2024/07/12 INFO

観戦規約

スターダムでは、来場者の皆様が安全、快適、かつ平穏に試合を観戦し、イベントに参加でき、大会及びイベントが円滑に行われる環境を確保するために、この度観戦規約を制定いたしました。
この観戦規約は、すべてのスターダムの大会及びイベントに適用されますので、ご確認いただき、同意いただいた上でチケットにお申し込みいただき、ご来場いただけますよう、お願い申し上げます。

2024年7月
株式会社スターダム

観戦規約

第1条(目的)

この観戦規約(以下「本規約」といいます。)は、株式会社スターダム(以下「当社」といいます。)及び当社から大会又はイベント開催の許諾を受けた者(以下当社と併せて「主催者」といいます。)の主催する、女子プロレス団体「スターダム」(以下「スターダム」といいます。)の大会及び試合の観戦並びにイベントの参加に関する事項を定め、円滑な大会及びイベント進行と、観客の安全、快適かつ平穏な観戦環境を確保することを目的とします。

第2条(定義)
本規約において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるとおりとします。
(1)「試合」とは、プロレスリング等の試合をいいます。
(2)「大会」とは、スターダムの試合によって構成された、プロレスリングの興行をいいます。
(3)「イベント」とは、スターダムのサイン会、握手会、撮影会、トークイベント、その他主催者が選手とファンの交流を目的として行う、大会以外の一切の催しをいいます。
(4)「選手」とは、スターダムの試合に出場し、イベントに参加し、又は大会若しくは試合の進行に関わるプロレスラーをいいます。
(5)「会場」とは、大会、試合又はイベントの行われる施設をいいます。

(6)「チケット」とは、主催者又は主催者からの委託を受けた者が発行した、スターダムの大会、試合若しくはイベントの行われる会場への入場又はイベントへの参加のための券をいいます。
(7)「スタッフ」とは、主催者との契約に基づき、主催者のために大会、試合又はイベントの運営を行い又は補助する一切の者をいい、主催者の役職員、アルバイト、選手、レフェリー、トレーナー、会場の関係者、警備員を含みますがこれらに限られません。

(8)「観客」とは、会場において、大会又は試合を観戦し又は観戦しようとする者並びにイベントに参加し又は参加しようとする者をいいます。

第3条(本規約等の同意)
1 観客は、本規約に全て同意した上で大会又はイベントのチケットを購入するものとします。大会又はイベントのチケットを取得し、大会又はイベントに来場する観客は、本規約に同意いただいたものとみなされます。
2 観客は、選手、他の観客、主催者又はスタッフを常に尊重し、いかなる場合であっても、暴力、暴言(選手の人格を否定する発言又は卑猥な発言、著しく下品なフィンガーサインを含みます。以下同様とします。)、付きまとい、誹謗中傷、差別行為(性別・性的指向・性自認、人種、国籍、障害の有無、肌の色その他の身体的特徴、年齢、言語、出自等に関する差別を含みます。以下同様とします。)、ファンサービスの強要、身体的接触、性的目的での画像又は動画の撮影・投稿、その他のハラスメント行為を行ってはならないことに同意します。スターダムは、これらの行為を絶対に許容しません。

第4条(契約の成立)
1 大会若しくは試合の観戦契約、又はイベントの参加契約は、観客がチケットを取得したとき、観客と主催者との間で本規約に基づき成立するものとします。
2 チケットを有する者は、チケットの定めに従い、本規約及び主催者が定める条件に基づき、会場内の指定された座席又は場所において、大会若しくは試合を観戦し又はイベントに参加することができます。
3 観客は、会場への入場に際し、主催者所定の方法により、チケットを提示した上で確認を受けるものとします。また、観客は入場後においても会場を退出するまでの間、チケットを保持し、スタッフの求めがある場合、いつでもこれを提示するものとします。
4 主催者は、主催者の責に帰すべき事由により大会又はイベントの全部が行われなかった場合又は主催者が特に認めた場合に限り、利用者に対してチケットの返金を行うものとします。

第5条(入場拒否事由)
主催者は、以下の各号に該当する観客については、会場への入場を拒否することができます。この場合、主催者は、当該観客に対しチケット代金の返還を行わないことができます。
(1)暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団その他これらに準ずる者(以下、総称して「反社会的勢力」といいます。)
(2)反社会的勢力に対し、資金その他の便益を提供し又は社会的に相当と認められない関係を有する者

