5☆STAR GP2018
9月15日(土)高岡エクール(観衆320人=満員)
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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ニコル・サボイ |
4分35秒 |
スターライト・キッド |
○ジェイミー・ヘイター |
渋沢四季● |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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レイチェル・エラリング<8点> |
8分30秒 ファラウェイ・パワーボム→片エビ固め |
中野たむ<2点> |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○葉月 |
14分43秒 みちのくドライバーⅡ→片エビ固め |
ジャングル叫女 |
夏すみれ |
刀羅ナツコ |
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ケリー・クライン |
小野崎玲皇● |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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花月<9点> |
6分47秒 大江戸コースター→片エビ固め |
キンバー・リー<2点> |
◆STARSvsクイーンズクエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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○岩谷麻優 |
13分7秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め |
渡辺桃 |
鹿島沙希 |
小波 |
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林下詩美 |
AZM● |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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ニコル・サボイ |
4分35秒 |
スターライト・キッド |
○ジェイミー・ヘイター |
渋沢四季● |
STARSのシキッドタッグがニコル・サボイ&ジェイミー・ヘイターの外国人コンビと対戦。ニコル・サボイは米SHIMMER王者でジェイミーは英RPW女子王者。両者は8・26大阪での5☆STAR GP公式戦で激突しニコルが勝利したが、今回はチームとして圧勝を狙ってくるだろう。スープレックスだけでなくサブミッションも多彩なニコル、荒っぽい打撃で攻めてくるジェイミー。シキッドがこの2人の攻撃に対しどこまで粘れるか。どんなかたちでも勝利を挙げられれば大金星だが…。
両軍クリーンに握手をかわし、渋沢とニコルが先発。ロックアップからニコルがニーを入れてボディースラム。渋沢が返すとニコルは左右のニーを連打。渋沢がネックブリーカーを決めるとキッドがコルバタ。ニコルが突進もキッドがかわして2人まとめて串刺しドロップキック。渋沢もつづくとキッドが不知火からその場跳びムーンサルトプレス。キッドがウラカンラナを狙うがニコルが止めて逆エビ固め。ジェイミーは渋沢のカットを阻止してみせる。ニコルがキャメルクラッチから吊り天井。ジェイミーが渋沢をリング下に落としてカットさせず。ニコルとジェイミーがダブルのブレーンバスター。キッドが「ふざけんな!」とジェイミーにドロップキック。シキッドタッグが連係でジェイミーを追い込む。619からダブルのドロップキックで挟み撃ち。渋沢がジェイミーにミサイルキック。キッドがニコルを場外に落とすと渋沢がジェイミーにブレーンバスター狙い。しかし前方に叩きつけられてしまう。ニコルがキッドにバックドロップ。ジェイミーが渋沢を持ち上げてニーに叩きつける変型のバックブリーカー。急角度で決まると渋沢は返せず3カウント。ニコル&ジェイミー組の勝利となった。
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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レイチェル・エラリング<8点> |
