第8回GODDESSES OF STARDOM~タッグリーグ戦~
11月3日(土)新木場1stRING(観衆265人)
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○渡辺桃 |
5分59秒 |
羽南● |
林下詩美 |
小野崎玲皇 |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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木村花 |
6分42秒 |
スターライト・キッド |
○マリー・アパッチェ |
ナツミ● |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○中野たむ |
11分11秒 |
夏すみれ |
渋沢四季 |
“セッション・モス”マルティナ● |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○ビー・プレストリー |
7分35秒 |
小波 |
シャーダネー |
AZM● |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
7分14秒 |
米山香織 |
○鹿島沙希 |
ルアカ● |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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花月 |
13分6秒 |
ジャングル叫女 |
○葉月 |
刀羅ナツコ● |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○渡辺桃 |
5分59秒 |
羽南● |
林下詩美 |
小野崎玲皇 |
渡辺桃&林下詩美組はここまで2勝1敗で優勝争いの真っ只中。今回の相手は4戦全敗の羽南&小野崎玲皇だけに取りこぼしの可能性は低いと思われる。とはいえ羽南組はこれが最後の公式戦。ユニットも異なるだけに、2人でのタッグもひとまず見納めとなるだろう。それだけに有終の美を飾りたい気持ちが2人には大きいはず。ビッグルーキーと呼ばれる詩美への対抗心もある。自力未勝利ながらも小野崎には年末の新人王決定戦も意識しなければならないだろう。をだからこその熱戦に期待したい。すべては羽南と小野崎の頑張りしだいか。なお、第1試合に詩美が出るのはこれが初めてとなる。
羽南組が握手を求めるが桃組は応じず。先発は詩美と羽南。まずは詩美が羽南を何度もボディースラムで叩きつけていく。桃が控えの小野崎を場外に落としてから羽南にキックの連発。羽南が返すと桃はミドルキックとストンピングの連打。羽南がカウンターの払い腰からエルボー連打で自軍コーナーに追い込む。羽南と小野崎で次々と串刺しエルボー、控えの詩美にも見舞っていく。小野崎がエルボーの連打。小野崎は桃に走らせずにエルボーを続けていく。桃が羽南に串刺しドロップキックを連打。詩美がショルダータックルを3連発。マットに叩きつけるが羽南はカバーを返してみせる。桃が羽南を捕まえると詩美とダブルでドロップキック。詩美が羽南を一本背負い、桃が頭部へのキックを放つ。羽南が回転エビ固めも2カウント。ならばと逆さ押さえ込みから丸め込み、ダッシュすると桃がカウンターのハイキック。詩美が後方に投げスト桃が蒼魔刀。決まったと思われたが小野崎がカット。桃はフィニッシュを予告しBドライバー。詩美が小野崎を抑えている間に桃が3カウントをゲットした。羽南&小野崎組は5戦全敗でリーグ戦を終了した。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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木村花 |
6分42秒 |
スターライト・キッド |
○マリー・アパッチェ |
ナツミ● |
3戦3勝で向かうところ敵なしの木村花&マリー・アパッチェ組。3戦全勝を記録しているのはこのチームのみだけに、いまのところ死角は見当たらない。対するはスターライト・キッド&ナツミの“日墨未来のスターダム”。とくにナツミにはマリーとの母娘対決が待っている。母の目の前で、あるいは母に直接成長具合を見せつけることができるのか、あるいはルチャのマエストラに翻弄されてしまうのか。リーグ戦屈指の好カードでもある。
