2025/01/27 試合結果

2025年1月26日『STARDOM AWARD 2024 in TAKADANOBABA ~Day2 試合~』

『STARDOM AWARD 2024 in TAKADANOBABA ~Day2 試合~』
2025年1月26日(日)
東京・ベルサール高田馬場(観衆451人)

 

姫ゆりあ プロデビュー戦
○舞華

9分7秒

片羽絞

姫ゆりあ●

 前日に引き続き新人がデビュー。鉄アキラと4度の公開スパーリングをおこなってきた姫ゆりあが、元ワールド・オブ・スターダム王者・舞華の胸を借りる。ゆりあは、栃木県宇都宮市出身の25歳、身長162センチ、体重57キロ。
 ゆりあが「お願いします」と握手を求め、舞華も応じて試合開始。舞華がグラウンドで上になり、マウントを取る。ゆりあが反転するが、舞華が元に戻して首をつかむとネックロック。ゆりあが切り返しフロントネックロックも、舞華が抜け出し腕十字の構え。ゆりあがエスケープするが、舞華がストンピング連打からボディースラム。舞華は「もう一発」と予告し、滞空時間を取ってボディースラム。ゆりあが返すと、仁王立ちの舞華にエルボー連打で向かっていく。舞華が受けて立ち、一発で倒すと、こんどは高速のボディースラムを6連発。返したゆりあに、舞華は逆エビ固め。ゆりあがなんとかロープに到達。舞華は頭部をコーナーに叩きつけ、串刺しで突進。ゆりあがかわしてランニングギロチンからボディースラムを狙う。舞華が切り返しボディースラム。ゆりあがラリアット狙いにビッグブーツを放ち、ドロップキック。ゆりあは舞華を引き起こし、予告してボディースラムを狙う。舞華がこらえるが、ゆりあが投げ切る。舞華が返すと、ゆりあがスタンディングギロチン。返されたゆりあはマットを叩いて悔しがる。バックを取ったゆりあだが、舞華が切り返す。ゆりあがエルボー連打、舞華が受けて立ち「終わりだ」とブレーンバスター。しかし、ゆりあが肩を上げる。舞華は、ゆりあを引き起こしてラリアット。舞華がダウンのユリアを挑発。ゆりあが立ちあがると張り手を見舞う。2発目をかわして舞華がスリーパー。胴締めでグラウンドに移行するとゆりあがギブアップした。舞華が、ゆりあの手を取って四方に礼。ゆりあは、舞華の肩を借りながら一緒に退場した。

姫ゆりあコメント

 

舞華コメント

 

シングルマッチ UWFルール
○虎龍清花

8分0秒

アキレス腱固めによるタップアウト

さくらあや●
【-2点】 【-4点】

 GLEAT時代にはシングル。タッグでUWFルールをおこなってきた虎龍清花がスターダムのリングで初めてのUWFルールマッチ。対するさくらあやにはもちろん初めてのルールとなる。虎龍と同じくさくらも蹴りを得意としており、新たな一面が見られるか? それとも虎龍が経験値を活かし、さくらに勝利するか?
 虎龍から握手を求め、さくらも応じる。虎龍、さくらがハイキックで威嚇。さくらのローから虎龍もロー。ローの応酬から虎龍が左右の掌底で威嚇する。ミドルキックの打ち合いになり、虎龍が連打からハイキック。さくらがダウン。虎龍が打撃の連打、さくらがタックルで倒しにかかる。虎龍がこらえて抜け出すと、さくらがもう一度タックル。虎龍が首を取りマウントを取る。さくらが抜け出し足をかけて倒すと、虎龍が反転してマウントを取り打撃の連打。虎龍が腕を取り三角絞め狙い。さくらが抜け出し腕十字を狙う。虎龍が抜け出して腕を取りにいく。腕十字にいくとさくらがエスケープ。さくらはダウン、エスケープとも1で残り3ポイント。虎龍がニーを連打しコーナーに追い込む。さくらがダウン。虎龍がミドルをつかまれるもグラウンドへ。虎龍の延髄斬りでさくらがダウン。さくらは9カウントで立ちあがるも、残り1ポイント。虎龍がスリーパー。さくらが抜け出しニーからハイキック、虎龍がダウン。さくらが打撃のラッシュから後方にスープレックス、腕十字狙いから三角絞め。虎龍がエスケープ。さくらが打撃のラッシュ、虎龍がキックのコンビネーションからアキレス腱固め。さくらがギブアップし、虎龍の勝利となった。
虎龍「さくら、今日は私の土俵で闘ってくれてありがとう。私自身もまだまだ、まだまだだけど、さくらと何度でも闘いたいと思ってる」
握手をも求める虎龍に、さくらが立ち上がり、その手を叩く。
虎龍「私もこれで、またやる気が出ました」

