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2026/05/21
コラム

安納サオリ独占激白!〝フワちゃんに負けたオンナ〟の現在地「この十字架は背負わなアカンなって」

3大タイトルでの新王者誕生に涙の引退セレモニー、そして裏切り…数々のドラマを生んだ4月26日の横浜アリーナ大会で、もう一つのサプライズがあった。キャリア11年を迎える〝絶対不屈彼女〟こと安納サオリが、デビュー4か月のフワちゃんとのシングルマッチで大金星を献上してしまったのだ。〝フワちゃんに負けたオンナ〟はその事実をどう受け止め、これからどこに向かうのか――。

――4・26横アリでフワちゃん選手に負けた

安納 そうですね。2か月間ずっとフワとやり続けていろいろなことがありましたよ。フワが調子乗って炎上したり、反省してシオらしくなったり。そんなフワには負ける心配が本当になかったし。なんなら、歴でいったら私はもうすぐデビュー11年、フワは再デビューして4か月。全然心配ない状態でいったんで。まあ、私自身もビックリしちゃってるし、ちょっと受け入れがたかった。でもなんか不思議と、嫌じゃなかった。それが戦った後のシンプルな感想かな。

 ――スリーを取られた瞬間は

安納 お客さんと同じですよ。私も「えっ?」って。あの技って師匠の葉月の丸め込みですよね。フワが4か月間プロレスと向き合って、自分の中で見いだしたものなのかなって思って、ちょっと度肝を抜かれました。

――なぜこういう結果を招いたと思うか

安納 フワってマイナスの印象からのスタートじゃないですか。私もお客さんと同じ感想だったんですよ。あの〝ヤンキー子犬現象〟だと思っていて。タメ口やった子が敬語を使うといい子と思われる。ああいう破天荒だった子がリングづくりやセコンドとかしてたら、「えっ?いい子やん」ってなるのはズルいなってちょっと思っていて。でも、すごく真面目にプロレスのことを考えて練習している姿にはすごく感銘を受けている。「本当に彼女はプロレスラーとしてスタートを切っているんだな」って2か月戦った中でめちゃくちゃ感じたので、最初の印象とは180度変わりましたね。敗因はわかりません。私だってプロレスに日々100%注いでいますし。ただ、あの瞬間にフワがプロレスラーになったんじゃないかなっていうのは戦っていてわかりました。

――SNS上でもファンからいろいろな声があったと思うが

安納 「情けない」とか「残念でした」とか、「フワに負けるなんてプロレスラー失格」とかめっちゃきましたよ。結果だけ見たらそうやと思います。でもフワがどんだけ練習していたか、どんだけ向き合っていたか、そこに私もしっかりフワを受け止めて戦っていたというのは自信を持って言えるので。フワもそうやと思うし、自信がなかったらあのリングには立ってないと思う。だから、言われたからといってヘコむことはなかったです。でも、一つだけ夢がかなったというか…。

 ――その夢とは

安納 「フワに勝ってバズりたい」と目標を立てていた。不本意ですけど負けてバズったんです。フワへムーサルト(プレス)についてのコメントを書いたときなんですけど。ムーンサルトという技に憧れていて、私はデビュー当時からこの技をできるようになろうと思っていた。でも練習してもできないし、怖くてできない。それを4か月のフワがやってみせたのは受けていて感動しちゃって。どれだけ練習したんやろって。何かそれがバズってた(笑い)。

――そこに対する悔しさは

安納 なかったですね。何でやろ。それはきっと10年間やってきたプロレスラー安納サオリというものに自信があるからやと思います。私はフワと同じようなことはできないし、フワも私のことはできへんしって思ってるから自分に誇りを持ってるし。今はムーンサルトをしたい気持ちはないです。私は私のスタイルでやろうと思っているから、悔しさがなかったんやと思います。

