『STARDOM in SAKU 2024』
2024年12月15日(日)
長野県立武道館(佐久市)(観衆278人)
6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
なつぽい |
11分13秒、 天橋立 |
スターライト・キッド |
水森由菜 | 鈴季すず | |
●玖麗さやか | 天咲光由〇 |
コズミックエンジェルズのなつぽい&水森由菜&玖麗さやか組とネオジェネシスのスターライト・キッド&鈴季すず&天咲光由組が6人タッグマッチで対戦。12・29両国でワンダー・オブ・スターダム王座をかけて闘うなつぽいとキッド、12・24後楽園でフューチャー・オブ・スターダム王座をかけて闘う天咲と玖麗には前哨戦となる。
なつぽいとキッドがいきなり先発で対峙。なつぽいが手四つに誘うがキッドがバックにまわり、バックの取り合い。キッドはなつぽいを走らせずにヘッドロック。なつぽいが切り返し腕を取る。キッドが回転するとなつぽいも同調し、腕を離さない。キッドが切り返しストレッチマフラーにいくと、なつぽいがサッと逃れて睨み合う。玖麗が天咲に向かいエルボー連打。天咲が反転してやり返す。玖麗がロープに振ってドロップキック。キッドと鈴季が乱入し天咲をアシスト。天咲は玖麗をコーナーに叩きつける。キッドが玖麗を自軍コーナーに固定してチョップを放つ。キッドはヒザへのドロップキックからニークラッシャー、なつぽいに見せつけるようにして、その場跳びムーンサルト。さらにキッドはストレッチマフラーに玖麗を捕獲。なつぽいがカットし、キッドのマスクにつかみかかる。しかしキッドはなつぽいを場外に投げ捨て、玖麗のヒザにストンピング連打。鈴季が玖麗にサッカーボールキック。玖麗がエルボー連打、鈴季が一発で倒してみせる。玖麗が鈴季をかいくぐりドロップキック。水森が鈴季にドロップキック。キッドが乱入するが、水森が次々とショルダータックル、鈴季にはダイビングショルダータックル。ロープへの振り合いから鈴季が水森をマットに叩きつける。天咲が串刺しエルボーアタックからフライングエルボーアタック。水森が返すと、天咲にギロチンドロップ。玖麗が天咲へドロップキック連発、ボディースラム。天咲が返してDDT。玖麗が2発目をかわして、天咲とエルボーを打ち合う。天咲が連打するが、玖麗はフライングエルボーアタック。スピア狙いを天咲がかわすとキッド、鈴季がアシストし3人で串刺しドロップキック、天咲がDDT。しかし、コズエンのカットが間に合う。天咲は玖麗を引き起こしDDTの構え。玖麗が切り返すが、天咲がエルボー。ナツポイが天咲にドロップキック。キッドがなつぽいに向かっていくがトラースキックを食らう。水森が天咲と鈴季にラリアット。水森が変型ネックブリーカーを天咲に決めるとコズエンがトリオでカカト落とし。玖麗が狙いすましてときめきスピアを決めるが、キッドのカットが成功。玖麗がときめきカッターにいくが、天咲が着地し鈴季がトラースキック、天咲が天橋立で丸め込むと3カウントが入った。
天咲「長野(佐久)のみなさん、第1試合から第11代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン天咲光由が、次期挑戦者・玖麗さやかから3(カウント)を奪いました! チャンピオンとして当たり前なんですけども、この試合、フューチャーの初のタイトルマッチ、私、防衛戦、12月24日後楽園でおこないます! そしてそして」
キッド「そしてそして、私は29日両国国技館で、なつぽいの持つ必ずワンダーのベルトに挑戦しますけども、私は必ずワンダーのベルトを奪って帰ってきます。24日後楽園ホール、そして29日両国、長野のみなさん、遠征して見にきてくれますか!? 年末年始は、スターダムで盛り上がっていきましょうね!」
