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MATCH REPORTS
2025.10.30

プロレスファン必携アプリSTOMPING Presents NEW BLOOD 26

NEW BLOODタッグ選手権試合

1715

さくらあや:ブルーミング・ドリーム

※王者組が5度目の防衛に失敗、さくらあや&玖麗さやか組が、第5代NEW BLOOD タッグ王者に輝く

※ブルーミング・ドリーム→タブルアームクラッチ式ジャーマンスープレックスホールド

MATCH REPORT

E neXus Vのライス・オア・ブレッド、月山和香&HANAKO組がコズミックエンジェルズのさくらら、さくらあや&玖麗さやか組とNEW BLOODタッグ王座を懸けて対戦。王者組には5度目の防衛戦だ。3日前の後楽園大会では月山が星来芽依のハイスピード王座に挑戦もタイトル奪取ならず、2冠のチャンスを逃した。パートナーのHANAKOはフューチャー・オブ・スターダム王者との2冠であるが、2人揃っての2冠王はお預けになってしまった。それでも、NBタッグ王座は死守したいところ。挑戦者のさくら&玖麗組は満を持しての挑戦と言っていい状態。さくらは現在無冠ながら、元・仙女のジュニア王者であり、玖麗は今年のシンデレラ・トーナメント優勝者。この2人でベルトを巻き、NEW BLOODに新風景をもたらすことができるか、それとも王者組がさらなる長期政権を築くのか。今後のNBに大きな影響を与えるタッグ王座戦だ。
さくららのセコンドになつぽいと水森由菜がついてリングに迎え入れる。両軍がリング中央に歩を進めて睨み合い、HANAKOとさくらが視殺戦を展開。月山が先発に名乗りを挙げると玖麗が出てくる。腕の取り合いでスタートし、玖麗がヘッドロック。月山がロープに振るとラリアットをかわしてドロップキック。月山の突進をエプロンからさくらが妨害、玖麗がドロップキック。さくらは月山にサッカーボールキック、玖麗がチンロックでギブアップを迫り、キャメルクラッチへ移行する。月山がこらえると、玖麗はロープに固定して背中にドロップキック。月山が返すと、玖麗の突進にクロスボディー。HANAKOが玖麗へショルダータックル、出てきたさくらにも打ち込み、玖麗、さくらをボディースラム。玖麗が返すと、HANAKOは逆エビ固め。しかし、玖麗がエスケープ。月山が玖麗にヒップバット連打。玖麗が返すと、コーナーで反転してダイビングエルボーアタック。さくらが串刺しアタック、サッカーボールキックから三角絞めにもっていく。月山がエスケープすると、さくらがローキック、ボディースラム。玖麗が月山に串刺しドロップキック連打、エルボーアタック。月山が返すと、玖麗はスリーパーホールド。しかし、月山がロープに到達。月山が、玖麗のブレーンバスター狙いを切り返してエルボー連打。月山の突進に玖麗がエルボー、月山もエルボーからヒップアタック。HANAKOが玖麗へビッグブーツ、コーナーに追い込み串刺しボディーアタック。しかし、玖麗が肩を上げる。HANAKOがブレーンバスターを狙うと、玖麗がかわして飛びつきスリーパー。HANAKOがそのまま立ち上がりコーナーへ追い込む。玖麗が突進をかわして串刺しドロップキック。HANAKOがスピアをキャッチも、さくらのアシストから玖麗が飛びつきスリーパー。HANAKOが立ち上がろうとするが、玖麗がグラウンドへ。HANAKOがなんとかロープへ到達。玖麗の突進にHANAKOがショルダータックル。ニードロップをかわして玖麗がバイオレットシューティング。さくらがHANAKOにドロップキック、ミドルキック連打。HANAKOがつかむが、さくらがバックを取る。HANAKOが振りほどくとさくらがエルボーで向かっていく。10分経過。エルボーの応酬からHANAKOが連打で倒してみせる。さくらが下から飛びついて三角絞め。HANAKOがリフトアップしコーナーに叩きつけ、串刺しで突進。さくらがかわして玖麗がドロップキック、さくらがダイビングニーアタック。HANAKOが返すと、さくらが引き起こしてローキック、キックのコンビネーションから突進、HANAKOが止めてボディースラム、月山がクロスボディー、HANAKOがその場跳びボディープレス。さくらが返すと、HANAKOが月山を落とす。玖麗のアシストからさくらがロープを引いてHANAKOを場外に落とし、さくらと玖麗が場外に飛ぶ。HANAKOがリング下でさくらにブレーンバスター。月山がコーナーから場外プランチャで舞う。HANAKOが月山を持ち上げ、もう一度さくらに落とす。さくらが返すと、HANAKOはフィニッシュを宣言して、アルゼンチン。JPコースターコースターにいこうとするが、さくらが丸め込みの連続。サクラっちに丸め込むが月山がカット。HANAKOがさくらの突進にラリアット。さくらが返すと15分経過。HANAKOがさくらにアルゼンチン、さくらが切り返してバックを取る。エルボーが交錯し、さくらがかいくぐると玖麗がミサイルキック、玖麗もミサイルキック。しかしHANAKOが返してみせる。さくらは、HANAKOに蹴りのコンビネーション、顔面に叩き込むが月山がカバーをカット。さくらがHANAKOを引き起こし、バックを取る。HANAKOがこらえるが玖麗がスピア、反動を利用してさくらがジャーマン。しかし、2カウントどまり。残り3分。さくらが変型ジャーマンでホールド。3カウントが入り、さくらがHANAKOをピンフォール。NBタッグが移動した。
さくら「さくららが、NEW BLOODタッグチャンピオンになりました! HANAKO、ウチら、いっぱいケンカもしたし、いっぱい意見が合わなくてぶつかったりしたけど、ホンマにメチャメチャ嫌いって思ったときもあったけど、私がプロレスラーさくらあやが、このNEW BLOODのリングに生まれたのは、入門テストの日にいっしょやって、プロレスのこと全部教えてくれて、練習生に入門した日も一緒で、それからも、たくさんたくさんプロレスのことを私に教えてくれて、プロレスラーさくらあやがこのリングに生まれたのは、HANAKOの存在があったからです。そして月山! オマエがこのNEW BLOOD、よりよくしていこうってたくさん動いてたの知ってるから。チェキ会やりませんかってスタッフさんに交渉してくれたり、NEW BLOODに来てくれるお客さんをたくさん楽しませようって“暗躍”していたのは、この月山和香です! HANAKO、これからもいっぱいいっぱいケンカして、もっともっとお互い強くなって、次のステージで、会おう」
HANAKO「次のステージに? 今回勝ったくらいで、この私に追い越したとでも思ってんのか? はあ、違うだろ! 今日からがまたスタートなんだよ! 私は、オマエのことが嫌いや。いまも偽善者ぶって、ムカつくんだよ! オマエは、一生私の対格で悔しい顔見せつければええねん。今日私が負けた。でも、これからは私がオマエから勝って、私が次のステージで待ってるわ」
玖麗「やっとさくららが、NEW BLOOD(タッグ)ベルト取りました! NEW BLOODのこのベルトは、2人が盛り上げて輝かせてくれてた。だから私たちもほしいと思ったし、巻いてみんなもこうやって喜んでくれるし、自分たちもすごくうれしい。だから次は、私たちのやり方で、このベルトをそしてNEW BLOODをどんどんどんどん、もっともっとピカピカに光らせていきます! そして、ここ神田明神大会は“暗躍者”月山さんの御縁もあって開催できた大会です。12月のクリスマスのあたりにまたここで、神田明神でNEW BLOOD決まりましたので、チャンピオンとしてしっかりと勝ちたいと思います。(月山に)なんか、言うことありますか?」
月山「ホントは一言もしゃべりたくないくらいでいます。悲しいけど…。でも、今日がスタートだってHANAKOちゃんが言ったから、私はここ神田明神からまたスタートします!」
玖麗「今日は、勝ったのはさくらさんなので、さくらさんに締めてもらいたいと思います!今日出てくれた選手の方、上がってきてください。私間違えちゃったので、神田明神じゃなくて渋谷ベルサールで(NBを)やるので。でも、近いので。ホントにごめんなさい。じゃあ、さくらさん」
さくら「(リング上で)いい感じになってください。NEW BLOODの締め、みなさん知ってますよね。そして私は、さっき始めて出したオリジナルのジャーマン、もう名前は決めてます。ブルーミング・ドリーム、咲きほこる夢。いまからいつものヤツを言います。 夢を信じて明日に輝け、NEW BLOOD26!」

