2022/10/04 NEWS

11・3広島サンプラザ大会の第1弾対戦カード発表

10月3日(月)、「秋の大発表祭り」と題した会見がおこなわれ、11・3広島サンプラザ大会の第1弾対戦カードを発表、タイトルマッチ調印式がおこなわれた。

記者会見詳細レポート

▼ひめかvs水森由菜

※同日おこなわれた「NEW BLOOD5」の会見で水森が「本戦に出せ」とアピールしたころから急きょ決定。

 

▼ガントレットタッグマッチ

葉月&コグマ組、飯田沙耶&向後桃組、AZM&天咲光由組、レディ・C&月山和香組、鹿島沙希&琉悪夏組

 

▼6人タッグマッチ

MIRAI&壮麗亜美&小波vsジュリア&テクラ&桜井まい

▼ザ・リベンジマッチ

林下詩美vs刀羅ナツコ

ナツコ「まあずっとケガしてから、この試合、いつか絶対やらなきゃなと思ってたし、この会見、なに言おうかなあってずっと思ってたんだけど。まあ私の気持ちはただひとつで、私がケガをしたとき、そのときの林下詩美は間違いなく一番強かったと私は思ってる。けど、ベルトを落としてからいろんな意味で肩の力が抜けたのか知らないけど、トップだったヤツが箸休めみてえな試合の、踊ったり笑ったりしてるようなの見て、心底幻滅した。私が戻ってきたときは、あの強い詩美と闘いたい。ずっとそうやって思いながら這い上がってきたんだけど、どうしちゃったのかなあ!? 私が見たいのは、強い林下詩美。あんなふざけたことしなくたってオマエは存在感あったのに、残念だよ」

詩美「まず、ナツコ、約束守れなくてごめん。ナツコに言われた言葉は正直すごく刺さっていて、まあ言われた通り肩の力が抜けすぎてたのかもしれない。赤いベルト持ってたときは赤いベルトのチャンピオン、スターダムのトップでいなきゃっていうプレッシャーを常に抱えながら試合をして、それがなくなってからは良くも悪くも自由にリングの中を動いていて、ナツコに言われてあのときの気持ちを思い出しました。赤いベルトのチャンピオンだったときの林下詩美、私もあの頃の自分にもう一度戻ろうと思えるきっかけをナツコが…」

ナツコ「あのさあ、去年のオマエだったら、もっと食ってかかったきてたでしょ。くらってんじゃねえよ。葬式みたいな雰囲気にしやがって。オマエはわかってねえ。私はいま、謝罪も言い訳も聞きたくねえんだよ」

詩美「わかった。ナツコ、こんどこそ最後まで正面からオマエとぶつかり合う」

▼スペシャルシングルマッチ

岩谷麻優vsアルファ・フィーメル

岩谷「みなさんこんばんは、スターダムのアイコン岩谷麻優です。スペシャルシングルマッチ。アルファ・フィーメルとこのカードが組まれた。この理由は、ちょっとよくわからないです。なぜこのカードが組まれたのか、なぜアルファ・フィーメルがスターダムに参戦するとなったときに岩谷麻優の名前を出したのか。直接本人から聞きたいです。いまのスターダムは生ぬるいとか言ってたおぼえがありますけども、自分は10年以上このスターダムのリングに立って、スターダムが生ぬるいと感じたことは一度もないです。なので、アルファ・フィーメルが第2代ワールド・オブ・スターダムのチャンピオンだったんですけど、その当時は自分はホントに最下位争いをしてて、ホントに足元にも及ばないレベルの選手だったんですけど、いまの自分は当時の自分とは全然違う。スターダムのアイコン、スターダムを引っ張ってきた自分の力をちゃんと見せつけて、このなんキロあるかわかりませんけど、完全に投げ切りたいし、すべてを食らわして、きちんと自分の存在を示したいと思います」

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉中野たむ&なつぽいvs〈挑戦者〉スターライト・キッド&渡辺桃