(3)不正転売(特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律第2条第4項の「特定興行入場券の不正転売」と同義とし、以下同様とします。)その他の違法又は不当な目的又は手段によりチケットを取得した者

(4)過去に本規約に反する行為を行った者、又は主催者から退場措置(第10条に定義します。)を受けた者

(5) 選手、他の観客、主催者又はスタッフに対して迷惑行為(暴力、暴言、付きまとい、誹謗中傷、差別行為、ファンサービスの強要、身体的接触、性的目的での画像又は動画の撮影・投稿、その他のハラスメント行為を含みますがこれらに限られません。)を行った者又は行おうとする者
(6)泥酔又は酩酊状態にある者
(7)持込禁止物(第7条に定義します。)を持ち込もうとする者
(8)大会、試合又はイベントの円滑な運営を妨げ又は妨げようとする者
(9)殊更に他の観客を威圧する身なり、又は過度に露出度の高い服装の者
(10)明らかに体調が優れず、又は空気感染のおそれのある感染症に罹患しているおそれのある者
(11)公序良俗に反する行為又は違法行為を行った者又は行おうとする者
(12)前各号の他、入場を認めるべきでない相当の理由があると主催者が判断した者

第6条(転売等の禁止)
1 主催者からチケットを購入又は入手した者は、第三者に対し、チケットの不正転売を行ってはなりません。
2 主催者は、チケットの不正転売に伴う観客間又は観客と第三者間のトラブルに関し、一切責任を負いません。

第7条(持込禁止物)
1 観客は、会場に以下の物を持ち込んではなりません。ただし、主催者又は会場管理規則により明示的に許容されている場合はこの限りではありません。

(1)銃砲刀剣類、警棒・こん棒、スタンガン、スプレー類、花火・爆発物、爆竹、劇薬物、その他の危険物又は一般的に凶器となり得る物
(2)ビン・缶類、アルコール類、アイスボックス
(3)違法な薬物
(4)悪臭を放ち、大音量若しくは光線を発し、他の観客の視界を遮り、又はその他の態様で、大会、試合若しくはイベントの円滑な運営又は他の観客の安全かつ快適な観戦・参加を妨げるおそれのある物

(5)ペットその他の動物(身体障害者補助犬その他の一般に認められているサービスアニマルを除きます)

(6)主催者又はスターダムとは無関係の特定の企業、政党、宗教、思想等を殊更に想起させ、又は広告するもの
(7)その他主催者又は会場管理者が別途指定し、又は大会、試合若しくはイベントの円滑な運営を妨げるおそれのある物
2 主催者は、観客に対し、随時手荷物検査及び身体検査を行うことができるものとします。
3 主催者は、観客に対し、持込禁止物の破棄、没収、一時預かりを行うことができるものとします。


第8条(入場及び退場)
1 観客は、主催者が定めた時刻から会場に入場することができ、大会又はイベントが終了したときは、スタッフの指示に従い、速やかに会場から退場するものとします。
2 観客は、会場内においては常に主催者又はスタッフによる指示又は注意事項を遵守しなければなりません。
3 観客は、会場周辺において、近隣の住民等の第三者の迷惑になる行為を行ってはなりません。

第9条(観戦時の同意事項)
観客は、大会又は試合の観戦に際し、以下の各項に定める事項に予め同意したものとみなされます。
1 会場内及び会場の敷地内において、主催者又は主催者が指定した者が、観客個人の肖像や観客が持ち込んだ物等を含む映像、写真等を撮影すること。
2 前項で撮影した映像、写真等が、以下の用途で利用される場合があること。
(1)試合、大会又はイベントの中継(テレビ放送、インターネットによる配信を含みますがこれらに限られません。)
(2)会場内に設置されるモニターへの投影
(3)主催者による主催者公式メディア(SNSを含む。)での公開等
(4)主催者又は主催者が認めたメディア等による報道
(5)主催者又は主催者が指定した者による映像作品や、映像配信サービスの製作及び販売
(6)その他前各号に関連する用途