天咲「年末のネオジェネシスもよろしくー!」
スターライト・キッド&鈴季すず&天咲光由コメント
なつぽい&スターライト・キッドコメント
3WAYバトル15分1本勝負 | ||
〇コグマ |
10分0秒、 120%スクールボーイ |
●八神蘭奈 |
※もう一人は梨杏
コグマ、八神蘭奈、梨杏がいっせいに対戦する3WAYマッチ。コグマが「クマやりたい人」を募集することは間違いないが、朱里の目が光る八神がどう出るかが注目される。
「クマやりたい人」をコグマが募集しようとすると、八神が蹴りを入れて奇襲攻撃。梨杏も襲いかかるが、コグマがリングを下りる。コグマはあらためて「クマやりたい人」を客席から募集。すると多くの観客が手を上げる。八神は「ダメだよ」梨杏は「じゃあやります!」。コグマが八神に問いかけ、「朱里さん、いない」と説得する。あらためてコグマが「クマやりたい人」を募ると、八神が控えめに手を上げる。コグマは「八神がクマやります!」。コグマ、梨杏がクマポーズをしながら八神に接近。すると、朱里が登場。「いまやろうとしたな」と八神にリング下から威嚇する。八神は反対を向いてクマポーズにトライの様子。朱里が再び八神に「やるのか!」と問いかける。朱里がクレームをつけると、コグマが八神を捕獲し「やらないなら、強制クマ!」とポーズをさせる。その横から梨杏がドロップキックを決めてコグマとハイタッチ。コグマは八神を投げると予告しボディースラム。梨杏も予告して、八神にボディースラムの構え。しかし、八神が切り返し反対に叩きつける。八神はコグマにエルボー連打。コグマが梨杏を振るが、八神がかわしてみせる。コグマと八神がロープに振り合い、八神が梨杏に呼びかけドロップキックで競演、しかし八神が「クマやってんじゃねえ!」と梨杏を攻撃。梨杏がかわすが、八神がドロップキック。梨杏は「クマやるよ!」「空気読め!」「さっさとやれ!」と、八神にエルボー連打。コグマが割って入り、まとめてクロスボディー、梨杏へのヘッドシザーズと八神へのスリーパーを同時に決める。さらにまとめてフットスタンプ。2人が返すと、八神が「クマやんねえよ」とコグマにエルボー。「鹿島沙希はどうなんだ?」と問われると、八神は「アイツはいいんだよ!」とアイツ呼ばわり。八神と梨杏が共闘しドロップキックも、コグマがかわす。しかし、サンドイッチ式にキックはコグマにヒット。そこに梨杏が八神を丸め込み。八神は2人をコーナーに追い込み、串刺しハイキック、梨杏とコグマに次々とサッカーボールキック。コグマが背後にまわり八神にポーズを作らせようとする。八神が逃れて突進も、コグマがガンスタン。コグマがコーナーに上がると、梨杏が八神へのカバーを横取り。コグマがカットすると、梨杏がエルボー連打。コグマが丸め込むと梨杏もやり返し、丸め込みの応酬、八神がまとめて押さえ込むが2カウント。八神が梨杏のクロスボディーを誘うが、ハイキックはかわされる。コグマが丸め込むと、八神が3カウントを奪われた。試合後も八神はバツを作ってクマポーズ拒否を貫いた。
コグマvs 八神蘭奈vs 梨杏コメント
タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
〇星来芽依 |
8分48秒、 流れ星 |
鹿島沙希 |
AZM | 浜辺纏● |
星来芽依&AZMのネオジェネシスと鹿島沙希&浜辺纏組がタッグマッチで対戦。STARSと組むことが多い新人の浜辺だが、今回はゴッズアイ、しかも鹿島とのタッグ結成となる。ハイスピードのトップランナーとの対戦で浜辺がどんな闘いを見せるか注目されるなか、鹿島が浜辺をどうコントロールするかも見どころとなりそう。浜辺ばかりに闘わせる可能性もありそうだが…。