虎龍清花コメント

 

さくらあやコメント

 

8人タッグマッチ
○鹿島沙希

9分59秒

超激アツ→片エビ固め

白川未奈
妃南 月山和香
レディ・C HANAKO
浜辺纏 梨杏●

 鹿島沙希&妃南&レディ・Cのゴッズアイに新人の浜辺纏が合流し、E neXus Vの白川未奈&月山和香&HANAKO&梨杏組と8人タッグマッチで対戦する。浜辺は前日の同所でネオジェネシスと合体、この日はゴッズアイとのチームとなる。また、この2日間で浜辺と同期入門の2人がデビュー。ライバル意識も芽生えたなかで、浜辺のさらなる奮闘も期待される。
 誕生日の月山が先発を買って出て浜辺と対峙。ロックアップでスタートし、浜辺が腕を取る。腕の取り合いから浜辺がヘッドスプリングで立ちあがるが、月山がヘッドロック。浜辺が切り返してヘッドロック。鹿島が「ゴッズアイっぽい、いいよ。いいよ!」とコーナーから声援を送る。浜辺のドロップキックを月山がかわしてヒップアタック。カットした白川が「E neXus Vっぽいよ」と月山を応援。月山はヒップバット連打を浜辺に浴びせる。梨杏が浜辺にセントーンからドロップキック。浜辺と梨杏がエルボーの打ち合い。梨杏がドロップキックを決めてHANAKOに託す。HANAKOは浜辺にボディースラムを連発。浜辺が返すと、HANAKOが仁王立ちでエルボー連打を受けて立つ。HANAKOは一発で倒して突進。妃南が入って払い腰を決めると、浜辺がドロップキック。レディがHANAKOにビッグブーツ。梨杏が乱入してカットすると、HANAKOと合体を試みる。しかし、レディがまとめてコブラツイスト。ゴッズアイがカットさせずにサブミッションでレディを援護。レディがHANAKOの突進をかわし妃南と合体ネックブリーカー。HANAKOが返すと、レディがチョークスラムの構え。HANAKOがこらえて、レディとショルダーをぶつけ合う。HANAKOがフェイントをかけて倒すが、レディもやり返して、さらにショルダーをぶつけ合う。白川が鹿島を引きずり出しニークラッシャーから足4の字固め。慌ててゴッズアイがカットに入る。EXVが次々と串刺し攻撃、HANAKOが白川を鹿島の上に投下する。白川は鹿島にグラマラスドライバー狙い。鹿島が切り返して起死回生を狙う。白川が「させるか!」とバックエルボー。白川賀鹿島をマットに叩きつけ、梨杏がフットスタンプ、ドロップキック連発。鹿島が梨杏の突進にカウンターのパンチ、ビッグブーツ。ダブルアームの構えを梨杏が切り返し、丸め込む。返された梨杏がエルボー連打。梨杏の突進をレディと妃南がカットし、鹿島がダブルアームの構えから超激アツでニーを叩きつける。鹿島が梨杏をフォールした。試合後、場外ではレディとHANAKOが乱闘

白川未奈&月山和香&HANAKO&梨杏コメント

 

鹿島沙希&妃南&レディ・C&浜辺纏コメント

 