8分30秒 ファラウェイ・パワーボム→片エビ固め |
中野たむ<2点> |
優勝への望みがあるレイチェル・エラリングが中野たむとの公式戦。レイチェルはここまで3勝を挙げ、黒星はワールド・オブ・スターダム王者の花月から喫した1敗のみと好調をキープしている。ここで2点をゲットすれば翌日の林下詩美戦に向けても大いに弾みを付けることとなるだろう。一方の中野は1勝3敗と黒星が先行している。この日から中野はレイチェル、キンバー・リーと対外国人2連戦。決勝進出は難しい状況だが、連勝で最後の花月戦にコマを進められれば大きな自信となるに違いない。昨年のリーグ戦は1勝止まり。進歩を見せるためにも、昨年以上の成績は必須である。
ロックアップからすぐにレイチェルが腕を取りにいく。中野は側転で取り返すがレイチェルも応戦。中野が再び回転して腕を絞り上げるがレイチェルがキック。かわした中野が蹴りにいくとキックのかわしあいに。ロックアップでの力比べでレイチェルがコーナーに追い込む。中野が突進をかわして串刺しニーアタック、フェースクラッシャー、側転ダブルニードロップ。バックの取り合いでレイチェルが投げ捨てると側頭部にドロップキックを放ちブレーンバスター。中野の動きが止まるとレイチェルが引き起こして手刀を振り下ろしていく。中野が食い下がっていくがレイチェルが背中へのパンチを連打。レイチェルが担ぎ上げてバックブリーカー。中野が返すとレイチェルがチンロックを極める。中野が必死にロープに逃れる。レイチェルがブレーンバスターを狙うと中野が切り返して延髄斬り。レイチェルの二段蹴りがヒットしコーナーへ。中野が止めてレイチェルの背中にキック。中野はレイチェルをコーナーに上げてバックドロップ。カバーにいく中野だがレイチェルがクリアー。5分経過。中野がスピンキックもレイチェルがブロックしエルボー連打。中野がカウンターのトラースキックからハイキック、スピンキック。レイチェルが返すと、中野はコーナーへ。しかしロープを揺すられ落とされる。中野がエルボー連打もレイチェルがジャンプしてのパンチ。中野が返すとレイチェルがフィニッシュを予告し持ち上げる。中野が切り返して回転エビ固め。返したレイチェルが二段蹴りも中野が切り返して丸め込む。ギリギリで返したレイチェルに中野が突進。レイチェルが受け止めてサイドに叩きつけるが2カウント。レイチェルが中野を引き起こして背中にパンチを連打、ファラウェイパワーボムを決めるとこれで3カウント。レイチェルが2点をゲットした。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○葉月 |
14分43秒 みちのくドライバーⅡ→片エビ固め |
ジャングル叫女 |
夏すみれ |
刀羅ナツコ |
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ケリー・クライン |
小野崎玲皇● |
ジャングル叫女&刀羅ナツコ&小野崎玲皇のJANが6人タッグマッチに登場。対するは、葉月&夏すみれの大江戸隊にケリー・クラインを加えたトリオである。ケリーとの合体により葉月組のパワーアップは歴然。これにJANがどう対抗するか。叫女のパワーはもちろんだが、5☆STAR GP連敗ストップで気をよくしたナツコの闘いぶりにも期待したい。また、小野崎にも大江戸隊&外国人との対戦は未来に向けて貴重な経験になる。JANが育てながら勝つ、を実行できるか。それとも葉月&夏にケリーを加えたユニークなチームがパワフルな攻撃に加えて予想以上の好連係を発揮するのか。
葉月&夏の入場には花月も加わり大江戸隊のダンスを披露。ケリーがリングインして合流すると、JANのトリオが登場…の前に夏を筆頭に大江戸隊がJANのテーマ曲に乗ってリング上で踊り狂う。大江戸隊の大騒ぎをよそにJANがリングへ。花月は「次試合あるから帰るよ」と試合を仲間に託す。先発はケリーと小野崎。組み合う小野崎をケリーが跳ね返す。これを繰り返された小野崎がラリアットをかいくぐりエルボー連打から丸め込み。JANが総出で大江戸隊をリング下に落とすとケリーに太鼓の乱れ打ち。ロープに振ると3人でキックを放ち、ナツコと小野崎がケリーを捕まえて叫女がダッシュ。しかしリング下から足を引っ張られ場外乱闘に持っていかれる。ケリーが小野崎をリングに戻すと何度もコーナーに叩きつけていく。小野崎がエルボーからタッチを求めるもコーナーには誰もいない。ケリーが髪をつかんでマットに叩きつけネックロックからニーを腹部へ連打する。後方からのキックを放つが小野崎がクリアー。