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MATCH REPORTS
2024.12.29

STARDOM DREAM QUEENDOM 2024

スペシャルシングルマッチ ノーDQルール

1831

刀羅ナツコ:片エビ固め

MATCH REPORT

舞華と刀羅ナツコの遺恨マッチが反則裁定なしのノーDQマッチで争われる。両者は赤いベルトを懸けて対戦し、王者・舞華がワールド・オブ・スターダム王座から陥落。ナツコが赤いベルト初戴冠を果たし大江戸隊を解散、H.A.T.E.を結成してみせた。以来、舞華とナツコは事あるごとにやり合ってきた。そして今回、特殊ルールによる一騎打ちでの決着戦。試合後、リング上に見られる風景とは?
エルボーを打ち合いナツコがコーナーの凶器ボードに舞華を振る。舞華が踏みとどまるとナツコはテーンで殴打し凶器ボードを串刺しで叩きつける。ナツコは有刺鉄線パイプで
額を攻撃し、場外でも攻撃を続け流血させる。ナツコは舞華を客席に投げつけていく。リングに戻すと、凶器を額に打ち付ける。ナツコはテーブルを持ち出し舞華を寝かせるとコーナーへ。舞華が起き上がり巨大ハリセンで一撃。イスの上にデッドリードライブ。舞華がナツコの脳天にイス殴打の4連続。そして巨大ハリセンで殴打する。場外戦からナツコが凶器を手に向かっていくが。舞華が奪い取って額を攻撃。舞華がナツコをリングに戻し、額への凶器攻撃を続ける。10分経過。舞華とナツコのラリアットが交錯。舞華が打ち勝つが2カウント。舞華が炎華落としもナツコの肩が上がる。舞華はイスを並べ、凶器ボードを設置し、雪崩式ブレーンバスターを決める。のたうち回るナツコに舞華はみちドラ。ナツコが返すと、舞華はリストクラッチ。こらえたナツコがミスト噴射。舞華が返すと、ナツコはテーブルに寝かせてダイビングボディープレス。机は真っ二つも、カウントは2どまり。フィニッシュを宣言しナツコがデスバレーボム。15分経過。ナツコがエルボースマッシュ。舞華がエルボーから旋回式みちドラ。コーナーに追い込むとイス、ハリセン、凶器ボードを重ね、ラダーを設置。舞華はナツコをラダーの上にもっていき雪崩式ブレーンバスターを狙う。ナツコがヘッドバット、一斗缶で殴打し、凶器の上にパワーボムで叩きつける。ギリギリで舞華が返すと、ナツコは凶器の上にデスバレーボム。これもギリギリで舞華が返す。ナツコは有刺鉄線を巻きつけコーナーからスワントーンボム。3カウントが入りナツコが勝利した。
ナツコ「スターダムではこんな見たくねえっていうヤツもいるかもしんねえけど、アタシはずっと、ずっとこうやってできる相手を捜し求めてたんだよ! 舞華、いまどんな気持ちだよ。私はいままでオマエにさんざん負けてきて、そりゃーそりゃ悔しかったよ!! この闘いではゼッテーにテメーには負けねぇ!」

「スターダムってすごくクリーンで、顔がウリで、かわいい、グッズが売れるヤツらがもてはやされてるかもしんねえし、客も今日みたいな…ウチと舞華の、ホントに死闘だよ。正直、途中で死んでもいいって思った。それくらいアイツをブッ潰したかったんだよ。そういう気持ちでやるようなこういう試合、見たくねえってヤツももしかしたらいるかもしんねえけど、そんなヤツ見に来てくれなくて構わねえわ。自分だけが信じる本物のプロレス?とかいうヤツ、見に行けばいいよ。私がこの団体にいる限り、こういう試合、やってくんだよ。ヒールっていう文化を私はずっと守り続けていくんだよ。以上だ!」

「(倒れ込み)ナツコ、なんて言ったかあんま聞こえなかったけど、こんな痛いことできる相手探してたって? テメエのライバルになったつもりはねえ。こんなんじゃ終わらないから…もっと…」