桃「どういうこと? どういうこと? なんで? タッグリーグ中だよね。私たち敵にはタッグリーグ優勝して、タッグ挑戦しようと思ってたんだけどね。考えてたんだけど」

キッド「どういうこと? なにこれ? BLACK DESIRE様、挑戦状」

桃「挑戦状?」

キッド「(手紙の字が)ちっちゃくて読む気にならないから、読んでくんねえ?」

安藤リングアナウンサーが代読。

中野&なつぽい組「挑戦状。第23代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオン。BLACK DESIRE様。meltear計画1。ゴッデス歴代チャンピオン撃破。この計画に一番食いついてくれた強欲さん、初戦は絶対アナタたちと闘いたいって思ってたよ。私たちがアナタたちの二番煎じだっけ。確かにタッグの関係性は似てるのかもね。でも一緒にはしないで。アナタたちの悪の道か、私たちの輝かしい革命の道か。どちらが味わい深いのかはっきりさせようじゃないか。キッちゃん、桃ちゃん、革命へようこそ。meltearより」

キッド「おい、ゴッデスチャンピオンチームは会見にも出席しねえし、BLACK DESIREをこの挑戦状、ペラッペラ一枚で逆指名ですかあ? ずいぶんとなめたチャンピオンチームだなあ、おい、見てるか。なあ。でもさあ、まあなに言ったところで、これ決まってんだろ、会社が勝手にこっちの要望聞いちゃったのかわかんないけど。まあまあ、だったらこのゴッデス歴代チャンピオン撃破計画っていうのもこの一番最初で終わっちゃうけど大丈夫かなあ。あとこの挑戦状、決まってるなら、もういらねえだろ。まあ前にさ、なつぽい革命ってヤツをぶち破ってやってたけど、今回はたむ革命? 2人の革命、まとめてぶち壊しだなあ」

桃「ぶち壊すしかないでしょ、なめくさってんだもん」

キッド「さっきの映像でもなんか言ってたじゃん」

桃「優勝して、なんか逆指名したいヤツいるとか言ってるけど、なにこれ、どういうこと? 全部が間違ってんだけど」

キッド「その計画も全部台無しってことになっちゃうよね」

桃「なんだっけ、夢もあるらしいじゃん。アーティストめざしてる? ベルトじゃないよ。アーティストデビューめざしてるって」

キッド「歌の方」

桃「なめてんだろ、マジで。そんなクソみてえな、クソみてえな夢に、このゴッデスのベルト使うんじゃねえよ」

キッド「ホントですよねえ。私たちは一からスターダムでプロレスだけをやってきました。ここでBLACK DESIRE、計画変更だね。このタッグリーグ中にベルトをいただきまして、ベルトを持ったまま優勝。これだね。もうこれでBLACK DESIRE、巻き返ししたいと思います。チャンスが転がってるなら。 相手の計画も相手のベルトもいただいて、BLACK DESIREが一番ゴッデスのベルトお似合いで、一番最強チームなので。おい、たむとなつぽい、オマエら、ウチらを一番最初に逆指名したこと、後悔することになるぞ」

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉白川未奈

白川「アナタのハートにパワーボム、弾けるビーナス、白川未奈です。なんとですね、今日はちょうど、スターダムに上がってまる2年の記念日になります。ハッピーアニバーサリー。そんな最高の日にこんな最高なカードを発表してもらえて、すっごくうれしいです。上谷、挑戦を受けてくれてありがとう。まあ私事になるんですけども、今年スターダムの所属になりました。それは紛れもなく私のいま最大の夢というのが白いベルトのチャンピオンになることだと、自分自身でしっかりとそう感じたからです。ホントに口うるさく白ベルト白いベルトって言ってきましたけど、白いベルトのチャンピオンに自分はなれると信じることで、私はいろんなことを乗り越えることができました。信じることは、私の希望です。だから、たむが呪いのベルト、そして上谷が全力のベルトと言うならば、私のなかで白いベルトっていうのは、希望のベルトです。上谷、私から見たら上谷は、黄金世代として注目、期待されてシンデレラにもなって、ホントに華々しいスター街道というのを歩んでるなあって、キラキラしてるなあって、そんなふうに私からは見えてます。それに対して私はすごく自分で感じることですけど、ホントに舗装されていないような砂利道をただ黙々とひたすら這いつくばって、傷だらけになりながらも這いつくばって、やっとこさ、ここまで来た感じです。でも、プロレスっていうのはホントに人生のいろんなことを教えてくれるものって私は思ってるので、そんな砂利道出身の人間でも希望をつかんで白いベルトのチャンピオンになれるんだっていうことをしっかりと証明して、そういう同じような気持ちを持ってる人に希望を与えられたらななんて思ってます。だからホントにいろんな意味を含めて、白いベルトは希望のベルトです。So, can I speak in English a littke bit? ここからちょっと英語で話してもいいですか。2年前に私はスターダムのリングにやってきました。最大の目的はワンダー・オブ・スターダムのチャンピオンになることです。私にとってこのベルトは、希望のベルトなんです。だから約束します。世界のベルトにしてみせます。私をこと信じてください。ありがとう」