ケリーが小野崎を自軍コーナーへ叩きつける。葉月が小野崎に顔面ウォッシュ。夏が小野崎をロープに振ってムチで殴打。コーナーへ叩きつけると股間を擦りつけていく。小野崎がエルボー連打も夏が受けて立つ。夏がビッグブーツで小野崎を吹っ飛ばす。しかし小野崎がカウンターのエルボー。ようやく代わった叫女が夏に攻撃も葉月が羽交い締め。ナツコも夏を羽交い締めに。夏がナツコを振りほどいて突進するが叫女がかわし葉月にビッグブーツが誤爆。叫女が夏にボディーアタック、ドロップキック、スライディングラリアット。夏が返すと、叫女はカナディアン。夏が切り返してドラゴンスリーパー。叫女がエスケープすると夏がビッグブーツ、ブレーンバスターホールド。葉月が叫女に串刺しエルボー。叫女がやり返しラリアット。葉月が返すと、ナツコに託す。ナツコが蹴りにいくが葉月がかわしてエルボーの打ち合いに。ナツコが突進するが葉月がかわして張り手、フルネルソンバスター。フェースロックはナツコがなんとかエスケープに成功。10分経過。ナツコがレッグラリアットから葉月にカミカゼ狙い。切り返した葉月だがナツコがスピアを決める。小野崎が入り葉月に串刺しニーアタック、フェースクラッシャーの連発。小野崎が丸め込んで腕十字を狙うがカットされる。ケリーをかいくぐり叫女がラリアット。叫女とナツコがダブルの串刺し攻撃、小野崎がダビングボディーアタックでつづく。返された小野崎だが葉月に丸め込みの連続。ナツコと小野崎が夏にクローズライン。夏がかわすと葉月がスワンダイブ式ミサイルキック。葉月が小野崎にフェースロックもカットされる。葉月が小野崎に串刺しエルボーアタック、ブレーンバスター。小野崎が返すと葉月は二段蹴り。葉月が持ち上げようとするが小野崎が首固め。小野崎はエルボー連打もケリーがカット。夏が葉月と合体、葉月がコードブレーカー。みちドラで叩きつけると3カウント、葉月が小野崎をピンフォールした。
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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花月<9点> |
6分47秒 大江戸コースター→片エビ固め |
キンバー・リー<2点> |
決勝進出への可能性がある花月がキンバー・リーと公式戦。レッドスターズでは花月のほか、ジャングル叫女、林下詩美、レイチェル・エラリングが決勝進出を争っている状況だ。キンバーはオールマイティプレーヤーながら白星には恵まれていない。それだけに花月に取りこぼしは許されないが、未知の相手だけに反対に持っていかれる恐ろしさもあるだろう。ここは確実に2点を手にしておきたいところだが…。
花月のセコンドには葉月と夏の大江戸隊がつく。花月が突進するとキンバーが受けて立つ。何度もぶつかり合うとキンバーが仁王立ち。そして打ち勝ったのはキンバーの方。キンバーが押え込むが花月が返す。花月は顔面をかきむしり場外に放り投げる。リング下では大江戸隊が攻撃してリングに戻す。花月がコーナーに追い込んで顔面を踏みつける。花月がロープに振って水を噴射。リング下にいた中野にも吹き付ける。花月はコーナーへ叩きつけると突進。かわしたキンバーがエプロン越しにサブミッション。これを解くと逆水平の連打からダブルチョップの連打、ブレーンバスター。返した花月にキンバーが突進。キャッチした花月がバックフリップ。ヒザを着いた状態で両者がエルボーを打ち合う。キンバーが連打も花月がミドルキックで打ち倒す。5分経過。花月がえびす落としも2カウント。花月がフィニッシュを予告しチョークスラムの構え。かわしたキンバーがジャーマン。花月が返すと、キンバーはミドルキックの連打から側頭部にもキック。コーナーに上がるとスワントーンボム。しかし花月がかわしてカウンターのハイキック、チョークスラム。「終わり!」と叫んだ花月が大江戸コースター。3カウントが入り、花月が勝ち名乗りを受けた。
花月のコメント
「高岡でキッチリね、公式戦で貴重な2点をいただきましたよ。キンバーね、さすがWWEで活躍していただけあって、やっぱね見せ方とかすごいうまいよね。ただ、ただ、ここはジャパン。ジャパンですよ。花月様がいまトップなんでね、その座をまだ譲るわけにはいかないんでね。しっかりその実力の差を今日、高岡でキッチリ見せてやりましたよ。あと、公式戦は後楽園だけなんで、中野たむ。一番楽しみにしている相手でもあるからこそ、キッチリね、いまの力の差を見せつけてやりますから、ご期待ください」
――リング下の中野に水を噴射したのは?
