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MATCH REPORTS
2025.01.03

STARDOM NEW YEAR DREAM 2025

新春紅白スペシャルタッグマッチ

1543

鈴季すず:ジャーマン・スープレックス・ホールド

MATCH REPORT

12・29両国で赤白の2大王座が移動。ワールド・オブ・スターダム王座は中野たむを破った上谷、ワンダー・オブ・スターダム王座はなつぽいを破ったスターライト・キッドが獲得し、ともに同王座初戴冠となった。その2人が25年開幕戦で早くも激突。キッドが鈴季すず、上谷が渡辺桃と組んでのタッグマッチで対戦。どんな駆け引きが展開されるのか。25年を占う闘いとなることは間違いない。
キッドが歩を進めると上谷も出てくる。試合がスタートし、ゆっくりと中央へ。上谷がロックアップを連続でかいくぐり、手を上げて挑発、と見せかけ足を踏みつけロープワークへ移行。キッドが飛びついてアームホイップからドロップキック。キッドが上谷をコーナーに追い込んでチョップを叩き込む。上谷が向かってくるキッドに足を出し、首4の字で宙吊りに。桃がキッドにボディースラム、「チャンピオンどうした?」と挑発しながら顔面を踏みつける。上谷もキッドの顔面を踏みつけて攻撃。「子猫ちゃんこいよ」と挑発してエルボー。キッドが反転してボディーアタック。鈴季と桃がエルボーを打ち合う。鈴季のエルボーで桃が崩れる。桃がラリアットも鈴季がかわして串刺しニーアタック。桃が返すと、鈴季がサッカーボールキック。桃もお返しのサッカーボールキックを打ち込む。桃が丸め込み、返した鈴季が後方からニーアタック。キッドが桃の右脚をロープ越しにドラゴンスクリュー、その場跳びムーンサルトプレス、ストレッチマフラー。上谷が顔面蹴りでアシストし、桃がキッドにサッカーボールキック。両者の蹴りが交錯すると、桃とキッドがブレーンバスターの掛け合い。キッドが成功させ、鈴季と蹴りの競演。キッドが桃へ旋回式ダイビングボディープレス。鈴季が返すと、コーナーのキッドを上谷が止めて桃が落とし、ダイビング式蒼魔刀、チキンウイングフェースロック。テキーラ狙いをキッドがあくぁして黒虎天罰。キッドはムーンサルトプレスにいくが、桃がかわして蒼魔刀。キッドが反転しストレッチマフラー。桃がカウンターでハイキック。10分経過。鈴季と上谷が蹴りをかわし合い、鈴季がカウンターのエルボー。上谷がエルボー連打を受けて立ち、エルボーの応酬へ移行。鈴季が上谷に顔面蹴り、リング下を疾走してもう一発。上谷が返すと、鈴季が持ち上げてキッドが突進。桃がカットし上谷が鈴季にスープレックス。上谷がフィニッシュを宣言し鈴季へスタークラッシャー狙い。鈴季がこらえるがニールキックを食らう。鈴季が立ちあがりテキーラショット。上谷が返すと、鈴季はフィニッシュを宣言してジャーマン狙い。上谷が丸め込みからエルボー、レフェリーにスピアをあてると、桃がバットで殴打しH.A.T.E.が鈴季を捕獲、次々と串刺し攻撃。ナツコがラリアットを決め、上谷が狙いすまして旋風脚。しかし、キッドがカット成功。桃の蹴りが上谷に誤爆しキッドが上谷の背後からダブルニーアタック。鈴季が捕まえキッドがフェースクラッシャー。しかし桃のカットが間に合う。15分経過、桃のバットをかわして鈴季が一撃、キッドが場外へケブラーダ。上谷のダイブを鈴季がバットで迎撃し、ロコモーション式ジャーマン。3カウントが入り鈴木が上谷を破ってみせた。
鈴季「ご気分は、ご気分はどうですか? 沙弥様。ちょっとアタシが大人しくしてたかと思えば、こんなヤツが赤のチャンピオン? スターダム、こんなザマかよ~、オイ! なにが、なにが悪夢だよ。オマエなんかに悪夢なんて見せれるのかよ?(赤のベルトを掲げ)私が本当の恐怖をオマエに教えてやるよ」
鈴季と上谷が睨み合う。上谷はなにも言わず退場。
キッド「ハッピーニューイヤー! あらためまして、第24代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンになりました。スターライト・キッドで~す。2025年試合始め、メインで勝って、しかも赤のチャンピオンから直接勝っちゃうなんて、頼もしすぎるよ、すず~! す~ず、す~ず! 素晴らしいですね、ワンダーのベルトもここに来て、明日はAZMがIWGP女子に挑戦。そして、もう少ししたらユニット対抗トーナメントがはじまります。もう2025年、ネオジェネシスにベルトが引き寄せられちゃってるんじゃないですかねぇ!? ね! ベルト総取りも夢じゃな~い!」
鈴季「年始から元気がよくていいね。みんなも元気にいこうぜ! 2025年も鈴季すずに…」
キッド「そして、ホワイトタイガーSLKとネオジェネシスに…」
キッド&鈴季「乞うご期待!」

桃「イッテー! 2試合目なんだよ、私はよお。おかしいだろ。それで1・5(東京ドーム)もあってよ、忙しいっつーのに、バットでやられて。上谷もだよな?」
上谷「ああ、やられた。アイツ本当に」
桃「クソが…!」
上谷「オイ、すず。つまりそういうことだよな? オイ、オイ、オイ、オマエこそさ、ネオジェネシス入って大人しくなっちゃって、真面目になっちゃって、いい子ちゃんになっちゃって? アンタこそくすぶってんじゃないの? アンタの狂気、どこに行ったんだよ! アンタがその気なら、いつでもやってやるよ」

鈴季「上谷! いや、沙弥様。沙弥様の素敵な素敵な赤いベルト、どうしてもオマエが持ってると霞んで見えるんだよなぁ。上谷なんかが赤のチャンピオンになっちまったら、スターダムはもう終わりだよ。私がスターダムに来た意味、しっかり見せつけてやるから覚悟しとけよ」
キッド「おお、燃えてますね、すずは。まずは、新年明けましておめでとうございます。第24代ワンダー・オブ・スターダム・チャンピオンになりました、スターライト・キッドです。今日は新・赤白チャンピオン同士がね、対決ということで、新・赤のチャンピオン・上谷沙弥? ワンダー・チャンピオンとして負けたくないのはもちろんなんですけど、私、個人的に上谷にも絶対負けたくないなって私も思ってます。すずも燃えまくってるけどね。でも、こうしてワンダーのベルトもここに来て、明日はAZMがIWGP女子に挑戦。そしてフューチャー、ハイスピードもいまあります。すずも赤にロックオンしっかりしてるし、もう少ししたらね、ユニット対抗トーナメントもはじまるんで、今年はアーティストやゴッデス、ネオジェネシスに集めますよ。ネオジェネシス、ベルト総取りも夢じゃないってことで、2025年もよろしくお願いします」