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2025/07/06
大会情報

ワールド・オブ・スターダム選手権試合調印式〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉なつぽい

7月5日(土)、東京・ユナイテッドシネマ豊洲での会見にて、7・21札幌、ワールド・オブ・スターダム選手権試合〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉なつぽいの調印式がおこなわれ、王者と挑戦者が意気込みを述べた。

なつぽい「みなさん、こんばんは。なつぽいこと…なつぽいです。今日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。そして、赤いベルト戦、承諾してくれて、本当にありがとう。上谷は優しいね。いまの上谷の活躍は、私もしっかり見てるし、本当にすごいと思う。がんばってると思うよ。ただ、いまの上谷の言動行動に、私は違和感しか感じません。いま一番知名度の高くて、人の目に触れることの多い上谷が、中途半端なヒールごっこみたいなことされると、ウチらがやってることがウソみたいになるじゃん。みんな命がけで命と隣り合わせで、必死で全力で闘って、本気の思いでぶつけ合って、それはアンタも一緒でしょ。なのに、外で中途半端な技かけてみたりとか、悪夢を見せてやるよ、ヒールアピール。中途半端で、そんなんだから茶番だって言われるんじゃないの? かつてプロレスを広めてきた先輩たちは、どんな状況だろうが、テレビだろうが技かけるなら本気でプロレスに敬意を持って、正面からぶつかってきたよ。私だって、その気持ちはずっと忘れないでプロレスラーとしてやってる。プロレスを広めたいって気持ちはわかるし、スターダムみんな同じ気持ちで、いろんなアピールの仕方でがんばってるよ。でも、そんなアンタが一番、プロレスを選手を、プロレス大好きなファンのみんなをバカにしてんじゃないの? 私にはそう見える。私にはいま何を言おうと、いま上谷がお客さん入れてるじゃんって、選手もプロレスファンのみんなも黙ることしかできない、この状況、私はおかしいと思う。そんな上谷が、この団体の最高峰のベルトを小道具のように持ち歩いていることが、私は許せない。あともうひとつ、そんな中途半端なアンタが中野たむを終わらせた? それも、私も許せないよ。あれは、たむちゃんの覚悟だっただろ。アンタからはいっさいなにも言っていない。アンタのその汚いメイクと、中途半端なヒールごっこから足を洗わせようと、プロレスを人生かけて口にした覚悟だろ。それに乗っかっただけのアンタが、中野たむを終わらせた? かと思えば、中野たむを受け継ぐ、引き継ぐ、そこでも都合のいいことばっかり。中野たむをアンタの好感度上げのために使うんじゃないよ。私がアンタを止めないと、たむちゃんだって報われないと思う。私の気持ちも、たむちゃんの気持ちも、プロレスが大好きなみんなの気持ちも私は守りたいと思って、このベルトに挑戦する。私が、上谷沙弥を止める」


上谷「第20代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、H.A.T.E.の上谷沙弥だ。まあいろいろ、いま言われたけど…私は、うん…まあ去年、ちょうど1年前、北海道でH.A.T.E.に加入して、ほとんどの人に批判されたし、応援してくれる人のなかでも、上谷大丈夫かって、ほとんどの人に、正直、思われてたと思う。でも、私は誰になにを言われようと、自分自身を信じ続けるって決めて、ここまで私は1年間やってきたし、自分が一つひとつ選択してきた道、すべて正解にしてきたつもり。オマエがどう思うかなんて、べつに沙弥様には関係ねえんだよ。結果、スターダム、そしてプロレス界、そして世間、みーんな沙弥様に夢中。それが結果だろう。証明されたんだよ。証明されてるんだよ。私は、なにを言われても人目なんて気になんねえし、メディアに出たり、まあいまいろいろしてるけど、べつに芸能人になりたいわけでもないし、目立ちたいわけなんかでもない。ただただ、プロレスをたくさんの人に、見てもらえればなって思ってるだけだから、スターダムのリングでも、これからも必ずメチャクチャにしてやるつもりだし、メディアでも、沙弥様に夢中になるようなことをたーくさんするつもりだし。オマエになにを言われようが、沙弥様はまったくブレない。ってことで、これからのスターダムも、メチャクチャにおもしろくしていくのは沙弥様しかいないんで、ここでなつぽいからしっかり防衛して、これからのスターダムを、沙弥様が史上最大の悪夢を見せてやるよ」


なつぽい「なに泣きそうになってんだよ。苦しいんだったら、辛いんだったら、私はアンタに手を差し伸べたいと思った。なにがしたいんだよ? 泣きそうになってんじゃねえよ。どっちがヒールかわかんないよ、こんなの。中途半端な気持ちでヒール名乗ってんじゃねえよ。私は、私もブレない気持ちで、そのベルト必ず奪ってやる。アンタから。覚悟は決まってるよ」