タッグマッチ
葉月

13分0秒

120%スクールボーイ

朱里
○コグマ 八神蘭奈●

 STARSの“OZアカデミー認定タッグ王者”葉月&コグマ組とゴッズアイの朱里&八神蘭奈組のタッグマッチは、コグマと八神のクマポーズをめぐる決着戦か? 前日の高田馬場では6人タッグマッチでコグマと八神が前哨戦をおこない、コグマ組が朱里のお面をつけて八神を挑発した。その試合でもクマポーズを頑なに拒否した八神だが、この日もクマポーズをしないと朱里がどうなってしまうのか? 
 朱里のテーマ曲ともに、スクリーンには「NO BEAR」、「クマをしない女」の文字が映し出される。コグマがコールとともに朱里に向けてクマポーズ。朱里がコグマの面前で睨みつける。八神が「朱里さん、私できるんで。できるんで大丈夫です」と先発を買って出る。八神はコグマを指さして指名。コグマは「できるね」と先発に。八神がクマポーズを誘発。朱里が「大丈夫?」と声をかける。コグマがクマポーズで八神に接近。声をかけたところで八神が丸め込み。返したコグマが120%スクールボーイで丸め込むが、カットされる。コグマは「だました?できると言ったよね」八神は「クマを倒すことができます」と答える。コグマがエルボーを連打し突進。そこに朱里がニーをぶち込む。八神がコグマをキャメルクラッチ、強制クマと見せかけスリーパーにいくとブーイングが。八神は「クマやるわけないだろ!」とサッカーボールキック。朱里が「なにがクマだ!」とサッカーボールキックでつづく。「一発で終わると思ったか!」ともう一発。コグマが返してエルボーで向かっていく。朱里が仁王立ちで受けて立つ。「そんなもんか、クマ」と挑発。コグマは、「背骨が痛くて打てねえんだよ」と言いながらも向かっていく。すると朱里が倒して背中にストンピング連打。コグマが突進をかわしてDDT。葉月が朱里を踏み台に八神を落とすと、朱里にセントーン、フェースロック。八神がカットするが、葉月はまとめてセントーン、朱里に顔面ウォッシュ。葉月のブレーンバスターをこらえて朱里がエルボーの打ち合いにもっていく。ラリアットをかわして葉月が朱里を丸め込みからドロップキック。コグマが朱里をかわしてクマポーズ。手四つの構えにいくが、朱里が抜け出す。コグマは朱里に飛び乗り両手を取るが、コーナーに叩きつけられる。朱里の突進をかわしてコグマがクマポーズ、そこに朱里がドロップキックからフロントネックチャンスリー。八神がコグマにドロップキック、串刺しミドルキック、ドロップキック。コグマが返すがクマポーズをやらせてもらえず、八神がエルボー。コグマのフェースクラッシャーをかわして八神がサッカーボールキック。コグマが突進をかわし葉月と合体。朱里と八神が2方向でデッドリードライブ。八神がコグマにミドルキック連打でダウンさせる。八神の突進を読んでコグマがフェースクラッシャー、キャメルクラッチにとるが、朱里が強制クマをやらせずサッカーボールキック。ブーイングのなか、葉月がまとめてコードブレイカー、コグマが朱里にキャメルクラッチ、強制クマを八神がやらせずサッカーボールキック。ブーイングのなか、朱里と八神の連係を葉月とコグマが阻止。コグマが八神にミサイルキック。八神が返すと、コグマがスイングスリーパーからグラウンドに移行。しかし、朱里がスリーパーをカット。コグマと葉月が朱里にDDT、コグマが朱里、葉月が八神にキャメルクラッチ。コグマが強制クマを決める。八神が2人にエルボー乱打。コグマが八神にフェースクラッシャー、葉月が串刺しエルボー、カナディアンで担ぎ上げるが、八神が鉢合わせにして、まとめてゼロ戦キック、コグマにマウントエルボー連打。八神はコグマにカウンターでハイキック。葉月がカットするが朱里が分断し、コグマにキックを合体で浴びせていく。しかし、コグマが返してみせる。八神はフィニッシュを宣言し、コグマにキック。コグマがかわすと葉月のアシストから120%スクールボーイで丸め込んだ。敗れた朱里と八神はガッカリ…。
コグマ「八神、わかるよね?」
八神「私はクマはやらないし、絶対にやるわけにはいかないんです。でも、このままじゃダメだと自分でもわかってます。なので、コグマさん、2月2日後楽園、私とシングルしてください。私は、そこで負けたらクマしますよ。でも、私が勝ったら2度とゴッズアイにクマさせないでください」
朱里「オー、頼むよ。マジで頼むよ」
八神「任せてください」
コグマ「八神、そう。それ。それをね、待ってたの。いつからやってるかわかんないけどさ、こんなに情熱的にクマをやるやらないで真剣に考えてくれた人っていなかったかもしれない。そう、たくさんブーイングもされるけど、それがいままでの成長になって、ついに進学するチャンスだよね。蹴られすぎて、ちょっとわかんないんだけど。オマエのせいで立てないんだ、背骨が痛くて。その挑戦、もちろん受けますよ。クマコントラクマでお願いします。(立ち上がり)よいしょ。みなさん、後楽園満員のお客さんの前で、蘭奈に盛大なクマさせましょうね、お願いします! 負けたらちゃんとやるんだよ。自分で言ったんだからね。ゴッズアイはうそつかない」
コグマと八神が握手。

