新人の鉄(はがね)アキラがデビュー戦。アキラは新潟県柏崎市出身の24歳。身長157センチ、体重54キロ。試合前の公開スパーリングをともにおこなってきた姫ゆりあは、翌日の同所で舞華を相手にデビュー戦をおこなう。2人がデビューするスターダムで先陣を切るのがアキラ。相手はワールド・オブ・スターダム王座次期挑戦者でもある鈴季すずだ。厳しい闘いは必至のなかで、アキラがどこまで食い下がるか。
デビュー戦のアキラが、リング中央でファイティングポーズを決めて四方に礼。アキラが握手を求めると鈴木は払い除けて応じず。ゴングが鳴るとアキラが突っかかるが、鈴季がコーナーに追い詰めヘアーホイップ。アキラが「なめんな!」とやり返そうとするが、「なめんじゃねえぞ!」と鈴季がサッカーボールキック、ロープに固定しリング下から蹴り上げる。アキラが返すと。鈴季は逆エビ固め。すぐにアキラがロープに逃れる。アキラが「なめんな!」とエルボー連打、鈴季は仁王立ちで受けて立ち、「きかねえよ」と張り手。鈴季は「やり返してこい」と挑発し、向かってくるアキラにドロップキック。アキラが返してエルボー連打。アキラが反転させずにエルボー連打を継続。鈴季がコーナーに振ると、アキラが突進をかわしドロップキック連打。アキラはラリアットをかわして、もう一発。アキラは予告してボディースラムの構え。鈴季が切り返すが、アキラがボディースラムで投げ切りカバーの連続。アキラが「投げるぞ!」と予告するが、鈴季がエルボーで吹っ飛ばす。鈴季が串刺しエルボー、串刺しニー。アキラが返すと、鈴季は逆エビ固め。アキラがエスケープしようとするが鈴季が中央に戻して逆片エビ固め。アキラがなんとかロープに到達し、5分経過。鈴季がバックを取り引き起こすと、アキラが丸め込む。鈴季のエルボーをブロックし、アキラがスープレックスホールド。鈴季が返すと突進を止めて叩きつける。返したアキラに鈴季が狙いすましてバズソーキック。2発目をかわしたアキラだが、鈴季がもう一発。返したアキラに鈴季はテキーラショットを決める。アキラが返せず、鈴季が3カウントを奪ってみせた。
鈴季「おい、アキラ。どうだ? プロレスラーになった気持ちは? うれしい?悔しい? 勝ちたかった? 言葉でしゃべらなくても、私はオマエの、その目を見ればわかる。オマエ、いいレスラーだよ。私の血の気を騒がせてくれたいいレスラーだよ。自信もってこれからも頑張れよ」