「これは、ハイ、完全に意図的です(笑)」
――ただそこにいたからではなく、中野たむを狙った?
「そうですね、ふだんは吹かないんでね。セコンドのやつにはたまにしか。今回ね、吹いたってことはしっかり次やろうっていうアピールにもなるしね。彼女も、だから(後楽園で対戦するから)今日、ついてたんじゃないですか」
――中野とのシングルは初めて。
「シングルは初めてです」
――中野は元大江戸隊。
「そうですね。私がホントにもう、中野たむが抜けたっていうことが大江戸隊をやってきて一番の、なんて言うんですかね、後悔って言うのか、なんて言うのか、すごい心に残るモヤモヤするものがあるので…なんだろうなあ。アイツは、STARSにいって埋もれたと思ってるんで自分は。大江戸隊にいた方が絶対にプロレスラーとしてよくなってたと思うし、彼女の実力のなさと、それを引っ張れるヤツがSTARSにはいないっていうことと、それがあって私は、中野たむなにやってるんだろうなってずっと思ってたところがあるので。まあキッチリとここでシングルして。本音を言えば(大江戸隊に)戻ってこればいいんじゃないってすごい思うんですけどね、まあ、ビジネスなんで(笑)。ね、そういうわけにはいかないところもあるし」
――中野は以前、大江戸隊を脱退したが、いまは木村花が抜けるかもしれない状況にある。
中野のときと比べていまはどういう心境?
「花のほうは私、彼女はひとりでやっていけると思うんですよ。私がべつにいなくても、もう立派に育ったというか、一緒にやってきてかなり実力も上がったと思うし、彼女を自由にさせてきたので私は。だからべつにいいんじゃないのかなって。まあ、あの新木場であった出来事が意図的なものでも偶然なことでもべつに彼女がやりたいようにやればいいんじゃないのかなってすごく思ってるので。まあ、ただ私を敵に回すってことはそれなりの覚悟は必要だと思うんですけど。たむに関しては、私が育てたいと思ったので私の元に置きたいって思ってたので」
――花に関しては離脱、残留、どちらでも彼女に任せる?
「そうですね、ハイ。メキシコでちょっと、ね、アタマが、アハハ、クレイジーになったんじゃないのかなって(笑)」
――その可能性はある。
「ね、そうでしょ(笑)。やっぱ、そうなんじゃないすか。まあ、ただね、大江戸隊にいた方がやっぱりおいしいし、結束力も強いし、それを離れるってことはそれなりの…まだわかんないですけどね、彼女が考えてることは。まあ、たむと花の差はそこかなってとこですね」
――中野との試合を楽しみにしているとのことだが、その試合は決勝進出がかかった試合にもなりそう。
「ハイ」
――レイチェルは今日、勝ってるし、林下詩美、ジャングル叫女もいる。
「そうなんですよ。確実に(中野との試合で決勝進出が)かかってくると思うので、ここはキッチリと勝ちますんで。まあでも試合のなかでどういうメッセージを彼女に与えるかというのが問題であって」
――実力的には、中野は確実に2点を取れる相手?
