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MATCH REPORTS
2025.12.29

JR東海 推し旅 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2025

Wonder of Stardom Championship Match

《Christ》

VS

《Challenger》

2034

小波:ファイナルランサー

※小波が初防衛に成功

MATCH REPORT

スターライト・キッドを破り6度目の挑戦でスターダムシングル初戴冠を果たした小波が初防衛戦。自身がフォールを奪われた壮麗亜美と飯田沙耶に次期挑戦者決定戦を課し、そこで勝利を手にした飯田が挑戦者となる。飯田はこれが白いベルト初挑戦。フューチャー・オブ・スターダム王座以来のシングル戴冠なるか? それとも小波が返り討ちにし、防衛ロードを継続させるか?
ロックアップでスタートし、小波が押し込もうとすると飯田がロープへ押し込む。飯田がヘッドロック、小波が振るが飯田がショルダータックルで吹っ飛ばす。小波がワキ固めから左腕を蹴り上げ、ミドルキック。小波は飯田をリング下に投げ捨て、場外戦へ。小波は飯田を客席へ投げつける。飯田は小波を鉄柱にぶつける。飯田が戻され、小波はアームブリーカー。飯田がエスケープも、小波が左腕を蹴り上げる。飯田が向かっていくが、小波が左腕にエルボー連打。飯田がエルボーと逆水平を連打。小波がワキ固め。飯田がブレーンバスター。飯田が逆水平連打。小波がかわして顔面をかきむしる。飯田がカウンターでショルダータックル、串刺しラリアット、飯田ロケット。小波が返すと、飯田はノーザン狙い。小波がこらえ、ぶら下がり腕十字。小波が腕ヘのフットスタンプ、フィッシャーマン。飯田が返すと、小波はミドルキック連打。飯田が逆水平連打、飯田は逆水平で応戦。小波が顔面をかきむしり突進も、ジャンピングチョップを食らう。10分経過。小波がジャーマン狙い、飯田が阻止してラリアット、小波がカウンターでハイキック。両者ダウン状態。エルボーの応酬から飯田が袈裟斬りチョップ。小波が飛びついて腕固め。飯田がエスケープすると、小波がジャーマン。飯田が返すと、小波が三角蹴り、ニーアタック。トライアングルランサー狙いを切り返して飯田がブレーンバスター狙い。小波が切り返してスリーパー。飯田が立ち上がり、振り回して再度バスターで叩きつける。コーナーの飯田に小波がデッドリードライブ、小波がコーナーに上がると飯田が雪崩式パワースラム。飯田はコーナーに上がり、ダイビングラリアット、ファイナルカット。返された飯田はフィニッシュを宣言してブレーンバスター狙い。こらえた小波のハイキックをかわして飯田がラリアット。飯田は串刺しラリアット、コーナーに乗せて達者でな!の構え。小波が切り返してトライアングルランサー。飯田が切り返してラリアット。飯田がラリアット、こらえる小波にもう一発。小波が返すと、飯田は垂直落下式ブレーンバスター。小波が返すと、飯田はサポーターを投げてラリアット、小波がかわしてスリーパー。中央にもっていき胴締めに。飯田がなんとかエスケープ。小波がジャーマン、テキーラサンライズ、トライアングルランサー。飯田が反転して押さえ込む。返されると飯田橋、小波が返すとハイキック。飯田がこらえてラリアット、小波がかわしてハイキック。20分経過。小波が顔面を蹴り上げ、ファイナルランサー。飯田がギブアップし、小波が勝利した。
小波「オイ、スターダム両国に集まってる、年末のよ、クソどもよ。オマエらの大嫌いな小波が初防衛したぞ。オイ、飯田、オマエの望んだ『正々堂々』とやらで私が勝ったけど、オマエはどんな気持ちなんだ?」
飯田「どんな気持ちかって、なんだろな…清々しいよ。コノヤロー! テメエの一番サイコパスな姿で闘えたこと、オレの糧になったよ。テメエよ、そっちにいないでこっちに来たらどうだよ」
小波が苦笑。飯田が握手を求めると、小波がその手を握る。しかし、すぐに小波が腕へのエルボースタンプを放つ。
小波「オイ、なに寝ぼけたこと言ってんだ、飯田。まあ、わからなくもないよ。私の関節技で眠たくなっちゃったんだな。帰れよ! オイ、とっとと帰れって言っただろ、負け犬が!」
吏南が登場。
吏南「まずは防衛、おめでとう。正直なことを言うと、小波がその白いベルトを巻いてイキイキ闘ってる姿とか、H.A.T.E.の他のメンバーがこの両国に向けて前哨戦、みんな輝いている姿とか、となりでずっと見てきて、スゲーなと思う半分、メチャクチャ悔しかった。なんかタイミングとか、自分の順番はまだとか、そんなカッコつけたこと思ってたけど、そんなこと言ってたら、一生そのベルト巻けそうにないなって思ったし、私、今日ここでチャンス掴んだから、次、その白いベルト、私に挑戦させてください。いや! 挑戦させろ、クソ姉貴!」
小波「お姉さんだろうが! まあいい。ここはお姉さんの広い心に免じて、吏南が今日勝ったことも今年どれだけ活躍してきてかも、私はとなりでずっと見てきた。だから次、吏南と試合をするとき、このベルトを懸けてやっても私はおもしろいと思うな」
小波が手を差し出すと、吏南が張って唾を吐きつける。
小波「オイ、2度目は許すけど、3度目はねーからな! まあ、いい。今日私はこのベルトを初防衛した。そしてどんなヤツが来ようが、どんなことをされようが、必ずこの先も、来年も防衛し続ける。スターダム、ジ・エンド!」

 

 

小波のコメント
「白いベルト初防衛、しかも年末のビッグマッチ両国で私が初防衛したぞ。それにしても、スターダムファンのオマエら大嫌いすぎないか? 3年前の両国は、私はスターダムを退団して、去年は朱里と秒殺で散々な目に遭って。まさかね、今年はこのベルトを持って、しかも防衛できる日が来るなんて、スターダム1年の間になにがあるかわからねえなあ。だからプロレスっておもしろいよな。スターダムファンのオマエらが私のこと大嫌いでも、私は来年もこのベルト防衛し続けるからな。オマエらが夢見てるスターダムは、ジ・エンドだ!」

飯田のコメント
「クソ…。コノヤロー。正々堂々真っ向勝負で、負けました。悔しいんだけどよお、悔しいんだけどなんかちょっと清々しいっていうか、アイツが小細工なしでアッシと闘ってきてくれたことがちょっと嬉しいと思っちまう。なんなんだろうな? でも…ああ…。白ってこんなに遠いんだ…。挑戦するのにも長かったのによ、ベルト巻くのにも全然時間が必要ってことを身に染みてわかりました。でもアッシは、あきらめません。もう、あきらめません。必ず、あの白いベルト、この腰に巻きます。たくさんの人との約束を絶対に果たします」