葉月&コグマコメント

 

朱里&八神蘭奈コメント

 

8人タッグマッチ
岩谷麻優

11分59秒

ブロックバスターホールド

中野たむ
○羽南 なつぽい
飯田沙耶 水森由菜●
向後桃 玖麗さやか

 中野たむ&なつぽい&水森由菜&玖麗さやか組のコズミックエンジェルズと岩谷麻優&羽南&飯田沙耶&向後桃組のSTARSが8人タッグマッチで全面対決。前日には水森が8人タッグを新技で勝利。玖麗は4WAYタッグ戦において最近使い始めた技で初めてのフォールを奪ってみせた。両者がこの勢いをキープしこの日もコズエンに勝利を呼び込むか。それともIWGP女子王者の岩谷とゴッデス・オブ・スターダム王者の羽南&飯田組を擁するSTARSが退けるか。激しい闘いが期待される。
 飯田となつぽいが先発。探り合いからなつぽいが右手のバンデージに「凶器だろ!」。レフェリーがチェックすると、背後からなつぽいが丸め込む。飯田が返すと、なつぽいが背後からドロップキック。STARSが連係で玖麗を攻め込み、4方向からドロップキック。玖麗が返すと、飯田が逆水平の連打を浴びせていく。羽南が玖麗にスリーパー、ボディースラム。岩谷が玖麗にフットスタンプ、サッカーボールキック。玖麗が返すと、岩谷はキャメルクラッチ。玖麗がエスケープするが、岩谷はロープに固定してドロップキック。玖麗がラリアットをかわしてドロップキック。中野が岩谷へダイビングボディーアタック。羽南が中野をカットし、岩谷と合体。しかしなつぽいが乱入し中野とドロップキック、ネックブリーカーの競演。岩谷が返すと、中野のエルボーと交錯。中野がスピンキック、岩谷がトラースキック。水森と向後がかわし合いから水森が丸め込み。向後が返すとエルボーの応酬に。向後が挑発し、水森がエルボー、向後がドロップキック、619。羽南が水森に背後からニーアタック、飯田と羽南がJANピグチョップ、エルボーアタックで合体。水森が返すと、フライングショルダータックルも2カウント。水森が羽南を抱え上げる。羽南が切り返すが、水森が延髄斬りから腕を取る。しかし、STARSがカットする。STARSが水森に合体フェースクラッシャー狙いも中野となつぽいがカット。水森は羽南にラリアット。かわした羽南がバックフリップ、バックドロップ狙い。玖麗がミサイルキックでカットし中野がハイキック、なつぽいがトラースキック、水森がラリアット。しかし、飯田がカットする。10分経過。混戦から向後がスワンダイブ式プランチャで場外に飛ぶ。飯田と羽南が水森に合体狙い。水森が切り返し、まとめてラリアット、羽南に肥後モッコス狙い。しかし、岩谷と向後がカットする。STARSが合体フェースクラッシャーを水森に決める。そして羽南が水森へのブロックバスターホールドで3カウントを奪った。

岩谷麻優&羽南&飯田沙耶&向後桃コメント

 

中野たむ&なつぽい&水森由菜&玖麗さやかコメント

 