鹿島が手を上げ先発と思いきや、浜辺を押し出し試合開始。しかし、AZMと星来が合体で浜辺を攻め込む。これに対して鹿島は、「卑怯だぞ」「まだ新人だぞ」とリング下からクレームをつける。星来はお構いなしに浜辺をキャメルクラッチに捕らえ、AZMがドロップキックを打ち込む。星来が浜辺にボディースラム、AZMが串刺しドロップキック。浜辺が返すと、AZMがキャメルクラッチ、星来がドロップキックと思わせ、リング下の鹿島にぶつかっていく。AZMは浜辺のエルボー連打を受けて立つ。浜辺は予告してボディースラムの構え。AZMがこらえるがドロップキックを食らう。鹿島が「まかせろ」とタッチを求めて2人を蹴散らす。AZMをコーナーに追い込みミドルキック連打、ダイビングフットスタンプ。AZMが返すと、鹿島は昇竜拳。返したAZMに鹿島がダブルアームの構え。AZMが丸め込みも、鹿島が返す。AZMは鹿島にブレーンバスター。星来がラリアット、丸め込みからミサイルキック。鹿島が返すと、起死回生狙い。星来が切り返し丸め込みの応酬。鹿島が返すと、カウンターでビッグブーツ。浜辺が星来にドロップキック連発。浜辺は予告してボディースラムの体勢。星来が切り返すが、浜辺も切り返し突進。星来がかわすとAZMがバックエルボー、ダブルでドロップキックの挟み撃ち。星来が浜辺にネックブリーカー。浜辺が返すと、星来は足をロックし変型キャメルクラッチ。しかし、鹿島がカットする。星来は「投げるぞ!」と宣言しバックを取る。鹿島がハイキックでカットし、浜辺が一本背負い。浜辺は「決めるぞ!」と叫んでバックを取る。星来が切り返すが、浜辺は丸め込みの連続。返された浜辺はエルボー連打、星来がカウンターでドロップキック。浜辺が押さえ込むも星来が返して流れ星へ。3カウントが入り、星来が勝利した。
鹿島沙希&浜辺コメント
6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
岩谷麻優 |
11分44秒、 テキーラサンライズ |
刀羅ナツコ |
羽南 | 渡辺桃〇 | |
●飯田沙耶 | 小波 |
STARSの岩谷麻優&羽南&飯田沙耶組とH.A.T.E.の刀羅ナツコ&渡辺桃&小波組が6人タッグマッチで激突。今年のゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦を制した羽南&飯田組には、ゴッデス王座に向けて桃との前哨戦となる。
桃が「ゴッデス挑戦すんだろ、こいよ」とwing☆goriを挑発。STARSが襲いかかり桃にトリオで攻撃。しかし、桃が場外に落として客席が戦場となる。場外戦でH.A.T.E.がSTARSを圧倒。桃が羽南をリングに入れて片ヒザでカバー。ナツコが羽南にブレーンバスター、セントーン。羽南が返すと、ナツコはキャメルクラッチ、そこに揉みがPKをぶち込む。羽南が払い腰を狙うがナツコがこらえてエルボースマッシュ。ナツコの突進を止めて羽南が払い腰で叩きつける。しかし、ナツコが羽南を自軍コーナーに投げつける。小波が入り、羽南にサッカーボールキック。羽南をロープに固定しH.A.T.E.が攻撃。小波が片足でカバーすると羽南が1カウントで返す。羽南が向かっていくが、小波が顔面を蹴飛ばしていく。コーナーに振られた羽南がボディーアタックを小波に決める。岩谷が小波へドロップキック、コルバタ。ナツコが岩谷の突進を妨害し、小波と合体を試みる。しかし、岩谷がまとめてアームホイップ。