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MATCH REPORTS
2025.05.11

STARDOM in KORAKUEN 2025 May.

ワールド・オブ・スターダム選手権試合

王者

VS

挑戦者

22

上谷沙弥:旋回式スタークラッシャー→片エビ固め

※上谷沙弥が3度目の防衛に成功。

MATCH REPORT

4・27横浜アリーナのメインで中野たむを破り赤いベルトを守るとともに、敗者を引退に追い込んだ上谷沙弥。次のタイトルマッチに名乗りを挙げたのが、シンデレラ・トーナメント初優勝を遂げた玖麗さやかだった。くしくも中野のリベンジも託された玖麗が、デビュー戦の相手でもあり、6人タッグながら自力初勝利を挙げた相手でもある上谷に挑む。はたして玖麗は再び奇跡を起こせるか。それとも、上谷が余裕の防衛か?

玖麗が突っ込みドロップキックの連発。上谷が受けて立つ。玖麗がタックルも上谷がグラウンドへ。玖麗がグラウンドでDDT。上谷が上になるとスリーパーへ。玖麗がバックを取るが上谷が上になる。ロープエスケープの玖麗を上谷が蹴落とし、場外へスワンダイブ式プランチャ。場外戦で上谷が玖麗を客席へ何度も投げつけていく。上谷はイスを持ち込みリングの上で座って待つ。17カウントで生還も、上谷がイスにぶつけてドロップキック。上谷は玖麗にストンピング連打。ロープに追い詰め顔面を踏みつける。さらに顔面を蹴りつけていく。玖麗が立ち上がりエルボーも、上谷がすぐに腕を取る。玖麗がエスケープするが、上谷がさらに顔面を踏みつける。玖麗がエルボー連打、ドロップキックをかわして上谷がフットスタンプ。ドロップキックをかわしてドロップキック。上谷の突進に玖麗がドロップキック連発。上谷を引き起こすがロープに振られる。しかし玖麗がエルボーアタック、スリーパー。上谷がエスケープすると玖麗がミサイルキック。返した上谷に玖麗が突進、上谷がエルボー。上谷はエルボー連打。玖麗は走らせずにエルボー連打、ドロップキック連打。上谷がカウンターのドロップキック。上谷が引き起こすがロープに振って玖麗がエルボーアタック、ネックブリーカーからホールド。上谷が返し、10分経過。玖麗が上谷へスピア狙い。上谷がかわし丸め込みから先走るな上谷。玖麗が返すと、スタークラッシャー狙いをこらえる。上谷がカウンターでスピンキック、玖麗が飛びついてスリーパー。エスケープさせずに中央へ。上谷がエスケープすると、玖麗はときめきカッターを狙う。上谷が切り返すが、玖麗が①スピアを決める。返された玖麗だが、ときめきカッターを決める。しかし、上谷が返してみせる。

玖麗が持ち上げようとするが、上谷が後方に投げつける。上谷はコーナーに上がり、ミサイルキック。反対側コーナーからも、もう一発。15分経過。上谷が3発目のミサイルキック。さらにコーナーに上がると、玖麗が立ち上がり4発目を食らう。上谷はカバーの連続。玖麗が返すと、上谷は仁王立ちで蹴飛ばしていく。上谷は張り手の連打、玖麗がなんとか立ち上がりエルボー。上谷は笑みを浮かべてエルボー。玖麗がエルボー、「全然きいてねえよ!」と上谷が打ち返す。玖麗がエルボー、上谷もエルボー。エルボーの打ち合いから玖麗が連打。上谷が受けて立つ。玖麗がエルボー、上谷をかいくぐり②スピアを放つ。玖麗は角度を変えてバイオレットシューティングを4蓮発。立ち上げるとファルコンアロー。

しかし上谷が返してみせる。20分経過。玖麗が持ち上げようとすると上谷が切り返す。玖麗が丸め込みの連続。強引に丸め込むが上谷がクリアー。スピアを受け止め上谷がスタークラッシャー。玖麗が立ち上がると上谷が二段蹴り。玖麗が返すと、上谷は玖麗にスタークラッシャーを旋回式で決める。3カウントが入り、上谷が防衛に成功した。

上谷「これが赤いベルトだ。赤いベルトの挑戦が決まって、いろいろ言われたかもしれないね。私なんかじゃ無理かもって思ったかもしれないね。でも、誰かの代わりになんてなろうとしなくていいんだよ。今日みたいに玖麗さやかっていう存在をこのリングで証明しつづけろ」

玖麗「絶対的王者ってこういうことなんだなって思い知らされて、メチャクチャ、もう悔しいしか言うことないけど、やっぱり私が憧れてた背中は大きくて、偉大で、どこにいってもアナタの本質は変わってないんだなって改めて実感しました。今日はこんな私の挑戦を受けてくれて、闘ってくれてありがとうございました!」

玖麗が握手を求めるも、上谷はその手を叩いて「アッカンベー!」。

上谷「さっさと帰りやがれ、クソ・シンデレラ!」

玖麗は「絶対戻ってきてやるから!」と言い放ち退場。

上谷「後楽園ホールのしもべたち! スターダムはいままでも、いまも、これからも、一番最高で最悪な団体だー! 沙弥様が保証してやるよ。ちょ、聞いてた? 沙弥様が保証してやるよ。反応しろ、しもべたち! これからもスターダムに史上最大の悪夢を見せてやるよ。しもべたちよ、ひざまずけ、永遠にさようなら!」

上谷のコメント

「玖麗、全身で感じたか? これが赤いベルトだよ。でもなあ、オマエは全部出し切ったかもしれないけど、沙弥様はまだまだ全然出し切ってないんだよ。さっき言った通り、アイツが誰かの代わりになんてなろうとしなくていいい、誰かを背負うなんて思わなくていいし。アイツはアイツ。玖麗さやかは今日みたいに、自分がこうなんだって、私は玖麗さやかなんだっていうのを証明し続ければ、みんなついてくるんじゃねえの? 沙弥様のありがたいお言葉だ。感謝しろ」

 

玖麗のコメント

「もう、悔しいしか、いまは出てこないです。やっぱり、私はまだ全然、全然全然歯が立たなくて、上谷さんを超えることはまったくこれっぽっちもかなわなかったけど、上谷さんが言ってくれた通り、私は誰かの代わりになんかなんなくていいんだって。自分が勝手にいろいろ、こうしなきゃ、ああしなきゃ、もっと頑張らなきゃ、私がって勝手に思ってたんですけど、そうじゃなくて。ちゃんと自分らしく、一歩一歩成長して、スターダムの未来を積み上げて、スターダムドリームを必ずかなえたいと思います。やっぱり私のあこがれてた上谷さんは、いました。だからこれからもあきらめずに、一歩一歩着実に上っていきたいと思います。進級なんかしなくていいんですね。出直してきます」