱旋スペシャル6人タッグマッチ | ||
〇羽南 |
20分06秒 バックドロップホールド |
スターライト・キッド |
吏南 | 琉悪夏● | |
妃南 | 飯田沙耶 |
栃木県下野市出身の三姉妹、羽南&吏南&妃南組が地元凱旋試合。これまで宇都宮など栃木県内で試合をおこなってきたが、出身地の下野で試合をするのは今回が初めて。しかも三姉妹久々の揃い踏みだ。H.A.T.E.の吏南がいるだけにチームワークが不安視されるが、どうなるか。対するはスターライト・キッド&琉悪夏&飯田沙耶組でこちらもユニットの枠を超越した異色トリオ。こちらもチームワークが問題視されそうだが、3人とも三姉妹にやすやすと花を持たせる気はないだろう。羽南と飯田のタッグパートナー対決もあり、ふだんでは見られない闘いが展開されそうだ。
地元凱旋の三姉妹が妃南、吏南、羽南の順に入場。リングに上がった羽南が妹を手招き、中央で一緒にポーズを取る。羽南が「いきます」と手を上げると飯田が「アッシが」とパートナー対決に名乗り。試合が始まると吏南がリングを下りる。飯田が羽南をロープに追い詰めクリーンにブレイク。グラウンドの攻防となり、両者が向き合う。吏南が花束を手に乱入し羽南、「飯田、キッド、妃南を次々と殴打し花束を投げ捨てる。吏南と琉悪夏が合体し、エルボーで共闘。妃南が吏南をリング下で突き飛ばす。キッドが羽南の左脚をロープに乗せてドロップキック、レッグロック。琉悪夏がキッドを叩いてリングイン、羽南にヘアーホイップの連続から顔面を踏みつけていく。さらに琉悪夏がショルダータックル。飯田が羽南をコーナーに追い込みダブルチョップ、嫌がる羽南に、飯田は「わかってるでしょ!」と逆水平の連打を浴びせる。羽南は「もうやめてえ!」と絶叫。飯田は「もう一発!」とアピール。羽南がかわすが、リング中央でチョップを食らう。コーナーに振られた羽南が反転してボディーアタック。羽南は妃南とタッチする。妃南は飯田にドロップキック。キッドが乱入し合体を試みるが息が合わず。そこに妃南がキッドに払い腰琉悪夏をかわして丸め込むと、飯田に払い腰、琉悪夏にも払い腰を決める。飯田が返すと、妃南はノーザンライトの構え。飯田がこらえるとカウンターのジャンピングチョップ。キッドが妃南をかいくぐりボディーアタック、ドロップキック、その場跳びムーンサルトプレス。妃南がネックブリーカー、吏南とタッチをかわす。吏南はキッドに串刺しダブルニーアタック、マスクをつかむ挑発行為を繰り返し、マットに叩きつけると顔面を踏みつける。止めに入ったレフェリーをクソジジイ呼ばわりし、キッドにビッグブーツ、ドロップキック。吏南がノーザンライトを狙うとキッドがこらえて突進。吏南が止めるが、キッドがドロップキック、ニークラッシャー。吏南はキッドの突進にエルボー、キッドがフィッシャーマンの連続。吏南が返すと、キッドはコーナーへ。妃南がカットし羽南を呼び込みダブルでデッドリードライブ。羽南と妃南がダブルの巴投げ。吏南がキッドにリバースブレーンバスター狙い。キッドが切り返すが、吏南が切り返してハイドレンジアへ。しかし飯田がカットする。羽南が飯田を場外に送り出すと、吏南がキッドにダイビングダブルニードロップ狙い。キッドがかわして背後からダブルニーアタック。吏南がリバースブレーンバスターを決め、羽南がタッチを申し出て手を差し出す。吏南がタッチし、羽南が琉悪夏と技のかわし合いから羽南がドロップキック、琉悪夏はショルダータックル、セントーン。琉悪夏の突進を羽南が止めて足と首をロック、妃南が飯田、吏南がキッドを止めてサブミッションで競演。羽南が妃南を呼び込み三姉妹が同時に払い腰、羽南が場外プランチャ。15分経過。羽南が琉悪夏にフェイマサ―も2カウント。羽南は「投げるぞ!」と絶叫し、琉悪夏にバックドロップの構え。琉悪夏が切り返すとラリアットをかわす。フェイマサーを食らった琉悪夏だがショルダータックル。琉悪夏と羽南がダウン。9カウントで立ち上がり、エルボーの応酬。羽南がエルボースマッシュ、琉悪夏はコーナーに振られずキッドがボディーアタック、飯田が飯田ロケット、琉悪夏が滞空時間を取ってフィッシャーマンバスター。羽南が返すと、琉悪夏が引き起こしネックハンギングボム。しかし、吏南と妃南のカットが間に合う。琉悪夏が狙いを定めて後方から串刺しラリアット、フィニッシュを宣言。しかし羽南がセブンティーン。キッドと飯田のカットが成功。羽南がランニングエルボースマッシュ、ダッシュを飯田がカットし、琉悪夏と飯田でラリアット。しかしかわされて誤爆。キッドのハイキックが琉悪夏に誤爆し羽南がブロックバスター。琉悪夏が返すと、妃南のSTO、吏南のダイビングダブルニードロップ、羽南がバックドロップホールド。3カウントが入り、羽南が琉悪夏をフォールした。