ワンダー・オブ・スターダム選手権次期挑戦者決定戦
○吏南

11分16秒

ジャックナイフ式エビ固め

安納サオリ●

 安納サオリと吏南がシングルで激突。ともにスターライト・キッドとのシングルを熱望しており、1・19大阪でのユニット戦では吏南が安納から一本奪っていることもあり、両者の一騎打ちが実現する。しかもこの試合にはキッドへの挑戦権がかけられている。安納はキッドとの再戦で白いベルト奪回を狙い、吏南はフューチャー・オブ・スターダム王座から白いベルトへの闘いへとコマをするメルつもりでいる。どちらが勝って、キッドへの挑戦権を手にするか?
 ゴングが打ち鳴らされ、両者ゆっくりと歩を進めロックアップ。安納がロープに追い込み、余裕を込めてクリーンにブレイク。怒った吏南が髪をつかみヘアーホイップ。安納がやり返してコーナーに追い込むと、顔面を踏みつける。吏南が唾を吐きつけると、安納がエルボー連打から鎌固め、カカト落とし。安納は吏南を蹴飛ばしながら挑発。吏南が向かっていくと安納がエルボー連打を受けて立つ。吏南がコーナーに振り、突進をかわされるもドロップキック。「勝つぞ!」と叫んでエルボーを打ち込む。安納もやり返して、エルボーの打ち合い。安納が連打し受けて立とうとすると、吏南が「バカヤロー!」と足を踏みつけ、ビッグブーツからドロップキック。吏南がカウンターで、払い腰からSTO。安納が返すと、吏南がダイビングダブルニードロップ。返した安納が延髄斬りからダブルリストアームサルト、鎌固め、極楽固め。吏南がエスケープすると、安納がフィッシャーマン。返した吏南が立ちあがるが、ミサイルキックを食らう。安納がバックを取るも、吏南が切り返してハイドレンジアでギブアップを迫る。安納がエスケープすると、吏南がコーナーへ。安納が追いつきフィッシャーマン。吏南がすぐに立ち上がり、後方に投げつける。吏南がムチを持ち出すが、安納がかいくぐり奪い取る。安納は、ムチで殴打と見せかけ吏南を蹴飛ばす。吏南がビッグブーツ、安納もやり返す。ビッグブーツの応酬から安納が腕をつかんで連打。ナツコがレフェリーを引き付けると、吏南がカウンターでムチで殴打。安納が丸め込むが、吏南が返して叩きつける。安納がジャーマン。吏南が立ちあがるとジャックナイフで3カウントをゲットしてみせた。
吏南「私が、安納サオリからしっかり勝ったぞ! 安納サオリ、オマエはスターライト・キッドと闘うために私と闘うと言ったよな。テメエの狙いがスターライト・キッドなのかもしんねえけど、私がアイツの首刈って、ベルトを奪って、オマエの狙いを私に代えさせてやるから、楽しみにしとけよ」
安納「うっさいな。オマエ、最高のクソガキやな。よーくおぼえとくわ」
スターライト・キッドがリングへ。
キッド「私の初防衛戦の相手は、吏南に決定! 同期なのに、なんだかんだ初シングルマッチかな。私、アーティストもあったりと、ちょっと近辺は忙しいんで、次のビッグマッチ、ワンダー懸けてやろうよ」
吏南「次のビッグマッチってことは、私のホーム宇都宮でいいってこと? チャンピオンなんて忙しいの当たり前なんだよ。私だって、学校との二刀流でここまで結果出してんだよ、バーカ!」
キッド「宇都宮、吏南のホームねえ。もってるねえ! まあまあまあまあ、吏南のホームグラウンドで、ワンダーチャンピオンの強さと厳しさ、しっかり叩き込んでやるわ。そして、私もこのベルト手に入れるまで両立、学校とプロレスしながらも9年かかってんだよ。同期ならよくわかんだろ。楽しみにしてるよ、吏南ちゃん」
吏南はキッドに唾を吐きつけた
吏南「オマエの知ってる私じゃねえからな。オマエ次の試合だろ、早く帰れ。初防衛だかなんだか私には知ったこっちゃねえんだよ。1回でベルト取るのがホンモノだ。私が次の宇都宮でホンモノだってわからせてやるから、オマエら会場に見に来いよ。以上!」

安納サオリコメント

 

吏南コメント

 