両チームが中央に歩み寄るが花組は握手せず。マリーとナツミの母娘対決が先発で実現。ロープワークからナツミがアームホイップの連続。場外に出たマリーがインターバルを取ってカムバック。マリーが打撃で倒すと花と共闘、ロープに固定しチョップを放つ。さらにダブルで攻撃しナツミの動きを止めにかかる。マリーはナツミに吊り天井。花もキッドを捕まえて吊り天井の競演。マリーはナツミをロープへ。ナツミがウラカンラナにいくがマリーが返す。替わったキッドがマリーにコルバタから串刺しドロップキック。花とマリーがダブルのブレーンバスターを狙うがキッドが切り返す。キッドはマリーに619。マリーが返すとキッドがダッシュ。マリーはトラースキックを顔面に放つ。花はキッドのクロスボディーをキャッチも丸め込まれる。キッドがエルボー連打も花がビッグブーツ。花はブレーンバスターでキッドを叩きつける。キッドが返し、「ふざけんな!」とネックスクリュー。ナツミが花の串刺しダブルニーを食らうも突進をキャッチしエル・ヌドに捕らえる。そこにキッドとドロップキックの挟み撃ち。5分経過。しかし花が2人まとめてドロップキック。マリーがナツミに串刺しラリアット、サマーソルトドロップ。ナツミが返すとマリーはゴリーボムの構え。ナツミが切り返しアームホイップ。マリーが返すと、ナツミとキッドがブレーンバスターを狙うが反対に投げられる。マリーと花がダブルのカカト落とし。ナツミが返すとマリーはフィニッシュを予告しみちのくドライバー。ナツミが返せず、花&マリー組は無傷の4連勝を飾った。
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○中野たむ |
11分11秒 |
夏すみれ |
渋沢四季 |
“セッション・モス”マルティナ● |
中野たむ&渋沢四季組は3連敗で優勝戦線から脱落。しかし全敗では終われないだろう。中野にはアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取した現王者の意地もある。もちろん、負けっ放しの渋沢も同様だ。相手は連勝がストップした夏&マルティナ。しかしここで息を吹き返す可能性は十分。夏組が勢いを取り戻すか、それとも中野組が足を引っ張り一矢報いるか。
夏&マルティナはマネジャーの山口菜緒とともに登場。2人はリング上で踊り狂い、ダウンする。渋沢と夏の先発でスタート。ロックアップから腕の取り合い。夏がネックロックにとり絞り上げる。渋沢がコーナーに追い込み抜け出すとエルボーを連打。夏がコーナーに振って串刺しエルボーから後頭部に蹴りを入れる。夏は渋沢をロープに振るがコルバタを食らう。渋沢は串刺しドロップキックからボディースラム狙い。しかし夏が反対に叩きつける。夏は渋沢をコーナーに叩きつけニーを突き当てる。中野がカットに入るとマルティナが介入し夏と合体。2方向でブロンコバスターを決めると、渋沢に2人がかりでのブロンコバスターも決める。マルティナが渋沢に旋回式サイドスラム。渋沢が返すとマルティナはブレーンバスター。渋沢が返すと、替わった夏が顔面に足を突き立てる。中央にもっていくとボディースラムからキャメルクラッチ。中野がカットに入るもマルティナが阻止。夏は引き続きサブミッションで渋沢を捕獲する。夏は「動けよ!」と挑発。ネックロックに切り替えると、抵抗する渋沢にビッグブーツ。渋沢がエルボーで向かっていくと夏もやり返す。夏は渋沢を挑発。渋沢がなおもエルボー連打で向かっていく。これも夏がやり返していく。渋沢が立ち上がりエルボー連打、張り手も連打する。夏が受けて立つとニーを連打し、ロープに振る。渋沢はネックブリーカーから腕を取ってサブミッション。マルティナがカットに入るも中野が阻止に成功。渋沢が腕を極めるが夏がロープへ到達。渋沢はドロップキックから中野に託す。中野は夏にドロップキック。マルティナが乱入するが中野が2人にキックの連打。渋沢を呼び込み2方向で突進もかわされる。しかし2人にネックブリーカードロップ。夏が中野にブレーンバスター。マルティナが中野に打撃の連打、ヘッドバット、ネックスクリュー。中野が返すと、マルティナがキックをかわしてバックを取る。中野が切り返し突進もトラースキック、コードブレーカーを食らう。マルティナがコーナーに上がると渋沢がカット。夏が阻止しようとするが中野がトラースキック。中野はコーナーのマルティナを落としてダッシュ。夏が止めるとマルティナが酒を噴射も誤爆する。渋沢のミサイルキックから中野がデスティニーハンマー。バックドロップとネックブリーカーが合体も夏のカットが間に合う。渋沢が夏にDDT。中野がマルティナにバイオレットシューティング。これで3カウントが入り、中野&渋沢組が初勝利を挙げた。