「私は確実に取れると思ってますけど。チャンピオンとして、それは」
◆STARSvsクイーンズクエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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○岩谷麻優 |
13分7秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め |
渡辺桃 |
鹿島沙希 |
小波 |
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林下詩美 |
AZM● |
高岡大会のメインはSTARSvsクイーンズクエストのユニット対抗6人タッグマッチ。岩谷麻優&鹿島沙希のゴッデス・オブ・スターダム王者チームに初メイン登場の林下詩美が合流する。前日の14日に二十歳になった詩美は現在無所属ながら、初の6人タッグではシキッドタッグとトリオを結成し、STARSに好印象を抱いているだけに楽しみなトリオである。ゴッデス王者&ビッグルーキーと対戦するのは、QQのベストメンバーである渡辺桃&小波&AZM。岩谷と桃は5☆STAR GP最終戦、9・24後楽園で最後の公式戦でぶつかるため、この試合が前哨戦でもある。さらに詩美と小波も同大会の前哨戦。4人の探り合いにも注目だ。また、鹿島は9・9新木場を当日の体調不良により急きょ欠場、夏すみれに公式戦の不戦勝を献上してしまった。復帰戦となるこの試合で名誉挽回を狙う。
AZMが先発に名乗りを挙げると、相手は詩美に。ロックアップから詩美が押し込むとブレイク。AZMがかわしてドロップキック。詩美がストンピング。カバーの返しあいは互角に。岩谷と小波がロープワークの攻防を展開。鹿島と桃がエルボーを打ち合い鹿島がドロップキックを連発。桃が打ち返してサッカーボールキック。鹿島が突進をかわしてカバーするが2カウント。桃がQQを呼び込み鹿島に次々と串刺し攻撃を見舞っていく。桃がカバーするが鹿島がクリアー。桃が鹿島をコーナーに叩きつけるとQQ全員で踏みつける。AZMが鹿島にサッカーボールキック、フットスタンプの連発。小波が鹿島にカウンターでミドルキック、正面からのドロップキック。小波がエルボー連打も鹿島がコルバタからビッグブーツ。詩美が小波にアルゼンチン狙い。小波が切り返すが詩美がカウンターのショルダータックル。詩美が持ち上げようとすると全員がリングインしユニットでブレーンバスターノ掛け合い。これに勝ったのはSTARS。詩美が小波に大外刈り。エルボーの打ち合いから小波が飛びつき腕十字、腕固め。詩美が抜けると小波はハイキック。桃が詩美にミドルキックの連打。詩美がキャッチしボディースラムで叩きつける。桃が返すと一本背負い狙い。桃が切り返して突進するがマットに投付けられる。岩谷が桃にドロップキック。桃がコーナーに振って突進。岩谷がかわしてドロップキックからフットスタンプ。桃がかわして蒼魔刀。岩谷が返すと、桃がBドライバーの構え。岩谷が切り返すと回転エビ固め。桃が返して切り返し合戦に。岩谷は鹿島と合体のフェースクラッシャー。桃が返すと、岩谷はフィニッシュを予告。しかし桃がハイキック。すると岩谷がカウンターのトラースキック。桃がハイキックを打ってAZMに託す。AZMが岩谷にブレーンバスターの構え。こらえられるとハイキックからブレーンバスター。10分経過。AZMがウラカンラナも2カウント。小波とAZMが岩谷にキックの挟み撃ち。連係のフットスタンプからAZMが回転足折りがため。しかし詩美と鹿島がカットに成功。QQは岩谷にトリプルドロップキック。AZMがプレスにいくが岩谷がかわす。小波と桃が振ろうとすると岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷と鹿島でダブルのドロップキック。分断すると詩美がAZMを担ぎ上げて場外のQQへ投げ捨てる。詩美がAZMを叩きつけると岩谷がダイビングフットスタンプ。AZMが返すと岩谷がバックへ。AZMを強引に投げっぱなしジャーマン。「終わりだ!」と叫んだ岩谷がフロッグスプラッシュ投下。AZMが返せず、岩谷がメインを飾った。
