『STARDOM in YAMAGUCHI 2025~岩谷麻優 凱旋大会~』
2025年2月9日(日)
山口・KDDI維新ホール(観衆557人)
試合前に「すしざんまい」ネタで人気の下関出身のものまねタレント、木村たいぞうさんが登場。維新ホールで長州力のモノマネをすると美祢市出身の岩谷麻優が張り手を見舞う。両者は山口県出身同志で意気投合し、ジョイントステージを展開した。
6人タッグマッチ | ||
スターライト・キッド |
10分24秒 よくばり |
中野たむ |
〇鈴季すず | なつぽい | |
鉄アキラ | 姫ゆりあ● |
ネオジェネシスのスターライト・キッド&鈴季すずに鉄アキラ、コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽいに姫ゆりあが合流し、6人タッグマッチで対戦。ともにデビュー5戦目となる2人が初めてユニットの選手と組んで6人タッグに挑戦する。将来のユニット加入も見据えての試合となるか?
新人同士が先発を買って出て試合開始。ロックアップで組み合うと、バックの取り合い。綺羅が首を取るが、ゆりあが取り返してスリーパーホールド。アキラが切り返し、腕の取り合い。アキラがヘッドロックで絞り上げると、ゆりあが抜け出してヘッドロックからグラウンドへ持っていく。アキラが反転してカバーすると、ゆりあが返してドロップキック。なつぽいと中野がアキラに連係攻撃、ゆりあも含めて3人でドロップキックを見舞う。なつぽいはアキラにヘアーホイップの連続、コーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。中野となつぽいがアキラをコーナーで捕獲。アキラが中野に向けてエルボー連打。中野が「来いよ」と受けて立つと、腕をグルグル回して一発で吹っ飛ばす。中野はアキラを引き起こして突進、アキラがかわしてドロップキックを連発、キッドが中野にダイビングボディーアタック、その場跳びムーンサルトを狙うと、なつぽいがカット。中野となつぽいが合体を試みるが、キッドがまとめてコルバタ。キッドはその場跳びムーンサルトを中野に見舞う。中野が返すと、キッドをかいくぐりドロップキック。なつぽいがキッドにドロップキック。中野となつぽいがキッドをかく乱してドロップキック、ネックブリーカーで競演。キッドとなつぽいがエルボーの応酬。キッドがチョップをぶち込み、ブレーンバスターを狙う。なつぽいが切り返し、トラースキック。キッドがフィッシャーマンを決めると、鈴季とキックの合体。キッドが旋回式ボディープレスをなつぽいに決めるが、ゆりあがカットする。アキラがゆりあを場外に送り出すと、キッドがなつぽいにドロップキック。なつぽいがかわしてポイ捨てジャーマン。ゆりあがタッチを求めてリングイン、鈴季をかいくぐりビッグブーツとエルボーの連打。鈴季が「残念でした!」とカウンターのエルボー。アキラが呼び込まれ串刺しドロップキック、キッドと鈴季が串刺し攻撃でつづいてダブルのドロップキック。10分経過。鈴季のカバーをゆりあが返す。なつぽいが鈴季にドロップキック、ゆりあがボディースラムの構え。鈴季が切り返すが、なつぽいと中野のトラースキックから、ゆりあがボディースラムを決める。ゆりあがランニングギロチンも鈴季が返す。鈴季がカウンターのキックも、ゆりあが丸め込みの連続。ゆりあがエルボー連打、鈴季がバックを取り、キッドのネックブリーカーと合体。鈴季はフィニッシュを宣言し、ゆりあにサブミッション。ゆりあがギブアップし、鈴季が勝利した。
スターライト・キッド&鈴季すず&鉄アキラコメント
中野たむ&なつぽい&姫ゆりあコメント
3WAYバトル | ||
〇水森由菜 |
9分28秒 武者返し |
梨杏● |
※もう一人は稲葉あずさ
水森由菜、梨杏、稲葉あずさが一度に闘う3WAYマッチ。