上谷「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。希望のベルト。白川未奈、たくさんの素敵な思いを伝えてくれて、本当にありがとう。この全力の白いベルト、たくさんの愛をもってくれてるんだね。あれ、あれ? あれ、あれ、あれあれ、あれあれあれあれ? あれ?  どこ? いた、いた、いた。実はさあ、私、アンタのこと眼中にないんだよねえ! アンタ、自分に酔いしれてるだけなんじゃないの? このベルト、希望ばかりじゃないよ。試合が終わったあとには希望のベルトじゃなくて、絶望のベルトになってるかもね」

白川が泣きだすが…。

白川「これがホントのウソ泣きだよお。上谷、そんなことでさあ、私が傷つくと思った? さんざんねえ、傷ついてきたからビクともしないよ。私はねえ、自分のこと最大限に信じてるからね」

上谷「私がもっともっと、もっと、もっと、もっともっともっと、もっともっともっともっと、もっともーっとグチャグチャにしてあげる。白川未奈の無残でボロボロの姿を見たい方は、ぜひ広島にお越しください」

白川「上谷、後楽園で私にマットからぶっさせられて、あれ、それで肩上げられなかった。そういう悪い記憶を忘れちゃうタイプなんだね、上谷。そしたら、いいよ。忘れられない、絶対に忘れられない記憶を広島で植え付けてあげるよ。そのベルト、広島ではもう戻ってこないよ!」

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉朱里vs〈挑戦者〉舞華

舞華「いやまさか、こんなに早くチャンスがやってくるとは思ってなかったので、正直驚いてます。5★STAR、朱里に勝ちましたが、朱里、赤いベルト戦はあんなもんで終わらせねえから。私は、何度も何度も何度も何度も、チャンスを逃してきました。このチャンス逃したくありません。どんな手を使ってでも勝ちにいきます。まあ凶器とかそういうのじゃなくて、私のこの身体すべて使って、その赤いベルト奪い取ってやるよ。でもさ、朱里、身体にガタきてんじゃない? じゃないと5★STAR、5敗もしねえだろ。赤いベルトのチャンピオンがふがいないと思わないの?」

朱里「ご心配、どうも。第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、朱里です。5★STAR GP、舞華の言った通り、私は5敗しました。そのうちのひとりが舞華。メチャクチャ悔しいし、自分に怒りすら感じてます。私が真の赤いベルトのチャンピオンとして大逆襲を始めます。舞華とはスターダムに来る前からシングルをしたり、スターダムに来てドンナ・デル・モンドで一緒にやったりして成長を見てきました。だから、この赤いベルトを懸けて試合ができるのがうれしい。でも、私は相当な覚悟を持ってゴッズアイを立ち上げた。ここで負けるわけにはいかないし、まだまだこの赤いベルトともにかなえたいことがたくさんある。だから、舞華、オマエには負けられないんだよ。私は、オマエを潰すつもりで試合をするから」

舞華「いやいやいや、オマエさ、いつまで上から目線なの? 私がどんな思いでオマエの背中、追いかけてきたと思ってんだよ。いま横に並んでる。次はオマエが私の背中を追いかける番だよ」

朱里「追いかける? おい、追いかけるってなんだよ? オマエさ、なめてんじゃねえぞ」

舞華「なめてんのどっちだよ」

朱里「テメエだよ。オマエだよ!」

舞華「どんな思いでやってきたと思ってんだよ!」

朱里「こっちだってどんな思いでやってきたと思ってんだよ!」

髪をつかみ合い、手四つの状態でヘッドバットを打ち合う。首をつかみ合って視殺戦。

舞華「なめんなよ!」

朱里「テメエこそ、なめてんじゃねえぞ!」

舞華「覚悟しとけよ」

朱里「覚悟するのオメエの方だよ」

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