Jpn
羽南＆飯田沙耶＆なつぽい＆安納サオリ＆スターライト・キッド＆ＡＺＭ組vs刀羅ナツコ＆上谷沙弥＆渡辺桃＆小波＆琉悪夏＆フキゲンです★組による12人タッグマッチ。ＳＴＡＲＳ、コズミックエンジェルズ、ネオジェネシスが連合軍を組み、Ｈ.Ａ.Ｔ.Ｅ.と対戦する図式である。そしてこの試合は、タイトルマッチに向けての前哨戦。上谷となつぽいが７・21札幌に決定したワールド・オブ・スターダム王座戦、羽南＆飯田組のゴッデス王座にはナツコ＆琉悪夏組が名乗りを挙げている。また、キッドが安納をワンダー・オブ・スターダム王座防衛戦の相手に安納を希望しているのだが、色よい返事を得られていない状況。そして、キッド＆ＡＺＭ（＆天咲光由）はこの日、小波＆吏南＆フキゲン組とのアーティスト・オブ・スターダム王座防衛戦を控えていたが、吏南の欠場からカード変更となった。今大会でのアーティスト戦こそ流れてしまったものの、吏南が復帰してからあらためて組まれるのは間違いない。キッド＆ＡＺＭ、小波＆フキゲンには来るべき日に向けての闘いにもなる。
コールが終わってからなつぽいが上谷と視殺戦。ＡＺＭとフキゲンが先発し、フキゲンがポーズ。ＡＺＭがロープワークにもっていくと、丸め込みの応酬。フキゲンの串刺し攻撃にＡＺＭが足を出していく。ブレーンバスター狙いを切り返して反対にＡＺＭが決める。安納がフキゲンにビッグブーツ。安納が走るとリング下から足を引かれ場外戦に突入。リング上は安納と桃。桃が安納の顔面を踏みつけると、サッカーボールキック。ナツコが安納に水を噴射、自軍コーナーに追い込み頭部を殴りまくるとブレーンバスター。さらにヘアーホイップでマットに叩きつける。桃もヘアーホイップでつづき、キッドとＡＺＭもコーナーに追い込んで踏みつける。止めに入ったレフェリーに小波は「うるせえクソジジイ！」と吏南オマージュ。小波と桃が串刺し攻撃も、安納がかわしてミサイルキック。安納が小波に延髄斬り。キッドが６１９からコルバタ。ナツコと上谷が乱入も、キッドがまとめてコルバタで排除する。キッドは小波にその場跳びムーンサルト。小波が返すと、コーナーのキッドとエルボーを打ち合う。小波がキッドを落とすが、キッドが雪崩式アームホイップ。フィッシャーマンを切り返して小波がブレーンバスター、フキゲンがセントーン、小波がＰＫ。琉悪夏がキッドに串刺しラリアット、ショルダータックル。キッドがボディーアタックを琉悪夏に放つ。羽南が琉悪夏の背後からニーアタック、エルボースマッシュ。琉悪夏が返すと、飯田がカット。しかし、琉悪夏が合体をかわしてナツコとダブルでボディープレス。琉悪夏がフェースロックを決めるが全員がカット。ナツコと琉悪夏がラリアットの競演で飯田と羽南を攻め込む。両サイドのコーナーからダイブし、琉悪夏が羽南をカバー。羽南が返すと、琉悪夏のネックハンギングをかわして丸め込む。羽南と飯田がダイブのお返し、ドロップキックとフェイマサーで競演。上谷となつぽいがリングイン。エルボーの応酬。なつぽいが連打すると、上谷が張り手。なつぽいも張り返すと、上谷が笑みを浮かべて張り手の応酬にもっていく。