飯田と岩谷がドロップキックの競演。岩谷が小波にバックキック。小波が突進を止めぶら下がり式腕十字。桃が岩谷に串刺しドロップキック。2発目と見せかけ、ミドルキックを叩き込む。岩谷はブレーンバスター狙いを切り返してドロップキック。飯田が桃に逆水平連打。桃が顔面をかきむしり突進。羽南が乱入し、飯田とジャンピングチョップの競演。羽南と飯田が桃に串刺し攻撃。桃がかわすとナツコ、小波が乱入してアシスト、桃が飯田に蒼魔刀を決める。飯田が返すと岩谷がコーナー上の桃を止めて、飯田がデッドリードライブ。桃が飯田のラリアットを足を出して迎撃。しかし、飯田が逆水平。桃はミドルキックで対抗。チョップとキックの応酬から桃が飯田を蹴り倒す。桃の狙いを切り返し飯田がブレーンバスター、STARSで桃に合体フェースクラッシャー。飯田が飯田ロケットを桃に発射。しかし、ナツコのカットが間に合う。10分経過。桃がラリアットをかわし小波がハイキック、桃がチキンウイングフェースロック。飯田がこらえると羽南がフェイマサ―でカットし、桃に合体技狙い。桃が切り返して羽南にハイキック、飯田にひとでなしドライバー。岩谷がカットも、ナツコが場外に送り出す。飯田が桃に飯田橋狙いも、顔面を蹴り飛ばされる。桃がテキーラサンライズを決めると3カウントが入った。
桃「おい、クソwing☆goriよ、オマエら、リーグ戦、私たちゴッデス王者にリングアウト勝ち? ハハハ。正義を語るSTARSが、なに姑息な勝ち方しちゃってんの? そんなクソみてえな、クズみてえな勝ち方しかできねえヤツらが両国今年最後の試合、私悔しかったからさ、一応最後くらいラクさせてもらいますよ、ありがとうございました」
岩谷麻優&羽南&飯田沙耶コメント
渡辺桃コメント
6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
舞華 |
10分29秒 619DDT→片エビ固め |
朱里 |
〇月山和香 | 妃南 | |
HANAKO | レディ・C● |
E neXus Vの舞華&月山和香&HANAKO組とゴッズアイの朱里&妃南&レディ・C組が6人タッグマッチで対戦。前日の高崎大会でNEW BLOODタッグ王座挑戦を決めたのが月山&HANAKO組だった。前哨戦ではないものの、妃南&レディとの対戦は勢いをつけるためにも格好の闘いとなりそうだ。
朱里と舞華が先発で対峙。探り合いから朱里が押し倒してグラウンドで首を取り合う。舞華はネックロックで立ち上がると、朱里が切り返して腕の取り合い。朱里がヘッドロックでグラウンドに移行。舞華が切り返すが、朱里が腕を取ってヘッドロック。舞華が抜け出して睨み合う。両者グータッチをかわしてパートナーと交代。妃南が月山にドロップキックからボディースラム3連発。舞華がカットし「月山しっかりしろ」「やり返せ」と叱咤。レディがコーナーで月山を攻め込み、中央にもっていってボディースラム。月山がレディにエルボー連打からクロスボディー。レディがキャッチしてジャイアントスイング。同時にリングサイドでは朱里が舞華を追いかける。レディが月山に押さえ込みの連続。朱里が月山をロープに固定して締め上げ、サッカーボールキック連発。妃南が月山のエルボー連打を受けて立つ。妃南は一発で月山を吹っ飛ばす。月山は妃南をかいくぐりドロップキック。HANAKOが妃南にビッグブーツ。朱里が乱入して妃南と合体を試みる。しかし、HANAKOが次々と串刺し攻撃、まとめて串刺しボディーアタック、妃南にボディースラム。妃南が返して払い腰狙い。HANAKOがこらえてエルボー。妃南はカウンターで払い腰を決める。レディがHANAKOにネックブリーカー。