水森が「今日はトロピカルよろしくお願いします!」と手を差し出すと、あずさがリングを下り、梨杏が「お願いします」と腕を引いて締め上げる。水森がロープに振ると、梨杏が払い除けてカバー。カバーの応酬から両者が睨み合い。梨杏が蹴りを入れてクロスボディーも、水森がキャッチしてボディープレス。もう一発狙うと、あずさがリング下から脚を引いて梨杏ヘアーホイップの連続。さらに梨杏をコーナーに追い込み、顔面を踏みつける。あずさはボディースラムで梨杏を叩きつけるが、水森がカット。あずさは「出てくんなクソババー」と水森を場外に投げ捨てる。あずさは梨杏をロープに固定し、ミドルキックの連打。そこに水森が「ヤッホー!」とポーズで加わる。あずさは梨杏にミドルキック。梨杏はエルボー連打も、あずさがサミングからキャメルクラッチ。水森がドロップキックでカットすると、梨杏へキャメルクラッチ。あずさが水森にスリーパーで数珠繋ぎ状態に。水森は「オマエが出てけ!」と、あずさを場外に投げ捨てる。梨杏のエルボー連打を水森が受けて立つ。水森が一発で倒すが、梨杏がラリアットをかいくぐってクロスボディー。ボディースラムを掛け合い、水森が梨杏にアームホイップ、梨杏を場外に送り出し、飛ぶと見せかけて中央でポーズ。振り向くと、あずさが襲いかかる。あずさと水森が罵り合いながらエルボーの打ち合い。梨杏がカットし、あずさを水森にぶつける。水森は梨杏をコーナーに追い込み突進。梨杏のコルバタで水森があずさに叩きつけられる。梨杏はあずさにドロップキックを連発も、2カウント。梨杏がフィッシャーマンの構えにいくが、あずさがサミング狙い。梨杏が阻止してドロップキックを放つ。梨杏の突進に、あずさが二段蹴り。梨杏が返すと、あずさは変型ノーザンライトスープレックス。水森が丸め込むと、梨杏が上になってまとめて押さえ込む。水森の突進を梨杏がかわすと、あずさに激突。梨杏が水森を丸め込む。返した水森がラリアット、武者返し(変型ダイビングボディープレス)。3カウントを奪った水森が梨杏をフォールしてみせた。
水森由菜& 稲葉あずさコメント
梨杏コメント
タッグマッチ | ||
〇星来芽依 |
9分7秒 流れ星 |
羽南 |
天咲光由 | 向後桃● |
STARSの羽南&向後桃組とネオジェネシスの星来芽依&天咲光由組がタッグマッチで激突。ネオジェネは星来がハイスピード、天咲がフューチャー・オブ・スターダム王者(&アーティスト・オブ・スターダム王者)のシングルチャンピオンコンビとなる。対する羽南は戴冠時の防衛最多記録を樹立した元フューチャー王者で、向後にはハイスピード王座への再挑戦を狙っての闘いにもなりそうだ。また、飯田沙耶が欠場中ながら、羽南と星来はゴッデス王座戦も視野に入れての闘いとなる。
羽南は欠場中の飯田沙耶のベルトも含め、ゴッデスのベルト2本を持って登場。羽南と星来が先発でスタート。エルボーの打ち合いから星来がロープに振ろうとするが、羽南がエルボー。星来が打ち返して視殺戦。向後のドロップキックを天咲がかわす。ロープワークの攻防から向後がアームホイップ、ドロップキック。天咲が突進をかわし、串刺しエルボーアタックからドロップキック、ボディースラムを連発。星来が向後に串刺しドロップキック10連発。向後が返すと、星来がボディースラム、天咲が向後のエルボー連打に仁王立ち。向後は、カウンターのドロップキックを天咲に放つ。羽南が天咲の背後からニーアタック、エルボースマッシュ。控えの星来とエルボーを打ち合う。向後が天咲を止めて、羽南と2方向でボディーアタックの競演。天咲が羽南にDDT。星来が羽南にラリアット、羽南が走らせずにヘアーホイップ。星来もやり返し、ネックブリーカーで叩きつける。返した羽南に、星来は変型キャメルクラッチから反転して絞り上げる。向後がカットも、天咲が場外に送り出す。星来がラリアット、羽南がエルボーからフェイマサー。星来が返すと、羽南がバックを取る。星来が切り返してフットスタンプ。羽南がブレーンバスターを切り返しブロックバスター、星来がドロップキック。