タッグマッチ

安納サオリと飯田沙耶が組んでＨ.Ａ.Ｔ.Ｅ.の上谷沙弥＆小波組とタッグマッチで対戦。安納は上谷のワールド・オブ・スターダム王座、飯田は小波のワンダー・オブ・スターダム王座に12・29両国で挑戦。連日にわたる前哨戦だが、今回は赤と白の王者と挑戦者が正面からぶつかることとなる。
安納が飯田を制すると、上谷も小波を制してゴング。ロープワークでスタートし、安納がエプロンから誘いをかけてリングインしビッグブーツ、上谷がかわし、カカト落としもかわすと、中野たむポーズで挑発？　飯田のチョップを小波がかわして顔面をかきむしる。飯田はジャンピングチョップ、小波が側頭部を蹴り飛ばして場外に送り出す。場外戦で小波が飯田、上谷が安納を攻撃。小波は白いベルトを持ち出して飯田を殴打する。上谷は安納を鉄柱に叩きつける。14カウントで飯田が生還。小波が飯田にサッカーボールキック、片足でカバー。上谷が飯田の左腕を絞り上げる。小波も飯田の腕をロープにかけ、ワキ固めに移行。飯田がエルボー連打、小波がやり返しアームブリーカー。ブレーンバスターの掛け合いを飯田が制す。安納が小波にミサイルキック、ドロップキック。控えの上谷を落として小波にフィッシャーマン狙い。小波が切り返してサッカーボールキック，ＰＫ。上谷が安納にスワンダイブ式ボディーアタック、串刺しドロップキック。安納がビッグブーツ、上谷がこらえて二段蹴り。安納がこらえ、二段蹴りとビッグブーツの応酬に。上谷が顔面蹴りの連打から安納を倒して突進。安納がかわしてジャーマン。もう一発狙うが上谷がロープへ。安納はロープを蹴り上げてジャーマンも２カウント。安納はフィニッシュを宣言して、タンタンドル狙い。上谷が切り返し後方に投げつける。安納が延髄から投げっぱなしドラゴン。両者ダウン状態からタッチ。飯田と小波がエルボーの応酬。小波がミドル連打、飯田が逆水平連打。小波がカウンターのミドル、飯田がラリアット、ショルダータックル。10分経過。小波が返すとワキ固め。飯田が切り返して突進、小波がかわして上谷と連係攻撃、小波がＰＫ、ワキ固め、腕固め。しかし、飯田がエスケープ。小波の突進を飯田が止めて、安納の援護から飯田が飯田ロケット発射。小波が返すと、飯田はファイナルカット狙い。小波が切り返してスリーパー。飯田が持ち上げて叩きつけるとスライディングラリアット。上谷がカット。飯田はフィニッシュを宣言して、ブレーンバスターの構え。小波がレフェリーに当てて飯田にハイキック、白スプレー。飯田がかわすと安納が延髄、飯田がラリアット。飯田は小波に垂直落下。しかし上谷がカットする。飯田と安納が合体も、上谷がまとめてニールキック、場外へスワンダイブ式プランチャ。飯田が戻され、小波がコーナーから三角蹴り。飯田が返すと、小波がスリーパー。場外では上谷が安納を捕獲。飯田がエスケープし、15分経過。小波がバックを取ると上谷がドロップキック、小波がジャーマン。安納がカット。上谷が安納を場外へ。小波が飯田にトライアングルランサー。飯田が反転も２カウント。小波が顔面蹴り、バズソーキック。引き起こして顔面蹴りも飯田がかわして飯田橋、上谷のカットも間に合わず飯田が３カウントをゲットした。
飯田「おい小波、勝ったぞコノヤロー！　なにがまぐれだコノヤロー。アッシはなあ、テメエの足元にずっといるんだよ、コノヤロー。余裕ぶっこいてるのも今日までだぞ、コノヤロー。我々正規軍が、テメエらを必ず仕留めてやるよ。この腐りきったスターダムのリング、我々が変えるぞ。正規軍の反撃開始だ、コノヤロー！」
両者が乱闘。小波のスプレーを奪って飯田が噴射。飯田は自分の顔面も真っ白にする。
飯田「テメエのこんなスプレーなんぞ、いくら食らってもなあ、アッシはテメエにもう負けねえ！」
安納「私たちは反撃することをやめへん。12月29日、全部ひっくり返してやるからな」
飯田「わかったらテメエら帰りやがれ！」
小波「なんでテメエも白いんだよ」
飯田「ハイ、今日は正規軍、我々じゃなくてコズエンも前哨戦、勝ったな。大阪、次、来年２月ビッグマッチありますが、そのときは我々がベルトを巻いて明るいスターダムを提供いたしますよ。ちょうどいい時期に真っ白になりまして、こんなお祝いで締めたいと思います。アッシを信じて未来に輝け、達者でなー！」

飯田＆安納のコメント
飯田「小波、テメエのその顔欲に合ってるぞ。でもな、アッシの方が似合ってんだよ。なぜならば、アッシの方が白いベルトに合ってるからだよ。だからこの白もアッシの方が似合ってんだろ。今日は安納サオリと力を合わせて前哨戦勝ちました。これで喜んでる場合じゃないっていうのはわかってる。ここから」
安納が入ってくる。
安納「飯田、ありがとう。飯田と力を合わせるようになってホンマに心強い。同じ気持ちになってるっていうことがすごい力になってるし、私たちだけじゃない。さくららも朱里も、ほかのベビーのみんなもそう。みんな同じ目標を持ってこのスターダムを変えようと思って闘ってる、リングに立ってる。やってやろうよ」
飯田「やってやるぞ」
安納「飯田は、ワンダーのベルト。私はワールドのベルト」
２人が握手。