7・14「サリーイズム」新宿で上谷沙弥とSareeeが初遭遇。メインでSareee&彩羽匠組が刀羅ナツコ&上谷組を破った。試合後には早くも再戦の機運が高まり、名乗りを挙げたのがEvolutionのChiChiとT-HEARTSの叶ミクだった。これにより、上谷沙弥&渡辺桃&小波組vsSareee&ChiChi&叶ミク組の6人タッグマッチが実現。上谷は7・21札幌でなつぽいを破り、赤いベルトを保持したまま登場、SareeeはIWGP女子王者として参戦、このあとも5★STAR GPへの参加も決まっている。王者対決とシングルリーグ戦を睨んだ闘いにもなり、さくらあやと仙女ジュニア王座を争ってきたChiChi、堀田祐美子の弟子である叶には絶好のアピールチャンスにもなる。
あとからH.A.T.E.が入場し、乱闘でスタート。乱闘は場外に発展する。小波がSareeeを客席に投げつける。小波がリングにSareeeを戻して攻撃、Sareeeがヒザを攻撃しダイビングフットスタンプ。小波がかわしてカウンターのハイキック。桃がSareeeにミドルキック、顔面を蹴飛ばしていく。Sareeeがエルボー。桃は笑みを浮かべてやり返す。エルボーの応酬からSareeeが突進、上谷がエプロンから妨害。しかしSareeeは、桃にフットスタンプ。
ChiChiがタッチを求めSareeeは「いけんのか?」ChiChiが入り、桃にボディースラムの構え。こらえられるも、卍固めを決める。ChiChiはグラウンドに移行するが、H.A.T.E.がカット。桃がロープに振らせずエルボー、「負けるか!」とChiChiもエルボー。上谷がアシストし、桃がPK。小波が入り桃と合体、ChiChiがかいくぐり、Sareeeがボディーアタック。ミクがドロップキック連打からボディーアタックもかわされる。小波がミクに串刺しエルボー、H.A.T.E.で攻撃し、小波がミドルキック、カットされるもワキ固め。Sareeeがカットしようと手を伸ばすが、上谷が場外から引っ張って阻止。ミクが小波にボディーアタック。SareeeとChiChiが合体も場外から上谷が足を引き、エプロンから飛ぶ。小波がミクに投げっぱなしジャーマン。2カウントであえて引き起こし、小波がバズソー。決まったと思われたがSareeeがカット、桃がSareeeにハイキック、スイーパー。小波がミクにトライアングルランサーでギブアップを奪った。試合後、桃がバットでSareeeを殴打し首を絞める。小波はミクを離さず締め続ける。セコンドの吏南が入ると、止めるレフェリーを場外に投げ捨てる。Sareeeと小波が視殺戦。小波はSareeeをどついてH.A.T.E.で退場。
小波「オイ、Sareee! なんだオマエ、IWGP(女子)巻いて、スターダムに好き勝手言って、なんだオマエの思うプロレスって。そんなもんかよ。クソザコな、よわっちー2人連れて、痛くて、怖くて、ビービー泣いてんじゃねえかよ! オマエの指導不足なんじゃねえの?」
桃「なんだ、アイツら。クソ2人連れて? なに金魚のフンですか? そしたらSareeeは金魚? クソよえーじゃねえかよ、オイ。ChiChiだっけ? これがオマエの言う『悪役レスラーのやり方』だ、よくわかったか。ビビって逃げるんじゃねーぞ、オイ、Sareee! 楽しみにしてるよ」
Sareee「マジでアイツらなんなんだよ。こっちが黙って見てれば、何? おとなしくさ、しちゃってさ。本当にああいうヤツ、ホント一番ムカつく! こっちだってね、タップしたんだよね? タップしてるのに放さないでさ。マジ、アイツら本当ナメてるだろ? 私が必ずやってやるんで、5★STARはじまりますけど、まずは小波、桃。徹底的に今日ミクがやられたぶん、いやそれ以上に私がやってやりますよ。そして、上谷、アイツが一番、許せねえんだよ。やるならもっとやってこいよ、逃げてるのか? 絶対逃がさないからな、オマエのこと、覚えとけよ」
ミク「(涙声)すみませんでした。すみません…」
Sareee「最後、助けにいけなくてごめんね。もうさ、ここまでやられたらさ、強くなるしかなくない? このままじゃ終われないよね? 悔しかったよね? その気持ち絶対忘れちゃダメ。ChiChiも」
ChiChi「ハイ」
Sareee「こっからウチらがリングの上でしっかり見せていこうよ」
ChiChi「ハイ、正々堂々と」