向後が星来へスワンダイブ式ミサイルキック、ネックブリーカー。しかし、天咲がカットする。向後は、星来を引き起こしエルボー。天咲が向後にDDT、星来がコードブレイカー、しかし、向後が返してみせる。星来は向後にさよなら✌狙い。向後が切り返して619、羽南とフェースバスターで合体。星来が返すと、向後はネクターピーチを狙う。星来が切り返し、丸め込む。切り返しの応酬から向後が丸め込むが、天咲がカットする。向後は星来にトラースキック。星来が619DDTを切り返して流れ星で丸め込む。3カウントが入り、星来が勝利した。試合後には、羽南と星来が睨み合い。向後も星来を睨みつけ、ハイスピードのベルトを指さしてからリングを下りた。
星来芽依&天咲光由コメント
羽南&向後桃コメント
タッグマッチ | ||
舞華 |
3分37秒 JPコースター→片エビ固め |
さくらあや● |
〇HANAKO | 玖麗さやか |
E neXus Vのゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦準優勝チーム舞華&HANAKO組とコズミックエンジェルズのさくらあや&玖麗さやか組がタッグマッチで対戦。2・5板橋「NEW BLOOD18」ではNBタッグ王者のHANAKOがさくらに対して挑戦してくるようにアピール、「ゆなもん(水森由菜)か玖麗さやかか、パートナーをちゃんと決めてこい」と要求した。この試合でさくらは玖麗とのさくららで登場、さくらの答えが出るのかどうかが注目される。
さくらがローでHANAKOを威嚇、ロックアップでの力比べでHANAKOがロープに追い込むと、さくらが反転してエルボー連打。HANAKOはロープに振られることを拒否、さくらがローからヘッドロックで締め上げる。さくらはHANAKOにドロップキックも、舞華が乱入しHANAKOと連係攻撃、ダブルのビッグブーツでさくらを吹っ飛ばす。HANAKOがさくらにストンピング連打。舞華がさくらにボディースラムを連発。HANAKOもさくらへボディースラムを連発する。さくらが返すと、HANAKOは逆エビ固め。さくらがなんとかロープに到達。舞華が自軍コーナーでさくらの顔面を踏みつける。さくらがエルボー連打で向かっていくと、舞華が挑発して受けて立つ。舞華が一発で倒して突進。そこにさくらがドロップキックを見舞う。玖麗が舞華に串刺しドロップキック。2発目狙いは、舞華がかわす。しかし、玖麗がボディーアタック。舞華が返すと、玖麗はネックブリーカー狙い。切り返された玖麗だが、飛び乗ってスリーパーへ。舞華がコーナーに押し込むが、玖麗は離さない。2度目で舞華がブレイクし突進。玖麗がかわしてネックブリーカー。舞華が返すと、舞華がカウンターでパワースラム、ラリアット。HANAKOが玖麗にショルダータックル、アルゼンチンバックブリーカー。コーナーに叩きつけると、串刺しボディーアタック。2発目を読んだ玖麗がドロップキック。さくらがHANAKOへドロップキック、ニードロップ、三角絞め。HANAKOがリフトアップし、マットに叩きつける。しかし、さくらがミドルキック連打、HANAKOがエルボーで吹っ飛ばす。玖麗とさくらがダブルでドロップキック。さくらがHANAKOにミドルキックも、2カウント。さくらはHANAKOを引き起こし、串刺しニールキック。しかし、HANAKOがキャッチする。玖麗がカットするが、舞華とHANAKOが合体し串刺しラリアット連発、ビッグブーツで競演。HANAKOがさくらにブレーンバスターを狙う。さくらが切り返すと、HANAKOがエルボー。エルボーの応酬からHANAKOが仁王立ち、さくらが連打。HANAKOがラリアット、さくらが飛びついて三角絞め。しかし、HANAKOの足がロープに到達。さくらが絶叫し、コーナーからダイビングニーアタック。しかし、舞華がカットする。さくらが「決めるぞ!」と叫びハイキック連打。HANAKOがかいくぐり持ち上げる。さくらが玖麗を呼び込むが、HANAKOがスピアをかわして同士討ちに。HANAKOがさくらにアルゼンチンからJPコースター。最後は、HANAKOがさくらをフォールした。