――ただしフワちゃん選手に初めてシングルで負けた選手になったのは事実だ

安納 一生つきまとうでしょうね。一生背負うんやろうなって。フワのシングルマッチ初勝利で負けたオンナ、この十字架は背負わなアカンなって思う。ちょっと燃えますよ。その十字架を背負ってるって。あと、誰も背負えないじゃないですか。私しか背負えないし。逆にフワもおいしいんじゃないですか。(シングル)初勝利が安納サオリですよ?だからフワも十字架を背負っているんですよ。だって安納サオリに勝っちゃったんだから。それはフワも自覚していると思いますよ。最近(5月17日後楽園大会後)、フワと一緒に車で帰ったんですよ。「ちょっと安納さん、しゃべりたいです」ってなって。組んだ後やったから何やろ?と思ってしゃべっていたら、プロレスへの思いというか、今後フワがプロレスラーとしてどうなるかとかの思いを聞いていて、意味のある一戦だったのかなって。私が運転する横でずっとしゃべっていたのでうるさかったですけど、何か聞いていて、戦って良かったって改めて思いました。

――フワちゃん選手が真摯にプロレスに取り組んでいるのが伝わる

安納 めっちゃ伝わりますよ。もう世間はフワの試合を一回でいいから見てほしいですね。そうしたら、タレントでユーチューバーのフワちゃんじゃなくて、プロレスラーのフワちゃんがわかると思います。成長を感じる?感じるし、ウチらの関係性も変わったなって。シンデレラ(トーナメント)で負けて(※3月6日名古屋大会の1回戦で両者オーバー・ザ・トーップロープで失格)汚点だったんですよ。かかわることで落ちるから、もうかかわらんと思ったけど、そこはガンガン来る図々しさ、だからこそフワちゃんなんやろなって。長かったですね、3か月。プロレスって面白いですよね。大嫌いとか、かかわりたくないと思った相手でも、戦って痛い思いして、絆っていう言い方は重いですけど、生まれますよね。何でこんなに私、フワのことばっかり褒めてるの?(笑い)。

――5月17日後楽園大会の8人タッグマッチでは初めて同じチームに入り、5・23豊田合成記念体育館大会(愛知・稲沢市)では初めて2人のタッグが実現。H.A.T.E.の上谷沙弥&琉悪夏と対戦する

安納 こんなことあるんやなって。で、相手がH.A.T.E.でしょ?ちょっくらH.A.T.E.と遊んでやろうかなって。プロレスの楽しさはここからやぞ、とフワには伝えたので。H.A.T.E.もフワの面白さには気づくんちゃいます。

――安納選手自身は5月31日でデビュー11年。だが、昨年12月の両国大会でワールド王座取りに失敗、そして横アリとビッグマッチで結果が出ていない。

安納 うーん、したいことはあるんですよ。でも、なかなかそれはつかみきれないというか。夢でもあるんで、見ててくださいとしか言えないかな。私自身が中身も外見ももっといい女になってつかみます!年内にはつかみたいな。それを来年にいけたらいいな。年齢のことを言うのもあれですけど、35歳になって世間では「美人もどきババア」とか言われる年になりました。でも年齢は武器やと思っているし、だからこそちゃんと自分とも向き合わなアカンなって。体とか、これからの人生のこととか。あっ、一つだけ言えるけど結婚ではないです(笑い)。

――最後に

安納 久々に太陽の光を浴びてこんな広い海を見て、ちょっと気持ちがまた前向きになったし。なんか見えたかな、23日に向けても。フワとの初タッグ、ちょっと想像つかないですね。でも目指す場所というか、思いは一緒のところがあるんじゃないかなって前回戦ったときも組んだときも思ったので。なので5月23日は〝あのフワタッグ〟、もしかしたら最後になるかもしれないので、その目で見てください。

 あのう・さおり 1991年2月1日生まれ、滋賀・大津市出身。女優を目指して滋賀から上京し舞台などで活躍。2015年5月31日のアクトレスガールズ新木場大会でデビューし、AGW王者として君臨した。19年12月の退団後はフリーとして活躍し、23年4月2日後楽園大会でKAIRIに呼び込まれ、約6年ぶりにスターダムに登場。同年12月にはワンダー王座を初戴冠。25年5月にはなつぽいとともに、デビュー10周年記念興行を開催した。必殺技はスペシャルポテリング。160センチ、56キロ。