第10条(禁止行為)
1 観客は、主催者の許可を得ることなく、会場において以下の行為を行ってはなりません。

(1)チケットにより指定された座席又はスペース以外の場所を占拠する行為
(2)悪臭を放ち、大音量若しくは光線を発し、他の観客の視界を遮り又はその他の態様で、他の観客の安全かつ快適な観戦・参加を妨害し又は大会、試合若しくはイベントの運営を妨げるおそれのある行為
(3)主催者又は会場が管理する施設及び物品の毀損行為

(4)主催者又はスターダムとは無関係の特定の企業、政党、宗教、思想等を殊更に想起させ、又は広告若しくは勧誘する行為

(5)選手、他の観客、主催者又はスタッフに対する迷惑行為(暴力、暴言、付きまとい、誹謗中傷、差別行為、ファンサービスの強要、身体的接触、性的目的での画像又は動画の撮影・投稿、その他のハラスメント行為を含みますがこれらに限られません)
(6)リング・花道等への侵入、試合への乱入、物品の投げ入れ、その他の大会、試合又はイベントへの介入行為
(7)待機列への割込み又は立入禁止箇所への侵入行為

(8)録音、動画の撮影又は配信行為(ただし、主催者が明示的に許容した場合を除きます。)
(9)フラッシュ・固定スタンド等を用いた写真撮影行為、又は商用・販売目的による写真撮影行為
(10)主催者又は会場管理者の定める、本規約、会場管理に関する規則又はその他の規則等に違反する行為

(11)殊更に他の観客を威圧する身なり又は過度に露出度の高い服で観戦する行為
(12)選手の入待ち、出待ち行為
(13)楽器、横断幕又はこれに類する物を使用した応援行為
(14)第三者の権利を侵害し又はその恐れのある行為
(15)公序良俗に反する行為又は違法行為
(16)前各号のほか、大会、試合若しくはイベントの円滑な進行又は他の観客の観戦・参加を妨げ、又はスタッフの指示に反する行為

2 スタッフは、観客が前項各号の行為を行ったと判断した場合、観客に対し身分証明書の提示、所持物の開披、撮影内容の確認その他の合理的な要請を行うことができ、観客はこれに従わなければなりません。

第11条(退場措置)
主催者は、以下の各号のいずれかに該当する観客について、会場から退場させることができます。この場合、主催者は、当該観客に対しチケット代金の返還を行わないことができます。
(1)第5条各号に定める事由に該当する者
(2)第7条第1項の持込禁止物を会場内に持ち込んだ者又は同第2項及び第3項に定める措置を拒否した者
(3)第10条第1項各号の禁止行為に違反した者又は同第2項に定める要請を拒否した者
(4)主催者又はスタッフによる指示を遵守しない者

(5)その他本規約に違反した者
(6)前各号に準じる事由があると主催者が判断した者

第12条(損害賠償)
観客は、本規約に反して、選手、他の観客、主催者又はスタッフに対して損害を与えた場合、これを賠償する責任を負うものとする。

第13条(責任の制限)
1 主催者は、本大会に関して、観客が被った損害については、主催者の責めに帰すべき事由がない限り責任を負わないものとします。主催者は安全な大会・イベント運営のために商業上合理的な努力を行いますが、観客同士のトラブル、紛争は、原則として当該観客間で解決するものとします。
2 前項において、主催者が負担する損害賠償の範囲は、観客が直接かつ現実に被った通常の範囲の損害に限定されるものとし、逸失利益その他の間接損害及び特別損害は含まれないものとします。ただし、主催者の故意又は重過失行為による損害についてはこの限りではありません。
3 観客は、試合の観戦に関して、常に試合展開を注視し、選手同士の場外乱闘等により損害を被ることのないよう、選手又はスタッフの指示に従い、充分注意を払わなければなりません。観客が選手又はスタッフの指示に従わなかったことにより損害を被った場合、前項の規定を準用します。

第14条(分離可能性)
本規約の一部が裁判所によって違法又は無効と判断された場合でも、本規約の残りの部分は有効に存続するものとします。

第15条(準拠法・管轄)
1 本規約は日本法に準拠し、これに従って解釈されるものとします。
2 本規約に関する観客と主催者との間の紛争については、東京地方裁判所をもって、第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第16条(効力)
1 本規約は、2024年(令和6年)7月12日に効力を発するものとします。
2 本規約は当社において改訂することがあります。当社は、改定後の本規約を効力発生日の相当期間前までにウェブサイト等で周知するものとします。

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