上谷が突進すると、なつぽいがドロップキックを連打。なつぽいが上谷に串刺しで突進。上谷がかわすと、Ｈ.Ａ.Ｔ.Ｅ.が串刺し攻撃、上谷がビッグブーツ。上谷の突進をなつぽいがかわし、安納とドロップキックの競演。ＡＺＭとキッドが串刺しドロップキックを上谷に決める。飯田と羽南が上谷にサンドイッチエルボー。Ｈ.Ａ.Ｔ.Ｅ.が場外に出され、キッドとなつぽいが２方向からプランチャで飛ぶ。なつぽいが上谷にキックの連打。上谷が返すと、なつぽいはフェアリアルギフト投下。上谷がかわして桃と小波がキック、フキゲンと琉悪夏がセントーン、ナツコがボディープレス、上谷がスープレックス。なつぽいが返すと、上谷がスタークラッシャーの構え。なつぽいが切り返してフェアリーマジックで丸め込むがナツコがカット。飯田と羽南がナツコにドロップキック。キッドとＡＺＭをフキゲンと小波が排除。上谷がなつぽいにカウンターのニー、スピンキック。旋風脚。なつぽいがかわすと安納がミサイルキック。安納となつぽいで上谷を叩きつける。上谷が返すと、なつぽいがフェアリアルギフトを決める。会えて引き起こしてフェアリングリング。上谷が返せず、なつぽいが３カウントをゲットした。
なつぽい「（顔を覗き込んで）上谷…今日は泣いてないんだね。私がこのベルト、アンタから必ず奪う。そして、私がみんなを照らす光になる覚悟はできてる」
上谷「なんかオマエさあ、グチグチグチグチさあ、ホントつまんねえ女だよな！ ブース！ ブース！ ブース！」
琉悪夏「おい、wing☆gori、オマエらに今日言いたいことがある。このゴッデス戦は私のやりたい日にやる。７月24日、ここ後楽園ホールで決定だ」
H.A.T.E.が退場。
飯田「ワガママだなあ。おい、まあ、いいよ。受けて立つ。7・24ここ後楽園で、ゴッデス、しっかり防衛する。H.A.T.E.の好きなようにはさせない」
安納「キッド、こんなこじらせた私に毎日ラブコールありがとう。やっぱさ、いまだにキッドの逆指名の相手にふさわしいかふさわしくないかわからへん。でも、去年、ベルトをなくいたところでもう一度ベルトを巻きたい。キッド、闘おう」
安納が青い薔薇の花束を差し出すと、キッドが受け取る。
キッド「うーん、ありがとう！ ハハハハ。ベルト、落とした場所？ じゃあ、札幌で…（安納のアゴを上げて）いいかな？」
安納「（キッドのアゴを上げて）せやな」
ＡＺＭ「じゃあ私もしゃべらせてもらおうかなあ。まあ、ホントは今日メインイベントでアーティスト防衛してマイクしたかったところだけど、私は元気で生意気な吏南と、小波とフキゲンと闘いたいから。おい吏南、見てるか、オイ。オマエが帰ってくるまで防衛しないで待っててやるよ。だから早く治せよ。そしてそしてそして、おいボジラー！ オイいるんだろ、出て来いよ！」
ボジラが登場。
ＡＺＭ「マイク聞いたよ。ＳＴＲＯＮＧ（女子）、やりたいんだって？ いいよ、じゃあ…ノー（ベルトを触ろうとするボジラの手を払いのけて）、防衛戦、ここ後楽園ホールで、7月24日、やってやるよ」
ボジラ「ＡＺＭ、ネクストコーラクエンホール、ユーアンドミー、フォー・ザ・ニュージャパンストロングウイメンズチャンピオンシップ、イエスと言ったな！」
ＡＺＭ「いいよ。言いたいことはわかったよ。わかったがボジラ、スターダムなめんなよ」
なつぽい「なんか、すごく、目まぐるしくいろんな人が出てきましたけど、どんなことがあってもスターダムは必ず、私たちが、みんなを、光を照らします。絶対に負けない。今日はみんなで締めてもいいかな。みなさん、Ｓの字の準備をしてください。いきますよ。いまを信じて明日に輝け、We are スターダム！」
羽南「今日はベビー対H.A.T.E.。６人でいっぱい組んだけど。しかもこのゴッデスの防衛戦、決まりました。7月24日、後楽園で琉悪夏、刀羅ナツコと。強敵すぎるけど…でも、絶対守って５★ＳＴＡＲ ＧＰも始まるし。ゴッデスのチャンピオンでちゃんとシングルの成績も残していきたい」