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○ビー・プレストリー |
7分35秒 |
小波 |
シャーダネー |
AZM● |
小波&AZMvsビー・プレストリー&シャーダネー組の公式戦は、クイーンズクエストの同門対決。日本の本隊である小波&AZM組と、英国支部のプレストリー&シャーダネー組が激突する。小波組は五分、プレストリー組は勝ち越しをかけての一戦だ。
両チームがクリーンに握手をかわし、AZMとシャーダネーが先発で対峙する。場内はアズミコールで、アズミが手を上げて挑発。シャーダネーが手を上げるとアズミはコーナーに上がって相手を誘う。それでもシャーダネーは余裕で届きアームホイップ。AZMがドロップキック連打もシャーダネーがこらえてみせる。するとAZMはドロップキックと思わせて張り手を放つ。怒ったシャーダネーは高々とボディースラム。AZMが返すと、シャーダネーは変型卍固め。プレストリーが左腕を捻り上げグラウンドで踏みつける。引き起こすとさらに左腕を取ってから両腕を固めていく。プレストリーがロープに振るとAZMが丸め込み。小波がプレストリーにミサイルキック。コーナーに突進してきたプレストリーにぶら下がり式腕十字から腕固め。シャーダネーがカットに入ると、小波は2人まとめて腕固めの餌食にしてみせる。さらに小波は三角締め。しかしプレストリーがリフトアップし叩きつける。それでも小波は突進を捕まえて腕十字。小波がスライディングキックもプレストリーが頭部へのキックを連打。小波もやり返すと両者ダウン状態。プレストーニタッチをさせず小波がジャーマン。AZMがプレストリーに飛びついて卍固めから丸め込み。AZMはブレーンバスターを狙うがこらえられる。プレストリーがダッシュすると小波が援護しAZMがフィッシャーマン。AZMが小波の援護を得てジャックナイフ。AZMの突進をシャーダネーがキャッチしスープレックスで叩きつける。シャーダネーはAZMを担ぎ上げプレストリーがフットスタンプ。しかし小波のカットが間に合う。AZMがプレストリーにエルボー連打。ウラカンラナを狙うがプレストリーがパワーボム。プレストリーはAZMにカーブストンプ。AZMが返せずプレストリーが3カウントを奪った。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
7分14秒 |
米山香織 |
○鹿島沙希 |
ルアカ● |
STARSvsJANの図式でもある岩谷麻優&鹿島沙希組vs米山香織&ルアカ組の公式戦。米山組は3敗を喫し、すでに優勝争いから脱落。しかし岩谷&鹿島の前ゴッデス&現アーティスト王者組を撃破し足を引っ張ることにでもなれば、とくにルアカには大きな自信となるだろう。それだけに、将来のスターダムを考えれば決して意味の少ない試合とはならない。岩谷組は決勝進出のためにも確実に2点をゲットしておきたい試合。取りこぼしは許されないが…
入場時、岩谷と鹿島がロープに上がりアピールすると米山がロープを揺する。「(プロレスリングイラストレイテッド誌9位)」の声に岩谷は「ありがとう」。ジャングルの気合いを入れた米山とルアカが奇襲を仕掛け試合開始。米山は岩谷と鹿島にまとめてクロスボディー。ルアカが岩谷にショルダータックルの連発。岩谷に「オマエがいけ!」と挑発し受けて立つと、ショルダータックルで吹っ飛ばす。しかし岩谷はボディースラムからサッカーボールキック。鹿島がルアカにストンピング連打。鹿島はスリーパーで動きを止めにかかるが米山が背後からスリーパー。岩谷も加わり数珠つなぎに。鹿島はルアカにロープ際でフットスタンプの連続。岩谷と鹿島が自軍コーナーに捕獲し2人でルアカを攻撃。岩谷はルアカを引き起こし、ブレーンバスターの構え。ルアカがこらえると岩谷は手刀を振り下ろす。ロープに振るがルアカがクロスボディー、米山がセントーン。