ショルダーをぶつけ合い、HANAKOが打ち勝つ。月山がレディにヒップアタック連発、ヒップドロップ。レディが返してコブラツイスト、エスケープされるとビッグブーツ、もう一度コブラツイスト。月山が切り返すと、舞華がレディを抱えて月山のドロップキックを呼び込む。レディが月山にショルダータックル、コブラツイストから持ち上げて叩きつける。月山がレディに変型サーフボードストレッチ。レディが逃れて妃南とネックブリーカーで合体。レディは月山にチョークスラム。舞華がラリアットでカットする。朱里と妃南にも舞華がまとめてラリアット。レディがカウンターでビッグブーツ、カナディアンで担ぎ上げる。切り返した月山が丸め込みの連続。レディがしのいでビッグブーツ。HANAKOがレディにビッグブーツを叩き込み、月山を叩きつける。月山がカバーするがレディが肩を上げる。月山は変型パロ・スペシャルのワカサギでレディを締め上げる。レディがギブアップし、月山が勝利した。
舞華&月山和香&HANAKOコメント
朱里&妃南&レディ・Cコメント
タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
〇中野たむ |
17分29秒、 バイオレットスクリュードライバー→片エビ固め |
上谷沙弥 |
さくらあや | 吏南● |
コズミックエンジェルズの中野たむ&さくらあや組とH.A.T.E.の上谷沙弥&吏南組がタッグマッチで激突。ワールド・オブ・スターダム王者の中野は前日の高崎大会から同日夜のタカタイチ興行新宿大会に参戦、玖麗とのタッグでJTOの神姫楽ミサ&柳川澄樺組と対戦し、スターダムマットに再合流となる。新宿では12・26「NEW BLOOD17」での神姫楽とのタッグによるシングルではない再戦を提示、そしてこの試合では上谷を相手に連日の前哨戦。前日は玖麗が上谷にフォールを奪われており、タッグリーグ公式戦や浜松大会2日目にも中野が上谷から直接フォールを取られているという厳しい状況。中野にとっては対上谷での連敗にピリオドを打ち、大一番に向けて流れを変えたいところだが…。
中野と上谷がリング中央に歩を進め睨み合う。そのままゴングとなり、上谷が飛びついてグラウンドへ。中野がネックロックにいくが上谷が取り返す。首の取り合いから中野がフロントネックロック。上谷が切り返すと中野が上になってカバー。上谷が返すと中野が蹴りを入れてロープに振る。上谷がリング下に下り、中野が「上がってこい」。上谷は「オマエがこいよ」と中野を誘う。中野が下りると上谷が戻って「上がったよ」。中野も戻りロープワークの攻防。上谷の押さえ込みを中野が返してネックブリーカー。中野が走るとリング下から吏南が脚を引き場外戦へ。吏南はさくらを客席に投げつける。上谷は中野を客席でいたぶり、止めに入ったレフェリーを「ジジイ」呼ばわり。上谷は本部席から赤いベルトを奪って攻撃、中野をリングに戻すと、髪を束ねてフェースロックへ。吏南はロープを引いてエスケープさせず。中野のエルボーに上谷は「全然きいてねえぞ!」。中野が連打も、上谷が受けて立ち、一発で吹っ飛ばす。吏南が中野にヘアーホイップ、コーナーに追い詰めて踏みつける。中野が突進をかわして吏南にドロップキック。さくらがチェンジを申し出てリングイン、吏南へドロップキック。連発を狙うと上谷がカット。しかし、さくらは2人をコーナーに追い込み串刺しドロップキック、吏南に串刺しハイキック。吏南がカウンターでビッグブーツ、さくらもトラースキック。上谷が相手コーナーでさくらに串刺しニーアタック。さくらに向かっていくと思わせて控えの中野に張り手を打ち込む。中野が入るが張り手がかわされていく。上谷はアッカンベー。