10人タッグマッチ
○鈴季すず

11分35秒

テキーラショット→エビ固め

上谷沙弥
スターライト・キッド 刀羅ナツコ
星来芽依 渡辺桃
AZM テクラ
天咲光由 琉悪夏●

 ネオジェネシスの鈴季すず&スラーライト・キッド&星来芽依AZM&天咲光由組とH.A.T.E.の上谷沙弥&刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&琉悪夏組が10人タッグマッチで全面対決。2・2後楽園ホールでのワールド・オブ・スターダム王座戦を控える上谷と鈴季には前哨戦となる。ネオジェネシスはユニット対抗リーグ戦で優勝、アーティスト・オブ・スターダム王座とゴッデス・オブ・スターダム王座への挑戦を宣言した。キッド&AZM&天咲組でコズエンが保持するアーティスト、鈴季&星来組で羽南&飯田沙耶組のゴッデスに狙いを定めており、ヒール軍相手ながらも連係力の確認が求められる試合となりそうだ。
 鈴木と上谷の先発でスタート。上谷の人段蹴りを鈴季がかわす。星来が介入し鈴季とダブルのドロップキック。天咲が上谷にドロップキック、串刺しエルボー。上谷は走らせずに天咲をボディースラム。桃が天咲にサッカーボールキック。天咲が返してエルボー連打、桃がコーナーに振るとナツコが水を噴射しショルダータックル、ボディープレス。テクラが天咲にフェースクラッシャー、インディアンデスロックから鎌固め。天咲がエルボー連打で向かっていくが、テクラが受けて立ち一発で倒してみせる。天咲がDDTを決めAZMに託す。AZMがテクラにPK、ドロップキック。キッドと星来が合体し上谷と桃を攻撃、ナツコと琉悪夏にAZMがミサイルキックで分断。AZMはテクラにブレーンバスター狙い。テクラが切り返してコルバタ、AZMが丸め込み。テクラがAZMをかいくぐりスピアを放つ。上谷と鈴季がエルボーの打ち合い。鈴季の突進を上谷がかわしてエルボー、鈴季が串刺しエルボー、スピア。上谷がキックをかいくぐり丸め込む。鈴季がカウンターのトラースキック、上谷がスピンキック。琉悪夏が鈴季にショルダータックル、セントーン、フェースロック。鈴季が琉悪夏をかわすとネオジェネが次々と串刺し攻撃、しかし、ドロップキックの競演は阻止され場外戦へ。
鈴季が戻されH.A.T.E.が串刺し攻撃の連続。琉悪夏がフィッシャーマンを決めるが、鈴季が返す。琉悪夏のチョークスラム狙いを鈴季がこらえると、天咲がDDT。ネオジェネが全員で串刺しドロップキック。10分経過。鈴季と星来が合体ジャーマン。鈴季がバズソーキック。琉悪夏が返すと、混戦からキッドと天咲が場外に飛ぶ。テキーラショット狙いを切り返した琉悪夏がラリアットも、鈴季が返す。鈴季がテキーラショットを決めると3カウントが入った。
鈴季「おい、おい、これでやっとわかっただろ。鈴季すずがどれだけ強いか、よーくわかっただろ」
上谷「すず、オマエの狂気か、私の狂気か、どっちが最狂か、2・2後楽園ホール、お互いいっさい遠慮なしで、ぶっ潰し合おうや!」鈴季「おい、オマエらが見たかった上谷沙弥って、こういう上谷沙弥だろ。2月2日、後楽園ホールでオマエとその赤のベルト懸けてやるの楽しみになったよ。後楽園で私が取って、そしてユニットリーグ優勝したしな。だからアーティスト取って、そしてゴッデスも取って、ネオジェネシスがベルト巻く姿、オマエら全員、乞うご期待―!」

鈴季すず&スターライト・キッド&星来芽依&AZM&天咲光由コメント

 

鈴季「上谷、私は、上谷沙弥が大好物なんだよ。ふざけたアッカンベーだの、女王様だの、そんな、そんなふざけたこと言ってる上谷沙弥はおもしろくねえんだよ。2月2日、狂い合って刺激的な闘いをしよう」
キッド「2月2日、赤もバッチバチに、アーティストも決まりましたんでね、そしてさっき私は、(白)初防衛戦の相手が決まりました。吏南、実は同期なんですよ、吏南は。でも初シングルマッチということで、そこの世代もここに来たなって感じでうれしさもありつつ、でも私もやっと9年かけて取ったベルトなんで、そんな簡単に手放すわけにはいきません。ここから前哨戦どんどん重ねていくと思うんで、宇都宮まで存分にやり合いましょう」
鈴季「いやあ、もうこれ行けるっしょ。ユニット全員でベルト姿。どうよ、好きでしょ、みんな」
キッド「7本になります。ゴッデスもって、9本になります」
鈴季「倍や、倍や。楽しみが増えてるということで、これからもネオジェネシス突っ走って輝いていきますので、そこんとこみなさん」
全員「よろしくー!」

上谷沙弥&刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&琉悪夏コメント

 

「やっぱりすず、オマエと闘うと心のワクワクが止まらなくなっちゃうんだよねえ! もっともっと闘いたいよ。2・22後楽園ホール、やっぱりこうなったらサイコーに満員のお客さんのなかで闘いたいし、オマエの狂気か、私の狂った狂気か、どっちが最狂か、確かめてやるよ。お互い、いっさい遠慮なしで、ぶっ潰し合おうや」

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