10月29日(木)、スターダムが後楽園ホール大会開始前に記者会見を開き、フリー参戦していた朱里が11月1日付でスターダムに入団、所属選手となることが発表された。会見には朱里とロッシー小川エグゼクティブプロデューサーが出席した。
小川「11月1日付で朱里選手がスターダムの所属として入団いたしますので、今日はその発表会見をおこないます」
朱里「ハイ、11月1日からスターダム所属になります朱里です。スターダムに所属して一番輝く選手を目指して頑張っていきたいと思います。そして、赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)を必ず自分の腰に巻きたいと思います。よろしくお願いします」
――11月1日付けということは、今日(10・28)の試合はまだフリー、所属としてではない?
小川「契約上はね。まあでも所属みたいなもんです」
――11月1日以降はほかの団体には出場しない?
朱里「そうですね。ハイ。こないだ26日に最後の他団体さん、waveさんに出させていただいて、すごい温かく見送っていただいて、スターダムで頑張ってきなっていう、温かく言っていただいたので本当にここのリングで輝いてその姿をほかの団体さんに見せたいなと思ってます」
――入団を決意した決め手は?
朱里「1月からスターダムに参戦させていただいて、本当にいい選手がたくさんいて、輝いている団体だなと思いまして、交わってこなかった団体で、すごく自分の中で刺激的な部分がたくさんあって、ここのリングで自分が輝きたいという思いが強くなったのと、赤いベルトを自分が巻きたい、そういう思いがあって、いろいろ考えた結果、入団を決意しました」
――赤いベルトはフリーではなく所属選手として巻きたくなった?
朱里「そうですね。10月3日に岩谷選手と対戦をして、そのくらいの覚悟がないと、あの赤いベルトを巻けないっていうふうに試合をして自分の中で思ったんですよ。なので、入団をして、その覚悟を持ってこのリングで輝いて、あの赤いベルトを狙っていくつもりです」
小川「彼女はいままでプロレス以外のことでキックボクシングとかMMAで実績は作ってきたんですけど、実はプロレスですごく輝かしいものはあまりなかったと思うんですよ。だからここでね、彼女がスターダムというリングですごい実績を作って本当にモノが違う女、世界に通じる女になってほしいです、本当の意味で。ある意味王道になってほしいと思います」
――朱里はプロレスでそういう(大きな)実績を作って来れなかったという気持ちがあるのか?
「CMLLのタイトル(CMLL世界女子王座)は取ったりして、UFCに上がっている時期、1回そのプロレスから離れていて、復帰してスターダムの3人のベルト(アーティスト・オブ・スターダム王座)は巻いたんですけど、それ以降のベルトを巻くということはできていないので、やっぱりこのリングで赤いベルトを巻くというのは本当に3つで輝いたことになると思うので、それを目指していきたいと思います」
――キャリアからすると今後、下の選手を指導していくことはある? 過去には花月がそういう立場だったが。
朱里「入団を決意して、やっぱり自分が選手として輝きたいという気持ちがまだまだ自分の中ではあるので、自分が輝くためにここのリングでやっていきたいと思います」
――現時点の気持ちではプレーヤーが最優先。
朱里「そうですね。今後そういう気持ちになる可能性はあるとは思うんですけど、いまの時点ではやっぱり自分はプレーヤーとして頑張りたいという気持ちが一番あります」