HANAKO「私は、いま欠場中の月山とNEW BLOODタッグのベルト巻いてるけど、私は舞華と狙ってるベルトがあるねん。必ず舞華とベルトを巻くから期待しておいてください! 久しぶりの杯HighMateということで、乾杯したいと思います。それでは、山口のみなさんと杯HighMateにカンパーイ!」
舞華&HANAKOコメント
さくらあや&玖麗さやかコメント
8人タッグマッチ | ||
〇朱里 |
11分58秒 白虎 |
上谷沙弥 |
稲葉ともか |
刀羅ナツコ |
|
八神蘭奈 | 小波 | |
レディ・C | 琉悪夏● |
ゴッズアイの朱里&レディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈組とH.A.T.E.の上谷沙弥&刀羅ナツコ&小波&琉悪夏組が8人タッグマッチで全面対決。前日の神戸大会では6人タッグマッチで朱里が復帰戦の小波にスリーパーホールドでレフェリーストップ負け、さらには誕生日にもかかわらず試合後には顔面に黒スプレーを噴射された。朱里と小波の遺恨が深まるなか、どんな決着をみるのか?
朱里を先頭にゴッズアイが突進し、H.A.T.E.とエルボーを打ち合う。ゴッズアイが小波を孤立させ、次々と串刺し攻撃、八神がサッカーボールキックからスリーパー。ゴッズアイがサブミッションでH.A.T.E.のカットを阻止する。八神は、小波にミドルキック連打。小波がこらえてカウンターでミドルキック、「テメエが落ちとけバカヤロー!」とリング下に落とすと、H.A.T.E.が攻撃、場外戦となる。ナツコが八神をリングに戻してロープに固定、琉悪夏、上谷が攻撃に加わる。リング下では、小波が朱里をいたぶる。小波が戻り八神を片足でカバー、サッカーボールキック。ナツコが八神にブレーンバスターを連発。八神が返すと、ナツコと琉悪夏が合体でショルダータックル、ボディープレスで二重に八神を押し潰す。上谷が八神へストンピング連打。八神がエルボーで向かっていくと、上谷が仁王立ち。上谷が一発で吹っ飛ばし、串刺しで突進。八神がかわしてハイキック、ドロップキック。レディが上谷へショルダータックル連打。小波がカットするが、レディがまとめてショルダータックル。ナツコと琉悪夏をレディがかいくぐり、ともかとビッグブーツの競演。レディの突進に、上谷が回し蹴り、ニールキック。小波がレディにニーアタック、スライディングキック。レディが小波を前方に叩きつける。朱里が小波にドロップキック、フロントネックチャンスリー。朱里と小波がエルボーの応酬。朱里が連打し突進するが、小波がラリアット。朱里がニーも、ナツコが妨害し上谷が二段蹴り、小波のイス攻撃をともかが阻止して、八神がゼロ戦キック、朱里がサッカーボールキック。小波が2発目をかわすが、ジャーマンを食らう。小波もジャーマンでお返し。両者のハイキックが交錯する。琉悪夏が朱里へ串刺しラリアット、ショルダータックル、セントーン。朱里が琉悪夏にコンプリートショット、アキレス腱固め。朱里の突進を琉悪夏がかわし、H.A.T.E.が串刺し攻撃の連続、琉悪夏がフィッシャーマンバスター。朱里がネックハンギングをかわしてボックス殴打も阻止、しかし、背後からイスで小波が殴打、バックを取って上谷がドロップキック、小波がジャーマン、琉悪夏とナツコが朱里をマットに叩きつける。10分経過。琉悪夏が冷凍庫爆弾を投下も、朱里がかわしてみせる。レディがビッグブーツ、八神とともかがサンドイッチキック。朱里がカバーも小波がカット。混戦から朱里がコードブレイカー、琉悪夏がラリアット。朱里が返すと、琉悪夏がエルボー連打、朱里がカウンターでハイキックを打ち込み白虎へ。琉悪夏がギブアップし、朱里が勝利した。