羽南「下野凱旋大会、羽南が勝ったぞ! 今日三姉妹で、組めてよかったよねえ! ねえ! ウンと言ってよ」
吏南「言ってねえよ」
羽南「私の希望をかなえてくれたみなさんありがとうございます! そしてキッド、飯田ちゃん、帰っちゃったけど琉悪夏。私たちの相手になってくれてありがとう。キッド、キッド入って」
キッド「え? まず、なんだ、このタッグチームは! おかしいでしょ」
飯田「こっちのセリフじゃボケ」
キッド「タッグリーグあたる可能性あるのに、琉悪夏と組むなんて、どうかしちゃってますよ、岡田さん。でも、ウチらのユニットがバラけて三姉妹もバラバラだろうねえ。でもやっぱり三姉妹ってもんには、勝てないもんだねえ。ウフフ。今日は特別に組んであげたけど、凱旋おめでとう!」
キッドがリングを下りる。
飯田「羽南さん、こうやってあたるのいつ以来ですかね? ずっと羽南さんとリングの上で組んで、こうやって羽南さんの特別な凱旋という大会で、メインで闘えて、光栄です。ありがてえことです。ありがとうございます。といっても、自分たち、明日、タッグリーグ公式戦あと1試合あって、これで自分たちが(決勝)トーナメントいけるか決まるんですよね。今日は敵としてやりましたけど、もう二度と羽南さんには(チョップを)やりませんので…。明日は、明日は、敵に思う存分チョップくらわしてやるぜえ! 絶対明日、勝ちましょう」
羽南と飯田がハグをかわす。飯田が退場。
妃南「ハイ、今日、地元の下野市でこうやって家族、友だち、そしてファンのみなさんの前でメインで闘えて勝てたこと、ホントにうれしいです! ただ、次はもっともっと強くなってここに帰ってきて、次は私が3カウントで勝ちたいと思います。ありがとうございました!」
吏南「キッドも、飯田も、オマエ(羽南)もオマエ(妃南)も、話がベラベラ長えんだよ。今日ここにきてる、クソババア、クソジジイどもも、オマエらは私のマイクを聞きにきてるんだよ、なあ! そしてスターダムの中でも、いやあ、女子プロレス界の中で必ず栃木県に、そして下野市に、私がトップを取ります。楽しみにしててください。今日は私が勝ってないから、オマエ(羽南)が締めていいよ~」
羽南「ハイ、ここでみなさんに発表があります! 来年の2月にですね、宇都宮でビッグマッチが決まりました! 場所はライトキューブ(宇都宮)で映像や照明などたくさん使っていただけるようです、よっしゃー! また宇都宮にも来てくれますか! みんな満足したよね。じゃあ私が締めます。いまを信じて明日に輝け、We are スターダム!」
羽南&吏南&妃南コメント
羽南「下野凱旋勝ちました!」
妃南「勝ちました!」
羽南「頼もしかったね、三姉妹で組めて、楽しかったね」
妃南「楽しかった。ちょっと最初は、(吏南が)ちょっと変なことし出したから大丈夫かなと思ったけど、でも最終的には羽南が3カウント取ってくれて、いい締めになったと思うんで、ホントによかったです」
羽南「ハイ、りー(吏南)」
吏南「まあ私は、べつにこの3人で組みたいと思って組まれたカードではなかったんで、楽しみかと言われれば楽しみではなかったんですけど、まあ私の育ったこの下野市という市で、試合ができたことは少しうれしかった、いや、だいぶうれしかった」
羽南「よかったあ。私、来年の2月にも宇都宮でビッグマッチ決まりまして、もう栃木メチャクチャ盛り上がるねえ、すごいね。もっと私たち、下野エール大使の私たちが盛り上げていきたいと思います! じゃあ、『いまを信じて』で締めていいですか?」
妃南「ハイ」
羽南「いまを信じて明日に輝け」
羽南&妃南「We are スターダム!」
スターライト・キッド&飯田沙耶コメント