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2026/06/15
コラム

【伊藤リスペクト軍団特訓シリーズ第3弾】特別講師に新日本プロレスのエル・デスペラードを招聘!「入場で踊ってごらんなさいよ。絶対誰だって覚えているんです」

飛ぶ鳥を落とす勢いの伊藤リスペクト軍団(RG)に、今度は〝強力助っ人〟が登場だ。伊藤麻希&古沢稀杏&梨杏の伊藤RGは6月15日(月)、都内スタジオで練習を公開。6月20日(土)の「STARDOM THE CONVERSION 2026」(東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われる王者・壮麗亜美&妃南&レディ・Cとのアーティスト・オブ・スターダム選手権試合に向け、通算3度目となる特訓を敢行した。

後楽園大会から一夜明け、古沢と梨杏を呼び出した伊藤は開口一番「やはり我々は一度〝あの方〟とお会いして、心を一つにしたいと思っている。なので今回、オリジナル伊藤RGの大先輩アイドルをお呼びしました」と紹介したのが、特別講師として招聘した新日本プロレスのエル・デスペラードだ。

前夜は新日本の大阪城ホール大会でミスティコと対戦。伊藤の要請を受けて急遽、大阪から駆けつけたという。デスペラードを呼んだ理由を、伊藤は「表に立つ者の心構えを教えていただこうかと」と説明。一番の目的は振りつけ講師の役目だという。昨年7月に伊藤とデスペラードはタッグを結成。その試合の入場で2人は、伊藤リスペクト軍団のテーマソング「セツナイロ」に合わせた振りつけを披露した。今回は、古沢と梨杏への直接指導を依頼した形だ。

さっそく伊藤RGの特訓シリーズでは恒例となった座学からスタート。伊藤が常々口にする「プロレスは入場が10割」の真髄を、デスペラードは自分なりにかみ砕いた解釈をレクチャーした。

「基本なくして応用なしと一緒でして、お客さんはプロレスを見に来ている。面白いプロレスはいっぱい並んでいる。1日5試合から多い大会だと10試合並んでいるじゃないですか。全試合覚えていますか? 無理ですよね。そこで記憶に残る行動って何かというと、すごい技って意外といっぱい出るんですよ。でも入場で踊ってごらんなさいよ。絶対誰だって覚えているんです」と力説した。

伊藤も「そうなんです! プロレスはプロレス以外のことが記憶に残るんです!」と同意する。

さらにデスペラードの熱い講義は続く。「恥ずかしがって適当にやっていると、誰も幸せにならない最悪の結果になる。技の練習、試合の練習は自分でやってください。それ以上に自分一人でできる練習で個性を伸ばした方が、僕は人の記憶に残ると思います。前提として試合が面白いからというのがないといけないから、どっちの練習もしなきゃいけない」

まるで受験本番前の冬期講習に参加した予備校生のように真剣なまなざしで耳をかたむける古沢と梨杏に向け、デスペラードは「入場10割というチームにいるのはプロレスが面白いのは当たり前というハードルがすごく高いので、頑張ってください」と励まし、伊藤RGの3人は目を輝かせて拍手した。

続けて4人は振り付けの練習を開始。伊藤は「セツナイロ、彼は100%踊れます。今日は彼のパートをみなさんに覚えていただこうと思っています。では教えてください」と依頼したが、ここで問題が…。実は昨年7月のとき、デスペラードは誤ったパートを覚えて会場入りしたという。

そのため同じ大会に出場したアンドレザ・ジャイアントパンダと同じ控室で動画を見ながら覚え、ほぼ即興で披露したとか。今回は伊藤からの要請を受け、大阪から帰京する新幹線の中でYouTubeを見ながら復習したそうだ。

デスペラードが「1年前ですよ。抜けてるに決まってるじゃないですか!」と弁明するが、伊藤は「あなたはアイドルでしょ? アイドルが簡単に曲の振りを忘れたなんて言っていいことがあるんですか? ダメでしょ!」と説教。