かわした岩谷は鹿島と合体。しかし米山がドロップキック、セントーンで2人相手にたたみかける。さらに岩谷にモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ。岩谷はトラースキックでお返し。鹿島が入るとアームホイップからビッグブーツを後頭部へ。鹿島がダブルアームの体勢も米山が切り返しコーナーに叩きつける。ルアカが控えの岩谷を吹っ飛ばし米山と共闘。ルアカのコンプリートショットから米山がニーアタック、ルアカがビッグブーツ。5分経過。鹿島がルアカを丸め込むが2カウント。バックの取り合いから米山が2人を丸め込む。そこからルアカが鹿島にエビ固め。岩谷と鹿島のキックが同士討ち。JANがSTARSをマットに叩きつけるが2カウント。鹿島がルアカにビッグブーツ、ダブルアームスープレックスからホールドする。しかし米山のカットが成功。岩谷は米山を場外へ。岩谷と鹿島が連係でルアカを攻める。岩谷がフロッグスプラッシュ、鹿島がダイビングフットスタンプ。これで3カウントが入り、岩谷&鹿島組の勝利となった。
岩谷&鹿島のコメント
岩谷&鹿島「勝ちましたー!」
岩谷「現在6点! 博多を勝てば」
鹿島「決勝?」
岩谷「決勝いけるよ」
――花&マリー組が現時点で8点。博多で花組が1点でも取れば、岩谷組がこの大会で2点を取っても、決勝進出。
岩谷「自分たちが試合する前にもしかしたら決まっちゃうかもしれない?」
――試合順にもよるが。
鹿島「……」
岩谷「……。2回闘うというのはリーグ戦ではないから…」
鹿島「どうしよう? アイツらが勝ったら私たちの決勝はなくなってしまうと」
岩谷「点数を気にしてても仕方ないからさ、とりあえず博多で勝つってことだけを目標にしよう」
鹿島「そうだね」
岩谷「いまはなんかわかんない点もあるから」
鹿島「お客さんもわかってないよ。わかってない、わかってない」
岩谷「公式がちゃんとそういうのを報告しないとね」
鹿島「お願いしますよ」
岩谷「報告してるんだろうけどね」
鹿島「あ、そっか。今の時代なんてみんなね、SNSなんて見てないから」
岩谷「見てるよ、SNS時代だよ、みんな。みんなツイッターしてるよ、ポチポチしてるよ。ツイッター見た? 世界9位なんだよ」
鹿島「なんの?なんの?」
岩谷「(プロレスリングイラストレイテッド誌の女子プロ)世界ランキング9位なんだよ」
鹿島「世界の美しい女性みたいな?」
岩谷「キャハハ!」
鹿島「9位?」
岩谷「すごい、ヤバくない?」
鹿島「ヤバいね、世界でしょ」
岩谷「そうだよ、だから日本(の団体所属選手)で1位だよ」
鹿島「じゃあ、もうウチら勝ったじゃん」
岩谷「沙希ちゃんとか圏外だよ、まだ。ギャハハ」
鹿島「そんなこと言う? 圏外かあ」
岩谷「どうこの、世界9位の女を横に連れて。どういう気持ち?」
鹿島「ちょっと博多に備えてトレーニングしてくるわ」
鹿島が退席。
岩谷「あのね、博多関係ないんで、もう得点は。とりあえずキッドとナツミから勝ちたいと思います」
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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花月 |
13分6秒 |
ジャングル叫女 |
○葉月 |
刀羅ナツコ● |
メインはレッドゴッデスのトップをいくゴッデス・オブ・スターダム王者チーム、JANのジャングル叫女&刀羅ナツコ組と、大江戸隊の花月&HZK組が対戦する、ブロックの天王山。赤いベルトの王者である花月を叫女は意識して闘うだろう。勝った方が決勝進出に向けて大きく前進できる大一番だ。
先に入場の大江戸隊が全員でダンス。リング上には試合をおこなう花月と中野だけが残る。そのためJANの入場で踊り狂う夏の姿は、なし。花月と葉月は腕組みで叫女組の入場を待つ。叫女とナツコはゴッデスのベルトを誇示。花月は「ちゃんと前足もチェックしろよ」と村山レフェリーに要求。ナツコが「いきます自分」と先発を買って出る。試合はナツコvs葉月でスタート。バックの取り合いから花月が足を取ってグラウンドへ。グラウンドの攻防でナツコが手足を固める。花月がピコピコハンマーで乱入し、葉月を救出。すると葉月はハリセンでナツコを殴打。花月がナツコに水をかけて顔面を蹴飛ばす。