月山&HANAKO組のコメント
HANAKO「今日5回目の防衛戦で、勝ったらやっと最高記録更新ってところで負けてしまいました。今回勝って、一番いままででデッカイおにぎりとパンでお祝いしようって思ってたんですけど、こんな結果になってしまって…」
月山「でもさあ、HANAKOちゃんが言ってた、ここからが、ここからがスタートだって。私はそうだなって思ったよ。ここから、ここからまたスタートしよう。また新たな目標作って、もっともっと大きい夢、追いかけよう。ね」
HANAKO「月山とこのベルトを巻けて…」
月山「応援してくれたみなさん、ありがとうございます。HANAKOちゃん、ありがとう。ここからまたがんばっていこう。がんばろう、がんばろう」

さくら&玖麗のコメント
さくら「さくららが、NEW BLOODタッグチャンピオンになりました。私たちはNEW BLOODでデビューして、いつだってNEW BLOODのメインはタッグのタイトルマッチがあって、いつかいつか絶対に私たちさくららでNEW BLOODの大会を締めて顔になるって目標、まだかなってないですけど、私たちのチャンピオンロードをこれからしっかり描いていきます。そして仙女のジュニアチャンピオンにならせていただいたときに、すごく痛感したのが、ベルトをとったことが頂点ではなくてそこからが始まりだということ。ライス・オア・ブレッドの2人が紡いでくれたNEW BLOODタッグベルトをしっかり守って、それ以上のものを2人で作り上げていきます」
玖麗「さくらら、ついにベルト取りました。私にとっては初めてのベルトを巻くというわけで、すごくすごくうれしいし、やっと2人で取れた気持ちがすごく大きいんですけど、それ以上にこのチャンピオンになったからには、このベルトをもっともっと輝かせて、NEW BLOODを引っ張っていかないといけないという責任というか、重みもあるなと思っているので、ちゃんとこれから私たちらしいチャンピオン像で、私たちらしくこのベルトを輝かせていけたら。そしてもっともっと月山さんがこうやって神田明神大会を、ご縁紡いでくれたみたいに私たちもいろんなところにやり方は別々ですけど、もっともっとNEW BLOOD、そしてスターダム、プロレス広めていきたいと思っているので、このベルトと一緒に進んでいきます」
チャンピオン、これからまだまだいろいろ課題もあると思うので、2人でもっともっと高いところへのぼっていきましょう」