朱里「山口大会で勝ったぞ! 小波、もう帰ったけど、小波、昨日はプレゼントどーもありがとな。聞こえてるよな! 私は、オマエの復帰をずっと待ってた。もちろん、決着をつけるために。ゴッズアイは、今年結果にこだわっていきます。ユニットとしても、個人としても、絶対に絶対に、結果を出してみせる! みなさん見守っててください。よろしくお願いします!」
朱里&レディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈コメント
岩谷麻優凱旋スペシャルタッグマッチ | ||
〇岩谷麻優 |
14分18秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め |
AZM● |
中野たむ | 渡辺桃 |
岩谷麻優が地元山口凱旋試合。当初は岩谷麻優&鹿島沙希組vsAZM&渡辺桃組による生え抜きタッグマッチが予定されていたが、前日につづき鹿島が体調不良により無念の欠場。鹿島のところに中野たむが入り、岩谷と越境タッグを組むことになった。中野は岩谷から離れ、STARSから独立してコズミックエンジェルズを結成したいきさつがある。対するAZM&桃組もユニットを超越したチーム。こちらはクイーンズクエストのモモアズが復活。両者にとっては岩谷のIWGP女子王座戦で敗れたことへのリベンジを狙ってくるのは必至だ。しかしながら、桃がQQを裏切って大江戸隊(現H.A.T.E.)に合流した経緯があるだけに、チームとして機能するかははなはだ疑問だ。混乱必至の試合を岩谷がまとめ上げるか。アイコン岩谷の凱旋だけに、ハッピーエンドが望まれるが…。
試合前、山口県美祢市市長から激励の花束、激励の米俵一俵が贈られた。最後にコールされた岩谷を桃が襲撃、そのまま試合がスタートしH.A.T.E.のセコンドが岩谷を攻撃する。リング下では中野と上谷もやりあう。桃が岩谷をリングに戻してカバー。岩谷が返すと、桃がサッカーボールキック連打し顔面を踏みつけて挑発。岩谷がチョップで反撃しようとするが、桃がミドルキックでダウンさせる。桃は再び岩谷を場外に送り出す。ナツコが場外マットに岩谷をボディースラム。AZMがタッグを申し出るが、桃がエルボーで場外に落としてしまう。桃は戻された岩谷をカバーするが、カウントは入らず。桃が「地元だろ、頑張れ、頑張れ」と挑発。桃の突進に岩谷がドロップキック。AZMが入ると、岩谷がスリングブレイド。中野がタッチを受けてAZMへダイビングボディーアタック。桃が中野のバックを取るが、中野が切り返してAZMと桃にまとめてDDT。AZMが中野のバックドロップを切り返し、蹴りのかわし合い。AZMが先を読んで中野にPK。桃が強引にタッチしAZMをリング下に落とすと、中野に串刺しドロップキック、ミドルキック。中野が桃にネックブリーカー、側転ダブルニードロップ。桃が返すと、岩谷がタッチを申し出る。岩谷が桃にドロップキック。桃が串刺しミドルキックを連発。岩谷が突進をかわしてドロップキック。しかし、桃がかわしてミドルキック。桃がコーナーに上がると、岩谷も上がてエルボー連打、雪崩式フランケンシュタイナー、ミサイルキック。桃が返すと、中野が入り岩谷と合体を狙う。AZMが入り2人を鉢合わせにすると桃とAZMがハイキック、桃が岩谷に蒼魔刀。桃が叩くようにAZMとタッチ。AZMが岩谷にミサイルキック、ヌメロウノ。岩谷が切り返しAZMとエルボーの応酬。AZMが岩谷をかいくぐりブレーンバスター。10分経過、岩谷が返すとAZMがコーナーへ。岩谷が追いつくが、桃がバックを取る。そこにAZMがフットスタンプとトラースキックで合体、桃が投げっぱなしテキーラ、AZMが丸め込むがカットされる。AZMは岩谷にカナディアンデストロイヤー狙い。中野が阻止して岩谷がドロップキック、AZMは場外へ。コルバタで桃を場外に送り出す。