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MATCH REPORTS
2025.03.01

『NEW BLOOD 19』

NEW BLOOD選手権試合20分1本勝負

第4代チャンピオンチーム

VS

挑戦者チーム

121

月山和香:ダイビングサンセットフリップ→片エビ固め

※第4代王者が初防衛に成功。

MATCH REPORT

月山和香&HANAKO組がNEW BLOODタッグ王座初防衛戦。対するは他団体ディアナのななみ&Himiko組だ。前回のNEW BLOOD18で挑戦希望者が続出。そのなかで最初のチャンスを選んだのがゴッズアイのななみと、52歳にしてキャリア3年、NBでチャンスをつかんだHimiko。異色のチームを相手に王者チームがどんな闘いを披露するか。この試合の勝者に、今大会のトーナメント優勝チームが次回のタイトル戦で挑戦することとなる。

Himikoが「お願いします」と握手を求め全員がクリーンに握手。試合はHANAKOとHimikoが先発。Himikoがエルボー連打、HANAKOが反転してやり返すとHimikoが元に戻す。月山が入り、HANAKOと合体のヒップドロップ。HANAKOがHimikoをコーナーに追い込みストンピング連打、首筋を踏みつけていく。HANAKOは中央に戻して逆エビ固めギブアップを迫る。しかし、Himikoがロープに到達し丸め込み、アームホイップをHANAKOがこらえてボディースラム。突進をかわしてHimikoがドロップキック。ななみがHANAKOとショルダーをぶつけ合う。ななみは「HANAKOオマエがこい」と走らせ、さらにショルダーをぶつけ合う。ななみが打ち勝ち、串刺しエルボーアタック。HANAKOが串刺しボディーアタックからショルダータックルのお返し。HANAKOはななみを引き起こしアルゼンチン狙い。ななみが切り返してエルボー連打。HANAKOがラリアットも、ななみがかわしてスリーパー。Himikoが月山のカットを阻止。しかし、HANAKOの足がロープに届く。ななみはHANAKOをロープに固定し背後からボディーアタック。返されるとコーナーに上がる。HANAKOが立ち上がるが、ななみが上からスリーパー。HANAKOがコーナーへのビッグブーツからブレーンバスター。月山がななみにクロスボディー、ヒップドロップからカバーの連続。極楽ドン狙いをななみがこらえる。月山の突進を止めて、ななみがノーザンライト。Himikoが月山に串刺しエルボー、ブルドッキングヘッドロック、変型腕十字でギブアップを迫る。しかし、HANAKOがカットする。Himikoはダブルアームの構え。月山がかわしてドロップキック。月山はロープに固定しヒップアタック連打。Himikoが返してエルボー。築山もやり返し、エルボーの応酬。Himikoが「コノヤロー!」とエルボー、月山の連打を胸を突き出し受けて立つ。月山をかいくぐると滞空時間の長いバックドロップ。ななみのボディープレスからHimikoがギロチンドロップ。しかしHANAKOがカット成功。Himikoが月山にダブルアームの体勢。月山がこらえて極楽ドンで叩きつける。10分経過。ななみがカット。月山がスープレックス狙いもななみがショルダータックルで阻止してHimikoがダブルアーム式フェースバスター。しかし、HANAKOのカットが間に合う。HimikoとななみにHANAKOがドロップキック。月山がコーナーからHimikoへミサイルキック。Himikoが肩を上げると、月山とHANAKOが合体プレス、月山がコーナーからサンセットフリップ。Himikoが返せず、月山組の防衛となった。

月山「渋谷のみなさん、こんにちは! NEW BLOODタッグベルト、HANAKOちゃんと月山和香で初防衛しました! 私たちの初防衛の相手がHimikoとななみでよかったです。ありがとう!」

HANAKO「ななみ、アンタと久々にぶつかり合えてメッチャ楽しかったわあ! こんなもんで満足できへんわ。なあ、もっとぶつかり合おうや」

ななみ「もちろんだよ。マジ、オマエデカいわ。倒すのに一苦労だわ。また次HANAKOと闘うことがあったら私は、HANAKOから3カウントを取るので、忘れないでね」

Himikoがマイクを取るが、水森とさくらが現われる。

水森「HANAKO、月山、防衛おめでとー!」

さくら「HANAKO! 約束通りパートナー決めて、ここまで勝ち上がってきたで。っていうかさ、NEW BLOODの象徴、NEW BLOODタッグベルト巻いてんのに、全然盛り上がってへんやん。全然輝いてへんやん。NEW BLOODの顔になって引っ張っていく覚悟、アンタらにあるん? 私たちには、その覚悟あります。私たちがNEW BLOODの顔になって、NEW BLOODの全会場を超満員にして、もっともっと盛り上げていって、私たちがスターダムの次世代エースになります!」

HANAKO「おい、さくら。アンタ、最近調子ええなあって思っとったけど、そんなもんかよ。そんな薄っぺらい覚悟で、このベルト巻けると思ってんのかあ? そんな覚悟でNEW BLOOD盛り上げるなんて、オマエもしょうもない人間だったなあ。私に勝ってからモノを言え」

Himiko「ちょちょちょ、いいですか。しゃべってる途中だったので。いくつになっても青春できるんだよ。わかりますか? スタートなんて関係ない! 女子プロレス界を盛り上げていこうぜー!」

月山「よっしゃ、NEW BLOOD盛り上げいこうぜー! ということで、今日リングに上がったみなさん、リングに上がってきてください! 本日NEW BLOOD19渋谷大会 誠にありがとうございます。次回NEW BLOOD記念すべき20回となります。みんなきてくれるかな。若さを信じて明日に輝け、NEW BLOODナインティーン!」

月山「NEW BLOOD19渋谷大会、私たちライス・オア・ブレッドがNEW BLOODタッグベルト防衛しました。初防衛。ディアナのななみ、Himikoということで。私はHimikoとは初対戦だったんですけど、今日すごい熱い気持ちになって、2人が初防衛の相手でよかったと思います。次の相手は、桜田門」

HANAKO「さくらと同期。でも私は、誰が来てもこのベルトを渡すつもりはないし、このベルトとともに成長して、NEW BLOOD、ウチらライス・オア・ブレッドで盛り上げていきます」

月山「次はNEW BLOOD20。記念すべき20回目の大会ということで、次も私たちがメインを締めたいと思います。それでは、いただきます!」

HANAKO「いただきます!」

月山とHANAKOが、おにぎりと食パンを頬張る。