中野をかいくぐるが、エルボーを食らう。上谷がエルボーのお返しをすると、中野もやり返す。エルボーを打ち合い、10分経過。中野がスピンキック。ニーを上谷が止めて後方に叩きつける。中野はバックドロップ、タイガー狙い。上谷が切り返し、コーナーに追い込んで串刺しドロップキック。中野がカウンターのハイキック。両者のスピンキック、張り手が交錯しダウン。吏南が中野に串刺しダブルニーアタックからドロップキック。中野が返すと、吏南は卍固めから丸め込む。返された吏南は予告してノーザンの構え。中野がこらえてバックキック。吏南が突進をかわし上谷が乱入、腹部へのパンチから後方に叩きつけると、吏南がダイビングダブルニードロップ。中野が返すと、吏南はフィニッシュを予告してダイビングフットスタンプ。中野がかわしてさくらがドロップキック、ダブルのキックがかわされて同士討ち。しかし、中野とさくらがドロップキックとミドルキックの競演。中野が吏南にバックドロップ。吏南が返すと、中野がバックを取る。吏南がロープに逃れるが、ニーアタックを食らう。吏南が中野をマットに叩きつけるが2カウント。15分経過。吏南の突進をかわし中野がジャーマン。上谷がフットスタンプでカットする。さくらはコーナーから上谷にニーアタック、場外へプランチャ。中野は戻された吏南にニーを投下。吏南が返すと、フィニッシュを宣言しタイガー狙い。上谷がスピンキックでカットし吏南が丸め込む。中野が返してカウンターでスピンキック、バイオレットシューティング。しかし、上谷のカットが間に合う。中野が上谷にタイガースープレックス、吏南にバイオレットスクリュードライバー。吏南が返せず中野がフォール勝ち。
中野「吏南、メチャクチャ強くなったね。アナタはマジで、未来のスターダムだよ。それに比べて、上谷。アンタはどうした? 中途半端にキャラ変して、みんなに注目されて気持ちいい? アンタは腐った自己顕示欲の塊みたいだよね。悪いことして、みんなの目を引いて、かまってほしくて、思春期の男子中学生かよ。そんな浅はかな動機で、この赤いベルト、頂点の赤いベルトがほしいなんて、笑わせんじゃねえよ!」
上谷「おいおいおい、なんだよオマエ。オマエこそ、昭和の若作りクソババアのくせに! 自分の思い通りにいかないからってヒステリックにぶつけてんじゃねえよ、ブース! オマエはもうスターダムの過去なんだよ!」
上谷がリングを下り、吏南を連れて退場。
中野「宇宙のみなさん! 青森のみなさん、こんにちはー! ……。(間違いに気づき崩れ落ちる)宇宙のみなさん、そして長野(佐久)のみなさん、こんにちは! お見苦しいところをお見せしてしまってすいません。時代は変わっていくものだけど、たむは、去年も今年も、そして年を越した来年も、スターダムを守っていきます。スターダムを守るのは中野たむだ! 宇宙にきらめくたむロードについてこい、ビリーブインたむ!」
中野たむ&さくらあやコメント
中野「腐ったミカン、オマエのことだよ上谷! 腐った自己顕示欲の塊。人の大切な仲間にちょっかいかけて、悪ぶって、かっこつけて、ただ注目されてかまってもらいたいだけの自己顕示欲の塊。くだらない。吏南はね、あんなくだらない大人たちに囲まれてかわいそうだよ。吏南、アンタこそ、スターダムの未来なのに」
さくら「たむさん」
中野「ハイ」
さくら「私は?」
中野「……」
さくら「私もスターダムの未来、背負う覚悟はできています」
中野「そうだね、今日もホントにさくらがとなりにいてくれてすごく心強かった。スターダムの未来、一緒につくってこ」
さくら「ハイ。……え~い!」
さくらが中野にデコピンして逃走。
中野「なんでじゃい!」
上谷沙弥コメント