中野がプランチャ、岩谷がトペで場外ダイブの競演。AZMが戻され、岩谷がフロッグスプラッシュ。AZMが返すと、岩谷と中野がトラースキックで競演。ダブルでDDT、ジャーマンの連係。しかし桃がカットする。桃が中野をレフェリーにぶつけると、AZMと桃でミドルキック。岩谷がかわすと桃がバット攻撃。岩谷がかわすとAZMに誤爆寸前。バットを止めた桃だが、あえてAZMを一撃する。そして中野がAZMのバックを取りタイガースープレックス、岩谷がフィニッシュを宣言しムーンサルトプレス。3カウントが入り、岩谷がAZMをフォールした。
岩谷「山口大会にお越しのみなさん、こんばんは! 今日のメインイベント、鹿島沙希が欠場になってしまって、モモアズとマユサキ、見たかった人も多かったと思うけど。たむ、今日は山口凱旋、自分にとって特別な場所で、急きょ試合をしてくれてありがとう」
中野「組みたくなかった。でも、岩谷の特別な場所で、今日組めてよかった。ありがとう。凱旋おめでとう!」
中野が退場。
岩谷「今日という一日が、365日の、たったその中の一日だけど、今日みんなの記憶に残る日になってくれましたでしょうか? ありがとう。ホントに今日、来れてよかった。また、また、来年も再来年も、いや、今年中かもしれないけど、またスターダムに来てくれますか!? ありがとう。みんなの顔、ムービーとか写真とかで全部撮ってあるから、来年誰が来てなかったとか誰が来てるとか、全部チェックするから、約束。麻優もまたいつか山口に来るって約束するから、みなさんも約束してください。またスターダムのリングでお待ちしております。どうしよう? 今日STARS、FWCが試合で他団体(OZアカデミー)で、飯田がおてて骨折しちゃって、今日来てるのはコモモと羽南。3人で締めようか? 美祢市長さん、美祢市長さん、どこ? 一緒に締める? ホントに。いいかもね。地方ならではの。美祢市長さん、いらっしゃいますかね。来てください。そんな市長、簡単に呼んでいいのかな? 木村たいぞうさんは? どこにいるんだろう? 帰っちゃったかな? どこどこ? あ、完全に私服だけど。 全然すしざんまいでもB’zでもなんでもない、ただの木村たいぞうさんが起こしになりました。みんなでワイワイ締め。オカタローも来る? ほかのユニットの人は来ないもんね。呼んでみる? 期待しないで。ほかのユニットで来れる選手がいたら来てください。さすがに来ないか。来ないよな。誰かいる?やめましょう。ほかのユニットはこないです。では締めましょう。いまを信じて明日に輝け、We are スターダム!」
岩谷麻優&中野たむコメント
岩谷「山口大会、見事無事に防衛じゃなくて試合に勝つことができたんですけども、ホントにね鹿島沙希と組む予定だったんですけど」
中野「……」
岩谷「え、運命?」
中野「運命? すごい、いろいろいっぱい持ってるね」
岩谷「いっぱいもらっちゃった」
中野「凱旋おめでとう…ございます」
岩谷「ありがとうございます」
中野「ホントはイヤだったけど組むのは。鹿島沙希のせいで組まされることになったけど…岩谷の大切な場所で今日は組めてよかった。でも、たむは、このベルト(IWGP女子)もアンタの首もずっと狙ってるから。それだけはおぼえといて。凱旋おめでとー!」
中野が走り去る。
岩谷「ハイ。たくさんの人に祝っていただけて、すごく温かい空気で、ホントに凱旋って大事だなって。このみんなからの応援の気持ちを忘れずにこれからも闘っていきたいし、この山口というところのなかで自分は生まれた。この山口という地のなかで、いや世界中でもっともっと世界を、名前を広がっていくね…なんて言ってるんだろうね? わかんないけど、お米もいただけたし、みんなで食べたいと思います。炊飯器持ってくればよかった。ホントに今日は山口大会、みんな来てくれたありがとう! 楽しかった。またね。ありがとうございました!」
AZMコメント
渡辺桃コメント