さすがのデスペラードも「すみません。また一から教えていただくことは可能でしょうか?」と謝罪し、あきれた表情の伊藤は「お前、いったい何しに来たんだ…?」と頭を抱えるしかなかった。

結局、伊藤指導のもと、「セツナイロ」の曲をかけながら振りつけの特訓がスタート。すると伊藤自身も久々だったため、間違えてしまう場面もあった。

しかも、ダンスが続くにつれて次第に伊藤の表情が険しくなっている。どうらや梨杏の動きに納得がいかない様子で「ねえ、やる気ある? 大丈夫?」と問いただす場面が続いた。

その後もチラチラ目をやっていたが、ついに堪忍袋の緒が切れた。突然曲をストップ。「梨杏は何なの? 動画送ったよね? 見てきた? 何で振りが全然入ってないの?」と詰問した。

だが、梨杏は「ちゃんと見ました! 私だってちゃんと見ましたけど、ダンスが踊れるわけじゃないし。昨日送られてきて、急に踊れないですよ!」と言い返す。

こんなやり取りが続き、ついに梨杏がプッツン。「今日は帰ります」と赤いハチマチを取り外して稽古場を後にした。

伊藤は「逃げるの? 今週末だよ?」と声をかけるが、梨杏は無視して控室へ。以前の特訓シリーズでもこんなシーンがあった記憶があるが、まあ仕方ない。公開練習はいったん休止になり、集まった報道陣も困惑の表情だ。

デスペラードは「せっかく来て練習しているわけだし、すぐうまくできるとは限らないじゃん」となだめるが、伊藤は収まらない。「でも、デスペさんは新幹線の中でも覚えてきた。どんなに仕事が忙しくても言い訳をしていない。プロとして当たり前なんじゃないでしょうか。私は梨杏ちゃんのこれからを買って呼んだ。だから現状に満足しないでほしいんですよ」と主張する。

それでもデスペラードは「これからタイトルにトライするんでしょ? これで崩れちゃったらもったいないから」と必死に説得し、ようやく伊藤も「そうか。私が言い過ぎたのか」と折れた。

「我々みたいに昭和じゃないから」とデスペラードが指摘するや、伊藤は「私は平成だから!」と、そこだけは強く強調した。

控室にはすっかりイジけモードの梨杏の姿があった。さっきとは打って変わって伊藤は「ゴメン、ちょっと言い過ぎたよ。最近入ったばかりだから、このやり方になじめてないんだよね」「私は梨杏ちゃんのこれからにすごく期待しているんだよ。だから現状に満足してほしくないんだよ」などと優しく声をかける。

すると梨杏の表情にも変化が。「私も伊藤RGに入って、ちゃんとみんなと一緒にプロレスがしたいと思いました。なので入場曲もちゃんと踊れるようになりたいです」と前向きに口にし、お互いに「すみませんでした」と仲直りした。

雨降って地固まるとは、まさにこのことだ。伊藤は「難しんですけど、慣れちゃえば全然大丈夫なので。適当に踊れば大丈夫です、良く見えます。顔ですね、やっぱり。自分はできているという顔。ダンスは顔が10割だから」と声をかけ、4人は練習を再開。すると見違えるような動きで振りつけをこなした。

梨杏もリズミカルなダンスを披露。「そうそう」「ここは自由です」「ハイ、ハイ、ハイ」と伊藤の声にも張りがある。

一通りの稽古を終え、満足そうな表情を浮かべた伊藤は「素晴らしい! できるようになった! まだまだおのおの伸ばせるところはありますが、いいと思います。あとは自主練で。6月20日、必ずベルトを取りましょう。超真面目軍団ドリームトレイン(壮麗&妃南&レディ)に私たちのプロレスが一番面白いと見せつけましょう!」と大号令を発した。

デスペラードには代々木決戦でのセコンドを要請したが、当日は新日本プロレス君津大会があるためかなわず。それでも「魂を飛ばします」と約束してくれた。

最後は4人で「6月20日必ずベルトを取るぞ! 伊藤リスペクト軍団、フォーエバー!」で締めくくった。