岩谷「高岡のみなさん、こんばんはー、じゃない、こんにちは! 本日はこんなにたくさんの人たちに試合を観に来てもらえてホントにうれしいです。ありがとうございます。(高岡は)4年連続で自分は4回連続来させていただいてるんですけども、来年は一回だけじゃなく、2回、3回また来れるようにがんばっていきたいと思いますので、これからもスターダムをよろしくお願いします。今日は自分が勝ったんですけども、昨日、林下詩美の リアル誕生日でした。おめでとう、二十歳。二十歳になって初めての試合。今日は、詩美に締めてもらいたいと思います」
詩美「昨日、9月14日で二十歳になりました。20代初の試合をこうやって高岡で、しかもメインでできてすごくうれしいです。これからも20代、プロレス、がんばっていきますのでよろしくお願いします。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」
岩谷組のコメント
岩谷「本日、高岡大会、4年連続4回目の開催で、また今年も勝ってしまいました。高岡、けっこう勝率がいい方だと思うので、毎回高岡に来たいくらいです(笑)。今日はSTARSとして初めてのメイン、どうでしたか?」
詩美「やっぱりメイン、STARS、メイン緊張したんですけど、STARSの麻優さん、沙希さんがいてくれたおかげで、安心して試合をすることができました、ありがとうございました。また組めたらいいなと思います」
岩谷「どこのユニットに入りたいとかはあるの?」
詩美「いやまだ」
岩谷「探り中?」
詩美「ハイ。体験しながら、いろんなことを体験しながら考えてます」
岩谷「全然いいと思う。STARSに来てほしいと思いますけど」
鹿島「今日はもう心強い以外の何物でもないですね。麻優ちゃんがいて、新人ではありますがスーパールーキーの林下詩美がいて、もう負ける気しなかったですね、今日、ホントに。心強すぎて、すごい楽しかったです。富山県のお客さん、みんなあったかいですし。年に一回だけじゃなくて二回でも三回でも来たいですね。またぜひぜひ来たいです」
――岩谷は桃との前哨戦でもあったが。
岩谷「ハイ、後楽園大会で桃とシングルマッチが決まってるんですけども、桃は優勝の可能性はまだあるんですか? メチャクチャ意識しましたね、やっぱ。でも明日の葉月とのシングルマッチも残ってるので、葉月に勝たなければ優勝の道が絶たれる可能性が大になってくるので、とりあえず明日はキッチリ勝っておきたいところですけど、それで桃と。いま桃はシングルのチャンピオンですからね、白いベルトの。まあ後楽園が楽しみだなって思いました」
――鹿島は前回の新木場を欠場してしまったが、体調は?
鹿島「ハイ、検査した結果異常はないので(大丈夫)。5☆STAR GPは厳しい状況ですけど、まあでも残り1戦あるので、そこは全力で勝ちにいきます」
――林下は、今日も勝ったレイチェルと明日、公式戦。
詩美「ハイ、そうですね。自分はあと2試合。レイチェル選手と小波選手なんですけど、その2試合で結果を出せれば決勝にいける可能性がまだ残ってるので、レイチェル選手、デカくて強い選手だと思うんですけど、しっかり結果を出して後楽園にいい流れにつなげられたらなと思います」
――岩谷と林下で決勝の可能性も。
岩谷「あ…」
詩美「ビックリした…」
岩谷「なにがビックリしたの?」
詩美「そうだ。そうですね」
岩谷「そうだよ。ま、沙希ちゃんは論外ってことで」
鹿島「論外って! そんな言い方…」
岩谷「沙希ちゃんは圏外か?」
鹿島「電波じゃないんだからさあ」
岩谷「まあでも自分は決勝に上がります。相手が誰でもドンとこいって感じですよ。自分は元赤白のチャンピオンだったので。でも過去の栄光にはいつまでもすがってられないので、いまを信じて、明日に輝いていきたいと思います。締まったんじゃない? We are…」
全員「STARDOM!」