飯田「はい。どっちもつないでいきましょう。明日に向かって」
羽南「暴れ羽ばたけ」
羽南＆飯田「ウィンゴリ、レッツゴー！」
なつぽい「今日はタッグとタッグとタッグが組み合わさって、異色だったけど、でもなんかしっくりきたな」
安納「私いても？」
なつぽい「アンタはいなくちゃ始まらないでしょうが。みんな同じ方向を向いてて、倒したいと思う敵が一つで、いまうちらがスターダムの光にならないと、スターダム、ダメでしょ。今日、上谷から取ったスリーはみんなの力を借りてだけど、すごく大きな一歩だと思う。私は絶対に負けないし、あきらめない。スターダムの光の道を突き進みたいと思います」
安納「やっぱさ、プロレスラーやなって思って。キッドから毎日ラブコール。で、本音の気持ちで安納サオリを倒したい。そんな気持ち聞いたらさ、芽生えてくるのは『倒してみろよ』って。そんな気持ちが出ちゃうよ。だから……こじらせてた。噛むぐらいこじらせてた」
なつぽい「知ってる」
安納「でもやっぱり倒されたくないし、負けたくない理由なんてない。あと、横にこんなたくましい相方いたらさ、刺激もらいまくりよ。北海道やろうよ。うちら去年闘ったもんね」
なつぽい「そうだね。うちらの大切なあの場所で、お互いに赤、白、必ず取ってこれからもスターダムのど真ん中走ろう」
安納「おう」
安納がなつぽいの手を握る。
なつぽい「なんか、キザなことするよね。ばいぽーい」
Anno: "Eu não sou"
キッド「今日は本来ならばメインイベントでアーティスト・オブ・スターダムの防衛戦をやる予定だったんですけど、吏南が急きょ欠場になってしまって。これは延期という形でいいんですかね？」
ＡＺＭ「そうだね。やっぱりあのメンバーでやりたいしね」
キッド「そうだね。小波もあのメンバーでやることに意味がある的なことをいってたし、うちらも次H.A.T.E.とやるなら、あの３人としかやりたくないかなって思うんで、楽しみに待っててください。待っててやるから、吏南。そしてそしてシングル」
ＡＺＭ「はい。私はＳＴＲＯＮＧ（女子）。第1試合でボジラが挑戦したいみたいなことを言ってくれたんで、メインで呼び出したんですけど、ここ後楽園ホール、7月24日で防衛戦やってやりますよ。スターダムナメんなよ、ボジラ。ということと？」
キッド「ということと、サオリにラブコールが届きました～」
ＡＺＭ「おめでとう。メッチャ頑張ってた」
キッド「ありがとう。送り続けた。いつもバラをあげる立場だったんですけど、もらっちゃいました。しかも、青いバラ。サオリ、本当にありがとう。今回は一方的な私のラブコールだったんですけど、２回このベルトを巻いたサオリを超えることができれば、私は一気にこのベルトをスターダムの一番にして、スターダムの象徴となる位置に持っていける可能性が近づくので。本当にやってやるしかないなと思います。サオリがベルトを落としたあの場所、札幌で。あと赤・白、タイトルありますよね。私、２大タイトルが並ぶと余計燃えるんですよ。負けたくないから。だから私は赤の試合とも闘います。なつぽいとはいつでも闘うことになるね。ということで、お互い防衛して、これ（アーティスト）もやって、２冠チャンピオンになってまた帰ってきましょう。あと今日（場内スクリーンに映し出された）ＣＭ見ましたか？ カンタン酢ターライト・キッド。ぜひ、カンタン酢、よろしくお願いします。これ1本で味決まる！」
キッド＆ＡＺＭ「カンタン酢～」