花月はさらに「どこがチャンピオンなんだよ」と挑発。ナツコはショルダータックル。花月がダッシュすると叫女がリング下から足を引っ張る。場外戦となるが、セコンドの介入からリング下では大江戸隊が優勢に。それでも逆転しリングに戻るとJANが連係で花月を攻める。ダブルのボディープレスを返した花月に叫女がストンピングからヘッドロック、背後からのドロップキック。花月が返すと、叫女は首4の字固め。花月がエスケープすると叫女は低空ラリアット。5分経過。花月が顔面をかきむしり、ロープを利用して叫女を押え込む。葉月が叫女に顔面ウォッシュからフルネルソンバスター。叫女が返すと葉月はフェースロックへ。叫女がロープへ到達。葉月は二段蹴りをかわされるもDDT。花月が叫女にミドルキックの連打。叫女がコーナーの花月の足を引っ張りマットへ叩きつける。エルボーの打ち合いから叫女がラリアット。かわした花月がミサイルキック、串刺しエルボーアタック。叫女が串刺しラリアットからスライディングラリアット。叫女は花月を引き起こすが花月がバックキック、ミドルキック。叫女がこらえてエルボー。花月もこらえるがラリアットを食らう。つづく叫女のラリアットで両者ダウン。ともにタッチを交わしナツコと葉月が激突。ナツコのショルダータックル連打を葉月がこらえる。葉月が突進するとナツコがショルダーで吹っ飛ばす。10分経過。葉月がコードブレーカーからダイブ。ナツコがかわしてニーリフト。叫女と合体の串刺し攻撃。ダブルのブレーンバスターで葉月を叩きつける。ナツコがレッグラリアットも葉月がクリアー。ナツコは葉月を引き起こし担ぎ上げる。かわした葉月が突進するとナツコがスピアを叩き込む。ナツコは葉月を担いでカミカゼ、フロッグスプラッシュ狙い。花月がカットし葉月が雪崩式狙い。叫女がパワーボムで叩きつけナツコがフロッグスプラッシュでつづく。残り3分。ナツコは葉月を引き起こし昇天を狙う。ところが丸め込んだ葉月が3カウントをゲット。花月&葉月組がゴッデス王者を破った。マイクを取ったのは山口:
山口「新木場のオマエら、オツカレーショーン。今日もなおたん率いる大江戸隊を応援してくれて、サンクスモニカー! 今日もしっかり大江戸隊がね、勝ちを決めてくれて、もしもこんなバカブタとズンムクが勝ってたら、新木場がホワイトキックだったにゃーん!」
叫女「今日の負けは、認めます。この負けは、大きいと思います。だけど、優勝ができないって決まったわけじゃない。明日、自分たちが優勝したら、最初の(ゴッデス王座)挑戦者は花月と葉月、アンタたちを指名するから。次はもう隙を作らない、いや、作らせない。最初の自分たちの防衛相手としてリングに沈んでもらいます」
葉月「おいデブ。今日の負けを認めたんでしょ。ねえ。優勝したらとか言ってんじゃねえよ。オマエら優勝するわけないだろ、ボケ! なあ、花月」
花月「ハイ」
葉月「優勝するのはウチら月だよな。わかってるよな?」
花月「ハイ」
葉月「明日の最終戦、絶対勝つよな」
花月「ハイ」
葉月「いいたいこと一緒でしょ」
花月「ハイ」
葉月「博多、明日来るヤツも来ねえヤツも、結果だけ楽しみにしとけよ。なあ、奈緒」
山口「ワン!」
葉月「じゃあ、締めよか?」
大江戸隊で密談。
大江戸隊「大江戸隊を信じて明日もテキトーに頑張ろう。ウイー・アー・大江戸隊!」
花月&葉月のコメント
葉月「タッグリーグ、ゴッデスチャンピオンとの試合、勝ちましたよ。当たり前だけどね」
花月「当たり前ですよ。葉月さんが締めてくださったので」
葉月「そうだよね」
花月「ありがとうございます」
葉月「まあ休んどけばいいんじゃない? とりあえずは」
花月「ハイ。ありがとうございます」
葉月「リーグ戦あと1試合と決勝の1試合、あと2戦。勝てば優勝ですから」
花月「ハイ」
葉月「早かったね」
花月「ハイ」
葉月「まあアイツら偉そうなこと言ってたけど。優勝したら挑戦者に一番目に選んであげる的な? 勝手なこと言ってんじゃねえよ。今日、勝ったんだからな」
花月「ハイ」
葉月「あんなのに興味ないけどな」
花月「ハイ」
葉月「挑戦してもらいたいんだったら丁寧に土下座してもらおうかな」
花月「ハイ」
葉月「言いたいことは?」
花月「葉月さんが全部言っていただきました」
葉月「ね?」
花月「ハイ」
葉月「質問は?」
――ハイ。
葉月「今日は、ない。じゃあ、お疲れさまでした!」
花月「ありがとうございました!」